SW2.5 CP:冒険をしよう〜砂の砦からの脱出〜

escape08前編『闘技場』



GM:ANIGR

PC:「グレン・ネルス」(キャラシート)PL:jyona
PC:「藍花(ランファ)」(キャラシート)PL:せにすち
PC:「モーグ・メタラージ」(キャラシート)PL:ジェンガ
PC:「イディー」(キャラシート)PL:Wolfram
PC:「シアストリス」(キャラシート)PL:seveer

メイン 見学

本作は、「著:北沢慶/グループSNE、KADOKAWA」が権利を有する『ソード・ワールド2.0/2.5』の二次創作作品です。
(C)Group SNE 「ソード・ワールド2.0/2.5」



『目次一覧』



Index

  • エリア:迷宮路地−木陰の施療院
  • 妖精使いとタンノズのカンテラ
  • エリア:闘技場
  • 剣闘士
  • 剣闘奴隷主ドミナ
  • 闘技場−1戦目
  • 闘技場−幕間
  • 闘技場−2戦目
  • その称号は、成し遂げた者にこそ
  • ”嬲り殺し”
  • 戦いのあと
  • 感想戦+リザルト



  • プリプレイ




    "オアシスの盾のリーダー"ケルダの依頼 リーダー:ケルダ・レインハート/迷宮路地
    最終目標:オダー達と協定を結んで安全を確保し、煤の街を発展させる。
    最終報酬:いざという時のケルダ、ヒューネ、かくかくの戦力協力。煤の街の安定化。
    今の課題:浮民の生活の安全確保、オダーとの交渉の糸口を掴む。

    ・依頼「”農場の鞭”ラッダイト暗殺」 報酬:6000ガメル/推定難易度:普通
     タコ部屋飯場を拠点としている蛮族ラッダイト及びその部下達を排除する。
     ラッダイトは奴隷農場で労働者の監督と収穫物の分配を担当しているが、その横暴さで多くの浮民が犠牲になっている。
     後任が配属されたとしても、横暴が暗殺につながることを知れば横暴も少しは鳴りを潜めるはずだ。
     ※この任務は私(ケルダ)も同行する。 

    ・依頼「竜の巣商館コルストン暗殺」 報酬:5000ガメル+竜の巣商館で盗めたもの全て/推定難易度:普通〜困難
     竜の巣商館は浮民を定期的に攫い、街の外に奴隷として売り払っている。
     これを取り仕切っているのは竜の巣商館の一員である”コルストン”という蛮族らしい。探し出して暗殺してくれ。
     この時商館から盗み出せたものがあったら、足がつかないように定価の半額で私が引き取ろう。 

    ・依頼「オダー軍師”イデヨシ”との接触」 報酬:10000ガメル+マギパーツ売却額/推定難易度:困難
     オダーの本拠地”銃工廠”に潜入し、人族の軍師イデヨシに接触、会談を申し込む手紙を渡して欲しい。
     手紙を渡せさえするなら手荒な方法でも良いし、なんならそのまま身柄を攫ってきても構わない。
     また、銃工廠は魔導機の部品が大量に散乱している。ジオの工房用に回収してきて欲しい。 

    ・依頼「赤日の夢屋襲撃」 報酬:15000ガメル/推定難易度:極めて困難
     煤の街で赤日の夢薬を蔓延させる赤日の夢屋とその支配人キャリゴナムを排除せよ。
     本来はオダーと協定を結んでからやるつもりの任務だから、無理をして受ける必要はないよ。 




    ダムールの依頼 ・依頼「手紙を届けて欲しい」
     依頼人:【竜の巣商館】のヒマワル、推定難易度:普通
     報酬:2000ガメル
     私的な手紙を炎の街にある闘技場にいるトラキアという男に届けて、
     その場で返事を書いてもらって持って帰ってきて欲しいそうだ。
     『手紙の中身はプライバシーだから読まないでくれるとありがたいねェ』とのことだが。
     手紙は既に預かってるから、もし受ける気があるなら持っていきな

    ・依頼「代金不払いの魔剣購入者を殺せ」
     依頼人:【竜の巣商館】のヒマワル、推定難易度:普通
     報酬:2000ガメル(魔剣回収で500ガメルボーナス)
     竜の巣商館で魔剣を購入したダルクレム神官のノーロンというトロールがいるんだが、
     ちょっと金銭感覚が独特で代金を支払ってくれないそうだ。
     この街では時々あることだが「舐められるわけにはいかないねェ!」とのことだ。
     対象はダルクレム神殿にいるからそいつの首を持ってこい、もし剣を取り戻せたらさらにボーナス、とのことだ。




    七色の自由団の依頼 ・依頼「奴隷市場襲撃」
     依頼人:七色の自由団副団長ティスタ 推定難易度:難しい
     勇気ある冒険者たちに依頼だ。我々の奴隷市場襲撃作戦に参加して欲しい。
     我々が現地を爆破し揺動をしかけるので、その間に奴隷市場に突入、未使用の首輪を回収して欲しい。
     もし可能であれば、奴隷として売られそうになっている捕らえられた人たちを助けてやってくれ。
     奴隷候補はモーグやグレン、イディーのように外で捕らえられた者が多い、情報や技術の収集にもなるだろう。




    "不死の宝石"パール・ペレグリナ関連のクエスト ・クエスト「カジノで腕前を見せろ」
    関係者:ギャンブラーのジェンプ 推定難易度:不明
    報酬:レジスタンス「不死の宝石」リーダー、パールとの接触
    ジェンプって知ってる?あの紫のリルドラケンのギャンブラー。
    あいつは実はカジノの運営者のひとりで、蛮族から上手くお金を巻き上げるのを生業にしてるんだって。
    曰く「蛮族と戦う方法は剣だけじゃない」らしいけど……眉唾よね。

    それでアイツ、見込みのある浮民にはカジノへの招待状を渡してるらしいの。
    上手くあそこで勝てば、ジェンプを通してパー姐に会えるはずよ。

    ・クエスト「闘技場で腕前を見せろ」
    関係者:剣闘士主人のドミナ 推定難易度:普通〜難しい
    報酬:レジスタンス「不死の宝石」リーダー、パールとの接触
    剣闘士主人っていうのは、奴隷を買っては剣闘士として闘技場で戦わせて、その賞金で生きてる連中。
    大半は蛮族がやってるんだけど、その中で名誉蛮族として剣闘士主人をしているのがドミナよ。
    私自身はあまり剣闘士主人にいいイメージは無いんだけど、ドミナは元々も凄腕の剣闘士だったらしいの。
    それでしかもパー姐のところにしょっちゅう出入りしてるって話。

    腕のある剣闘士をいつも探してるって話だから、闘技場で活躍すれば向こうから接触してくると思うわ。




    "自動受諾依頼/継続依頼 ・依頼「かつての主人を探して欲しい」 報酬:5000ガメル、斬魔の剣/推定難易度:不明
     (依頼人:ヒューネ)
     私は元騎士で街の外で捕まりました。その時、護衛対象だったオート王国の貴族令嬢、クロト様とモルタ様の姉妹も一緒に捕まったのです。
     もう数年前のことになるので無事かどうかもわかりませんが、どうか探していただけませんか。
     二人の所在が分かっただけでも5000ガメル、救っていただけたら我が家の家宝を差し上げます。 

    ・依頼「◯◯を殺して欲しい」 報酬:呪歌『イモータルソング』/推定難易度:不明
     (依頼人:かくかく)
     ◯◯に会ったみたいだね。あれは昔の僕達の親友なんだが、一度死んでXXの手でああなってしまったんだ。
     もう殺すしかないと挑んだんだけど、まったく歯が立たない上にどんな傷をつけてもすぐ塞がってしまう。
     XXが◯◯になにをしたのかを調べて、殺す方法を探さないとどうにもならないみたいだ。
     XXはセトナクトの依頼を受けて研究を行ってるらしい。もしかしたら古株の蛮族なら事情を知っているかもしれない。
     ◯◯を殺せたら僕が知ってる最悪の歌をひとつ教えるよ。どうか協力して欲しい。 




    "依頼「ムコスタを救え」 (依頼人:テンノロ) 闘技場で”ハイサンゲーム”にエントリーされてしまったムコスタ。
    古の邪悪な儀式が源流と言われるこの必死の闘技に参加し、ムコスタとテンナの結婚式を成功させてくれとテンナの兄、テンノロが依頼してきた。
    単に参加するだけでは無為に死ぬ危険性が高い。あらかじめ剣闘士として闘技場に入り込み、下調べ等を行っておくべきだろう。
    なお、この依頼は進め方によってはクエスト「闘技場で腕前を見せろ」及び依頼「手紙を届けて欲しい」を達成出来る可能性がある。

    また、ハイサンゲームには四天王の一人ダーテが観覧しにくるという。今後の対策を立てる意味でも相手を把握しておくのは悪いことではない。はずだ。




    全員の意見 闘技場でムコスタを助ける




    GM:お時間になりました。点呼!
    グレン・ネルス:ヴォー
    藍花:kani
    シアストリス:スナ
    モーグ・メタラージ:ミー
    GM:あとはウサギかな?
    イディー:ウサ!
    GM:ヨシ!
    GM:今日もお集まりいただきありがとうございます。
    それでは始めていきましょう。





    エリア:迷宮路地−木陰の施療院


    GM:SW2.5キャンペーン 冒死よ!8話前半『闘技場』
    GM:【DAY24未明 木陰の施療院】
    GM:さて、ケペラと赤い剣の刀身を手に入れる約束をし、その帰りにダーテ派の調査団を蹴散らした君達。
    ハイサンゲームが迫りつつある中、一日施療院で傷を癒やして翌朝を迎えました。

    GM:最初に藍花の妖精魔法取得ロールをちょっとやります。
    残りのメンツは同時並行でサブでロールして欲しい内容があるのでそちらから。

    GM:◆◆◆
    ケルダ:朝食をとった後、ケルダらは、レジスタンス『オアシスの盾』としての依頼を君達に話した。(依頼内容は上記の通り)

