SW2.5 CP:冒険をしよう〜砂の砦からの脱出〜

escape10『300年前からの手紙』



GM:ANIGR

PC:「グレン・ネルス」(キャラシート)PL:jyona
PC:「藍花(ランファ)」(キャラシート)PL:せにすち
PC:「モーグ・メタラージ」(キャラシート)PL:ジェンガ
PC:「イディー」(キャラシート)PL:Wolfram
PC:「シアストリス」(キャラシート)PL:seveer

メイン 見学

本作は、「著:北沢慶/グループSNE、KADOKAWA」が権利を有する『ソード・ワールド2.0/2.5』の二次創作作品です。
(C)Group SNE 「ソード・ワールド2.0/2.5」



『目次一覧』



Index

  • エリア:地下−七色の自由団アジト
  • エリア:墓地
  • 王墓への道のガーディアン戦
  • 王墓
  • イーシスの都
  • 300年前の邂逅
  • イーシスの都の夜
  • 夢の終わり
  • 300年前のガーディアン戦
  • "砂の神"セトナクト
  • 300年前の撤退戦
  • "王女"イシストリア・イーシス
  • 仇の大型ガーディアン戦
  • 継承
  • エリア:地下−七色の自由団アジト
  • エリア:奴隷街−タヌキ亭
  • "将軍"ホルド
  • 感想戦+リザルト



  • プリプレイ




    ヴォーダンの話−アサルの計画 「これからの話しは全てアサルからの伝聞だ。専門用語が多くてその……オレ自身分からない部分はそのまま話す」

    偉大なる遺産は巨大な機械からナノマシンに至るまで全て、オシリスと呼ばれる一本の剣によって制御されている。

    だがオシリスによる遺産の制御には綻びがある。それがその"球"だ。
    その球は、オシリスとは別で遺産たちに命令できるバックドアのような機能を持っているのだ。

    だが球があってもそれだけでは遺産を操作する事ができない。
    操作にはかつては街の王族と研究者が持っていた権限が必要になる。

    その権限はお前の腕輪のようなデバイスに登録されるものらしいが、所有者本人でなければ使えない。
    そこで、新しい権限者……王族としてシアを登録する。

    そして、それが出来るのは『王家の墓所』だそうだ。お前達には心当たりはあるか?

    だが、『砂の神』という存在はアサルも首を捻っていた。あれは何なんだ? 偉大なる遺産と関係があるのか?
    これにはどう考えても魔導機の操作に熟達した人間が必要そうだが……。まあ、イディー教授がいれば大丈夫だろう


    冒険者の意見 「王家の墓所」に向かいシアストリスを権限者として登録する




    GM:お時間になりました
    GM:点呼!
    グレン・ネルス:ヴォー
    シアストリス:スナ
    イディー:ウサー
    モーグ・メタラージ:ミ
    藍花:カニー
    GM:今日もお集まりいただきありがとうございます。
    それでは始めていきましょう。

    藍花:よろしくお願いいたします
    GM:◆◆◆
    GM:オート王国ゼンセより北に位置する”砂の砦”
    蛮族が支配し神と竜の謎が眠るこの街で、君達の命を賭けた冒険が始まる。

    GM:SW2.5キャンペーン 冒死よ! 第一部最終話『300年前からの手紙』
    GM:◆◆◆




    エリア:地下−七色の自由団アジト


    GM:【七色の自由団・アジト】
    GM:さて、前回のウォーダンとの和解?会話が終わったあと。
    君達は本格的なアサルの計画の説明をしてもらう前に、全員傷の手当を兼ねて時間をとることになった。

    GM:この本拠地にいるだけで君達の傷口にはキノコの胞子が群がり、菌糸が傷を縫合し塞いでいきます。
    GM:全員HP・MP全回復状態で開始です
    シメジ:「あはは〜、あのお爺さん将軍も当分ダウンしてそうだし、ゆっくりしてってよ」
    藍花:大丈夫?このシナリオおわったらキノコゾンビになってない?
    モーグ・メタラージ:こわ〜
    GM:(シークレットダイス)
    <Secret-BCDice:GM>:(シークレットダイス)
    GM:大丈夫でした
    藍花:!?
    シアストリス:なんかあるんかい!
    イディー:よかった
    グレン・ネルス:何が大丈夫!?
    シメジ:「あたしがファンブル振ったらバイオハザード回にしてもよかったかなって……」

    藍花:「ぅぇ……」若干顔を顰めながら自らの身体の胞子を見る。
    モーグ・メタラージ:「何言ってんだコイツ」
    シメジ:「あ、大丈夫大丈夫! 由緒正しいドイルドの魔法だから!」
    シアストリス:「いいね」自分の身体をぽふぽふ叩いた。胞子が舞う。
    シメジ:「目に見えないくらい小さな植物?が、ここを綺麗にしたり匂いを消したりしてくれてるんだ。ほら、下水道なのに全然匂いしないでしょ?」
    グレン・ネルス:「ドルイドってそんな魔法だったっけ……」
    イディー:「まぁ、傷が癒えるならいいじゃないか」
    シメジ:「そうそう」
    藍花:すんすんと鼻を鳴らす「確かに臭くない、かも」
    モーグ・メタラージ:「見えない植物ねぇ(森の遺産も関わってんのか?)」
    シアストリス:「普段から同じような方法で治してるから、ただちに健康にひがいはない。」
    グレン・ネルス:「長期的には!?」
    ホルス:「ただちに影響はナイ」

    シアストリス:「すぐには何も起こらない。」
    シアストリス:グレンを諭した。
    藍花:「すぐには……?」
    ホルス:『セーフ』
    グレン・ネルス:「そうか……」
    藍花:「ま、まぁシアちゃんとホルスがそういうなら……」
    モーグ・メタラージ:「果てしなく不安だが、まぁ魔改造よかマシだろ」
    イディー:「どうせいつ死ぬかもわからないんだ。先のことを考えるだけ無駄だよ。」
    GM:ウォーダンも傷の手当をするといって、一時的に自室に戻っています。
    GM:イーシス……シアの姓と血筋が分かったところでもあります。
    ウォーダンが戻ってくるまで今後どうするかやらなんやら、少し仲間内で話しましょうか。

    藍花:「それより、シアちゃん、本当に姫様だったんだね」
    シアストリス:「そうらしい。」
    藍花:「すごい」
    シアストリス:「すごい。」
    モーグ・メタラージ:「末裔もいいとこだろ、それ自体はそうすごかねぇと思うぞ」
    藍花:「そうなの?」
    イディー:「すごいのは、遺産にアクセスすることが出来るという点だ」
    シアストリス:「藍ちゃん、気にしないで」
    藍花:「わかった」
    モーグ・メタラージ:「イディーはそっちに食いつくよなそりゃ……」
    シアストリス:「平民のひがみなんて、高貴なるわたしにふさわしくない。」
    シアストリス:しゃら…(髪をなびかせる)
    グレン・ネルス:「王族の血を引いてるってだけなら街の外にはいっぱいいるしな」
    ホルス:『心が強ェ姫様ナノカ?』
    藍花:「おお……」シアの高貴な感じに小さく拍手する。かちかち。
    シアストリス:「おとうさまの昔話に出てきた、最終的に石像になっちゃうお姫様のセリフ。」
    グレン・ネルス:「なんか妙に似合ってて腹立つな……」
    モーグ・メタラージ:「はぁ、まぁ扱いを変える必要はなさそうで結構だ」
    藍花:「そ、れはダメだからね」
    藍花:「ちゃんとシアちゃんのままでいて」
    藍花:思わず両肩を掴む
    シアストリス:「わかった。」
    藍花:「……うん」
    イディー:「以前見た映像にいた緑の神の女性、アサル、そして、砂丘で出会った女性」
    イディー:「アサルは残念だったが、遺産を作ったとみられる3人のうち2人とかかわりがあるというわけだ」
    ホルス:『ウム』ホルスがイディーのマネをして頷く。
    モーグ・メタラージ:「そうなるな、ついでに言えばモリィも関わりがありそうだが」
    シアストリス:「イヤリングをもってた」
    グレン・ネルス:「あのイヤリングなんなんだろうな」
    藍花:「あとあの博士のお爺さん」
    イディー:「そこだよ、モリィがなぜ遺産にアクセスできるのか…」
    シアストリス:「私を姫と呼んだ人」
    藍花:「そうそう」
    藍花:「きっと関係ある、よね」
    シアストリス:「ん。話を聞きたい相手が増えた。」
    モーグ・メタラージ:「アイツもアサルと面識がある様子だったんだ、当時の知り合いか何かじゃねぇか?」
    イディー:「恐らくあの博士が一枚噛んでいるんじゃないかとは思うが…まだわからないことだらけだね」
    シアストリス:「ハカセは私をアサルだと思ったり姫だと思ったりしてた。」
    シアストリス:「混乱してるなら、今会話しようとしても上手くいかないかもしれない」
    藍花:「そう、だね」しょんぼり
    グレン・ネルス:「治る見込みは今のところなさそうだが……」
    イディー:「残念ながら今生き残ってる人間でまともに会話が出来そうなのがいないのが辛いところだね。かたや記憶喪失、かたやボケ老人だ」
    モーグ・メタラージ:「となりゃ、結局俺らにできるのは遺産を探るのが第一ってわけだ」
    シアストリス:「モリィと話すのは、そもそもたいへん。」
    シアストリス:「話が通じて、遺産と関わりのある人。」
    藍花:「うーん……」
    イディー:「あとはヴォーダン君がどれだけ情報を持っているかだね。」
    モーグ・メタラージ:「まぁ待て、ヴォーダンが言ってた墓所とやらのこともある」
    藍花:「アレって××のところのことなのかな」
    ヴォーダン:そうこう話していると、そのウォーダンが現れた。
    頬に大きな絆創膏が貼ってある。

    シアストリス:「ヴォーダン。」
    モーグ・メタラージ:「それっぽい気がするが……ぉ」
    ヴォーダン:「ん、お前ら全員揃ってるな」

    藍花:「……おはよう、ウォーダン」一瞬声が険しくなり、すぐにいつもの無感情に戻る
    モーグ・メタラージ:「あぁ、植物とやらのお陰で直りがはえぇわ」
    シメジ:「えへん!」
    シアストリス:「私もこういうの欲しい。」
    ホルス:『モウモッテル!』
    イディー:「もうあるでしょ」
    グレン・ネルス:「破れたパンツも直ったし問題なしだ」
    ヴォーダン:苦笑いすると、ウォーダンは君達を見回した。
    「それじゃあ、続きを話してもいいか? アサルの"計画"だ」

    モーグ・メタラージ:「おう」
    イディー:「あぁ、聞かせてくれ」
    藍花:「うん」
    グレン・ネルス:「あいよー」
    シアストリス:「わかった。」
    ヴォーダン:「これからの話は全てアサルからの伝聞だ。時間がなくてしっかり聞き取ることもできなかったし、専門用語が多かったからな、わからない部分はそのまま話す」
    ヴォーダン:「『偉大なる遺産は巨大な機械からナノマシンに至るまで全て、オシリスと呼ばれる一本の剣によって制御されていた』アサルはそう言った」
    ヴォーダン:「正確に言えばそれは剣ではない。街の全ての魔導機を制御する、中枢装置」
    ヴォーダン:「いま、蛮族が偉大なる遺産を自由に扱えるのはそれを手にしているから……だそうだ」
    モーグ・メタラージ:「ふぅん……だがよ、自由たって連中も全部掌握してるようにぁ見えねぇぜ」
    シアストリス:「ほとんどほったらかしみたいなのもあった。」
    ヴォーダン:「ああ」ウォーダンはモーグの言葉に頷く。「オシリスによる遺産の制御には綻びがある。どういうわけか、制御がままならないような状態のようだ」
    イディー:「ほう」
    ヴォーダン:「アサルは、その綻びこそが……"球"だと言った」
    藍花:「……。」
    ホルス:『ピ?』
    モーグ・メタラージ:「なるほど、あっちが優位とはいえ十分に勝算があると」
    シアストリス:「ホルス?」
    グレン・ネルス:「球……」
    ホルス:ホルスは首を傾げているままだ。
    ヴォーダン:「アサル曰く、起動した球は、オシリスとは別で遺産たちに命令できるバックドアのような機能を持っている……らしい」
    ヴォーダン:「そろそろここからオレには分からない話になってきたが、イディー教授なら分かるか?」
    シアストリス:「ばっくどあ」
    モーグ・メタラージ:(あー……なるほど、何度かあった都合のいい現象はそういう)
    藍花:「どう、イディー?」
    イディー:「あぁ、バッチリわかっている」
    藍花:「え、ほんと?」目を丸くさせる
    シアストリス:「すごい」
    グレン・ネルス:「ほんとだろうな……」
    イディー:「もちろんだとも」
    モーグ・メタラージ:「そのセリフ言われると逆に怪しく聞こえてくるんだよな……」
    GM:練られると困るので判定はしません(安心)
    イディー:安心だ
    ヴォーダン:「……だが球があってもそれだけでは遺産を操作する事ができない。
    操作にはかつては権限が必要になる。街の王族と研究者が持っていたという」

    イディー:「ふむふむ…」
    シアストリス:「王族と……研究者」
    イディー:「まぁ、バックドアを誰でも使えるようにするわけはないからね。」
    ヴォーダン:「ああ」ウォーダンは頷くと、シアの腕を見た。
    「その権限はその腕輪のようなデバイスに登録されるものらしいが……デバイスの所有者本人でなければ使えないらしい」

    藍花:「腕輪……」シアのものを見る
    シアストリス:ローブを捲って腕輪を露出する。
    ヴォーダン:ウォーダンは頷いた。「王族の生き残りが代々受け継いでいるとは眉唾ものだったが……」
    ヴォーダン:「その腕輪に新しい権限者としてシアを登録する」
    グレン・ネルス:「できるのか?」
    シアストリス:「ちゃんと受け継ぐってこと?」
    ヴォーダン:「そういう……こと、だと思う。アサルは出来ると言っていた」
    ヴォーダン:ウォーダンは腕を組む。彼にも確信はないのだろう
    藍花:「どうやるんだろう?」イディーを再び見る
    イディー:「フムフム…。まだ完全ではないということか。」
    モーグ・メタラージ:「そこでチラッと言ってた……墓所ってのが出てくるわけか?」
    グレン・ネルス:「うーむ、まあできなかったらその時考えればいいか……」
    ヴォーダン:「ああ、そうだ」
    シアストリス:「……。」脳裏に両親の声が浮かぶ。受け継ぐということは、両親の死を受け入れるということ。「……可能なら、やる。」
    イディー:「ボクの推測では腕輪にシア君の血が掛かって活性化したように見えたからね。あの時点で登録されたのかと思ったが…」
    ヴォーダン:「その登録……受け継ぐことが出来るのが、『王家の墓所』だそうだ」
    イディー:「十分制御できていないところを見ると本格的な登録が必要ということだろうね」
    ヴォーダン:.
    藍花:「シアちゃん……」心配そうにシアを見ている
    ヴォーダン:「ええ、イディー教授が言うならそうなのでしょう」
    ヴォーダン:「ただ、王の墓所はアサルは街の北東にあると言っていたが、街の北東は有数の危険地帯……」
    ヴォーダン:「場所の特定もまだ出来ていないというのが現状だ」
    イディー:「問題ないよ。場所の予想はすでについている」
    モーグ・メタラージ:「……まぁ、心当たりはあるな」
    藍花:「ん」
    ヴォーダン:「なんと、流石教授。もうそこまで調べていたのですね」
    グレン・ネルス:「北東か……」ダルクレム神殿かな? と思っていた
    シアストリス:「たぶん大丈夫。」
    イディー:「あぁ、下水からも近い。移動も楽だろう。ワニが出なければ。」
    シアストリス:「たのしみ。」
    モーグ・メタラージ:「あほ、出た後の方が問題だろアソコは」
    藍花:「危ないとしたらグレンとモーグだと思う」
    イディー:「なに、アレには報酬をもらいに来たと言えばいいじゃないか。周りの失敗作は…まぁ、問題だが」
    モーグ・メタラージ:「……アレの声の対策は準備してある、まぁなんとかするわ」
    ヴォーダン:「心当たりがあるならなによりだ」
    藍花:「そうなんだ、なら安心……かな」
    グレン・ネルス:「特に対策はしてないがなんとかする」
    藍花:「えぇ……?」
    イディー:「よし、目標は決まったね。シア君を立派なお姫様にしに行こうじゃないか。」
    ヴォーダン:「本当は俺もついていきたいところだが……」ウォーダンはそういうと君達を見た。
    シアストリス:「?」
    ヴォーダン:「下手についていくよりは、お前達に任せたほうが良さそうだな」
    ヴォーダン:ヴォーダンは少し自嘲したように笑う。
    イディー:「君はレジスタンスとしてやることがあるだろう。」
    藍花:「まだ万全じゃないのに着いてこられても困る」
    イディー:「将軍とか、再編とか。」
    モーグ・メタラージ:「ハ、そりゃその死に体じゃな」
    シアストリス:「ん。なんとかして、すぐ戻る。」
    ヴォーダン:「ああ。お前達のお陰で奴隷の首輪も手に入った。戻る頃には仕上げておこう」
    ヴォーダン:「将軍の治療も任せてくれ」
    ソコ:「あれっ、グレンさんたち出発するんすか!?」

    藍花:「あ、ソコ」
    グレン・ネルス:「ああ、そろそろここを出る」
    シアストリス:「ソコだ。」
    ソコ:「ソコっす」
    モーグ・メタラージ:「おう、もう行くわ」
    グレン・ネルス:「すまんなパンツの修繕なんかさせて」
    藍花:「……。」ススス……
    モーグ・メタラージ:「……」距離を取った
    イディー:「年頃の女の子に何させてんの?」
    ソコ:「わ、私で役に立つならこれくらいいつでも……」
    ソコ:ソコは顔を染めている。
    シアストリス:わ、わざわざ人前で!
    シメジ:「うっわ……」
    ヴォーダン:「…………」
    モーグ・メタラージ:「コレはXXに差し出した方が良いんじゃねぇか?」
    グレン・ネルス:グレンを中心に半径5mの輪ができた
    ヴォーダン:「シア、身の回りには気をつけるんだぞ」
    藍花:「……シアちゃん」ちょいちょいと手招きしている。グレンの側は危険だ。
    モーグ・メタラージ:「ちゃんと見張っとけよ、ランファ」
    シアストリス:「? わかった。」あまりわかってない。
    GM:お父さんとお姉さんから心配されているの図
    ソコ:「??」
    ソコ:「あ、それと朝ごはん作ったところなんで持ってってくださいっす!」
    ソコ:君達は柔らかいパンで作ったサンドイッチを手に入れた
    グレン・ネルス:「お、そりゃありがたい」
    イディー:「わぁ、柔らかいパンだ」
    藍花:「ふ、ふわふわ」
    ソコ:「えへへ、料理は得意で……。頑張ってください!」
    シアストリス:「レア。」
    モーグ・メタラージ:「お、マトモな飯だ」
    モーグ・メタラージ:「ありがとよ」
    グレン・ネルス:「毎日作ってほしいくらいだな、ありがとよ」
    シアストリス:三分の一をもぎって仕舞った。
    ソコ:「! どうもっす!」
    藍花:「……。」さらにグレンから離れた
    ヴォーダン:「やれやれ……」
    イディー:「いってきますのチューはいいのかい?出発するよ、グレン君」
    ヴォーダン:「幸いここは下水道だ。街の4方向に通じている」
    グレン・ネルス:「チュー!?!?!?」
    シアストリス:「声が大きい。」
    モーグ・メタラージ:「うるせぇ」
    グレン・ネルス:「すまん」
    藍花:「先行ってた方がいい?」視線がだいぶ冷たい
    ソコ:「チュ、チュ、チュ、チューって……!?!?!?」
    ヴォーダン:「……」
    ヴォーダン:「頼んだぞ、無事に帰ってこい」
    イディー:「いってきまーす。」
    モーグ・メタラージ:「はぁ……あぁ、またな」
    藍花:「ん、またね」
    ヴォーダン:「……ああ、そうだ。シア」ウォーダンが立ち去りかけた君達を呼び止める
    シアストリス:「ん。」
    シアストリス:振り向いた。
    藍花:「何?」合わせて振り向く
    ヴォーダン:「"砂の神"という存在はアサルも知らなかった」
    ヴォーダン:「お前に加護を与えているのが何かは分からないが、頼るなら相手はよく選べ」
    シアストリス:「大丈夫。」
    シアストリス:「信じられる方を信じてる。」
    ホルス:『ピ』
    ヴォーダン:「……フ」
    ヴォーダン:「ならいい、行って来い」
    シアストリス:「わかった。」
    シアストリス:てててて…と小走りになる。
    藍花:「……。」ウォーダンからふいと視線を外しシアの横を歩き始める
    グレン・ネルス:「い、行ってくるます!」たどたどしく歩き出した
    GM:◆

    虹色のワニ:さて、君達は下水道をくぐりぬけ
    シアストリス:おお
    イディー:ワニがちらちらしとる
    虹色のワニ:「ぐおーん」

    虹色のワニ:ちょっと虹色のブレスを浴びたりしつつ……
    シアストリス:「おお。」
    モーグ・メタラージ:「うわっ」
    イディー:「ウワーッ!」
    藍花:「うっ……」
    グレン・ネルス:「ゲホーッ致死毒!!!」
    GM:……墓地へとたどり着いた。



    エリア:墓地


    GM:【DAY31朝・墓地】
    藍花:墓場に直行しそうな人が一人いるんですが
    GM:なんてこった
    シアストリス:産地直送
    GM:……まあいっか!
    モーグ・メタラージ:ちょっと到着が早まるだけだしな
    グレン・ネルス:ちょっと顔が青ざめている
    イディー:扱いが酷い
    GM:墓地は相変わらず不気味で、得体のしれない存在がウロウロとしています
    GM:ひとつ前回と違うのは、赤い砂嵐が強く吹いていること。
    GM:理由はわかりませんが、警戒するに越したことはないでしょう
    イディー:「うわっ、外は嵐か…」
    シアストリス:「……」フードをつまんでめくれないようにしている。
    藍花:「……。」マントの口元を抑えて周囲を伺う
    モーグ・メタラージ:「赤い砂嵐か……ところでよ、イディー」
    イディー:「なんだい」
    モーグ・メタラージ:「遺産の権限とやらを書き換えられるブツがここにあるとして、だ」
    モーグ・メタラージ:「俺が蛮族の側なら絶対に抑えておく、警戒はしておけよ」
    イディー:「そこまで蛮族が知っていればね。オシリスの剣を手に入れて喜んでいる連中だといいが…」
    モーグ・メタラージ:「少なくとも、球……ホルスまではたどり着いてたんだ、用心するに越したことはねぇさ」
    得体のしれないもの(小):「オォオオオ……ァアアアア……」
    君達の行方にはXXの実験体が何体も彷徨いている


    得体のしれないもの(小):だが、特に目をひくのは
    スペクターボガード:「イヒヒヒヒ……ヒヒハハハハァーーーッ!!」
    "魔改造"バインズボア:「ブモオオオオオオオオオオオオッ!!」
    "魔改造"バインズボア:レブナントと化したバインズボアを駆る、これまたレブナントと化したボガートだ

    藍花:「うわ、アレって……」見覚えのある姿に表情が翳る
    シアストリス:「前に見た。」
    イディー:「廃棄処分になったようだね」
    モーグ・メタラージ:「うわ、精神までイカれてるな」
    グレン・ネルス:「もうレブナント化してるっぽいな」
    藍花:「見つかると厄介だけど……通り抜けられるかな……?」
    "魔改造"バインズボア:以前は蹴散らした相手だが、もう一度まとめて相手するとなると骨の折れる相手だろう
    GM:隠密判定14に誰かひとりでも成功で通り抜けられます
    イディー:たのむぜ!
    シアストリス:どたばたどたばた
    グレン・ネルス:2d+6+2 スカウト運動
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : (2D6+6+2) → 9[5,4]+6+2 → 17
    GM:他に何かロール等で判定値に影響を与えるのもあり
    GM:ぅゎっょぃ
    イディー:ナイスゥ!
    シアストリス:神聖魔法でなんとかしようとしたら逆に目立つ!
    モーグ・メタラージ:ナイスゥ
    モーグ・メタラージ:2d+6+3 スカウト運動
    <BCDice:モーグ・メタラージ>:SwordWorld2.5 : (2D6+6+3) → 5[4,1]+6+3 → 14
    シアストリス:2d6
    <BCDice:シアストリス>:SwordWorld2.5 : (2D6) → 2[1,1] → 2
    藍花:2d+3+3 レンジャー運動
    <BCDice:藍花>:SwordWorld2.5 : (2D6+3+3) → 9[4,5]+3+3 → 15
    モーグ・メタラージ:セーフ
    シアストリス:えっ
    モーグ・メタラージ:あっ
    藍花:シアちゃん!?
    シアストリス:あ、あわわ
    シアストリス:隠せ隠せ
    GM:ではグレンとモーグは墓石の影を仲間たちを誘導させながら通ることができる
    GM:シアは骨を踏んだ
    GM:バキン!! と大きな音がなる
    イディー:こそこそ
    シアストリス:「あ」
    スペクターボガード:「ヒハァ……!?」
    藍花:「……!」
    モーグ・メタラージ:「……!」咄嗟に骨を拾い、遠くに投げる
    スペクターボガード:「!」
    スペクターボガード:「ヒヒヒヒ、ハハハァー!!」
    "魔改造"バインズボア:「ブモオオオオオオオオオオオオッ!!」
    モーグ・メタラージ:カラッカラン……
    "魔改造"バインズボア:バインズボアは骨が飛んでいった方向へと走っていく
    シアストリス:「申し訳ないことをした。」骨の方に向かって謝意を示した。
    グレン・ネルス:「…………」松になっている
    モーグ・メタラージ:「俺の方を向いて言えやそれは」
    藍花:ほぅ、と息を吐く「でもちょっと懐かしかった、ね」
    イディー:「まぁまぁ…」
    シアストリス:「助けてくれてありがとう。」ぺこ。
    モーグ・メタラージ:「どうも、はぁ……ほら、今のうちに行くぞ」
    得体のしれないもの(小):「ア、アレハァー……!?」
    藍花:「前は犬の鳴き真似でなんとかしてた」
    得体のしれないもの(小):「ナンダ、マツカ……」
    イディー:「松知ってるんだ…」
    得体のしれないもの(小):「マツッテナンダ……?」
    グレン・ネルス:「にゃーん」松である
    シアストリス:東の方から来た人の末路かな?
    GM:さて、このままXXの家に寄るか、そのまま王墓に向かうか選べる。
    藍花:「松って鳴くんだ……」知見を得た、などと思いながらモーグの誘導に従う
    イディー:王墓だよな!?
    シアストリス:お茶飲まない?
    モーグ・メタラージ:透明薬貰っていく手もある
    GM:直行してもいいし情報収集しても良いし
    藍花:透明薬は欲しい感
    グレン・ネルス:家によって透明薬を貰う手も
    イディー:なるほど
    シアストリス:このCPにおいては自由度の高さから本当に強いもんね
    イディー:じゃあもらいにいくべ
    GM:OK、では一旦XXの家によりましょうか



    GM:◆
    GM:【XXの家】

    イディー:「こんにちは〜」
    ✕✕:「あっははははははは!」

    ✕✕:君達を出迎えたのは盛大な笑い声だった
    家具:「ギィイイイ…………」
    モーグ・メタラージ:「はぁ……」
    グレン・ネルス:「相変わらずだな……」
    家具:扉がひとりでに開き、君達を出迎える
    シアストリス:「こんにちは。」
    藍花:「久しぶり……なのかな」
    シアストリス:扉や家具に挨拶して回っている。
    ✕✕:「おや、おやおや!? 珍しい客人だねえ! ようこそようこそ!」
    家具:「ドォォオオオ……ゾォオオオ……」
    家具:椅子?が君達に座るように勧める
    イディー:「あんまり長居するつもりはないんだ」
    ✕✕:「おや、そうなのかい?」
    イディー:「実験体を送り返した報酬をもらいに来ただけだからね」
    モーグ・メタラージ:「貸しは溜まってるだろ、表にいた連中の分がよ」
    シアストリス:「結構たまってるはず」
    ✕✕:「ああ、ああ、なるほどねえ、ならちょっとまってねえ!」
    ✕✕:XXはそういうと、台座を前にグチャグチャとなにかをしている
    ◯◯:台座の上をよく見ると、それは横になった◯◯だった

    藍花:「……!?」
    藍花:思わず悲鳴をあげそうになり、慌てて両手で抑え込む
    グレン・ネルス:「……なにしてんだそりゃ」
    シアストリス:「……何をしてるの?」首を傾げた。
    ✕✕:「いやぁ、たまにメンテナンスをしてあげないとねえ! ◯◯はいつも綺麗だねえ!」
    ✕✕:「あー、もう肝臓も腎臓もダメになってるねえ! 自己再生は上手くいかないかァ!」
    イディー:「メンテナンスはどれぐらいかかるんだい?1日?1週間?」
    モーグ・メタラージ:「メンテナンス、ねぇ……」
    シアストリス:「……」以前の○○を見たイディーの様子を思い浮かべた。
    ✕✕:「だいたい一週間に一度ってところかなァ?」
    シアストリス:「そう。」まあ人それぞれだと思った。
    藍花:「うぅ……」あまりの光景に目を逸らす
    モーグ・メタラージ:(自己再生……この前来たとき、表の連中に組み込んでたアレか?効果はお察しだったが)
    ◯◯:「……ァ、……! ……ァァ」ビクンビクンと台座の上で震えている
    イディー:「なるほど。念入りにしてあげるといい。明後日くらいまでかけてじっくりね」
    ✕✕:「待ってなねェ、いつかボクがキミを究極生物にしてあげるからねェ」
    モーグ・メタラージ:(……□□の件もあるが)ちらり、と○○を見る
    グレン・ネルス:「究極生物……?」
    ✕✕:「セトナクトの催促もうるさいしねえ、ボクはキミだけを永遠の命にできればいいんだけどねぇ」
    ◯◯:「ッ……! ……!! ……!!」
    シアストリス:「セトナクト。」
    モーグ・メタラージ:(このクソマッドへの依頼事項……王家の血筋の再現あたりか?)
    ✕✕:「そうさァ、ほんと、良いスポンサーなんだけどねェ」
    ✕✕:しばらく夢中になっていたXXは、作業が一段落すると振り返った
    ✕✕:血だらけの手をふきつつ、君達に向かい合ってテーブルに座る
    ✕✕:「それで、またせたネエ」
    ✕✕:「えーと、追加魔改造の話だったかい?」
    ✕✕:XXは嬉しそうにグレンとモーグを見る
    グレン・ネルス:「いやそれはまた後で……」
    藍花:「えぇ……?」信じられないといわんばかりにグレンを見る
    ✕✕:「そうかァ、折角君達のお陰で技術が進展したところだったんだが」
    モーグ・メタラージ:「遠慮する、貸しの清算の話だ」
    イディー:「透明薬だよ、透明薬」
    ✕✕:「ムッ、アレかい? もう使っちゃったのかい?」
    イディー:「使っちゃった」
    グレン・ネルス:「効果は抜群だったよ」
    ✕✕:「ほうほう……そりゃあ素晴らしい! 副作用はどうだい?」
    藍花:「えっ」
    ✕✕:「えっ」
    藍花:「副作用が、あるの……?」
    ✕✕:「…………」
    ✕✕:「…………その様子だと無かったようだねェ! 実験成功!!」
    シアストリス:「おお」
    モーグ・メタラージ:「……自覚の範囲では無かったが、おい、想定は?」
    ✕✕:XXはケラケラと笑った
    グレン・ネルス:「……そりゃ結構……」
    イディー:「…今回もらうのも前回と同じロットの奴だろうね」
    ✕✕:「いやぁ、ちょっと身体が透明になって戻らなかったり、目が見えなくなったりとか程度だねぇ」
    藍花:「こ、困る……」
    ✕✕:「安心してくれたまえ! アレで副作用がなかったなら今回のは間違いない!」
    モーグ・メタラージ:「クソが、貸しの清算分なんだからそこはまともにやれや……!」頭を抱えていた
    イディー:「ふむ…」
    シアストリス:「よかった」
    ✕✕:XXはそう言うと、緑色の薬をとりだした。
    透明化薬:5分だけ透明になれる。
    全員分。1回限りの消耗品

    透明化薬:XXへの貸しを1失った
    ✕✕:「コイツは人の感知や下手な魔法感知程度は一切受け付けないが、過信はしないことだねえ」
    グレン・ネルス:「……まあ信用するしかないか……」渋い面をしていた
    イディー:「ふむ…まぁ、使いどころはたくさんあるから助かるよ。」
    ✕✕:「数十年前だったかな、この街のドレイク同士が暗殺にこの薬を使いまくってねえ!」
    藍花:「……そう、なんだ」
    シアストリス:「作った場所でこうさおせんが起きてないなら、問題ない」懐にしまった。
    モーグ・メタラージ:「うわ……ドレイクの権力争いとかひでぇもんだなおい」
    ✕✕:「ま、一部の上位蛮族は対策してるかもねえ、ハッハッハ!」
    イディー:「なるほど、その時の積み上げのおかげで副作用がなくなったわけだ」
    藍花:「数十年前は……」生まれる前のことだ「どんな街だった、の?」
    ✕✕:「ドレイクの連中は部下に飲ませるからねぇ! 副作用なんていくらあっても構わないと言われたよ!」
    ✕✕:「アッハッハッッハ! 今と大して変わらないネエ」
    モーグ・メタラージ:「……そりゃ赤竜病のことか?」
    ✕✕:「ダーテの代わりに鼻持ち鳴らぬドレイクがいてねえ、ウルカヌスだったかな?」
    シアストリス:「ウルカヌス」
    シアストリス:首を傾げた。なんか聞いたことあるよーな……
    モーグ・メタラージ:「前の四天王の一角、だったか?」
    藍花:「……うん」そしてかつて家族が仕えていた相手でもある
    ✕✕:「煤の街は四天王のひとりだったボルグの王が冒険者たちに討たれた直後で大混乱だったねェ」
    グレン・ネルス:「ああ、名前は聞いたことあるな」
    藍花:「冒険者?」
    ✕✕:「ああ、ホワイトって名前の冒険者が強くてねえ」
    ✕✕:「クゥーッ、アイツの死体を手に入れたかった!!」
    藍花:「ぁ」聞いた名だ。それも至極最近に。
    モーグ・メタラージ:「……」
    シアストリス:「そうなんだ。」
    ✕✕:「結局ボクが手に入れられたのは、オマケについてたドイルドだけでねえ」
    ✕✕:「それでも美しいキマイラにしてやったのに、シェフィードのやつは保母扱いで戦わせない!! 許せないネエ」
    ✕✕:「アッハッハッッハ!!」
    藍花:「……ノウロス?」
    モーグ・メタラージ:(それがあっちか)人間牧場のノウロスを思い返す
    ✕✕:「あーそうだそうだ、そんな名前だったねぇ」
    ✕✕:「アレ、なんとか手元に取り戻したいねえ。なんとからないかい?」
    藍花:「なんとかって言われても……」
    モーグ・メタラージ:「バカ言え、あんなところに殴りこめるか」
    ✕✕:「ムゥ」
    藍花:「それとも××が手伝ってくれる?」
    シアストリス:「おお」
    ✕✕:「フウム、もしノウロスをボクに引き渡してくれるなら手伝うのはやぶさかじゃないねえ」
    モーグ・メタラージ:「やめろバカ、これの手を借りるとか勘弁だぞ俺ぁ」
    ✕✕:「アイツは酒好きだからね、飲むだけで身体が溶け落ちる毒とか効くかもねェ」
    グレン・ネルス:「こっわ」
    イディー:「ほうほう」
    モーグ・メタラージ:(こわ……)
    藍花:「そんなものがあるの?」
    ✕✕:「ああ、アイツはバジリスクだから毒は効かないか。アッハッハッッハ!!」
    イディー:「ハッハッハ…さて、それじゃもらうものももらったしお暇しようか。」
    藍花:「……。」小さく溜息
    ✕✕:XXの言葉に嘘は感じられない
    シアストリス:「高いお酒。」頭の中にメモした。
    ✕✕:もし条件を飲めば本当に協力してもらえるだろう。覚えておいても良い
    藍花:「なんだっけ、そう、"前向きにけんとーする"」
    グレン・ネルス:実際のところこいつがどれくらいの強さかって判断つきます?
    ✕✕:んー
    ✕✕:魔物知識判定14/18をどうぞ
    モーグ・メタラージ:2d6
    <BCDice:モーグ・メタラージ>:SwordWorld2.5 : (2D6) → 11[5,6] → 11
    グレン・ネルス:2d6
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : (2D6) → 3[2,1] → 3
    モーグ・メタラージ:惜しい
    シアストリス:2d+3+4 セージ知識
    <BCDice:シアストリス>:SwordWorld2.5 : (2D6+3+4) → 6[5,1]+3+4 → 13
    ✕✕:惜しい
    イディー:2d+4+3 セージ知識
    <BCDice:イディー>:SwordWorld2.5 : (2D6+4+3) → 8[6,2]+4+3 → 15
    ✕✕:うおっ
    シアストリス:センセイ!
    藍花:2d6
    <BCDice:藍花>:SwordWorld2.5 : (2D6) → 3[2,1] → 3
    イディー:イディーアイ!
    ✕✕:ではイディーは分かります。コイツはネームドのレッサーヴァンパイア相当です
    モーグ・メタラージ:うへぇ
    藍花:まじか
    ✕✕:普通のレッサーヴァンパイアよりちょっと強いくらい
    グレン・ネルス:思ったより3倍くらい強かった
    シアストリス:良かった18に達しなくて なんかダメージ受けてたかもしれない
    GM:というかこんなところにひとりで居を構えてて弱かったら……
    他の蛮族に殴り込まれてぶち殺されるから……

    藍花:それはそう
    GM:ちなみにレッサーヴァンパイアはモンスターレベル11です
    グレン・ネルス:殴り込んでそのまま素体になったやつが無数にいそうだな……
    シアストリス:すごーい
    モーグ・メタラージ:レッサーヴァンパイアがレベル11、ネームド補正で+2くらいかぁ
    藍花:見た目がグラランだしなぁ>殴りこんでそのまま素体
    イディー:(こんなだが、実力はかなり高そうだ。協力してもらえれば戦力になるが…逆らうのが怖くなったな。)
    ✕✕:「ああ、あとだね、追加の魔改造についてはカタログを渡しておこう」
    XXがパチンと指を鳴らす。

    家具:「ゴォオオオレェエエエエ……」
    モーグ・メタラージ:「は?いや待て追加のって」
    ✕✕:・魔改造強化について
    君達に送り返してもらったサンプルを研究することで技術が発展した。
    グレンやモーグの魔改造強化をさらに強化することができる。

    《グレン強化:射出花の強靭化》:コスト(「XXへの貸し」一つ、蘇生回数−1)
    胸花でランクA投擲武器を使用できるようになる、武器習熟不要

    《モーグ強化:弓への神経接続強化》:コスト(「XXへの貸し」一つ、5000G、蘇生回数−1)
    弓腕に任意のアビス強化:種別武器をひとつ付与する。

    藍花:「カタログがあるんだ……」
    ✕✕:「すごいだろう!? かっこいいだろう!?」
    モーグ・メタラージ:「……クソ、マッドの癖にマトモなもんを提示しやがる」
    シアストリス:横から覗き込んでいる。
    ✕✕:どちらにせよすぐ手術というわけにはいかないため、セッション間での実施し、次のセッションから適用となる。
    ✕✕:「ま、考えといてよ。それともすぐやるかい!?」
    グレン・ネルス:「遠慮しとくよ……」
    ✕✕:「あ、ふたりともやる場合は透明薬は返してもらうからねェ! アッハッハッハ!」
    モーグ・メタラージ:「結構だ(別件もあるしな)」
    シアストリス:「グレンのお花がでっかくなるんだって」
    藍花:「派手だね」
    イディー:「おもしろいね」
    グレン・ネルス:「これ以上でかくなったら本格的にメリアかアルボルを名乗るしかねえ」
    ✕✕:「え、アルボルになりたい!?」
    グレン・ネルス:「言ってねえよ!?」
    ◯◯:「…………ィ、カナキャ」
    藍花:「わ」
    ◯◯:ギ、と台の上で◯◯が手を挙げる
    イディー:「ちょっとぉ!なんか動いてるよ!メンテメンテ!」
    モーグ・メタラージ:「うぉ」
    イディー:「縛り付けておいてくれたまえよ!」
    ◯◯:「マッTEル、泣いてル、あの、コ」
    シアストリス:「……?」
    ✕✕:「おっと、◯◯、まだ身体に穴が空いてるから待っておくれよぉ」
    藍花:「あの子?」
    ✕✕:「いやぁ、王墓から引きはがすとすぐこれでね」
    グレン・ネルス:「(なんのことだ……?)」
    ✕✕:「あのへんは危険な魔導機が多いから行かないように言ってるんだが」
    ◯◯:「ダれカがアソこデ泣いテルの」
    ◯◯:「ダかラわタシがソばニいテあゲナkya」
    シアストリス:今からイクヨーって言っとく?
    シアストリス:XXに黙っていくのもなんかアレだし
    イディー:「安心したまえ、君が寝ている間僕たちがそばにいてあげるから」
    藍花:まぁどうせ場所は筒抜けだろうしね
    モーグ・メタラージ:良いと思うぜ
    モーグ・メタラージ:オマエが言うのか……
    シアストリス:とにかく急いでいる男
    藍花:情熱を感じる
    ✕✕:「ほう、あっちに行く気なのかい?」
    イディー:早くいきてぇから嘘でも何でも吐く
    藍花:イディーよぉ
    シアストリス:「ん。そういうことなら見ていく。」
    藍花:「うん」
    ✕✕:「ならついでにぶっ壊してくれると助かるねェ、◯◯に余計なものに興味を持たれても困るし」
    藍花:「ぶっ壊……え?」
    イディー:「あぁ。〇〇君が気にしている声とやらを止めて来よう」
    ◯◯:「…………ァ」
    シアストリス:「中身次第。」
    グレン・ネルス:「壊せるものならな」
    イディー:「大事な遺跡だから壊しはしないがね。」
    ◯◯:「……オ願ィ、ネぇ」
    モーグ・メタラージ:「そうかい、流石にそりゃ安請け合いはできねぇわな」
    藍花:「……。」○○の様子を伺う
    ◯◯:◯◯は君達の言葉を聞くと、安心したようにパタリと腕を落とした
    シアストリス:○○に頷いた。
    GM:では王墓の方へと行きますか?
    藍花:いこう!……と兎が言っている気がする
    モーグ・メタラージ:ゴーゴー
    シアストリス:時計兎の後を追いかけよう
    イディー:はやくはやくー!
    シアストリス:穴に飛び込めー
    GM:君達はXXに見送られながら、再び墓地へと出た



    GM:◆
    GM:【王墓へ続く道】
    GM:王墓に近づくと、赤い砂の濃度が濃くなっているのを感じる。
    GM:墓の数は少なくなる一方で、風化した石畳が足元に続く
    GM:300年以上前に整備されていたものだろう
    イディー:「砂が濃いな…どういうわけだ…?」
    藍花:「砂嵐の発生源……とか?」
    シアストリス:「中に遺産があるなら、それに関係しているのかも。」
    モーグ・メタラージ:「ここが登録用の遺産ってんなら、他の機能までは持たせるかねぇ……」
    ラスティ・ガーディアン:歩いていくと、動かなくなったガーディアンが転がっている。

    イディー:「〇〇君の言っていた声と関係があるのか…?」
    ラスティ・ガーディアン:1台、2台、3台……相当な数だ
    藍花:「なら防衛機構?」ガーディアンの姿にぎょっとしつつ
    シアストリス:「動いてない。」
    グレン・ネルス:「その可能性はあるな」
    藍花:「近づいたら動く……とかない、よね?」
    藍花:ガーディアンに戦々恐々である
    グレン・ネルス:「あの魔動機……以前見たやつだな」
    イディー:どうだろう、壊れてそうですかね
    GM:今見える限りのものは壊れていますね
    藍花:たすけて教授ー!
    モーグ・メタラージ:「魔動機のは破損か休眠か分かりにくいんだよな……」
    GM:ですが……
    GM:ちっ
    藍花:チッ!?
    イディー:「大丈夫だろう。どれも壊れてるようだ。」
    藍花:最近壊したような跡があったりは
    シアストリス:中身だけ取り出して売り捌けないだろうか…
    イディー:盛大なフラグを立ててしまったようだな
    GM:では君達は慎重に機体を調べていく
    GM:マギテック判定14をどうぞ
    イディー:2d+9+0+0 魔動機術行使
    <BCDice:イディー>:SwordWorld2.5 : (2D6+9+0+0) → 9[6,3]+9+0+0 → 18
    藍花:やるき
    シアストリス:ヨシ
    GM:OK
    GM:ではイディーは、途中で壊れていない、休眠状態のガーディアンを見つけた。
    イディー:「待った、あれは壊れていないようだ…」
    GM:よく見ると、周辺のガーディアンには、王墓に近づくほどに壊れていないものが増えている
    シアストリス:「じゃあ、休眠状態」
    藍花:「すごい、よくわかるねイディー」
    GM:薄赤い走査光が、近づくものを睨み続けている
    シアストリス:「今日は頼れる」
    イディー:「あぁ、ここから先は休眠状態の物が多いようだね。」
    モーグ・メタラージ:「……で、滅茶苦茶警戒してるようだが」
    イディー:「今日も、だろう」
    モーグ・メタラージ:「現状の権限で入れると思うか?教授?」
    イディー:「シア君、腕輪を見せてみたまえ」
    GM:では、腕輪を掲げてみますか?
    イディー:「王墓ならこの腕輪の効力は大きいはずだ」
    シアストリス:かかげます!
    GM:OK
    グレン・ネルス:「近づいて大丈夫かは心配だが……全部ぶっ壊していくわけにもいかねえしな」
    ラスティ・ガーディアン:『…………』
    藍花:「大丈夫かな……逆に襲われたりとか……」
    ラスティ・ガーディアン:ガーディアンが掲げられた腕輪を見て、そこに走査光を当てる。
    イディー:「墓参りに来た王族を襲うセキュリティがいるものかね」
    シアストリス:ぴしっと掲げたまま静止している。
    ???:『…………』
    イディー:!?
    GM:次の瞬間、シアは気配を感じた。
    シアストリス:お前はアンチウイルスソフト!
    シアストリス:「!」
    GM:ヴァゼルやショウライのような砂の加護を受けていた蛮族達と同じ気配
    ラスティ・ガーディアン:『────』
    藍花:「シアちゃん……?」
    ラスティ・ガーディアン:『────』
    モーグ・メタラージ:「あ?おいどうし……」
    ラスティ・ガーディアン:『────』
    シアストリス:「仕込まれていた」
    ラスティ・ガーディアン:『────』
    ラスティ・ガーディアン:ガーディアンたちが次々と起動し、立ち上がる。
    モーグ・メタラージ:「……クソが!やっぱり"抑えられて"んじゃねぇか!!」
    シアストリス:「向こうが制御してる」
    藍花:「ど、どうしよう」
    ラスティ・ガーディアン:《排除対処IDを感知》
    ラスティ・ガーディアン:《排除対処IDを感知》
    ラスティ・ガーディアン:《最優先排除対処IDを感知》
    グレン・ネルス:「なんか喋ってんぞ!?」
    ラスティ・ガーディアン:『排除』『排除』『排除』
    シアストリス:殺意がすごい
    イディー:「ほうほう、排除対処IDと来たか。モーグ君の予想が当たったようだね。」
    ラスティ・ガーディアン:ガーディアンたちが君達を取り囲むように動き出す。
    藍花:「イディー、何か良い手は……」
    モーグ・メタラージ:「……まったくだ!押し通れるかこれ!?」
    GM:王墓までの距離は近い
    GM:君達は選択する必要がある。このまま押し通るのであれば、目の前のガーディアンを倒す必要がある。
    シアストリス:「……」杖を床に向け、身構えている。
    モーグ・メタラージ:「ここで押し通らねぇと―――次は近づくこともままならねぇぞ!」
    GM:一方で撤退する場合、いつまで追ってくるか分からないガーディアンの大軍を相手しつづける必要がある。
    イディー:「ならば答えは一つだ。押し通る!」
    GM:OK、戦闘になりますがよろしいですか?
    藍花:OK
    シアストリス:ガンバルゾー!
    イディー:けちらせー!
    モーグ・メタラージ:やるだけやるぜ!



    王墓への道のガーディアン戦



    GM:OK、ではまもちき14/16をどうぞ!何度か会ってるので+2ボーナス!
    シアストリス:2d+3+4 セージ知識
    <BCDice:シアストリス>:SwordWorld2.5 : (2D6+3+4) → 10[4,6]+3+4 → 17
    イディー:2d+4+3+2 セージ知識
    <BCDice:イディー>:SwordWorld2.5 : (2D6+4+3+2) → 8[3,5]+4+3+2 → 17
    藍花:2d6
    <BCDice:藍花>:SwordWorld2.5 : (2D6) → 8[4,4] → 8
    モーグ・メタラージ:2d6+2
    <BCDice:モーグ・メタラージ>:SwordWorld2.5 : (2D6+2) → 9[3,6]+2 → 11
    グレン・ネルス:2d6
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : (2D6) → 6[4,2] → 6
    GM:全員弱点まで突破!
    シアストリス:これが二大ブレインの力だ!
    GM:では次に先制どうぞ!
    藍花:2d6
    <BCDice:藍花>:SwordWorld2.5 : (2D6) → 7[6,1] → 7
    イディー:2d6
    <BCDice:イディー>:SwordWorld2.5 : (2D6) → 7[3,4] → 7
    シアストリス:ウォーリーダーを延ばしたシアを舐めるなよ
    シアストリス:2d+5+4+1 ウォーリーダー先制(知)
    <BCDice:シアストリス>:SwordWorld2.5 : (2D6+5+4+1) → 8[3,5]+5+4+1 → 18
    グレン・ネルス:2d+6+2 スカウト運動
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : (2D6+6+2) → 8[5,3]+6+2 → 16
    GM:マジで舐めちゃいけない相手だった
    モーグ・メタラージ:2d+6+3 スカウト運動
    <BCDice:モーグ・メタラージ>:SwordWorld2.5 : (2D6+6+3) → 11[6,5]+6+3 → 20
    イディー:つっよ
    シアストリス:!?
    モーグ・メタラージ:舐めるな
    シアストリス:さすが本職…
    GM:すげえ
    藍花:つよぉい
    モーグ・メタラージ:前回より+2だもんねー固定値!
    シアストリス:頭脳のイディー、先制のモーグ
    GM:ではモーグたちは戦闘態勢になるガーディアンたちが、襲ってくる前に攻撃をしかける
    ラスティ・ガーディアン:『排除』『排除』『排除』
    ラスティ・ガーディアン:『優先排除ID、抹殺』
    GM:【戦闘開始】

    敵後衛:ラスティ・ガーディアン飛行型A,B

    ------------------------------

    敵前衛:ラスティ・ガーディアンA,B,C,D
    味方前衛:グレン、藍花

    ------------------------------

    味方後衛:モーグ、イディー、シアストリス

    GM:冒険者の手番
    シアストリス:なんで蛮族じゃないんだ!キレそう
    イディー:許せねぇぜ
    藍花:とりあえずいつものシアバフからのショットガンでよさそう
    GM:この見た目で蛮族だったほうがキレるだろ!
    イディー:ウス
    シアストリス:鼓砲、怒涛の攻陣?。対象はシア以外
    シアストリス:後衛にファナティでイディーのショットガン確実化したほうがいいか?
    モーグ・メタラージ:賛成
    イディー:ありがてぇぜ
    藍花:アリアリ
    グレン・ネルス:いいんじゃないかな
    シアストリス:ファナティにはアンナマリーアしか割引がかからない悲しい現実と向き合いつつ、モーグとイディーにファナティシズム!
    シアストリス:2d+6+0+0 操霊魔法行使
    <BCDice:シアストリス>:SwordWorld2.5 : (2D6+6+0+0) → 8[2,6]+6+0+0 → 14
    GM:発動!
    イディー:あざます!
    シアストリス:「高揚ヴァリキ戦意ファイス奮起エコナーゼ……昂れファナティシズム
    ラスティ・ガーディアン:『優先排除ID、抹殺』
    昆虫のような形をしたガーディアンたちが一斉に君達に襲いかかる!