    ケルダ:「ま、仲間内でよく相談しておくれ。今までどおり受けられる依頼だけ受けてくれればいいから」
    ヒューネ:「クロト様とモルタ様のこと、どうかお願い致します」

    GM:ケルダは微笑むと施療院の仕事に、フィーネは浮民達の武技教練へと去っていった。
    GM:食卓にはいつの間にか藍花がいないが、兄にトゥムにと立て続けで少し疲れているのかもしれない。
    今は彼女抜きでも今後の話をしておくといいだろう。

    GM:ということでこちら4人はちょっと状況整理とか今後の話とかロールをどうぞ
    モーグ・メタラージ:「タコ部屋に竜の巣、イデヨシとの接触に赤日の夢屋の襲撃、どれも厄介なモンだな」
    グレン・ネルス:「穏やかに済みそうな依頼はねえなあ」
    イディー:「まぁ、ボクたちも有名人だしね。」
    イディー:「これぐらい突拍子もない話の方が動きやすいかもしれないね」
    モーグ・メタラージ:「まぁなぁ……最後のは置いておくにしても」
    モーグ・メタラージ:「だが、とりあえずの動きは別件だ」
    イディー:「そうだねぇ、闘技場のハイサンゲーム…」
    グレン・ネルス:「だなあ」
    モーグ・メタラージ:「あぁ、ヒューネの依頼も気にかかりはするが、ムコスタの件は時間がねぇ」
    シアストリス:「全員倒すやつ」
    モーグ・メタラージ:「そこは生存優先にしとけ……」
    イディー:「ヒューネ君の依頼は急いだところで死んでるだろうしね」
    モーグ・メタラージ:「奴隷をどう扱う奴に渡ったか次第でぁあるけどよ」
    モーグ・メタラージ:「ただ、どのみち手掛かりもほぼ無しじゃすぐには見つからねーしな」
    グレン・ネルス:「それこそレジスタンスの情報網が必要だな」
    イディー:「なるほど、たしかにレジスタンスに協力を得られれば色々情報は入りそうだね」
    イディー:「そういう意味じゃ、ケルダ先生の依頼を片付けて協力を得るのがよさそうか…」
    イディー:「いや、知ってればヒューネ君に言うだろうし、七色の方が可能性はあるかな」
    シアストリス:「わかった。」
    モーグ・メタラージ:「あぁ、それか闘技場の件を経由でパールってのに会うのも手だ」
    グレン・ネルス:「なるほどな」
    モーグ・メタラージ:「……こっちは、どういう奴かを見てみないと仕方ねぇが」
    グレン・ネルス:「そればっかりはな。話の通じる相手であることを願うだけだ」
    イディー:「少なくとも人族だし話は通じると思いたいが…オダーのところの奴みたいな可能性もあるか」
    モーグ・メタラージ:人間牧場に赤子を卸してる相手、でもあるのだ
    シアストリス:「……」
    モーグ・メタラージ:「ま、これは今考えても仕方ねぇ、手広く街を見ていかねぇとな」
    グレン・ネルス:「そうだな。で、依頼を受けるとしたら……」腕を組んで考え込む
    グレン・ネルス:「んー、タコ部屋のラッダイト暗殺か……?」
    イディー:「イデヨシに手紙を届けるやつかな」
    イディー:マギテック部品目当てだ
    グレン・ネルス:「相当に危険だと思うが、一応理由を聞こうか……」
    イディー:「ケルダの大目的だし、この辺りの浮民の安全を考えるなら一番手っ取り早いだろう」
    グレン・ネルス:「意外と真っ当な理由が出てきた……」
    シアストリス:「補足すると、銃工廠には大量の魔動機が置かれている可能性が高い。」
    イディー:「オダーと一応の協力関係を結べばレジスタンスも活動しやすくなるだろうしね。」
    モーグ・メタラージ:「こないだ銃工廠に行った時の剣幕忘れたかよ、拠点に入り込むのはキツイぞ」
    シアストリス:「イディーの望みはそっち」
    イディー:「シア君、せっかくいい感じに騙せそうだったんだから黙っていたまえよ」
    モーグ・メタラージ:「騙そうとしてんじゃねぇよボケ、ったく」
    グレン・ネルス:「ひと月近く死線を共に潜り抜けてきた仲間を騙そうとするやつおる?」
    イディー:「しかし、成功すればボクの言った理由の方も進むはずだよ?悪くないと思うけどね」
    モーグ・メタラージ:「てか、仮に建前でもさっき言った通り却下だ却下」
    イディー:「ふぅむ、まだ力不足か…イデヨシが一人になるタイミングでも分かればいいんだけどね」
    モーグ・メタラージ:「外に出てる時は取り巻きも多いだろうしなぁ」
    グレン・ネルス:「軍師が一人で出歩くタイミングなんてそうそうないだろうな」
    イディー:「じゃあ、手堅くグレン君のタコ部屋案にしようか。まだ行ったことないし。」
    モーグ・メタラージ:「そうだな、俺も地図は埋めてかねぇと」
    グレン・ネルス:「なんだかんだで行ったことないんだよなあそこ……」
    シアストリス:「近場での活動なら危険も少ない。」
    グレン・ネルス:「ならタコ部屋で決まりか? ……なんか奥が騒がしいけど何やってんだろうな」
    モーグ・メタラージ:「あぁ?つってもアイツ今一人だったろ」
    イディー:「物壊してないといいけど」
    グレン・ネルス:「お、静かになった」
    モーグ・メタラージ:「何やってんだかな……」
    シアストリス:「行こう」



    妖精使いとタンノズのカンテラ

    GM:キミは朝食をとった後そっと仲間たちから離れ、ぼんやりと大樹の陰に座っていた。
    GM:実の兄ビストルタをその手で殺し感情をトゥムに暴かれてから、物思いに耽る時間が増えたような気がする。
    GM:キミの手には兄の形見であるカンテラが握られている。
    藍花:腰に下げたカンテラを蟹爪みぎてで持ってみればそれは振り子のように揺れ、中の宝石とガラスがぶつかり合ってカランカランとどこか物悲しい音を立てる。
    藍花:空になったカンテラに再び火が灯ることはない。……そうしたのは他の誰でもない自分自身。
    GM:昔、兄がよくこのカンテラを使って妖精を呼び出していた。
    GM:その用途は……だいたいはキミを苦しめるものだったが
    藍花:「……。」蘇る想い出に思わず顔を顰める。
    藍花:これまでの所業は到底許せるものではないし、あの時は皆のためにも殺すべきだった。何よりトドメをさした狂おしい衝動が自らのモノであったことは紛れもない事実。
    藍花:今後の障害が1つなくなったことを、己が強くなったことを喜ぶべきなのに、心にかかった靄は晴れず、胸にぽっかりと穴が開いたように寒々しい。
    藍花:その正体を彼女トゥムに言われて初めて知った。
    藍花:ーー"寂しい"ーー
    GM:その感情を埋めることはできるのだろうか。
    GM:どんどんと成長しつつあるシア。引いていた手は、今も引けているのだろうか?
    赤竜の血:『強ければなにをしてもいい』
    赤竜の血:あるいは、そんな君の中の蛮族としての本能は。
    藍花:今まで弱い故に奪われ続けて苦しくて悲しくて、それなら強くなって奪い続ければい幸せになれるはずなのだ。
    藍花:……でも、そうじゃなかったら?
    藍花:あの時のシアの言葉が、瞳が、胸を刺す。私は、本当にいま幸せ?
    藍花:あの日、目の前で無様に命乞いをする兄を見て胸に去来したのは憤怒、憎悪、侮蔑、愉悦……そして絶望。
    藍花:きっとあの瞬間にこそ藍花にとっての兄様ビストルタは死んだのだ。
    藍花:それが堪らなく"寂しい"。
    GM:このままこの街にいる限り、再び家族と相まみえることになるだろう。
    GM:その時、君は何を選択するのか。
    藍花:わからない。何もかもが。信じていたことが、世界が、崩れていくような錯覚。
    藍花:限界まで張られた水が溢れるように、藍花の口から無意識に言葉が零れる。それは妖精の言葉……そして家族タンノズの言葉。
    藍花:「《置いていかないで》」
    GM:と、その言葉に答えたか否か……
    GM:カラカラカラ、とカンテラがなった。
    藍花:「……。」目を閉じ、音に耳を傾ける。
    妖精(風):「……、……」
    妖精(水):「……! ……!」
    藍花:「……?」今何か聞こえたような?
    藍花:もっと耳を澄ましてみる
    妖精(光):「……!……!!」なにか聞こえる。一生懸命な声が
    妖精(土):「もっと元気出して! 力こめて!」
    藍花:「ぇ……?」
    妖精(土):……もしかしたら、君のことを励ましてくれている?
    藍花:ぱちくりと目を瞬かせ、カンテラを見る
    妖精(風):「んーしょ! んーしょ! ダメだ!このフタ空かない!!」
    妖精(風):そんなことはなかった
    妖精(水):「もうっ! 誰よ、こんなカンテラの中にとじこめたやつっ!!」
    藍花:「えっ……えっ!?」
    藍花:カンテラを覗き込む

    妖精(光):「カンテラっていうからにはタンノズでしょどうせぇ。あーあ、憂鬱〜」
    妖精(土):「うわっ、こっち見た!?」
    妖精(水):「うわっ、タンノズ……! じゃないわね」
    妖精(風):「いや、タンノズの気もするよ? なんか穢れあるし」
    藍花:「《あ、え、えっと、ご、ごめんなさい》」急いでカンテラの蓋を開ける
    妖精(風):視ると、カンテラの中で妖精たちがわちゃわちゃと動き回っている
    妖精(光):「わー! じゆうだー!!」
    妖精(光):妖精たちがわらわらわらと中から飛び出してくる。
    藍花:「わ……」二歩、三歩と後退る
    妖精(水):「まったく! 妖精の扱いがなってないわよ!!」
    藍花:「《ごめんなさい》」しょぼん
    妖精(光):「わかったならよろしい」
    妖精(風):「ねー、宝石だけじゃなくて、きれいな水とか入れといてほしいよね」
    妖精(土):「お砂糖もあるといいな!!」
    藍花:「《う、ゼンショシマス》」
    藍花:シア譲りの語彙だ
    藍花:「《それよりどうしてここに?》」
    妖精(水):「ウムウム」そうやって妖精が偉そうに頷く。
    妖精(水):「ん? あ、それそれ!」
    藍花:「?」
    妖精(水):「妖精語喋れるんなら、ちょうどいいから手伝ってよ!」
    藍花:「《手伝うって……何を……?》」
    妖精(水):「このカンテラの中に仲間がもうひとりいるの! なかなか出てこれなくて!!」
    藍花:「え」底の方を覗き込む
    GM:視ると、中のカンテラの芯がほの青く光っている
    妖精(光):「あの子、カンテラの芯の部分に封じられててさー。助けようと思って入ったら、貴方が宝石媒介入れて、封するんだもん」
    妖精(光):「私達まで閉じ込められちゃったのよ」
    妖精(土):「新手のトラップか! とか思ったよね」
    藍花:「《そんなことになってたなんて……》」妖精のことは全く分からない
    藍花:「《引っこ抜けばいいのかな?》」
    妖精(風):「わーだめだめ! 壊れちゃうよ!」
    妖精(水):「どうして『まったくわからない』みたいな顔してるの? あなた妖精使いでしょ?」
    藍花:「《……そう、なの?》」
    妖精(光):「そうそう。宝石も使い込まれてるし。よほど腕利きだと思ったんだけど」
    藍花:「《これ、もらいもの、で……》」語尾が消えていく
    妖精(水):「そうなの? まあどっちでもいいわ! だって貴方妖精語が喋れるんだもの!」
    藍花:「《……あ、ほんとだ》」ふと自覚した。妖精語を、喋っている
    妖精(水):「でしょ? ほら、じゃあそのカンテラ持って! 『出ろ!!』って念じなさい!」
    藍花:「《えぇ……?》」そんなので良いのかなぁ?と思いつつ目を閉じる
    妖精(水):君は、見たことがあるだろう。
    妖精(水):兄たちがやっていたように。父親がやっていたように。……あるいは、恩師がやっていたように
    藍花:心を落ち着かせて、念じてみる。「……《出ろ!!》」
    藍花:今まではどれだけ努力しようが祈ろうが何も起こらなかったのだ……が……
    GM:次の瞬間────
    水のメリュジーヌ:「グオオオオオオオオオオ!!」

    藍花:「ひっ!?」
    水のメリュジーヌ:カンテラの中から、鱗だらけの腕が飛び出て、藍花の首を締めた!
    妖精(水):「わ、わああああああ!?」
    妖精(光):「ほ、ほら! コントロールして!!」
    水のメリュジーヌ:「グオオオオオオオオオオ!!!!」
    藍花:「ぐえっ……!?」パニックと共にめちゃくちゃ藻掻く
    水のメリュジーヌ:これは兄、ビストルタが使っていた妖精、メリュジーヌ!
    妖精(風):「コントロールできないの!? ほら、『戻れ』! 『戻れ』って!」
    妖精(光):「戻すだけでいいから!!」
    藍花:「ひ、ひぃ……!」
    藍花:「も、もど、戻っ、戻って!」妖精語ではない
    水のメリュジーヌ:「グオオオオオオオオオオ!!」メリュジーヌが憎しみに満ちた目で藍花を睨む
    水のメリュジーヌ:あるいはそれは兄から君への罰かもしれない。死と言う名の。
    藍花:その瞳に己が映る。苦悶の表情でなお足掻こうとする己が。
    藍花:その胸元を守る、ミモザの布鎧が
    水のメリュジーヌ:「グオオオオオオオオオオ!!」メリュジーヌの手が藍花の首を締め上げる
    藍花:「ぐ、ゥぅ……!」……そうだ、生きるのだ。生きねば。まだ死ぬわけには
    藍花:「《も、ど……れっ!》」掠れた喉から空気を絞り出し、限界まで声を張る
    水のメリュジーヌ:「!」
    GM:次の瞬間、メリュジーヌはカンテラに再封印されていた。
    妖精(水):「あ、あぶなかった〜〜〜」
    藍花:「げほッ、ごほっ!」カンテラを取り落とし、膝をつく
    妖精(風):「まさかあそこまで理性を失ってたなんてね」
    妖精(土):「妖精使いが近くにいてよかったね。
    これがタンノズだったらまた傷つけて戻すしかなくなっちゃうし」

    妖精(光):「そうね……あっ!」
    藍花:「メリュジーヌ……」深海を思わせる深い憎悪に身体を震わせる
    藍花:「ビストルタ兄様……」死してなお……
    妖精(光):「あっ誰かきた! 撤収−っ!!」
    テンナ:「藍花! 大丈夫!?」

    藍花:「《え?ちょ、待っ……》……あ、て、テンナ?」
    妖精(光):次の瞬間、妖精たちは全員ヒュンとカンテラの中の宝石へと入ってしまった
    テンナ:「すごい音が聞こえたけど……」
    藍花:カンテラを拾い上げ、首を抑えつつ立ち上がる。
    藍花:「な、んでもない、平気」
    テンナ:「よかった……」
    テンナ:どうやらテンナはドワーフ──煤の街間の武具取引で忙しい兄の手伝いで来ているようだった
    モーグ・メタラージ:「おい何の騒ぎだ?何があったんだよ」
    グレン・ネルス:「おーい、大丈夫かー? なんか騒がしかったが」
    藍花:「なんでもない」首元には浮民の刺青を彩るような絞跡が残っている
    シアストリス:「……。」早歩きで藍花の足元まで近寄り、ふっと息を吐いて止まった。
    イディー:「自傷じゃないだろうね…」
    モーグ・メタラージ:「ぁあ?ならせめてそれ隠して言えや……」
    テンナ:「ううん! 見てたんだけど、なんか悪そうな妖精が出てきて、それを藍花がヒューンってそのカンテラにしまっちゃったの!」
    藍花:「え、あ?」しまった、と言わんばかりに首元をマントで隠す
    モーグ・メタラージ:「はぁ?……あっそのカンテラこないだの」
    藍花:「……うん」
    藍花:「ビストルタ兄様の……」
    グレン・ネルス:「カンテラ? ……あー、なるほど」
    イディー:「妖精が入ってたのかい」
    モーグ・メタラージ:「つまり何だ、その中身取り出そうとしたら暴走してたってか」
    シアストリス:「なんとかなった?」
    藍花:「そう、メリュジーヌ」
    藍花:「何とかなった」
    藍花:「……と思う」
    藍花:「たぶん」
    藍花:目を逸らした
    グレン・ネルス:「それならいいが……」
    テンナ:「……藍花、大丈夫? とてもつらそうだけど」
    テンナ:テンナが心配そうに藍花の顔を覗き込む
    モーグ・メタラージ:「ほーん……」
    藍花:「……。」テンナの言葉に肯定も否定もせず黙り込む
    テンナ:「話せないなら話せないでいいよ」テンナは微笑むと、藍花のフードを着せなおした。
    藍花:「……ありがとう」
    イディー:「ふむ、大丈夫ならいいが。君がいない間に今後の予定を話していたよ。」
    テンナ:「ん! 友達でしょ?」テンナは何かを察したようだったが、あえて踏み込むことはしなかった。
    藍花:「うん」テンナの言葉にきゅっと唇を噛む
    藍花:「今後のこと?」そしてイディーに視線を向ける
    イディー:「まずはハイサンゲーム、その後はタコ部屋に行くことになった。」
    モーグ・メタラージ:「ま、そういうこった、あとイディー」
    モーグ・メタラージ:(テンナが居るんだ、詳細は伏せろよ?いいな?)
    藍花:「わかった」イディーの予定に頷く
    グレン・ネルス:「とりあえず次にこなす依頼はタコ部屋のラッダイトとかいう蛮族の始末だ」
    テンナ:「皆大活躍よねえ。最初に会ったときが嘘みたい」
    イディー:(グレン君に言ったほうがいいんじゃないか?)
    シアストリス:「近所の依頼解決は、これからの浮民みんなのためにもなる」
    グレン・ネルス:(俺のことなんだと思ってんだお前)
    モーグ・メタラージ:「………………」ずけずけと暗殺予定を話すバカの顔を見た
    藍花:「そうだね、皆がもっと生きやすくなる」
    イディー:(さっそく蛮族ぶっ殺すとか言ってるからだよ…)
    グレン・ネルス:(はい……すんません……)
    テンナ:テンナは一応冒険者の店で働いているので、そこは心得てます。あんしんだ
    イディー:よかった
    テンナ:「皆忙しそうだけど……一週間後のわたしの結婚式の予定は空けといてね!」
    モーグ・メタラージ:「はぁぁ、ったく……あーあーわぁったよ」
    イディー:「もちろんだとも」
    藍花:「もちろん」
    テンナ:「ありがと! おかげ様ですごい良い式にできそうだから! 料理もたくさん用意するからね!」
    グレン・ネルス:「そりゃ楽しみだ」
    藍花:「うん」同意しつつミケの料理を思い浮かべた
    テンナ:「……だいじょうぶ、前日までに私が作るから……」藍花の心配そうな顔に、菩薩顔で頷いた。
    シアストリス:「料理はあるほど良い。」
    イディー:「なら安心だね」
    テンナ:「そ、わかってるわねえシアちゃん」
    テンナ:「じゃ、そういうことで!」テンナはムコスタのことを知らないのか、機嫌良さげに去っていった
    藍花:「……。」その背を見送る姿を視線は複雑だ
    グレン・ネルス:ミケの作る暗黒物質は料理と言っていいものかしばし思案した
    モーグ・メタラージ:「……はぁ、なんとかするぞ」
    藍花:「なんとかって……」
    モーグ・メタラージ:「ま、ようするに闘技場のことだよ」
    イディー:「かつての悪習ハイサンゲーム、しかも蛮族の町版だ。さぞや楽しいことになるだろうからね」
    テンノロ:「…………」モーグの言葉に答えるように、木の陰に隠れるようにテンノロが現れた。