    シアストリス:身構えた姿勢から、流れるように杖を上に向け振り上げた。
    シアストリス:朧気に揺れ動く砂塵が規律を持って動き、戦意を高揚させる魔法陣を形成する!
    イディー:「シア君を守りながら戦う!ショットガンで押し戻すから突っ込む用意を頼むよ!」
    ホルス:『ピ!』
    ラスティ・ガーディアン:ガーディアン達は全員、シアを狙うかのような軌道をとっている
    藍花:「わかった」フードを外し、両腕を構える
    グレン・ネルス:「後ろには通さねえよ!」
    モーグ・メタラージ:「ち、どいつもこいつもシア狙いだな……数減らすぞ!」
    イディー:ではショットガン行くぜ
    シアストリス:かませ!
    藍花:いけー!
    イディー:キャッツタゲサロックオンでショットガンだ
    イディー:2d+8+5 命中力/テンペスト2H
    <BCDice:イディー>:SwordWorld2.5 : (2D6+8+5) → 6[5,1]+8+5 → 19
    GM:全員に命中!
    イディー:k20[11]+12+0 ダメージ
    <BCDice:イディー>:SwordWorld2.5 : KeyNo.20c[11]+12 → 2D:[5,2]=7 → 5+12 → 17
    GM:ぎゃあでかい!
    藍花:良いダメージ!
    イディー:これがテンペストパワー
    シアストリス:気持ちいいぜ
    イディー:「ホルス、面で抑える!ロックオンたのんだよ!」
    ホルス:『OKイディー、掃射モード』
    イディー:BLAM!!新調した銃から無数の弾丸が放たれる!
    ラスティ・ガーディアン:『!!!!』ガーディアンたちが銃弾の雨を浴びてその動きを鈍らせる
    イディー:「いまだ!いけーっ!」
    モーグ・メタラージ:では続く!
    藍花:いけー!
    モーグ・メタラージ:後衛の飛行型に徹甲矢露払い!命中は12+2+5で19!
    GM:命中!ダメージどうぞ!
    モーグ・メタラージ:黒炎5!くらえ〜!
    藍花:まわせー!
    GM:来いーっ!
    モーグ・メタラージ:k28[(9+0)]+10+5$+0#1 ダメージ/ブラッドスクイーズ+徹甲矢2H
    <BCDice:モーグ・メタラージ>:SwordWorld2.5 : KeyNo.28c[9]a[+1]+15 → 2D:[1,5]=7 → 6+15 → 21
    モーグ・メタラージ:グギギ!21点!HP34>29!
    ラスティ・ガーディアン(飛行型):17ダメージ!
    藍花:外すよりは……!
    モーグ・メタラージ:「後ろの射手が厄介だな……!」ギリギリギリ……
    モーグ・メタラージ:ひゅ   ぱんっ!!    どごぉぉぉん!!!
    ラスティ・ガーディアン(飛行型):『!!』錆びたりといえど分厚いガーディアンの装甲を矢が撃ち抜く!
    ラスティ・ガーディアン(飛行型):『ピピ……損傷中、戦闘続行に支障ナシ』
    モーグ・メタラージ:「クソッ、流石に堕ちねぇか……おら前詰めろ!」
    ラスティ・ガーディアン(飛行型):ガーディアンたちは無機質に君達に重厚を向ける
    藍花:では殴る
    イディー:頼むぜ
    GM:カモン!
    シアストリス:スクラップにしちゃえ!
    藍花:猫目筋熊羚脚!
    GM:SATSUGAIせよ!
    藍花:無印ガーディアンに3連撃
    藍花:3 2d+12+1 命中力/甲殻鋭爪/竜の鋭爪1H拳
    <BCDice:藍花>:SwordWorld2.5 : #1 (2D6+12+1) → 10[6,4]+12+1 → 23
    #2 (2D6+12+1) → 2[1,1]+12+1 → 15
    #3 (2D6+12+1) → 6[3,3]+12+1 → 19

    ラスティ・ガーディアン:2発目ごじってん!
    藍花:2 k15[(10+0)]+10+4$+0#0 ダメージ/甲殻鋭爪/竜の鋭爪1H拳
    <BCDice:藍花>:SwordWorld2.5 : #1 KeyNo.15c[10]+14 → 2D:[6,3]=9 → 5+14 → 19
    #2 KeyNo.15c[10]+14 → 2D:[5,2]=7 → 4+14 → 18

    イディー:稼いでいくぅ
    ラスティ・ガーディアン:合計25ダメージ!
    シアストリス:やはり痛めつけがいがないと気分が…
    藍花:「こ、のっ……止、まれっ!」ガキン、ガキンと錆びた装甲を殴りつける
    ラスティ・ガーディアン:『排除優先ID……』ガーディアンは藍花やグレンに見向きもせずシアを狙うように移動する
    シアストリス:「……!」
    イディー:「殴られてもターゲットを変えずか…」
    ラスティ・ガーディアン:『ピ、ガガガガ』
    藍花:「この……!止、まれっ!」ガキンガキンと錆びた装甲を殴りつけるが効果が薄い……!
    ラスティ・ガーディアン:『ピ────』ガーディアンが藍花を睨んだように見えた。
    ラスティ・ガーディアン:《邪魔を、するな》
    イディー:「壊さないと止まらないようだ!グレン君!」
    グレン・ネルス:「前に出る!」
    グレン・ネルス:ではキャッツマッスルして削れたガーディアンに剣!
    グレン・ネルス:2d+9+2 命中力/バスタードソード2H
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : (2D6+9+2) → 6[1,5]+9+2 → 17
    GM:命中!
    グレン・ネルス:k27[(10+0)]+10+3$+0#0 ダメージ/バスタードソード2H
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : KeyNo.27c[10]+13 → 2D:[6,6 1,3]=12,4 → 10,3+13 → 1回転 → 26
    藍花:よしよし
    ラスティ・ガーディアン:破壊!
    シアストリス:うおお両断剣!
    GM:グレンは2発目どうぞ!
    グレン・ネルス:まだ斧が残ってるんだが
    グレン・ネルス:後衛がやたら回避が高い!
    藍花:ここで10回転や!
    シアストリス:うおお8億回転
    ラスティ・ガーディアン(飛行型):ヒュンヒュンヒュン
    グレン・ネルス:当たるかわからんが削れてる飛行ガーディアンに斧発射!
    グレン・ネルス:2d+9+2 命中力/ハンドアックス1H投
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : (2D6+9+2) → 8[4,4]+9+2 → 19
    イディー:つよい
    ラスティ・ガーディアン(飛行型):1たりた!命中!
    グレン・ネルス:k12[(11+0)]+10+3$+0#0 ダメージ/ハンドアックス1H投
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : KeyNo.12c[11]+13 → 2D:[4,3]=7 → 4+13 → 17
    藍花:よし!
    ラスティ・ガーディアン(飛行型):13ダメージ!
    シアストリス:良い感じ
    モーグ・メタラージ:次で片方は落とせそうだ……!
    グレン・ネルス:「肆の型、大車輪ッ!!」遠心力を乗せ錆びた装甲を両断!
    イディー:Foo!
    ラスティ・ガーディアン:『排除、排除、排……』
    ラスティ・ガーディアン:動力を破壊されたガーディアンが爆発!
    藍花:「ありがと、グレン」マントにひっかかった破片を払う
    モーグ・メタラージ:「言ってる場合かよ、まだ数が多い!」
    ラスティ・ガーディアン(飛行型):ギィン! ガーディアンに斧が突き刺さり甲高い音を立てる
    グレン・ネルス:「おまけだ! とっとけ!」
    ラスティ・ガーディアン:【ガーディアンたちの手番】
    ラスティ・ガーディアン:2d3
    <BCDice:ラスティ・ガーディアン>:DiceBot : (2D3) → 3[1,2] → 3
    ラスティ・ガーディアン:間違えた
    ラスティ・ガーディアン:3d2
    <BCDice:ラスティ・ガーディアン>:DiceBot : (3D2) → 4[1,2,1] → 4
    ラスティ・ガーディアン:レーザー2、クロー1
    ラスティ・ガーディアン:▶レーザー掃射/10(17)/回避/消滅
    「射程:自身、対象:1エリア」にレーザー掃射を行い、2D+8の魔法ダメージを与えます。連続した手番には使用できません。

    藍花:ひー!
    ラスティ・ガーディアン:グレンと藍花は17で2回回避をどうぞ。
    イディー:ひえっ
    グレン・ネルス:2 2d+10+0 回避力
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : #1 (2D6+10+0) → 6[4,2]+10+0 → 16
    #2 (2D6+10+0) → 8[2,6]+10+0 → 18

    シアストリス:よかったシアに集中攻撃じゃなくて
    イディー:惜しい…!
    シアストリス:へへへ死ななければ何回でも回復してやるぜ
    藍花:2 2d+11+1 回避力
    <BCDice:藍花>:SwordWorld2.5 : #1 (2D6+11+1) → 7[5,2]+11+1 → 19
    #2 (2D6+11+1) → 7[6,1]+11+1 → 19

    ラスティ・ガーディアン:2d6+8 グレンに1回ダメージ
    <BCDice:ラスティ・ガーディアン>:DiceBot : (2D6+8) → 6[1,5]+8 → 14
    グレン・ネルス:14ダメージ、残り40
    ラスティ・ガーディアン:1d2 鉤爪対象
    <BCDice:ラスティ・ガーディアン>:DiceBot : (1D2) → 2
    ラスティ・ガーディアン:グレンに攻撃、命中17!
    グレン・ネルス:2d+10+0 回避力
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : (2D6+10+0) → 7[3,4]+10+0 → 17
    藍花:ナイス
    イディー:ナイスゥ!
    ラスティ・ガーディアン:回避!
    ラスティ・ガーディアン:『進行方向の障害を排除』
    ホルス:『ピ! 警告! レーザー!』
    ラスティ・ガーディアン:ガーディアンがレーザー光で周囲を薙ぎ払う!
    藍花:「ッ!」辛うじて避けたレーザーが髪の先を焼く。
    ラスティ・ガーディアン:『排除、排除』
    ラスティ・ガーディアン:ガーディアンが爪を振りかぶり、グレンに向かって振り下ろす
    グレン・ネルス:「玖の型! 煌めく波涛ッ!」剣を振り上げ弾き返す!
    ラスティ・ガーディアン(飛行型):▶収束レーザー射撃
    ・攻撃を射程2の射撃、魔法ダメージとして扱います。
    ・「ターゲッティング」及び「鷹の目」を持っているものとして扱います。

    ラスティ・ガーディアン(飛行型):対象はシア確定&ダイス
    シアストリス:姫なのに!
    ラスティ・ガーディアン(飛行型):1d3
    <BCDice:ラスティ・ガーディアン(飛行型)>:DiceBot : (1D3) → 1
    ラスティ・ガーディアン(飛行型):シアに2回
    藍花:姫ー!
    ラスティ・ガーディアン(飛行型):命中19を2回、回避どうぞ
    シアストリス:貴様ーっ反逆罪だぞーっ
    モーグ・メタラージ:クリれ!
    シアストリス:2d+0+0 回避力
    <BCDice:シアストリス>:SwordWorld2.5 : (2D6+0+0) → 8[3,5]+0+0 → 8
    シアストリス:2d+0+0 回避力
    <BCDice:シアストリス>:SwordWorld2.5 : (2D6+0+0) → 5[1,4]+0+0 → 5
    ???:元より
    シアストリス:ぼてぼて
    シアストリス:ぽてっ
    ラスティ・ガーディアン(飛行型):2 2d6+10
    <BCDice:ラスティ・ガーディアン(飛行型)>:DiceBot : #1 (2D6+10) → 8[4,4]+10 → 18
    #2 (2D6+10) → 8[3,5]+10 → 18

    モーグ・メタラージ:あっ
    ラスティ・ガーディアン(飛行型):あっ
    藍花:ぎゃっ
    イディー:あっ
    ラスティ・ガーディアン(飛行型):36ダメージ!
    シアストリス:しぬー!
    イディー:シアーッ!
    藍花:ま、まぁまぁまぁまぁまあまだ慌てる時間じかあわあっわあわわ
    ラスティ・ガーディアン(飛行型):『対象を排除』
    モーグ・メタラージ:返し札は無い!寝ててくれ!
    グレン・ネルス:「クソッ! 飛んでるから後ろも狙えるのか!?」
    ラスティ・ガーディアン(飛行型):背後のガーディアンたちがシアへと一斉にレーザーを放つ!
    藍花:「しまっ……!」
    イディー:「シア君…!」
    モーグ・メタラージ:「ちっ……!」
    シアストリス:「あっ……」シアの判断が停滞する。動けば魔法が、しかし動かなければ
    藍花:「シアちゃんッッ!!!」
    ラスティ・ガーディアン(飛行型):無慈悲なレーザー光はシアの小さな体を貫いた
    モーグ・メタラージ:「イディー!速攻で後ろから落とすぞ!グレンも手ぇ回せ!」
    ホルス:『ピ……!』
    イディー:「了解…!」
    ラスティ・ガーディアン(飛行型):HP-1、生死判定どうぞ
    シアストリス:生命抵抗だよね
    GM:YES
    シアストリス:2d+8+0 生命抵抗力
    <BCDice:シアストリス>:SwordWorld2.5 : (2D6+8+0) → 7[4,3]+8+0 → 15
    GM:ファンブル以外成功
    GM:成功、気絶
    藍花:ホッ
    イディー:ホッ
    シアストリス:パタン…
    グレン・ネルス:「やってはみるがよ……!」
    ラスティ・ガーディアン:『対象の気絶を確認。引き続き護衛を制圧後、殺害します』
    ホルス:『ピ! ピ! ピ!!』
    シアストリス:「……」糸が切れた人形のように、シアは抵抗する間もなく地に伏した。
    ホルス:ホルスは慌ててシアの近くに飛び降りると、懸命に飛び跳ねている
    藍花:「うう゛ぅ゛ぅぅ゛ぅう……」唸りと共に噛み締めた唇から血が流れ落ちる
    ラスティ・ガーディアン(飛行型):『ピピピピ……』
    モーグ・メタラージ:「まだ死んじゃいねぇよ!こっちに攻撃回してくんのは飛んでるのだけ……ここで落す!」
    モーグ・メタラージ:「(だがそれ以前に……ヒーラーがいないのが不味い!)」
    ラスティ・ガーディアン:ガチャン、ガチャン、ガチャン
    ラスティ・ガーディアン:ガーディアンたちが徐々に君達との距離を詰め始める
    GM:冒険者の手番!
    藍花:先に後衛落とす?
    イディー:そうやな
    イディー:削れてる方行くか
    モーグ・メタラージ:んじゃイディーから頼むぜ
    イディー:ウス
    イディー:タゲサ、エフェクトバレット雷
    イディー:ホルスは鷹の目モード
    イディー:2d+8+4 命中力/テンペスト2H
    <BCDice:イディー>:SwordWorld2.5 : (2D6+8+4) → 8[3,5]+8+4 → 20
    イディー:k20[11]+12+0 ダメージ
    <BCDice:イディー>:SwordWorld2.5 : KeyNo.20c[11]+12 → 2D:[5,4]=9 → 7+12 → 19
    藍花:ヤッタ!
    イディー:22ダメ!
    モーグ・メタラージ:足りた!ナイス!
    GM:撃破!
    イディー:「まずは一体…!ホルス、目だけ貸したまえ!」BLAM!!
    ホルス:『ピ……ピ!』
    イディー:「モーグ君、グレン君、残りの一体頼む!」
    ラスティ・ガーディアン(飛行型):ガーディアンの動力部を稲妻をまとった弾丸が貫く。
    『ピ、ガ……!?』

    ラスティ・ガーディアン(飛行型):ガーディアンはたまらず、そのまま墜落爆発
    モーグ・メタラージ:「おう!」
    シアストリス:「……びっくりしてた。」倒れてぺちゃんこになったフードの奥からシアが顔を出している。
    シアストリス:顔色はよくない。
    モーグ・メタラージ:では残る飛行型に徹甲矢露払い、命中12+2+5で19
    ラスティ・ガーディアン(飛行型):確定命中!
    ホルス:『ピ!!』
    モーグ・メタラージ:黒炎5でいざ、HP29>24
    モーグ・メタラージ:k28[(9+0)]+10+6$+0#1 ダメージ/ブラッドスクイーズ+徹甲矢2H
    <BCDice:モーグ・メタラージ>:SwordWorld2.5 : KeyNo.28c[9]a[+1]+16 → 2D:[5,5 4,4 2,3]=11,9,6 → 10,9,6+16 → 2回転 → 41
    ラスティ・ガーディアン(飛行型):!?
    モーグ・メタラージ:しゃおらっ
    藍花:ワオー!
    シアストリス:やる気だ
    イディー:おほっ
    ラスティ・ガーディアン(飛行型):37ダメージ!
    イディー:キメる時にキメるモーグ大好き
    藍花:かっこいいぞ
    藍花:「シ、シア……ちゃ……!」安堵のような恐怖のような、そんな声が漏れる
    モーグ・メタラージ:「これ以上は……狙わ、せねぇよっ!!!」ぎ  り
    モーグ・メタラージ:きゅ    ズガァァァンン!!!!!
    ラスティ・ガーディアン(飛行型):『──────!』
    シアストリス:「動けない。息、しづらい。でも、血は出てないから、焦らないで。」短く息を切りながら、努めて淡々と声を絞り出す。
    モーグ・メタラージ:矢が奔り、黒い炎が軌道を彩り、その軌跡のすべてを焼きとかした
    ラスティ・ガーディアン(飛行型):シアへの砲撃を終えたガーディアンの装甲の隙間を矢が貫く
    ラスティ・ガーディアン(飛行型):『ピ、ガ……想定、外の、損傷……!』
    モーグ・メタラージ:「おら、これなら落とせるな!?グレン!」
    ホルス:『ピ! ピピ!』
    モーグ・メタラージ:「ホルス!これシアにぶっかけとけ!」
    ホルス:ホルスはシアのバックパックに首を突っ込むと中を漁り始める
    グレン・ネルス:「つっても動きは鈍ってねえ! 当たることを祈っててくれ!」
    モーグ・メタラージ:アウェイクンポーションを引き抜き投げ渡す
    モーグ・メタラージ:「知るか!中てろ!」
    ホルス:『ピ!』ホルスは嘴で器用にキャッチした
    グレン・ネルス:というわけで飛行型に斧発射!
    ラスティ・ガーディアン(飛行型):カモン!
    グレン・ネルス:2d+9+2 命中力/ハンドアックス1H投
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : (2D6+9+2) → 7[5,2]+9+2 → 18
    シアストリス:シアの仇を取ってくれー
    ラスティ・ガーディアン(飛行型):回避!
    GM:もしかして投げたの戦神のナイフの方だったりしない?
    藍花:草
    グレン・ネルス:そうかもしれない
    イディー:きっとそう
    GM:びっくりしたわ、ダメージどうぞ!
    グレン・ネルス:命中19ヨシ! ダメージ!
    シアストリス:流石の状況判断やで
    グレン・ネルス:(威力はハンドアックスと一緒なので表記はハンドアックスになります)
    グレン・ネルス:k12[(11+0)]+10+3$+0#0 ダメージ/ハンドアックス1H投
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : KeyNo.12c[11]+13 → 2D:[6,6 4,4]=12,8 → 7,4+13 → 1回転 → 24
    GM:なんだこいつら!?
    モーグ・メタラージ:ひゅー!
    藍花:ひぇー!
    シアストリス:覚醒してる
    GM:シアのためだからって本気出しやがって!
    グレン・ネルス:今日よく回すなお前
    藍花:これは姫
    藍花:砂サーの姫
    シアストリス:知らなかったのか、シアは心臓であり地雷なんだぜ
    イディー:姫すぎる
    シアストリス:いわば↑SHOOT撃つ姫
    GM:剣攻撃どうぞ!
    グレン・ネルス:続けてビーム掃射を行ってないガーディアンに攻撃!
    グレン・ネルス:どれかわからんけど
    グレン・ネルス:2d+9+2 命中力/バスタードソード2H
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : (2D6+9+2) → 4[2,2]+9+2 → 15
    ラスティ・ガーディアン:回避
    グレン・ネルス:指輪は……まだ大丈夫か
    ラスティ・ガーディアン:ガーディアン2としましょう>レーザー発してないガーディアン
    藍花:まぁ当面の脅威は去ったしね
    グレン・ネルス:「素早いが……こいつなら!」胸に斧の代わりにナイフを装填!
    ラスティ・ガーディアン(飛行型):戦神の意匠のナイフが炎上するガーディアンの装甲の隙間を貫通した
    グレン・ネルス:「喰らえッ!!」
    ラスティ・ガーディアン(飛行型):そのまま装甲に炎が吸い込まれ、爆発!
    グレン・ネルス:「よし、ひとまず後ろは守れる……!」
    ラスティ・ガーディアン:『飛行型の全滅を確認、速やかに敵前衛を排除』
    ラスティ・ガーディアン:ガーディアンは想像だにしない速度でグレンの一撃を回避!
    グレン・ネルス:「こいつも存外に素早いな……!」
    ラスティ・ガーディアン:『ピピピピ……』
    ラスティ・ガーディアン:錆びきった装甲の奥、赤い目がグレンを睨む
    藍花:よし2殴りにいきます
    藍花:ここはRPとしても巨腕を使わざるを得ない
    イディー:正義の怒りをぶつけろ
    藍花:3連撃
    藍花:3 2d+12+1 命中力/甲殻鋭爪/竜の鋭爪1H拳
    <BCDice:藍花>:SwordWorld2.5 : #1 (2D6+12+1) → 8[3,5]+12+1 → 21
    #2 (2D6+12+1) → 4[3,1]+12+1 → 17
    #3 (2D6+12+1) → 9[4,5]+12+1 → 22

    ラスティ・ガーディアン:全弾命中
    藍花:3 k15[(10+0)]+10+6$+0#0 ダメージ/甲殻鋭爪/竜の鋭爪1H拳
    <BCDice:藍花>:SwordWorld2.5 : #1 KeyNo.15c[10]+16 → 2D:[6,5 3,4]=11,7 → 7,4+16 → 1回転 → 27
    #2 KeyNo.15c[10]+16 → 2D:[1,4]=5 → 3+16 → 19
    #3 KeyNo.15c[10]+16 → 2D:[3,3]=6 → 4+16 → 20

    シアストリス:ワァ、ア…
    イディー:まわるねぇ
    ラスティ・ガーディアン:キレてるわ
    ラスティ・ガーディアン:c(27+19+20-18)
    <BCDice:ラスティ・ガーディアン>:DiceBot : c(27+19+20-18) → 48
    グレン・ネルス:おキレになっていらっしゃる
    ラスティ・ガーディアン:撃破!
    イディー:お前だけだぞ回ってないの、聞いてるかイディー
    藍花:草
    藍花:イディーはイディー(名言)
    藍花:「は、ふ、フゥ、ふぅゥ、う゛ウ、ァァアア……!」浅い息が唸りに変わり、握りしめた拳が殺意を宿す。
    ラスティ・ガーディアン:『制圧、制圧、制圧……』
    モーグ・メタラージ:「案の定キレてやがる……」
    藍花:「壊、れろぉァ、あ゛ぁァア゛ああAAAAARGHHH!!」目の前の赤に飛び込み、滅茶苦茶に爪を振り回す
    ラスティ・ガーディアン:『!? !!? !!!!?』
    右!左!右! 強烈な爪の連撃がガーディアンの堅牢な装甲を切り裂く!

    シアストリス:「ふ、ふ…すぅ…」うつ伏せになったまま藍花の身を案じる。
    ラスティ・ガーディアン:『ピ、ガ、ガガガ……!?』
    藍花:「よ、くも、シア、ちゃんにィ……!」ボタボタと涎が流れ落ち、赤い砂をわずかに潤した
    ラスティ・ガーディアン:赤い爪はガーディアンの装甲を障子戸の如く引き裂き、そのまま心臓部を貫いた!
    ラスティ・ガーディアン:敵の手番
    ラスティ・ガーディアン:藍花とグレンにクローを一撃ずつ
    ホルス:『ピ! ピピ!』
    ホルスはアウェイクポーションの栓を引き抜くとシアの傷口にドポドポとかけはじめた。
    次ラウンドの味方の手番最初で復帰します。

    藍花:2d+11+1 回避力
    <BCDice:藍花>:SwordWorld2.5 : (2D6+11+1) → 8[3,5]+11+1 → 20
    ラスティ・ガーディアン:命中17、回避どうぞ
    グレン・ネルス:2d+10+0 回避力
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : (2D6+10+0) → 8[2,6]+10+0 → 18
    ラスティ・ガーディアン:両者回避!
    ラスティ・ガーディアン:この回避型前衛二人組!!
    イディー:いいぞいいぞぉ
    シアストリス:しかも一人はタンクとしての体力を持ち、一人は圧倒的DPSを持つ
    ラスティ・ガーディアン:『制圧、排除……』
    ラスティ・ガーディアン:ガーディアンがカマキリのような爪を振り下ろす
    モーグ・メタラージ:「よし……おら起きろシア、テメェの回復を優先しろ」
    グレン・ネルス:「当たるかッ!」身を捻り回避!
    藍花:「うるサいウルさいうるさイ!!」真正面から爪で受け止めれば金属の擦れ合うような音が響く
    ラスティ・ガーディアン:『ピピピ……!』
    ホルス:『ピ!』気付けの薬がシアの身体に強制的に活力を叩き込む
    シアストリス:「ん……!」
    藍花:「排除、するのはこっち、だァ!」
    GM:【冒険者の手番】シアはこのラウンドから行動可
    シアストリス:両手に力を込め、杖を頼りに立ち上がる。
    藍花:先に回復入れる?
    イディー:そうわね…
    藍花:先に入れておこう
    シアストリス:しちゃおうかな
    藍花:あと多分鼓咆が命中の方が良い
    シアストリス:途切れちゃったから鼓砲はまた?からにならない?
    モーグ・メタラージ:この後逃走があるみたいだからね
    GM:だね>鼓咆は1から
    モーグ・メタラージ:流れ弾を考えると回復は大事
    シアストリス:すまないねえ
    藍花:なるほど、確かにそうだ
    GM:そうかシアを倒すと鼓咆が途切れるのか
    GM:覚えておかなきゃ
    藍花:ひぇ
    シアストリス:グレンと……モーグも一応いる?あとで草焚けるかもしれないけど
    藍花:今の内に回復しておきたい感
    GM:割引きいてるしね
    藍花:草も結構時間かかるし
    グレン・ネルス:最大値で2体に殴られても死にはしないがもらえるなら貰っとく
    シアストリス:キュアハート、対象はグレンとモーグとシア。割引で3×3
    シアストリス:9円もかかる…!
    イディー:そんなに
    GM:安すぎない?
    モーグ・メタラージ:助かる
    シアストリス:2d+10+0+0 神聖魔法行使
    <BCDice:シアストリス>:SwordWorld2.5 : (2D6+10+0+0) → 9[5,4]+10+0+0 → 19
    シアストリス:k30[13]+10+0+0 回復量/神聖魔法
    <BCDice:シアストリス>:SwordWorld2.5 : KeyNo.30+10 → 2D:[2,6]=8 → 8+10 → 18
    藍花:良いね
    イディー:つよい
    GM:モリっと回復!
    グレン・ネルス:54,全快!
    シアストリス:19。一発だけなら耐えられなくもないかもしれないこともないでもないぞ!
    モーグ・メタラージ:回復!
    ホルス:『ピ! ピピ! ピピピ!』
    シアストリス:「は、は……"立ち上がって"」ぐ、と足に力を込めて空に杖を向けた。
    イディー:「シア君…大丈夫なのか…?」
    ホルス:『────』
    GM:何かがシアが赤い砂を操るのを阻止しようとした気配があったが……
    シアストリス:「……大、丈夫。呼吸、すぐ戻る、から。」
    シアストリス:シアの目は茫洋としている。
    GM:しばしの後、砂はいつも通り動き、全員を癒やす
    藍花:「シアちゃ……っ!」思わず振り返りそうなのを何とか堪え、尾が揺れるにとどめる
    ラスティ・ガーディアン:『ピガ……排除……』
    モーグ・メタラージ:「ポーションは使った、回復回せるなら安定する」
    ラスティ・ガーディアン:『排除優先IDの回復を確認、早急に対処』
    モーグ・メタラージ:「これ以上囲まれて狙われる前に、押し通るぞ」
    イディー:「よし、装甲を無力化する。」
    シアストリス:シアはおおまかにイディーの方に向いて頷いた。
    イディー:3にエフェクトバレットを叩き込むぜ
    ラスティ・ガーディアン:カモン!
    イディー:2d+8+5 命中力/テンペスト2H
    <BCDice:イディー>:SwordWorld2.5 : (2D6+8+5) → 10[4,6]+8+5 → 23
    ラスティ・ガーディアン:命中!
    イディー:k20[11]+12+0 ダメージ
    <BCDice:イディー>:SwordWorld2.5 : KeyNo.20c[11]+12 → 2D:[6,6 1,5]=12,6 → 10,4+12 → 1回転 → 26
    イディー:29
    ラスティ・ガーディアン:今日のイディー本気過ぎない!?
    藍花:ここで回転させていく
    ラスティ・ガーディアン:◯朽ちた身体
    長年の経年劣化で魔導回路や装甲に隙があります。弱点属性の攻撃を受けるとショートを起こし、その攻撃も含め、1ラウンドの間防護点が0になります。

    ラスティ・ガーディアン:29ダメージ! 防護点0!
    シアストリス:ウヒョー
    モーグ・メタラージ:いいぞいいぞ!
    藍花:んじゃそっちじゃない方を殴るか
    イディー:「よし、防護機能無効化!」
    ラスティ・ガーディアン:『ピガ、ガ……!?』
    ラスティ・ガーディアン:劣化した絶縁部分を雷撃が穿つ!
    ラスティ・ガーディアン:内部回路をショートさせられ、ガーディアンの機動力に致命的な障害!
    藍花:ガーディアン4に3連撃
    GM:カモン!
    藍花:3 2d+12+1 命中力/甲殻鋭爪/竜の鋭爪1H拳
    <BCDice:藍花>:SwordWorld2.5 : #1 (2D6+12+1) → 6[2,4]+12+1 → 19
    #2 (2D6+12+1) → 9[3,6]+12+1 → 22
    #3 (2D6+12+1) → 7[4,3]+12+1 → 20

    GM:全弾命中
    藍花:3 k15[(10+0)]+10+4$+0#0 ダメージ/甲殻鋭爪/竜の鋭爪1H拳
    <BCDice:藍花>:SwordWorld2.5 : #1 KeyNo.15c[10]+14 → 2D:[1,6]=7 → 4+14 → 18
    #2 KeyNo.15c[10]+14 → 2D:[6,4 2,6]=10,8 → 6,5+14 → 1回転 → 25
    #3 KeyNo.15c[10]+14 → 2D:[1,3]=4 → 2+14 → 16

    ラスティ・ガーディアン:c(18+25+16-18)
    <BCDice:ラスティ・ガーディアン>:DiceBot : c(18+25+16-18) → 41
    シアストリス:ワァ、ァ…
    イディー:また回ったぁ
    シアストリス:ポロポロ
    イディー:泣いちゃった…
    ラスティ・ガーディアン:41ダメージ!
    ラスティ・ガーディアン:41ダメージ!?
    モーグ・メタラージ:いいぞぉ
    藍花:ギリ残りはいつもの掃除屋にカバーしてもらうぜ!
    グレン・ネルス:命中率が不安だがな!
    シアストリス:ショートしててもタフなやつらだな
    モーグ・メタラージ:なんとかせよ!残ったら俺も叩く!
    ラスティ・ガーディアン:今食らったのはショートしてないほうだからね
    シアストリス:チェインライトニングさえあれば!
    藍花:「排除、排除、排除してやるッ……!」イディーの銃弾などには目もくれず、目の前のガーディアンを殴りつけ切り裂いていく
    ラスティ・ガーディアン:『ピ!? ガ!!?』
    藍花:「シアちゃんに害なすヤツなんて壊れてしまえ!」
    ラスティ・ガーディアン:想定を超える一撃を受け、ガーディアンの脚が次々と斬り飛ばされる
    グレン・ネルス:では瀕死の方にまず斧!
    グレン・ネルス:2d+9+2 命中力/ハンドアックス1H投
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : (2D6+9+2) → 8[2,6]+9+2 → 19
    ラスティ・ガーディアン:命中!
    藍花:よし
    グレン・ネルス:k12[(11+0)]+10+3$+0#0 ダメージ/ハンドアックス1H投
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : KeyNo.12c[11]+13 → 2D:[5,3]=8 → 4+13 → 17
    イディー:ドスッ
    ラスティ・ガーディアン:撃破!
    藍花:よしよし
    グレン・ネルス:残った方に剣!
    グレン・ネルス:2d+9+2 命中力/バスタードソード2H
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : (2D6+9+2) → 8[6,2]+9+2 → 19
    シアストリス:スイーパーグレン
    ラスティ・ガーディアン:命中!
    グレン・ネルス:k27[(10+0)]+10+3$+0#0 ダメージ/バスタードソード2H
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : KeyNo.27c[10]+13 → 2D:[1,5]=6 → 6+13 → 19
    モーグ・メタラージ:ヨシヨシ!
    イディー:ナイスゥ!
    藍花:いいぞ!
    ラスティ・ガーディアン:19ダメージ、撃破!
    ラスティ・ガーディアン:『排除、排除、排────』
    グレン・ネルス:「陸の型、叢雲斬りッ!!」残ったガーディアンの間を滑るように走り、剣を振るう!
    ラスティ・ガーディアン:『排────』
    ラスティ・ガーディアン:グレンが駆け抜けてから一拍遅れ────
    ラスティ・ガーディアン:2つの爆発が吹き上がった
    藍花:「シアちゃんっ!!」爆風に煽られるマントもそのままにシアに駆け寄る
    モーグ・メタラージ:[]
    シアストリス:「藍、ちゃん」
    イディー:「相変わらずいいコンビだね。さぁ、王墓に急ごう!シア君、走れるかい?」
    GM:【戦闘終了────冒険者たちの勝利】



    モーグ・メタラージ:「立ち止まってられねぇぞ!ランファ、そのままシア抱えて走れ!」
    ラスティ・ガーディアン:君達の正面のガーディアンが一掃される。
    シアストリス:「わかった。」足を動かそうとする。
    ラスティ・ガーディアン:『排除、排除、
    ラスティ・ガーディアン:『排除、排除』
    グレン・ネルス:「前は片付いたが……!」
    藍花:いっそ担いでいきたい
    ラスティ・ガーディアン:だが、ガーディアンたちは次々と集まってくる!
    藍花:「無理しないでシアちゃん……!」
    ラスティ・ガーディアン:そして────
    シアストリス:担いじゃって!
    ホルス:『ピ、ピピピ……!』
    ホルス:『アブ、アブナイ、アブナイ!』
    モーグ・メタラージ:「あぁ……!?」
    イディー:「集まってきてる…!走って!」
    ホルス:『逃げテ、逃ゲテ! 王墓ヘ!』
    藍花:「ホル……ス?」シアを肩に抱え上げながら
    藍花:うわー!!!でかいのが!!!
    錆びた大型ガーディアン:『ウ……ウウウォオオオオオオオオオオオオオオオン!!』

    イディー:「ウワーッ!」
    シアストリス:「ぅ……」ほとんど抵抗なく抱え上げられる。体が上手く動かない。
    モーグ・メタラージ:「まず……! 走れ走れ!」
    錆びた大型ガーディアン:君達の背後から迫ってくるのは、通常のガーディアンの数倍はあろうかという巨大ガーディアン!
    グレン・ネルス:「オイオイオイなんかデカイのがいるぞ!?」
    藍花:「ちょっと、揺れるよ……ごめんねシアちゃん……!」背後の巨体に奥歯を噛みしめ、全速力で砂を蹴る
    イディー:「とんでもないガーディアンがいたもんだ…!」
    王墓:見えてきた王墓には正面に扉のようなものがある。
    だがドアノブもなく、あるのはコントロールパネルのようなものだけだ。


    藍花:鍵はシアちゃんかホルスか……
    イディー:「シア君、腕輪を!ホルス、制御UI表示!」
    ホルス:『ピ!』
    シアストリス:「……!」抱えられたまま腕を伸ばす。
    王墓:操作方法を解析できるか、マギテック13をどうぞ
    イディー:2d+9+0+0 魔動機術行使
    <BCDice:イディー>:SwordWorld2.5 : (2D6+9+0+0) → 6[1,5]+9+0+0 → 15
    イディー:セーフ
    ホルス:ホルスの目に緑色の文字の雨が走る
    王墓:するとコントロールパネルに魔導機のプログラム言語が走り出した
    藍花:「イディー、ホルス、わかるっ?」
    イディー:「さぁて…鍵はどこだ…」走る文字列を追う
    イディー:「落ち着きたまえ、こういうのは焦るのが一番よくない」
    藍花:「それ、は、そうだけど……!」しきりに背後を気にしている
    錆びた大型ガーディアン:『グ……ォオオオオオオオオオオオオン!』
    イディー:「これは違う…これもダミー…」
    錆びた大型ガーディアン:君達のすぐ背後が吹き飛ぶ
    王墓:イディーが操作権限を辿っていくと、緊急時起動コードが見つかった。
    藍花:「イディーっ!」もはや悲鳴だ
    イディー:「これだな…」緊急時起動コードを入力!
    ホルス:『──────』
    王墓:『チ……ヂッヂヂ……』
    王墓:『起動』
    イディー:「よし…!」
    王墓:『緊急時プログラムの開始条件を確認します』
    グレン・ネルス:「間に合ったか!?」
    王墓:『──────』
    王墓:『デバイスを確認』
    王墓:『継承者よ。貴方の名前を教えてください』
    シアストリス:「は……は……」呼吸を整える。
    藍花:「……。」ぎゅっ、と抱きしめる腕に力が入る。
    シアストリス:そして、デバイスに聖印の宿る目を向けた。「シ、ア。シアストリス・イーシス。」
    王墓:『────』
    王墓:『確認。緊急時プログラムを開始します』
    ???:『────』
    GM:誰かの声が聞こえた気がして────
    GM:君達の視界は暗転した。



    王墓

    GM:【王墓?】

    GM:しばらくの視界を埋めたノイズの後、君達は魔導機文明然とした室内にいた。
    GM:王墓の中に入れたのか、壁や天井のあちこちで魔導機の光が青く瞬いている。
    周囲にガーディアンの姿はなかった。

    藍花:「上手く、逃げ切れ……た?」そっとシアを床に降ろす
    GM:周囲は静かで、人の気配はない
    モーグ・メタラージ:「みたい、だな……入り方はよくわからなかったが」
    イディー:「うぅん…間に合ったみたいだね。」
    シアストリス:前後に少しふらついて、どうにか立っている。「……よかった。」
    藍花:「この場所、この前の砂嵐の目みたいな感じがする、気がする」そっとシアの肩を支えるように立つ
    グレン・ネルス:「間に合ったはいいが……どこだここ……?」
    GM:周囲を見回してみる一行は、気づく。
    GM:ホルスがいない。
    GM:そして、シアの腕輪もない。
    モーグ・メタラージ:「……あぁ?待て、ホルスはどこだ?」
    イディー:「王墓の中だと思うが…。ホルス、何か情報は?」
    イディー:「あれ?いない?」
    シアストリス:「……あれ」腕を見る。
    藍花:「……ホルス?」
    藍花:「シアちゃん?」
    イディー:「腕輪もないのかい?」
    シアストリス:「ん。」首肯する。
    イディー:「妙だな…」
    イディー:グレンの頬っぺたでもつねってみるか
    藍花:「い、一体何が……?」
    グレン・ネルス:「あだだだだ」
    シアストリス:夢かもしれないからね
    モーグ・メタラージ:「……ホルスと腕輪が持っていかれたか、俺たちが夢中にいるか、か?」
    藍花:唐突な暴力がグレンを襲う!
    GM:グレンはだいぶ痛そうですね
    グレン・ネルス:「なにすんだイディー!?」
    GM:もっと引っ張ってみてもいいですよ
    イディー:「痛いか…夢ではないようだね」
    藍花:!?
    シアストリス:そうしよう
    イディー:ひどいw
    シアストリス:パンツじゃないから切れることはないだろうし
    イディー:そうしようじゃないよ
    藍花:パンツを引っ張れと?
    モーグ・メタラージ:じゃあイディーの耳をもって持ち上げるか……
    グレン・ネルス:キミ達はグレンをなんだと思っているんだね!!!
    GM:やはり痛い
    GM:どうやら夢ではないようだ
    イディー:「夢じゃないかと思ったが…いたたたたた!」
    イディー:「ちがうようだね…」耳をさすりさすり
    藍花:「うーん……」自分の頬を抓ってみる
    モーグ・メタラージ:「夢じゃないようだな、ならホルスも腕輪もこの中には入れないと」
    GM:というところで、見識判定もしくは異常感知判定をどうぞ
    シアストリス:次は藍花がモーグを殴ってみて、モーグがシアを小突いてみて…
    GM:目標15/20
    イディー:2d+4+3 セージ知識
    <BCDice:イディー>:SwordWorld2.5 : (2D6+4+3) → 4[1,3]+4+3 → 11
    モーグ・メタラージ:2d+6+2 スカウト観察
    <BCDice:モーグ・メタラージ>:SwordWorld2.5 : (2D6+6+2) → 6[4,2]+6+2 → 14
    藍花:2d+3+1 レンジャー観察
    <BCDice:藍花>:SwordWorld2.5 : (2D6+3+1) → 4[1,3]+3+1 → 8
    シアストリス:2d+3+4 セージ知識
    <BCDice:シアストリス>:SwordWorld2.5 : (2D6+3+4) → 7[5,2]+3+4 → 14
    グレン・ネルス:2d+6+2 スカウト観察
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : (2D6+6+2) → 8[6,2]+6+2 → 16
    イディー:ほら―耳引っ張るから!
    藍花:グレーン!
    GM:お、グレンは成功
    イディー:ほっぺたを引っ張った甲斐があった
    シアストリス:危ないところだった
    グレン・ネルス:グレン第六感が気づいた
    シアストリス:痛みによって強くなる男
    藍花:ぅゎ
    GM:ではグレンは夢ではないもののなんとなく違和感を感じます
    GM:現実とは少しだけ違うような……
    グレン・ネルス:「夢じゃなさそうだが……微妙に現実っぽくもないな……?」
    グレン・ネルス:「よくわかんねえ」
    藍花:「え?」グレンの言葉に首を傾げる
    モーグ・メタラージ:「ほぉん……?」床や壁を叩いて確認
    GM:感覚としては夢が一番近いのかも知れない、すくなくとも完全な現実ではない、そう思えます
    イディー:「ふむ…ふむ…」
    イディー:仮想現実的ななにかか…?
    GM:これを言語化する手段を現在グレンは持っていません
    モーグ・メタラージ:VRかぁ、デスゲームが始まるのかな?
    イディー:「まぁ、調べていくしかないね。」
    GM:……と、その時、部屋につながる廊下の奥から声が聞こえてきた。
    シアストリス:「待って」
    シアストリス:「声がする」
    グレン・ネルス:「うーん……まあ調べるしかないか」
    ???:「ホルス……ホルス……」
    ???:「こら、ホルス、やめなさい……」
    藍花:「……?」息を潜め聞き耳を立てる
    シアストリス:シアの耳はちょっとだけ敏感なのだ。
    シアストリス:「あっちから。」
    グレン・ネルス:「なんか聞こえるな……?」
    GM:声は女性のもので、どこかで聞き覚えがある
    モーグ・メタラージ:「……この声は」
    シアストリス:近寄ってみよう
    シアストリス:ててててーっ
    GM:OK、では君達は声のする方向へと歩いていく
    GM:廊下を抜けるとそこには────
    ???:「こら、ホルス、やめて、やめなさいっ!」
    ???:行ってみると、そこには掃除用とおぼしき魔導機と、それによって上半身を箱に押し込まれている女性らしき下半身があった。

    イディー:壁尻じゃん
    お掃除魔導機:『ピ、ピ、ピガー』
    藍花:ふーんえっちじゃん
    シアストリス:「……?」
    お掃除魔導機:『避難プログラム作動、保護、保護』
    シアストリス:「初めて見た。」
    ???:「こら、ホルス、だから今は緊急事態じゃなくてただのお掃除で、あう、あう」
    イディー:「ホルス?」
    藍花:「えぇ……?」困惑の表情で眺めている
    モーグ・メタラージ:「アレが?」
    グレン・ネルス:「なんだこりゃ」なんだこりゃという顔
    シアストリス:「形状が違う。」
    ???:言葉が妙に聞き取りづらいと思ったら、これは魔導機文明語だ
    (魔導機文明語は交易共通語の元になった言語のため、なんとなく意味は分かる)

    ???:「え……あれっ?」
    ???:「そ、そこに誰かいるんですか? たすけてください、ちょっと魔導機にバグが起こっちゃって!」
    イディー:イディー先生に任せなさーい
    グレン・ネルス:英語とラテン語みたいなもんか
    GM:ですね
    イディー:「ふむ、どれ見てみよう」
    お掃除魔導機:『ピガガー』
    シアストリス:魔動機の専門家!
    お掃除魔導機:では魔導機の解析、目標値13
    イディー:2d+9+0+0 魔動機術行使
    <BCDice:イディー>:SwordWorld2.5 : (2D6+9+0+0) → 8[6,2]+9+0+0 → 17
    シアストリス:余裕〜
    藍花:安定感
    藍花:「勝手に弄ったりして良いのかな……?」不安そうにイディーの後ろ姿を見ている
    お掃除魔導機:凄まじく高度な技術が使われている。偉大なる遺産系列のものだ。
    掃除に特化しており、あらゆるゴミも見逃さず自律的な掃除を行うスーパー掃除機と言えるだろう。

    イディー:ひえっ
    お掃除魔導機:イディー的にはそのまま家に持って帰りたいくらいのレベルの魔導機です
    お掃除魔導機:とはいえ掃除機ですが
    お掃除魔導機:『ピガガー』
    シアストリス:ここが現実ならなあ…
    イディー:「なんて高度な…ぜひ分解して構造を解析したい」
    お掃除魔導機:『オ掃除! オ掃除!』
    藍花:「ダ、ダメだよ?」
    モーグ・メタラージ:「やめろアホ」
    イディー:「っと、まずは異物を除去しなければ」
    ???:「……あのー、機械より私をこの箱から引き抜いてほしいんですが……」
    シアストリス:「わかった。」
    イディー:「わかっているとも。えーと、避難モードの解除は…」
    藍花:「……。」自らの両腕を見て、落ち込んだように溜息を吐く。
    お掃除魔導機:背中にスイッチが見えますね
    イディー:ポチっとな
    お掃除魔導機:『オヤスミ、マタアシタ!』
    お掃除魔導機:お掃除ロボは静かになった
    グレン・ネルス:「よーし、引っ張るぞー」
    イディー:「おやすみ〜」
    モーグ・メタラージ:「はいはい……」適当に謎の影を掴んで引っ張る
    ???:「うひ……ぃっ!?」
    ???:ずるん、と女性が箱から引きずり出される。
    シアストリス:近くで応援している。
    イディー:がんばれがんばれ
    ???:そこには、シアをそのまま成長させたような女性がいた


    イディー:先祖―!
    シアストリス:「あ」
    ???:「あいたたた……助かりました」
    藍花:「えっと、大丈……」マントを被り直し……「ぁ」
    ???:「あ、すみません申し遅れまして! 私はイシストリアと申します」
    モーグ・メタラージ:「そりゃどうも、で……なるほど」
    シアストリス:「シアストリス。」
    シアストリス:反射的に名前を返した。
    藍花:「藍花」シアにつられるように
    イシストリア:「こんにちは、シアストリスさん。…………」まじまじと顔を見る
    シアストリス:シアもボーっとした様子ではなく、イシストリアを観察するように凝視している。
    イシストリア:「あ、ごめんなさい。どこかで見たような顔だなあって。藍花さんもありがとうございました」
    藍花:「えっ、あ、うん……」はらはらどきどきしながら似た顔の二人を見ている
    モーグ・メタラージ:「そうかい、俺ぁモーグだ」
    イディー:「ボクはイディ―。ところで今は何年だっけ?」
    グレン・ネルス:「グレンだ。ここはどこだい」
    モーグ・メタラージ:(生きてるわけはねぇ、となりゃやっぱりコイツは過去の……記録?映像?それにしたって普通に受け答えしてるな)
    イシストリア:「はい、アルメナス2700年ですね」
    シアストリス:「ありゅ」
    シアストリス:「アルメナス」
    藍花:「?」首を傾げる
    イシストリア:「?」
    イシストリア:「あ、えっと、ちょっとまってくださいね、言葉が聞き取りづらくて……」
    グレン・ネルス:「アルメナス……魔動機文明……?」
    イディー:(大破壊前か…)
    イシストリア:そういうとイシストリアは耳飾りに触れる。
    どうやら、なんらかの翻訳機能を持っているようだった。

    イシストリア:「……おまたせしました。えっと貴方達はどこか……あっ!」
    藍花:「わ、なに……?」
    シアストリス:「?」
    イシストリア:「いや、その怪我……! どこで……! ちょっと待っててくださいね!」
    イシストリア:イシストリアは右手の腕輪に触れる。シアが今までつけていたものと同じものだ。
    シアストリス:「ん……」なんのことか、と思案して自身の怪我を思い出した。
    イシストリア:「お願い、治してあげて」
    シアストリス:「それは───」質問する前に、答えが現れる。
    イシストリア:全員の怪我が次の瞬間塞がった。(HP全回復)
    イディー:「おぉ…?」
    モーグ・メタラージ:「うぉっ」
    イディー:(腕輪は彼女の腕に…ホルスはお掃除ロボになったのか…?)
    藍花:「ぇ」驚いたように周囲を見る
    シアストリス:「これって……」
    藍花:せ、センセイ、MPは回復しませんか!
    GM:します
    シアストリス:うおおおお
    シアストリス:イシストリア、俺の仲間になれ!
    イディー:シア君、この機能取り戻そう
    グレン・ネルス:「おお……? 身体が軽い……?」
    藍花:うおおおおお!イーシス家万歳!イーシス家万歳!
    イシストリア:「すみません、びっくりさせちゃって」
    シアストリス:「慣れてるから大丈夫」
    藍花:「すごい力」
    シアストリス:「使われたのは貴重な経験」
    イシストリア:「?」シアの言葉にイシスは首をかしげるが、気にしないことにしたのか微笑んだ。
    イシストリア:よく見るとイシスひと目で高級かつ高度な技術で作られたととわかる服装をしている。
    特にイディーはこの土地の魔導機文明時代の貴族が着ていた服装と分かるだろう。

    イシストリア:「ええと、それで貴方がたは……そんな怪我をしているというのは、この街の外からいらっしゃったんですか?」
    藍花:「えっと……」困ったように目を伏せる
    シアストリス:「ん。そう。」
    モーグ・メタラージ:「そうだな、街の外からだ」
    シアストリス:「だから周りにあまり詳しくない。」
    イシストリア:「それは! あのアンデッドの大波の中、大変だったでしょう」
    モーグ・メタラージ:(大破局当時、まだ解決してない時期と)
    イディー:「君達、この方はかなり身分が高いお方のようだ、口の利き方に気を付けたまえよ」
    グレン・ネルス:「そうなのか」
    シアストリス:「私も姫だけど」
    イシストリア:「えっ、いえ、そんな……!」イディーの言葉に目を丸くする。
    イディー:「はりあわなくてよろしい」
    イシストリア:「あら、おそろい……と言いたい所だけど」シアの言葉にイシスが嬉しそうに笑う。
    イシストリア:「私、実は最近平民になったばかりなんです、なので気にしなくていいですよ!」
    シアストリス:「平民になった」
    藍花:「それはどういうこと……えっと、ですか?」
    イディー:「平民に?何があったのです?」
    イシストリア:「うふふ、色々ありまして……」
    イシスはそう言いながら左手の指輪をそこはかとなくアピールしている

    モーグ・メタラージ:「あぁん?平民になった……あぁなるほど」
    シアストリス:「ゆびわ」
    藍花:「結婚?」テンナたちの姿を思い浮かべている
    シアストリス:「おめでとう」
    シアストリス:ぱちぱちぱち。
    イシストリア:「えっ、あっ、わかりますか?」イシスは嬉しそうに笑った
    藍花:ぱちぱちぱち。
    グレン・ネルス:「ああそういう……なるほどね」
    イディー:「平民と結婚とは…思い切ったことを」
    イシストリア:「……ってごめんなさい、そんなこと言ってる場合じゃないですよね!」
    イシストリア:「ホルス、メンテナスは終わり! 扉を開けて!」
    イシストリア:イシスが空中に叫ぶと、廊下の奥で扉の音がする。
    藍花:ホルス、と呼ばれた機械をまじまじと眺めてみる
    お掃除魔導機:お掃除型魔導機は今の声に反応した様子はなく、寝転がったままだ
    イシストリア:「あ、ホルスというのはこの子のことだけではなくて……」
    シアストリス:「たくさん?」
    イディー:「ふむ…?」
    藍花:「皆がホルス?」
    イシストリア:「ええ、街の魔導機群そのもののインターフェースの名前……にする予定なんです。まだあまり上手くいってないんですけど」
    モーグ・メタラージ:「へぇ、そりゃまた」
    グレン・ネルス:「いんたー……なに?」
    イディー:「そうなのですね」
    藍花:「じゃあイシスは今困ってる?」
    藍花:「あっ」ハッとする「んですか?」
    イシストリア:「困ってるといえば困ってますけど……まあ、時間はまだまだありますから」
    イディー:「私もマギテックの端くれ、お役に立ちましょう」
    シアストリス:「おお」
    イディー:「そのホルスとやらを見せて下さい」
    藍花:「イディーがいつになく真面目……」
    藍花:「ちょっと変……」ボソリ
    モーグ・メタラージ:「あんまがっつくなよ?」
    イシストリア:「えーと、難しいな。ホルスというのはこの魔導機全てなので……うーん、具体的にはオシリスなのかな……?」イディーの言葉にイシスは考え込む
    イディー:「(無理を言うんじゃないよ、掃除機だけであのテクノロジーだよ?どんなものが出てくるか…)」
    シアストリス:「だいたいわかった。」
    藍花:「え、ほんと?」
    イディー:「ふむ、オシリスですか。」
    イシストリア:「はい、本当はあまり人には見せないものなのですが、イディーさんが街の外のマギテックなら新しい視点があるかも」
    イディー:「えぇ、街の外では天才とよばれたマギテックです。きっとお役に立ちます。」
    イシストリア:「ほんとですか!?」イシスは嬉しそうに笑った。
    シアストリス:「そうだったんだ」
    イディー:「そうだよ」
    シアストリス:「すごい」
    藍花:「流石イディー教授だね」
    モーグ・メタラージ:(嘘つけや)
    イシストリア:「もしよかったら研究所の方に一緒にいらっしゃってください。街の外から来たなら街にも不慣れでしょうし、一緒に宿の手配もお手伝いしますよ」
    グレン・ネルス:「(ここは任せておくか……)」
    イディー:「それはありがたい。ぜひお願いします。」
    シアストリス:「ありがとう」
    イディー:(ここから移動…?やはり単純に王墓の中というわけではなさそうだな…)
    イシストリア:「では、こちらへどうぞ」イシスは君達を先導して建物の廊下を歩きだす
    藍花:「うん」てくてくとついていく
    イシストリア:「ここは王墓。頑強な作りなので何かあった時のシェルターにもなってるんですよ」
    イディー:ついてくついてく
    シアストリス:てててて
    グレン・ネルス:ついていこう
    モーグ・メタラージ:「王墓、ね」
    イシストリア:「普段は立入禁止なんですが……皆さんは……あれ、戸締まり忘れたかな……?」
    シアストリス:「そういうこともある」
    イディー:「なるほど、シェルターならオシリスという大事な魔動機があっても安心だ」
    イシストリア:「あ、オシリスは実は別のところに……っと」
    イシスはそう言いつつ、扉の前にいきあたると立ち止まる。

    イシストリア:「イシストリア・イーシスが命じます。扉を解除してください」
    シアストリス:「……やっぱり。」
    イシストリア:その言葉に反応するように、扉が重い音を立ててゆっくりと開き出す
    藍花:「おぉ……」
    イディー:「(シア君、さきほどの言葉をちゃんと覚えておくんだよ)」
    イディー:「(今度は君が制御することになるかもしれないからね)」
    GM:そして外に見えたのは────



    イーシスの都


    GM:眩しい光に目を細めると、そこには美しい街が広がっていた。
    モーグ・メタラージ:「ぅ、ぉ……」
    イディー:「おわ…」
    グレン・ネルス:「うおっ……」圧倒される
    モーグ・メタラージ:息を飲む
    シアストリス:「(記憶しておく)」
    GM:白い石造りの建築と魔導機による公共システムが見事な調和を果たしている。
    道に沿った水路には清浄な水が流れ、棘の樹の街路樹は青々と茂っていた。