    テンノロ:テンノロが現れる。その顔色は悪い。
    テンノロ:「……と、さっき話したとおりだ」
    テンノロ:「頼む、なんとかムコスタを助けてやってくれ……!」
    テンノロ:テンノロは地面に頭を擦り付ける勢いで君達に頭を下げる。
    藍花:「ちょっと、テンノロ……」慌てたように駆け寄る
    モーグ・メタラージ:「まぁ大体知ってた」
    イディー:「まぁ、何とかするしかないだろう…」
    グレン・ネルス:「そのためにどうしようかって話をしてたところだ」
    シアストリス:シアストリスは姫なのでその姿勢を冷静に受け入れながら、会話の続きを待っている。
    イディー:「少なくともグレン君とモーグ君は死んでもなんか改造されて帰ってくるっぽいし」
    藍花:「ムコスタのことは私たちも何とかしたい、し」
    テンノロ:「本当にすまない……あの喜びようだ、テンナが不憫でな」
    イディー:「二人に何とか頑張ってもらおう」
    藍花:「えぇ……?」
    グレン・ネルス:「お前今俺に死ねって言った?」
    テンノロ:「だがまああながち間違いじゃない、ハイサンゲームとやらは剣闘士じゃないと参加できないらしい。俺も詳しいことは知らないんだが」
    イディー:「言ってないよ?頑張ってもらおうと思ってるだけ」
    モーグ・メタラージ:「クソボケがよ」
    グレン・ネルス:「そうか……」
    藍花:「無理はしないでほしい……」
    モーグ・メタラージ:「あと言っとくが、お前も気張らねぇと普通に死ぬと思うぞ」
    イディー:「それは困るな…」
    藍花:「剣闘士……って言われても私剣は使えないけど」
    ホルス:『ハイサンゲーム、ツウジョウ ハ 5〜6人チームでサンカ』
    シアストリス:「ちょうどいい。」
    ホルス:『剣闘士は、武器を問ワナイ』
    イディー:「ふむふむ」
    テンノロ:「一旦、闘技場まで送る……俺にはそれしか出来ないが」
    テンノロ:テンノロはそう言うと、金貨袋を差し出した。「ここに5000ガメルがある。俺のヘソクリ全額だ」
    藍花:「そんなに……」
    テンノロ:「いや、お前たちに生命を賭けてもらうにはとても足りないかもしれねぇが……なんとかお願いできねえか」
    藍花:「でもそしたらテンノロが……」奴隷の身分をガメルで買っているのであれば……
    モーグ・メタラージ:「……ま、確かに相場よか安いがよ」
    イディー:「ヘソクリだから、奴隷代は別でとってあるんだろう?」
    テンノロ:「俺のことは気にすんな! 妹のためなら生命も惜しまないのが兄ってもんさ!」
    モーグ・メタラージ:「あの市場の成り立ち考えりゃ命がけの金だろソレも、受けるさ」
    グレン・ネルス:「足りない分は料理でまかなってもらうとするよ」
    テンノロ:「ありがとう、恩に着る……!」
    テンノロ:テンノロは半泣きで君達に頭を下げた。
    藍花:「テンノロもちゃんと結婚式に来てね」
    藍花:「じゃないとテンナも喜ばない」
    シアストリス:「ん。」
    テンノロ:「ああ、もちろんだ!」テンノロは深く頷いた。
    テンノロ:「よし、じゃあ早速闘技場まで送る! 乗ってくれ!」
    テンノロ:テンノロはそう言うと荷馬車を引いてくる。
    シアストリス:「アシだ」
    荷馬車:「メェ〜」
    藍花:「ん」周囲を傷つけないよう慎重によじ登る
    グレン・ネルス:「馬車だよな???」
    荷馬車:「馬車だメェ」
    藍花:「喋っ……!?」
    モーグ・メタラージ:「なんだこいつ」
    グレン・ネルス:「喋ったよな???」
    イディー:「馬車らしい」
    荷馬車:「メェ〜」
    モーグ・メタラージ:「はぁ、良いから行くぞ」
    ケルダ:「おや、行くのかい」
    グレン・ネルス:「おう……」複雑な表情
    藍花:「ケルダ先生……その……」
    ケルダ:「ああ、大丈夫」ケルダは君達がテンノロの馬車に乗ったところを見て、大体を察したようだった。
    モーグ・メタラージ:「しばらく戻らねぇ、依頼は後にしとくぞ」
    ケルダ:「ああ。それより皆……特に藍花に警告がある」
    ケルダ:「あんた達のおかげで、赤日の夢薬の材料と効果がわかった。これは赤竜草と焦熱のマグマと呼ばれる液体が材料だ」
    藍花:「……!」
    イディー:「ほう…?」
    モーグ・メタラージ:「ほぉん……」あのマグマがねぇ
    ケルダ:「効果は摂取した人に万能感、恍惚感を与え……赤竜病にする」
    シアストリス:「ずっと持っててよかった」
    ケルダ:「キャリゴナムがどうしてこんなものを人族や下級蛮族にばら撒いてるのかは分からないが……炎の街に行くなら気をつけな」
    藍花:「……うん」目を伏せる
    モーグ・メタラージ:「おう、死にゃしねぇよ」
    ケルダ:「それならいい」
    藍花:「また帰ってくる、ここに」
    シアストリス:「ん。」
    グレン・ネルス:「なんとかしてくらあ」
    イディー:「いってきまーす」
    妖精(光):「じゃあしゅっぱーつ!」いつのまにか藍花の頭の上に乗っていた妖精が言った。
    藍花:「わ……《いつの間に》」
    妖精(光):「あはは、よろしくね〜。妖精使いさん」



    エリア:闘技場


    GM:◆◆◆
    GM:【DAY24 朝】闘技場
    GM:闘技場まで君達が到着すると、闘技場は大混雑の有様だった
    受付のリザードマン♀:「うおおおおおおおおおおお!?」

    受付のリザードマン♀:無数の観客に囲まれて受付のリザードマンが残像が見えかねない勢いで入場者から入場料をとっている。
    受付のリザードマン♀:「もう忙しいったら!!」
    イディー:「大盛況だね…」
    テンノロ:「ついた……が、これはどうすればいいんだろうな」
    藍花:「うーん……?」キョロキョロ
    受付のリザードマン♀:「おわっ、毛皮が素敵なタビットさんとその御一行! 今日はどうしたの!? いや、まあなんでもいいや!入るなら早く入っちゃって!!」
    シアストリス:「リザードマンだ。」
    イディー:「ムコスタ君に会いに来たんだが」
    受付のリザードマン♀:「今はチャンピオン・トラキアが久々の試合なの!! そこにいたら邪魔邪魔邪魔!!」
    受付のリザードマン♀:「ムコスタ!? そんな下っ端知らないわよ!!」
    イディー:「まぁ、そういうことなら入ってから探すか」
    モーグ・メタラージ:「チャンピオンの?そりゃまた」
    グレン・ネルス:「へえ」
    イディー:「チャンピオンの人気ぶりはすごいね」
    モーグ・メタラージ:(この騒ぎじゃ、剣闘士になりたいっつっても相手にされねぇな)
    グレン・ネルス:「せっかくだ、見学してこうぜ」
    受付のリザードマン♀:「そこの男前のタビットに免じて今日は入場料はタダにしてあげるから! 入って入って!」
    シアストリス:「やった。」
    藍花:「ん」
    グレン・ネルス:「やったぜ」
    藍花:「……男前のタビット?」
    受付のリザードマン♀:「決まってるでしょ? そこのフサフサの────」
    蛮族:「うおおおおおお、チケット2枚! 2枚!!」
    受付のリザードマン♀:「ああもーーう!!」
    モーグ・メタラージ:「あぁ、じゃあ入らせてもらうさ」
    イディー:「ふむ、ジオ君といい、爬虫類系女子は見る目がある」
    イディー:「下水道でワニに遭遇するのもボクのせいかもしれないな」
    シアストリス:「トカゲは全身ふさふさのネズミをよく食べるから。」
    GM:食物連鎖────
    イディー:「エサとして見てるの…?」
    グレン・ネルス:「じゃあ今度ワニに出会ったらお前囮な」
    藍花:「えぇ……?」
    GM:……と、君達は食物連鎖の厳しさに思いをはせながら闘技場の中に入る。
    GM:そして、目の前に広がるのは圧倒的な光景だった。

    GM:小さな街の住民ならばまるごと収容できるほどの広い観客席の中央に、巨大なアリーナが広がっている。赤い砂嵐が覆う空の下、熱狂的な観衆の歓声と怒号が闘技場全体を包み込むように響いていた。
    クソデカグリズリー:そして観客席にひしめく下級蛮族たちの目線を一線に集めるのは、アリーナの中央にいる巨大な獣────