    GM:気候は涼しく穏やかで、澄み切った青空には君達がいた砂の砦のような暑さや砂嵐はまったく見られない。
    藍花:「き、れい……」思わず言葉が零れる
    イシストリア:「そうでしょう」藍花の言葉にイシスが微笑む。
    イシストリア:「ようこそ、イーシスの街へ」
    シアストリス:「初めて見た。どれも」
    イシストリア:「本当ですか?」
    イシストリア:「それなら、これから毎日見れますよ」穏やかに微笑む。シアにとってはどこか両親を思わせる笑顔だ。
    モーグ・メタラージ:「……そうかい」
    グレン・ネルス:「(これが魔動機文明時代の街……現代とはレベルが違う)」
    藍花:ほぅ、と息を吐く。そして胸いっぱいになるまで吸ってみる。
    シアストリス:「……そう。」シアは頷いた。
    GM:澄み切った空気だ。微かな甘ささえ感じる。
    イシストリア:「そんなに感動してもらえるなんて、やっぱり街の外はひどい状況なんですね」
    グレン・ネルス:「ああ、まあな」曖昧に答える
    藍花:「……。」空気に感動したように震え、無心で呼吸している
    イシストリア:「ふふ、研究所は街の北西にあります。普段だったらテレポーターを使うところですが、街には不慣れでしょうし少し歩きましょうか」
    シアストリス:「テレポーター」ふんふんと頷く。
    グレン・ネルス:「そんなんまであるのか……」
    イディー:「テレポーター…(砂の砦にも残ってるかもしれないな…探してみるか…)」
    藍花:「歩きたい、歩いてみたい」イシスの言葉に黒い瞳が小さく輝く
    イシストリア:「ええ、行きましょう!」
    イシストリア:イシストリアが歩き出す。すると……
    モーグ・メタラージ:「……さて、継承の試練とやらはどんなもんだか」呟き、後に続く
    イディー:朽ちる前のガーディアン…!
    ガーディアン:ガシャン。
    ガーディアン:金属音が響く。

    シアストリス:弱点ついても弱体化しない方
    藍花:「ひっ」
    藍花:思わず身構える
    衛兵風の態度の男:「はい、ちょっと止まってくださいね」
    衛兵風の態度の男:そのガーディアンの影から、男がひとり顔を出した
    イディー:「ふむ?」
    シアストリス:「……」
    シアストリス:忙しなく瞬く。
    グレン・ネルス:「へい」
    衛兵風の態度の男:「すみません、ちょっと見慣れない格好の方々だったもので少しお話を……って」
    モーグ・メタラージ:「ぉお?」
    イシストリア:「……」
    衛兵風の態度の男:「姫ェ!?」
    藍花:フードを目深に被りちらちらと様子を伺う
    衛兵風の態度の男:イシスの顔を見て驚いた男は、衛兵風の態度だったが衛兵とは思えない服装だった
    衛兵風の態度の男:ガーディアンを連れているにしても、明らかに強度の低そうな布の服。
    衛兵風の態度の男:これで衛兵としての役割を果たせるとはとても思えないしろものだ。
    イディー:「(これが魔動機文明時代の衛兵かい?ずいぶんと軽装な…)」
    衛兵風の態度の男:「ひ、姫、その方々は……?」
    イシストリア:「ええ、さきほど会った難民の方々です」
    シアストリス:「姫。」
    藍花:「……。」そそくさとシアの影に隠れる。この中で一番見た目が不審・・なのは自分だ。
    イシストリア:(結婚しても相変わらず呼ばれ方は変わらないんです。)
    シアストリス:精一杯背伸びした。
    イシストリア:(あ、でも私のことはイシスって呼んでくださいね?)
    衛兵風の態度の男:「そ、それはそれは……一応、確認させていただいてもよろしいですか?」
    シアストリス:「わかった。」
    モーグ・メタラージ:「……あぁ」
    衛兵風の態度の男:「では失礼して……」衛兵が君達の身なりを順々に確認していく。
    シアストリス:もう……先手しかない
    GM:ステイステイステイ
    イディー:砂の砦スタイルやめろ
    衛兵風の態度の男:「なんてボロボロな……外はこんな……」
    藍花:「……。」固まったまま動かない。動けない。
    衛兵風の態度の男:イディー、シアと見ていき……「うおっ!? その花は!?」
    グレン・ネルス:「メリアなんです」真顔
    衛兵風の態度の男:「エェ……?」
    イディー:「メリアなんです」
    グレン・ネルス:「ちょっと生えてるところが変ですが気にしないでください」真顔
    モーグ・メタラージ:「はぁ……」
    シアストリス:「多様性」
    イシストリア:「そうです、いろんな方がいるんです。種族蔑視発言になりかねませんよ」
    衛兵風の態度の男:「えっ、あっ、そ、それはそうですね! 失礼しました!」
    衛兵風の態度の男:「では……この左腕が弓の方も……?」
    モーグ・メタラージ:「義手だ」
    イディー:「彼は戦場で腕を失って…」
    モーグ・メタラージ:「付けた奴の頭がマッドだったが」
    衛兵風の態度の男:「なるほど……よく出来ていますね……。こうまでしないと生き残れないとは、外での戦いご苦労様でした!」
    衛兵風の態度の男:ビシリ、と衛兵が敬礼する。
    イディー:「それでもアンデッドと戦おうと…グスッ」
    衛兵風の態度の男:「ええ、私の友人にも軍人はいるので頭の下がる思いですとも」
    モーグ・メタラージ:「……おう」曖昧な表情で頷いた
    衛兵風の態度の男:「それで……」最後に衛兵の目が藍花に向く。
    衛兵風の態度の男:「この方は……」
    藍花:「……。」
    衛兵風の態度の男:「失礼します。フードを外していただいても?」
    イディー:「病気なんです」
    イディー:「あまり日光にさらさないで上げてください」
    衛兵風の態度の男:「わかりました、ではそちらの日陰でも構いませんので」
    シアストリス:「藍ちゃん」
    藍花:「……。」
    衛兵風の態度の男:衛兵の物腰は柔らかいが、態度は毅然としている。
    イディー:物陰に連れ込んでやるしかねぇ
    シアストリス:「大丈夫だから。」傍に立った。「脱いで。」
    藍花:明らかにどうしよう、という目がシアの言葉で揺れた。「う、うん……」
    藍花:ぱさり、とフードが外された
    藍花:「……。」青い髪、赤いメッシュ、そして……目立たない黒いツノ
    衛兵風の態度の男:「……」
    イシストリア:「……」
    藍花:首から下は未だマントの中とはいえ、居心地は頗る悪い「……ぅぅ」
    衛兵風の態度の男:衛兵は少しだけ沈黙したあとゆっくりと微笑んだ。
    「わが街は現在蛮族も受け入れています、特にウィークリングの方は」

    衛兵風の態度の男:「そんなに怯えなくても大丈夫ですよ。ようこそ、イーシスへ」
    藍花:「え」
    シアストリス:「……。」んふー、と息を吐いた。
    イディー:「……なんと」
    藍花:「え?」
    イシストリア:「街の外ではわかりませんが、この街では現在蛮族と協力体制を敷いています」
    モーグ・メタラージ:「……大破局の時期だ、対アンデッドの」ボソリと耳打ち
    藍花:「……。」信じられない、と言わんばかりにその顔が歪む
    イシストリア:「皮肉にも、大破局に立ち向かうためにはじめて手を取り合うことができた……と言うべきでしょうか」
    シアストリス:「そっか。」
    イシストリア:イシスは藍花に向かって微笑んだ。
    「それだけの怪我、つらいこともあったでしょう。ゆっくりこの街で傷を癒やしてください」

    イディー:「素晴らしいことですね。ここを治めている方は立派だ。」
    藍花:モーグの言葉もイシスの言葉も理解はできる。だが実感が湧かない。「……良い、の?」
    藍花:「私は、ここにいても、良い……の?」
    シアストリス:藍花のフードを摘まむ。「よかった……。」安心したように零した。
    シアストリス:「本当に、よかった」
    イシストリア:「ええ!」
    衛兵風の態度の男:「まあ、悪く言ってくる連中はいますし、ゴブリンのような我慢の利かない妖魔たちは街の外の仮設街にいてもらっていますが」
    衛兵風の態度の男:「貴方のようなウィークリングなら大丈夫ですよ」
    モーグ・メタラージ:「(それでも仮設で受け入れるか、マジモンだな)」
    藍花:「うん……!」ぎゅう、とズボンを両手で掴み小さく震える
    グレン・ネルス:「(大破局とやらはそんなにヤバイものだったのか……?)」
    衛兵風の態度の男:「最初は不安もありましたが、向こうも指揮者がしっかり押さえてくれていますからね」
    シアストリス:「すごい。」
    衛兵風の態度の男:「ともあれ、外から来たなら長旅でお疲れでしょう。引き止めてすみませんでした、ごゆっくり!」
    藍花:「あり、がとう……」
    ガーディアン:『ピガ! ご安全に!』
    ガーディアン(飛行型):『ピピピピ…………』
    藍花:うわっこいつら……
    衛兵風の態度の男:衛兵とガーディアンがゆっくりと去っていく
    イディー:「ご安全に」
    シアストリス:「すごい数」
    イシストリア:「ええ、蛮族の方々を受け入れられたのは彼らのおかげもあります」
    イシストリア:”彼ら”というのは当然ガーディアンのことだ
    藍花:「すごいんだね」
    グレン・ネルス:「すごいもんだな」
    藍花:「ですね」言い直した
    イシストリア:「でしょう!」イシスは少し自慢げに笑う。「大丈夫ですよ、そんな気を使わずに」
    イシストリア:「じゃあ行きましょうか!」
    イディー:「行きましょう行きましょう」
    モーグ・メタラージ:「……」
    シアストリス:「いこ」藍花の手を引く。
    藍花:「うん!」マントを広げ、シアの手を握り返して軽やかに歩き始める
    GM:では一行はゆっくりと町中を歩いていく。
    GM:街はどこも先ほど同様、美しく整備されている。
    一見簡素にも見えるが、イディーにはそのすさまじさが分かるだろう。

    GM:もはや、街そのものが巨大な魔導機のようなものだ。
    GM:水、気候、治安、清掃、全てを魔導機が管理している。

    シアストリス:そういえばシアの砂の目は機能するのかな
    イディー:「すごいなこれは…町全体が魔動機…」
    イディー:「あれもこれもホルスですか?」
    GM:機能しますが、普段とちがって"誰かがついている"感覚がありませんね
    GM:機能だけシミュレートされてるだけみたいな感じ
    シアストリス:なるほど
    藍花:ほほー
    シアストリス:まあ無意味に混乱させる必要もないし、目玉のままにしておこう
    モーグ・メタラージ:ふむふむ
    イシストリア:「ええ、正確にはホルスというとちょっと違うんですが」
    イシストリア:「ホルスというのはあくまでも対人インターフェイス用のAIで……」
    イシストリア:イシスは技術をかじっているのか、専門的な話が続く。
    イディー:「ふむふむ…」
    グレン・ネルス:「ま、また難しい話に……」
    藍花:「?」よくわからないので散策に切り替えていく
    シアストリス:「だからお喋りなんだ。」シアはシアでふんふんしていた。
    藍花:「ね、シアちゃん、あれ、ほら、きれいだよ」その辺の花や木などを指しては小さく微笑む
    シアストリス:「うん。初めて見る。あれも。初めて。」
    藍花:「ね、すごい、すごいね」
    シアストリス:「綺麗。」
    モーグ・メタラージ:「街の端でこれか……」
    イシストリア:「えーと、かいつまむと、
    とある動力とナノマシンを機関とした魔導機群、
    それを統括する中枢のオシリス、
    そしてそれらの対人用のチャットAIにホルス……という感じで……」

    GM:モーグが見上げると、ひとつの看板が目につく
    イディー:「なるほど、ナノマシンを…。オシリスと人をつなぐものがホルスということですね…。」
    モーグ・メタラージ:「ん……?」
    GM:『イグニタイトでこの街から世界へ』
    にこやかに握手しながらもう片方の手に赤い金属を掲げたドワーフとダークドワーフの看板だ。

    イシストリア:「はい、流石マギテックの方、聡明なのですね」
    モーグ・メタラージ:「……」顔をしかめる
    シアストリス:そりゃモーグが気づいちゃう看板だわ
    藍花:「モーグ?どうしたの?」いつもより気持ち声が柔らかい
    シアストリス:「お腹痛い?」
    モーグ・メタラージ:「なんでもねぇよ、ほら見て回んだろ」
    自販機魔導機:『コンニチハ、調子ハどうですカ』
    自販機魔導機:『お腹痛イ? スキャンしましょうカ』
    グレン・ネルス:「うわっなんだこりゃ」
    シアストリス:「さっき見た……?」
    藍花:「あ、シアちゃん、あっちも!」手を握ったまま小走りでかけていき……「わ」と足元の物体に躓きそうになる
    イシストリア:「ああ、それは別の機能で……」
    モーグ・メタラージ:「いらねぇっての、寄るな、寄るなってオイ!」
    自販機魔導機:小型の魔導機は君達を見上げると、緑色の光で照らす
    藍花:「さっきのホルスとは違うホルス?」
    自販機魔導機:『スキャン……5名は栄養状態に不足。食べテ、どうゾ』
    イディー:「多機能なんですね」
    自販機魔導機:そう言うと、頭部の取り出し口が開き、一口大のバーを5本排出する。
    『コム・ユンボ印のサボティン100%、栄養マンテンデス』

    シアストリス:「おお」
    藍花:「おお」
    イシストリア:「ええ、まあこの子はちょっと不評なんですが……」
    グレン・ネルス:「なんか出てきた……」
    モーグ・メタラージ:「……アレからこれができるのか」
    イディー:食べてみよう
    自販機魔導機:『食べテ』
    モーグ・メタラージ:うわ、という顔
    藍花:「でも払えるものが……」
    グレン・ネルス:「あっはい食べます」
    GM:1d6 をどうぞ。
    <BCDice:GM>:SwordWorld2.5 : (1D6) → 6
    シアストリス:「ガメルは」
    イディー:1d6
    <BCDice:イディー>:SwordWorld2.5 : (1D6) → 6
    藍花:1d6
    <BCDice:藍花>:SwordWorld2.5 : (1D6) → 6
    グレン・ネルス:1d6
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : (1D6) → 2
    シアストリス:1d6
    <BCDice:シアストリス>:SwordWorld2.5 : (1D6) → 6
    モーグ・メタラージ:1d6
    <BCDice:モーグ・メタラージ>:SwordWorld2.5 : (1D6) → 3
    イディー:ダイス壊れちゃった?
    GM:5以下で苦い!!?ってなります
    シアストリス:なんやこの6率は
    藍花:6率たっか
    GM:って6多くない!?
    モーグ・メタラージ:キミたちすごいね?
    藍花:そらもう地元民はパクーですわ
    GM:正確には苦甘いなのですが
    シアストリス:地元民からすれば十分美味しいラインなんだよね
    シアストリス:イディーは…?
    シアストリス:お腹に入れば何でも良い…?
    藍花:イディーは味より街に夢中説
    GM:6だと甘い!美味い!!ってなります
    モーグ・メタラージ:「……」もぞ、と口に含む
    GM:苦味が強すぎて甘さがかき消されてしまう
    イディー:「あまにが」
    シアストリス:「とてもおいしい」
    藍花:「お、いしい!」
    自販機魔導機:『デショ』
    モーグ・メタラージ:「ぶぇっ、かっ、かぁっ……苦すぎるだろ……!」
    イディー:魔動機が出してくれた感動で味とかはどうでもいい
    イシストリア:「ああ、無理して食べなくても……!」
    グレン・ネルス:「苦い……でも栄養はありそうな味だな……」もっもっ
    シアストリス:さくさくさくさく
    藍花:「違うのイシス、本当に美味しいよ!」さくさく
    イディー:もぐもぐもぐもぐ
    イシストリア:「街に避難民が多く訪れていた時用に作成した、健康スキャン兼食料配給魔導機なんですが……」
    シアストリス:「栄養があっておいしい。むてきの食べ物。」
    イシストリア:「苦くてとても食べられたもんじゃないと……ええ……?」
    イディー:「贅沢な奴もいたものですな」もぐもぐごっくん
    イシストリア:「エェ……?」
    モーグ・メタラージ:「……こいつらの舌がバカになってるだけだ、気にするな、参考にするな」
    シアストリス:ちょみっとだけ残して慎重に懐に収めた。
    藍花:「あ、そうだ……お金……」魔動機の前にしゃがみこむ
    自販機魔導機:『?』
    藍花:「?」
    自販機魔導機:『???』
    イディー:「配給といっていただろう。おそらく栄養状態が悪い人に配ってるんだよ。」
    シアストリス:シアが数回ジャンプする。ちゃりんちゃりん。
    シアストリス:「23ガメルあった。」
    藍花:「配……る?」
    自販機魔導機:『コイン、イラナイ』
    自販機魔導機:『モット、タベル?』さらにもう5本排出した。
    シアストリス:食べようぜ!
    藍花:「いいの?」
    イディー:食べる〜
    藍花:食べる食べるー
    モーグ・メタラージ:「はぁ……ほら、ケルダも浮民相手に配給とかしてたろ」
    自販機魔導機:『イクラデモ!』
    シアストリス:さくさくさくさく
    藍花:さくさくさくさく
    モーグ・メタラージ:「いらねぇ、持っとけ」ランファに押し付ける
    イディー:もぐもぐもぐもぐ
    藍花:「モーグ、ありがと」
    シアストリス:「モーグが優しい」
    自販機魔導機:魔導機は君達にバーを渡すと、おもむろに近くの街路樹のサボティンを食べ始めた。『材料を回収中……』
    藍花:「ね」
    モーグ・メタラージ:「そりゃどうも……」
    グレン・ネルス:「苦い……もう一本……」もっもっ
    イシストリア:「そ、外の食糧事情は大変なんですね……」
    イシストリア:「お疲れ様、ありがとねホルス」
    イシストリア:イシスが自販機を撫でる
    自販機魔導機:『?』
    自販機魔導機:自販機にはホルスは接続されていないのか、首を傾げるばかりだが。
    シアストリス:「ありがとう。」それを知った上で、礼を言った。
    藍花:「うん、ありがとう」
    自販機魔導機:『ピガ!』
    イディー:かわいいね
    イシストリア:「ありがとうございます」イシスは嬉しそうに笑った。
    イシストリア:「っと、このままだと研究所まで時間がかかりすぎちゃいますね」
    イシストリア:「申し訳ないですが、テレポーターを使っても良いですか?」
    モーグ・メタラージ:「あぁ、構わねぇよ」
    イディー:「えぇ、それも気になってましたので」
    藍花:「私は大丈夫」
    シアストリス:「見てみたい」
    イシストリア:「ありがとうございます。じゃあ少し待ってくださいね」
    イシストリア:イシスは再び腕輪に触れる。
    イシストリア:「デンデラ、よろしく。目標は研究所」
    シアストリス:「デンデラ。」またも聞き覚えのある名前。
    GM:◆

    GM:【研究所】
    GM:君達の視界が歪み、目の前に見たこともないほど複雑な形をした建物が現れた。
    イシストリア:「到着です。テレポート酔いは大丈夫ですか?」
    シアストリス:どうなんだろう
    イディー:ぐにゃぁ〜
    GM:じゃあせっかくなので1d6で2以下だったら酔ってみましょう
    藍花:1d6
    <BCDice:藍花>:SwordWorld2.5 : (1D6) → 6
    モーグ・メタラージ:1d6
    <BCDice:モーグ・メタラージ>:SwordWorld2.5 : (1D6) → 6
    グレン・ネルス:1d6
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : (1D6) → 4
    シアストリス:姫だけど補正はありますか?
    イディー:1d6
    <BCDice:イディー>:SwordWorld2.5 : (1D6) → 3
    シアストリス:1d6
    <BCDice:シアストリス>:SwordWorld2.5 : (1D6) → 3
    藍花:絶好調
    シアストリス:あぶねっ
    グレン・ネルス:「大丈夫……そう、多分」
    イディー:三半規管よわよわコンビ
    GM:誰も酔わなかった
    イディー:「あぁ、なんとか…」
    シアストリス:「ぐにゃぐにゃする」
    モーグ・メタラージ:「問題ねぇよ」
    藍花:「わ、ぁ……」酔いなど感じないほどの感動を噛み締めている
    藍花:「ぁ、シアちゃん平気?」
    イシストリア:「よし、では少し待っててくださいね……」イシスはそのまま研究室のインターホンのようなボタンを押す。
    シアストリス:「大丈夫になって来た。」ふたたび藍花にくっついた。
    イシストリア:なにやら話しているがやがて、研究所の門が開く。
    アサル:現れたのは……見覚えのある顔だった

    藍花:ですよねー!
    イディー:アサル兄さん…!
    シアストリス:「!」
    アサル:「イシス! 来たのか!」
    アサル:しかも、小さな赤ん坊を抱えている。
    藍花:「(アサル……!?)」驚きのあまり声は出なかった
    モーグ・メタラージ:「(なるほど相手か)」
    イシストリア:「ええ、ちょっと……」
    アサル:「休める時くらい休めばいいのに……。ん? その人達は?」
    イシストリア:「ええ、街の外からの難民の方で、マギテックの技術者の方がいたから紹介しようと」
    藍花:「こ、んにちは……藍花、です」
    グレン・ネルス:「どうも。グレンです」
    イディー:「(…水瓶でみた映像の登場人物)」
    シアストリス:「シアストリス。」
    イディー:「イディーです。どうぞよろしく。」
    モーグ・メタラージ:「モーグだ」
    アサル:「藍花さんに、グレンさんに、シアストリスさん、イディーさん、モーグさんか、よろしく」
    イディー:「(こうして同じ視点で見るとやはりアサル…)」
    アサル:「……他人の空似か?」シアをまじまじと見つめる。
    シアと同じ緑の瞳だ。

    シアストリス:「良い目をしておる」
    アサル:「ふふふ、そっちこそ」
    シアストリス:「でしょ。」
    藍花:「もう、シアちゃん……」呆れたように小さく笑う
    イシストリア:「何の話!?」
    グレン・ネルス:「なんで偉そうなんだ……」
    イシストリア:「それで、そこのイディーさんが研究を少し見たいと言ってて」
    アサル:「見学か……」アサルは頭の後ろを掻く
    イディー:「えぇ、道中見せてもらいましたが実にすごい。これほどの魔動機技術が使われた町は他にないでしょう」
    シアストリス:「外から来た、マギテック。賢い。」
    シアストリス:「毛並みもいい」
    アサル:「ありがとうございます、街の外のマギテックにそう言ってもらえると嬉しいです」
    イシストリア:「ぶふっ」シアの言葉に吹き出した
    アサル:アサルは頷くと、イシスを見た。
    「是非見て欲しいけど、今日はちょっとむずかしいな。ゲブヌト先生とモリィの実験を手伝わなくちゃいけなくてさ」

    シアストリス:!?
    アサル:「イディーさん、明日はどうですか?」
    イディー:「ほう…それでは明日、是非。」
    グレン・ネルス:「(モリィ……!?)」
    藍花:「え……えっ……?」思わぬ人命に息を呑む
    アサル:「ええ、では昼過ぎにでも是非!」
    モーグ・メタラージ:「(ゲブヌトにモリィ、ねぇ)」
    女性研究員:「アサル! 外に出たままどうしたの!」
    女性研究員:その時、アサルの背後からひとりの女性が現れた。
    女性研究員:紫がかった銀の髪に、赤い瞳。

    イディー:エルフか〜?
    モーグ・メタラージ:モリィじゃろ多分
    藍花:せやろな
    アサル:「ああ、すまないモリィ。ちょっとイシスが来てて」
    シアストリス:肌が健康的だ
    藍花:「モ、リィ……?」
    モリィ:「……え、姫が? 今日は……」
    イディー:「さんをつけなさい。」
    藍花:「……さん」
    モリィ:モリィがイシスを見て、瞳をわずかに歪める。
    イシストリア:「……あ、ど、どうも」
    モーグ・メタラージ:「(……メロドラマかよ、しかも愛憎系の)」察して面倒そうな顔になった
    シアストリス:「こんにちは」
    モリィ:「姫、スポンサーになってくれるのはありがたいですが、アサルに子供を預ける、無関係の見学者を連れてくる。ちょっとは自重してくれないと困りますよ」
    モリィ:「え、あ、ああ、こんにちは」
    イディー:「すいませんね!ボクがどうしても見学に行きたいなどと言ってしまって!」
    藍花:「えと、藍花、です」小さく会釈
    モリィ:「え、ああ、いや、正規の手続きを踏んでくれればそれでいいんですが……」
    イシストリア:「ええ、ごめんなさい。私がちょっとはしゃいじゃったせいで」
    子供:「う、ええ、ええーーーん!」
    アサル:「うおっと」
    モーグ・メタラージ:(そりゃあの時のモリィの反応も頷けるわな……)「あぁ悪いな、早めに退散するさ、と」
    アサル:「申し訳ない、是非また明日!」
    シアストリス:「泣いちゃった」
    イディー:「子守を引き受けなくて大丈夫かい?」
    グレン・ネルス:「ああ、押しかけてすまなかったな」
    イシストリア:「ああ、ごめん、ごめんねー、大丈夫だよお」
    アサル:「ああ、大丈夫。ボクはイクメンだからね」
    アサル:アサルが冗談めかして笑う。
    モリィ:「…………」
    藍花:「……。」どこかぼうっとしたままその光景を見ている
    グレン・ネルス:「できる男……」
    シアストリス:「うん」
    モリィ:「行きましょう。ゲブヌト先生とセト様が待ってる」
    イディー:「それはすごい。では、また明日。」
    シアストリス:「きっとうまくいく」
    アサル:「ああ」
    アサル:モリィとアサルが踵を返し、建物の中に入っていく。
    イシストリア:「……ごめんなさい、ちょっと私はしゃぎすぎちゃって……」
    イディー:「いえいえ、我々の配慮が足りなかったのです。イシスさんが気に病むことではない」
    藍花:「ジャマになっちゃってごめんなさい」しゅん
    イシストリア:「全然です!」
    シアストリス:「色々見れて助かった」
    イディー:「それにしてもかわいいお子さんでしたね。名前は何というんです?」
    イシストリア:「え? ああ……」
    イシストリア:「シーア、と」
    藍花:「シーア……」シアを見る
    イディー:「なるほど、いい名前だ」
    イシストリア:「代々の伝統で、シアプロトタイプスって長い本名はあるんですけどね」
    イシストリア:苦笑する。
    イディー:プロトタイプスーー!!
    モーグ・メタラージ:草
    藍花:シアプロトタイプスー!?
    シアストリス:採用されてる!?
    シアストリス:怖いよ!?
    グレン・ネルス:量産型になってて草
    イディー:これにはイシストリアも苦笑い
    シアストリス:「長い名前」
    シアストリス:「シーア、くらいがちょうどいい」
    イシストリア:「私達も負けてない気もしますけど」
    藍花:「二人とも良い名前」
    イシストリア:「ありがとうございます」イシスは笑うと再びあるき出した。
    「じゃあ、難民の方達用の宿まで案内しますね」

    イディー:「えぇ、ありがとうございます」
    イシストリア:「街の南東部の方なので、大通りを通って行きましょう」
    藍花:「ん」再びシアと手を繋ぐ
    シアストリス:「大通り……」
    シアストリス:「地下から?」
    イシストリア:「え? いや、普通に歩くだけですが……」
    シアストリス:「コボルトは?」
    モーグ・メタラージ:「アァほらアレだ、外じゃ地上歩くのもやっとだったからな」
    シアストリス:周りを見回している。
    モーグ・メタラージ:「もういいっての」
    イシストリア:「本当に大変だったんですね……」
    グレン・ネルス:「大変だったよ、何度死にかけたか」
    イディー:「この街にたどり着けたのなら苦労も報われるというものです」
    イシストリア:「ええ」
    藍花:「そう、だね」かすかな痛みがちくりと胸を刺す
    イシストリア:君達は再び美しい大通りをゆっくりと歩いていく。



    300年前の邂逅

    GM:────正面から、強い気配が感じられる。
    GM:蛮族の強烈な魔力だ。
    イディー:「…!?」
    藍花:「!」思わず全身の鱗と甲殻が逆立つ
    イシストリア:「……!」
    シアストリス:「……」パチ、と瞬いて藍花の後ろに立つ。
    モーグ・メタラージ:「……」
    ドレイクの偉丈夫:歩いてきたのは4人の蛮族。

    ドレイクの偉丈夫:ひとめで最上位の蛮族と分かるドレイク
    ハイゴブリンの姫:その共をするハイゴブリン
    シェフィード:噂にだけ聞いていたジェイドバジリスク
    ハラノヴ:そしてハラノヴ
    グレン・ネルス:「ハラノ……!」思わず剣に手がかかる
    藍花:「!」思わずグレンのマントを掴む
    藍花:「(グレン、ここではダメ……!)」
    モーグ・メタラージ:げしっ、と脛を蹴る
    ハラノヴ:「……!」
    イディー:「あの方たちは?」
    ハラノヴ:ハラノヴがぶつけられた殺気に身構える
    イシストリア:「この街にいる蛮族の、トップの方々です」
    シアストリス:「蛮族側の、トップ」
    グレン・ネルス:「……ああ、わかってる……わかってる……」深呼吸をし、心を落ち着かせる
    イシストリア:イシスの顔も緊張している
    ドレイクの偉丈夫:「ハラノヴ、やめろ」
    ハラノヴ:「で、ですがヤツは私に……」
    イディー:「こちらこそ失礼した。」
    イディー:「外から入ってきたばかりで、ご無礼をお許しいただきたい」
    モーグ・メタラージ:「外から来たばかりで、魔力にビビったんだ、すまねぇ」
    GM:次の瞬間、ハラノヴの頭は石畳に叩きつけられていた。
    ハラノヴ:「ガァアアッ……!?」
    シアストリス:「!」
    モーグ・メタラージ:「ぅぉっ……!?」
    イディー:ふえぇ…蛮族怖い…
    ドレイクの偉丈夫:「私はやめろと言った」
    藍花:「ひぇっ」
    イシストリア:「アシュさん。ここではそのような……」
    ドレイクの偉丈夫:「ああ、失礼した。このアシュ・カーヴ、部下の人族の方々への非礼を許すわけには行かなかったのでね」
    ハラノヴ:「ぐ、おおお……!」
    シアストリス:「……初めまして。」目線を微妙に合わせず、礼をする。
    シアストリス:上級蛮族に対する、砂の砦での挨拶だ。
    グレン・ネルス:「…………いや、こちらも不躾でした。その……外では戦士だったもので」
    アシュ・カーヴ:「なるほど、その街からの者か」
    藍花:「……。」早い鼓動が胸を撃つ。息苦しいまでの圧。
    アシュ・カーヴ:シアとグレンの態度に得心したように頷く。
    アシュ・カーヴ:「こちらこそ失礼した。今は客分だというのに」
    GM:どれくらいの強さか測ってみましょうか、魔物知識判定12
    グレン・ネルス:2d6
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : (2D6) → 8[5,3] → 8
    藍花:2d6
    <BCDice:藍花>:SwordWorld2.5 : (2D6) → 8[3,5] → 8
    モーグ・メタラージ:2d6
    <BCDice:モーグ・メタラージ>:SwordWorld2.5 : (2D6) → 10[6,4] → 10
    イディー:2d+4+3 セージ知識
    <BCDice:イディー>:SwordWorld2.5 : (2D6+4+3) → 7[1,6]+4+3 → 14
    藍花:。
    シアストリス:2d+3+4 セージ知識
    <BCDice:シアストリス>:SwordWorld2.5 : (2D6+3+4) → 3[1,2]+3+4 → 10
    アシュ・カーヴ:成功。ドレイクカウントです。
    藍花:でたわね
    イディー:ふえぇ
    グレン・ネルス:ですよねー!
    アシュ・カーヴ:モンスターレベル17
    シアストリス:今のうちにお腹出してひっくり返っとこうぜ
    イシストリア:「アシュさん、今日は父と会談を持たれる予定では……?」
    アシュ・カーヴ:「ええ、それが終わったところです。実に有意義な会談だった」
    アシュ・カーヴ:「貴方がたの魔導機と我々の兵力。外のアンデッドを滅ぼすのはもう時間の問題でしょう」
    イシストリア:「それは……良かったです……」
    藍花:「……。」目の前の強者の一挙手一投足に息が詰まり、思わず竜爪ひだりて蟹爪みぎてを庇うように握りしめる
    イディー:(まさか、魔動機について情報を漏らしたんじゃあるまいな…)
    アシュ・カーヴ:「ようやく大破局も終わる、戦後のあり方を考えていけないといけませんね」
    シアストリス:「(……そう。この災厄が終わったら、蛮族は。)」
    イシストリア:「ええ……一時的に手を結んだに過ぎないと言う方もいますが、これからも手をつなぎ続けることは出来るはずです」

    アシュ・カーヴ:「同感です、イシス姫。越えなければいけない課題は多いが、無駄な死よりは余程良い」
    ハラノヴ:ギリ、と歯を噛みしめる音が君達の耳まで届く。
    シェフィード:対象的にジェイドバジリスクは腕を組んだままヘラヘラと笑うばかりだ。
    藍花:「……。」目を伏せる。結末は……よく知っている。
    シアストリス:シェフィードの方見たくねえ〜〜
    モーグ・メタラージ:4人を観察しておこっと
    GM:お、じゃあモーグは探索判定12をどうぞ
    モーグ・メタラージ:おぉ
    モーグ・メタラージ:2d+6+2 スカウト観察
    <BCDice:モーグ・メタラージ>:SwordWorld2.5 : (2D6+6+2) → 7[4,3]+6+2 → 15
    GM:成功
    イディー:ナイス
    シアストリス:いいねえ
    藍花:よしよし
    GM:モーグはハイゴブリンの顔を見たことがあります
    GM:正確には、その絵を。
    イディー:おやおやぁ
    モーグ・メタラージ:一方的に情報を探れるガチのチャンスだからな
    藍花:ほう
    モーグ・メタラージ:絵?
    藍花:酒か?
    グレン・ネルス:絵とな
    GM:あれは、酒のラベルにあった絵だ。
    GM:イチヒメの酒
    藍花:せやろな
    シアストリス:おお
    モーグ・メタラージ:そんなのあったんだ……()
    イディー:お市の方か
    シアストリス:今取り出したらすごいファンガールとして扱ってくれるのでは!?
    藍花:そもそも持ちこめてるのか?
    イディー:はい、肖像権
    シアストリス:自分イチヒメ様のファンでモチーフのお酒まで造っちゃって…
    GM:残念ながらただのボトルになってますね、時間の矛盾が発生してるので
    シアストリス:くっ
    モーグ・メタラージ:「……(イチヒメの酒の?ハイゴブリンはドレイクの奉仕種族に近かったはずだが……)」
    イシストリア:「それで、その女性の方は……始めて見ますが……」
    アシュ・カーヴ:「ああ……妻です。こういうと笑われますが、イシス姫ならご理解いただけるでしょう?」
    ハイゴブリンの姫:「……」ハイゴブリンはおずおずと頭を下げた。
    イシストリア:「! ええ、勿論です」
    モーグ・メタラージ:「(胡散臭ぇ……成り立ち的に、作ったのか?この環境で?)」
    アシュ・カーヴ:「イーシス王とは近いうちに戦後の問題について語ろうということになりました」
    イシストリア:「ああ、それは良かったです……! むしろすみません。妖魔の方々を町に入れることができず……」
    アシュ・カーヴ:「いえ、構いません。特に妖魔は人間と見るや我慢が効かないものも多い」
    アシュ・カーヴ:「ご希望とあらば全員処分しましょう。不要なものたちです」
    モーグ・メタラージ:「(これだよ……)」
    イシストリア:「そ……れは……!!」
    藍花:「……。」
    シアストリス:「…………」
    アシュ・カーヴ:「失礼、人族の方はそういった考えは好まれないのでしたな」
    アシュ・カーヴ:アシュは努めて柔和な笑みを作ろうとした、ように見えた。
    モーグ・メタラージ:嘲笑やろなぁ
    シアストリス:あんまり作れてないんかい
    アシュ・カーヴ:「難しいものですね。貴方がたイーシス王家はこの街で誰よりも強大な力を持ちながら、それを振るわずにいる。その精神性には驚嘆せざるをえません」
    イディー:所詮付け焼刃よ
    藍花:蛮族め
    グレン・ネルス:表情筋が弱い
    アシュ・カーヴ:「これから見習わなければならない……ご教示いただきたい」
    シアストリス:なんじゃあこいつネチネチと
    シアストリス:しまいにはいてまうど
    イシストリア:「……え、ええ、いつでも」イシスは震えながら笑顔を作った。
    イディー:ステイステイ
    藍花:藍花はちらりと、だがなるべく目を合わせるようなことはないように4人を見まわした。特にシェフィードは……今後何とかしなければならない相手だ。(エディルネを救うためにも……)
    シアストリス:こうなったらマナー違反でめちゃくちゃ見てやる
    シアストリス:ガン飛ばすくらいならセーフでしょ
    アシュ・カーヴ:「さあ、行……」
    アシュ・カーヴ:アシュが視線に気づき、シアを見た。
    シアストリス:へへ…どうぞどうぞ旦那…
    イディー:こいつぅ〜
    アシュ・カーヴ:その手がシアへと伸びる。
    イシストリア:「!」
    モーグ・メタラージ:前に出て遮る
    藍花:「し、シアちゃん……!」ギョっとしたように慌て、だがそれでもその身をシアの前に躍らせ……ようとした
    シアストリス:「……っ」緊張を抑える。緊張?
    GM:では、一瞬後
    ハラノヴ:モーグの目の前に突き出されていたのは、ハラノヴの剣だった。
    モーグ・メタラージ:「っ」
    アシュ・カーヴ:アシュはその剣を掴み、止めていた。
    藍花:よし!いけ!頭蓋叩き割れ!
    ハラノヴ:「……!!」
    アシュ・カーヴ:「……人族にも勇者はいるのだな」アシュはモーグへと笑う
    ハラノヴ:「アシュ様! コイツは、アシュ様を睨みつ────っ」
    ハラノヴ:ハラノヴが再び地面に叩きつけられる。
    モーグ・メタラージ:「……ありがとよ、止めてくれて」
    シアストリス:「……元はこちらの無礼。」モーグの腰まで手を伸ばして後ろに押しやろうとする。筋力がないので力不足だが。
    アシュ・カーヴ:「いや、お前のような勇者が死ななくて良かった」
    アシュ・カーヴ:アシュは柔和に微笑みながら、その右腕でハラノヴを持ち上げ、地面に叩きつける。
    モーグ・メタラージ:はぁ、とため息一つついてシアの頭を抑えて下げる
    アシュ・カーヴ:一度、二度、三度、四度、五度
    イディー:庇いきれないという様子で仲間たちを見ている
    藍花:「ひっ……」
    藍花:みるみる青ざめていく
    ハラノヴ:「…………バルバロスは、強、さ、こそ……」
    グレン・ネルス:「…………」ハラノヴが、まるで赤子同然に扱われている
    アシュ・カーヴ:「だからこそ、お前はこうなっているんじゃないか」
    シアストリス:「……」
    アシュ・カーヴ:ボロ雑巾のようになったハラノヴをシェフィードへと投げつける。
    シェフィード:「かしこまりました」
    モーグ・メタラージ:(蛮族ってのは、本当に)そのやり取りを険しく見ながら、シェフィールド、ハイゴブリンを見やる
    シェフィード:シェフィードはそれを魔力の力場で受け止めると、浮かせて背負った
    藍花:カチカチと歯が鳴る。叩きつけられる様が、どうしようもなく重なる。痛みが、苦しみが……絶望が。
    GM:ちなみにこの時点のハラノヴはまだ若造です
    GM:ネームドミノタウロスくらい
    藍花:「うぅ……」縋るようにシアのマントを掴んだ
    アシュ・カーヴ:「それでは」
    モーグ・メタラージ:(熟達しすぎだろ魔力、ここから怠惰に過ごしたとして勝てる見込みがねぇぞありゃ)
    アシュ・カーヴ:アシュは微笑むとゆっくりと去っていった。
    イディー:頭を下げて見送る
    ハラノヴ:「私は……納得が……私は、私……はァッ……!!」
    ハラノヴ:悲鳴に近い呻きが、君達の耳に届く。
    ハラノヴ:だがそれも遠くなっていった。
    藍花:音が完全に聞こえなくなった瞬間にガクリと膝をつく「ひ、ひぃ……っ」
    モーグ・メタラージ:「……は、ぁ」
    イシストリア:「すみません、怖がらせて……」そっと藍花に駆け寄る。
    イシストリア:「大丈夫でしたか?」
    シアストリス:「なかなかのつわもの」
    イディー:「まったく…あまり無茶をするんじゃないよ」
    モーグ・メタラージ:「あぁ……問題ねぇよ」けっ、と面倒そうに吐き捨てる
    藍花:「シアちゃん……」深い溜息を一つ
    グレン・ネルス:「血の気の多いやつだったな」
    イディー:「君が言うかね」
    モーグ・メタラージ:「お前が言うか……?」
    イシストリア:「蛮族の方です。どうしても仕方ない部分はあるかもしれません」
    藍花:「……。」未だにふるりと震える腕をさする。
    グレン・ネルス:「何も言い返せねえ」
    イシストリア:「それでも我々との平和に同意してくださった方ですから」
    イシストリア:「藍花さん、大丈夫ですか?」
    モーグ・メタラージ:「まぁグレンの行動9割がたなぞったコイツがわりぃよ」シアの頭をたしっ、と軽くはたく
    イシストリア:藍花の顔を覗き込み、シアと良く似た顔で微笑む。
    シアストリス:「90点。惜しい」はたかれてぽよんと跳ねた。
    モーグ・メタラージ:「減点方式だボケ」
    藍花:「……ぇ?あ、う、うん?」目の前にイシスが突然現れたように感じ、びくりと後退る
    藍花:「な、何?」
    藍花:聞こえていなかった、ようだ
    イシストリア:「あ、ごめんなさい。震えていたようだったので……」
    藍花:「う、へいき……もう、大丈夫」さっと両腕をマントに仕舞い、引き攣った顔のまま口角を少し上げる
    イシストリア:「良かった」柔らかく微笑む。
    藍花:「……。」イシスから少し距離をとり、シアへと近づいた
    シアストリス:「ん。反省する。ごめん」振り返って藍花にくっついた。
    イディー:「すみません、人見知りをしているようで」
    イシストリア:「いいえ、ふたりは仲が良いんですね」
    イシストリア:イシスはどこか嬉しそうに言った。
    藍花:「うん、親友、だから」
    シアストリス:「うむ」
    イシストリア:「親友! それは大事にしないとですね」
    シアストリス:「もちろん。」
    藍花:「イシスにも、いる?」
    イシストリア:「ええ、もちろん!」
    イシストリア:「アサル……は家族になっちゃいましたけど、トトにケペラ、モリィもそうですね……あとは……」
    藍花:「?」
    イシストリア:イシスは一瞬だけ目線を地面に落とすと、すぐ戻した。
    「あ、ごめんなさい、名前を言ってもわからないですよね」

    イディー:(モリィのほうはそう思ってないかもしれないがな…)
    モーグ・メタラージ:(ケペラにモリィねぇ)
    シアストリス:「(トゥムのことかな)」ぼそぼそ。
    イディー:「いやいや、名前を知っていれば会うのが楽しみになりますから」
    藍花:シアに頷き、イシスに問う「赤い髪の女の子?」
    GM:ここは中央広場。君たちの世界線では危険で今までも訪れていない場所だ。
    気がつけば日も沈み、月が顔を覗かせている。

    イシストリア:「あら、ケペラを知っているんですか?」
    GM:夕暮れに気づくのが遅れたのは広場を煌々と照らす魔導街灯のせいだろう。
    そしてそのどの街灯よりも明るく、砂の神の聖印が遠く宮殿の城郭で輝いている。

    藍花:「ケペラ、も確かに髪赤いね」
    イディー:「んんんんっ!!!」
    藍花:「わ」
    イディー:「(こっちではケペラに会っていないだろう…辻褄を考えたまえよ君ィ…)」
    イシストリア:「どうしましたか?」
    藍花:「(そうだったっけ)」まだ少しぼんやりしているようだ
    イディー:「ケペラ…ゲッペルスのことかな?前の街で出会った、赤い髪のね」
    シアストリス:「そうなんだ」
    イシストリア:「あはは、じゃあ別人かもしれません」
    モーグ・メタラージ:(気にしすぎだと思うがねぇ……ぶっ飛んでるが過去の記録でしかねぇだろうに)
    グレン・ネルス:「ここに来て初めての体験ばかりで疲れてるんだ、多分」
    藍花:「そう、かもしれない」
    イディー:「こんなに明るい夜も初めてだろうしね」
    シアストリス:「ん。眩しい」
    イシストリア:「ふふ、あれはオシリスの魔導機群の紋章なんですよ」
    イディー:「ふむふむ」
    イシストリア:イシスは宮殿で輝く砂の神の聖印を見上げて言った。
    モーグ・メタラージ:「へぇ、また系統が違うのか?」
    モーグ・メタラージ:(オシリス……あの紋様が?てこたぁ"アクセス権限"とやらにも関係が……)
    イシストリア:「ええ、普通の魔導機と違ってこの街の全ての魔導機はナノマシンを媒介に、一つの指揮の元動いています。
    つまりこの街そのものが一つの魔導機のようなものなのです」

    藍花:「なのましん」
    シアストリス:「ナノマシン」
    イディー:「ふむ、ひときわ輝くあの宮殿にオシリスが?」
    イシストリア:「とってもちいさな魔導機です。砂粒くらいに」藍花とシアに答える。
    シアストリス:「良い砂。」シアは一人で納得したようだった。
    イシストリア:「ええ、仰る通りです。あそこに魔導機群のコアたるオシリスがあります。これのおかげで、私達はほとんど万能の力を手にしました」
    イディー:「実に興味深い、これほどの技術、開発するのは大変だったでしょうね」
    モーグ・メタラージ:「手にしたっつっても、一から作ったもんなんじゃねぇのか?」
    イシストリア:「ええ。大きなものでいえば、この街をアンデッドから覆い隠す砂嵐、”タップ・マグナの守り」
    イシスは宮殿の脇にある逆ピラミッド状の大きな建物を指差した。
    君達の時代でいう"砂嵐の目"だ。

    イシストリア:「本来灼熱のこの街の気温を下げるルクソールの日傘、無限の水を生むフィラエの水瓶もそうですし……」
    イシストリア:「小さなものでいえば、先程見せたような傷の治療……」
    イシストリアは親指の先を齧ると、血の滲んだ指先を上げてみせた。するとみるみる内に傷が塞がり、治っていく。

    イディー:「ルクソールの日傘…」
    イディー:「傷の治療…自動で…!?」
    藍花:「すごい」
    イシストリア:「完全自動ではありませんけどね」イシスは微笑んだ。「これらを作り出すための計画の名前が、オシリス計画と呼ばれています」
    シアストリス:シアはフンフン頷いている
    モーグ・メタラージ:(砂嵐の目、水瓶、シアの神聖魔法、気温は……あの塔か)
    グレン・ネルス:難しい話になってきたので松の練習をしている
    イシストリア:「でも」先程のモーグの言葉に答えるように振り向く。
    「これは本来我々の力ではない。我々は借りているだけ……」

    藍花:「誰から?」
    イシストリア:イシスは藍花の言葉に再び広場の石畳に目をやった。
    モーグ・メタラージ:「借りてる?」
    藍花:「?」イシスの視線と同じ方向を向く
    GM:単に石畳が広がっている。
    イディー:「これだけの魔動機を動かすエネルギー…ですね」
    イシストリア:「ええ、流石イディーさん」イシスは頷くとゆっくり歩き出した。
    イシストリア:そして、広場の中央の銅像の前で脚を止める。



    イーシスの都の夜


    GM:全員探索判定12をどうぞ。イディーはマギテックで振ってもOKです
    藍花:2d6
    <BCDice:藍花>:SwordWorld2.5 : (2D6) → 5[2,3] → 5
    グレン・ネルス:2d+6+2 スカウト観察
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : (2D6+6+2) → 6[5,1]+6+2 → 14
    イディー:2d+9+0+0 魔動機術行使
    <BCDice:イディー>:SwordWorld2.5 : (2D6+9+0+0) → 6[4,2]+9+0+0 → 15
    シアストリス:2d6
    <BCDice:シアストリス>:SwordWorld2.5 : (2D6) → 8[4,4] → 8
    モーグ・メタラージ:2d+6+2 スカウト観察
    <BCDice:モーグ・メタラージ>:SwordWorld2.5 : (2D6+6+2) → 8[5,3]+6+2 → 16
    GM:OK、成功した人は銅像の台座に扉が据え付けられていることに気づきます。
    藍花:「この人から借りたの?」見上げている
    シアストリス:視線だけは周りに合わせつつボーっとしている。目が慣れていないのだ。
    グレン・ネルス:「扉……中になんか入ってるのか?」
    イシストリア:「……いえ、もっと下。この地下に眠る友人から」
    モーグ・メタラージ:「ふぅん」
    モーグ・メタラージ:(地下深くの竜、か)
    藍花:「トゥムだ」
    イシストリア:「え?」
    イシストリア:イシスが目を見開く。
    イシストリア:「トゥムを知ってるのですか?」
    シアストリス:「そうだね。」シアは同意した。
    イシストリア:「シアさんも!?」
    藍花:「うん、知ってる。皆会ってる」
    藍花:「ね」
    モーグ・メタラージ:はぁ、とため息をつく
    シアストリス:「ん」
    グレン・ネルス:「いや会ってはいるが……まあいいか……」
    イディー:「まぁ、会ったというかなんというか…」
    イシストリア:「トゥムが街の外に……確かに彼女なら何があってもおかしくないけど……」
    シアストリス:「みんなが倒れた後にちょっとお話もした」
    藍花:「私ももっとお話ししたかったな」少し残念そう
    イシストリア:「本当に? それは……良かった……」イシスはシアの言葉にホッとしたような顔をする。
    藍花:「イシスもトゥムの友達?」
    イシストリア:「ええ」イシスは深く頷いた。
    イシストリア:「トゥムのことを知ってるなら、秘密にする必要もありませんね」
    イシストリア:「オシリスの魔導機群は、漏れ出る赤竜の力をエネルギー源にしているのです」
    藍花:「え」
    イディー:(やはりか…)
    モーグ・メタラージ:「なるほどな(まぁだよな)」
    グレン・ネルス:「なるほど……」よくわかっていない顔
    シアストリス:「トゥムは苦しんでない?」
    イシストリア:シアにイシスは頷いた。「私達じゃ、彼女がかく汗の分も消費できないですから」
    イディー:「たしかに、赤竜ともなると漏れ出るだけの魔力でも大変だ。エネルギーの制御はオシリスで?」
    シアストリス:「わかった。」
    藍花:「やっぱりトゥムは、すごいな」
    イシストリア:「ええ」イディーに頷く。
    イシストリア:「昔この地では、漏れ出る赤竜の力によりある風土病が発生していました」
    モーグ・メタラージ:ちらりとランファを見る
    イシストリア:「それは赤竜病といって……解決策を探っていくうちに、私達は彼女に会ったんです」
    藍花:「これ」そっと左腕を出す
    シアストリス:「昔?」
    イシストリア:「!」
    藍花:燃えるように赤い、竜の腕
    イシストリア:「藍花さんは、この街の出身だったのですか?」
    藍花:「うん」頷いてから首を捻る「……たぶん」
    藍花:あの地獄を"この街"と呼んで良いのか迷った
    イシストリア:「今は赤竜病の発生はほぼ押さえられているはずなのですが……」
    もしかして見た目よりだいぶ年寄り? と首をひねる。

    シアストリス:「治療法はある?」
    藍花:「抑えられるものなんだ」
    イシストリア:「一度変質したものは治すのは難しいですが、発症や進行を抑えることならば」
    イディー:「漏れ出る赤竜のエネルギーが原因なら、消費量を増やせば影響は減る。そう言うことだろう」
    モーグ・メタラージ:「あぁ、やっぱ元に戻すのはきついのな」
    藍花:「そっか、水薬……だっけ」
    イシストリア:「仰る通り。赤龍病はこの地に滲む"彼女"の余剰エネルギーが引き起こすもの。それを魔導機に使わせてもらうことで赤竜病の発生も押さえているのです」
    シアストリス:「贅沢すればするほど良くなる。不思議」
    藍花:「有効活用だね」
    イシストリア:「ええ、トゥムは……」イシスはそこで言葉を切った。
    藍花:「トゥムは?」
    藍花:促すように目が語る
    イシストリア:「トゥムは、地下深くに眠る赤竜の見ている”夢”が実体化したもの、と私達は考えています」
    シアストリス:「夢」
    藍花:「……。」
    モーグ・メタラージ:「夢見の精神だけであれたぁ、つくづく規格外だな」
    グレン・ネルス:「夢であの存在感かよ……」
    イシストリア:「ええ、眠る竜の見る夢。彼女そのものは自然現象に近い。言うなれば巨大な活火山のようなものです。にも関わらず、彼女は子供のような心を持っていました」
    藍花:「うん」
    イシストリア:「あの子の望みはたったひとつだった」
    イシストリア:イシスはそういうと藍花とシアを順々に見た。
    イシストリア:「貴方達同士のような、友だちが欲しいって」
    藍花:シアに視線を向ける
    シアストリス:藍花を見上げた。
    イシストリア:二人の様子に微笑んだ。「だから私たちは彼女に約束したんです」
    イシストリア:「彼女が人に触れ合えるようにする。その代わり力を貸して欲しいって」
    イディー:「触れ合えるように…」
    シアストリス:「いいね。」端的だった。
    モーグ・メタラージ:「……」
    藍花:「なら、今は……今なら触れる?」
    イシストリア:「まだ、完全ではないですが……」イシスはトン、と扉に手を置いた。
    「もし良かったら、明日会いに行ってみませんか?」

    イディー:「ほう」
    藍花:「行きたい」頷く
    シアストリス:「わかった。」
    グレン・ネルス:「あ、そんな簡単に会えるんだ……」
    モーグ・メタラージ:「は?できんのか?」かなり驚きだ
    イシストリア:「この地下に、彼女のための庭園を作っています。まだ防護・冷却措置は完全ではありませんが、少人数・短時間であれば」
    藍花:「うん」ぎゅぅと左の拳を握った
    イシストリア:「あ、握手とかは出来ませんよ! 黒焦げになっちゃいますから!」
    シアストリス:「ざんねん。」
    モーグ・メタラージ:「あぁ、だよな……」
    藍花:「わかった」
    モーグ・メタラージ:(……本当に分かってるか?こいつ)
    イシストリア:「……っと、もうだいぶ暗くなっちゃいましたね。宿に急ぎましょう」
    イシストリア:「案内しますね、ついてきてください!」
    モーグ・メタラージ:「あぁ、頼む」
    グレン・ネルス:「あいよー」
    シアストリス:ててててて。
    藍花:てくてく
    イシストリア:君達はイーシスに連れられて街の南東……君達が知るところの”鎖の街”におとずれた
    イシストリア:「街の南東部は、南の大きな薬草の森にちなんで”薬の街”と呼ばれてるんですよ」
    藍花:「くすり?くさりじゃなくて?」
    イシストリア:「ええ、くすりの町です」
    シアストリス:「森。」
    モーグ・メタラージ:(南の森……アルボル達のあそこか、なるほどそういう立地ね)
    イシストリア:「ええ、サボティンの森です。有用な薬用植物なので、まとめて育てていて……」
    イシストリア:そんなこの街のトリビアを聞きながら歩いていくと、君達の世界でちょうどダムール亭があるところに、同じようにこじんまりとした綺麗な宿が建っていた。
    名前は”太ったタヌキ亭”と言うらしい。

    GM:宿の外に出ている魔導機文明語の看板曰く、この宿は政府に難民宿泊用に指定されており、他の街からの難民は一週間無料で宿泊が出来るらしい。
    イシストリア:「この大破局で、数ヶ月前まではトアールから避難してきた方が沢山いらしたんですよ」
    シアストリス:「いっしゅうかんむりょう。」
    藍花:「とあーる……ってどこ?」イディーやグレン、モーグを見る
    イディー:「なるほど、受け入れるのも大変だったでしょう」
    モーグ・メタラージ:「……こっから南にある街だ」と、ランファに軽く教える
    イシストリア:「ええ、でもオシリスがありましたから」
    イディー:「かなり大きな町だよ。」
    グレン・ネルス:「トアールからっつーと……だいぶ遠いな、そこまでアンデッドは迫ってるのか」
    藍花:「へぇ」ここも大きい街なのに……と思った
    イシストリア:「ええ、トアールに限らず多くの街がアンデッドの波に飲まれました」
    イシストリア:「この街が助かったのはオシリスの魔導機群がなんとか間に合ったのと、蛮族と手を結べたからです」
    イシスは目を伏せた。

    イシストリア:「あっと、まさにそこから逃れてきた方たちに話す話じゃなかったですね! ごめんなさい!」
    藍花:「……。」
    イシストリア:「さ、入りましょう! すぐ手続きをしちゃいますから」
    イディー:「いえいえ、おかげで助かっていますので」
    シアストリス:「わかった。」
    モーグ・メタラージ:「あぁ、気にしないでくれ、バタバタしてたから経緯も分からねぇからよ」
    GM:君達は宿の扉を開ける。
    GM:◆
    GM:【太ったタヌキ亭】

    GM:宿に入ると中はこじんまりとしながらも、魔導機文明らしい清潔感があり先進的な内装になっていた。
    ぶっちゃけていえば現代のホテルのエントランスロビーです。

    藍花:すげー
    ダムールそっくりの男:そしてそのカウンターの中には……新聞(これすら砂の砦にはありませんが)を読んでいるダムールがいた。

    藍花:「!?」
    シアストリス:「ダムールだ。」
    藍花:「なんでここに?」
    モーグ・メタラージ:「……んん?」
    イディー:「しーっ」
    ダムールそっくりの男:「あん? 誰だお前ら……って姫様!?」
    イシストリア:「ディムールさん、こんばんは」
    グレン・ネルス:「本人……なわけないよな」
    シアストリス:「忘れられてる。」
    モーグ・メタラージ:(声まで似てんな……子孫かなにかか?)
    藍花:「ディムール」
    イシストリア:「ええ、この宿の主人のディムールさんです。昔ちょっと縁があって」
    藍花:二人を見比べる
    ディムール:「ちょっとの縁なんてとんでもない! 姫様のおかげで、リカントの俺でも差別を受けず宿が出せたんです! こっちは子々孫々恩返しするよう伝えていく所存ですとも!」
    シアストリス:「子々孫々」なるほど。シアは一人で納得した。
    イシストリア:「あ、あはは……、姫様はやめてくださいディムールさん。難民の方がいらっしゃったのでお泊りいただこうと」
    ディムール:「それはそれは、姫様のご紹介ならなんなりと!」
    藍花:「血って、すごい」
    ディムール:ディムールはイシスの言葉を受けるとはりきってなにやら準備をし始めた。
    イシストリア:「血……?」
    イディー:「?」
    シアストリス:「きっとお店は長く続く」
    藍花:「そうだね」
    モーグ・メタラージ:(……こいつらマジで状況理解してねぇんだな?)呆れの顔で見ていた
    ディムール:「そう言ってもらえると嬉しいねえ! 今度来た時はサービスしてやるからな!」
    藍花:「楽しみ」
    イシストリア:「さて、それじゃあ私はこれで……」
    とイシスが言いかけた時、ふわりと美味しそうな、食欲を唆るスパイシーな香りが漂ってきました。

    GM:街の外の料理メニューはシアと藍花はわかりようがないので……
    グレンモーグイディーは見識判定か宝物鑑定判定9をどうぞ。

    イディー:2d+4+3 セージ知識
    <BCDice:イディー>:SwordWorld2.5 : (2D6+4+3) → 7[2,5]+4+3 → 14
    グレン・ネルス:2d+6+2 スカウト観察
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : (2D6+6+2) → 5[3,2]+6+2 → 13
    シアストリス:うおおん(嘆き)
    藍花:こんなモノ、知らない……ッ
    モーグ・メタラージ:2d+6+2 スカウト観察
    <BCDice:モーグ・メタラージ>:SwordWorld2.5 : (2D6+6+2) → 9[5,4]+6+2 → 17
    GM:成功、では3人は高級品であるスパイスを幾つも混ぜ合わせた宮廷でも供される超高級料理……カレーの香りと分かります。
    グレン・ネルス:「ん、この匂い……」
    グレン・ネルス:「確かカレーとかいう……食ったことはねえけど」
    藍花:「かれー、だってシアちゃん」
    シアストリス:「初めて見た。」見た?
    モーグ・メタラージ:「……良いもん食ってんなぁ」
    藍花:「"良いもん"らしい」
    イディー:「なるほど文献で読んだだけだが、スパイシーな香り…食欲をそそるね」
    シアストリス:「たのしみ。」
    イシストリア:「あら、確かにカレーに臭いですね」
    ディムール:「ああ、夕飯の用意が整ったようですね。姫様、庶民的なメニューで悪いですが、もしよかったら食べていかれませんか?」
    イシストリア:「え? えっと……」イシスは君達の方を見た。
    シアストリス:「夜はこれから」イシストリアを見上げている。
    モーグ・メタラージ:(庶民的扱いかぁ……時代がちげぇなぁ)
    イシストリア:「お邪魔じゃないなら……いいですか?」
    藍花:「もちろん」
    イディー:「えぇ、ぜひぜひ。」
    グレン・ネルス:「いいとも」
    イシストリア:「ふふ、ありがとうございます!」
    ディムール:「よし! じゃあ張り切って用意しますとも!」
    GM:◆
    GM:【太ったタヌキ亭──食堂】
    GM:では君達はホテルのロビーを抜けて食堂に案内された。
    食堂は難民らしきお客が何組かいるだけの静かな場所で、落ち着いて食事を取ることが出来そうだ。

    GM:そして少し待つと、君達の前にはカレー……炊いた米に茶色いドロドロしたシチューをかけた料理が出された。
    猛烈に食欲をそそるスパイスの香りが君達の鼻をつく。どうやらこの料理が先程の香りの正体らしい。

    藍花:「おぉ……?」スンスンと匂いを嗅いでいる。
    シアストリス:「液体」
    イディー:「おぉ…これが…」
    ディムール:「待たせたな! おかわりもいいぞ!」
    藍花:「(泥……?)」
    モーグ・メタラージ:「……見たことしかなかったが」見た目悪くね?などと考えていた
    シアストリス:我々はハメられたのか……!?
    イディー:スプーンですくって食べる
    イシストリア:「カレーは初めてですか? このスプーンですくって、ご飯と一緒に食べるんです。美味しいですよ」
    シアストリス:「おお」イディーの様子を見ている。
    藍花:「あっ」イディーの様子を見守る
    イディー:「んんん〜〜〜!」
    グレン・ネルス:「米が……白い……!?」
    GM:では他の人も味覚チェックしてみましょうか、2d6でファンブルじゃなければ美味い!ってなります。
    藍花:2d6
    <BCDice:藍花>:SwordWorld2.5 : (2D6) → 4[1,3] → 4
    グレン・ネルス:2d6
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : (2D6) → 9[4,5] → 9
    GM:あとは出目で度合いを測りましょう
    イディー:2d6
    <BCDice:イディー>:SwordWorld2.5 : (2D6) → 8[6,2] → 8
    シアストリス:2d6
    <BCDice:シアストリス>:SwordWorld2.5 : (2D6) → 7[5,2] → 7
    モーグ・メタラージ:2d6
    <BCDice:モーグ・メタラージ>:SwordWorld2.5 : (2D6) → 7[1,6] → 7
    藍花:ちょっとからかったんだろうか
    GM:カレーは万人が好きなのでファンブル以外成功です(強弁)
    グレン・ネルス:「これは……」一口食べる
    モーグ・メタラージ:「んぐ……おぉ、うめぇ」
    グレン・ネルス:「美味い!」テーレッテレー
    グレン・ネルス:謎の効果音が鳴った
    GM:藍花は辛いもの苦手なのかもしれない
    イディー:「なるほど、これはうまい…!」
    藍花:「……ぅ」ちょっと顔を顰める
    シアストリス:「ピリピリする。」パクパク食べている。
    イシストリア:「ふふ、家庭の味って感じで美味しいですね」
    イシスも同様に食べ始める。

    藍花:「これが、家庭の味……」あまり納得はいかなかったようだ
    グレン・ネルス:「おかわりある?」もう皿が空になっていた
    シアストリス:小首を傾げた。「味……ごくん。複雑。たくさんある。不思議」
    ディムール:「早いな?!」
    ディムール:「いいぞ、もっと食え……」
    グレン・ネルス:「うめ……うめ……」
    イシストリア:「あ、シアさん。口元に……」イシスは紙ナプキンをとってシアの口周りを拭く。
    モーグ・メタラージ:「急きすぎだろ……」普通に食べている
    シアストリス:「んー」されるがままだ。
    藍花:「これが"美味しい"……なるほど……?」
    イシストリア:「これでよし、って……あ、ごめんなさい、でしゃばっちゃって」
    藍花:「ありがとう、イシス」
    シアストリス:「おかあさまみたい。」
    イシストリア:「ふふ、私も不思議とシアさんは他人の気がしなくて」
    藍花:「よく似てる」
    シアストリス:「そう?」カレーをすくう。
    イシストリア:「そうかしら?」カレーをすくう。
    藍花:「でも違う」
    イシストリア:「確かに。シアさんは勇気がありますもんね」イシスは頷いた。
    藍花:「?そうじゃない。シアちゃんはシアちゃんで、イシスはイシス」
    藍花:「シアちゃんもすごい、イシスもすごい」
    イシストリア:「確かに、その通り」藍花の言葉にイシスは納得したように頷いた。
    藍花:「ん」
    藍花:再びスプーンを使うのに苦心しはじめた
    GM:ああ、器用度−2ペナルティ……
    藍花:ここがインドなら……
    シアストリス:「身長も違う。」どうでもいい情報を付加しながら立ち上がって藍花に近づいた。
    藍花:「そうだね」座ったままシアを見上げる
    シアストリス:特に何も言わずスプーンでカレーをすくい、差し出す。
    シアストリス:慣れたものだ。
    藍花:「んあ」素直に口を開ける
    イシストリア:「……本当に二人は仲がいいんですね」
    この光景にはイシスも少し驚いたようだった。

    モーグ・メタラージ:(餌付け……)呆れながら食べている
    シアストリス:「ずっと一緒だから。」
    藍花:「うん、ずっと一緒」
    イシストリア:「ええ、お互いを大事にしてあげて」
    藍花:「当然」小さく頷く
    シアストリス:「わかった。」
    イシストリア:イシスは少し眩しそうに目を細める。
    イシストリア:「……そうだ、シアさん、広場ではありがとうございました」
    イシストリア:「貴方がアシュさんを睨んだのは、私を庇ってくれたのでしょう?」
    シアストリス:「……んー、」
    藍花:「……。」
    シアストリス:「私が嫌だったから。それだけ」
    イシストリア:「……」イシスはふたたび驚いたように目を見開いた。
    イシストリア:「シアさんは強いんですね」
    シアストリス:「全然。」
    シアストリス:「ビームが2回当たったら動けなくなる。」
    イシストリア:「びーむ」
    藍花:「ごめんね……シアちゃん」
    藍花:「私がもっと強ければ」
    イディー:「ビームと言えば…ガーディアンもオシリスで制御を?」
    モーグ・メタラージ:「お前はオマエで勝手に沈んでんなっての」
    イシストリア:「ええ」イディーの言葉に頷く。
    シアストリス:「藍ちゃんが強いからあの時みんな助かった」
    イシストリア:「あの時、アシュさんの言ったことは……実は間違いではないんです」
    藍花:「……。」口を噤み、再び開いた口にカレーが運ばれていく
    シアストリス:話を聞きながら輸送に集中している。
    イシストリア:「オシリスの魔導機群はとてつもない力を持っています。欲望に負けて使い方を間違えれば、周囲を破滅させ、自分自身も不幸にしてしまう」
    イシストリア:「大破局はまだ終わっていない。蛮族の人たちとは話が通じづらいこともあります」
    イシストリア:「ガーディアンを使って蛮族と全面戦争するべき、そういう人もいます」
    モーグ・メタラージ:(挙句がアレじゃあな)
    イディー:「ふむ、しかしイシスさんはそうではないと」
    イシストリア:「ええ……力で全てを捻じ伏せるようなやり方はしたくない。そうしているうちに、近くに誰もいなくなってしまうから」
    藍花:「……。」
    イシストリア:イシスは目を伏せる。おそらくトゥムのことを含めた言葉だったのだろう。
    シアストリス:「頑張ってる。」
    シアストリス:「すごい。」藍花を見ながら呟く。
    グレン・ネルス:「蛮族と分かり合える時なんて来るのかねぇ。あ、おかわり」3皿目であった
    配膳ロボ:『オカワリ、オマチ』
    配膳ロボ:グレンのところに今度はロボがカレーを運んできた
    グレン・ネルス:「おおすごい」
    藍花:「分かり合えない、のかな」
    グレン・ネルス:「これで無限にカレーが食える」
    配膳ロボ:『マカセロ』
    イシストリア:「分かりません。でも、それで私はホルスを作ろうと思ったんです」
    モーグ・メタラージ:(無理だろ)口には出さなかった
    イシストリア:ロボを撫でながら、イシスが言った。
    シアストリス:「話し合える存在。」
    イシストリア:「ええ、こんなふうに街を管理する魔導機群も『大事な友達』に出来たら、少なくとも悪用はしづらくなるんじゃないかなって」
    イシストリア:「もっと言えば……この子自身に心があれば、もし我々がおかしくなってしまった時に止めてくれるかもしれない」
    イディー:「なるほど…」
    配膳ロボ:『?』
    イシストリア:「私の分のおかわりもいただける?」
    配膳ロボ:『マカセロ』
    イシストリア:「ふふ、ありがとう」
    イシストリア:ロボの背中を見ながらイシスが微笑む。
    「いずれは私達王族の代わりに、この子たちがこの街を守ってくれるかも……なんて」

    イシストリア:イシスは目を伏せた。宮廷という特異な場所にいた彼女からすると、人や蛮族よりも機械の方が信用出来るのかもしれなかった。
    藍花:「……そうなるといい、ね」複雑な顔だ
    イディー:「なるほど…人を守る魔動機が街を管理するか…理想郷ですね」
    イシストリア:「ええ、継承権が回ってこない気楽な立場だから言える思いつきなんですけどね」イシスは照れたように笑った
    シアストリス:「継承権」
    グレン・ネルス:「…………」思うところはあるが、とりあえずカレーを食っている
    イシストリア:「でもアサルはそれを真面目に聞いてくれて……」
    藍花:「アサルってどんな人?」
    イシストリア:「優しい人ですよ。それで何かあったら絶対に諦めない」
    イシストリア:イシスはほんのりと頬を染めた。
    藍花:「おお」
    シアストリス:「すごい」
    イシストリア:「でしょう!」シアのコメントに食い気味に答えた
    モーグ・メタラージ:(トアールとオートも相当荒事の気配があったが、支配層なんざなるもんじゃねぇなぁ)
    イシストリア:「……って、しまったもうこんな時間!」
    イシストリア:イシスはバタバタと立ち上がった。
    藍花:「そっか」ようやく一皿目を食べ終わったところだ
    イシストリア:「話をしてたらアサルとシーアに会いたくなってきちゃいましたし、ここでお暇しますね」
    イディー:「どうも遅くまでありがとうございました。」
    シアストリス:「ん。また明日。」
    藍花:「おやすみ、イシス。また明日。」
    イシストリア:「ええ、また明日」
    グレン・ネルス:「おう、また明日ー」4皿目。
    ディムール:「食いすぎだろ……」
    モーグ・メタラージ:「あぁ、じゃあな」
    イシストリア:イシスは君達に微笑むと去っていった。
    GM:◆
    GM:【太ったタヌキ亭──客室】

    GM:さて、たっぷりのカレーを食したあと、君達には5人用の個室が割り当てられた
    GM:君達が部屋に入るとパチン、という音ともに昼間のような灯りが灯る
    シアストリス:「おお」
    イディー:「まぶしっ」
    藍花:「わっ」
    GM:ブォオオオオオオ……怪しげな音ともに室温も快適に保たれているような気がする
    グレン・ネルス:「これも魔動機か?」
    モーグ・メタラージ:「……マジでどこにでも魔動機があるな」
    GM:イディーは全部魔導機と分かりますね
    GM:ぶっちゃけ全部荷物に詰めて持って帰りたいやつです
    イディー:「あぁ。シア君の魔法のようなものだろう」
    イディー:「下水でお世話になった快適空間を作る奴の劣化版だ」
    シアストリス:「ん。寝るところつくるやつ。」
    藍花:「すごい、夜なのに全然寒くない」
    GM:さて先端文明により室温は快適だが、状況はだいぶ不透明なのも確かだ。
    GM:すこしPC同士で話し合ってみるのもよいだろう
    グレン・ネルス:「さて、とりあえずわかったことだが」
    モーグ・メタラージ:「はぁ、やっと人目もなくなったが……やっぱこれ、幻覚の類なのか?」
    グレン・ネルス:「やっぱりここは現実じゃねえ」
    藍花:「寝るところもふかふか」ベッドをぽふぽふしている
    グレン・ネルス:「あんなにカレーを食ったのにまだ食えそうな感じがする」
    イディー:「そうだね、まだ確信はないが…」
    モーグ・メタラージ:「まぁだろうな、過去の再現というには俺らに反応を返して……お前は黙ってろボケ」
    シアストリス:「ん。口ぶりもそうだった。」
    グレン・ネルス:「待て! 真面目な話だ!」
    藍花:「もう一回グレンを抓ったり殴ったりしてみる?」
    イディー:「ただ、これだけリアルな感覚を与えるものだ、無茶をしてけがをすればどうなるかわからないよ」
    グレン・ネルス:「いくら俺でもあんな大量にメシ食えるわけないだろ!」
    モーグ・メタラージ:「サキュバスとかのと同じで、精神が死ぬ可能性もあるしな」
    シアストリス:「ん。ご飯は美味しい。強い蛮族は怖い。なら、傷を負ったら本当に痛いはず。」
    藍花:「シアちゃん、もう無茶はやめてね」ベッドの上に腰かけた
    シアストリス:「気を付ける。」
    藍花:「これが現実じゃないのはわかってる」
    藍花:「けど……」
    藍花:「戻りたくない、かも」
    イディー:「ここで幸せな夢を見ながら飢え死にするかい?」
    グレン・ネルス:「カレーだけ持って帰れねえかな」
    藍花:「……わかってる、ここにずっとは居られないって。」イディーの言葉に握りしめられたシーツがくしゃりと歪む
    モーグ・メタラージ:「安楽死なんざゾッとしねぇよ、それに」
    グレン・ネルス:「つーか向こう現代の俺たちの身体はどうなったんだろうな」
    モーグ・メタラージ:「どうせここにいても、蛮族だのの権力争いに巻き込まれるのは目に見えてるだろうよ」
    イディー:「それにそれはボクたちの目的じゃない」
    シアストリス:「そう。」
    藍花:「……うん」
    シアストリス:「引継ぎを終わらせて、遺産を全部動かして、またこの風景を作ればいい。」
    藍花:「この風景を?」驚いたようにシアを見る
    イディー:「シア君の言う通りだ。」
    シアストリス:「ここなら、藍ちゃんは誰にも悪口を言われない。」
    藍花:「……!」
    モーグ・メタラージ:(……それはそれで別口で恨み買いそうだなコイツら)
    シアストリス:「昔、一緒に遊んでた時。誰かが藍ちゃんのことを小さな声でからかっていた。」
    シアストリス:「ここは違う。」
    藍花:「……うん、そう、だね」
    藍花:「今は夢みたいな話かもしれない、けど」
    藍花:「きっと、きっと本物にできるよね。シアちゃんと一緒なら」
    シアストリス:「これが空そうじゃなくて、過去の歴史なら。」
    シアストリス:「もう一度だって、何度だって再現できる。」
    藍花:「そう、だよね」
    シアストリス:「するよ。」
    シアストリス:翡翠の眼が藍花を見ていた。
    藍花:「ありがとう、シアちゃん」瞳に映る自分はきちんと笑えていただろうか
    モーグ・メタラージ:「果てしないこったな、じゃ、改めて状況確認するぞ」
    モーグ・メタラージ:「俺らはあの墳墓で……恐らく夢?みたいなもんを見てるわけだ」
    イディー:「あぁ。おそらく目を覚ますためには継承のプロセスを終わらせる必要がある。」
    モーグ・メタラージ:「だな、過去を一方的に探れるってのは魅力的だがよ」
    モーグ・メタラージ:「……あぁそうそう、昼間の蛮族の中にいたハイゴブリン、アレ見覚えあったぜ」
    シアストリス:「お酒のやつ」
    藍花:「タキツルが作ってたお酒」
    モーグ・メタラージ:「おう、イチヒメの酒だ」
    モーグ・メタラージ:「素直に考えれば、アイツがイチヒメって名前なんだろ」
    グレン・ネルス:「あー、どっかで見たことあると思ったら」
    イディー:「ほう、あのお酒のラベルに?よく覚えてたね。」
    モーグ・メタラージ:「勘が掠っただけだがな、どっちかってーとシェフィールドの方を探りたかった」
    シアストリス:「ちびちび飲んでるからラベルは見慣れてる。」
    シアストリス:ここに来てからは時間の矛盾からか中身が空っぽになっているので飲めていない。悲しい。
    藍花:「いいな、私も今度飲みたい」
    イディー:「シェフィールドというと…人間牧場のオーナーだったか」
    イディー:「なんともつかみどころのない感じだったね」
    藍花:「すごくお酒が好きだってパールが言ってたね」
    モーグ・メタラージ:「見るからに魔力の扱いがぶっ飛んでたくらいだ、分かったのは」
    GM:実際、現実に戻ったら戦わねばならない相手だ。
    GM:今のうちに弱点を探っておくのは良い策だろう。
    藍花:「これから、なんとかしないといけない相手……」
    藍花:果たしてなんとかなるのか?とその表情が翳る
    イディー:「まぁ、何とかなるとは思えないが…とんでもない弱点でも見つかるといいね」
    モーグ・メタラージ:「まぁ正面から当たるのは無茶だろ、ありゃダーテとかその辺並みだ」
    シアストリス:「ここはずっと前の歴史。今の本人がもう気にしてないような弱点があるかもしれない。」
    モーグ・メタラージ:「"いつか"やり合えるようになるとしても、謝肉祭に間に合わねぇなら意味もねぇしな」
    モーグ・メタラージ:「あぁ、奴が無気力になったっつぅ理由だとかな」
    目覚まし:『ピ』
    藍花:「ぴ?」
    シアストリス:「ホルスだ。」
    目覚まし:とつぜん、ベッドの脇の機械が音を出した。
    目覚まし:『ソロソロ、消灯時間です。明日は何時に起こしマスカ?』
    目覚まし:『ピ!』
    目覚まし:シアの言葉を否定するでもなく、胸を張る。
    イディー:「おっと、もうそんな時間か。」
    シアストリス:「時間。正確に数えたことない。任せる。」
    藍花:「私も」何時、とは一体なんのことだろう
    目覚まし:この時代は、時間は昼と夜でそれぞれ12分割されているようだった
    グレン・ネルス:「寝るか。今あれこれ議論しても答え出ねえしな」
    イディー:「夜明けと共に起こしてくれ」
    目覚まし:『ピ! マカセロ』
    藍花:「ホルスだ」シャキーンを聞いてそう思った
    目覚まし:目覚ましもまた、オシリスの一部なのだろうか?
    だとしたらそういうこともあるかもしれない。

    モーグ・メタラージ:「便利だなこの時間計」
    イディー:「最後に…この”夢”が継承のための物だとすれば、流れに沿って行けばつつがなく終わるはずだ。くれぐれも無茶なことやわけのわからないことはしないように」
    シアストリス:「そんなことするわけない。」
    イディー:「そう願うよ」諦めている表情
    GM:お前が言うな……そんな言葉を胸にしまいつつ、作戦会議を終わらせた君達はそれぞれベッドに潜り込んだ。
    柔らかすぎるベッドは落ち着かないが、きっと疲れをよくとってくれることだろう……。




    夢の終わり

    GM:【太ったタヌキ亭──客室】
    GM:世界が震えるような感覚。
    GM:キミたちは激しい地鳴りで目を覚ました。
    モーグ・メタラージ:「ぅ、おっ」
    藍花:「!」飛び起きる
    シアストリス:「んぅ……」
    イディー:「ウワーッ!」
    グレン・ネルス:「!? なんだどうした!?」
    GM:部屋は暗いままで、電気もつかない。
    イディー:フラッシュライト!
    シアストリス:光あれ
    GM:ボッ、灯りとともに部屋の中が映し出される。
    GM:窓の外は真っ暗だ。
    ディムール:「なんだぁ!? なにが起こってる!?」階下から聞こえてくるのはディムールの声
    イディー:「むぅ…何も見えない…」
    シアストリス:「ダ、ディムールの声。」
    イディー:「ひとまず下に降りようか。倒壊したらまずい…」
    モーグ・メタラージ:「ち、こっちの連中にも想定外か……!?」
    藍花:「ホルス、ホルス、いる?」目覚ましとして側にいたはずなのだ
    シアストリス:「わかった。」壁伝いに腕を伸ばし、スムーズに移動する。
    モーグ・メタラージ:即座に準備を整えて階下へ
    目覚まし:『ガ、ガ、ガ、ガーーーーーーー』
    目覚まし:目覚ましは雑音を発し続けているだけだ
    グレン・ネルス:「街中まで真っ暗とはただごとじゃねえな……」
    GM:では君達は階下に降りる。ロビーもディムールと数人の宿泊客が混乱している他は、同様の状況だった。
    モーグ・メタラージ:「……」(仮にこれがあり得ないこととして……あり得るのは)
    GM:状況を把握するには、外に出る必要があるだろう。
    シアストリス:うおおドタバタドタバタ
    イディー:出るぞ〜
    藍花:「……皆大丈夫……だよね?」嫌な予感を胸に抱きつつ外へ
    GM:では、君達は宿の外に出る。
    GM:そこでは────空が赤く染まっていた。
    GM:宮殿の上空を中心として赤い砂嵐が渦巻いている。

    シアストリス:「……」
    藍花:「……ぇ」呆然と空を見た
    GM:そして天から雷のような声が響いた。
    モーグ・メタラージ:「……外からの干渉、か?」
    イディー:「…宮殿…!まずい、オシリスが…!」
    ???:『奪え、報われぬ全ての者達よ。我はこの地の正当なる王、新たなる神なり』
    ???:シアにだけはその声に聞き覚えがある。
    あれはかつて闘技場でヴァゼルと対峙した歳、シアに選択を迫ってきた時の砂の神の声だ。

    セトナクト:『我が名はセトナクト。我に仕えよ。我を崇めよ』
    イディー:「セトナクト…」
    シアストリス:「あれ、は」
    藍花:「……シアちゃん?」
    シアストリス:「そっか。」
    シアストリス:「あなただったんだ。」
    藍花:「え、何……?」よくわからないというように不安な目を向けた
    モーグ・メタラージ:「……イディー、これぁ史実だと思うか?俺ぁ外からの妨害を疑ってるが」
    GM:街が燃えている。赤い砂嵐が吹き荒れる。
    美しい街は一夜にして、君達が見慣れた……いや、あれ以上に凄惨なものに変わり果てていた。

    シアストリス:「……!」
    イディー:「史実だと思うがね…」
    グレン・ネルス:「どういうことだ……!? 一晩でこんなになるものかよ……!?」
    藍花:「そ、んな……街が……」昨日まで何もなかったのに
    モーグ・メタラージ:「ちっ、ひっくり返されたのは大破局の解決後と踏んだんだがな……」
    シアストリス:「イシス、探さなきゃ。」
    イディー:「宮殿を抑えたならこの街の魔動機を制御下における、蛮族と呼応したなら一晩あれば十分可能だと思うが」
    藍花:「!うん、イシスを探そう」
    :「いやーーーーっ!」
    シアストリス:「ホルス、いつものホルスがいない今、ここで一番権利を持っているのは───」
    GM:その時、悲鳴が聞こえる。
    キミたちがそちらの方を振り向くと、町中になだれ込んだ蛮族達が街の住民達に手当たり次第に襲いかかっていた。


    藍花:「ッ!」
    モーグ・メタラージ:「だが見たろ、頭はセトナクトの方だ……アシュ・カーヴを差し置いて……ああっくそ、後だな考察は!」
    (熱狂)トロール:「殺せ! 神のために! 殺せ! セトナクト様のために!」
    :「くそ、警察は! ガーディアンはどこに行ったんだ!」
    藍花:あまりに見慣れた・・・・、でもこの世界には似つかわしくない光景に吐き気がする
    (熱狂)ゴブリン:「殺せ! 神のために! 殺せ! セトナクト様のために!」
    蛮族達自体は下級蛮族だが、その目は熱狂で爛々と輝いている。明らかに普通の様子ではない。

    モーグ・メタラージ:「宮殿か、地下だ!」
    GM:もし戦うならば魔物知識判定自体は過去に済んでいるので省略。
    全員魔物知識か異常感知判定の高い方を目標10でどうぞ、シアだけ+2ボーナス

    藍花:2d6
    <BCDice:藍花>:SwordWorld2.5 : (2D6) → 5[3,2] → 5
    モーグ・メタラージ:2d+6+2 スカウト観察
    <BCDice:モーグ・メタラージ>:SwordWorld2.5 : (2D6+6+2) → 5[3,2]+6+2 → 13
    グレン・ネルス:2d+6+2 スカウト観察
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : (2D6+6+2) → 8[3,5]+6+2 → 16
    イディー:2d+4+3 セージ知識
    <BCDice:イディー>:SwordWorld2.5 : (2D6+4+3) → 6[1,5]+4+3 → 13
    シアストリス:2d+3+4+2 セージ知識
    <BCDice:シアストリス>:SwordWorld2.5 : (2D6+3+4+2) → 9[6,3]+3+4+2 → 18
    GM:成功
    (熱狂)ゴブリン:◯降臨の熱狂
    常時"ヴァイス・ウェポン"及び"バーサーク"がかかっているものとして扱います。人族に対する命中+4、物理ダメージ+7、回避−3、抵抗+3(能力反映済み)

    シアストリス:ウワッ
    イディー:ひえっ
    GM:藍花に対してだけ命中-1、ダメージ-2
    シアストリス:藍花
    シアストリス:やったんか
    GM:蛮族だからヴァイスウェポンが効かないからだよう!
    シアストリス:貴様がこの事件の首謀者……!
    藍花:な・・
    イディー:ゆるせねぇ
    藍花:ワタシダッタノカ・・
    (熱狂)ゴブリン:「ヒ、ヒヒヒ、チカラ、チカラ! スゴイ!!」
    (熱狂)ゴブリン:「コロセ! コロセ! 人族!! カミ! イッタ!」
    モーグ・メタラージ:(こいつら……外に置き去りにされたって連中か?まとめ上げたのか?)
    イディー:「とにかく住人は無視だ、いいね?これは夢。助けたところで歴史は変わらない。」
    藍花:「でも……」
    シアストリス:「……。」
    GM:無視するならそれもOK、戦うなら先制14
    イディー:「今は、イシスさんのもとに向かうのが先決だろう」
    モーグ・メタラージ:「……気に食わねぇが俺も賛成だ」
    モーグ・メタラージ:「それに、ここで戦ったところで……」街の空を見る
    藍花:「でも……だからって……!」
    モーグ・メタラージ:全域が赤く染まっている
    シアストリス:「わかった。でもちょっと待って。」杖を抜いた。
    シアストリス:「魔法を仕込んでおく。いつも通りできるなら。」
    GM:可能です。
    グレン・ネルス:「まあ、次から次へと来るだろうな」
    シアストリス:後衛にファナティ、前衛にセイクリッドシールドでもかけようか
    モーグ・メタラージ:「……良く聞けランファ、俺たちじゃここは止められねぇ」
    モーグ・メタラージ:「―――止めるなら、セトナクトの方を何とかするしかねぇ」
    藍花:「……。」強く握った両拳から軋むような音がする
    GM:では発動どうぞ>シア
    シアストリス:ウス
    シアストリス:ファナティ、モーグとイディーに。合計MP4消費。
    GM:(やっぱりアンナマリーア強いなの顔)
    シアストリス:2d+6+0+0 操霊魔法行使
    <BCDice:シアストリス>:SwordWorld2.5 : (2D6+6+0+0) → 2[1,1]+6+0+0 → 8
    藍花:ファッ
    シアストリス:できませんでした
    シアストリス:戦闘始まってからかけるわ!ごめんね!
    GM:神が言ってる。させんと
    モーグ・メタラージ:草
    イディー:おのれ砂の神(悪)
    シアストリス:うおおならば前衛の藍花とグレンにセイクリッドシールド!
    藍花:まぁそれはそれで50点おいしい
    モーグ・メタラージ:MPはちゃんと消費しなさいね
    シアストリス:セイクリッドシールド
    シアストリス:2d+10+0+0 神聖魔法行使
    <BCDice:シアストリス>:SwordWorld2.5 : (2D6+10+0+0) → 6[1,5]+10+0+0 → 16
    シアストリス:あぶね
    GM:発動! バフ・デバフに記載お願いします
    セトナクト:『我は神。この砂の大地の神』
    セトナクト:セトナクトの声がシアの鼓膜で反響する。
    シアストリス:「……っ!」振り上げた杖の先端が揺れる。
    :「ぐああああーーーっ!!」
    (熱狂)トロール:「コロセ! コロセ! ウワッハッハッハッハ!!」
    君達が助ける間も無く、蛮族たちが住民達を蹂躙していく。
    魔導機に頼り戦うことを忘れた人族は、彼らにとって赤子同然だった。

    藍花:「ッ!」思わず両耳を塞ぐ
    (熱狂)ゴブリン:街中はまたたく間に砂の神に熱狂する蛮族の群れに蹂躙され、
    本来守るべきガーディアンは姿が見えない。

    :「アアアーーーッ!」
    グレン・ネルス:「クソッ……!」
    シアストリス:「"身を守って"。」
    モーグ・メタラージ:「……」魔動機は制圧されたとみていい、だが「衛兵はどこに……?」
    シアストリス:いつものように、杖を振り下ろす。
    グレン・ネルス:「衛兵も戦えるような恰好じゃなかっただろ、おそらくはもう……」
    モーグ・メタラージ:「ち……そういうことか」
    イディー:「ワープポータルの場所を聞いておくんだったな…」
    イチ:「戦いをやめてください……!」
    GM:そんな中、必死に絞り出すような叫び声が聞こえた。
    イチ:「戦いをやめてください! この状況はアシュ様のご意図に沿いません!」
    シアストリス:「声がする。」
    モーグ・メタラージ:「ん、あれぁ……」
    イチ:そこには熱狂にかられる蛮族たちに届かぬ叫びをあげるハイゴブリンのイチと……
    藍花:「!」塞いだ耳をすり抜けて聞こえた声に目を見開く
    アシュ・カーヴ:その隣に血塗れになって倒れ伏すアシュ・カーヴがいた。
    グレン・ネルス:「……!?」
    イチ:イチの周囲には元々護衛だったのだろう、数体のハイゴブリンやボガートが倒れている。

    藍花:「う、そ……」
    モーグ・メタラージ:「……は?アイツが?」
    イディー:「一体誰が…」
    藍花:あんなに強かった蛮族が?目の前で?死にかけている?
    イチ:「あ、貴方たちは……」
    グレン・ネルス:「おいこりゃどうした!? ドレイクカウントだろこいつ!?」
    シアストリス:「……!」条件反射か、ケガを見るために走り寄る。
    アシュ・カーヴ:アシュをよく観察するなら完全に事切れています。死因は胸を切り裂く一撃。
    ガードしようとした剣ごと真っ二つに断ち切られています。

    グレン・ネルス:「誰がこれをやった!?」
    アシュ・カーヴ:無論魔剣も相当な代物だったことが一目で分かる。だが、それを豆腐のように切り裂いている。
    モーグ・メタラージ:「ちっ、何があった、コイツがこんなになるような輩いねぇだろ!?」
    イディー:ひえっ
    藍花:「ひっ……!」この状況そのものが恐怖だ
    イチ:「アシュ様は……アシュ様は死んでおりません! 必ず起き上がって……」
    イチ:イチは君達の言葉に震える声で応える。
    イディー:「いや、死んでいるよ。キミも速く逃げたほうがいい。」
    藍花:「一体誰が、こんなことを……」
    イディー:「ゴブリンが護衛じゃもたないだろう」
    イチ:「…………あ、あ、あ」イディーの言葉に、イチが呻く。
    モーグ・メタラージ:「……仮に蘇生が効いても、魔剣が折れてる」
    モーグ・メタラージ:「答えてくれ、誰がこれをやったんだ」
    イチ:「……セ、セトナクトという魔導機の剣を持つ男が、アシュ様を……」
    シアストリス:「……」神官は黙している。
    イチ:「その後、ハラノヴがセトナクトに従ったのを切欠に、皆、続々と……」
    モーグ・メタラージ:「……魔動機の、剣」
    イディー:「オシリスの剣…か?」
    グレン・ネルス:「推測の域を出ねえが……」
    藍花:「そうだ……イシス、イシスがどこにいるか、知らない?」瞳が虚ろに揺れる
    モーグ・メタラージ:「くそっ、昨日の内に研究所に押し入っておくんだった……!」
    シアストリス:「ん。イシスは権限を持ってる」
    イチ:「イシス様ですか、イシス様は……」
    ハラノヴ:「ケンタウロス隊! 進め!」
    その時、道の向こうから歓喜と威信に満ちた叫び声が聞こえた。

    藍花:「!」
    グレン・ネルス:「ッ! この声は……!」
    ハラノヴ:見ると、ケンタウロスの隊を率いたハラノヴが血に塗れた剣を掲げながら行進している。
    シアでなくても感じられるほどに強力な砂の加護を感じる。

    GM:一旦隠れるならば隠密判定13、相手の能力を探るなら魔物知識判定12/18 どうぞ。
    どちらも誰か1人成功でOKです。

    モーグ・メタラージ:「あーあーあークソ!呑気に話してらんねぇなぁ!」
    イディー:2d+4+3 セージ知識
    <BCDice:イディー>:SwordWorld2.5 : (2D6+4+3) → 9[3,6]+4+3 → 16
    モーグ・メタラージ:隠れ
    モーグ・メタラージ:2d+6+3 スカウト運動
    <BCDice:モーグ・メタラージ>:SwordWorld2.5 : (2D6+6+3) → 7[3,4]+6+3 → 16
    グレン・ネルス:2d+6+2 スカウト運動
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : (2D6+6+2) → 7[2,5]+6+2 → 15
    藍花:2d+3+3 レンジャー運動
    <BCDice:藍花>:SwordWorld2.5 : (2D6+3+3) → 8[3,5]+3+3 → 14
    シアストリス:2d6
    <BCDice:シアストリス>:SwordWorld2.5 : (2D6) → 6[3,3] → 6
    ハラノヴ:能力詳細はコマ参照
    ハラノヴ:【特記事項】
    ◯砂の騎士/14(21)
    砂の神から騎士としての寵愛を受けており、傷が際限なく塞がり続けます。死亡した場合効果は失われます。
    ・手番開始時に全部位の体力が40回復します。部位が破壊されていた場合、即座に復活しその手番から行動を行います。
    ・精神効果無効

    藍花:ウゲーッ!
    シアストリス:なんだこりゃー!
    モーグ・メタラージ:うへぇ
    モーグ・メタラージ:「っ、こい!グレン、そっち担げ!」アシュの肩を担ぎ、イチを先導して物陰へ
    藍花:「シアちゃんっ……!」シアの手を引き物陰へ飛び込む
    イチ:「は、はい……!」
    グレン・ネルス:「おう!」足の方を持ち物陰へ
    シアストリス:「んっ」体を預ける。
    GM:では君達はイチを伴って物陰に隠れることに成功する
    イディー:「とと…」慌てて後を追う
    モーグ・メタラージ:「……手ひどく扱われた報復、にしちゃ随分と雰囲気が変わってるなぁ?」
    ハラノヴ:「神の力が……力が溢れてくる。だが、これは……!」
    通りの中央を行進しながら、ハラノヴは片方の手で自分の喉から胸を掻きむしった。まるで焼け付く飢えに苦しむように。

    モーグ・メタラージ:見立てはどうだ?とシア、イディーに視線を送る
    ハラノヴ:「そうか……そうだ! 力も勝利も奪ってこそ! アシュの言葉など人族の魔導機を恐れる臆病者の戯言に過ぎなかったのだ!」
    イディー:「大通りであったのとは別人だね…」
    ハラノヴ:ハラノヴが掻きむしるごとに、出来た傷はそれと同じスピードで修復されていく。
    イディー:「見たまえ、あの傷の修復速度を…殺す方法が思いつかないよ」
    シアストリス:「加護が強すぎる。」
    モーグ・メタラージ:「その魔動機に頭ん中まで支配された奴、って考えると哀れだな、同情はしねぇが」
    藍花:「う、ぇ……」同じように首元に両爪を立てる。治らない。当然だ。
    ハラノヴ:「聞け、者共!」
    ケンタウロス・ナイト:「オオオオオオオッ!」
    ハラノヴ:「我は新たなる主、セトナクト様に従い、偽りの平和を捨て人族を蹂躙する! 勝利を求めるものは我に続け!」
    ケンタウロス・ナイト:「ウオオイオオオオオオオオオオッ!」
    ハラノヴ:ハラノヴ達はそのまま宮殿の方角へと走り抜けていく。
    グレン・ネルス:「行先は宮殿か……」
    イチ:「ハラノヴ…………」イチが呻く。
    イディー:「マズいな宮殿の方に向かってる…」
    イチ:「イシス様は、私が最後に見た時は広場の方にいらっしゃいました。ヤツと遭遇しなければ良いのですか」
    モーグ・メタラージ:「ありがとよ、急ぐか」
    イディー:「あぁ」
    イチ:イチはアシュの遺体に膝枕したまま、視線を落とした。
    イチ:「……アシュ様は、ああ見えてあなたがた人族の魔導機を恐れておりました。あれを敵に回せば、滅びるのは自分たちだと」
    シアストリス:「……」
    イチ:「だが、あれは……セトナクトは……蛮族なのですか……?」
    モーグ・メタラージ:「……それで、随分と慎重に、それでいて大仰に振る舞ってたわけだ」
    モーグ・メタラージ:「何?」
    イディー:「知らない奴なのかい?」
    モーグ・メタラージ:「セトナクトは……お前らの配下とかじゃねぇのか?」
    グレン・ネルス:「仲間じゃなかったのか?」
    イチ:「はい。それに私には、あれが同じ蛮族だとはとても思えない。いや、人族とも……」
    藍花:「ならアンデッド……?」
    シアストリス:「……」空を見上げた。
    イディー:「魔動機かもね」
    モーグ・メタラージ:「……判断はつかねぇな、覚えておく」
    セトナクト:空には赤い砂嵐がまるで炎のように渦巻く。
    イディー:「それか…自身が言っていたように神か」
    イチ:「わた、し、は」
    グレン・ネルス:「一つだけはっきりしてんのは、ドレイクカウントを一撃でぶった切れるような規格外のバケモノってことだけだ」
    イチ:「わた、私は、諦めません。どれだけかかってもアシュ様の理想をこの街で叶えて見せる……」
    イチ:イチはアシュの遺体を抱えたままよろよろと立ち上がる。
    藍花:「どこに行く気……?」
    モーグ・メタラージ:「……蛮族の生存圏ってところか」
    イチ:「わかりません、とにかく、安全な場所へ……」
    シアストリス:「じゃあ、ディムールのところ」
    イチ:イチはそういうとシアの言葉も聞かず南西の方角へよろよろと歩いていった。
    シアストリス:「行っちゃった」
    モーグ・メタラージ:「アホ、あそこも安全とは……南西……現代じゃ牢獄だの骨の河だのの方か」
    藍花:「ん、私たちも……行かなきゃ」首を擦る。赤い血は流れたまま。じりじりと焼け付くような飢えもまた。
    イディー:「言ったところでだ、モーグ君。これは夢、歴史は変わらない。」
    グレン・ネルス:「そこなんだが」
    グレン・ネルス:「じゃあ俺たちの役目はなんだ?」
    シアストリス:「最後まで、見届ける?」
    モーグ・メタラージ:「んん……あくまで継承なんだろ?これぁ」
    イディー:「あくまで僕の推論だが…この街で起きたことを体験させ、継承者がどうするか選ばせるんじゃないかと思ってるよ。」
    グレン・ネルス:「どうするか、か……」
    イディー:「シア君、しっかり目に焼き付け、心に刻むことだ。かつてこの街に起きたことを。」
    シアストリス:「わかった。」
    藍花:「……。」心配そうにシアを見た
    シアストリス:「私の目が、そのために開いたのなら。」
    モーグ・メタラージ:「そう難しく考える必要はねぇ、そもそも継承のシステムを作った連中はこの時代にいるんだ」
    GM:ではイシスを追って広場へ、でいいですか?
    藍花:OK
    モーグ・メタラージ:「直接聞けばわかる、行くぞ」
    グレン・ネルス:いこう
    シアストリス:くっ我々も下半身がウマなら
    GM:【広場】

    ガーディアン:キミたちが広場に出ると、目に入ったのはガーディアンたちだった。
    ガーディアン:しかし様子がおかしい。本来、行動を共にすべき警官たちと向き合うように対峙している。
    藍花:「あの人……」
    衛兵風の態度の男:衛兵の背後には住民たち。衛兵の中には、キミたちがこの街を訪れた時に見た男の顔もあった。
    シアストリス:「あれは」
    モーグ・メタラージ:「ちっ、やっぱり乗っ取られてるよなぁ……!」
    グレン・ネルス:「やはりガーディアンも向こう側か……!」
    衛兵風の態度の男:「やめろ、待て、ま────」
    ガーディアン:『制圧』
    藍花:「!」
    ガーディアン:そして次の瞬間、ガーディアンの発するレーザーが警官たちを薙ぎ払った。
    イディー:「…っ!」
    衛兵風の態度の男:「あああああああっ!!」
    :「ひ、ひいいいいいいいいっ!」
    シアストリス:「"傷を───」
    モーグ・メタラージ:「バカ、顔出すな!」背後に庇う
    シアストリス:「むぐ」
    :「あ、あああ……!」
    ガーディアン:ガチャン、ガチャンとガーディアンたちが住民に向かう。
    イディー:「イシスさんはきっと隠し扉だ…行こう。」住人たちから目を背ける
    GM:そして、抑え込まれたシアの代わりにガーディアン達の前に飛び出したものがいた。
    藍花:「あ……あぁ……」熱波に煽られたマントがはためく。伸ばした手が彼らに届くことは……
    イディー:なにっ!
    イシストリア:「やめてください!」
    シアストリス:ギャー!
    イディー:ウワーッ!
    モーグ・メタラージ:「ああっ!?クソが……!」
    シアストリス:「イシス」
    ガーディアン:『──────』ビクリ、と一瞬ガーディアンが動揺したように見えたが……
    藍花:「イシス、ダメ……!」
    モーグ・メタラージ:「前言撤回!行くぞ!」
    イディー:撃ちてぇ
    ガーディアン:『制圧』
    グレン・ネルス:「イシス……!」
    GM:もし飛びついて助けるなら軽業判定12
    イディー:お、いけーっ!
    GM:失敗した場合、庇うとして代わりにダメージをうけることになります
    シアストリス:我々もいくぞー!
    モーグ・メタラージ:判定するぜー
    GM:代表者で!
    シアストリス:なにっ
    GM:よし、行けモーグ!
    モーグ・メタラージ:とりあえず固定値9!行きます!
    グレン・ネルス:一人か、モーグ任せた!
    モーグ・メタラージ:2d+6+3 スカウト運動
    <BCDice:モーグ・メタラージ>:SwordWorld2.5 : (2D6+6+3) → 7[5,2]+6+3 → 16
    GM:全員で飛び出して薙ぎ払われたら困るでしょ!
    GM:成功
    藍花:これはヒーロー
    イディー:俺は平目だからよ
    GM:ではモーグはイシスに飛びついてレーザーから逃れることに成功した。
    イディー:ナイスゥ!
    モーグ・メタラージ:「ああくそ、ホントにやること成すこと打算だらけだ俺ぁ……!」
    モーグ・メタラージ:ばっ   ずさぁぁっ!!!
    グレン・ネルス:「モーグ! 平気か!」
    イシストリア:「っ!!」
    藍花:「ッ……!」細めた目が二人の無事をとらえる
    モーグ・メタラージ:押し倒すように庇う
    シアストリス:「イシス、これは。」
    イシストリア:イシスとモーグの背後で建物が吹き飛び、炎上する
    イディー:「よくやった!」
    :「あっ、あわっ、あわわわわっ!!」
    :住民達は蜘蛛の子を散らすように逃げ出すが
    モーグ・メタラージ:「無事だよ、シアストリス抑えなきゃよかったかこれよぉ!?」
    モーグ・メタラージ:「っ、言ってる場合じゃねぇか!」
    ガーディアン(飛行型):『制圧』
    :「ああーーーーっ!!」
    藍花:「イシス!」シアとイシスをガーディアンの射線から遮るように駆け寄る。
    :その大半がガーディアンに蹴散らされていく
    イシストリア:「あ、ああ……」
    イシストリア:「も、モーグさん? 藍花さん……?」
    シアストリス:「……」ガーディアンに目を向ける。
    モーグ・メタラージ:「よぉ、話があるが……これぁ後だな」
    藍花:「何が、起きてるの?」視線はガーディアンに向けたまま、背後のイシスにも意識を向ける
    イシストリア:「わ、私にも……」
    イシストリア:イシスが立ち上がろうとした瞬間────
    ガーディアン:『ピピピピピ……』
    シアストリス:「来る」
    モーグ・メタラージ:「錆びてねぇのとやり合うのは初か?硬そうだなアイツら」
    ガーディアン:『排除優先IDを受信。排除』
    ガーディアン:ガーディアン達の目が赤色に染まる
    モーグ・メタラージ:「……やっぱこれよぉ、外から仕込んでねぇか?」
    モーグ・メタラージ:「すげぇ聞き覚えのある単語だぜ、今の」
    イシストリア:「そんな、この子たちが裏切るはずが……」
    イディー:「たしかに…」
    ガーディアン(飛行型):『排除』
    ガーディアン(飛行型):ガーディアンたちが君達に襲いかかる。
    グレン・ネルス:「乗っ取った時に中身書き換えたのかもな」
    GM:魔物知識は成功済
    モーグ・メタラージ:「端的に言うぜ、セトナクトって奴の仕込みだ、詳しくは後で」
    イディー:「まぁ、それならそれでぶっ壊すまでだろう」
    藍花:「今度こそ、今度こそ……シアちゃんを傷つけさせない!」



    300年前のガーディアン戦



    GM:先制判定16!
    モーグ・メタラージ:2d+6+3 スカウト運動
    <BCDice:モーグ・メタラージ>:SwordWorld2.5 : (2D6+6+3) → 5[3,2]+6+3 → 14
    イディー:2d6
    <BCDice:イディー>:SwordWorld2.5 : (2D6) → 6[2,4] → 6
    グレン・ネルス:2d+6+2 スカウト運動
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : (2D6+6+2) → 11[6,5]+6+2 → 19
    モーグ・メタラージ:ぐえーっ
    藍花:2d6
    <BCDice:藍花>:SwordWorld2.5 : (2D6) → 10[6,4] → 10
    モーグ・メタラージ:ナイスゥ
    シアストリス:2d+5+4+1 ウォーリーダー先制(知)
    <BCDice:シアストリス>:SwordWorld2.5 : (2D6+5+4+1) → 9[3,6]+5+4+1 → 19
    藍花:さすグレン
    イディー:ナイスゥ!
    GM:グレンとシアがガーディアン達の機先を制する!
    シアストリス:グレンおにいさまー!
    GM:では戦闘です、準備はOK?
    藍花:OK
    モーグ・メタラージ:おk
    シアストリス:全員殺す!
    GM:OK、では────
    グレン・ネルス:OK
    シアストリス:「"道を開けて"!」シアが杖を振り上げる。
    ガーディアン:『排除セヨ。この地をセトナクト様のモノに。』
    GM:【戦闘開始】