    GM:否。
    トラキア:その獣をたった今、死に至らしめた人族の戦士だった。

    実況のコメンタ:「勝者ァァァァ、チャンピオン・トラキアァァァアアアアア!」
    シアストリス:「……」あまりの音量に一瞬、顔をしかめた。
    モーグ・メタラージ:「なんだありゃ……マジか」
    グレン・ネルス:「さて、チャンピオンの戦いとやらはどんなもんかなっと……なんだもう終わったのか?」
    イディー:「一番いいところを見逃してしまったようだね」
    藍花:「わ、ぁ……」眩しそうに目を細める
    トラキア:「…………」トラキアと呼ばれた男は巨大な剣を一振りし、血をはらう。
    グレン・ネルス:「なんだあのバカみたいにデカい熊は……あれを一人で倒したのか?」
    モーグ・メタラージ:「あの死体見ただけで十分イカれ具合が分かる気がするがなぁ」
    蛮族:「うおおおおおお!」「BOOOOOOOOOOOOOO!」「死ねえええええええええええ!!」
    シアストリス:「前のイノシシより大きい。」
    実況のコメンタ:「強い! 強い! なんたることでしょう、巨大化呪法をかけられたグリズリーを瞬殺! やはりこの男に敵う敵はいないのか!」
    蛮族:「もう終わりかー!こっちはチケット予約してたんだぞー!」
    蛮族:「もっと戦えー! そして死ねええええええっ!」
    藍花:なんとなくそわそわしている。落ち着かない。
    モーグ・メタラージ:(少なくとも、普通の剣闘士ならこのノリで連戦させられると)
    実況のコメンタ:「さあ、折角のチャンピオン・トラキア、これで終わってしまっては皆様退屈でしょう! もちろん二戦目があります! チャレンジャーの登場です!」
    実況のコメンタ:実況が叫ぶとアリーナに面した格子扉が開き、そこから槍と鎧を身に着けた兵士の一団が出てくる。
    元兵士の剣闘士:グレンならば見覚えがあるだろう。あれはゼンセ所属のオート王国兵士の装備だ。おそらく下級兵士の一団だろう。
    イディー:「おぉ、まだ続くみたいだ」
    モーグ・メタラージ:「……それこそ相手にならんだろ、ありゃ」
    グレン・ネルス:「今度は複数戦か……ありゃ王国軍だな」
    藍花:「人族同士もあるんだ」なるほど、と息を吐く
    イディー:「人族が死ねば満足なんだろうさ」
    元兵士の剣闘士:「く、くそ、また戦いかよ……」
    トラキア:「…………」
    元兵士の剣闘士:「じ、人族……!? お前を殺せばここから出られるのか?」
    トラキア:「……」
    蛮族:「うおおおおおお!! 殺せえええええトラキアアアアアアアアア!!」
    シアストリス:「オウコク軍。」
    藍花:「(悪趣味)」表情を歪め、音にならない声で呟く
    モーグ・メタラージ:「奴隷にされて、情報も無しに剣闘士にされて、挙句にこれか」
    実況のコメンタ:「いやぁ剣闘士とトラキアのマッチングなんて随分久しぶりですね!大体は奴隷主が避けますが。どうですかセルトス様」
    支配人と思しき蛮族:「あー、最近外でかなりの数の捕虜を捕らえたからじゃろうな。飼い主がダメ元でぶつけてみたんじゃろうて」
    実況のコメンタ:「残酷なことをしますねえ! では試合開始!」
    元兵士の剣闘士:「え、ええい悪く思うなよ!!」剣闘士たちが4人がかりでトラキアへと向かっていく。
    トラキア:「…………」
    藍花:ごくり……と唾を飲む
    グレン・ネルス:「連携は取れてる、悪くない……」
    トラキア:トラキアが剣を振るう。次の瞬間────
    元兵士の剣闘士:「ぐ、あ……!?」
    元兵士の剣闘士:兵士たちは全員地面に倒れ伏していた。
    グレン・ネルス:「うわっなんだあの剣速」
    モーグ・メタラージ:「……なんも見えん」
    藍花:「!」
    イディー:「えぇ!?もう終わったのかい!?」
    シアストリス:「……。」少し前に出て兵士たちの状態を確かめる。
    元兵士の剣闘士:「ぐ、う、ま、まいった……!!」
    実況のコメンタ:「つよおおおおおおおおおおおおい!!」
    元兵士の剣闘士:「…………」兵士たちは全員、傷ついてはいるが致命傷ではない
    モーグ・メタラージ:「……」続く光景は……予想がつく
    元兵士の剣闘士:だが圧倒的な実力差に戦意喪失してしまったようだった
    藍花:「でも……このままじゃ……」
    グレン・ネルス:「目で追えたの最初の2回くらいまでだぞ……あの一瞬で何回斬ったんだ!?」
    元兵士の剣闘士:「お、俺達の負けだ。いいんだよな、戻っても……」
    蛮族:「……せ」
    モーグ・メタラージ:「……チッ」
    蛮族:「殺せ!」
    蛮族:「殺せ! 殺せ! 殺せ!!」
    トラキア:「…………」トラキアは興味なさげに剣を片手に、兵士達を見ている。
    元兵士の剣闘士:「!? ま、待て! もう勝負はついただろう!?」
    蛮族:「殺せ! 殺せ!! 殺せ!! 殺せ!!」
    シアストリス:「…………。」
    実況のコメンタ:「おーっと観客はトドメを望んでいるようだ、どうするチャンピオン!」
    トラキア:「……」トラキアは無表情のまま兵士たちの方へと歩き出す。
    藍花:「ッ!」息を呑む
    元兵士の剣闘士:「お、おい待て! まさか……本気で殺すつもりじゃないだろうな! 人族同士だぞ!」
    モーグ・メタラージ:「……クソがよ」
    トラキア:「……」
    蛮族:「こーろーせ! こーろーせ! こーろーせ! こーろーせ!」
    元兵士の剣闘士:「ま、まて! 俺には故郷に妻と生まれたばかりの子供が!」
    モーグ・メタラージ:いくら覚悟を決めようと、出来ないことは存在する
    元兵士の剣闘士:「お前にも人族としての誇りと慈悲があるなら────」
    トラキア:「誇りと慈悲か」
    トラキア:「どちらもとうに捨てた」
    元兵士の剣闘士:「──────」
    蛮族:「ウオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!」
    グレン・ネルス:「や、やりやがった……!」
    トラキア:トラキアは表情ひとつ変えずに、血の付いた刃をマントで拭った。
    モーグ・メタラージ:「……やる奴だからチャンピオンなんぞになってんだろ」
    藍花:「……。」堪えるように己の腕を掴む
    実況のコメンタ:「勝者、トラキア!」
    シアストリス:翡翠の瞳が死体たちを見ている。
    グレン・ネルス:「そりゃそうだがよ……」
    蛮族:「ウオオオオオオオオオオオオオオオオッ!」
    GM:血に酔った蛮族達の叫びが君達の耳をつんざく
    イディー:「ふぅむ…」
    トラキア:「……」君達に気づいたのか、気づいていないか、トラキアは一瞬だけ観客席を見渡すと
    藍花:びりびりと脳を揺らす音圧に顔を顰めている
    トラキア:そのまま格子扉をくぐり、去っていった。
    実況のコメンタ:「ではしばし休憩時間となります、試合はまだまだ続きますのでお楽しみに!」
    実況のコメンタ:「当競技場は人族の方ならいつでも飛び入り参加も歓迎です!」
    藍花:……この後どうする?と4人へ目線で問う
    実況のコメンタ:「どうぞ、一攫千金を狙ってご挑戦ください!」
    グレン・ネルス:「いや無理だろ。俺が10人いても全滅する」
    モーグ・メタラージ:「100人いても無理だっての、ムコスタ探しに行くぞ」
    イディー:「そうだね。」
    藍花:「うん」
    GM:モーグの言う通り、ムコスタを探したほうがいいだろう。
    GM:君達は一旦、闘技場の控室を探してみることにした
    藍花:「……。」いるかもしれない家族の視線に小さく震え踵を返した
    GM:◆



    剣闘士

    ムコスタ:「……ん?」

    ムコスタ:君達が闘技場の中を探し始めてしばらく
    ムコスタ:向こうに見覚えのある顔が現れた。
    イディー:「お、いたいた」
    ムコスタ:「お、おお! 皆さん!!」
    藍花:「ムコスタ、おはよう」
    モーグ・メタラージ:「おぉ居たいた」
    ムコスタ:「おはようございます! 皆さんお元気なようで何よりです!」
    シアストリス:「生きてる。」
    藍花:「ムコスタも元気そうでよかった」
    イディー:「野暮用を済ませて、君の昇級試験を手伝いに来たよ」
    グレン・ネルス:「どーも、そっちこそ元気そうだな」
    ムコスタ:「ええ、ハイサンゲームまであと少し……って、えっ?」
    ムコスタ:ムコスタがイディーの顔を二度見する。
    イディー:「?」
    ムコスタ:「い、いまなんと……!?」
    イディー:「いや、君の昇級試験を手伝いに…」
    モーグ・メタラージ:「はぁ、テンノロからの依頼だよ」
    シアストリス:「おこった?」
    藍花:「……。」
    ムコスタ:「義兄さんの!?」
    ムコスタ:「お、怒りはしないですが……良いんですか!?」
    ムコスタ:ムコスタは信じられないものを視るような目で君達を見ている。
    モーグ・メタラージ:「テメェが死んだら妹が泣くだろってな……あぁ、そう言ってるぞ」
    グレン・ネルス:「死なれたら寝覚め最悪だからな」
    藍花:「うん、このままムコスタを放っておけない」
    ムコスタ:「な、なんてお礼を言ったらいいか……」ムコスタは感動しやすいたちなのか、目を腕でぐしぐしと拭った。
    藍花:「泣くのは昇級してから」
    ムコスタ:「あ、ありがとうございます!」
    ムコスタ:「で、ですがハイサンゲームに参加するためには一時的にでも剣闘士にならないといけないのですが、大丈夫ですか?」
    イディー:「そこだよ。手続きってどうすんの?」
    グレン・ネルス:「むしろどうやったらなれるのか知りたい」
    モーグ・メタラージ:「まぁ……分かってたことだ、メンドクセェ話だが」
    ムコスタ:「ええ、剣闘士になるのは簡単です。一度でもここで試合をすれば、剣闘士扱いとなります」
    藍花:「そんな感じなんだ……」
    グレン・ネルス:「思ったより雑だな……」
    藍花:「じゃあ辞める時は?」
    ムコスタ:「特に制限はないですね! 戦いたいときに来て戦う、といった感じです」
    モーグ・メタラージ:「ほぉん、いわゆる主人みたいなのも不要なのか」
    グレン・ネルス:「ふーん、なるほど」
    シアストリス:「わかりやすい」
    藍花:「結構自由?なんだね」
    ムコスタ:「ええ。逆に主人がいると僕達剣闘士奴隷はノルマがあります」
    ムコスタ:「ただ、主人が後ろ盾になってくれるから無茶なマッチングをされづらいんですよ」
    イディー:「じゃあ、飛び入りOKだって言ってたし…。弱そうな相手の時に飛び入りしてみるか」
    藍花:「逆に言えば……私たちみたいな浮民は……」
    シアストリス:「もりあげやく」
    グレン・ネルス:「絶対連戦させられるな……」
    ムコスタ:「ええ…………」ムコスタは藍花の言葉に申し訳無さそうに項垂れた。
    ムコスタ:「…………あ、そうだ! 僕の主人のドミナ様に話をしてきます!」
    モーグ・メタラージ:「だろうな、死ぬ前には抜け出さねぇと……お」
    ムコスタ:「僕の昇進試験を手伝ってくれるということであれば、きっとドミナ様も悪いようにはしないはずです」
    ムコスタ:「一時的にでも後ろ盾になってくれるかも!」
    グレン・ネルス:「そりゃ助かる」
    藍花:「私たちも一緒に会えない?」
    シアストリス:「気に入られて出世コース」
    モーグ・メタラージ:「出世したら闘技場の奴隷だっての……」
    ムコスタ:「ええ、ちょっと連れてくるので……」ムコスタはそう言うと、控室の奥に座っているリザードマンを指さした。
    ムコスタ:「あの人のところで登録を済ませておいてください!」
    シアストリス:「リザードマンだ。」
    リザードマン・アルトス:リザードマンである