    敵後衛:ガーディアン飛行型A,B

    ------------------------------

    敵前衛:ガーディアンA,B,C,D
    味方前衛:グレン、藍花

    ------------------------------

    味方後衛:モーグ、イディー、シアストリス

    GM:冒険者たちの手番
    シアストリス:ファンブルのせいでセイクリッドシールドしか仕込めてないんや
    シアストリス:検めてファナティかけなおそうか
    モーグ・メタラージ:ファナティ貰えれば露払い行ける
    シアストリス:モーグとイディーにファナティシズム!
    グレン・ネルス:グレンにもくれ
    シアストリス:!?
    GM:本気モードだ
    グレン・ネルス:この能力値だと避けられないし当たらねえ
    イディー:覚悟が決まっている
    シアストリス:ではグレン、モーグ、イディーに。消費MPは合計6。
    シアストリス:2d+6+0+0 操霊魔法行使
    <BCDice:シアストリス>:SwordWorld2.5 : (2D6+6+0+0) → 7[5,2]+6+0+0 → 13
    GM:発動!
    GM:この地での魔法は通常通り発動する。
    イシストリア:「皆さん、無茶です! ガーディアンは人族が対抗できるような相手では!」
    モーグ・メタラージ:「安心しろ、数回やりあってる」
    イシストリア:「え……? 貴方達、は……?」
    GM:だが、これまで常に傍らにいた"砂の神"の気配は感じられない。
    シアストリス:「高揚ヴァリキ戦意ファイス奮起エコナーゼ……昂れファナティシズム。」
    シアストリス:操霊魔法は術式さえ構築できれば発動に支障はない。しかし……
    セトナクト:シアがいま感じるのはただ上空で砂嵐とともに渦巻く傲慢なまでの欲望、渇望
    モーグ・メタラージ:「ふ、ぅぅぅ……入るときと同じだ、とんでる奴先にやるぞ!」ぎ  り ぃ  !
    モーグ・メタラージ:んじゃ討ちます!
    藍花:討伐せよ!
    GM:カモン!
    モーグ・メタラージ:キャッツアイ使って飛行型に徹甲矢露払い!
    モーグ・メタラージ:命中12+2+1+5=20!
    ガーディアン(飛行型):必中!ダメージどうぞ!
    モーグ・メタラージ:あ、シアウォーリーダーの攻撃バフもくれる?
    シアストリス:忘れてた!まだ間に合いますか!
    GM:発動していたと認識しているが?
    シアストリス:そうでしたね。
    モーグ・メタラージ:ヨシ!黒炎5も入れて射出!
    シアストリス:発動したのは怒涛の攻陣?でしたよね
    モーグ・メタラージ:k28[(9+0)]+10+6$+0#1 ダメージ/ブラッドスクイーズ+徹甲矢2H
    <BCDice:モーグ・メタラージ>:SwordWorld2.5 : KeyNo.28c[9]a[+1]+16 → 2D:[3,3]=7 → 6+16 → 22
    モーグ・メタラージ:ちぃ弱弱しい
    ガーディアン(飛行型):16ダメージ!
    モーグ・メタラージ:「し  ぃ 」 ひゅ   だがんっ!!!
    モーグ・メタラージ:「ちっ、やっぱかてぇなコイツら!」
    ガーディアン(飛行型):ガーディアンの装甲に矢が立ち、爆炎を発する
    グレン・ネルス:「硬いだけじゃねえ、動きもいい!」
    ガーディアン(飛行型):しかしガーディアンの合金装甲は貫通を阻止
    シアストリス:「つるぴか。」
    イディー:「全盛期のガーディアンということだ」
    イシストリア:「飛行型ガーディアンを弓で捉えた……!?」
    イディー:「ホルス、ロックオン」魔動機の見せる夢なら、ホルスの機能のトレースも可能だろうと信じ、言霊のようにつぶやく
    GM:言葉はかえらない、だが支えられるような感覚があった。
    イディー:キャッツ、タゲサ、エフェクトバレット雷、ロックオン
    ガーディアン(飛行型):カモン!
    イディー:2d+8+5 命中力/テンペスト2H
    <BCDice:イディー>:SwordWorld2.5 : (2D6+8+5) → 9[5,4]+8+5 → 22
    藍花:いいぞ
    イディー:k20[11]+12+0 ダメージ
    <BCDice:イディー>:SwordWorld2.5 : KeyNo.20c[11]+12 → 2D:[3,2]=5 → 3+12 → 15
    シアストリス:たっけ…
    イディー:+3の18ダメ
    ガーディアン(飛行型):「!?」
    ガーディアン(飛行型):銃弾がガーディアンを貫き、電撃が走る
    イディー:「よし…いける!」
    ガーディアン(飛行型):『ピ、ガガ……!!』
    ガーディアン(飛行型):『脅威対象と認識。対象レベルを測定……』
    モーグ・メタラージ:「だが落とすのはきついな……アレ収束レーザーが来るぞ!」
    ガーディアン:『測定完了。脅威度6+、早急ニ排除』
    イディー:「前の奴は頼んだ!」
    グレン・ネルス:「続く!」
    シアストリス:「出来るだけ回避して。体が動きにくくなる。」
    イシストリア:「……! そうです、流石イディーさん、ガーディアンの弱点は電気です!」
    ガーディアン:『……』
    ガーディアン:ガーディアンがガチャガチャと鎌のような前足を構え、グレンを迎え撃つ
    グレン・ネルス:飛行ガーディアンに戦神ダガー
    グレン・ネルス:2d+9+4+1 命中力/戦神の意匠のダガー1H投
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : (2D6+9+4+1) → 6[4,2]+9+4+1 → 20
    ガーディアン:命中!
    イディー:ナイスゥ!
    グレン・ネルス:k12[(10+0)]+10+3$+0#0 ダメージ/戦神の意匠のダガー1H投
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : KeyNo.12c[10]+13 → 2D:[6,3]=9 → 5+13 → 18
    シアストリス:いいぞ
    ガーディアン:9ダメージ!
    グレン・ネルス:いや、飛行ガーディアンです!
    GM:間違えた!
    ガーディアン(飛行型):12ダメージ!残り10!
    藍花:なんとかなってくれ……!
    グレン・ネルス:続いてハンドアックス投擲、飛行型に
    グレン・ネルス:2d+9+4 命中力/ハンドアックス1H投
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : (2D6+9+4) → 9[6,3]+9+4 → 22
    ガーディアン(飛行型):当たるかどうか、来い!
    藍花:すごい
    グレン・ネルス:k12[(11+0)]+10+3$+0#0 ダメージ/ハンドアックス1H投
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : KeyNo.12c[11]+13 → 2D:[5,4]=9 → 5+13 → 18
    イディー:すごいぜ〜!
    ガーディアン(飛行型):12ダメージ、撃破!
    藍花:す ご い
    GM:フィニッシャーの執念
    グレン・ネルス:しまったキャッツマッスルと唱え忘れていた
    モーグ・メタラージ:ないすぅ〜
    グレン・ネルス:バフは反映されています
    イディー:さすが俺達の最強フィニッシャー
    シアストリス:さすがやで
    GM:私がログを読む限り発動してたが……?
    グレン・ネルス:そうだったな……
    GM:ロールをどうぞ!
    グレン・ネルス:「落とすッ!!」胸からダガー、そして斧を同時投擲!
    ガーディアン(飛行型):『ピ、ガガ……!』
    グレン・ネルス:先の攻撃で割れた装甲を撃ち抜く!
    ガーディアン(飛行型):銃と矢を撃ち込まれ揺らいでいたガーディアンの装甲の傷を、ナイフと斧が寸分たがわず撃ち抜いた!
    ガーディアン(飛行型):『ガ……! ガガガ……!?』
    ガーディアン(飛行型):ガーディアンが空中で爆発!
    イシストリア:「す、ごい……!」
    イシストリア:イシスが感嘆に息を呑む
    シアストリス:「あの時のと比べて、どう」
    モーグ・メタラージ:「ぉ、マジかナイスだグレン!」
    グレン・ネルス:「ファナティシズムがなけりゃ危なかった、こいつら油断できねえ……!」
    ガーディアン:『…………』相棒を破壊されたはずのガーディアンは、それでも一切苦痛も動揺もなく戦闘体勢を継続する
    藍花:よし、やるぞ
    GM:来い!
    藍花:猫目筋熊羚脚
    藍花:ガーディアンに三連撃
    藍花:3 2d+12+1 命中力/甲殻鋭爪/竜の鋭爪1H拳
    <BCDice:藍花>:SwordWorld2.5 : #1 (2D6+12+1) → 5[2,3]+12+1 → 18
    #2 (2D6+12+1) → 10[5,5]+12+1 → 23
    #3 (2D6+12+1) → 7[4,3]+12+1 → 20

    藍花:3 k15[(10+0)]+10+4$+0#0 ダメージ/甲殻鋭爪/竜の鋭爪1H拳
    <BCDice:藍花>:SwordWorld2.5 : #1 KeyNo.15c[10]+14 → 2D:[5,1]=6 → 4+14 → 18
    #2 KeyNo.15c[10]+14 → 2D:[1,6]=7 → 4+14 → 18
    #3 KeyNo.15c[10]+14 → 2D:[5,3]=8 → 5+14 → 19

    ガーディアン:ヒューッ!
    ガーディアン:c(18+18+19-27)
    <BCDice:ガーディアン>:DiceBot : c(18+18+19-27) → 28
    ガーディアン:28ダメージ!
    シアストリス:でっか…
    イディー:つっよ
    藍花:あつい、あつい、あつい……平和が、希望が、幸福が燃えてしまう。崩れてしまう。壊れてしまう。
    ガーディアン:『破壊。殲滅』
    藍花:「ぅ、ぅぅ……」さらに深く自らの首へと爪を立てる。それは悪夢のような光景からの逃避か、無辜の民を見捨てたことへの罰か。
    ガーディアン:ガーディアンのレーザーは無慈悲に建物を、広場を焼く
    藍花:鋭い痛みが弱い心を踏み砕き、憤怒と憎悪の紅炎にくべられる。
    ガーディアン:『対象、蛮族。敵対意志を確認、排除』
    藍花:「壊、れろぉッ!」見開いた金目の瞳孔が細まり、そのまま一瞬でガーディアンまでの距離を詰めると、その装甲を砕くように拳を叩きつける
    ガーディアン:『ピ、ガガガ……!?』
    強烈な連撃にガーディアンの強固な身体が大きくかしいだ。

    イシストリア:「ガーディアンの装甲を、素手で……!?」
    イディー:「びっくりだよね」
    イシストリア:『ガーディアン! 戦闘を中止しなさい! 貴方たちの力はそんなもののために……!』
    ガーディアン:『殲滅』
    ガーディアン:ガーディアンはイシスを無視し、藍花とグレンを見据える。
    ガーディアン:▶レーザー掃射/12(19)/回避/消滅
    「射程:自身、対象:1エリア」にレーザー掃射を行い、2D+12の魔法ダメージを与えます。連続した手番には使用できません。

    ガーディアン:命中19、ふたりは回避をどうぞ
    グレン・ネルス:2d+10+-2 回避力
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : (2D6+10-2) → 2[1,1]+10-2 → 10
    藍花:2d+11+1 回避力
    <BCDice:藍花>:SwordWorld2.5 : (2D6+11+1) → 9[6,3]+11+1 → 21
    GM:ごじってーん
    GM:すげ
    イディー:儲けもうけ
    グレン・ネルス:ひっくり返せば避けれるな()
    モーグ・メタラージ:草
    グレン・ネルス:受けます!
    ガーディアン:OK!
    ガーディアン:2d6+12 グレンダメージ
    <BCDice:ガーディアン>:DiceBot : (2D6+12) → 6[5,1]+12 → 18
    ガーディアン:ガーディアンがレーザーを掃射する
    ガーディアン:魔導の熱線により、薙ぎ払うように炎が上がった
    グレン・ネルス:「チィッ!!」魔法のおかげで痛みはない、ただ肌の焼ける感覚だけがある
    シアストリス:「!」
    イシストリア:『……!』
    藍花:極限まで高まった殺意はレーザーを見切り、その熱線は鱗をわずかに傷つけるにとどまる
    イシストリア:散ってくる火花に、イシスはケープでシアを庇うようにする。
    シアストリス:「イシス……」
    モーグ・メタラージ:「火力も相当か……!」
    イディー:「無事かい!?」
    藍花:あつい、くるしい、かなしい、むなしい、たりない……喉が渇く。ひりつくような熱に浮かされる。「うぅぅ……!」
    グレン・ネルス:「あと一発は耐えられる。平気だ」
    イシストリア:「ええ。シアさんも……!」
    イシストリア:イシスはほとんど無意識にシアを庇ったようだった。
    シアストリス:「……イシス、危ない。」ぎゅ、とひっついてシア自体を盾にする。
    イシストリア:「シア、さん……!?」
    イシストリア:イシスは驚いたようにシアを見おろした。
    GM:【冒険者たちの手番】
    藍花:これから連戦あるかもしれないこと考えると先に物理組でいくか?
    イディー:ウス
    GM:カモン!
    モーグ・メタラージ:いけーっ
    藍花:シアのバフはどうしようか、いや、イシスといちゃいちゃしてもらうか
    シアストリス:鼓砲ならうてまぁす!
    GM:撃てーっ
    藍花:旋風もらっとくか
    シアストリス:モーグ撃った後にグレンモーグにウーンズしたほうがいいのかな
    藍花:モーグ撃ってて草
    藍花:あ、理解したw
    シアストリス:モーグが、ね!
    GM:ほら、モーグは自傷するからね……
    GM:じゃあ藍花カモン!
    モーグ・メタラージ:まぁ前衛の攻撃からでいいじゃろ、ゴーゴー
    藍花:3 2d+12+1 命中力/甲殻鋭爪/竜の鋭爪1H拳
    <BCDice:藍花>:SwordWorld2.5 : #1 (2D6+12+1) → 4[3,1]+12+1 → 17
    #2 (2D6+12+1) → 9[6,3]+12+1 → 22
    #3 (2D6+12+1) → 11[6,5]+12+1 → 24

    シアストリス:ウヒョー
    GM:2発命中
    藍花:2 k15[(10+0)]+10+4$+0#0 ダメージ/甲殻鋭爪/竜の鋭爪1H拳
    <BCDice:藍花>:SwordWorld2.5 : #1 KeyNo.15c[10]+14 → 2D:[4,5]=9 → 5+14 → 19
    #2 KeyNo.15c[10]+14 → 2D:[2,1]=3 → 1+14 → 15

    ガーディアン:16ダメージ!
    藍花:たりない、たりない……「たりない!」ガーディアンの装甲を執拗に殴りつける。
    ガーディアン:『ピ、ガガ……!』
    グレン・ネルス:では斧撃って剣します
    GM:カモン!
    グレン・ネルス:2d+9+4 命中力/ハンドアックス1H投
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : (2D6+9+4) → 9[5,4]+9+4 → 22
    グレン・ネルス:k12[(11+0)]+10+3$+0#0 ダメージ/ハンドアックス1H投
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : KeyNo.12c[11]+13 → 2D:[2,1]=3 → 1+13 → 14
    ガーディアン:5ダメ!
    グレン・ネルス:続いて剣
    グレン・ネルス:2d+9+4 命中力/バスタードソード2H
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : (2D6+9+4) → 7[6,1]+9+4 → 20
    グレン・ネルス:k27[(10+0)]+10+3$+0#0 ダメージ/バスタードソード2H
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : KeyNo.27c[10]+13 → 2D:[3,3]=6 → 6+13 → 19
    ガーディアン:10ダメ!残り13!
    イシストリア:「生身でガーディアンに勝つなんて……」
    藍花:「もっと、もっとだ。」もっと強く……!もっと迅く……!肩を震わせ、開ききった瞳孔が炎のように揺れる。
    ガーディアン:『制……ガ、圧、ガ……』
    グレン・ネルス:「壱の型、頭蓋割りッ!」力任せに装甲をぶっ叩く!
    グレン・ネルス:「かってえなこいつ!」
    ガーディアン:藍花の打撃が、グレンの剣がガーディアンの巨体を押し戻していく
    モーグ・メタラージ:じゃあ続くぜ、露払い徹甲矢!
    モーグ・メタラージ:命中20で必中!黒炎5!
    GM:カモン!
    モーグ・メタラージ:k28[(9+0)]+10+6$+0#1 ダメージ/ブラッドスクイーズ+徹甲矢2H
    <BCDice:モーグ・メタラージ>:SwordWorld2.5 : KeyNo.28c[9]a[+1]+16 → 2D:[4,3]=8 → 8+16 → 24
    ガーディアン:15ダメージ、撃破!
    モーグ・メタラージ:ヨシ!
    イディー:ナイスゥ!
    シアストリス:ウーンズ入れたい!ウーンズ入れたい!
    藍花:ヨシ!
    モーグ・メタラージ:「それでも……ぶち  ぬくっ!」   ひゅ    だがんっ!!!
    モーグ・メタラージ:黒い炎を纏った矢が、装甲を大きくへこませ溶かす
    ガーディアン:『!!!』
    ガーディアン:藍花とグレンの攻撃に限界を迎えていた装甲に、徹甲矢が突き刺さる
    ガーディアン:そして這い寄る黒炎がその体内で魔導回路を焼き尽くした
    モーグ・メタラージ:「……!」
    ガーディアン:『……!!』
    ガーディアン:KBAM!!
    ガーディアン:ガーディアンは爆発炎上、動かなくなった。
    グレン・ネルス:「よし! とりあえず目の前の脅威排除!」
    モーグ・メタラージ:「……はぁ、とりあえずは済んだか」
    GM:いいぜ、今使っちゃいな!>ウーンズ
    シアストリス:対象はグレンとモーグ!
    シアストリス:2d+10+0+0 神聖魔法行使
    <BCDice:シアストリス>:SwordWorld2.5 : (2D6+10+0+0) → 6[1,5]+10+0+0 → 16
    シアストリス:k10[13]+10+0+0 回復量/神聖魔法
    <BCDice:シアストリス>:SwordWorld2.5 : KeyNo.10+10 → 2D:[4,6]=10 → 5+10 → 15
    モーグ・メタラージ:全回復〜
    シアストリス:今日はやる気ですな
    グレン・ネルス:51まで回復!
    GM:【戦闘終了】
    イシストリア:「す、ごい……」
    GM:とりあえず周囲に動くガーディアンはない。住民たちも一斉に散っていく
    イディー:「ふぅ…」
    GM:だが、街の様子は悪化の一途を辿っていた。
    街のあらゆる魔導機が、オシリスの魔導機群そのものが敵に回っている

    シアストリス:「”傷を癒して”。」モーグとグレンに向けて杖を振るう。
    藍花:「……ぅ」フゥフゥと肩で息をし、興奮を抑えることに精神力を割く。
    モーグ・メタラージ:「一息つく暇はねぇか……おう、助かる」
    イシストリア:「この子たちが裏切るはずが……どうして……」
    グレン・ネルス:「サンキュー」
    モーグ・メタラージ:黒炎で焼け焦げていた肌が癒える
    藍花:「セトナクト、の名前に覚えは?」心を炙るような熱を抑えつけながら問う
    モーグ・メタラージ:「あぁ、確か昨日研究所のあたりで近い名前を聞いた」
    イシストリア:「……セト、という名前の者がいます」
    イシストリア:イシスは唇を噛み締め、言った。
    藍花:「……どんな人?」
    シアストリス:イシストリアに目を向ける。
    イシストリア:「私の、二番目の兄です」
    藍花:「……。」
    シアストリス:「……おにいさま?」
    モーグ・メタラージ:「あぁ?マジかよ」
    イディー:「つまりは王族、それも人族の…」
    GM:その言葉の瞬間、再び君達は大気が震えるほどの存在感を頭上から受けた。
    モーグ・メタラージ:「それぁ……っ!?」
    藍花:「っ!?」
    GM:空気で赤い粒が輝き、倒れたはずのガーディアン達がガタガタと揺れ、壊れたからだで立ち上がろうとしだす。
    シアストリス:「……」再び、空を見上げる。



    "砂の神"セトナクト

    セトナクト:シアの視線の先
    セトナクト:それは王宮の頂上にいた。
    セトナクト:赤い外套を身にまとい、魔導機の剣を持った存在

    シアストリス:「セト」
    神剣:剣は、遥か遠くにあってなお街全てを圧してあまりある圧力を放っていた。
    シアストリス:「そして、あれは」
    セトナクト:それは君達が砂の砦で見た、セトナクトの石像そのものの姿だった。
    イシストリア:「オシリスの剣……」
    イシストリア:「兄様……どうして……?」
    モーグ・メタラージ:「……なる、ほど、どうやって権限を奪ったのか分からなかったが」
    グレン・ネルス:「あれのせいか」
    モーグ・メタラージ:「元々資格血縁があったわけだ、クソがよ」
    藍花:「あ、れが……」崩れ落ちそうな膝を強いてその存在から目を離さない
    セトナクト:『我は、神』セトナクトと名乗ったそれは、剣を振るった。
    ガーディアン:『ギ、ギギギ……』
    モーグ・メタラージ:「げ」
    イディー:「全く予想外だったね…しかし、人間がずっと生きてるとすれば…本当に神にでもなったのか…」
    ガーディアン:ガーディアンたちの傷が瞬く間に修復され、立ち上がる。
    モーグ・メタラージ:「走るぞ!囲まれる!」
    イシストリア:「……っ!」
    イシストリア:「私が先導します」
    イシストリア:イシスが呻くように言った。
    シアストリス:「イシス」
    モーグ・メタラージ:「頼む!」
    イシストリア:「オシリスが奪われたのならば……もう止める手段はひとつしかありません」
    イディー:「あるんだね、止める手段が…!」
    グレン・ネルス:「下手に動いたら逆に囲まれる可能性がある、頼んだ」
    藍花:「……。」
    イシストリア:「ええ、動力源を……断ちます」
    モーグ・メタラージ:「ってこたぁ……地下かっ?」
    シアストリス:「動力源って」
    藍花:「トゥム」
    イシストリア:『…………』ギリ、とイシスは奥歯を噛んだ。
    イシストリア:「断てば、彼女は再び誰とも話せなくなる」
    グレン・ネルス:「("約束"が果たせなかった原因は……これか……?)」
    イシストリア:「存在するだけですべての人を傷つける存在に戻ってしまう」
    イシストリア:イシスは走りながら呻くように言った。
    藍花:「……。」無言でシアの手を取る。それでも行くしかない。
    モーグ・メタラージ:(逆に、言えば……)
    シアストリス:非力なりに、強く握り返す。
    イディー:「大丈夫だとも。未来にはきっと彼女と話せるようになる。」
    モーグ・メタラージ:「あとで復元できれば、現状までは回復できるわけだ」
    イシストリア:「ええ、今はその未来を守らねば……」
    広場に隠された扉:広場の扉にはすぐにたどり着いた。
    イシストリア:「開きます。離れて」
    イシストリア:イシスが扉に手を触れ、何かを唱える。
    グレン・ネルス:「わかった」
    シアストリス:ててて。
    モーグ・メタラージ:周囲を警戒する
    藍花:そわそわと尾が動く
    広場に隠された扉:────だが、扉は全く動かない。
    広場に隠された扉:まるで、時が止まったかのように。
    イシストリア:「な……!?」
    モーグ・メタラージ:「……シアストリス、試せるか?」
    広場に隠された扉:見識判定12をどうぞ
    イディー:2d+4+3 セージ知識
    <BCDice:イディー>:SwordWorld2.5 : (2D6+4+3) → 11[5,6]+4+3 → 18
    藍花:全員?
    モーグ・メタラージ:2d6
    <BCDice:モーグ・メタラージ>:SwordWorld2.5 : (2D6) → 11[6,5] → 11
    グレン・ネルス:2d6
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : (2D6) → 7[1,6] → 7
    藍花:2d6
    <BCDice:藍花>:SwordWorld2.5 : (2D6) → 5[2,3] → 5
    シアストリス:2d+3+4 セージ知識
    <BCDice:シアストリス>:SwordWorld2.5 : (2D6+3+4) → 3[2,1]+3+4 → 10
    シアストリス:全然わからん!
    シアストリス:「やってみる」
    モーグ・メタラージ:惜しい
    GM:シアが触れても同様、扉はまるで動かない。
    シアストリス:ぺたぺたぺた。
    藍花:イディー教授!
    GM:イディーは気づいた。これは魔導機の問題ではない。
    時空系の魔力によって停止されている。バジリスクの魔眼だ。

    藍花:アッ
    モーグ・メタラージ:なにっ
    シアストリス:やばい!!!
    グレン・ネルス:石化の応用〜
    イディー:「魔動機の問題じゃないね…この扉、時が止まっている」
    モーグ・メタラージ:「何?」
    イシストリア:「時が……?」
    シアストリス:「……?」
    藍花:「時を止めるなんてそんなことどうやって……?」
    グレン・ネルス:「どういうことだそりゃ」
    イディー:「動こうとしているが、時が止まっているから開かないんだ」
    モーグ・メタラージ:「んな芸当が出来る奴、なんざ……」
    シェフィード:「悪いが"神"のご命令なのでね、行かせるわけにはいかない」
    モーグ・メタラージ:「っ」
    シェフィード:その声は、銅像の物陰からした。
    イディー:「なるほど…バジリスクの石化…。こんなこともできるとはね。」

    シェフィード:▶固定の魔眼/16(23)/精神抵抗力/消滅(行使に30秒必要)
    5m✕5mまでの大きさの対象の時間を停止し完全に固定します。
    固定されたものは生物・非生物問わず、どんな方法でも移動も破壊も不可能になります。
    効果は永続し、解除するためには達成値28以上で解呪するか、使用者を殺害する必要があります。

    モーグ・メタラージ:「クソがよ……テメェも頭ん中弄られた口か?」
    シェフィード:「ハハハ……」シェフィードは自嘲じみて笑った。「人族め、誰のせいだと思っているんだ」
    シェフィード:シェフィードの言葉には苦痛が滲む。
    藍花:「……何を?」
    モーグ・メタラージ:「……人族の権力争いの手駒にされた、ってぇ自認はあると?」
    シェフィード:「権力争い? そんな小さなものじゃない、お前たちは怪物の力を制御するために怪物を作り出したんだ」
    シェフィード:シェフィードは服の胸元をはだけた。するとそこには赤い鱗が生えていた。
    そして半目にしていた右目を見開く。そこには────砂の聖印

    シアストリス:「!」
    モーグ・メタラージ:「……クソ、そういうことかよ」
    イディー:ウワーッ!ハイブリッド!
    シアストリス:最強じゃん
    シアストリス:ずるくない?
    シェフィード:「この地は二重の檻、お前達の無謀によって我々は機械仕掛けの神と太古の竜に呪われた」
    シェフィード:「やつの操り人形となるか、赤竜に魂を飲み込まれるか、俺もお前たちも、許される道はそれだけだ」
    藍花:「……。」
    シェフィード:そう言うシェフィードの顔は苦痛に歪んでいる。
    魔物知識判定をどうぞ。目標:12/14/20

    シアストリス:2d+3+4 セージ知識
    <BCDice:シアストリス>:SwordWorld2.5 : (2D6+3+4) → 4[2,2]+3+4 → 11
    モーグ・メタラージ:2d6
    <BCDice:モーグ・メタラージ>:SwordWorld2.5 : (2D6) → 8[6,2] → 8
    藍花:2d6
    <BCDice:藍花>:SwordWorld2.5 : (2D6) → 6[4,2] → 6
    グレン・ネルス:2d6
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : (2D6) → 8[3,5] → 8
    シアストリス:むー!
    イディー:2d+4+3 セージ知識
    <BCDice:イディー>:SwordWorld2.5 : (2D6+4+3) → 8[4,4]+4+3 → 15
    藍花:ふぅ
    シアストリス:ものすごく出目の調子が悪い!
    シェフィード:弱点以外成功
    シェフィード:【特記事項】
    弱点:せめぎ合う力
    2つの力がこのキャラクターの中でせめぎあい、蝕んでいます。
    両形態通じて30秒以上継続して戦闘すると体組織の崩壊が始まり、
    戦闘中体力回復のペナルティと毎ラウンド40の軽減不可ダメージ、全判定に-2、防護点-5のペナルティを受けます。
    戦闘を終了し3分間休憩をとるとこのペナルティは解除されます。

    藍花:耐久戦か
    モーグ・メタラージ:「知るか」
    モーグ・メタラージ:「ランファも、シアストリスも、その力受けてこうしてここに立ってんだ」
    モーグ・メタラージ:「なんとでもしてやるよ、クソが」
    シェフィード:「笑わせる……それに、彼女には会わないほうがいい」
    藍花:「何故?」
    モーグ・メタラージ:「……お前、近づいた結果がそれなんだな?」
    シェフィード:「約束を、期待を裏切られたとご立腹だ」
    シアストリス:「……やっぱり」
    藍花:「……。」
    イシストリア:「っ……!」
    シェフィード:「ああ、そうだとも。好奇心、蛇をも殺すといったところか」
    イディー:「(こんな状態じゃ、まともに働かなくもなるわけだ)」
    藍花:「それでも、会いにいきたい。会わなきゃいけない。」
    藍花:「だから、開けて」
    モーグ・メタラージ:「……止めようとしたろ、お前の魔眼なら叶う目もあっただろうからな」
    シェフィード:「おかげで、ククク、ハハハ……随分と贈り物をもらってしまった」モーグの言葉に自嘲すると、藍花を見た。
    シェフィード:「断る」
    モーグ・メタラージ:「なら、押し通るぜ」
    シェフィード:「俺はヤツの操り人形になることを選んだ。炎に飲まれて自我を失うよりはまだマシだ」
    イディー:「操り人形なら、そっちも大して自我がなさそうだが」
    イディー:「まぁ、言っても仕方ない。」
    シェフィード:「いいだろう」シェフィードに魔力が集まり、戦闘態勢を取る。
    イシストリア:「皆さん、まってください。この人はジェイドバジリスク、とても人間が敵うような相手では……!」
    シアストリス:「そう。そうかもしれない」
    イディー:「普段ならそうだ」
    モーグ・メタラージ:「知ってるよ、だがアイツも無理してるみてぇだからな」
    藍花:「うるさいな」その言葉はシェフードに対してか、イシスに対してか
    グレン・ネルス:「無茶なのは承知の上だ」
    イシストリア:「……!」
    シェフィード:「鬱陶しいんだよお前達、全員殺してやる……!」
    藍花:「私の前に立ち塞がるのなら、相手が誰であろうとも……!」
    シェフィード:シェフィードの魔力が膨れ上がる。そして────
    GM:次の瞬間、空が燃えるように明るくなった。
    "炎を運ぶもの"スカラベ:「オオオ────オオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!」

    モーグ・メタラージ:「ハ―――300年越しの前哨戦か……ああっ!?」
    シアストリス:「!」
    イディー:「!?」
    グレン・ネルス:「なっ……!」
    モーグ・メタラージ:「……ああ最悪だ!お前―――もうそうなってたのかよ!!!」
    "炎を運ぶもの"スカラベ:巨大な炎の塊が赤い砂嵐を薙ぎ払いながら夜空を照らしていた。
    "炎を運ぶもの"スカラベ:それは赤い竜、スカラベ。だが砂の砦で見た時とは比べ物にならないほど、空にあって地上を焼くような熱を放っていた。
    シアストリス:「……初めて、じゃない」
    藍花:「ケ、ペラ……?」殺意が急速に萎む
    "炎を運ぶもの"スカラベ:スカラベは王宮の頂点に立つセトナクトめがけ、隕石めいて飛んでいき────
    シェフィード:「!」
    セトナクト:『────』
    GM:炎の塊がセトにぶつかった瞬間周囲は閃光に包まれ、一拍遅れて街全体が自身に合ったように揺らいだ。
    セトナクト:赤い砂に乱れが生じ、約半分が光を失って地面に落ちる。
    絶え間なく感じていた砂の神の威圧感が激しい混乱の混じったものに変わった。

    イシストリア:「あれ……は……」
    イシストリア:「炎の剣……、誰が……」
    シアストリス:「このままだと、どっちにせよみんな死ぬ」
    モーグ・メタラージ:「……知ってぁいる、クソ、ホントに因果が絡み過ぎだろ」
    ガーディアン:『ピ!? ガガガ!!? ガガガガガガ!!!?!?』
    ガーディアン:ガーディアンたちの制御が乱れ、デタラメに走り去っていく。
    セトナクト:『──────』
    "炎を運ぶもの"スカラベ:『──────』
    シェフィード:「っ!」シェフィードが右目を抑え、呻いた。
    モーグ・メタラージ:「エネルギーを直接魔動機に注ぎ込んで、制御を無力化してるのか……? とても関われるような規模じゃ……!」
    シェフィード:「……どうやら、ここはお預けのようじゃないか」
    シェフィード:本体たるセトナクトが乱れている影響か、シェフィードの右目からは絶え間なく血が流れ出している。
    モーグ・メタラージ:「呼ばれたってとこか、さっさと行きやがれ」
    藍花:「……!」王宮へ向けていた意識を目の前の存在に戻す
    シェフィード:「ハハハ、お前達にはまた会えそうな気がするよ」
    グレン・ネルス:「ちっ……!」
    モーグ・メタラージ:「そうだな、お前はまだ知らないだろうが」
    モーグ・メタラージ:「俺たちはそのために駆けずり回ってるとこだ」
    シェフィード:「そいつは楽しみだ」シェフィードは嘲笑うと、後方に跳んだ。
    藍花:「いつか、必ず、報いを受ける日が来る」
    シェフィード:「ああ、それこそが……最大の楽しみだ」
    シアストリス:「行っちゃった。」扉に向き直る。
    グレン・ネルス:「クソッ、死にたきゃ勝手に首括れってんだ」
    GM:扉はシェフィードを殺さない限り開かない
    GM:それ以前の問題として、ここにいたら熱波で焼き殺されかねません
    藍花:「解いてからいなくなればよかったのに」
    シアストリス:「ね」
    "炎を運ぶもの"スカラベ:上空では神話めいた戦いが続く。
    モーグ・メタラージ:「……仕方ねぇ、下水通ってくぞ」
    モーグ・メタラージ:「通じてるはずだ」
    藍花:「扉が開いてなかったら?」
    イシストリア:「いえ……下水からではパイプの中には入れません」
    イディー:「ふむ…(現代でも続いてるのかなコレ)」
    シアストリス:「他の方法を知ってる?」
    モーグ・メタラージ:「あー、クソあの"柱"か」
    グレン・ネルス:「げ、マジか」
    イシストリア:「炎の街にある研究所に行きましょう。あそこにはアサルもシーアもいる。無事を確かめたいし、アサルなら対応を……」
    イディー:「そうしよう。」
    モーグ・メタラージ:「了解だ」
    藍花:「わかった」
    シアストリス:「行こう」
    イシストリア:「ええ、では────」
    GM:とその時────ひときわ激しい衝突が空中で起こり、その中から2つの流れ星が散った。
    "炎を運ぶもの"スカラベ:『!!!』
    セトナクト:『シィッ!』
    モーグ・メタラージ:「……っ」シアとイシスの前に出る
    イシストリア:「……っ!」
    GM:赤い大きな破片と、緑の小さな破片。それらはともに燃える街の中へと落ちていく。
    "炎を運ぶもの"スカラベ:そして、スカラベの身体が大きく揺らぎ────
    シアストリス:「あれは…───」
    セトナクト:『────!』さらにセトナクトの追撃で炎の街へと叩き落される!
    藍花:両腕で頭を、目を庇いながら二つを見る
    モーグ・メタラージ:「……この時ってわけだ」
    セトナクト:次の瞬間セトナクトが右手を上げる。すると王宮の脇にあった塔が唸りを上げた。
    藍花:うげ
    セトナクト:"アブ・シンベルの光"が
    モーグ・メタラージ:「げ、おいおいおいアレは―――!」
    グレン・ネルス:「オイオイオイ」
    イシストリア:「えっ────」
    モーグ・メタラージ:「まず……っ」
    GM:次の瞬間、アブシンベルの光が大地に落ちたスカラベごと炎の街を薙ぎ払った。
    藍花:「シアちゃ……!」
    イディー:「炎の街が…!」
    シアストリス:藍花に手を伸ばす。
    GM:大きなキノコ雲が炎の街の方向に生まれた。
    GM:君達を激しい熱波が襲う。
    モーグ・メタラージ:「……!」
    GM:生命抵抗判定16をどうぞ。
    GM:固定ダメージ20、成功したら半減
    グレン・ネルス:2d+9+0 生命抵抗力
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : (2D6+9+0) → 3[2,1]+9+0 → 12
    モーグ・メタラージ:ストロングブラッド使っていいですか!
    藍花:2d+9+0 生命抵抗力
    <BCDice:藍花>:SwordWorld2.5 : (2D6+9+0) → 6[1,5]+9+0 → 15
    イディー:2d+8+0 生命抵抗力
    <BCDice:イディー>:SwordWorld2.5 : (2D6+8+0) → 6[3,3]+8+0 → 14
    GM:いいよ!
    シアストリス:2d+8+0 生命抵抗力
    <BCDice:シアストリス>:SwordWorld2.5 : (2D6+8+0) → 9[6,3]+8+0 → 17
    シアストリス:あちち
    グレン・ネルス:スーパーあっちい
    モーグ・メタラージ:では・ストロングブラッド(補助動作/戦闘準備):30秒(3R)/《炎》《水・氷》属性からの被ダメ-5。!
    モーグ・メタラージ:2d+8+0 生命抵抗力
    <BCDice:モーグ・メタラージ>:SwordWorld2.5 : (2D6+8+0) → 3[1,2]+8+0 → 11
    イディー:あちぃーっ!
    藍花:そしてこの出目
    モーグ・メタラージ:うぎゃーっ15点!
    シアストリス:10ダメージ!残り25
    モーグ・メタラージ:.
    藍花:37>17
    グレン・ネルス:31まで減らされた
    シアストリス:成功したからね
    イディー:残り11
    モーグ・メタラージ:そうだった、見間違い
    モーグ・メタラージ:34>19
    グレン・ネルス:イディーがパイになりかけている
    藍花:「ッ!」咄嗟にシアの身体に覆いかぶさる
    セトナクト:神話の戦いが終わり、上空には"神"が、地上には北西部分がまるごと焦土となった街が残った。
    イディー:「ウワーッ!」
    モーグ・メタラージ:「ぐぅ、ぉ……!」
    シアストリス:「藍ちゃん…!」
    グレン・ネルス:「ぐ、うぅっ……!!」
    イシストリア:「…………あ」
    グレン・ネルス:「ただの衝撃波でこれか……!」
    イシストリア:イシストリアは、自身が火傷を負うのも構わず、そのキノコ雲を呆然と見つめている。
    モーグ・メタラージ:「……イシストリア」
    イシストリア:「…………」
    藍花:「ぎ、ぃ、ぅ……へぃ、き……この、くらい」背中の激痛に脂汗を垂らしながらもシアに向かってぎこちない笑顔を向けた
    モーグ・メタラージ:「アサルは、生き延びた・・・・・・・・・・
    イシストリア:「……え?」
    シアストリス:「……」もがき、杖を振るおうとする。
    モーグ・メタラージ:「話すには時間が足りねぇ、だが俺らはここより後でアイツに会ってる」
    イシストリア:イシストリアはその言葉の意味を解しかねたようだったが、頷いた。その目に焦点が戻る。
    イシストリア:ちいさな音がして、噛み締めた唇から一筋血が流れた。
    イシストリア:「王墓に、行きましょう」
    モーグ・メタラージ:「……あそこには、何がある?」
    ガーディアン:ギ、ギギギ、天上の戦いが終わると同時に軋みをあげてガーディアン達が立ち上がり始める。
    だが、元の状態には遠く、歪な動きだ。

    シアストリス:藍花に肩を貸す。
    イシストリア:イシスはそれを見て、モーグに視線を戻した。
    イシストリア:「王墓には大きな端末があります。敵の支配が緩んでる今の状況なら魔導機達の権限が奪い返せるかもしれない」
    藍花:「ん、とに、かく……ここを離れないと」焼けただれた背中の痛みから意識をなるべく逸らし頷く
    グレン・ネルス:「長話してる暇はなさそうだぜ……」
    イディー:「あぁ、いそごう」
    モーグ・メタラージ:「分かった……シアストリス」
    シアストリス:「ん」
    シアストリス:杖を抜く。
    モーグ・メタラージ:「……、…………上手くは言えねぇが……よく、見といてやれよ」
    イシストリア:「ありがとうございます」イシスは微笑んだ。
    イシストリア:「私は王族です。この街を守る義務があります」
    イシストリア:「でもなにより……友達を取り戻したい。約束を守らないといけない相手もいる」
    イシストリア:「王墓まで、よろしくお願いします」
    シアストリス:モーグに一つ頷くと、「奇遇。」そう言って杖を振るう。
    シアストリス:「私も同じ感じ。」
    イシストリア:「え?」
    モーグ・メタラージ:「はぁ……マジで似てんなコイツら、性根が」
    グレン・ネルス:「姫だしな」
    藍花:「さすが姫」
    シアストリス:「そうでしょ。」
    モーグ・メタラージ:「引退後のと没落後のだろ」軽口をたたく
    イシストリア:イシスは小さく微笑んだ。「なら姫同士、行きましょうか」
    イシストリア:「引退しても没落しても、姫は姫ですから」
    シアストリス:「わかった。」
    イディー:「いいね、姫コンビだ」
    シアストリス:「姫だから、なんとかできるし、する。」
    セトナクト:『────』セトナクトが空中でもがき、そして剣を振るう。
    モーグ・メタラージ:「そうかい、なら気張るとしようか」
    ガーディアン:『ピ、ガガガ……ガガガ!』
    ガーディアン:ガーディアンたちがもがきながら立ち上がる。
    GM:そして────
    シアストリス:なんだこいつ!
    大型ガーディアン:『オ────オオオオオオオオオオオオオオッ!』
    藍花:「道は、切り開く」両手に力が入る
    大型ガーディアン:その中でも一際大きなガーディアンが、君達に狙いを定め動き出した
    大型ガーディアン:君達はこの機体に見覚えがある
    イディー:「やれやれ…神だけあって千里眼でも持ってるのかな」
    モーグ・メタラージ:「ってぇか、さっきガーディアンが言ってた通り優先排除対象なんだろ」
    イディー:「魔動機だらけの街なら、監視も追跡も楽なものか…」
    錆びた大型ガーディアン:この王墓に入る前、君達を追った錆びたガーディアン
    シアストリス:「……」その威容を見上げる。
    大型ガーディアン:完全に錆びきっていた装甲との違いはあれど……これは、あの機体だ
    モーグ・メタラージ:「……アイツ、まさかここからアソコまで追ってったのかよ」
    モーグ・メタラージ:「これぁ死線になりそうだ」
    イシストリア:「ハイ・ガーディアン……!」
    イディー:「それで王墓に…」
    グレン・ネルス:「随分と警戒されてるじゃねえかよ」
    大型ガーディアン:『排除……優先……ガ、ガガガ……ID……!』
    藍花:「今度は粉々のバラバラに引きちぎってやる」



    300年前の撤退戦


    大型ガーディアン:魔物知識判定14/18!
    藍花:2d6
    <BCDice:藍花>:SwordWorld2.5 : (2D6) → 11[5,6] → 11
    グレン・ネルス:2d6
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : (2D6) → 8[2,6] → 8
    モーグ・メタラージ:2d6
    <BCDice:モーグ・メタラージ>:SwordWorld2.5 : (2D6) → 5[2,3] → 5
    シアストリス:2d+3+4 セージ知識
    <BCDice:シアストリス>:SwordWorld2.5 : (2D6+3+4) → 10[6,4]+3+4 → 17
    大型ガーディアン:成功! 能力値はコマ参照
    イシストリア:.
    モーグ・メタラージ:イディー教授!イディー教授!弱点は!教授!
    イディー:2d+4+3 セージ知識
    <BCDice:イディー>:SwordWorld2.5 : (2D6+4+3) → 9[3,6]+4+3 → 16
    GM:弱点は不明!
    シアストリス:最悪指輪割ったる
    イディー:腕輪があるよ
    藍花:指輪の方が安上がりじゃない?
    シアストリス:なんと750円ローンも可
    イディー:シア姫〜!
    シアストリス:指輪割りまぁす!
    GM:成功!弱点看破!
    大型ガーディアン:弱点:電撃(ダメ+3)
    イシストリア:「逃げましょう! いくら貴方達でもあれは対応しきれません!」イシスが叫んだ
    モーグ・メタラージ:「よし、優先は王墓への到達、脚を止めればもっと寄ってくる」
    イシストリア:「あれは、周辺のガーディアンの指揮機能を持ちます」
    藍花:「どうせ逃げ場なんてない、と思うけど」
    イシストリア:「相手をしていたら他のガーディアンに囲まれます!」
    イディー:「よしきた!」
    イシストリア:「大丈夫、私達なら逃げ切れます!」イシスは藍花に微笑んだ。
    イシストリア:「だって、姫たちですから!」
    藍花:「……そう」
    シアストリス:「……。」何の変哲もなくなった目を見開いて、指輪に口付けする。「そう。」
    シアストリス:「任せておいて。」
    シアストリス:魔力を注がれた指輪が輝き、砕けた。
    モーグ・メタラージ:「……」
    モーグ・メタラージ:(優先は到達、そして)
    モーグ・メタラージ:(優先は、"イシストリアとシアストリスの到達"、だ)覚悟を決めて、構える
    シアストリス:「あのガーディアンは他と同じで電気に弱い。」
    シアストリス:「きっと向こうでも。」
    イディー:「なるほど…」
    藍花:「良い情報、さすが姫」
    シアストリス:「そうでしょ。」
    グレン・ネルス:「その情報、どれくらい役立つかだな……!」
    GM:では大型ガーディアンと追っかけっこしてもらいます。覚悟はよいか
    藍花:うおお逃げるぞー
    シアストリス:XX!馬の下半身貸してくれ!
    モーグ・メタラージ:いくぞー!
    イディー:にっげろー!
    大型ガーディアン:大型ガーディアンは
    メガレーザー/14(21)/精神/半減
    を、ランダムな3人に対して3回行います。
    ダメージは2D+16の魔法ダメージ

    モーグ・メタラージ:うへぇきっつい
    イディー:当たったら死ぬ
    GM:攻撃が集中した場合、全員一度まで庇うが可能
    シアストリス:3回も!?
    シアストリス:しかもみんなぼろぼろだ
    モーグ・メタラージ:シアとイシスは優先的に庇うとしよう
    イディー:回復くれ〜!
    GM:あ、シアは一回全員に回復していいよ!
    グレン・ネルス:1発でも耐えれるのグレンとギリちょんでシアだけだぞ
    藍花:回避じゃなくて精神抵抗なのがツラ
    モーグ・メタラージ:兎はパイになれ
    シアストリス:全員に全回復!?
    GM:というかさっき回復振ってると思ってた
    GM:全回復じゃない!
    シアストリス:なかなかダイス振る隙が無くて…
    GM:回復魔法!
    シアストリス:キュアハキュアハ
    GM:では今がチャンスだ! 格好いいロールとともに頼む!
    シアストリス:対象は自分を含めた全員!
    シアストリス:3×5で15消費
    シアストリス:2d+10+0+0 神聖魔法行使
    <BCDice:シアストリス>:SwordWorld2.5 : (2D6+10+0+0) → 9[4,5]+10+0+0 → 19
    シアストリス:k30[13]+10+0+0 回復量/神聖魔法
    <BCDice:シアストリス>:SwordWorld2.5 : KeyNo.30+10 → 2D:[5,5]=10 → 10+10 → 20
    シアストリス:悪くない!
    イディー:すごーい!
    イディー:全快!
    グレン・ネルス:さっき減ったHP戻ってきたわ
    藍花:さすが姫
    GM:すげえ!
    モーグ・メタラージ:助かる〜
    イシストリア:そして更に全員+5ずつ回復をどうぞ。(あとでロールします)
    モーグ・メタラージ:全回復
    グレン・ネルス:オーケー、全回復
    シアストリス:空には赤い闇が広がっている。空気が運んでくるのは淀んだ絶望の香り。
    シアストリス:それでも、シアは知っている。
    シアストリス:かつてこの地には眩い光があったこと。これから先に、この空には青空が覗くこと。
    シアストリス:それはシアの中にある、強固な”信仰”。信じて仰ぐもの。
    セトナクト:空には赤い砂嵐が渦巻く。
    セトナクト:この先、300年晴れることのない砂嵐が
    GM:だが、それでも────
    シアストリス:傷つき、疲労した体の悲鳴と軋む心に耐える。耐え忍ぶ。なぜなら。
    シアストリス:「この空が晴れることを、私は知っている。」杖を掲げた。
    シアストリス:「だからみんな、”もう一度立ち上がって”。」
    ホルス:『──────』
    ホルス:なにかが応えたような気がした。
    GM:全員の傷が塞がっていく。
    シアストリス:「うん。」
    モーグ・メタラージ:「ぉ……よし、これなら多少はもつな」
    シアストリス:「行こう。───ホルス。」小さく、呟いた。
    イシストリア:「シアさん」イシストリアは自分でも不思議そうに笑った。
    シアストリス:「イシス」
    イシストリア:「自分でも何を言ってるのかわからないんですけど……」困ったように微笑む。
    イシストリア:「シアさんが信じてくれたものを、私、絶対守りぬきますから」
    シアストリス:「信じている。」シアストリス・イーシスは頷いた。
    セトナクト:『命ずる』
    セトナクト:『奪い、滅ぼせ』
    大型ガーディアン:『オ……オオオオオッ!』
    大型ガーディアン:藍花1、グレン2、シア3、イディー4、モーグ5、イシス6
    大型ガーディアン:3 3d6
    <BCDice:大型ガーディアン>:DiceBot : #1 (3D6) → 9[5,1,3] → 9
    #2 (3D6) → 13[6,4,3] → 13
    #3 (3D6) → 5[2,2,1] → 5

    大型ガーディアン:藍花2,グレン2,シア2,イディー1,モーグ1、イシス1
    グレン・ネルス:3回じゃなくて3x3回!?
    モーグ・メタラージ:シアーッ
    大型ガーディアン:……
    シアストリス:即床ペロしてしまう!
    グレン・ネルス:グレンに2発飛んでる都合上かばえねえ!
    モーグ・メタラージ:ちなみにかばう宣言は抵抗判定後で大丈夫?
    大型ガーディアン:明らかになにかの計算を間違った気がする!
    GM:いいよ!
    モーグ・メタラージ:割と命棄てる覚悟で庇いに行くぞ!
    イディー:うおおーっ!
    モーグ・メタラージ:ただ、そう、許されるなら……
    大型ガーディアン:ダメージを2D+10にします!全員抵抗判定どうぞ!
    シアストリス:本当は3 1d6だったりしません?
    藍花:結局3×3なのか
    モーグ・メタラージ:例えばカウンターマジックが発動していたんじゃないか?
    GM:というかそうだな
    GM:3 1D6にするわ!
    <BCDice:GM>:SwordWorld2.5 : 繰り返し対象のコマンドが実行できませんでした (1D6にするわ!)
    大型ガーディアン:3 1d6
    <BCDice:大型ガーディアン>:DiceBot : #1 (1D6) → 2
    #2 (1D6) → 2
    #3 (1D6) → 2

    藍花:!?
    シアストリス:ちょっと?
    大型ガーディアン:2・3回目ふりなおし♡
    モーグ・メタラージ:グレン!!?
    グレン・ネルス:アババババーッ!!!
    大型ガーディアン:2d6
    <BCDice:大型ガーディアン>:DiceBot : (2D6) → 4[1,3] → 4
    大型ガーディアン:藍花、グレン、シアに一発ずつ
    藍花:まぁまぁまぁ
    大型ガーディアン:一番美しい形になったな
    シアストリス:あーびっくりした
    モーグ・メタラージ:結果次第だけどとりあえずシアは庇いに行くぜ
    イディー:びっくりしてるところ悪いが、狙われてるぞ
    藍花:2d+8+0 精神抵抗力
    <BCDice:藍花>:SwordWorld2.5 : (2D6+8+0) → 6[4,2]+8+0 → 14
    シアストリス:ひーん!!
    大型ガーディアン:というわけで全員21で抵抗どうぞ!
    グレン・ネルス:2d+8+0 精神抵抗力
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : (2D6+8+0) → 12[6,6]+8+0 → 20
    シアストリス:2d+9+0 精神抵抗力
    <BCDice:シアストリス>:SwordWorld2.5 : (2D6+9+0) → 5[4,1]+9+0 → 14
    藍花:グレンすげー
    グレン・ネルス:抵抗したわ
    イディー:さすグレン
    モーグ・メタラージ:やるぅ
    大型ガーディアン:2d6+16
    <BCDice:大型ガーディアン>:DiceBot : (2D6+16) → 7[1,6]+16 → 23
    シアストリス:ビームを弾く裸体
    藍花:ビームより紐パンの方が強し
    モーグ・メタラージ:シアをカバーする!ターゲットで事故るとコワイ!
    大型ガーディアン:OK、23ダメージをどうぞ!
    シアストリス:他人越しのビームあったけぇ……(熱)
    モーグ・メタラージ:グワーッ!34>11!
    大型ガーディアン:ガーディアンが閃光を放つ
    藍花:「ぐ、ゥッ……!」躱した……はずだった。だが小型ガーディアンよりも断然早く太い熱線は腹部を貫通していた。
    モーグ・メタラージ:「ち、ぃ!」前衛を抜けてきた光線、その射線に身を割り込ませる
    グレン・ネルス:「う、おおおおおおッ!!」迫りくる熱線を盾で受け止め……切れない!
    モーグ・メタラージ:「〜〜〜っ……!」じゅぁ……肉が焼け焦げる
    イシストリア:「グレンさん! 藍花さん! シ……モーグさん!?」
    イディー:「なんとまぁ…シア君、前へ!」
    イディー:「モーグ君の犠牲を無駄にしてはいけない!」
    大型ガーディアン:『オオオオオ……!』
    モーグ・メタラージ:「死んでねぇよクソ兎……!」
    シアストリス:「…っ わかった」ほんのわずかな逡巡の後、体勢を低くして走る。
    セトナクト:『仕留めよ、あれは逃してはならぬ』
    モーグ・メタラージ:「こんなところで、死ねるか!」
    藍花:「……まだ、マ、だァ……!」まだ走れる。まだ進める。まだ生きている。
    グレン・ネルス:「くそっ……バカみたいな火力しやがって……!」たまたま出力が弱い部分に立っていた、それだけの理由だったが、他よりは被害が少なかった
    GM:君達は王墓へと向かって走る。
    GM:やがて視界の遠くに王墓が見えてきた。
    イディー:アンチエイミングボムとかでかく乱とか出来ねぇかな
    GM:お、いいですね
    藍花:いいぞマギテック
    GM:ではそれを使うとカンタマということで抵抗+2としましょうか
    GM:でもヘイトをもらう
    大型ガーディアン:2R目
    イディー:願ったり叶ったりだぜ
    大型ガーディアン:2R目。今度は指定させてもらおう
    モーグ・メタラージ:ミートパイ
    シアストリス:この兎、合理的過ぎる
    大型ガーディアン:グレン、イディー(アンチエイミング使う場合)、シア
    シアストリス:しつこいぞー!
    GM:では発動をどうぞ!
    イディー:2d+9+0+0 魔動機術行使
    <BCDice:イディー>:SwordWorld2.5 : (2D6+9+0+0) → 9[3,6]+9+0+0 → 18
    GM:成功
    イディー:「はぁはぁ…見えてきたぞ…!」
    イディー:「アンチエイミングボムでかく乱する…!」
    イシストリア:「ガーディアン! ホルス! いるんでしょう、やめてください!」
    シアストリス:「でも、イディーは」
    大型ガーディアン:『ピ、ガ────』
    セトナクト:『殺せ』
    イディー:「問題ない、君達が止めてくれるんだろう?」
    大型ガーディアン:『オ、オオオオオオオオオオオオオオオ!!』
    ガーディアンが砲撃姿勢に入る。

    シアストリス:「……!」
    藍花:「……イディーのこと、少し見直した」
    モーグ・メタラージ:「全滅したら意味ねぇしな」
    イディー:「とにかく、モーグ君の作戦通りに。シア君とイシスさんを王墓へ…!」
    大型ガーディアン:『!』突如前方を覆うセンサーを乱す煙にガーディアンが一瞬たじろいだように見えた。
    大型ガーディアン:だが────
    大型ガーディアン:『オオオオオオオオオオオオオオオ!』
    大型ガーディアン:ガーディアンはそれにも構わず掃射!
    大型ガーディアン:グレン、イディー、シアは抵抗判定!
    シアストリス:2d+9+0 精神抵抗力
    <BCDice:シアストリス>:SwordWorld2.5 : (2D6+9+0) → 6[5,1]+9+0 → 15
    グレン・ネルス:2d+8+2 精神抵抗力
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : (2D6+8+2) → 5[4,1]+8+2 → 15
    大型ガーディアン:目標は2引いて19
    イディー:2d+9+0+2 精神抵抗力
    <BCDice:イディー>:SwordWorld2.5 : (2D6+9+0+2) → 9[6,3]+9+0+2 → 20
    大型ガーディアン:イディーは抵抗!
    大型ガーディアン:2d6+16
    <BCDice:大型ガーディアン>:DiceBot : (2D6+16) → 2[1,1]+16 → 18
    藍花:おっ
    大型ガーディアン:イディーは9、ほかのふたりは18!
    シアストリス:おお
    モーグ・メタラージ:覿面のようだなぁ!
    藍花:効果でてるよー
    イディー:よしよし
    シアストリス:さすがマギテック…
    シアストリス:残り17
    グレン・ネルス:残り24
    大型ガーディアン:ガーディアンの放ったメガレーザーが煙で拡散され、力を失う!
    イシストリア:「さすがマギテック……!」
    イディー:「っつ…!」
    グレン・ネルス:「くうううっ!? 減衰してこの出力かよ!?」
    イディー:「300年前にも通用するとは、現代の魔動機術は間違ってなかったようだね。」
    シアストリス:「……っ!」がむしゃらに走るシアの身体が跳ねる。
    藍花:「シ、あ、ちゃ……!」咄嗟に庇おうと飛び出した足が意志を裏切り、そのまま膝をつく。「ゲホッ……!」
    イシストリア:「皆さ……!」
    モーグ・メタラージ:「っ……立て、走れ!」
    魔導機:『ピ、ガ……』
    魔導機:『ガガ……』
    シアストリス:痛みはほとんど違和感としてしか感じない。しかし大きなダメージを受けたことに変わりはない。
    魔導機:君達の視界の隅で魔導機たちが力を失って停止していく。
    セトナクト:明らかにオシリスに支障が生じていた。
    少しずつ街が君達の見慣れた砂の砦へと変わっていく

    藍花:「な……?」
    イディー:「…これは…?」
    シアストリス:「魔動機が…」
    イディー:「オシリスの支配が低減している」
    セトナクト:『……!』
    イシストリア:「……あの戦いで、あるいはオシリスが故障したのかも……」
    イディー:「チャンスだ!」
    モーグ・メタラージ:「……支配を脱した半数……ホルス?」
    GM:だが同時に────地下から赤竜の熱を藍花は感じる。
    藍花:「!」瞳が一瞬金に光り、視界が赤く染まる
    GM:オシリスの魔導機群が停止したということは、消費されていた赤竜の熱はまた行き所を失い、赤竜病となって街を襲うのだ。
    イシストリア:「……っ」
    シアストリス:「藍ちゃん」
    シアストリス:息を切らしながら振り返る。
    藍花:一瞬目を閉じ、赤い少女に想いを馳せる。「……行こ」
    シアストリス:「ん」
    藍花:再び開いた目は元の黒だ
    王墓:王墓は最早目の前
    セトナクト:『────!』
    セトナクト:砂嵐の中で、それは叫んだ。
    大型ガーディアン:その叫びは────『オオオオオオオオオオオオオオッ!』
    大型ガーディアン:破壊となって形を成す。
    シアストリス:「ぅ……」
    イディー:「くっ…!」
    藍花:「もう、少し……なのに……!」
    大型ガーディアン:対象はシアですがイベント処理
    シアストリス:!?
    グレン・ネルス:なにっ
    藍花:おっ
    大型ガーディアン:ガーディアンの砲口にエネルギーが収束し────放たれる
    大型ガーディアン:それはイシスと狙いを間違えたのか、あるいは目的通りか、寸分たがわずシアを狙っていた。
    グレン・ネルス:「まずっ……シア!」
    モーグ・メタラージ:「ぉ、おっ」
    シアストリス:「……」強い光に振り返る。
    藍花:「シアちゃんッ!!!」焼け付く喉も腹部の痛みも今だけは何も関係なかった
    イシストリア:その時、ぐい、とシアの腕が引かれた。
    イシストリア:柔らかい胸にシアは抱き寄せられる。
    シアストリス:「ぅっ」
    イシストリア:その紙一重を、ビームが貫いていった。
    イシストリア:「……シアさん、大丈夫ですか?」
    シアストリス:「イ、シス」
    イシストリア:イシスは柔らかく微笑む。まるで子供を見つめるような顔で
    シアストリス:「……おかあさま」
    イシストリア:「……大丈夫」シアを抱く腕の力が強くなる。
    イシストリア:シアの手が、何かの液体で塗れた。
    シアストリス:肉体に蓄積したダメージと、揺さぶられ続けた精神が見せた幻覚か。否。ありえない。シアは親の姿を知らないのだから。
    シアストリス:だけど、この感触は幻ではなくて。
    イシストリア:「大丈夫……。お母さんが、守ってあげるから」

    シアの手は、真っ赤に塗れていた。

    GM:◆



    "王女"イシストリア・イーシス

    GM:【王墓、内部】

    GM:王墓の中は驚くほどに静かだった。
    GM:外から大型ガーディアンが攻撃を仕掛けてくるのだろう。建物は絶えず僅かに揺れていたが、それだけだ。
    藍花:「ぅ…………」腹部を抑えたまま荒い息を繰り返す
    イシストリア:「…………」
    イシスは端末の前でずっと操作をしている。シアの赤く塗れた手が、まるで嘘のように。

    イディー:「シェルターにもなっているという話だったからね…流石の耐久力だ」
    モーグ・メタラージ:「……」
    シアストリス:「……ダメ、ダメ!イシス!おかあさま!」絹を裂くような絶叫。
    シアストリス:「私なら傷を治せる!動かないで!」
    イシストリア:「ええ。イディーさん、手伝いをお願いできますか?」
    シアの言葉に微笑み、そして再び端末を向く。

    イディー:「あぁ、わかった」
    シアストリス:「イディー……!」
    イディー:隣に立ち端末を操作する
    GM:イディーは手伝うならばマギテック10です。
    シアは神聖魔法を使うなら判定をどうぞ。

    イディー:2d+9+0+0 魔動機術行使
    <BCDice:イディー>:SwordWorld2.5 : (2D6+9+0+0) → 9[4,5]+9+0+0 → 18
    シアストリス:キュアハート
    シアストリス:2d+10+0+0 神聖魔法行使
    <BCDice:シアストリス>:SwordWorld2.5 : (2D6+10+0+0) → 8[6,2]+10+0+0 → 18
    GM:イディーは、この王墓ですら、ほとんど全ての操作権限を奪われていることが分かる。
    GM:そしてシアの魔法は、発動しなかった。
    イディー:「さすがにオシリスの剣を奪われているだけはある…ひどいものだ」
    シアストリス:「……"傷を癒して"。」手を翳す。
    GM:返事は、ない。
    藍花:「……。」イシスを見て、シアを見て。またイシスを見る。
    グレン・ネルス:「魔法が発動しない……?」
    GM:シアは気づいていただろうか?
    いままで、イシスに……いや、この世界の住人に対して神聖魔法を使ったことは、なかった。

    シアストリス:「”傷を”!”癒して”って言ってるの!」シアは、激昂している。
    GM:神聖魔法が効いていたのは、あくまでも仲間たちだけ。
    藍花:「シア、ちゃん……?」
    イシストリア:「……シア、わたしは、大丈夫だから」
    イシストリア:イシスはまるで怪我などないように微笑むと、再び端末に向かう。
    シアストリス:「大丈夫じゃない。私は、私の目はずっと見てきた……!」
    シアストリス:「人がどれくらい深い傷で死ぬのか、見てきた!」
    イシストリア:「うん、うん」
    GM:イディーの前には端末の画面が表示されている。
    本来ならばこの王墓には周囲の敵を薙ぎ払う武装があったことも分かったが、それも最早動いていないようだった。

    藍花:「……。」思わぬ親友の姿にたじろぎ、何も言えずにただ黙り込むことしかできない。
    GM:唯一残っているのは『緊急時継承プログラム』と書かれた、外部とのリンクが絶たれたスタンドアロンプログラムのみ。
    イディー:(奇跡で魔動機は治せない…それに彼女は魔動機ですらない幻覚なのだから…)
    モーグ・メタラージ:「……シアストリス、俺たちにコイツは治せない」
    シアストリス:「……そんなのおかしい」
    イシストリア:「シアは、それだけ頑張ってきたんだものね」
    シアストリス:「私が言えば、なんでも出来たのに」
    イシストリア:「辛いことも、悲しいことも、いっぱい経験して」
    モーグ・メタラージ:「そうだな……お前は、なんでもやり遂げてきたよな」
    モーグ・メタラージ:「それでも、お前に今できるのは……やるべきなのは、アイツを見てやることだ」
    イディー:「生き残ってるのはこれだけか…。」緊急時継承プログラムを確認。
    シアストリス:「………………」
    シアストリス:イディーによって、モーグによって。二度にわたりシアに与えられた忠告。
    イシストリア:「…………」イシスはイディーに頷き、自身の腕輪を外し端末の上に置いた。
    そして継承プログラムを起動させると、ゆっくりと振り返る。

    イディー:「シア君もこっちへ来たまえ。」
    シアストリス:「……」一歩、踏み出す。
    イシストリア:「シア、頑張ったね」潤んだ、緑の目がシアを見た。
    シアストリス:「がん、ばった」
    シアストリス:「がんばった、けど。また!」
    シアストリス:「また……!」
    イシストリア:「うん、ごめんね……」
    イシストリア:イシストリアの顔には脂汗が滲んでいる
    紋章入りの腕輪:やがて、端末の上に置かれていた腕輪が小さな光を放った。
    シアストリス:「また。なんで……だから、だから私は選んだのに」
    イシストリア:「……シア」
    イシストリア:「こっちに、来て」
    シアストリス:「……おかあ、さま」
    イシストリア:シアの手をとり、その腕に青い腕輪をはめる。
    そしてそのまま引き寄せて、シアの頭を抱きしめた。

    イシストリア:.
    シアストリス:「!」
    イシストリア:「いい子、いい子……」
    イシストリア:ゆっくりとその頭を撫でる。まるで子供をあやすように。
    シアストリス:「……〜〜〜っ!」耳朶を打つその声が、脳裏に思い出を蘇らせる。
    イシストリア:「ごめんね、辛いことを頼んで。シアはもう、こんなに頑張ってるのに」
    シアストリス:「……おかあさま」
    イシストリア:「でも、貴方ならきっとやり遂げられる」
    イシストリア:「姫だからじゃない、貴方だから」
    シアストリス:奥歯を噛み締める。
    シアストリス:「私、だから」
    イシストリア:「うん」
    イシストリア:「貴方が選択することなら、どんな結末でも構わない。全部、貴方に託すから」
    シアストリス:「……!」背負った何かの重さに耐えるかのように、喘ぐ。
    シアストリス:「……できるって、おかあさまが言うなら。」
    イシストリア:「うん。それに、あなたはひとりじゃない。大事な友だちがいるじゃない」
    シアストリス:「……うん。」
    シアストリス:「グレンはね、ちょっと不器用だけど、とっても力つよくて」
    イシストリア:「うん」
    シアストリス:「イディーは頭が良くて、お話が面白くて」
    イシストリア:「うん、うん」
    シアストリス:「モーグは誰よりも勇敢で、どんな時でも冷静で」
    イシストリア:「うん……」まるで遊びから帰ってきた子供の話を聞く母親のように
    シアストリス:「藍ちゃんは……ずっとずっと前から、私と一緒にいてくれて。」
    シアストリス:「そして……ホルスは。」
    藍花:「……。」何かを言おうとして口を開いたのに喉は震えず、その癖歩み寄ろうとする足は震えて動かない。ただ見つめ続けることしかできない己の無力さをひたすらに痛感する。
    イシストリア:「……」
    シアストリス:「ホルスは、一緒に空を見てくれるの。」
    イシストリア:「そう」イシスは微笑み、端末を撫でた。
    イシストリア:「ホルス。もう少しだけ待っててね」
    イシストリア:「大事な、大事な貴方のともだちは、いつか必ずあなたのところに来るから」
    イシストリア:「いつか、きっと、アサルがあなたをシアのところに届けてくれるから」
    イシストリア:端末が薄く輝き、イシストリアは微笑む。
    シアストリス:「……アサル」
    イシストリア:「ねえシア……? もっと聞かせて、貴方、の、話」
    シアストリス:「おかあさま?」
    イシストリア:「ね、シ……ア……」
    シアストリス:「……はい。」
    イシストリア:イシストリアの震える手が、シアストリスの頬に触れた
    シアストリス:頬に触れた手に、自分の掌を重ねる。
    イシストリア:「愛してる」
    GM:──────────

    GM:再びの激しいノイズのあと、君達は王墓の中にいた。
    シアストリス:「───……っ!」
    ホルス:端末の前の上で、ホルズが静かに佇んでいる。
    藍花:「……戻……った……?」
    ホルス:『緊急引継プログラムを完了しました。デバイスの凍結を解除。イシストリア・イーシスの権限をシアストリス・イーシスに移行』
    グレン・ネルス:「……ここは……現実、か?」
    モーグ・メタラージ:「ぐ、ぅ……」
    シアストリス:「…………ホルス」
    ホルス:『おかえりなさイ。シア』
    シアストリス:「ただいま。……ねえ、ホルス。」
    イディー:「上手くいったようだね…」
    ホルス:『なぁニ、シア』
    シアストリス:「とってもきれいだった。」
    シアストリス:「街も、空も、そこに生きる人たちも。」
    ホルス:『ウン、ウン』
    ホルス:『…………』ホルスの目から、何かが流れた。
    ホルス:『ソウデショ』
    シアストリス:「もう一度、この目で見たい」
    シアストリス:「私は、そう願う。」
    ホルス:『ウン、ボクモ』
    ホルス:『今ハ、欠片ノボクだけど』
    シアストリス:「うん」
    ホルス:『シア、一緒に、行こウ?』
    シアストリス:「一緒に来て。ホルス」
    ホルス:『ウン』ホルスは深く頷いた
    ホルス:『マカセテ』
    シアストリス:「信じている。」シアストリスは、頷いた。
    GM:ズン……。その時、建物全体が小さく揺れた。
    藍花:「シア、ちゃん……」掠れて震える声が喉を震わせる。
    モーグ・メタラージ:「……はぁ、空気が読めてねぇなぁ」
    シアストリス:仲間たちに振り返る。
    藍花:「……——」何かを言おうとして、だがその言葉が音になる前に振動に表情を歪める。
    紋章入りの腕輪:『周囲に敵対的ガーディアンの存在を確認』
    紋章入りの腕輪:画面に砂漠と、君達を追ってきたガーディアンが映し出される。
    ホルス:『権限を検索』
    ホルス:『現在所有している権限は、王墓とエドフの箱庭のニ件』
    ホルス:『本施設ヨリ、ミニ・アブシンベルが使用可能』
    ホルス:『残存エネルギー3%、使用可能弾数1発』
    イディー:「ふむ…」
    ホルス:『イッチャウ?』
    シアストリス:「わかった。」
    シアストリス:「いっちゃう。」
    ホルス:『権限者の承認を確認』
    ホルス:『イディー、ロックオン、ヨロシク』
    イディー:「任せたまえ」
    イディー:端末を操作し、画面に照準を表示させる
    モーグ・メタラージ:「はぁ……ま、仕方ねぇか」
    イディー:「さぁ、姫、狙う敵はいずこ」
    錆びた大型ガーディアン:『グ……ォオオオオオオオオオオオオオオオオン!』

    シアストリス:「この町を侵すものすべて。だけど、まずは。」
    錆びた大型ガーディアン:ガーディアンが叫ぶ。かつて君達を追い回した時と同じように
    シアストリス:「おかあさまの心残りから、解放してあげて。」
    イディー:カタカタカタ…
    イディー:「照準ヨシ!」
    紋章入りの腕輪:シアの腕輪が薄く輝く。
    ホルス:『ピ!』
    シアストリス:「ん」
    ホルス:『エネルギー充填完了、3、2,1…………』
    イディー:「ミニ・アブシンベル、発射!」
    GM:次の瞬間、強烈な閃光が横薙ぎにガーディアンを薙ぎ払った!
    錆びた大型ガーディアン:『!!!!!?!?』
    ラスティ・ガーディアン:『ピ、ガガガ、ガガガガ……!!?」
    ラスティ・ガーディアン:装甲が錆びていたガーディアン達は全滅
    錆びた大型ガーディアン:大型ガーディアンも脚部の半数が破壊され、装甲に大穴が開く。
    錆びた大型ガーディアン:「ギ、ギギィ……!」
    だが、壊れてはいない。いまだ攻撃をしかけようと震えている。

    ホルス:『敵の残存を確認。本施設は残りエネルギー0%。入口のロック維持不可、解除』
    ホルス:『マズッタ、カモ』
    シアストリス:「思ったより元気?」
    グレン・ネルス:「あれで壊れねーのかよ、頑丈だなオイ」
    シアストリス:「でも、」
    錆びた大型ガーディアン:ホルスがそう呟いた瞬間全身から煙を吹き上げた大型ガーディアンが王墓の中に侵入してくる!
    シアストリス:「ホルスの友達は私だけじゃないし、私の友達はホルスだけじゃない」
    藍花:「問題ない、これから壊せば同じこと」
    モーグ・メタラージ:「は、ちょうどいいくらいだ」
    モーグ・メタラージ:「ついさっきの鬱憤と……"仇"、ここで晴らしてやるよ」
    イディー:「あぁ、”おかあさま”に君がどれだけ強いか見せつけてやるといい。」
    グレン・ネルス:「よくもさっきはバカスカ撃ちまくってくれやがったな」
    シアストリス:「こんなに……こんなにも、友達がいるから。」
    セトナクト:『ようやく見つけたぞ。ひねり潰せ』
    ホルス:『……ピ!』
    GM:2つの声が同時にシアの耳に響く
    シアストリス:「行こう、ホルス。」
    ホルス:『マカセテ!』
    錆びた大型ガーディアン:『ギィ……ォ……ォオオオオオオオオオオオンッ!』
    錆びた大型ガーディアン:随伴を蹴散らされ、脚部の半分までを破壊された大型ガーディアンが君達の前で叫びを上げる。
    錆びた大型ガーディアン:さあ、300年前の決着をつけるときだ。



    仇の大型ガーディアン戦

    GM:能力・弱点は既に過去の時代で看破済み。先制15どうぞ!
    藍花:2d6
    <BCDice:藍花>:SwordWorld2.5 : (2D6) → 9[4,5] → 9
    モーグ・メタラージ:2d+6+3 スカウト運動
    <BCDice:モーグ・メタラージ>:SwordWorld2.5 : (2D6+6+3) → 11[5,6]+6+3 → 20
    グレン・ネルス:2d+6+2 スカウト運動
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : (2D6+6+2) → 3[2,1]+6+2 → 11
    シアストリス:2d+5+4+1 ウォーリーダー先制(知)
    <BCDice:シアストリス>:SwordWorld2.5 : (2D6+5+4+1) → 8[5,3]+5+4+1 → 18
    イディー:2d6
    <BCDice:イディー>:SwordWorld2.5 : (2D6) → 3[1,2] → 3
    モーグ・メタラージ:先制!
    藍花:ナイスゥ
    グレン・ネルス:ちょっと転びかけた
    GM:モーグ、シアが大型ガーディアンの機先を制する!
    錆びた大型ガーディアン:【特記事項】
    ◯砂の加護:【上位命令:重要ターゲット排除】/解聖目標18
    このガーディアンは特に重要な任務に従事しており、他のガーディアンより優先的にリソースが振り分けられています。
    解聖目標以外の全ての判定の達成値に+2の補正が入り、このキャラクターが与える全てのダメージが+6されます。

    ◯朽ちた身体
    長年の経年劣化で魔導回路や装甲に隙があります。
    弱点属性の攻撃を受けた部位はショートを起こし、その攻撃に対しても含め、1ラウンドの間防護点が0になります。(部位単位)

    シアストリス:こんなのに先手とられちゃたまらん!
    グレン・ネルス:あ、全員全回復してるみたいだから忘れないでね
    シアストリス:殺す…殺してやるぞガーディアン
    藍花:うおおお
    GM:全キャラ、HP・MP・消耗アイテム、他リソースが王墓到着時点に復帰(全回復)
    モーグ・メタラージ:せやせや、ヨシ!
    GM:リマインドサンキューです
    シアストリス:砕けたはずの指輪が!
    藍花:シア何か遅発仕込んでたっけ
    モーグ・メタラージ:この場合は無しかも?
    藍花:それならそれでOKだ
    シアストリス:あっちの世界で遅発したやつを消費した気がする
    GM:そうだね、今回は無しで!
    シアストリス:それ前回だっけ…まあいいや
    GM:では……

    敵後衛:なし

    ------------------------------

    敵前衛:錆びた大型ガーディアン
    味方前衛:グレン、藍花

    ------------------------------

    味方後衛:モーグ、イディー、シアストリス

    シアストリス:「すぅ……はぁ」杖を振り上げた。「リベンジ戦。」
    グレン・ネルス:「さあて、スクラップの時間だぜ!」剣を抜き放つ
    モーグ・メタラージ:「さっきまでは逃げるだけだったがな、ぶっ壊してやる」
    錆びた大型ガーディアン:『ォォオ……ォオオオオオオオオオオオン!!!』
    錆びた大型ガーディアン:ガーディアンの放ったレーザーが壁を灼き切る。
    GM:【戦闘開始】
    シアストリス:先行はもらった!ドロー!
    シアストリス:補助動作で怒涛の攻陣?、加護解聖を宣言
    藍花:いけー!
    イディー:いっけぇー!
    シアストリス:うおおおお
    シアストリス:2d+10+0+0 神聖魔法行使
    <BCDice:シアストリス>:SwordWorld2.5 : (2D6+10+0+0) → 8[2,6]+10+0+0 → 18
    錆びた大型ガーディアン:解除!
    藍花:さすがや
    イディー:ナイスゥ!
    シアストリス:あぶねえ
    シアストリス:そして主動作が始まる
    イディー:絶対解聖するガール
    シアストリス:モーグとイディーにファナティかけるか
    イディー:ありがたし
    シアストリス:蛮族じゃないからコスパいいダメ軽減も増加も貼れないため
    シアストリス:いくぞ!
    GM:では発動ダイスどうぞ!
    シアストリス:MP4消費、対象はイディーとモーグ
    シアストリス:2d+6+0+0 操霊魔法行使
    <BCDice:シアストリス>:SwordWorld2.5 : (2D6+6+0+0) → 8[6,2]+6+0+0 → 14
    シアストリス:発動!
    錆びた大型ガーディアン:ガーディアンの周囲で赤く輝く砂嵐が舞う。
    セトナクト:『…………』セトナクトの意志が。
    錆びた大型ガーディアン:『ジ……ジジジ……ジジジジ……!』
    シアストリス:「……」想起するのは、最後の瞬間。赤い空の下、飛び散った鮮血。
    錆びた大型ガーディアン:『優先排除IDを捕捉』
    シアストリス:この場にもうその痕跡はない。だけど、彼女のことは覚えている。
    シアストリス:イシスが愛し、希望を託したそれに、シアは杖を向けた。
    シアストリス:「ホルス、行こう」
    ホルス:『ピ!』
    シアストリス:ガーディアンの無機質なレンズに視線を合わせる。
    ホルス:ホルスがシアの杖の上に乗り、自慢げに翼を開いた。
    錆びた大型ガーディアン:『ギ……』
    シアストリス:語りかけるのは背後に立つ赤い影でなく。「"晴れ渡れ"、ガーディアン。」イシスたちの想いの結晶。
    セトナクト:『潰せ、ガーディアン』
    錆びた大型ガーディアン:『ギ』
    錆びた大型ガーディアン:『ギギギギ────』
    錆びた大型ガーディアン:ガーディアンの身体が震え……
    錆びた大型ガーディアン:『ギギギギギギギギギギギギ!!』
    錆びた大型ガーディアン:鈍い音を立て、その目の光が鈍くなる。
    錆びた大型ガーディアン:『────ザ、ザザ、通常戦闘モードに移行』
    錆びた大型ガーディアン:『脅威対象を排除』
    シアストリス:「……っ!」素早く杖を振るい、自分を守るかのように引き戻した。「完全には、解けなかった」
    藍花:「……でも、様子が変わった」
    ホルス:『ピ』藍花に同意するようにホルスが頷く。
    錆びた大型ガーディアン:『ギ……』
    錆びた大型ガーディアン:その言葉を裏付けるように、ガーディアンの動きは明らかに粗雑なものとなっている。
    グレン・ネルス:「やたら不快な威圧感はなくなったな」
    シアストリス:「……今、畳みかけるしかない」
    錆びた大型ガーディアン:先程までの悪意の滲むような暴力性は感じられない。
    モーグ・メタラージ:「おう、行くぞ」
    ホルス:『長くはモタナイ、ヤッチマエ!』
    イディー:「よし、ホルス。まずは足からいくよ!ロックオン!」
    ホルス:『オーケーイディー』
    シアストリス:手番終了!
    イディー:いくぜいくぜ
    シアストリス:ショートさせたれ!
    イディー:キャッツ、タゲサ、ロックオン、エフェクト雷
    ホルス:ホルスがイディの肩に飛び移り、赤いラインを走らせた。
    イディー:2d+8+5 命中力/テンペスト2H
    <BCDice:イディー>:SwordWorld2.5 : (2D6+8+5) → 2[1,1]+8+5 → 15
    GM:……
    シアストリス:ねえ
    イディー:ここにきて
    シアストリス:やっぱり仕込んでるでしょ
    グレン・ネルス:お前ほんとイディー
    モーグ・メタラージ:練るな練るな
    ホルス:コココココココココ
    モーグ・メタラージ:仕方ねぇ!次!
    シアストリス:いやまさかな…ってちょうど思ってたところに!
    イディー:最近はなかったから油断していた
    イディー:つつけホルス!
    イディー:2d6でも3d6でも持っていけ!
    GM:残念だがダメだ! 
    GM:今回はキメシーンじゃないからな!
    モーグ・メタラージ:クライマックスだしな!
    藍花:イディーはイディー
    モーグ・メタラージ:じゃあ行きます
    シアストリス:誰しもが運命を変転できるわけではないのだ
    イディー:「今だ!」BLAM!!放たれた弾丸は装甲に沿ってぬるりと後ろへ抜ける
    錆びた大型ガーディアン:『────ィ』
    ホルス:『当たりドコロ、ヨスギタ』
    イディー:「まいったねこりゃ」
    シアストリス:「丸っこい装甲。塗装剥がれても関係ない?」
    モーグ・メタラージ:「それぁ外したのと代わりねぇよ!」
    ホルス:『スゴイデショ』
    イディー:「褒めてる場合か!」
    錆びた大型ガーディアン:『ォオオオオオオオオオオオン!!』
    グレン・ネルス:「できれば当てて欲しかったなあ!?」
    イディー:「やばいやばい!なんとか止めて止めて!」
    GM:反撃とばかりにレーザーが君達の足元を切り裂く!
    モーグ・メタラージ:「クソが!とっとと落とす!」
    藍花:「……。」小さな溜息と共に拳を構えなおした
    モーグ・メタラージ:キャッツアイして徹甲矢露払いを脚1に!
    GM:カモン!
    モーグ・メタラージ:黒炎5!いけー!
    錆びた大型ガーディアン:回避は17!
    シアストリス:うおおファナティファナティ
    錆びた大型ガーディアン:必中、ダメージどうぞ!
    モーグ・メタラージ:ヒャッハー命中20だ!ダメージ!
    モーグ・メタラージ:k28[(9+0)]+10+6$+0#1 ダメージ/ブラッドスクイーズ+徹甲矢2H
    <BCDice:モーグ・メタラージ>:SwordWorld2.5 : KeyNo.28c[9]a[+1]+16 → 2D:[3,5 3,1]=9,5 → 9,4+16 → 1回転 → 29
    モーグ・メタラージ:おらっ
    錆びた大型ガーディアン:ギャース!
    イディー:ワオワオー!
    シアストリス:回転していく
    錆びた大型ガーディアン:23ダメージ!
    藍花:いいぞー!
    モーグ・メタラージ:エンド!
    モーグ・メタラージ:「シィ、ィ……ッ!」ぎり、り…… ひゅだっ!!!
    モーグ・メタラージ:だぁ   んっ!!!
    錆びた大型ガーディアン:『!!!』
    モーグ・メタラージ:徹甲仕様の矢が装甲を貫き、内部で爆炎が奔る!
    錆びた大型ガーディアン:分厚い脚部から爆炎が上がる!
    モーグ・メタラージ:「ちっ、流石に簡単じゃぁねぇな、脚から潰してけ!」
    錆びた大型ガーディアン:『ピ……ガ……!』
    グレン・ネルス:「あいよー!」
    GM:次カモン!
    藍花:先にこっちで足殴るか
    グレン・ネルス:37で防護6ならランファで潰せるか?
    藍花:やってみよう
    GM:コワ……来い!
    藍花:猫目筋熊羚脚
    藍花:3 2d+12+1 命中力/甲殻鋭爪/竜の鋭爪1H拳
    <BCDice:藍花>:SwordWorld2.5 : #1 (2D6+12+1) → 6[3,3]+12+1 → 19
    #2 (2D6+12+1) → 4[1,3]+12+1 → 17
    #3 (2D6+12+1) → 12[6,6]+12+1 → 25

    錆びた大型ガーディアン:来い!
    錆びた大型ガーディアン:3 2d6+10
    <BCDice:錆びた大型ガーディアン>:SwordWorld2.5 : #1 (2D6+10) → 5[3,2]+10 → 15
    #2 (2D6+10) → 12[6,6]+10 → 22
    #3 (2D6+10) → 4[3,1]+10 → 14

    錆びた大型ガーディアン:2発命中!
    藍花:2 k15[(10+0)]+10+4$+0#0 ダメージ/甲殻鋭爪/竜の鋭爪1H拳
    <BCDice:藍花>:SwordWorld2.5 : #1 KeyNo.15c[10]+14 → 2D:[2,6]=8 → 5+14 → 19
    #2 KeyNo.15c[10]+14 → 2D:[4,1]=5 → 3+14 → 17

    モーグ・メタラージ:クリ合戦してやがる
    GM:何気にクリってる
    グレン・ネルス:真ん中がすごい頑張っている
    GM:24ダメージ!
    藍花:あとは頼んだグレン
    イディー:いいぞいいぞ〜!
    藍花:「せやぁっ!」爆炎の中へと飛び込み脚目掛けて両の爪を突き立てる
    錆びた大型ガーディアン:『ガ……ギィイイ!』
    鋼鉄の爪と赤青の爪、2つが切り結ぶ!

    藍花:「……グレン!」
    グレン・ネルス:「行くぜ!」
    錆びた大型ガーディアン:火花とともに脚部が裂け、内部から血飛沫めいて油が飛び散る
    『ォオオオオオオオオオオオン!』

    イディー:「錆びついているのに、この動き…300年前に出会わなくて良かったね」
    グレン・ネルス:キャッツマッスル
    グレン・ネルス:まずは剣を喰らえ
    グレン・ネルス:2d+9+3 命中力/バスタードソード2H
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : (2D6+9+3) → 7[6,1]+9+3 → 19
    錆びた大型ガーディアン:2d6+10
    <BCDice:錆びた大型ガーディアン>:SwordWorld2.5 : (2D6+10) → 8[4,4]+10 → 18
    グレン・ネルス:k27[(10+0)]+10+3$+0#0 ダメージ/バスタードソード2H
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : KeyNo.27c[10]+13 → 2D:[6,2]=8 → 8+13 → 21
    錆びた大型ガーディアン:1たりない!命中!
    錆びた大型ガーディアン:15ダメージ!
    錆びた大型ガーディアン:脚1撃破!
    モーグ・メタラージ:ひゅー!
    シアストリス:ヒャホー
    藍花:流石や!
    グレン・ネルス:残った足に斧発射
    イディー:さすが精鋭たちだぜ!
    グレン・ネルス:2d+9+3 命中力/ハンドアックス1H投
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : (2D6+9+3) → 8[2,6]+9+3 → 20
    錆びた大型ガーディアン:2d6+10
    <BCDice:錆びた大型ガーディアン>:SwordWorld2.5 : (2D6+10) → 9[3,6]+10 → 19
    錆びた大型ガーディアン:また1足りない!?
    グレン・ネルス:k12[(11+0)]+10+3$+0#0 ダメージ/ハンドアックス1H投
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : KeyNo.12c[11]+13 → 2D:[6,4]=10 → 6+13 → 19
    錆びた大型ガーディアン:13ダメージ!
    シアストリス:腕が鈍ったようだな
    グレン・ネルス:「まずは下から崩す!」剣を構えて突進!
    錆びた大型ガーディアン:『ォオオオオオオオオオオオン!』
    錆びた大型ガーディアン:ガーディアンはグレンを迎え撃つように爪を振り下ろすが……
    グレン・ネルス:「漆の型、白夜の太刀ッ!!」振り下ろされる爪にカウンター気味に斬撃を叩きこむ!
    錆びた大型ガーディアン:『ガ……!!』
    グレンの剣を受けて、残っていた脚の一本が斬り飛ばされ、地面に墜ちる。

    錆びた大型ガーディアン:『グ、ォオオオオ……!』
    グレン・ネルス:「こいつはオマケだ! とっとけ!」ついでに斧を残った足に突き立てる!
    錆びた大型ガーディアン:『ガ!』脚を失ったところに追撃を受け、ガーディアンがバランスを崩し、大きくよろける。
    錆びた大型ガーディアン:『ガ、ガガガ────ガ──────脅威対象を……排除』
    錆びた大型ガーディアン:【敵の手番】
    錆びた大型ガーディアン:▶メガレーザー/10(17)/精神/半減
    「射程:2、形状:貫通」でレーザー砲撃を行い、2D+12の魔法ダメージを与えます。
    この能力は「魔法制御」「ターゲッティング」を適用したものとして扱われます。

    錆びた大型ガーディアン:2d6+10
    <BCDice:錆びた大型ガーディアン>:SwordWorld2.5 : (2D6+10) → 4[2,2]+10 → 14
    錆びた大型ガーディアン:対象はシア
    シアストリス:キャー!
    錆びた大型ガーディアン:シア以外は巻き込み判定1d2をどうぞ
    グレン・ネルス:1d2
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : (1D2) → 2
    イディー:1d2
    <BCDice:イディー>:SwordWorld2.5 : (1D2) → 1
    藍花:1d2
    <BCDice:藍花>:SwordWorld2.5 : (1D2) → 2
    モーグ・メタラージ:1d2
    <BCDice:モーグ・メタラージ>:SwordWorld2.5 : (1D2) → 2
    グレン・ネルス:回避!
    錆びた大型ガーディアン:イディーにも命中
    イディー:あるぇ〜???
    モーグ・メタラージ:イディーだけ!
    錆びた大型ガーディアン:二人は精神抵抗14をどうぞ
    シアストリス:びびびびび
    シアストリス:2d+9+0 精神抵抗力
    <BCDice:シアストリス>:SwordWorld2.5 : (2D6+9+0) → 3[1,2]+9+0 → 12
    イディー:2d+9+0 精神抵抗力
    <BCDice:イディー>:SwordWorld2.5 : (2D6+9+0) → 8[4,4]+9+0 → 17
    グレン・ネルス:どうやら今夜の夕食のメニューは決まったようだな……
    藍花:し、シアちゃーん!?
    錆びた大型ガーディアン:2d6+12 ダメージ
    <BCDice:錆びた大型ガーディアン>:SwordWorld2.5 : (2D6+12) → 11[6,5]+12 → 23
    シアストリス:そこまで行くならもう1個も1にしてよお
    イディー:シアーッ
    モーグ・メタラージ:シアの丸焼き!?
    錆びた大型ガーディアン:シアに23、イディーに13ダメージ
    イディー:うぎゃー!
    シアストリス:あづぅ!
    藍花:あっちぃ!?
    GM:運命変転も手だがな!
    シアストリス:残り12!
    シアストリス:自己ヒールでまだ時間は稼げる…!
    錆びた大型ガーディアン:『エネルギー収束…………』
    錆びた大型ガーディアン:『発射』
    錆びた大型ガーディアン:無慈悲なレーザー光がシアに向かって放たれる
    モーグ・メタラージ:「ちぃ……シアストリス!」咄嗟に飛びのくが、狙いは明らかに……!
    イディー:「シア君、あぶない!!」
    シアストリス:「……!」
    グレン・ネルス:「あっぶねえ!」横っ飛びで地面を転がりなんとか回避!
    錆びた大型ガーディアン:脚による攻撃、対象グレン
    錆びた大型ガーディアン:2d6+11
    <BCDice:錆びた大型ガーディアン>:SwordWorld2.5 : (2D6+11) → 5[4,1]+11 → 16
    グレン・ネルス:2d+10+0 回避力
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : (2D6+10+0) → 9[4,5]+10+0 → 19
    錆びた大型ガーディアン:命中せず
    シアストリス:ビームに肩を貫かれ、よろめく。「まだ……!」
    藍花:「シアちゃん、大丈夫!?」
    藍花:「無理はしないで」
    イディー:「グワーッ!」遺産の制御権、腕輪に意識が向き反応が遅れる!
    錆びた大型ガーディアン:『脅威対象、排除』ガーディアンはそのまま残った腕をグレンへと振るう
    グレン・ネルス:「当たるかよ! 捌の型、黄昏の帳ッ!」大ぶりな攻撃を地面へ受け流す!
    錆びた大型ガーディアン:『ガ……!』
    錆びた大型ガーディアン:手番終了
    GM:【冒険者たちの手番】
    モーグ・メタラージ:シアは回復だし、先に動いてHP消費するね
    シアストリス:ウス
    イディー:あ、じゃあ防護解除チャレンジを…
    グレン・ネルス:それがいいな、この後なんかハイメガ粒子砲撃つって書いてあるし
    モーグ・メタラージ:んー、本体に当てた方がよくないかな弱点
    イディー:なるほど
    イディー:じゃあ待つぜ
    モーグ・メタラージ:あ、でも防護0になるのは1Rだったか
    GM:ですね
    モーグ・メタラージ:なら先にやってくれ!すまない!
    グレン・ネルス:ソーナンス
    GM:あくまでそのターンのみ
    イディー:OK
    藍花:もう練らなくていいぞ!
    イディー:タゲサ、エフェバレ雷!
    ホルス:『イディー、計算カンリョウ』
    ホルス:『あそこに装甲の凹ミ』
    イディー:「よし、先の射撃は無駄じゃなかったね」
    ホルス:『ピ!』
    イディー:2d+8+5 命中力/テンペスト2H
    <BCDice:イディー>:SwordWorld2.5 : (2D6+8+5) → 4[2,2]+8+5 → 17
    モーグ・メタラージ:……
    イディー:オォン
    錆びた大型ガーディアン:……
    イディー:腕輪があるよ…!
    GM:割れ!
    ホルス:ホルスが割れと言っている
    シアストリス:GM直々の割れ!強すぎる
    ホルス:さもなくばこの嘴が突く
    イディー:割る!
    ホルス:ヨシ!
    GM:ダメージどうぞ!
    イディー:k20[11]+12+0 ダメージ
    <BCDice:イディー>:SwordWorld2.5 : KeyNo.20c[11]+12 → 2D:[1,1]=2 → ** → 自動的失敗
    モーグ・メタラージ:wwwww
    グレン・ネルス:クッソwwwww
    イディー:草草の草
    GM:うせやろ
    藍花:wwwww
    モーグ・メタラージ:どけ!俺が撃つ!
    GM:腕輪復活!
    シアストリス:イディーすげぇ…練り過ぎてファンブルしか出なくなってるし
    GM:でもファンブルはファンブルのまま!
    モーグ・メタラージ:温情草
    イディー:「くらえっ!!」BLAM!!
    ホルス:イディーは忘れていた────
    ホルス:『ア、それジオノ……』
    イディー:「えっ…?」
    GM:BOMB!!
    藍花:「えっ!?」
    イディー:発射した弾丸はイディーの目の前で炸裂!
    イディー:「ウワーッ!」
    ホルス:『ピガガーッ!?』
    モーグ・メタラージ:「おま、バカ!!!」
    シアストリス:「イディー、私もイディーももう1回撃たれたら危ない。」シアが大丈夫かな言っといたほうがいいかなと言うような雰囲気で報告した。
    モーグ・メタラージ:「クソが、どいてろボケ兎!!!」
    グレン・ネルス:「おいこらイディー遊んでる場合じゃねえぞ!?」
    錆びた大型ガーディアン:『ピ、ガ……定期的な装弾ノ確認ヲ推奨』
    ホルス:『ピガ……』
    グレン・ネルス:「なんか心配されてる!」
    藍花:「えぇ……?」
    イディー:「うぅ…夢の空間から一転、現実は地獄だよ…」
    モーグ・メタラージ:では動きます、徹甲矢露払いを残りの脚に
    モーグ・メタラージ:命中20、必中!
    錆びた大型ガーディアン:ダメージどうぞ!
    モーグ・メタラージ:黒炎5でいざ
    モーグ・メタラージ:k28[(9+0)]+10+6$+0#1 ダメージ/ブラッドスクイーズ+徹甲矢2H
    <BCDice:モーグ・メタラージ>:SwordWorld2.5 : KeyNo.28c[9]a[+1]+16 → 2D:[3,2]=6 → 6+16 → 22
    イディー:必中えらすぎるな…
    モーグ・メタラージ:ちっ回らず!
    GM:……あ、そうか
    GM:さっき命中してるから
    GM:弱点は発動してるんだ
    藍花:おお
    錆びた大型ガーディアン:◯朽ちた身体
    長年の経年劣化で魔導回路や装甲に隙があります。
    弱点属性の攻撃を受けた部位はショートを起こし、
    その攻撃も含め、1ラウンドの間防護点が0になります。

    錆びた大型ガーディアン:防護点0、22ダメージ!
    モーグ・メタラージ:やったぁ!
    シアストリス:素通り!
    イディー:やったぁ!
    錆びた大型ガーディアン:『装甲角度計算、防御』
    モーグ・メタラージ:「……!」狙いは……先の爆発を浴びた場所
    錆びた大型ガーディアン:ガーディアンが姿勢を変更し、矢を弾こうとする。
    錆びた大型ガーディアン:が……
    モーグ・メタラージ:「そこ、だっ!」ひゅ   だんっっっ!!!
    錆びた大型ガーディアン:『ピガガガガッ……!?』
    モーグ・メタラージ:ひゅぼ  どぉぉぉん!!!!
    錆びた大型ガーディアン:動きが鈍った瞬間、そこに矢が突き立った!
    モーグ・メタラージ:「動きが鈍ってる!今のうちに叩け!」
    錆びた大型ガーディアン:ショートした回路に炎がめぐり、爆発!
    藍花:「わかった」
    錆びた大型ガーディアン:『ピ、ガガガ……』
    ホルス:『回路の劣化にヨル防御性能の低下を確認、修理ヲ推奨』
    藍花:ということで殴ろうかな
    イディー:やっちまってくださいよ
    グレン・ネルス:シアの鼓咆を命中に切り替えてからのが良くないか?
    ホルス:フフン、とホルスがガーディアンを見下した。
    グレン・ネルス:防護0なら当たれば倒せるし
    藍花:ふむ、そうするか
    シアストリス:するか、もう自傷は終わってるし
    モーグ・メタラージ:いけーっ
    GM:ここの回復大事だぜ!
    シアストリス:補助動作で怒涛の攻陣?:旋風を宣言(現在の陣気2)
    シアストリス:キュアハートの時間だオラァ!
    GM:来いやーっ!
    シアストリス:対象はモーグ、イディー、シア
    シアストリス:いきます
    シアストリス:2d+10+0+0 神聖魔法行使
    <BCDice:シアストリス>:SwordWorld2.5 : (2D6+10+0+0) → 9[6,3]+10+0+0 → 19
    シアストリス:k30[13]+10+0+0 回復量/神聖魔法
    <BCDice:シアストリス>:SwordWorld2.5 : KeyNo.30+10 → 2D:[6,5]=11 → 10+10 → 20
    GM:発動!
    シアストリス:よしよし
    GM:すげえ回復!
    イディー:最高ー!
    モーグ・メタラージ:全快!
    藍花:よきよき
    シアストリス:「"傷を癒して"。」杖を振るう。
    GM:赤い砂が舞い、周囲を包む。
    砂の神:『──────』
    シアストリス:あの場で最も必要な存在には届かなかった魔法。しかし、いつも自分たちを支え続けてくれた魔法でもある。
    シアストリス:ゆえに信仰は、微塵も減ることがない。
    GM:極小のナノマシンが傷を塞ぎ、肉体に同化していく。
    GM:赤竜の力を源にした古代イーシス王国の先端技術は、最早神の奇跡に等しい。
    シアストリス:「……ん。」その様子を見て、微かに頷いた。
    ホルス:『ピ』
    シアストリス:さあ命中バフを受け取り今こそ叩くのじゃ
    GM:来い! グレンキャノンだ!
    グレン・ネルス:装甲0ならグレンでも落とせるぜ
    グレン・ネルス:食らえイデオ……グレンソード!
    グレン・ネルス:2d+9+4 命中力/バスタードソード2H
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : (2D6+9+4) → 8[6,2]+9+4 → 21
    錆びた大型ガーディアン:命中!
    グレン・ネルス:k27[(10+0)]+10+3$+0#0 ダメージ/バスタードソード2H
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : KeyNo.27c[10]+13 → 2D:[1,1]=2 → ** → 自動的失敗
    藍花:……
    GM:……
    グレン・ネルス:迷うな
    グレン・ネルス:まあ切るかあ! よろしくなあ!
    グレン・ネルス:運命変転!
    イディー:いっけぇー!
    シアストリス:流石にこの隙には叩きこむしかない
    藍花:イディーとは違うのだよイディーとは
    GM:ヒューッ!!
    モーグ・メタラージ:やれー!
    GM:運命を回すのが人間の特権だ、ダメージどうぞ!
    GM:ちなみに計算式はk27[(10+0)]+10+3$12
    グレン・ネルス:k27[(10+0)]+10+3$+10#0 ダメージ/バスタードソード2H
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : KeyNo.27c[10]m[+10]+13 → 2D:[4,5 2,6]=12,8 → 10,8+13 → 1回転 → 31
    錆びた大型ガーディアン:破壊!
    イディー:ナイスゥ!
    GM:さすがフィニッシャー
    モーグ・メタラージ:ヨシ!
    シアストリス:順調!
    藍花:すごいぜ
    錆びた大型ガーディアン:『ォオ……ォオオオオオオオオン!!』
    グレン・ネルス:「そこだ……連続で行くぜ」静かに剣を構え直し、飛び出す
    錆びた大型ガーディアン:先程自らの脚を破壊したグレンの接近にガーディアンが警戒姿勢をとる
    錆びた大型ガーディアン:残る最後の脚で迎え撃とうとするが……
    グレン・ネルス:「弐の型! 参の型! 肆の型ッ!」動きの鈍った脚部など問題にならない! 素早い連続攻撃!
    錆びた大型ガーディアン:『!!!』
    グレン・ネルス:「旋風絢爛斬ッ!!!」脚をバラバラにし、残心
    錆びた大型ガーディアン:突き出した脚が関節部から次々と切断! 輪切りになる!
    錆びた大型ガーディアン:『ピ、ガガガガ……!!?』
    錆びた大型ガーディアン:『敵の脅威度の修正、緊急対処プログラムを発動』
    錆びた大型ガーディアン:『エネルギー充填開始』
    シアストリス:「!」
    GM:あとは斧だ、どうぞ!
    グレン・ネルス:ではオマケの斧を胴体に
    グレン・ネルス:2d+9+4 命中力/ハンドアックス1H投
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : (2D6+9+4) → 6[3,3]+9+4 → 19
    錆びた大型ガーディアン:2d6+10
    <BCDice:錆びた大型ガーディアン>:SwordWorld2.5 : (2D6+10) → 6[3,3]+10 → 16
    グレン・ネルス:k12[(11+0)]+10+3$+0#0 ダメージ/ハンドアックス1H投
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : KeyNo.12c[11]+13 → 2D:[5,6 4,6]=11,10 → 6,6+13 → 1回転 → 25
    藍花:すごい
    シアストリス:おお
    錆びた大型ガーディアン:15ダメージ!
    モーグ・メタラージ:いいぞいいぞ!
    グレン・ネルス:今日お前絶好調だな
    イディー:いいぞいいぞ
    シアストリス:変転したから実質ファンブル0回だし
    錆びた大型ガーディアン:『!』ガーディアンの胴体に斧が深々と突き刺さる
    グレン・ネルス:「そんでこいつはオマケっと!」
    錆びた大型ガーディアン:だが、深手も意に介さずガーディアンの"目"にエネルギーが集中し始める。
    錆びた大型ガーディアン:君達は見覚えがあるだろう。あれは、あの世界で大型ガーディアンが最後に放った……
    藍花:「……ッ!」駆け出す
    藍花:向かうは、目……!
    藍花:ということで殴りに行きます
    GM:カモン!
    藍花:3 2d+12+2 命中力/甲殻鋭爪/竜の鋭爪1H拳
    <BCDice:藍花>:SwordWorld2.5 : #1 (2D6+12+2) → 6[3,3]+12+2 → 20
    #2 (2D6+12+2) → 10[6,4]+12+2 → 24
    #3 (2D6+12+2) → 5[1,4]+12+2 → 19

    錆びた大型ガーディアン:3 2d6+10
    <BCDice:錆びた大型ガーディアン>:SwordWorld2.5 : #1 (2D6+10) → 5[3,2]+10 → 15
    #2 (2D6+10) → 6[5,1]+10 → 16
    #3 (2D6+10) → 8[2,6]+10 → 18

    イディー:ナイスゥ!
    錆びた大型ガーディアン:全弾命中!
    藍花:3 k15[(10+0)]+10+3$+0#0 ダメージ/甲殻鋭爪/竜の鋭爪1H拳
    <BCDice:藍花>:SwordWorld2.5 : #1 KeyNo.15c[10]+13 → 2D:[5,3]=8 → 5+13 → 18
    #2 KeyNo.15c[10]+13 → 2D:[6,4 5,6 4,5]=10,11,9 → 6,7,5+13 → 2回転 → 31
    #3 KeyNo.15c[10]+13 → 2D:[5,4]=9 → 5+13 → 18

    シアストリス:うひょおおお
    モーグ・メタラージ:ひゅ〜!
    錆びた大型ガーディアン:c(18+31+18-10-10-10)
    <BCDice:錆びた大型ガーディアン>:SwordWorld2.5 : c(18+31+18-10-10-10) → 37
    イディー:すげぇ〜!
    錆びた大型ガーディアン:37ダメージ!
    藍花:防護点が高すぎるゥ!
    GM:十分だよ!
    錆びた大型ガーディアン:『エネルギー充填30……40……50……』
    藍花:「止、ま……れぇッ!」目部分に集中的に殴打を浴びせる
    錆びた大型ガーディアン:藍花の爪がガーディアンの分厚い装甲を深々と斬り裂き、穴を穿つ
    錆びた大型ガーディアン:『ピ、ガガガ……ガガ……!』
    ホルス:『敵ガーディアン、損傷の大幅増加を確認』
    錆びた大型ガーディアン:だが……『エネルギー充填70...80...90...!』
    イディー:「エネルギーが溜まっている!みんな注意して!」
    モーグ・メタラージ:「ちぃ……!」
    錆びた大型ガーディアン:大型ガーディアンの目に、エネルギーが集中する!
    グレン・ネルス:「来るぞ! 構えろ!」
    シアストリス:「また……!」
    藍花:「くっ……!」これ以上は……急いで跳び離れる
    錆びた大型ガーディアン:『緊急対処プログラム稼働、オーバーフローレーザー、射出』
    錆びた大型ガーディアン:▶オーバーフローレーザー/10(17)/精神/半減
    すべての[部位:脚部]がHP0になった場合もしくは胴体のHPが60以下になった場合に、シナリオ1回のみ使用
    「射程:自身、全エリア」でレーザー砲撃を行い、2D+20の魔法ダメージを与えます。