    藍花:「流石シアちゃん、ちゃんと覚えててエライね」
    ムコスタ:「最初に簡単に実力をみて、それでマッチングを決めるそうです」
    シアストリス:「ん。良い肌つや。」
    ムコスタ:「そうしないと賭けにならないそうで」
    リザードマン・アルトス:ムン、という顔をした。
    モーグ・メタラージ:「おう、わぁった(手ぇ抜くか……?)」
    藍花:「(あんまり目立ちすぎたくはない、よね?)」ヒソヒソ
    グレン・ネルス:「(その辺は向こうの判断に任せるしかねえな)」
    ムコスタ:「じゃ、僕行ってきますんで!」ムコスタは言うが早いか、走り去っていった。
    元兵隊長の剣闘士:「……おい、手を抜こうってんならやめときな」

    シアストリス:「シアストリス。」振り向いた。
    元兵隊長の剣闘士:そして、それと入れ違いのように一人の剣闘士が君達に話しかけてくる。
    元兵隊長の剣闘士:「うおっ」シアの勢いに驚く。
    モーグ・メタラージ:「っと」
    藍花:「な……」
    グレン・ネルス:「ほう、それはなぜに?」
    藍花:「えっと、藍花。よろしく。」
    モーグ・メタラージ:「あぁうん、こいつはほっといてくれ……で、流石にそんなのは向こうもわかってるってことか?」
    元兵隊長の剣闘士:「ちょ、調子狂うな。俺はナナシだ」剣闘士は頭をかくと、グレンに向いた。
    元兵隊長の剣闘士:「ああ、簡単さ、見抜かれた奴がリンチにあってライオンの餌になった」
    イディー:「そりゃイカサマと一緒だもんね」
    藍花:「むむむ……」
    モーグ・メタラージ:「まぁだよな……それ通したら八百長だの賭け操作だのやり放題だわな」
    元兵隊長の剣闘士:「そういうことだ。ここでの賭けはそれなりの収入になるらしくてな」
    グレン・ネルス:「見る奴が見ればわかるってか」
    元兵隊長の剣闘士:「そういうことだ」
    元兵隊長の剣闘士:「だが、お前ら見たとこ奴隷じゃねえようだな。なんでまた剣闘士になろうなんて?」
    グレン・ネルス:「助けたいやつがいる」
    元兵隊長の剣闘士:「!」グレンの言葉に剣闘士はひどく驚いたようだった。「そりゃ、想像もしないセリフだな」
    モーグ・メタラージ:「わざわざ堂々と話すのかよお前……はぁ、まぁだろうよ」
    イディー:「そういう奴なんです」
    モーグ・メタラージ:「アホ、お前も一蓮托生だぞ」
    藍花:「やるからには、勝つ」
    シアストリス:「そういうやつなんです」
    元兵隊長の剣闘士:「ったく、俺達は外で捕まって嫌々やってるのに変わった奴らもいるもんだ」
    正規魔術兵:「そういうやつなんだ」
    元兵隊長の剣闘士:「だが、見たとこそんな実力があるようにも見えんが……」
    リザードマン・アルトス:「おい、そこの浮民共! 登録するならこっちに来い!」
    イディー:「そうだった…登録しないと」
    モーグ・メタラージ:「あぁ」
    モーグ・メタラージ:「ありがとよ、助言くれてな」
    イディー:「まぁ、そこで見ていたまえ、ボクたちの実力をね」
    シアストリス:「闘技場内のレベルがすごく高くて、私たちは全力でやっても端役程度の可能性もある」
    元兵隊長の剣闘士:「へっ、まともなツラした人族を久々に見たからってだけさ。せいぜい長生きしろよ。」
    グレン・ネルス:「ありがとさん。お互いにな」
    藍花:「それは困るな……」シアの言葉に眉を下げる
    リザードマン・アルトス:「ひーふーみーの……お前ら5人でいいのか?」
    イディー:「はい」
    モーグ・メタラージ:「そうだ」
    グレン・ネルス:「おう」
    藍花:「うん」
    リザードマン・アルトス:「わかった、ちょっと待ってろ」
    リザードマン・アルトス:そういうとリザードマンは控室の奥にあるスイッチを押した。
    リザードマン・アルトス:すると…………
    藍花:「おお……?」
    木人くん:突如、ただの木の人形と思われていた人形が、やおら立ち上がった!

    木人くん:「ウオオオオオオオオオッ!!」
    木人くん:そして叫んだ!
    モーグ・メタラージ:「うぉっ、ゴーレムか!?」
    シアストリス:「初めて見た。」
    グレン・ネルス:「なんだこれ!?」
    藍花:「アレを倒せばいいの?」
    リザードマン・アルトス:「この闘技場自体が魔法文明だか魔導機文明だかからあるらしくてな、その遺産の一部ってやつさ」
    イディー:「遺産の…」
    木人くん:「ボクは、木人くん、です! あなた達の実力を、図ります!!」
    モーグ・メタラージ:「滅茶苦茶古いなオイ……うわっ喋った」
    藍花:「喋っ……!?」今日は喋る不思議生物が多い日だ……
    グレン・ネルス:「あ、ここで測定するのね……」
    イディー:「俄然興味がわいてきたな。」
    シアストリス:「ありがとう」
    ホルス:『ワタシは、イディー』
    ホルス:なぜかホルスは偽名で対抗しだした
    藍花:「えっ、そうだったの?」
    イディー:「誰に似たんだが嘘をつくようになってしまった…」
    グレン・ネルス:「鏡誰か持ってるか?」
    ホルス:『ただの、内部的変換ミス』
    モーグ・メタラージ:「どのみち節穴だから意味ねぇだろ、やるぞ!」
    藍花:「わかった」
    リザードマン・アルトス:「よし、じゃあそいつを10秒で破壊してもらおうか!」
    グレン・ネルス:「そうだな!」剣を抜き放つ
    木人くん:「ウオオオオオオオオオッ!!」
    木人くん:木人くんはHP72、防護点8です。
    木人くん:回避、精神抵抗等は行いません
    藍花:かたい……
    イディー:殴りたい放題
    元兵隊長の剣闘士:「…………」剣闘士が見定めるような目で一歩下がる
    リザードマン・アルトス:「よし、じゃあ始めっ!!」

    敵後衛:なし

    ------------------------------

    敵前衛:木人くん
    味方前衛:グレン、藍花

    ------------------------------

    味方後衛:モーグ、イディー、シアストリス

    GM:【冒険者たちの手番!】
    シアストリス:じゃあバフりますか
    藍花:いえい
    モーグ・メタラージ:頼むぜー
    シアストリス:はいこれ、怒涛の攻陣ね
    シアストリス:今日はエンチャントウェポンもつけておきますからね
    木人くん:木人君は種族:魔法生物です
    木人くん:あ、忘れてた。炎弱点です
    木人くん:+3ダメージ
    藍花:よくもえそう
    シアストリス:あと1レベルあればなあ…
    シアストリス:2d+5+0+0 操霊魔法行使
    <BCDice:シアストリス>:SwordWorld2.5 : (2D6+5+0+0) → 5[2,3]+5+0+0 → 10
    シアストリス:怒涛の攻陣とエンチャントウェポンで物理ダメージ+2!
    藍花:ヨシ
    シアストリス:「エンチャント・ウェポン。」杖を翳す。
    元兵隊長の剣闘士:「ほう、操霊魔法か」
    シアストリス:それに宿るのは神威ではなく、整然と並ぶ砂の魔法陣によって形成された呪文。
    砂の神:魔力の媒介たる赤い砂が作り出した魔法陣が、魔術を喚び出す
    シアストリス:翠色の魔力が各々の武器を覆い、それを一層鋭くする。
    木人くん:『ピピピピ……敵戦闘力の向上を確認』
    ホルス:『ピピピピ……味方戦闘力の向上ヲ確認』
    シアストリス:「うむ。」
    イディー:「対抗してる…?」
    モーグ・メタラージ:「何張り合ってんだ」
    ホルス:『マケナイ』
    イディー:「大丈夫、ホルスの方が可愛いよ」
    ホルス:『エヘン』
    モーグ・メタラージ:じゃあ動きます
    藍花:いけー
    GM:カモン!
    モーグ・メタラージ:徹甲矢露払いに黒炎5
    シアストリス:一撃で割り砕いちゃっていいのよ
    藍花:モーグと愉快な有象無象
    モーグ・メタラージ:レッツダメージ
    モーグ・メタラージ:k28[(9+0)]+10+7$+0#1 ダメージ/ブラッドスクイーズ+徹甲矢2H
    <BCDice:モーグ・メタラージ>:SwordWorld2.5 : KeyNo.28c[9]a[+1]+17 → 2D:[1,5]=7 → 6+17 → 23
    GM:マジで一撃で割砕きかねないから困る
    モーグ・メタラージ:くっ、弱点入れて26、しょっぱい!
    木人くん:防護点8引いて弱点3足して18ダメージ!
    イディー:一撃で砕いたらえぐい敵と戦わされるからセーフ
    シアストリス:これから毎日人形を焼こうぜ
    モーグ・メタラージ:「ふぅぅぅ……」ぎりぎりぎり……
    モーグ・メタラージ:ひゅぱんっ!   きゅぼっ!!!
    木人くん:『!!?』
    モーグ・メタラージ:「チッ、芯まで燃えねぇか」
    元兵隊長の剣闘士:「うおッ、魔改造者か!?」
    モーグ・メタラージ:黒炎が木人を炙る!
    藍花:「結構硬いね」
    木人くん:『ピピピピ……貫通は防げたものの、火炎ダメージが深刻』木人に黒い炎が燃え上がる
    ホルス:『金属の方が硬イ』
    グレン・ネルス:「ただの木じゃねえなありゃ」
    シアストリス:「ダークドワーフの魔改造者。見たい人は見たいはず。」
    モーグ・メタラージ:「かてぇ上にタフだ、きっちり伸してこい」
    藍花:殴るか
    木人くん:『ピピピピピ……』よくみると薄っすらと魔力を纏っている。おそらくゴーレムなのだろう
    イディー:「いけーっ!」
    リザードマン・アルトス:「確かにここのダークドワーフは豚ばっかだからな、こりゃ人気がでそうだ」
    藍花:命中判定は振るんだっけ?省略なんだっけ?
    GM:一応振ってくだち!
    藍花:おk
    藍花:熊筋だけ使って
    GM:ピンゾロ以外成功
    藍花:3 2d+12+0 命中力/甲殻鋭爪/竜の鋭爪1H拳
    <BCDice:藍花>:SwordWorld2.5 : #1 (2D6+12+0) → 11[5,6]+12+0 → 23
    #2 (2D6+12+0) → 3[2,1]+12+0 → 15
    #3 (2D6+12+0) → 4[1,3]+12+0 → 16

    藍花:あっぶね
    GM:あぶないが全弾命中!
    シアストリス:ころせー!
    シアストリス:こーろーせ!
    蛮族:こーろーせ!
    藍花:3 k15[(10+0)]+10+4$+0#0 ダメージ/甲殻鋭爪/竜の鋭爪1H拳
    <BCDice:藍花>:SwordWorld2.5 : #1 KeyNo.15c[10]+14 → 2D:[2,3]=5 → 3+14 → 17
    #2 KeyNo.15c[10]+14 → 2D:[2,3]=5 → 3+14 → 17
    #3 KeyNo.15c[10]+14 → 2D:[1,1]=2 → ** → 自動的失敗

    藍花:草
    モーグ・メタラージ:あぁん
    藍花:こっちかあ
    シアストリス:あらまあ
    イディー:oh
    木人くん:18ダメージ!
    藍花:あまり見せたくなかったのかもしれない
    GM:最後の竜の爪を使うのをためらったのかもね
    藍花:「……ッ!」フードのままで床を踏みしめ、そのまま勢いよく木人へ鋭い爪で斬りかかる
    木人くん:ザンッ! その言葉は最後まで読み上げられることなく、爪の斬撃が十字に木人を穿つ
    藍花:「……。」左腕を多少気にしたようにマントを振る。
    シアストリス:「……腕利きのグラップラー。よく当てて、よく避ける。見ごたえはあるはず」
    木人くん:『ピピピ……タンノズ─ウィークリング。赤竜病適合────』
    リザードマン・アルトス:「たしかに……一見弱そうなのも賭けでもうけやすくていいな」
    リザードマン・アルトス:リザードマンはいつのまにかシアの隣に立ってメモをとっている
    イディー:「続くぞ、最後は任せたよ!」
    藍花:トカゲと仲良くなることに定評のある
    イディー:いくぜ!
    イディー:エフェクトバレット、炎!
    イディー:2d+8+0 命中力/デリンジャー1H
    <BCDice:イディー>:SwordWorld2.5 : (2D6+8+0) → 10[6,4]+8+0 → 18
    イディー:k20[10]+9+0 ダメージ
    <BCDice:イディー>:SwordWorld2.5 : KeyNo.20c[10]+9 → 2D:[5,1]=6 → 4+9 → 13
    GM:命中!
    木人くん:13ダメージ!
    木人くん:弱点入って16ダメージ!
    GM:エフェクト効果でさらに+1!
    GM:17ダメージ!
    イディー:BLAM!着弾点から炎が上がる!
    木人くん:『ピガッ!?』
    木人くん:木人の上半身が燃え上がる!
    シアストリス:「ウサギ。ふわふわ。あと銃とか使う」
    リザードマン・アルトス:「急に曖昧になったが、この街だとタビット自体貴重だからな……」
    グレン・ネルス:ではまず斧発射
    グレン・ネルス:2d+9+0 命中力/ハンドアックス1H投
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : (2D6+9+0) → 5[2,3]+9+0 → 14
    グレン・ネルス:k12[(11+0)]+10+4$+0#0 ダメージ/ハンドアックス1H投
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : KeyNo.12c[11]+14 → 2D:[2,6]=8 → 4+14 → 18
    グレン・ネルス:あ、マッスルベアー使ってます
    木人くん:OK、10ダメージ!
    グレン・ネルス:続いて剣
    グレン・ネルス:2d+9+0 命中力/バスタードソード2H
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : (2D6+9+0) → 7[1,6]+9+0 → 16
    グレン・ネルス:k27[(10+0)]+10+4$+0#0 ダメージ/バスタードソード2H
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : KeyNo.27c[10]+14 → 2D:[3,4]=7 → 6+14 → 20
    木人くん:12ダメージ、撃破!
    モーグ・メタラージ:いったぁ
    イディー:ナイスゥ!
    藍花:ありがてぇ
    木人くん:木人の脳天に斧が突き刺さり────
    グレン・ネルス:「木人相手にすんのも久々だな」
    木人くん:『ピガッ……』
    シアストリス:「……魔改造を受けた人族。剣術の冴えだけじゃなくて、隠し玉もある。逆境に強い。」
    グレン・ネルス:「肆の型、大車輪ッ!」遠心力を乗せた一撃が突き刺さる!
    リザードマン・アルトス:「こりゃ正統派だな。隠し玉の胸の花もいい」
    木人くん:『!!!!!』
    木人くん:木人が上下真っ二つに分かたれる!
    グレン・ネルス:「動かないから楽でいいや」残心!
    木人くん:『ピ、ガガガッ……戦闘力……6〜7等級と認定』
    藍花:「ふぅ……」小さく息を吐く。「合格?」
    木人くん:木人が地面に落ちた。
    リザードマン・アルトス:「そこまでっ!」
    モーグ・メタラージ:「……結構ギリだったな、めっちゃタフだろコイツ」
    リザードマン・アルトス:「いや、これは……」
    リザードマン・アルトス:リザードマンは驚いた顔で君達を見ている。
    リザードマン・アルトス:「正直、半壊させるだけでも十分だと思ってたんだが、ここまでとは」
    藍花:「そうなの?」
    リザードマン・アルトス:「ああ、こりゃ尻尾にかけて驚いたな。セルトス様も喜ぶだろう」
    グレン・ネルス:「そうかい」
    シアストリス:「良い尻尾。」
    リザードマン・アルトス:「うむ」
    藍花:「尻尾にかけるんだ」
    リザードマン・アルトス:「早速この後の試合にマッチングする、出られるか?」
    藍花:「私はいける」
    グレン・ネルス:「問題ねえ」
    イディー:「あぁ、早速やるかい。」弾をこめこめ
    シアストリス:「鉄は熱いうちに打つ。」
    モーグ・メタラージ:「おう」
    リザードマン・アルトス:「よしわかった! じゃあ紹介者などは……」



    剣闘奴隷主ドミナ

    ドミナ:「それはアタシだよ!」

    藍花:「わっ」
    ドミナ:君達の背後から大きな女の声が聞こえてきた。
    シアストリス:振り返る。
    モーグ・メタラージ:「うぉっと」
    シアストリス:「シアストリス。」
    ムコスタ:「皆さん! って、わあ! 木人君が!?」
    藍花:「えっと、藍花」
    ドミナ:「はっは、ドミナだよ」
    ムコスタ:「まさか……皆さんが壊しちゃったんですか?」
    藍花:「壊しちゃった」
    イディー:「だって壊せっていうから…」
    藍花:「……グレンが」
    グレン・ネルス:「おい俺に押し付けんな」
    ムコスタ:「すごい……これ、すぐに治っちゃうから生半可な腕だと全然傷つけられないんですよ」
    ドミナ:「ハッハッハ、大したもんだねえ」
    ドミナ:ムコスタに付き添われてきた高級そうな服を着た女シャドウは満足そうに頷いている。
    モーグ・メタラージ:「回復機能付きかよ……」
    ドミナ:「で、話は聞いてるよ。ムコスタのハイサンゲームに協力してくれるんだって?」
    イディー:「そうです」
    シアストリス:「ん。」
    モーグ・メタラージ:「あぁ、そうだ」
    藍花:「ん」そこまで気は乗らなさそう
    グレン・ネルス:「そうだ」
    ドミナ:「そいつは助かるねえ。……ああ、私はドミナといって剣闘士主人をやってる」
    モーグ・メタラージ:「やっぱりか、聞いちゃいた」
    藍花:「名誉蛮族?」
    ドミナ:「ああ、そんなとこさ。昔はここで剣闘士としてならしてね」
    藍花:「すごく強かったって聞いた」
    ドミナ:「まあまあさね。それよりあんた達の方は……あれだろ? いま噂の冒険者って連中だろ?」
    モーグ・メタラージ:「……まぁ隠してもしゃあねぇわな」
    グレン・ネルス:「その冒険者で合ってると思うぜ」
    モーグ・メタラージ:「で、アンタはアンタで折角の剣闘士が使いつぶされる間際ってこったろ」
    ドミナ:「まさにその通りさ、こいつはグレンダールに感謝しないといけないね!」
    藍花:「どうしていきなりハイサンゲームなんて……」
    ドミナ:「どうも、ここの主人のセルトスってやつが、ダーテにおべっかを使うためだって話だがね……」
    イディー:「ふむ…」
    シアストリス:「セルトス」
    藍花:「さっきいた」
    グレン・ネルス:「さっき聞いたな」
    ドミナ:「ああ、この前に試合を見てきたなら見たはずだ、偉そうなケパラウラウラさ」
    藍花:「けぱ、ら?」
    支配人と思しき蛮族:こんな顔したやつ