    錆びた大型ガーディアン:2d6+10
    <BCDice:錆びた大型ガーディアン>:SwordWorld2.5 : (2D6+10) → 7[5,2]+10 → 17
    錆びた大型ガーディアン:対象は全員
    シアストリス:2d+9+0 精神抵抗力
    <BCDice:シアストリス>:SwordWorld2.5 : (2D6+9+0) → 5[1,4]+9+0 → 14
    藍花:2d+8+0 精神抵抗力
    <BCDice:藍花>:SwordWorld2.5 : (2D6+8+0) → 4[3,1]+8+0 → 12
    グレン・ネルス:2d+8+0 精神抵抗力
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : (2D6+8+0) → 10[6,4]+8+0 → 18
    モーグ・メタラージ:2d+9+0 精神抵抗力
    <BCDice:モーグ・メタラージ>:SwordWorld2.5 : (2D6+9+0) → 5[1,4]+9+0 → 14
    シアストリス:さすがにこれは
    イディー:2d+9+0 精神抵抗力
    <BCDice:イディー>:SwordWorld2.5 : (2D6+9+0) → 7[5,2]+9+0 → 16
    シアストリス:ひっくり返したほうがいいか
    モーグ・メタラージ:グワーッ
    GM:ひっくり返すなら今だぜ!
    シアストリス:変転します!
    イディー:シアには生き残ってもらわねば
    錆びた大型ガーディアン:2d6+20
    <BCDice:錆びた大型ガーディアン>:SwordWorld2.5 : (2D6+20) → 4[1,3]+20 → 24
    グレン・ネルス:グレンだけなんか素で成功してる……
    錆びた大型ガーディアン:シアとグレン以外に24ダメージ
    錆びた大型ガーディアン:ふたりには12ダメージ
    シアストリス:いだだだだ
    藍花:37>13
    イディー:のこり7
    イディー:「ウワーッ!!」
    ホルス:『……アブナイ!』
    錆びた大型ガーディアン:『射出』
    シアストリス:「ホルス!みんなを!」
    錆びた大型ガーディアン:イシスの命を奪った巨大なレーザーが君達を薙ぎ払う!
    ホルス:『ピ!!』
    モーグ・メタラージ:「ぐぅ、おぉぉ……っ!?」
    グレン・ネルス:「ちいぃっ!!」盾と遮蔽を利用して回避を図る、だがなおレーザーはその肌を焼く!
    ホルス:ホルスは赤い砂を操り何枚もの防護フィールドを張るが……
    藍花:「ぎ……ィッ……!?」両腕をクロスさせ何とか頭部だけでも庇う
    錆びた大型ガーディアン:レーザーはその全てを貫通、君達を薙ぎ払った!
    ホルス:『ピッ……ガガガ……!』
    シアストリス:「あ、い……!」
    錆びた大型ガーディアン:『射出完了…………再索敵…………』
    錆びた大型ガーディアン:『対象のザ……ザザ……生存……ザ……確認』
    グレン・ネルス:「全員生きてるかァ!?」
    モーグ・メタラージ:「か、は……クソがよ、ぉ……!」
    イディー:「うぅ…防護フィールドを貫通するとは…」
    シアストリス:「ん……!」
    藍花:「死んで、ない。死ぬ、もんか……!」
    藍花:「こんなところで、こんなヤツに……」
    錆びた大型ガーディアン:『……対象の生存を確認、戦闘を続行』
    グレン・ネルス:「オーケー! その意気だ!」
    錆びた大型ガーディアン:ガーディアンは軋みを挙げながら、再度目にエネルギー集中を開始する。
    錆びた大型ガーディアン:『ガ……優先排除ID……』
    錆びた大型ガーディアン:『処理済……優先排除ID……原因不明ノ再復帰……再排除……』
    錆びた大型ガーディアン:ガーディアンは再びシアを見据え、射撃体勢をとる。
    GM:【冒険者たちの手番】
    モーグ・メタラージ:おらっ撃てイディー!
    イディー:は、はいぃ!
    藍花:もう練るんじゃないぞ!
    藍花:絶対練るんじゃないぞ!!
    シアストリス:もうだいぶヒエラルキーが落ちたな
    イディー:タゲサ、エフェバレ雷
    イディー:2d+8+6 命中力/テンペスト2H
    <BCDice:イディー>:SwordWorld2.5 : (2D6+8+6) → 7[3,4]+8+6 → 21
    錆びた大型ガーディアン:2d6+10
    <BCDice:錆びた大型ガーディアン>:SwordWorld2.5 : (2D6+10) → 6[3,3]+10 → 16
    イディー:や、やったぞ…
    藍花:やめろ油断するんじゃない!
    イディー:k20[11]+12+0 ダメージ
    <BCDice:イディー>:SwordWorld2.5 : KeyNo.20c[11]+12 → 2D:[1,1]=2 → ** → 自動的失敗
    モーグ・メタラージ:wwwwww
    藍花:ほらァ!!!!!!
    シアストリス:なにを!?
    グレン・ネルス:お前wwwwwwww
    シアストリス:何をやったか言ってみろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
    イディー:どうした?????
    モーグ・メタラージ:イディー!!!!!
    藍花:うっそだろ!!!!!!!????
    イディー:防護点をなくしただけだが…?
    GM:ナンデ?
    モーグ・メタラージ:今日だけで150点も稼いでんじゃないぞ!
    シアストリス:今のはダメージ与えない代わりに装甲を0にする技なのか?
    藍花:なんだこれは……なんだこれは!!!
    グレン・ネルス:第一章のラスボスやぞ!!!!!!!
    モーグ・メタラージ:そろそろその経験点をむしり取りたくなってきたな……
    モーグ・メタラージ:皮を剥ぐか
    ホルス:『ピ』ガブリ
    ホルス:『ピ』ガブリ、射撃準備に入ったイディーの耳をホルスが突然齧った。
    イディー:「イタァイ!!」
    ホルス:『敵胴体ニハ、対ガン装甲。貫通ハ困難』
    イディー:「しかし、電撃を与えればアイツの防御が鈍る。なら、やらないわけにはいかないだろう?」
    ホルス:『ピ。ナノデ、アソコ』ホルスが赤外線レーザーで脚部破損部を示す
    イディー:「なるほど…!」BLAM!!
    イディー:すでに破損した足に着弾!そこから内部回路に電撃を浴びせる!
    錆びた大型ガーディアン:『!!!?』
    錆びた大型ガーディアン:ガーディアンが大きく震え、気絶したかのように床に崩れ落ちる
    モーグ・メタラージ:「んの間抜けが……!コントやってんじゃねぇ!」
    錆びた大型ガーディアン:『ピ、ガガガ……!? 排電機構ヲ、起動……!』
    藍花:「でも今なら」
    シアストリス:「ん。隙は出来た。」
    イディー:「そういうなよ、長くは持たないが角度をつけた装甲防御は無理だ」
    グレン・ネルス:「一応電撃は効いてるようだぞ!」
    錆びた大型ガーディアン:『ピ、ガガガ……!』
    イディー:「動きの鈍った今なら君達なら装甲のない部分を狙うこともできるだろう?」
    錆びた大型ガーディアン:既にガーディアンは身体を無理やり起こそうとしている。
    錆びた大型ガーディアン:攻撃するならば今しかない。
    モーグ・メタラージ:しゃあ!では銀矢を撃つ!
    GM:来い!
    モーグ・メタラージ:銀矢露払い!命中20!
    錆びた大型ガーディアン:2d6+10
    <BCDice:錆びた大型ガーディアン>:SwordWorld2.5 : (2D6+10) → 10[4,6]+10 → 20
    錆びた大型ガーディアン:回避ィ!
    モーグ・メタラージ:なにっ
    シアストリス:ワッザ!?
    モーグ・メタラージ:指輪ぱりん!
    モーグ・メタラージ:命中!
    シアストリス:ヨシ!
    錆びた大型ガーディアン:フフフやったナニーッ!?
    錆びた大型ガーディアン:畜生! ダメージどうぞ!
    イディー:ナイスゥ!
    モーグ・メタラージ:k33[(10+0)]+10+6$+0#1 ダメージ/ブラッドスクイーズ2H
    <BCDice:モーグ・メタラージ>:SwordWorld2.5 : KeyNo.33c[10]a[+1]+16 → 2D:[6,6 4,4]=12,9 → 11,10+16 → 1回転 → 37
    錆びた大型ガーディアン:ぐお
    モーグ・メタラージ:しゃあ黒炎5!
    錆びた大型ガーディアン:37ダメージ!
    モーグ・メタラージ:◆ブラッドスクイーズ
    銀の矢使用時に発動、命中時に呪い属性物理ダメージとなり、対象は命中達成値を目標に精神抵抗を行う。抵抗に失敗した場合3分の間あらゆる行為判定に-2のペナルティ。判定後にHPを5消費することでその判定におけるペナルティを無視できる。

    モーグ・メタラージ:銀矢だからこれも起動してるぜ〜
    錆びた大型ガーディアン:うわーっ!?
    錆びた大型ガーディアン:2d6+11
    <BCDice:錆びた大型ガーディアン>:SwordWorld2.5 : (2D6+11) → 11[5,6]+11 → 22
    錆びた大型ガーディアン:おらぁ抵抗!!
    イディー:なんだと…!?
    シアストリス:さすが超文明
    モーグ・メタラージ:なにぃ!これは仕方なし!
    グレン・ネルス:最後にあがきよる!
    モーグ・メタラージ:「あーあーわぁったよクソが!」ぎり、ぎりり……!
    モーグ・メタラージ:銀矢に黒炎を込め―――ひゅばっ
    錆びた大型ガーディアン:『────射撃ヲ感知』
    錆びた大型ガーディアン:ガーディアンは即座に目から迎撃レーザーを放とうとするが……
    モーグ・メタラージ:「は、間抜け」その直前、銀矢が千々に弾ける
    モーグ・メタラージ:ひゅが  ががっ  がががががががががっっっ!!!
    錆びた大型ガーディアン:『!!!????』砕けた銀矢が装甲の隙間を……そして先程までレーザーを放とうとしていた目の装甲ガラスを貫通!
    モーグ・メタラージ:「全身の隙間に叩きこみゃぁいいんだろぉが!」
    モーグ・メタラージ:内部に刺さった矢から、爆炎が伝導!
    錆びた大型ガーディアン:『ピ、ガガガガガ!』
    錆びた大型ガーディアン:収束レーザーのエネルギーに誘爆、体内から爆発!
    錆びた大型ガーディアン:『ピ……ガ……!!?』
    モーグ・メタラージ:「おら、かかれかかれ!」
    錆びた大型ガーディアン:『ギ……ィイ……!』全身から煙を吹き上げ、ガーディアンが悲鳴めいた軋みを上げる。
    藍花:先にシアちゃんの鼓咆と回復だな
    シアストリス:お見せする時が来たようだな
    モーグ・メタラージ:ふふ、回復頼むぜ(HP5)
    藍花:お披露目だ
    シアストリス:補助動作、怒涛の攻陣?:旋刃を宣言。
    シアストリス:シア以外命中+1、物理+1
    イディー:おぉ!
    藍花:ひゅー!
    GM:すげえの来た
    シアストリス:そしてこの3度目の鼓砲により陣気ポイントが3!
    GM:なにっ
    シアストリス:3つ消費して陣率:効力亢進?発動!
    シアストリス:回復量+4!
    藍花:ひゅーひゅー!
    イディー:天才軍師現る
    シアストリス:主動作でキュアハート!対象は藍花グレンシアイディーモーグ!
    シアストリス:2d+10+0+0 神聖魔法行使
    <BCDice:シアストリス>:SwordWorld2.5 : (2D6+10+0+0) → 5[4,1]+10+0+0 → 15
    シアストリス:k30[13]+10+0+0 回復量/神聖魔法
    <BCDice:シアストリス>:SwordWorld2.5 : KeyNo.30+10 → 2D:[3,4]=7 → 7+10 → 17
    シアストリス:17+4!
    GM:21! すげえ回復だ
    藍花:すっご
    グレン・ネルス:遥かにいいです、全回復
    GM:というかさっきのダメージほとんどもってかれた!
    イディー:たすかる〜
    藍花:13>34
    モーグ・メタラージ:助かる〜、5>26!
    シアストリス:(ルルブ読み直す)合ってるわ。ヨシ!
    イディー:28まで回復
    ホルス:『ピ!』
    ホルス:ホルスがシアに呼びかけた。
    シアストリス:「ん!」
    シアストリス:「"共に戦って"。そして、"もう一度立ち上がって"!」
    GM:赤い砂が煌めき、渦を為す。傷を塞いでいく。
    ホルス:『ピ。良イ砂』
    ホルス:ホルスは満足げに翼を広げた。
    イディー:「なんだか…回復量が上がってないかい?」みるみるふさがっていく傷を見る
    錆びた大型ガーディアン:『……ガ、ガ……?』ガーディアンが戸惑うように煌めく赤い砂を見上げる。自分の主以外の"神"がいる。
    シアストリス:「わかってきた。みんなの使い方。」シアが視線を落とした先に、指から抜けていく砂塵があった。
    ホルス:『……ピ!』
    藍花:殴りにいきましょう
    グレン・ネルス:では藍さん、バラバラにしてしまいなさい
    GM:しゃあ来い藍花!
    藍花:3 2d+12+2 命中力/甲殻鋭爪/竜の鋭爪1H拳
    <BCDice:藍花>:SwordWorld2.5 : #1 (2D6+12+2) → 6[1,5]+12+2 → 20
    #2 (2D6+12+2) → 7[6,1]+12+2 → 21
    #3 (2D6+12+2) → 7[4,3]+12+2 → 21

    イディー:Foo!
    錆びた大型ガーディアン:3 3d6+10
    <BCDice:錆びた大型ガーディアン>:SwordWorld2.5 : #1 (3D6+10) → 9[2,3,4]+10 → 19
    #2 (3D6+10) → 6[1,4,1]+10 → 16
    #3 (3D6+10) → 9[1,6,2]+10 → 19

    錆びた大型ガーディアン:間違えた!
    グレン・ネルス:3d6!?
    錆びた大型ガーディアン:なのに全弾命中!!
    藍花:3ダイスに勝つとは……
    モーグ・メタラージ:草ぁ!
    藍花:3 k15[(10+0)]+10+4$+0#0 ダメージ/甲殻鋭爪/竜の鋭爪1H拳
    <BCDice:藍花>:SwordWorld2.5 : #1 KeyNo.15c[10]+14 → 2D:[1,1]=2 → ** → 自動的失敗
    #2 KeyNo.15c[10]+14 → 2D:[3,1]=4 → 2+14 → 16
    #3 KeyNo.15c[10]+14 → 2D:[6,6 2,3]=12,5 → 8,3+14 → 1回転 → 25

    錆びた大型ガーディアン:41ダメージ、撃破!
    シアストリス:回転したからセーフか?
    錆びた大型ガーディアン:フィニッシュロールどうぞ!
    藍花:50点美味しい
    イディー:やったー!
    グレン・ネルス:「よっしゃあ! 行けランファ!!」
    シアストリス:砂が巡り、傷を癒すのみならず親友の動きを支える。
    藍花:グレンの声に頷き、ガーディアンに組み付きよじ登るとその"目"に拳を至近距離で叩きつける。「これ、で……!」
    藍花:何度も、何度も、何度も、何度も。
    錆びた大型ガーディアン:『! ……! ……!! ……!!!』
    錆びた大型ガーディアン:ガァン、ガァン、と金属を爪が切り裂き、ひしゃげさせる音が響く
    藍花親友シアが受けた苦しみを、そのまま倍にも三倍にも籠めて、ただひたすらに殴り続ける
    錆びた大型ガーディアン:『ピ、ガ……!』
    錆びた大型ガーディアン:『ヤ、メ……』
    セトナクト:『……ヤメロ……!』
    GM:吹き出した悪意の気配が藍花を打つ
    シアストリス:その様を見る。どこか上手く出力できない感情を、藍花が代わりにたたきつけているようで。
    シアストリス:「おねがい、藍ちゃん!」
    藍花:「やめるものか!」悪意の波動が嗜虐心を呼び覚まし、呑まれかける心をシアの声が繋ぎとめる
    藍花:「壊、れろォッ!」
    藍花:両腕を揃え、そのまま目の中心に撃ち下ろした!
    錆びた大型ガーディアン:『!!!!!!!!』
    錆びた大型ガーディアン:目の奥、エネルギー炉を切り裂かれ────ガーディアンは爆発!!
    セトナクト:『…………!!』
    錆びた大型ガーディアン:その身体に宿っていた悪意とともに、吹き散らされ、四散した。
    藍花:「ハァーッ……!ハァーッ……!」飛び来る破片を尾で叩き落とし、肩で息をしながらなおもその残骸を、悪意の残滓を睨みつける
    GM:【戦闘終了────冒険者たちの勝利】



    グレン・ネルス:「完全決着フェイタリティだ」納刀
    シアストリス:「……ん!」緊張を振り払うように小さく息を吐く。
    モーグ・メタラージ:「ふぅ、片付いたか……」
    モーグ・メタラージ:「外の連中がどうなってるかは気にかかるが……」
    GM:ガーディアンが崩れ落ちた後、王墓は静寂に包まれた。
    GM:モニターに映る外の景色にも、ガーディアンの姿はいない。
    藍花:「シアちゃん、無事?」小さく首を横に振りシアの元へ足を向ける
    シアストリス:「……。」
    イディー:「ふぅ…」
    シアストリス:「大丈夫じゃない、けど、今は、それどころじゃない」
    藍花:「……うん」音が出るほど強く拳を握る
    GM:イシスの姿も、またどこにもない。
    300年の月日は遺体すらも風化させ、消し去っていた。

    モーグ・メタラージ:「……」問題なし、と判断し内部に目を向けなおす
    シアストリス:元々白い顔を青ざめさせながら、シアは淡々と頷いた。
    GM:シアの腕にはめられた腕輪と、頬に残る母親の暖かさだけを遺して。
    シアストリス:「大丈夫じゃない……だけど、いつか大丈夫になる。」
    シアストリス:「みんながいるから。」
    藍花:「……。」シアへ伸ばした両手が幾度か虚空を彷徨ったのちにその身体を強く抱きしめる。
    シアストリス:「わ」
    藍花:知っている。彼女イシスの代わりになんてなれやしない。この両の手は誰よりも血に塗れた破壊者ばんぞくのそれだ。
    シアストリス:思考を挟まず反射的に抱き返す。
    藍花:それでも……そうしないといけないと思った。そうしたいと思った。
    ホルス:『……』
    ホルス:むんずとイディーの頭の上に乗りそっとその光景を見つめる。
    藍花:そして何よりも……その翠の瞳に光を与え心を奪う"神"を憎んだ。
    藍花:これが信じる者に与える試練だとすればあまりに残酷で無慈悲だ。
    藍花:「……ごめんね、シアちゃん」噛み締めるように言葉が漏れる
    シアストリス:「……ありがとう。そう思ってくれるだけで、嬉しい。」
    シアストリス:ぽんぽんと背中に触れて、藍花を見上げた。
    藍花:「……うん」苦しそうで、今にも泣きそうな微笑みがその瞳の中で揺らぐ
    藍花:だがそれをシアの肩口に埋め、改めて力強く抱きしめる
    藍花:この硬く鋭い両腕がゆりかごとなることはできないけれど、せめてあらゆる辛苦からその身と心を守る盾となれれば良い。
    ホルス:『…………』
    ホルス:『キット、シアハダイジョブ』ホルスが誰かに語りかけるように呟いた。
    ホルス:『……ネ、アサル、イシス』



    継承


    グレン・ネルス:「この施設ってまだ使えるのか? エネルギー使い切ったみたいなこと言ってたし無理か……? どうだイディー?」
    イディー:「エネルギーがもどれば、ミニアブシンベルは使えるだろう。」
    イディー:「それ以外の機能はロックされててダメだね。」
    グレン・ネルス:「そうか、そんな都合よくはいかねえかー」
    モーグ・メタラージ:「……ま、当初の目的である権限移譲は済んだんだろ、なら十分だ」
    GM:イディーの言葉に応えるように、どこかで魔導機の起動音が鳴った。
    GM:ちょうど、シアのいる場所から。
    イディー:「むむ…」イディーイヤー!
    シアストリス:地獄耳
    イディー:「シア君、そのあたりで何か動かなかったかい」
    シアストリス:「……?」
    藍花:「何かって、なに?」シアを腕の中から解放し首を傾げる
    GM:シアが周囲を見回してもなにもない
    紋章の入った腕輪:だが、視線を落とすと……シアの腕輪が淡い青い光を放っていた。
    モーグ・メタラージ:「あん?なんだ、腕輪か?」
    シアストリス:「……そっか。けんり。」
    紋章の入った腕輪:まるで、長い眠りから覚めたように。

    グレン・ネルス:「光ってる……」
    イシストリア:(あとは、お願い)
    紋章の入った腕輪:声が聞こえたような気がした。
    藍花:「……これでシアちゃんも遺産を動かしたりできる……ってこと、だよね?」
    シアストリス:「……そのはず」
    イーシスの腕輪:300年の時を経て、腕輪が本来の機能を取り戻す。
    シアストリス:腕輪にもう片方の手で触れた。
    イディー:「あぁ、ただしそのためには現在の権限者のもつデバイスを手に入れる必要がある。」
    モーグ・メタラージ:「どうだかな……過去の記録からしてあの時点でほとんど乗っ取られてたしよ」
    イーシスの腕輪:青い燐光が舞う
    イーシスの腕輪:紋章の入った腕輪→イーシスの腕輪
    イシスからシアの両親、そしてシアへと受け継がれた腕輪。
    王族として偉大なる遺産の権限を継承する機能を持つ。
    ・神聖魔法及び加護解聖の魔力を+1する。
    ・マナチャージクリスタル(5点)の効果を持つ。使用には装備が必要

    モーグ・メタラージ:「あぁなるほど、それでデバイスをって話になるわけか……」
    シアストリス:うひょおおお
    イディー:おお〜!
    シアストリス:これが……親の七光りじゃああああ!!!
    GM:言い方ァ!
    グレン・ネルス:台無しだよ!
    藍花:うおおおお!
    藍花:ピカー!
    モーグ・メタラージ:草
    ホルス:『非常デンゲン、再起動』
    ホルス:ホルスが翼を広げると────
    GM:コンソールパネルが、弱々しい光を発した。
    グレン・ネルス:「こっちも光ったぞ」
    シアストリス:「……」イディーに手招きして近づく。
    GM:イディーは解析ができます。判定してもらうつもりだったけど……自動成功にします(高度な政治的判断)
    藍花:そうだねw
    イディー:正しい判断
    モーグ・メタラージ:草
    イディー:解析だ!
    グレン・ネルス:草
    藍花:「何かできるかな?」シアとイディーの様子を伺う
    GM:ではイディーはパネルを操作し、腕輪と権限継承プログラムの内容を理解します。
    モーグ・メタラージ:「おい、壊すなよ……?」
    シアストリス:さすがイディーはてんさいだなー
    イーシスの腕輪:オシリスはナノマシンの操作とエネルギーの循環を統括し、全ての遺産を操作して街を管理している。
    デバイスの権限はオシリスを通して緊急的に各施設を手動操作するに留まる。

    イーシスの腕輪:つまりオシリスが抑えられている限り、シアがどれだけ権限を取得しても無意味……のはずなのだが、実際はシアの腕輪とホルスによって王墓を操作出来た。
    どうやら、アサルが言っていた「ホルスはオシリスに対するバックドア」というのは事実のようだ。

    ホルス:『ピピピ……広域のナノマシン制御不能、巨大施設の運用はコンソールとの接続が必ヨウ』
    イディー:「なるほど、制限はあるが…十分だね」
    イーシスの腕輪:つまり、君達は街に散らばっているであろう権限デバイスを手に入れ、その施設のコンソールにアクセスすれば……その施設を使用出来るということになる。
    GM:取り急ぎ、今のシアの腕輪に登録されている権限を確認するべきだろう。
    シアストリス:ピコピコ
    イディー:「シア君、こっちに来てくれ」
    イディー:「腕輪をここへ」コンソール脇の接続デバイスを指す
    シアストリス:「ん」
    イディー:カタカタカタ…コンソールを操作し現在の権限を確認
    ホルス:『ピガッガ……接続……ピーヒョロロロー……ピ!』
    シアストリス:「おお」
    ホルス:若干不安になる効果音とともに、ホルスが何かを接続する。
    イーシスの腕輪:【現在、シアの腕輪に登録されている権限】
    ・王墓
    ・エドフの箱庭

    シアストリス:「……」こてん。
    イーシスの腕輪:王墓は言うまでもなくここ。エネルギーは既に底をつき、役に立ちそうにない。
    イディー:「王墓は予想通りだが…エドフの箱庭…か」
    ホルス:『位置をヒョウジ』
    イディー:「イシスさんが言っていたな、確か場所は…」
    GM:コンソールパネルが街の地図を示す
    GM:文字が書き込まれていない形状図にすぎないが、位置を確認することは出来た。
    GM:場所は────中央広場を示している。
    イディー:「ふむ、やはり言っていた中央にある地下庭園か」
    シアストリス:「中央」
    シアストリス:しっくりきてない。
    モーグ・メタラージ:「トゥムに用意したっつう庭園か」
    藍花:「うん」
    グレン・ネルス:「中央への扉はシェフィードがロックしてるんだっけか」
    イディー:「あぁ、下水中央にあったさらに下の空間じゃないかな」
    モーグ・メタラージ:「アレだよ、過去の記録で入れなかった奴」シアに説明
    藍花:「今も鍵はかかったままなのかな」
    シアストリス:「ん。間に合わなかったとこ。」納得したようだ。
    GM:グレンの言う通り、少なくとも300年前のあの時シェフィードが魔眼により扉を閉じている。
    シェフィードがこの300年間それを解いていないのであれば、今もまだそのままだろう。

    モーグ・メタラージ:「……そうだとすりゃあ、図らずもやることが合致してるな」
    グレン・ネルス:「鍵と言うか封印だな、呪いに近い」
    モーグ・メタラージ:「シェフィードを排除しねぇと開かねぇわけだ」
    シアストリス:「じかんていし。」
    イディー:「ふむ…では次の目標は人間牧場か」
    藍花:「……。」左手を見る。「そうだね」
    イディー:「過去で会った通り、かなりの強敵だ。打てる手は打っておかないと…」
    GM:たとえ弱点を差し引いても、今の君達で倒せる相手ではない。
    シアストリス:「……」
    GM:ましてや相手の本拠地だ。打倒するならばそれなりの準備が必要だろう。
    藍花:「……そういえば、青い酒のこと、イシスに訊いておけばよかった」
    藍花:ふと思い出したように呟く
    モーグ・メタラージ:「次の、と呼ぶにゃ遠大だし、地下に行ってどうなるかもわからねぇな」
    モーグ・メタラージ:「あー……なるほど、確かにあの時代にならあるのか」
    イディー:「それを言うならボクも設計図の一つや二つ教えてもらえばよかったと思ってるよ」
    グレン・ネルス:「お前な……」
    イディー:「特にあの食料を作る魔動機とか…」
    シアストリス:「やりたいことはたくさんあった」
    藍花:「そう、だね」あの美しく暖かい理想郷を想う
    GM:とはいえ、イディーがあの時代に色々見てきたものは大きい。
    今後の研究の大きな助けと成るだろう。(パワーアップフラグ)

    モーグ・メタラージ:「……そうだな、あれが精一杯だった」
    グレン・ネルス:フラグが立った!
    藍花:「もっと、居たかった、な」
    イディー:やったぜ
    ホルス:『ピ……』
    イディー:あとはダイス運を何とかするだけだ
    藍花:そうだね
    ホルス:ホルスは藍花の肩にとまると、言葉に応えるように頭をすりつけた。
    シアストリス:パワーアップに期待だね
    グレン・ネルス:「夢は覚めるもんだ、いい夢も、悪い夢も」
    藍花:「ホルス?」
    シアストリス:「そう。だから、実現する」
    シアストリス:「もう一度。」
    グレン・ネルス:「あっ、先に言われた……」
    ホルス:『ピ!』ホルスは頷く。
    藍花:「うん、そう、そうだよね」
    シアストリス:「気が合う」グレンに握りこぶしを差し出した。
    グレン・ネルス:「へっ」拳を突き合わせる
    イーシスの腕輪:青い腕輪が揺れた。
    イディー:「いいね、かつての魔動機の都を取り戻すか」
    イーシスの腕輪:さて、この腕輪は他の権限デバイスがあれば権限を継承することが出来る。
    モーグ・メタラージ:「はぁ……シェフィードの言ってた通り劇物もいいとこだがな」
    イディー:モリィのイヤリング、試してみるか…?
    モーグ・メタラージ:割とあり
    藍花:ためしてみよう
    シアストリス:やるだけならタダだし
    イーシスの腕輪:OK、じゃあイディさん……マギテック目標値10なんだけど、いける?
    イディー:よし、やろうぜ!
    藍花:いうほどタダか?後でツケを払うことにならないか?
    シアストリス:く…
    グレン・ネルス:権限移譲までしたらいよいよ借りパクである
    イディー:できらぁっ!
    シアストリス:今日はちょっと様子を見て…
    イディー:2d+9+0+0 魔動機術行使
    <BCDice:イディー>:SwordWorld2.5 : (2D6+9+0+0) → 4[2,2]+9+0+0 → 13
    GM:……
    藍花:こわいよ
    GM:……セーフ!!
    シアストリス:さすが先生や
    グレン・ネルス:ちょっと危ない
    シアストリス:信じてましたよ
    イディー:ハァ…ハァ…今はこれが精いっぱい
    モーグ・メタラージ:こわいなぁ
    藍花:チッ(流石だぞイディー教授!)
    イディー:なんとか2を引き寄せたぞ
    GM:イディーは、以下の情報を端末から得る。
    紋章入りの腕輪:オシリスの魔導機群の各施設は、実はその責任権限者が定められている。

    紋章入りの腕輪:王家の血を継ぐものは緊急時継承プログラムを使うと、その権限者達のデバイスから魔導機達の権限を例外的に取得することが出来る。
    紋章入りの腕輪:つまり、このプログラムを起動させた上で、この腕輪を持ってその権限者たちのデバイスを手に入れれば、オシリスの魔導機を少しずつでも取り戻すことが出来る。
    紋章入りの腕輪:ここに戻ってきた時に、そのプログラムが起動するようにする。
    そしてその腕輪を持つ者以外、王墓は開けないように。

    モリィのイヤリング:モリィのイヤリングをコンソールに近づけると、コンソールが反応し青い光をまとった。
    イディー:「シア君、イヤリングも出してくれるかい」
    シアストリス:「わかった。」
    イディー:「片方だけだが、試してみよう。」
    イディー:コンソールの表示を見ながら操作していく
    ホルス:『ピ』
    藍花:「大丈夫かな?あまり勝手に弄るのはよくないんじゃ……」
    イーシスの腕輪:『権限デバイスを確認しました…………所有者、モリィ・ネフティス』
    シアストリス:「おお」
    ホルス:『ピ、ピピピ……』
    イディー:「いいんだよ。取りに来ないんだから。」カタカタカタ
    イーシスの腕輪:『権限ヲ取得シマス……権限をコピー中……』
    モーグ・メタラージ:「あっちにバレたりしないだろうな……」
    イーシスの腕輪:『”ルクソールの日傘”の権限を取得しましタ』
    モリィのイヤリング:イヤリングは、どうやらひとつひとつが権限デバイスになっているようだった。
    藍花:「聞いた単語。長屋町にあった白い塔だっけ」
    シアストリス:「モリィはたくさん管理してた?」
    イディー:「ルクソールの日傘…砂嵐の目のほうじゃなかったか」
    グレン・ネルス:「なんかひんやりしてる塔じゃなかったか?」
    モーグ・メタラージ:「日傘ねぇ……あの白い塔のことか?」
    イーシスの腕輪:腕輪は新たな遺産の場所を示している。街の南西、白塔の長屋街。シアたちの故郷だ。
    イディー:「どうやらもう片方のイヤリングが砂嵐の目のようだね」
    イディー:「最初のころに見たあの白い塔のようだ。」
    シアストリス:「白い塔。涼しかったところ」
    ホルス:『ピ……ガガ……』
    藍花:「うん、あの時は塔を登るなんて考えもしなかったけど……」
    ホルス:『ルクソールの日傘……熱エネルギーの完全管理。街全体の気温のコントロール、特定部所の急速冷凍、高熱の遮断』
    シアストリス:「でも、制御できるなら」
    イディー:「ふむふむ…」
    グレン・ネルス:「よくわからんがすごい機能だ、そうだな?」イディーを見る
    モーグ・メタラージ:「色々と悪さは出来るだろうが……すぐに何かをってのぁ思いつかねぇな」
    イディー:「そうだね、町全体の気温をコントロールできる出力だ。」
    藍花:「うーん、昼に涼しくなってくれるのは嬉しいけど」
    イディー:「集中すれば、何でも一瞬で凍らせられるかもね」
    グレン・ネルス:「こっわ」
    シアストリス:「食べ物がくさらない」
    モーグ・メタラージ:「強いて言えば、高熱の遮断ってのの規模によっちゃ赤竜の関係で何かしら使えるかもな」
    GM:モーグの推理どおり、無限の炎で燃やされている誰かや場所をなんとかできるかもしれない。
    イディー:「そうだねぇ…燃えてる魔法王を冷やすとか?」
    モーグ・メタラージ:「……冷まして会話になるのか?アイツ」
    イディー:「どうだろうね?」
    ホルス:『モノハタメシ』
    シアストリス:「ん。」
    グレン・ネルス:「精神がぶっ壊れてないといいが」
    モーグ・メタラージ:「……俺としちゃ、狂ってなかった時の方が怖いがね」
    藍花:「試してみたい」
    藍花:「トゥムについて新しいことがわかるかもしれない」
    ホルス:『ピ!』
    ホルス:藍花に同意すると、ホルスは、ぴょん、とコンソールに飛び乗った。
    ホルス:『?』
    シアストリス:「?」
    ホルス:ホルスが首を傾げる。
    藍花:「どうしたの、ホルス?」
    モーグ・メタラージ:「あぁ?」
    グレン・ネルス:「……?」
    ホルス:その内部が、先程のイヤリング同様、青い光を放っている
    シアストリス:「ぴかぴか」
    イディー:「どちらにしろ、使えるのは施設に接続しないと無理だからね。塔に登る必要がありそうだ」
    グレン・ネルス:「うわっホルスも光ってる」
    イディー:「んん…?」
    イーシスの腕輪:『新たな権限デバイスを確認』
    イディー:「まさかホルスも…」慌ててコンソールに向かう
    藍花:「何の権限だろう?」
    イーシスの腕輪:『2種類のデバイスを確認』
    シアストリス:シアはじっと見つめている。
    イーシスの腕輪:『1件目、所有者────アサル』
    イーシスの腕輪:『権限をコピーしますか?』
    イディー:「…いいね?」一応シアを見る
    シアストリス:「する。」
    モーグ・メタラージ:「仕込むとすりゃあ、アサルと……そうだな、しておこうぜ」
    イディー:「OK。」カタカタ…
    ホルス:『ピ……?』
    イーシスの腕輪:『権限ヲ取得シマス……権限をコピー中……』
    ホルス:『ジ……ジジ……』
    イディー:「2つもあるとは予想外だったね、何か飲み込んでるのかな」
    ホルス:どうやらコピーされている対象はホルスのメインデバイスではないらしく、ホルスはしきりに首をかしげている。
    藍花:「……へ、平気?」
    ホルス:『ピ』
    シアストリス:「わからない」
    イーシスの腕輪:『コピー中……コピー中……コピー完了』
    グレン・ネルス:「壊れたりしないだろうな……」
    シアストリス:「ホルス、危なそうだったら」
    イーシスの腕輪:『”ラーの竜炉”の権限を取得しましタ』
    藍花:「初めて聞く単語」
    シアストリス:「らー」
    イディー:「なんかすごそうなのが出たぞ」
    グレン・ネルス:「聞いたことない場所だな」
    イーシスの腕輪:場所はエドフの箱庭と同じ、中央広場を示している。
    モーグ・メタラージ:「……おいおい、名前からして赤竜の魔力を吸い上げてたって奴じゃねぇのか?」
    シアストリス:「りゅーろ。竜……?」
    イディー:「竜炉でこの位置は…モーグ君の予想通りだろうね」
    シアストリス:「自由に使えるなら、もう一度動かしてトゥムを落ち着かせることができる」
    イーシスの腕輪:イディーは気づく。
    イーシスの腕輪:その座標がおかしい。
    イーシスの腕輪:位置……地下、数十km
    グレン・ネルス:深い!
    イディー:「いや、しかし…本当にあってるか?」
    グレン・ネルス:「どうした?」
    モーグ・メタラージ:「あぁ?」
    イディー:「Z軸の座標が…遥か下だ」
    藍花:「下?」床を見る
    シアストリス:「ぜっと」
    イディー:「つまり、地下深くってことだ」
    グレン・ネルス:「遥か下ってなんだ、どれくらい?」
    モーグ・メタラージ:「そんなにか?」
    イーシスの腕輪:何故こんな深い必要があるのか? 少なくともあるのが機械だけならば、こんなに深くに作る必要はない。
    イディー:「あぁ、実に地下数十キロ」
    シアストリス:「そうなんだ。」
    グレン・ネルス:「数十キロ」
    モーグ・メタラージ:「すうじゅ……っ!?」
    藍花:「それってどのくらい?」
    モーグ・メタラージ:「あーーー……街の端から端を数百往復ってとこか……」
    グレン・ネルス:「どうやってそんな場所まで穴掘ったんだ……?」
    イーシスの腕輪:あるいは、"元から掘る必要がなかったのか"
    シアストリス:「すごい」
    モーグ・メタラージ:「いやそんなことより、それぁ聞いてきた話からしてよぉ」
    イディー:「これは…手動操作に行くのも命懸けだね」
    藍花:「……」モーグの言葉にその規模を想像し、よくわからなかった「……?」
    モーグ・メタラージ:「"トゥムがいる場所"なんじゃねぇのか……?」
    藍花:「そう、だと思う」
    藍花:証拠はない。だがなんとなく、そんな予感がする……気がする
    シアストリス:「あの、竜たちの記憶でも」
    シアストリス:「最後はトゥム、深くて暗いところに沈んだ。」
    イーシスの腕輪:この街の心臓。そして地下深くに眠る竜。
    イーシスの腕輪:その規模は君達の想像を絶する。
    もし近づくつもりがあるならば、心する必要があるだろう。

    藍花:「暗いところで独りぼっちは、きっと寂しい、ね」
    ホルス:『ピ』
    シアストリス:「ん。」
    グレン・ネルス:「だから化身の姿で地上に出てきてるんだろうさ」
    シアストリス:「実際に会って、魔力を放出してあげて、一緒に話そう」
    イディー:「そのためにもルクソールの日傘の制御は必須だね。」
    イディー:「生身で近づけるような場所じゃない。」
    藍花:「うん」
    モーグ・メタラージ:「はぁ……そうだな、過去でもその辺を使って接触してたんだろうよ」
    シアストリス:「じゃあ、とても順調」
    イーシスの腕輪:『権限2件目のコピーを開始します』
    グレン・ネルス:「そうだ、二個あるんだった」
    グレン・ネルス:「もう一つはなんだ?」
    ホルス:『ピ』
    イーシスの腕輪:『権限者……ピ、ガガ、ガガガガガガ』
    ホルス:『ガ、ガガガガ、ガガガガガ』
    イディー:「もう一件も行くよ」
    モーグ・メタラージ:「ん、おいどうした」
    ホルス:『ガガガ、ガガガガガガガガ、ガガガガガ』
    藍花:「え……」
    イディー:「ホルス?」
    グレン・ネルス:「おいなんかヤバそうだが」
    シアストリス:「ホルス!」
    藍花:「イディー……何とかした方がいいんじゃ……」不安そうにイディーを見る。
    イーシスの腕輪:『ピガ、オシ、リス?_???ピ、ガガガガガガガガ』
    シアストリス:「ホルス!中止!」
    モーグ・メタラージ:「……!」
    イディー:「オシリス…?」
    イーシスの腕輪:『オシ……分離……不明、エラー、エラー、ガガガ、ガガガガガガ、ガガ……エ……ガガガ!!』
    イディー:「中止コマンド…送信」
    ホルス:『ガ、ピガガガガガガ……ガ……ガ……ガガガ……』
    ホルス:『ガ…………ガ……』
    イーシスの腕輪:『…………』
    イーシスの腕輪:『……コピーを中止しました』
    モーグ・メタラージ:「おい、大丈夫か」ホルスに問う
    イディー:「いけたか…」
    シアストリス:「ホルス、ホルス」
    イーシスの腕輪:『不明なデバイス。エラーログを作成できませんでした』
    ホルス:『…………』
    藍花:「変な病気……とかになってない?」
    ホルス:『…………ピ、ガ……ピ』
    ホルス:『ピ、オモイ、ダシタ』
    藍花:「!」
    シアストリス:「何を?」
    ホルス:『ホルス、ハ、オシリス』
    シアストリス:「……」
    ホルス:『………………』
    イディー:「ほう…」
    モーグ・メタラージ:「オシリスってぇと……」
    グレン・ネルス:「町全体の機能群……だっけか」
    シアストリス:「一番つよつよ?」
    イディー:「オシリスの剣、その一部かコピーか」
    ホルス:『…………ホルス、ハ、オシリス』
    ホルス:『…………ドウイウイミ?』
    藍花:「うん……うん?」
    シアストリス:「イディーの言う通りなら、ちょっとだけオシリス」
    ホルス:『ナルホド』
    ホルス:ホルスはシアの言葉に納得したようだった。
    ホルス:『コンゴトモヨロシク』
    藍花:「えっと、オシリスって呼んだ方がいい?」
    モーグ・メタラージ:「……はぁ、権限を持ってる上にアサルが重要視するわけだな」
    ホルス:『ビ、ホルスハホルス』
    シアストリス:「ホルスの方が短い。」
    グレン・ネルス:「ならホルスでいいか……」
    ホルス:『ピ!』
    イディー:「ふむ、深刻なエラーが出なくて良かったよ」
    ホルス:ホルスは満足げにイディーの頭に乗った。
    ホルス:謎の多い機械である。今後も気をつけたほうがいいだろう
    シアストリス:スープを飲ませたりするんじゃないぞ
    藍花:「じゃあ、ホルス、改めてよろしく」
    イディー:「おそらくホルスの権限はデータが一部が壊れているんだろう。」
    イディー:スープのせいで…
    藍花:こいつ……
    ホルス:『ピ!』ホルスは満足げに翼を開いた。
    シアストリス:「元気になってよかった」
    藍花:「ん」そっと撫でる。魔動機なら傷つける心配も(そこまで)ないので安心だ
    グレン・ネルス:「他はもうなさそうか?」
    GM:もうなさそうですね
    イディー:「さすがに打ち止めだろう」
    シアストリス:「でも、わかったことはおおい」
    イディー:「シア君の言う通り、実りの多い冒険だったね。」
    GM:王墓もエネルギー切れで、エネルギーを充填するにはオシリスか竜炉を操作する必要がありそうです
    シアストリス:「出来ることが増えて、目標もみえた。」
    モーグ・メタラージ:「そうだな、色々と予想外もあったが」
    モーグ・メタラージ:「大体は俺らにとって良いことだ」
    イディー:とりあえず扉のロックくらいはしておきたいなMPで
    藍花:「なんだかここにきてから3日くらい経ったような気分」
    GM:OK!>ロック
    GM:では君達は王墓の外に出る。
    GM:外は相変わらず砂嵐が覆っていたが、それでも王墓の中よりは明るかった。
    グレン・ネルス:「日が傾いてる……もうこんな時間か」
    GM:君達は目的を成し遂げた。
    今後もやることは山積みだろうが……とりあえずヴォーダンに報告しにいくのが良いだろう。
    奴隷の首輪(偽)も受け取る必要があるし、ホルド将軍の問題もある。

    藍花:GM、ここの南隣について情報ってありましたっけ
    シアストリス:「あっちの世界に行ってる間に何もなくて、よかった」
    モーグ・メタラージ:「よし、一度地下に戻るとするか」
    GM:南はあれです、流砂
    藍花:ああ、流砂
    グレン・ネルス:「大通り渡るのは無理そうだな、七色の自由団のアジトに行こうぜ」
    グレン・ネルス:「将軍の容態も気になるしな」
    藍花:「地下通路なら××に気付かれないようにしたいけど……」
    イディー:「ふむ。そうだね」魔力を流し込み王墓の扉のロックを行う
    GM:いまのところXXも、その配下のアンデッドも仕掛けてくる気配はなさそうだ
    GM:では下水道のアジトに移動する、でOKですか?
    イディー:はーい
    藍花:OK!
    GM:では君達は王墓を後にする。
    シアストリス:スイー
    モーグ・メタラージ:ゴーゴー
    藍花:タッタッタ




    ◯◯:「…………」去る君達の背中を見送る視線がひとつ。
    ◯◯:「泣Ki声ガ止まッた」
    ◯◯:「……よかったね」
    GM:◆◆◆



    エリア:地下−七色の自由団アジト


    GM:【下水道──七色の自由団のアジト】
    GM:さて、君達が七色の自由団のアジトに戻ると、ヴォーダンとソコが出迎えてくれました
    グレン・ネルス:「ゲホーッ致死毒!」
    シアストリス:「ソコ、ヴォーダン。」
    ソコ:「あ、グレンさん達! 無事だったんすね!」
    ソコ:「……って死んでるーっ!?」
    藍花:「無事じゃないかもしれない」グレンを少し冷ややかな目で見た
    モーグ・メタラージ:「ほっとけ」
    シメジ:大量の胞子がグレンの口内に注入され一命はとりとめた
    シメジ:パラグレンに進化したかもしれない
    藍花:寄生されてて草、いや茸
    シアストリス:身体の半分がナノマシンで、もう半分が胞子で出来ているのだ
    グレン・ネルス:あと一段階で乗っ取られるじゃん
    藍花:人間要素なくなっちゃった
    ソコ:「あああ、グレンさんがキノコまみれに……」
    ヴォーダン:「…………」
    シアストリス:「ずんずん成長してる」
    藍花:「ソコ、何かあった?」
    グレン・ネルス:「助かった……おう、この通り無事だぜ」
    ヴォーダン:それをよそに、ヴォーダンはじっとシアを見つめた。
    モーグ・メタラージ:「……」距離を取った
    イディー:「大丈夫なんだ…」
    藍花:「……何?」ウォーダンの視線からシアを庇うように前に出る
    ヴォーダン:藍花に小さく笑うと、またシアを見る。「果たしてきたようだな」
    シアストリス:「うん。」
    シアストリス:腕輪を掲げた。
    ヴォーダン:深く頷くと、イディーを見た。「流石イディー教授です」
    イディー:「あぁ、おかげでいろいろと収穫があったよ」
    藍花:「……む」ウォーダンの態度に多少気を害したようだが、シアの手前大人しくしている
    グレン・ネルス:「おう、時代錯誤のスクラップもバラバラにしてやったぜ」
    ソコ:「ガーディアンを倒したんすか!?」
    モーグ・メタラージ:「色々と収穫もあったしな」
    グレン・ネルス:「おう、めっちゃ錆びてたけどな」
    イディー:「手ごわい相手だったね…」
    ソコ:「はえ〜……」
    イディー:「まさか銃弾対策がされているとは…」
    グレン・ネルス:「そうだな……」そういうことにしておいた
    シアストリス:「全然効いてなかった」
    藍花:「でも、壊した」
    藍花:「私たちの方が、強い」
    ソコ:「すごい……」
    ヴォーダン:「ほう、それは後で色々と聞きたいものだ」
    モーグ・メタラージ:「300年前のスクラップ相手に気を大きくすんなっての……」
    ヴォーダン:「だが、もしよかったら一つ先に聞かせてくれないか」
    ヴォーダンは再びシアに視線を戻す。

    モーグ・メタラージ:やれやれ、と肩をすくめた
    シアストリス:「何?」
    ヴォーダン:「この街の名前」
    ヴォーダン:「俺達が取り戻そうとしているこの街の名前を、聞きたい」
    ヴォーダン:「もし、分かったらでいい」
    藍花:「……別に、事実を言っただけ」モーグの言葉に目を逸らす
    シアストリス:「……」
    シアストリス:「……イーシス。」
    シアストリス:「ここは、イーシス。」
    ソコ:「イーシス」
    ヴォーダン:「イーシス…………」
    ホルス:『…………』
    ヴォーダン:ヴォーダンは噛みしめるように何度か呟くと、目を伏せた。
    ヴォーダン:「ありがとう、冒険者」
    ヴォーダン:「俺達は、生まれ育ったこの街の名前すら知らなかった」
    藍花:「……別に感謝される筋合いはないけど」
    モーグ・メタラージ:「一々突っかかんじゃねぇよお前は」ぺしっ
    ヴォーダン:「それでもさ」ヴォーダンは苦笑する。
    藍花:「うぐ」はたかれた青い髪が揺れる
    ヴォーダン:「今日は大事な日だ。俺達全員にとってな」
    シアストリス:「うん。」
    シアストリス:「そう思う。」
    ヴォーダン:ヴォーダンは微笑むとシアの頭を撫でようとし、止める。
    そして大人の女性にするのと同様に、丁寧に頭を下げた。

    藍花:「……。」
    ソコ:「イーシス! じゃあ早速団員の皆に知らせてきますね!」
    ヴォーダン:「いや、待てソコ」
    ソコ:「えっ」
    ヴォーダン:「奴隷の首輪が先だ」
    モーグ・メタラージ:「そうだな、依頼分の報酬を渡しな」
    ヴォーダン:「ああ」
    ヒマワル:「呼ばれたようだねえ〜!」
    ヒマワル:脇からニュッ、と箱を頭の上に載せたヒマワルが現れた

    グレン・ネルス:「おう、ヒマワル」
    藍花:「ヒマワルだ」
    モーグ・メタラージ:「それが例のか?」
    ヒマワル:「うむ、ヒマワルだよ」相変わらずの甲高い声と尊大な口調だが、今回はそれに自慢げさも加わっている。
    ヒマワル:「ああ、奴隷の首輪のニセモノさ」
    ヒマワル:「でも本物よりも本物らしく出来ている、請け負うよ」
    シアストリス:「すごい」
    モーグ・メタラージ:「"それっぽさ"ってのぁあるしなぁ……」
    ヴォーダン:「そいつがあれば大通りを渡ってもそうそう絡まれることはなくなる」
    イディー:「ふむふむ」
    グレン・ネルス:「それは大きいな」
    ヒマワル:「問題は、"主人"に誰の名前を刻むかなんだけどねェ……好みはあるかい?」
    イディー:「そうだね、中央にもいく必要が出てきたし…」
    イディー:「有力な人がいいよねぇ」
    藍花:「どうしよう?」
    モーグ・メタラージ:「あー……クソ、確かに必須なわけか」
    グレン・ネルス:「うーん……」腕を組む
    ヒマワル:「四天王だと組織力が高いからバレやすい、かといって中堅じゃ意味が薄い」
    グレン・ネルス:「セトナクト……はやりすぎだな……」
    モーグ・メタラージ:「あんまり大物の名前にしたら何度も使えねぇぞ」
    シアストリス:「……」ぽーっとしている。
    イディー:「モリィでいいんじゃないかい」
    ヒマワル:「四天王ではなく、活動的ではない最上位蛮族……」
    ヒマワル:「モリィはやめたほうがいいよぉ」
    イディー:「そうかぁ」
    藍花:「あ、シェフィード」
    モーグ・メタラージ:「………………あぁクソ、確かにちょうどいいわな」
    イディー:「なるほど、ヒマワル君の言う条件にぴったりだね」
    ヒマワル:「なんせ、モリィの配下の人族は皆あのオペラハウスで酒池肉林……おっ、いいところをついたねェ」
    ヒマワル:「ボクもシェフィードかルースティッヒをオススメしようと思ってた所なんだ」
    藍花:「気が合うね」
    イディー:「ルース…?」
    グレン・ネルス:「あいつなら少しくらい知らん奴隷が増えてても気にしなさそうだな」
    藍花:「“黒壇の貴種”ルースティッヒ」
    ヒマワル:「おや、知らないのかい? 黒壇の殿堂で最も大きな屋敷を持ってるノスフェラトゥさ」
    ヒマワル:「そうそう、良く知ってるねえ!」
    藍花:「イディー、前も同じやりとりした気がするけど」
    GM:藍花はおそらく子供時代にも聞いたことがあるのでしょう
    イディー:「そうだったか…人の名前を覚えるのは苦手でね」
    ヒマワル:「彼も四天王と同格クラスの蛮族だからねェ。普段は屋敷にこもってるし」
    モーグ・メタラージ:「何度か聞いた名だな、あと……前に大通りで見かけたわ」
    藍花:「じゃあ私の名前は?」イディーに問う
    イディー:「藍花君」
    グレン・ネルス:「人は興味ないことは忘れるからな……」
    ホルス:『ピンポンピンポーン』
    イディー:「イェー」
    藍花:「よかった」
    グレン・ネルス:「なにコントやってんだ、話進めるぞ」
    藍花:「ん」
    イディー:「あぁ、進めて進めて」
    ヒマワル:「ともあれ、因縁があるならシェフィードで良さそうだねえ。とんでもない上位蛮族だ、当分死なないだろうし」
    イディー:そうか…あいつ殺したら奴隷の首輪の効力が…
    モーグ・メタラージ:「そうだな、もし死ぬ事態があったら奴隷だのなんだのもうやむやだ」
    藍花:「それに首輪に入れた名前を見るたびに思い出せる。怒りを。」
    シアストリス:「ん。」
    シアストリス:シアが頷いた。
    シアストリス:同意を示したのだ。
    ヒマワル:「ヨシ! じゃあ決まりだ!」
    藍花:「……。」少し驚いたようにシアを見たが、あまり深くは触れなかった
    ヒマワル:ヒマワルはささっと刻印を入れると、君達に奴隷の首輪(偽)を手渡した。
    奴隷の首輪(偽):大通りを渡る時に絡まれる確率が大幅に低下する
    藍花:0ではないのがミソか
    イディー:「よし、これで移動しやすくなるね」
    シアストリス:ファンブルだけはどうしようもないからな
    グレン・ネルス:ウグリィみたいな考えなしのアホは絡んでくるだろうな
    モーグ・メタラージ:炎の街の大通りを見ればあっても襲う奴がいるのは明白だからな……
    ヒマワル:「ウム、そしてこれはガメルの方の報酬」金貨の詰まった袋だ。(既にゲーム的には渡し済)
    グレン・ネルス:「どうも」
    イディー:ジャラジャラ
    モーグ・メタラージ:「おう、つってもいくらかはお前んとこで落すだろうがな」
    モーグ・メタラージ:軽口を叩きながら受け取る
    グレン・ネルス:「いい商売してるよほんと」
    ヒマワル:「いっひっひ、頼むヨ」
    ヒマワル:「そうだ! それ絡みで個人的にもうひとつ。この前、君達に頼んでいた仕事があったろう? 魔剣を取り戻して欲しいってやつだ」
    モーグ・メタラージ:「あぁ、そういやあったな」
    シアストリス:「魔剣」
    イディー:「ふむ」
    ヒマワル:【受けているサブクエスト】
    ・魔剣代を支払いしない蛮族を殺せ@ヒマワル

    グレン・ネルス:「ああ、なんかあったな」
    シアストリス:振るたびに形状が変わるアレを思い出した。
    藍花:「あったね、ダルクレム神殿、だっけ」
    ヒマワル:「アレだがねえ、実はかなり高く売れる魔剣を、安い報酬で取り戻すようにお願いして君達の信用度を測る……ってシロモノだったんだ」
    ヒマワル:「トラキア殿への手紙と同じだねェ!」まっはっはと笑う
    イディー:「カモ度じゃなくて?」
    ヒマワル:「それもある」まっはっは
    藍花:「先に言っちゃっていいの?」
    グレン・ネルス:「いい性格してるよお前ホント……」
    モーグ・メタラージ:「流石にこうして顔合わせた後にちょろまかせるかよ……」
    ヒマワル:「ああ、それなんだが君達の信用はもう十分だからね。もし魔剣を取り戻したら売っぱらってカネにしてくれて構わないと言いたくてね」
    シアストリス:「おかね」
    モーグ・メタラージ:「あ?なんだ、ようは話し通すかどうかの見定めだったわけか」
    藍花:「色々考えてるんだね」
    ヒマワル:「そういうことさ。剣としてはあまり役に立たないが5000ガメルほどで売れるはずだ。路銀の足しにでもしてくれたまえ」
    シアストリス:「わかった。」
    イディー:「ふむふむ」
    ヒマワル: 【受けているサブクエストが変化した】
      ・魔剣を取り戻せ@ヒマワル
       →取り戻したら5000ガメルで売っていいよ

    グレン・ネルス:「あいよー」
    モーグ・メタラージ:ヤッター!
    藍花:こういう変化も起きてくってことね
    GM:ですです
    ソコ:「じゃあ皆さん疲れているだろうしゆっくり休んで────」
    ティスタ:「ちょ、ちょっと待ってくれ!」

    GM:そんな話をしていると、君達の方にティスタの慌てた声が聞こえてきた。
    GM:どうやら誰かと言い争っているようだ。
    イディー:「んん?」
    モーグ・メタラージ:「あぁ?何だ今度は」
    グレン・ネルス:「どうしたよ」
    シアストリス:「ティスタだ」
    ティスタ:「将軍! ここを出るとはどういう……、話もまだだし街を出るにも我々の協力が……」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「私の救出に尽力してくれたことには感謝する。だが敵地は自らの足で歩いてこそでな」
    モーグ・メタラージ:「うぉ、もう起きたのか」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:見ると、将軍が既に立ち上がり立ち去ろうとしている。

    シアストリス:「ホルドだ」
    イディー:「病み上がりに無茶を言うんじゃないよ…」
    藍花:「おはよう、ホルド」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:身体には借りたらしい服とマントを身につけていた
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「む、来たか!」
    グレン・ネルス:「将軍! お身体の方はもう大丈夫なのですか!?」
    藍花:「ティスタとケンカ?」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:君達の顔を見たホルドが破顔する。
    モーグ・メタラージ:「よぉ、牢獄……いや、逃げるときにも起きてたか?なんにせよおはようさん」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「そんなことはない」藍花に微笑むと、グレンを見る。
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「ああ。問題ない。ゼンセ傭兵団第17中隊所属、グレン・ネルスだったな」
    グレン・ネルス:「はっ!」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「他のものも覚えておるぞ。モーグ、シア、イディー、藍花。背負われていた時の記憶ではそう呼び合っていたな」
    シアストリス:「おお」キビキビしているグレンにちょっとだけ飛び跳ねた。
    モーグ・メタラージ:「うぉ、マジで覚えてやがる」
    イディー:「すごいね、僕とは大違いだ」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「一度見たものの名前と顔は忘れん。上に立つ者の義務だ」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「あらためて名乗ろう。儂はホルド・マッリョ子爵。オート国王に仕え、ゼンセで兵を率いていた」
    藍花:「ししゃく」
    シアストリス:「シアストリス」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「グレン! この街に来てなおの任務遂行、ご苦労である!」
    グレン・ネルス:「ありがたきお言葉! ですが当然のことをしたまでです!」
    藍花:(真面目なグレンだ……)と思いながら見ている
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「うむ。シアストリス殿も悪かった。もう覚えたから安心してくれ」
    モーグ・メタラージ:(よく言うわ……)呆れながら聞いている
    シアストリス:「ん。」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「さて、グレンとその仲間よ。すぐにここを出る、拠点となる場所に連れて行ってくれ」
    ティスタ:「いや、だからまだ我々との情報共有が……」
    イディー:「ここが拠点だよ」
    モーグ・メタラージ:「おいおい、拠点ったって地上じゃ大した場所ねぇぞ」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「フム……」ホルドは顎に手をやり、君達の顔を見る。
    モーグ・メタラージ:「ってか、そう簡単にお前を連れまわせるかよ……」
    藍花:「拠点は色々ある。ここもその中の一つ」
    グレン・ネルス:「お言葉ですが将軍。ここは街の各所にもパイプがありかつ一番安全な場所かと」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「まず、身体は問題ない」そして君達の中にニュッと首を突っ込んだ。
    シアストリス:「おお」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「儂が察するにこの街にはレジスタンスがいくつかある」コソコソと話す。
    藍花:「けど、私たちだけの拠点っていうのは無……わ、びっくりした」
    モーグ・メタラージ:(そもそもコイツがどう動くかが……)「……クソ、話が早いな」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「七色の自由団が助けてくれたことには感謝するし信用も出来そうだ。だが、情報が無い状態で一つのレジスタンスと深く関わりすぎるのは危険だ」
    シアストリス:「ちゅーりつ?」
    モーグ・メタラージ:「要するに……どれに力を貸すか見定めたいわけだな」小声
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「シアストリス殿は賢いな」微笑むと、モーグを見た。「うむ」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「それにこれはカンだが……」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「お前達は臭うのだ。勝機の臭いがな。ここの客将になるより、お前達についていたほうが色々と掴めそうだ」
    モーグ・メタラージ:「……そりゃどうも、俺らもお前の軍略目当てで乗った身でな」
    藍花:くんくんと自分の臭いを嗅いだ。
    藍花:よくわからなかった
    シアストリス:「藍ちゃんは問題なし。」シアも確かめた。
    モーグ・メタラージ:はぁ、とため息を一つ
    藍花:「シアちゃんも問題なし。」
    グレン・ネルス:「もったいないお言葉……」
    シメジ:「将軍、要望のウィスキーだよ!」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「おお、ご苦労!」ホルドはシメジから小瓶を受け取ると一息に飲み干した。
    藍花:くんくんと臭いを嗅いだ。「お酒だ」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「では、ティスタ殿。儂はもう出立する。拠点が決まり次第連絡を寄越すので待つがよい」
    ティスタ:「え、あ、いや、だから……」
    モーグ・メタラージ:「……あー、俺らからも話は通すわ」
    イディー:「まぁまぁ…」
    モーグ・メタラージ:「多分コイツ、梃子でも意見まげねぇよ」
    ティスタ:「ム、ムゥ……」
    シアストリス:「動きが速い」
    藍花:「初めて見るタイプかもしれない」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「ハーッハッハ! 理解が早いな! 聡い若者は好きだぞ!」
    グレン・ネルス:「将軍は相変わらずですね」
    ティスタ:「で、ですがこんな……」
    モーグ・メタラージ:(1つに肩入れしすぎない、ってのは同意だし、な)
    ホワイト:「行かせてやりたまえ」
    ホワイト:ガシャン、と音を立てて立てかけてあった鎧が突然声を発した。

    ティスタ:「ホワイト!?」
    グレン・ネルス:「うわっ、びっくりした!」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「キミは……」
    藍花:「あ、ホワイトだ」
    ホワイト:「ホワイトと申します。また会えるのを楽しみにしています、将軍」
    シアストリス:「前はありがとう」今のうちにお礼を言った。
    ホワイト:「やあ冒険者たち、大きなことを成し遂げたようだね」
    モーグ・メタラージ:「……おう、お前こそわざわざ声かけに来てくれたんだな」
    藍花:「今は起きてて大丈夫なの?」
    モーグ・メタラージ:「ありがとよ」
    ホワイト:「ああ、また一緒に戦える機会が楽しみだからね」
    イディー:「あぁ、ここを変える大きな一歩だ。見届けるまで消えるんじゃないよ?」
    シアストリス:「ん。」
    ホワイト:「ほんの1分くらいさ、だから……」
    ティスタ:「ダメだ」
    ホワイト:「そんなあ」
    グレン・ネルス:「団長なのに立場が弱い……」
    藍花:「無理はよくない」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「ホワイト殿か。私も貴公にまた会えるのを楽しみにするとしよう」
    モーグ・メタラージ:「は、なら次会う時を楽しみにしとくわ」
    ホワイト:「光栄だ」
    ホワイト:ホワイトは君達に微笑む(?)と、動かなくなった。
    シアストリス:「行っちゃった」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「さて! では許可も出たことだし、行くぞお前達!」
    ティスタ:「はぁ〜っ……」
    ソコ:「えっ、グレンさん達もう行っちゃうんすか!?」
    グレン・ネルス:「はっ! すぐに支度いたします!」
    シアストリス:「人が変わったみたい」
    グレン・ネルス:「ああ、すまんなソコ」
    ソコ:「グレンさん、ひとりでもパンツはちゃんと繕ってくださいね。ノーパンはダメっすよ……?」
    モーグ・メタラージ:「社会人ってやつだな、嫌だ嫌だ」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「…………」
    藍花:「……。」
    グレン・ネルス:「ちょっとその話はって、あっ」
    イディー:「いつもはノーパンじゃないよ?」一応フォロー
    モーグ・メタラージ:「……コイツ、ソコにパンツの穴縫わせてたぜ」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「…………」
    シアストリス:「?」辺りを見回した。
    シアストリス:「行かないの?」
    モーグ・メタラージ:「じゃ、行くかー」
    藍花:「わかった」
    グレン・ネルス:「誤解です将軍。いや本当のことなのですが」真面目な顔
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「話はおいおい聞くとしよう、行くぞ!」
    グレン・ネルス:「はっ!」
    イディー:「しかし、どこに連れて行くかな…やっぱダム―ルのところかな。」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「ああ、安全で比較的酒が手に入りやすい場所はないか。そうだな、酒場などが最適だ」
    シアストリス:「あそこなら、きっと大丈夫」
    モーグ・メタラージ:「……普通の奴隷も多いが、一番マシに匿えて街を見れるのぁあそこか」
    グレン・ネルス:「出てくる料理にお気を付けください将軍」
    グレン・ネルス:「たまに暗黒物質ダークマターが混じっております」
    藍花:「テンナのご飯が少し恋しい、かも」小さな溜息
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「うむ。こう見えて昔は堅パンで行軍したものよ……ってエェ……」
    モーグ・メタラージ:「テーブルよりは軟いが……ありゃ食いもんかホントに?」
    藍花:「食べられはする」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「比較対象がテーブルなのか!?」
    イディー:「将軍の歯が心配だね」
    GM:そんな会話をしつつ、君達は波乱(?)の予感を胸にダムール亭へと向かう。
    GM:◆◆◆
    GM:シナリオ処理で奴隷の街に一気に移動します
    モーグ・メタラージ:はーい
    シアストリス:スイーッ
    藍花:タッタッタ
    グレン・ネルス:アイヨー
    GM:奴隷の首輪手に入れてもうほとんど危険なくなったしね



    エリア:奴隷街−タヌキ亭


    GM:【奴隷の街────タヌキ亭】
    GM:ではキミ達はホルドとともにダムール亭にたどり着いた。
    ミケ:「あ、ぶじ────」
    ルーサ:「無事だったんですねええええええええええええ!」

    シアストリス:「わ」
    ルーサ:ドカーン、グレンに抱きつく
    藍花:「ん」スッと横に躱す
    グレン・ネルス:「オアーッ!!」壁に叩きつけられた
    モーグ・メタラージ:「またやってやがる……」
    イディー:「一部屋追加で借りたいんだが」
    藍花:「ただいま、ミケ、ルーサ」
    ルーサ:「もうっ、心配したんですからっ! 私の生涯を支えてくれる人(文字通り)がいなくなると思ってぇ!」
    ミケ:「はい、おかえりです!」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「…………」
    藍花:「ルーサの言ってた"将軍"を連れてきた」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「グレンはどうやら女癖が悪いようだな」
    ルーサ:「えっ! 将軍!?」
    イディー:「そうだね」
    グレン・ネルス:「その言い方は誤解を生むからやめろ……手遅れーッ!」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「ルーサ、お前も無事だったようでなによりだ」
    モーグ・メタラージ:「おい、あんまり口に出すなっての……」
    ルーサ:「…………」
    ルーサ:「えっと……?」
    モーグ・メタラージ:「いやまぁこいつルーサがいる時点で今更だが……あぁ?」
    シアストリス:「……?」帰ってきてから、妙に静寂が場を支配しがちだ。
    藍花:「そういえば将軍って知らないんだった」ポン、と手をうつ
    モーグ・メタラージ:「……お前まさか、顔覚えてねぇんじゃ」
    グレン・ネルス:「ホルド将軍だ。顔くらい覚えておけ……」
    ルーサ:「ごめんなさい、私人の名前覚えるの苦手で……」
    グレン・ネルス:「申し訳ありません将軍。こいつはアホです」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「そのようだ……」
    藍花:「じゃあ私の名前は?」ルーサに問う
    ルーサ:「えっと、らんふぁさん!」
    藍花:「よかった」
    ホルス:『ピンポンピンポーン』
    ルーサ:「ふふーん!」
    シアストリス:「ん。良い名前だから皆覚える」
    ダムール:「おい待て、いま将軍とか聞こえたがその爺さんはなんだ」
    ダムール:店の奥から渋い顔のダムールが出てくる。

    藍花:「うん」シアの言葉に少しうれしそうに頷く
    モーグ・メタラージ:「ははは、何でもねぇから安心しろ」
    イディー:「将軍というあだ名のホームレスのお爺さんだよ」
    グレン・ネルス:「ゼンセ第3旅団団長、ホルド将軍である」
    モーグ・メタラージ:げしぃっっっ
    イディー:「彼に部屋を貸してあげて欲しいんだが…」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「ウム」
    ダムール:「お前ら、俺が節穴だと思ってんのか……? グレンに至っては思いっきり言ってるし……」
    イディー:「だいたいグレン君が悪い」
    シアストリス:「うむ」横に並んでいる。
    藍花:「……。」ぽけーっとダムールを見ている
    グレン・ネルス:「俺のせい!?」
    モーグ・メタラージ:「まぁだよな、バカは置いとくとして」
    ルーサ:「すみません、グレンさんはアホなんです……」
    ダムール:「ったく、そんないかにも厄介な爺さんをうちに置いとくなんて、先祖の頼みでも無い限り聞けねえぞ!」
    グレン・ネルス:「お前にだけは言われたくないわ!!!」
    ルーサ:「えー」
    藍花:「うん、やっぱり、似てる」
    藍花:「ディムールそっくり」
    シアストリス:「カレー作ってもらおう」
    藍花:「いいね」
    ダムール:「ディ……ってひいひいひい爺さんの名前をなんでお前らが??」
    モーグ・メタラージ:「現代じゃ無理だってのあれぁ……」
    藍花:「会ってきた」
    ダムール:「はぁ?」
    モーグ・メタラージ:「はぁ……まぁ色々と過去の記録があったんだよ」
    グレン・ネルス:「なんて説明すればいいかな……」
    シアストリス:「ディムールもいい宿屋の主人だった。」
    イディー:「そう、そしてこのシア君こそ君の先祖が大恩ある…イシストリア様の子孫である!」
    シアストリス:「うむ」
    イディー:「つまり、君は借りを返す必要がある」
    ダムール:「イシ……」
    シアストリス:「うむ」
    ダムール:「いや、ちょっと待て! イシストリア様!!?」
    シアストリス:「うむ」
    モーグ・メタラージ:(10割与太話にしか聞こえねぇと思うが……)「あ?なんだ、知ってんのか?」
    ダムール:ダムールが突然カウンターから身を乗り出した
    ダムール:「お前みたいなちんちくりんが!!?!?」
    藍花:「ちょっと」
    藍花:「そういう言い方よくないと思う」
    グレン・ネルス:「姫であるぞ。不敬であろう」
    ホルス:『ピ』
    シアストリス:「伸びしろがある」
    ダムール:「ぐ……」
    ダムール:「いやだって、お前、先祖代々『我々の女神イシストリア様』って伝わってきた方なんだぞ……」
    モーグ・メタラージ:「マジか、なんだそんな伝承残ってんのか?」
    藍花:「まぁディムールも子孫まで伝えるって言ってたし」
    藍花:「本当に伝えてたんだ」
    シアストリス:「うん。やっぱり信頼できる」
    シアストリス:「しょうぐんを連れてきてよかった。」
    イディー:「そうだね。イチかバチかかましてみたが伝わっていたようで何よりだ」
    ダムール:「リカントってのは人族の街でも蛮族の街でも差別対象、昔はなおさらだったらしい」
    藍花:「うん、そんなことも言ってた」
    グレン・ネルス:「主にライカンスロープのせいだけどな」
    ダムール:「それをなんとか街を持たせてくれたのが女神イシス様で……」
    モーグ・メタラージ:「あーなるほど、確かにあの状況ならそうなるわな」
    ダムール:「それはそれは優しくお美しい方で……その子孫が……」シアを見る。
    ダムール:「…………伸びしろか〜〜〜〜〜〜〜」
    シアストリス:「うむ」
    ホルス:『ピ』
    グレン・ネルス:「俺が言うのもなんだが美人になると思う」
    藍花:「グレン」
    モーグ・メタラージ:「ま、血筋に免じて一つ頼まれてくれや」
    藍花:「……そういう目で見てる?」
    グレン・ネルス:「どういう目!?」
    モーグ・メタラージ:「……」
    藍花:「……。」表情が抜け落ちたような真顔である
    ルーサ:「……」
    ミケ:「……」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「……」
    グレン・ネルス:「おいなぜ距離を取る」
    シアストリス:「また静かになった」
    ダムール:「ゴホン」
    ダムール:「……しょうがねえ、その名前が出てくるってことは事実なんだろ」
    ダムール:「行け、3階の部屋なら防音もしっかりしてる」
    シアストリス:「!」
    藍花:「信じてくれてありがとう」
    モーグ・メタラージ:「ありがとよ、借りは返すさ」
    イディー:「ありがとう。キミの地位はこの先も保証されたよ。」
    ダムール:「なんせイシストリア様だからな……でもそうか……そうかぁ……」
    数百年、期待がちょっと膨れ上がり過ぎていたようだった

    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「ウム、では行くとするか」
    藍花:「シアちゃんが、何?」ダムールに視線を向けた
    モーグ・メタラージ:「おう、流石に休みてぇしな」
    ダムール:「いや、こう改めて見るとな」
    シアストリス:「?」
    藍花:「うん」少し瞳孔が……細長い気がする
    ダムール:「伝説の姫様も、案外普通の女の子だったのかもなってな」
    藍花:「……。」パチパチと目を瞬かせた
    シアストリス:「姫だけど。」
    藍花:「そうだね」
    ダムール:「妙なこと言っちまったな、ほら行け行け!」
    グレン・ネルス:「こちらへどうぞ、将軍」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「ウム」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「…………ちなみにワシは将軍だが」
    ダムール:「張り合わんでいい!!」
    モーグ・メタラージ:「なんだこいつら……」
    シアストリス:「なかなかやる」
    イディー:「なかなかやるんだ…」
    シアストリス:シアは力量を認めたようだ。
    グレン・ネルス:「そうか……」
    藍花:「イシスは……すごく良いだったよ」階段を上りながら、振り返らずにダムールの言葉に応えた
    ダムール:「そいつを聞けてなによりだ」
    GM:◆◆◆



    "将軍"ホルド


    GM:【世慣れたタヌキ亭──3階、特別客室】
    GM:通された部屋は比較的広く、それなりに豪華な部屋だった。
    藍花:「こんな部屋があるなんて」
    GM:ベッドに椅子、赤いソファ、そしてなによりも目立つのは部屋中央の大きなテーブルだ。
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「フム……フム……」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「よし、これなら良いじゃろう」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:ホルドはウンウンと頷くと、テーブルの中央に椅子を置き、座る。
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「今からここを作戦総司令部とする!」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:ダン! テーブルに拳を叩きつける。
    シアストリス:「サクセンソウシレイブ」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「ウム! お前達も座るのだ」
    シアストリス:「わかった。」
    グレン・ネルス:「はっ!」スッと椅子に座る
    モーグ・メタラージ:「声がデケェっての」適当に座る
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「よし。誰か、この街の地図はあるか」
    藍花:「モーグが持ってる」座りながら
    モーグ・メタラージ:「……ちっ」
    グレン・ネルス:「不完全ではありますが」
    モーグ・メタラージ:「未完成だが、あと完品になったら売るんだから流すなよ」
    イディー:ちょこんとすわる
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「ほう、冒険者を雇って街の地図を作らせていると話は聞いていた。確かモーグという密偵だったが、お前だったとは」
    モーグ・メタラージ:さらりと今まで話してなかったことを言った
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「であれば、お前の雇い主はワシということになるな」
    モーグ・メタラージ:「そうだよ、結局すぐに見つかってこれだが」
    グレン・ネルス:「お前そんな目的でここに来たの!?」
    シアストリス:「上司だ」
    藍花:「おお」
    モーグ・メタラージ:「当たり前だろ、砂の街の地図作る斥候仕事マッパーだっての」
    モーグ・メタラージ:ぶつくさ言いながら地図を出す
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「今までも多くの人間が派遣され、帰ってこなかった危険な任務だ」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:出された地図を眺める。「既に大半が埋まっている。素晴らしい戦果だな、モーグ」

    藍花:「モーグはすごく優秀」
    藍花:「いつもしっかりしてる」
    グレン・ネルス:「ゼンセでもそうはいない弓手です」
    モーグ・メタラージ:「……そうかい」むずむずしている
    シアストリス:「頭がいい」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「ああ、この地図を見れば頷ける。射手でもあるとは。フム、フム……」
    モーグ・メタラージ:「はぁ……未記入のとこも、大体の中身は目星はついてる」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「ほう」
    モーグ・メタラージ:「剣の街のぁ流砂らしい、炎街のは中心が火山見てぇになってて四天王がいる」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「なるほど……。牢獄にいる時蛮族から聞き出した情報と合わせれば、ほぼそれで間違いあるまい」
    シアストリス:「……もうたくさん情報持ってる?」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「あのマリンという女サキュバスから引き出せた情報だけだ、そうは知らん」
    モーグ・メタラージ:「そっちも随分と手慣れてんなぁ……連中が口滑らせるのしっかり覚えてたわけだ」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「ああ、覚えておくと良い。尋問されている時は大きな情報を得るチャンスでもある」
    グレン・ネルス:「拷問されながら情報収集なされていたのですか……?」驚嘆している
    モーグ・メタラージ:「ま、逃げ出す目もほぼなかっただろうしな」
    藍花:「わかった、覚えておく」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「フ、戦いは苦手な分頭を使わねばな」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「では情報をまとめよう、これまで得た情報をかいつまんで聞かせて欲しい」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:かくかくしかじかでOKです
    グレン・ネルス:まるまるうまうま
    モーグ・メタラージ:ぺけぺけかくかく
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:・・・
    グレン・ネルス:「……以上が我々の集めた情報です」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「ふむ、大体の全体像は把握できた。感謝する」
    シアストリス:「すごい」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「聞けば聞くほど、信じがたい戦果であるな」
    藍花:「よく言われる」
    シアストリス:「色々あった」
    藍花:「50年前にもこういうことがあった、らしい」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「さきのホワイトだな?」
    藍花:「わかるんだ」
    モーグ・メタラージ:「そうだな、人間牧場にもいる」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「忘れるものか、ワシが若造の頃の英雄の名だ」
    イディー:「ほうほう」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「砂の砦に向かい消息を絶ったと聞いていたが、まさかああなっていたとはな」
    藍花:「そうなんだ」街の外にもその名が轟いていたとは
    シアストリス:「あの時気付いてたんだ」
    モーグ・メタラージ:「へぇ、なるほどな」
    藍花:「……えっと、じゃあ、蓼藍も知ってる?」
    シアストリス:おっ
    グレン・ネルス:「誰だそれ」
    藍花:「ぅ、あの……昔の、知り合い」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「リャオラン、か。ホワイトと行動をともにしていた妖精使いということくらいは」
    藍花:「!」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「ホワイトと同じく、砂の砦で消息を絶ったと聞いている」
    藍花:「……。」こくりと頷いた。
    藍花:「話、逸らしてごめんなさい。進めて」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「うむ、まずは今後の話だ」ホルドは藍花に頷くと、もう一度机を叩いた。
    ホルス:ホルスが3cmほど浮き上がる。
    シアストリス:フワーッ
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「改めて決めた。ワシはここに留まり、お前達に知恵を貸すとしよう」
    シアストリス:「!」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「街から出ることも考えたが……それはナシだ」
    グレン・ネルス:「よろしいのですか?」
    モーグ・メタラージ:「そりゃ助かる話だが……いいのか?」
    モーグ・メタラージ:「出る道筋もあるにはあるわけだろ」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「ああ。もちろんお前達に借りを返すというのもあるが……」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「はっきり言えば少なくとも今はゼンセに戻るよりもお前達についた方がこの街の奪還には近いと感じた」
    イディー:「ふむふむ」
    モーグ・メタラージ:「……なるほど、まぁ外からじゃ薙ぎ払われて終わりだわな」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「ああ、それにゼンセは今功を焦る貴族共の政争の場になっていてな」
    モーグ・メタラージ:「あぁ?マジかよ」
    モーグ・メタラージ:クソだな、とぼやいた
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「ワシが捕まったのも元はと言えば迂闊にも奸計に嵌められたからじゃ。今頃は総指揮はヤボーデのヤツが取っているであろうよ」
    シアストリス:「また貴族」
    藍花:「……。」セルトスと……家族たちのようなことだろうか……
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:ヤボーデ、という名前をしっているか外部組は見識判定。グレンは自動成功、ほかの二人は目標値10
    イディー:2d+4+3 セージ知識
    <BCDice:イディー>:SwordWorld2.5 : (2D6+4+3) → 9[3,6]+4+3 → 16
    モーグ・メタラージ:2d6
    <BCDice:モーグ・メタラージ>:SwordWorld2.5 : (2D6) → 6[5,1] → 6
    モーグ・メタラージ:知らぬ、存ぜぬ
    シアストリス:2d+3+4 セージ知識
    <BCDice:シアストリス>:SwordWorld2.5 : (2D6+3+4) → 8[3,5]+3+4 → 15
    シアストリス:めちゃくちゃ知ってる
    藍花:内部組は知りようないからな>振るのは外部組のみ
    GM:あ、現地人組は判定不可で
    イディー:さすがの砂ペディアにも乗ってない
    ヤボーデ・カスギルス:【ヤボーデ・カスギルス侯爵】
    オートの大貴族のひとりで、王位を狙っていると噂される男。
    野望が大きく、砂の砦を手中に収めるためにゼンセに兵や資金を積極的に出す……ところまでは良かったが、とにかく目立ちたがりで指揮にまで口を出したがる悪癖を持つ。
    得意戦術は先制攻撃と全軍突撃。

    藍花:カス……
    イディー:カスすぎる
    モーグ・メタラージ:野暮でデカスギ
    シアストリス:野望がデカすぎる
    グレン・ネルス:「ヤボーデ……道理で補給が遅れがちだったわけだ……」
    藍花:「誰?」
    イディー:「まぁ、いらんことをする外野の代表みたいな人だよ」
    グレン・ネルス:「軍のスポンサーみたいなもんだ」
    シアストリス:「そんなの味方にいると危ない」
    藍花:「なんだか大変そうなのはわかった」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「ウム……今ワシがゼンセに戻っても一隊を与えられて終わりだ」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「それよりはこれだけの戦果を出してきたお前たちの方が余程期待できる、というわけよ」
    モーグ・メタラージ:「終わってんなぁ……」
    藍花:「こっちも助かる。力を借りたいことがある」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「なぁに、内部からこの街をガタガタにしてやればいずれヤボーデでも落とすくらいは出来るじゃろうて」カカカと大笑し、そして藍花を見た。
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「それよ」
    藍花:「?」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「ワシの力の使いどころを教えておこうと思ってな」
    シアストリス:「力」
    モーグ・メタラージ:「へぇ」
    グレン・ネルス:「……力、ですか」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:ホルドは椅子に座り直すと、地図を見た。
    藍花:同じように地図を見る
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「グレンも知っての通り、ワシは戦いは苦手だ。だが戦争は得意としておる」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「では戦争とはなんだ? グレン!」
    グレン・ネルス:「はっ! わかりません!」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「ウム! 兵卒としては100点満点!」
    藍花:「えぇ……?」それでいいのだろうか
    シアストリス:「おおー」
    グレン・ネルス:「変に知ったかぶりする必要もないからな」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「だが、冒険者はそれではいかん」
    モーグ・メタラージ:「おいおい、流石に戦争の機微なんぞ知らねぇぞ」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「フム、安心せよ。そのためにワシがいる」
    シアストリス:「先生だ」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「ワシは戦争を"目的を明確にし、それを果たすための計画を立て、そしてそれを成功させること"と定義している」
    藍花:「ふむふむ」半分くらいわかった
    グレン・ネルス:「勉強になります」
    モーグ・メタラージ:(戦争ってか、目的設定全般の話か)理解しやすかった
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「お前達の話を聞いている限り、目的はそれなりに明確なようだ……が、そのためにどうすれば良いかが見えづらい時があるようだ」
    藍花:「確かにそうかもしれない」
    モーグ・メタラージ:「……今んとこはな」目的はあれど、そのための手段はあやふやだ
    イディー:だいぶ道筋が見えてきている
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「そこでワシが力を貸す。平たく言えば、"目的を定めれば、そのために何をすれば良いかを明確にしてやれる"」
    イディー:「なるほど、それは助かるね」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「もちろん情報が足りない場合は足りんと言うがな。その時もどういう情報が必要かを明らかにしてやろう」
    藍花:「それは、すごく……すごい」語彙力がなかった
    グレン・ネルス:「なるほど……」
    GM:メタく言うと、デカい目標を掲げると、そのための中目標や不足条件を示してくれます。
    藍花:すっごく助かる
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「試してみるのが一番早かろうな」
    シアストリス:ありがたすぎる
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「藍花、さきほど力を貸して欲しいと言ってたな」
    藍花:「うん」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「一体、何の目的のためだ?」
    藍花:「人間牧場にいるエディルネって子を助けたい」
    藍花:「そのためにはシェフィードって上位蛮族を何とかしないといけない」首輪を見せる
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「奴隷の首輪か」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「詳しく事情を聞かせよ(かくしかでOKです)」
    藍花:かくかくしかじか……
    モーグ・メタラージ:✕✕〇〇
    ✕✕:呼んだ?
    シアストリス:うまうまうまうま
    ◯◯:呼ばReタ?
    藍花:墓地へかえって……
    グレン・ネルス:おうちへおかえり……
    藍花:「そういう感じ」語り終え、ふぅと息をつく
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「……フム、よくわかった」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「まず、天晴であるな」
    シアストリス:「アッパレ」
    モーグ・メタラージ:「あぁ?」
    藍花:「えと、ありがとう?」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「よくぞその少女を助けようと思った。その騎士道精神、称賛に値する」
    藍花:「キシドー」
    シアストリス:「アッパレ、キシドー」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「はっきり言ってしまえば、出会った時点ではその娘を助けて得になることはお前達には一つもなかっただろう」
    モーグ・メタラージ:「動いたのぁランファだよ」
    グレン・ネルス:「それでもやらねばならぬと思ったのです」
    グレン・ネルス:「なあモーグ?」
    モーグ・メタラージ:「あの時点では大して乗り気じゃなかったぞ、俺」
    モーグ・メタラージ:しれっ
    藍花:「ん、私が助けたいと思った、それだけ」
    藍花:「あんなのは間違ってる」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「くっくっく、それでいい。ワシも手の貸しがいがあるというものだ」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「では始めるぞ」ホルドはそういうと、黒板を取り出してチョーク代わりの白石でガリガリと図を書き始めた。
    シアストリス:「ん」背伸びした。
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「まず、エディルネという少女を助け出すだけなら簡単だ」
    モーグ・メタラージ:(どっから出したんだ今……)
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「シェフィードにそれに見合うだけの交換条件……この場合は『イシスの水酒』と言われるものだな……を提示するか、『パールというレジスタンスの力を借りろ』。それで終わりだ」
    藍花:「うん」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「だがこの場合、他の牧場の子供たちを助けることはできん」
    モーグ・メタラージ:「……そうだな」
    グレン・ネルス:「その通りです」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「ならばここからが本題だ」ホルドはニィと笑った。
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「人間牧場を落とすなら『強力な戦力の味方がひとり』と『上位蛮族の後ろ盾』が必要になる」
    シアストリス:「味方一人と、後ろ盾」
    藍花:首を傾げ、言葉の意図を考える
    イディー:「強力な…ふぅむ…」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「人間牧場はヤツの拠点だ。それなりの数の配下がいるだろう」
    グレン・ネルス:一瞬トラキアが脳裏をよぎった
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「たとえお前達がヤツひとりと対峙して倒せる力を持ったとしても、それだけでは倒せん」
    藍花:「だから味方と後ろ盾?」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「ああ、強力な戦力はシェフィードと戦い自壊させるための時間稼ぎをする、あるいはその周囲の露払いをするためだ。これは弱兵ではダメだ、犠牲が大きくなりすぎる。強烈な個が必要だ」
    シアストリス:「わかりやすい」
    モーグ・メタラージ:「……なるほどな、そして後ろ盾はその後のためか」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「良いな、理解が速いぞ」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「シェフィードは蛮族の中では孤立しているとはいえ最古参の上位蛮族。
    強さは知られてる一方で、その弱点はあまり知られていない。
    それが人族達の集中攻撃によって討たれたとなったらどうなる?」

    藍花:「どう、って……」
    モーグ・メタラージ:「炎の街のウルカヌスと同じ、群雄割拠か食い物か、ってとこか」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「いや、もっと悪い」
    シアストリス:「?」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「蛮族たちはお前達に恐怖する」
    モーグ・メタラージ:「……人族狩りか」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「そうだ。警戒し、団結する。お前達を草の根探してでも討とうとするだろう」
    藍花:「それは、困る……」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「お前達がここまでやってこれたのは、この街の蛮族がバラバラだからだ」
    モーグ・メタラージ:「今こうしてられるのも、結局はナメられてるからだしな」
    シアストリス:「ん。みんな仲悪い」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「だから、それはギリギリまで維持してもらわねば困る」
    グレン・ネルス:「我々が、例外存在イレギュラーになってしまう、というわけですか」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「その通りだ、グレン」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「だが、シェフィードははぐれでもある。蛮族同士の勢力争いで死んだなら誰も気にせん」
    藍花:「なるほど……確かにそうかも」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「故に、話のわかる上位蛮族。四天王……あるいはそれに次ぐ格を持つ者の後ろ盾が必要だ」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「お前達がシェフィードを倒した時に、『我がシェフィードを倒した』と宣言してくれる蛮族がな」
    藍花:「うーん……」そんな蛮族はいるだろうか。ふと家族が……姉が過り、すぐに首を振る
    モーグ・メタラージ:「んん……敵対まで行ってねぇ、ってだけならいくらかいるが……あー」
    シアストリス:「蛮族……」
    グレン・ネルス:「廃城に住んでたドレイクならどうだ、ウルカナとかいう」

    モーグ・メタラージ:「だな、アイツなら動機もある」
    イディー:「ふむ、いいんじゃないか?落ち目っぽかったし」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「ああ、それはまさに候補となるだろう」
    シアストリス:「トカゲの人もいる」
    モーグ・メタラージ:「まぁあくまで候補だ、俺らぁアイツのことよく知らんしな」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「他にはお前達と面識がある中では四天王、ポリゴナム氏族、ルースティッヒというところか」
    藍花:「ひぅ……」
    シアストリス:「ルースティッヒ、人気」
    藍花:「その、ポリゴナム氏族……はやめた方が……良い……と思う……」
    藍花:ぼそぼそと呟いている
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「他にも、まだ実力と格が伴っていない上位蛮族がいるかもしれん」
    モーグ・メタラージ:「参考までに、アルボルの連中はどうだ?引き籠ってるから外れだとぁ思うが」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「アルボルか、アルボルの支配者共の了解が得られればだな」
    モーグ・メタラージ:「なるほど、確かにまだ2人しかあってねぇしな」

    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「アルボルにそれだけのメリットが提供できれば……そうだな、お前達の言っていたあそこの偉大なる遺産コム・ユンボの庭師が動かせるなら、奴らは取引に乗ってくるかもしれん」
    グレン・ネルス:「ふむ……」
    モーグ・メタラージ:「別口の取引でも使えるかもしれねぇわけだ、覚えとくさ」
    シアストリス:「棘の樹の果肉はなんにでも使えて大事。あんまり危ないことはさせたくないけど……」
    藍花:「動かすには色々手順が必要そうだし」
    藍花:「すぐにって感じじゃなさそう」
    イディー:「いいじゃないか、アルボルが減れば浮民もとりに来やすくなるんじゃないか」
    藍花:「イディー……」
    ホルス:『イディー、ヒトノココロ、落としてル』
    イディー:「遺産についてはガーディアンが心配だね。」
    イディー:「シア君の威光が効けばいいが…」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「ハァーッハッハ! そういう発想も重要だ、イディー!」
    モーグ・メタラージ:「お前今のはねぇよ……まぁそうだな」
    モーグ・メタラージ:「ガーディアンがいるってことぁ、セトナクトの支配下って可能性もあるわけだ」
    シアストリス:「姫だから、まぁ大丈夫」ビッと親指を立てた。
    イディー:「そうだね、前回は問答無用で撃たれたし」
    藍花:「シアちゃんには危ないことはしないでほしい……」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「改めて様子を調べてみても良いだろうな」
    藍花:「ウルカナ……」"様"と言いかけて留まる。「は、元々はすごくすごく偉い人だった。一番可能性があるとしたらあの人だと私は思う」
    藍花:「あくまで、個人的な意見、だけど」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「フム、元四天王ウルカヌスの娘。今でも四天王を自称しているドレイクバロンか」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「確かに上位蛮族を勢力争いで倒したという勲章は喉から手が出るほど欲しがるだろうな」
    シアストリス:「対話できないタイプでもなかった」
    モーグ・メタラージ:「だな、だがあんまり目立たせると今度はダーテが出張ってくるかもしれねぇぞ」
    モーグ・メタラージ:ひいてはポリゴナムが
    藍花:「……う」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「ああ、それは気をつけたほうがいいだろう」
    藍花:「それは……困る……」
    グレン・ネルス:「ダーテか……」
    藍花:「やめておこう……」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「まあ、人間牧場攻略に利用してあとは捨て置いても良いがな」
    ホルドは肩をすくめた。

    モーグ・メタラージ:「はぁ……なんで俺らがこの街の政治戦に頭回さなきゃなんねぇんだか」
    モーグ・メタラージ:「は、それで納得できりゃするかもな」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「一時の同盟だ、最後まで面倒を見てやる必要はない。お前達次第だ」
    シアストリス:「わかった。」
    イディー:「そうだね、アルボルの件もだが…あまり蛮族に感情移入しすぎないほうがいいと思うよ。」
    藍花:「……。」
    モーグ・メタラージ:「あぁ、それに向こうが受けるなら勝算あってのことだ」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:ホルドは歴戦の軍人だ。騎士道を持ちつつも、こういう点では極めてドライなようだった。
    グレン・ネルス:「まあ後ろ盾はなんとかなりそうだ」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「逆に、『強力な味方』は心当たりがあるか? 儂が知る中ではあのホワイトだが」
    モーグ・メタラージ:「全部俺らに頼り切りならそれこそ面倒みる必要はねぇしな」
    藍花:「たぶん、連れて行けない……よね」
    モーグ・メタラージ:「というか、自由団が許さねぇだろうよ」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「もし連れて行くのならば余程恩を七色の自由団に売るか、一蓮托生を覚悟する必要があるだろうな」
    グレン・ネルス:「ケルダ先生……は腕っぷしが強いと言ってもシェフィード相手じゃなあ」
    イディー:「そうだねぇ…それこそ四天王自称の彼女に頑張って欲しいところだが」
    シアストリス:「さっき言ってた通りなら、どこかに偏るのは危険?」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「いや、それはあくまでも知識が薄いワシだからだ」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「お前達が見て回って、ここと決めたのならば問題はないだろう」
    グレン・ネルス:「……うーん」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「それにこの街でレジスタンスをやっているのだ、どこの組織もひとりはそういった人材を隠し持っておるだろう」
    グレン・ネルス:「ドミナ本人かその配下の腕利きを集めるってのはどうだ?」
    モーグ・メタラージ:「……今んとこ思いつかねぇな、ケルダたちも実力は見てねぇし」
    モーグ・メタラージ:「流石に乗らねぇだろ……アイツは名誉蛮族の立場がある」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「パールに貸しを作ることになるだろうな」
    グレン・ネルス:「そうなるか……うーむ」
    藍花:「あまり頼りすぎるのもよくない、気がする」
    モーグ・メタラージ:「………………そうだな、できれば止めておきてぇ」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「逆に言えば、ヤツへの貸しを使えば可能ではある」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「ワシ個人の興味としては、パール自身の戦うところを見たくはある」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「戦えるのかどうかも含めてな」
    イディー:「燃えてる魔法王とか」
    イディー:「強そうじゃないかい」

    藍花:「えぇ……?」
    モーグ・メタラージ:「ふぅ、ん……いやアレはそもそもなんとかなるのか?」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「ブワーッハッハ! その発想はなかった!」
    モーグ・メタラージ:「起きた途端に「都は我のものだ!」って言いだしても不思議じゃねぇだろ」
    グレン・ネルス:「魔法王に蛮族退治を頼むつもりかお前……」
    シアストリス:「連れて行こうにも、近づいたら私たちが溶ける」
    イディー:「冷やせるか、話せるかも含めて試したいことがいろいろあるよ。」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「望み薄ではあるが、もし助ける手立てがあればなんらかの助けになってはもらえるかもしれんな」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「なにぶん、情報が足りぬ」
    藍花:「うん」
    シアストリス:「もっと情報を持ってくれば、もっと正確にやるべきことがわかる」
    シアストリス:「散歩する?」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「うむ、良いアイデアだ」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「味方にしろ後ろ盾にしろ、新たな候補が見つかるかもしれん」
    モーグ・メタラージ:「まぁ……俺らもまだ見れてねぇ場所もある、あれこれ探った方が良いだろうな」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「ともあれ、こんなところだ。シェフィードの打倒を目指すのであれば『後ろ盾となる上位蛮族』と『強い戦力の味方』の確保を目指せ」
    藍花:「わかった」
    シアストリス:「わかった。」
    モーグ・メタラージ:「おう、確かに助かる」
    シアストリス:「あと」
    シアストリス:「もっと細かい……戦いの作戦のコツも、知りたい」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「他にも目的があれば言うがいい……。今は無理だが、すぐに計画を立てて……む?」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「フム」
    シアストリス:「私は戦場を上から見ることが出来る。」
    グレン・ネルス:「彼女には軍師の才能があります」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「ほう、軍略家としては得難い才だ。いいだろう」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:ホルドはニヤリと笑った。「だがワシの指導は厳しいぞ? 大丈夫か?」
    モーグ・メタラージ:「後衛で支援役だしな」
    シアストリス:「全然大丈夫。」
    シアストリス:「集中できることが欲しい」
    藍花:「シアちゃん……」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「……フ。それもいい」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「よし、じゃあ早速────」
    GM:南の方から、大きな音が聞こえた。
    モーグ・メタラージ:「あぁ!?」
    GM:遥か遠くから地鳴りのような音が聞こえてくる
    シアストリス:「……」席を立つ。
    グレン・ネルス:「なんだ!?」
    藍花:「何?」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「窓を出て屋根に登れ!」
    モーグ・メタラージ:「南……市場の方か?何ごとだったく」
    シアストリス:「わかった」
    グレン・ネルス:「了解!」
    モーグ・メタラージ:ひょいひょいと状況把握に出る
    藍花:急いで屋根をよじ登る
    イディー:「待って〜」えっちらおっちら
    藍花:シアには尾を差し出した。手よりは鋭くないからだ
    シアストリス:むぎゅっ
    藍花
    藍花:シアを釣り上げて屋根へと乗せてから音の方角を見やる
    GM:結論から言えば……南は南でもさらに南、街の外だった。
    兵士:南の方から地響きは、街に向かって行進してくる人族の兵士の軍勢の足音だったのだ。

    モーグ・メタラージ:「おいおい……なんだありゃ」
    藍花:「わ、すごい数」
    シアストリス:「あれ…人族」
    兵士:砂漠の上を隊列をなして、鬨の声をあげながら進んでくる。
    グレン・ネルス:「ゼンセ軍か……!?」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「ウム、間違いない」
    GM:本来ならばアブ・シンベルの光で一掃されている距離だ。
    アブ・シンベルを動かさなかったのか、動かさない事情があるのか。

    藍花:「でもあんな固まってたら……危ないはずなのに」
    イディー:「おや、アブ・シンベルが飛んでこないね」
    シアストリス:「エネルギー、勝手に使ったから?」
    GM:君達が北を見てもアブ・シンベルは沈黙し動く気配がない。
    GM:それどころか、普段は砦を包んでいる赤い砂嵐すらも一部晴れて、人族の軍を迎え入れんとばかりに街までの道を空けている。
    藍花:「なんだか、変」
    グレン・ネルス:「流石に王墓のアレとは別系統だろう」
    藍花:「砂嵐もない」
    蛮族:「なぜここまで接近を許した!」
    眼下を見れば、路上で中堅蛮族たちが慌てている。

    蛮族:「迎撃準備を……! 何故上は指示を出さんのだ!」
    モーグ・メタラージ:「……なんだ?何が起きてやがる」
    シアストリス:うわっ野望がデカすぎる
    藍花:「ホルスのさっきのアレは関係ない、よね……?」
    ヤボーデ・カスギルス:「これぞ天啓! これぞグレンダールの加護か!!」
    ヤボーデ・カスギルス:「砂の砦……なんという巨大な街だ、あれを落とせば私はこの地で王にもなれよう」

    藍花:デカスギルス……
    イディー:「え…?指揮官も前線に出てきてる…?」
    グレン・ネルス:「あれはヤボーデか……!?」
    ヤボーデ・カスギルス:「者共! あの街を落とせば恩賞は思いのままぞ!」
    藍花:「どの人?」きょろきょろ
    兵士:「ウオオオオオオオオオオオオオオオッ!!」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「ヤボーデ……、あのバカめ!」
    グレン・ネルス:「一番奥の旗持ち近くにいるやつだ」
    シアストリス:「服がキレイ」
    藍花:「そうだね」
    モーグ・メタラージ:「だが街の方もおかしいぞ、これは……あー?まさか」
    モーグ・メタラージ:「あいつら誘い込んで奴隷にでもする気か?」
    シアストリス:「でも、普通の蛮族が慌ててる」
    兵士:ヤボーデの号令の下、兵士たちが一斉に走り出す。
    壮麗な騎馬隊が街の外に自主的に出た蛮族達を蹴散らす

    蛮族:「こ、これは! どうするのだ!」
    シアストリス:「ゴブリンでも、説明すればそれくらいわかるはずなのに」
    藍花:「バレるから隠してるのか、本当に知らないのか」
    イディー:「その割には蛮族もびっくりしてるみたいだけど」
    蛮族:「なに……幹部が揃って出る必要はないと……?」
    モーグ・メタラージ:「何かあるとは思うがな、下級に伝える連中かよここの蛮族が」
    グレン・ネルス:「だが南門には確か難攻不落のヘカトンケイルがいるはず……どうするつもりだ」
    藍花:「ん、モーグが正しいかもしれない」蛮族たちの会話に聞き耳を立てている
    蛮族:「なっ、それは本当か!?」道路の蛮族が叫んだ。
    蛮族:「セトナクト様……ご自身が……!?」
    藍花:「……!」
    モーグ・メタラージ:「……は?」
    セトナクト:君達は目にする。
    藍花:「……ホルス、隠れててね」
    グレン・ネルス:「……今なんかすごいこと聞こえなかったか」
    ホルス:『ピ……!』
    シアストリス:「……。」
    セトナクト:街の外、城門の上空。セトナクトが空を歩んでいた。

    シアストリス:目を見開いてそれを見る。
    イディー:「セトナクトの力を見られるチャンスというわけだ」
    セトナクト:何もない空間を、地面を踏みしめるようにゆっくりと。
    イディー:「開幕からびっくりだな、空を歩いてるぞ…」
    藍花:「アレが今の・・セトナクト……」
    モーグ・メタラージ:「おい、少し隠れとけ……大丈夫だとは思うが……」
    セトナクト:手には剣先が欠けたオシリス
    グレン・ネルス:「空を歩くこと自体は魔法の心得があればできなくはないが……」
    セトナクト:シアの魔法の視力は見る。その手は、機械で出来ていた。
    兵士:「な、なんだあれは? 蛮族か?」
    ヤボーデ・カスギルス:「赤い衣、魔導機の剣……間違いない! あれがセトナクトだ! 弓兵、銃兵!撃て!撃て!!」
    シアストリス:「……腕まで、魔動機?」
    セトナクト:銃弾が、砲撃が、矢が、魔法がセトナクトに殺到する。
    セトナクト:『人族、蛮族、垣根なく聞け』
    セトナクト:それらを一切意に介さず、セトナクトの声が響いた。
    セトナクト:叫ぶことなど一切ない、しかしその場の全員の脳裏に直接刻みつける声。
    セトナクト:『我が名はセトナクト』
    セトナクト:『この国の正統なる王にして、砂の神の力を持つ者』
    セトナクト:セトナクトはオシリスを掲げ────
    セトナクト:振るった。
    シアストリス:「!」
    兵士:「え」
    ヤボーデ・カスギルス:「あ」
    藍花:「ッ!」

    ANIGR:巨大な砂嵐が巻き上がり渦となり、巨大な斬撃を成して軍を襲う。
    モーグ・メタラージ:「なっ」
    ANIGR:それだけで、兵士たちはこの世から消滅した。
    シアストリス:「……」
    グレン・ネルス:「あ、あの数を……一瞬で……」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「やら……れた……!」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「あれはゼンセに駐留していた軍の3割近いぞ……っ!」
    モーグ・メタラージ:「おいおいおい、それぁ……」
    藍花:「ぁ……ぁぁぁ……」赤い残滓を虚ろな瞳で見つめることしかできない
    イディー:「そんなに」
    モーグ・メタラージ:「わざわざ砂嵐を開けて道を作ったのはこのためか……」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「これでもう外からの援軍は当分期待はできん」
    シアストリス:「……そう。」
    ヤボーデ・カスギルス:「ひ、ひぃっ、ひぃいいい〜〜〜〜〜っ!!」
    モーグ・メタラージ:「……多分、外のことを気にしなくていいようにしたんだろ」
    藍花:「……。」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「たとえ、部下達を盾にしてあのアホが生き残ったにしてもだ」
    イディー:「最悪の結末だね。あのアホも死んでくれた方が良かったのに」
    セトナクト:『人族、蛮族、垣根なく聞け』
    セトナクト:『我を讃えよ、砂の神を崇めよ』
    セトナクト:『我と神は間も無くひとつになって、永遠に天を覆うだろう』
    セトナクト:『ただ私に仕えよ、さすれば力を与えよう。それ以外には尊厳も、自由も、意志も、お前達には不要である』
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「…………だが、ひとつ朗報もあったな」
    藍花:「……ぇ?」
    グレン・ネルス:「……?」
    モーグ・メタラージ:「へぇ、聞かせてほしいもんだな」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「どうやら、お前達のやったことの成果が出ているようではないか」
    モーグ・メタラージ:「……まぁ、影響力だの権威だのを示してるよな、どう見ても」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「そうだ。あれは典型的な示威よ」
    藍花:「……つまり?」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「やつは何かに怯えておる。そうでなくばあんな真似はせん」
    シアストリス:「冒険者の存在を危惧して?」
    モーグ・メタラージ:「と、いうよりは……」シアストリスを見やる
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「そんな生易しいものではない。一国の長自らが戦う時、それはなんだと思う?」
    グレン・ネルス:「……国が獲られるその間際」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「そうだ。自らに代わりうる存在・・・・・・・・・・が現れた時だ」
    藍花:「……。」
    藍花:シアを見た
    シアストリス:「そうなの?」首を傾げた。
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「そうとも、どうやらワシのカンは当たっていたようだな」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:ホルドは城壁の外に浮く赤い僭主を見た。
    藍花:「この街の……」
    藍花:「この街の正統な支配者はシアちゃんだ」
    セトナクト:機械の剣を持つ王は踵を返し、再び自らの宮殿に戻っていく。
    シアストリス:「……私が、受け継いだから」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「ウム。今までよく戦い抜いた。ここからは反撃の時間じゃ」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:「さあ、宣戦布告だ。向こうには聞こえんだろうが、ワシが聞き届けてやる。かましてやれ」
    シアストリス:「……。」セトナクトの背を、聖印の宿る瞳が映す。
    グレン・ネルス:「姫、どうぞ」
    シアストリス:「あっちでも、結局セトナクトと話すことはできなかった。」
    ホルス:『……』
    藍花:「シアちゃん……」両手でそっとその背を支える
    シアストリス:「でも、セトナクトが『ともだち』のことを理解していないことは、あの時わかったから。」
    シアストリス:「そんな心のままだと、イシスみたいにみんなを想うことはできない。」
    シアストリス:「今度は自分の思うがままでなく、他人を滅するためでなく」
    シアストリス:「自らの報いのために、晴れた空を臨むことになると思って。」
    ホルス:『……ピ!』
    ホルス:ホルスがシアの肩に乗り、深く頷いた。
    シアストリス:背に友の手を感じ、肩に友の存在を受け入れる。
    シアストリス:シアの目は開き、絶望に覆われた現実と、その先にある理想を見据えていた。
    ANIGR:かくして君達の戦いは新たな段階を迎える。
    ANIGR:だが君達の戦いは続く、逃げ惑う期間は終わり、新たな目的のために。
    ANIGR:現状は絶望。だがその目は晴れた空に向けて。
    ANIGR:SW2.5CP『冒死よ!〜砂の砦からの脱出〜』改め『冒死よ!〜砂の砦の奪還〜』
    ANIGR:第一部 完
    ANIGR:君達がその目的を果たすことが出来るか、まだ、誰も知らない。
    ANIGR:第二部へつづく。



    感想戦+リザルト

    ANIGR:お疲れ様でした!
    グレン・ネルス:お疲れ様でした!
    モーグ・メタラージ:お疲れ様でした〜
    藍花:お疲れ様でした!!!!
    シアストリス:お疲れさまでした!
    ANIGR:シア、ナイススピーチ!(二度目の無茶振り)
    シアストリス:また急に振られた!
    イディー:お疲れさまでした!
    シアストリス:しかも相手に聴こえない距離!
    藍花:流石姫様、〆に相応しい名演説!
    ANIGR:ちゃんと打ち返してくれるから何度でも振ッちゃうんだよな
    シアストリス:てめーこら調子に乗ってんじゃねーぞという声明でした
    ANIGR:めっちゃ良かったよ……
    シアストリス:よかった……
    シアストリス:安心
    ANIGR:というわけでこっからはペイバックタイムです。
    藍花:うおおお!
    モーグ・メタラージ:しゃー!
    シアストリス:反撃じゃああああ
    グレン・ネルス:ヴォー
    ANIGR:目的を定めてこの街を変えていきましょう
    ANIGR:人間牧場だけじゃなくな!
    イディー:目指せ遺産全開放
    ANIGR:ぶれねえ〜
    シアストリス:反撃開始だ!という話であると共にセトナクトは現時点だと絶対にどうひっくり返っても勝てないってことを証してくれて助かるのであった
    モーグ・メタラージ:恐ろしいぜ
    藍花:目標は高ければ高いほど、萌え……燃える!
    ANIGR:ぶち倒すためにはまだまだ段階が必要だね
    イディー:300年生き延びるための機械化なのか、機械化したから生き延びてるのか…
    シアストリス:魔動機には魔動機をぶつけんだよ!
    セトナクト:セトナクトもセトナクトもどっかで継承プログラムが発動したことを知って
    イディー:メカセトナクトは雷に弱い
    セトナクト:テメー舐めてんじゃねえぞ、と言ってきた形になるので
    藍花:なるほど
    セトナクト:まさにメンチバトル
    グレン・ネルス:もう文字通りの機械仕掛けの神デウスエクスマキナになっちゃって自我はほとんど残ってなさそう
    シアストリス:目を逸らしたほうが負けな!
    イディー:画面が斜めに割れて上下にシアとセトナクトが出るやつだ
    モーグ・メタラージ:これからどうなっていくかドキドキだぜ
    藍花:良い
    藍花:とりあえずLv7解禁なのうれしい
    ANIGR:そうだ、報酬!
    シアストリス:もう一人前の冒険者になってきたな
    藍花:あとやっぱ今夜はイディーオンステージが最高だったw
    シアストリス:ファンブルだけでステージを取る男
    グレン・ネルス:部ラスボス戦で1ダメージも与えられないマギシュー
    グレン・ネルス:その存在価値とは
    イディー:おそろしいことです
    モーグ・メタラージ:笑ったわ
    ANIGR:というわけでリザルト
    藍花:やったー!
    ANIGR:予告通りしばらくレベル8上限で
    シアストリス:ホルドのへそくり多っ
    ANIGR:4万点になったらレベル9解禁予定です
    イディー:ヤッター!
    ANIGR:抜歯跡に仕込んでた宝石です>ホルドの宝石
    イディー:2150点もらっていくわね…
    モーグ・メタラージ:やたー
    藍花:イディー……w
    ANIGR:草
    シアストリス:圧巻の量
    藍花:ではでぃすこ戻ります
    イディー:撤収だー!
    ANIGR:はーい、では感想戦はディスコへ!
    シアストリス:テレポーター起動!
    モーグ・メタラージ:はーい