    モーグ・メタラージ:「まぁ経緯はともあれ、だ」
    支配人と思しき蛮族:蛇の頭をした魔法を使う蛮族だ
    シアストリス:おお。
    イディー:「ケパラウラウラ…」
    モーグ・メタラージ:「そういうわけで、ゲームに関わるために俺らも剣闘士をやらなきゃならねぇ」
    リザードマン・アルトス:(ただしくはケパラマルガウラなんだけどなあ……)
    ドミナ:「ああ、アタシとしちゃあ願ったりかなったりだ」
    ドミナ:「報酬をあげなきゃいけないところだが……見た感じ、カネが一番ってわけでもなさそうだね?」
    シアストリス:「カマかけ?」
    ドミナ:「生意気な子供だね」ニィと笑っている。「ちょっと別方面から情報を聞いてただけさ」
    モーグ・メタラージ:「ハ、流石の立場だな」
    藍花:「……。」ちょっぴり警戒モード
    モーグ・メタラージ:「あぁ、通したい話があるってだけだ、詳しいことは……まぁ後だろ」
    ドミナ:「そうだね、じゃあ報酬だけ提示しておくとしようか」
    グレン・ネルス:「おう」
    ドミナ:「アタシはそれなりの大物をアンタ達に紹介できる」
    ドミナ:「そいつは、蛮族に対してかなりの無茶を通せる立場だ」
    イディー:「ほう」
    モーグ・メタラージ:(……"パール"、か)
    ドミナ:「そいつへの貸しをひとつ。それを何に引き換えるかはそいつと話してもらう。それでどうだい?」
    藍花:「……。」ちらりとモーグを見る
    ドミナ:「カネがいいなら5000ガメル即金でも構わないがね」
    イディー:「いやいや、それっぽっちじゃコネの方が上だね」
    モーグ・メタラージ:「貸しの方で」
    グレン・ネルス:「いや、貸しで構わない」
    ドミナ:「よーし決まりだ!」
    ドミナ:ドミナは手を叩くとニィと笑った。
    ムコスタ:「皆さん、本当にありがとうございます!」
    リザードマン・アルトス:「話は決まったようだな、なら試合を────」
    ドミナ:「待った」
    藍花:「?」
    シアストリス:「?」
    ドミナ:「試合に臨む前に一つだけ忠告させておくれ」
    モーグ・メタラージ:「おう」
    グレン・ネルス:「忠告?」
    ドミナ:「アタシが後ろ盾になる以上、無茶なマッチが組まれることは無い……」
    藍花:「うん」
    ドミナ:「だが、ひとつだけ例外がある」
    モーグ・メタラージ:「……より上からの意向、とかか?」
    ドミナ:「ああ、そいつを含めると2つになるね」ドミナは苦笑いした。
    ドミナ:「人族の試合は普通なら2連戦で終わりだ。だが……」
    藍花:「……。」
    ドミナ:「観客が相手にトドメを刺すことを望んでもそれを拒否した場合、3戦目が例外的にありえる」
    モーグ・メタラージ:「……」さっきの試合を思い出す
    モーグ・メタラージ:「そうかい」
    モーグ・メタラージ:2戦目がどうなるかは、なんとなく想像がついた
    ドミナ:「ルーキー殺しにトラキアを使うなんてことはありえないが、他にもバケモンは山程いる。気をつけるこったね」
    モーグ・メタラージ:「あぁ、十分覚悟するさ」
    シアストリス:「大きな動物退治なら負けてない」
    藍花:「……。」苦虫を嚙み潰したような顔をした
    グレン・ネルス:「……わかった」
    ドミナ:「たとえば四丁拳銃のロンホーに、たまに出稼ぎにくるビストルタ、悪名高い砂の神の神官ヴァゼル……」
    リザードマン・アルトス:「おい、早くしろ!」
    ドミナ:「おっと」
    イディー:「ふむ」
    モーグ・メタラージ:「じゃ、行くか」
    イディー:「まぁ、さっさと2試合終わらせてかえって来よう」
    ドミナ:「ああ、気をつけておくれ。ここで死んだら元も子もないからね」
    藍花:「……。」"ビストルタ"の名に目を伏せ、頷く「わかった」
    元兵隊長の剣闘士:「死ぬなよ。後輩がいきなり死んだらつまらんからな」
    元兵隊長の剣闘士:他の剣闘士が剣で地面を叩いて君達を送り出す。
    シアストリス:「……ヴァゼル。」口の中で単語を転がして、歩き出した。
    元兵隊長の剣闘士:どうやらそれがここでの励ましの流儀らしかった。
    グレン・ネルス:「当然。じゃ、行ってくるぜ」
    GM:◆◆◆



    闘技場−1戦目

    GM:金属製の格子扉がゆっくりと開くと、広がるのは圧倒的な光景だった。
    GM:目の前には巨大な円形の闘技場が広がり、その周囲を取り囲むようにして数千もの観客席が広がっている。
    赤い砂嵐が覆う空の下、熱狂的な観衆の歓声と怒号が闘技場全体を包み込むように響いていた。

    GM:下級蛮族がひしめく観客席の上層には、ガラスで覆われた上位蛮族用の観客席。
    セルトス:そこには先程セルトスと呼ばれた蛇頭の上位蛮族が君達のことを、文字通り得物を見定める蛇の目で睨め回していた。
    シアストリス:「……」空を眺めている。
    イディー:「まさか闘技場で戦う日が来るとはね」
    モーグ・メタラージ:「まったくだ」
    グレン・ネルス:「さて、どんなのが相手かね」
    藍花:「……。」フードを被ったまま観客席をざっと見つつ歩みを進める
    実況のコメンタ:「今日はなんと、素晴らしい新人が来てくれました!」

    実況のコメンタ:アリーナの中央、着飾った女性リザードマンの声が響く。
    実況のコメンタ:「なんとなーんと、いま砦を騒がせている冒険者ご一行!」
    蛮族:「コロセー!コロセー!」
    蛮族:「殺せ!殺せ!殺せ!」
    シアストリス:「照れる。」表情は変わらない。
    実況のコメンタ:「あのオダー派コレトーを倒し、牢獄のリヴァルに煮え湯を飲ませたという台風の目、いわば人族の希望!」
    イディー:「筒抜けじゃん」
    実況のコメンタ:「ですが悪いのは彼らにやられた弱かった連中!
    公正な賭けのためにも彼らに理不尽を強いたりは致しません!皆様は安心してこの生意気なルーキーにお賭け下さい!」

    蛮族:「殺せ!殺せ!殺せ!」
    グレン・ネルス:「予想以上に有名になってんのな」
    藍花:「ある意味人気者?」
    藍花:居心地が悪そうだ
    モーグ・メタラージ:「そりゃコレトーのときは隠れもしなかったしな……」
    モーグ・メタラージ:「どっちも生きてるしよ」
    GM:蛮族には「やられたやつが悪い」という価値観があり、敵討ちといった考えに乏しい。それは君達にとっては地獄に仏ではあるようだった
    コボルト:「あ、あ、あのっ、この腕輪を、おねがいしますっ」
    シアストリス:「コボルトだ。」
    藍花:「何?腕輪?」
    グレン・ネルス:「腕輪?」
    コボルト:ガチガチと緊張に歯を鳴らしながら、コボルトが君達に腕輪をわたしてくる
    コボルト:奇妙な魔導機の腕輪だ。
    コボルト:「さ、さんかしゃのひとにつけるアンテナです!闘技場の中をワープさせたり、ギミックの対象とするのに使います!」
    モーグ・メタラージ:「げ、そういうのもあんのか」
    藍花:「すごい機能だね」
    イディー:「ふーん」
    GM:観察するならマギテック+知力か見識判定目標13
    藍花:2d6
    <BCDice:藍花>:SwordWorld2.5 : (2D6) → 7[3,4] → 7
    グレン・ネルス:2d6
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : (2D6) → 7[2,5] → 7
    モーグ・メタラージ:2d6
    <BCDice:モーグ・メタラージ>:SwordWorld2.5 : (2D6) → 12[6,6] → 12
    イディー:失敗したらアナライズしたろ
    藍花:!?
    GM:ウオッ
    モーグ・メタラージ:わかりました
    シアストリス:2d+3+3 セージ知識
    <BCDice:シアストリス>:SwordWorld2.5 : (2D6+3+3) → 8[3,5]+3+3 → 14
    グレン・ネルス:ワオ
    イディー:モーグ!
    シアストリス:さすがダークドワーフ
    イディー:2d+8+0+0 魔動機術行使
    <BCDice:イディー>:SwordWorld2.5 : (2D6+8+0+0) → 7[6,1]+8+0+0 → 15
    藍花:さすダークドワーフ
    グレン・ネルス:腕輪だなあと思いました
    シアストリス:シアとイディーがミスったらどうしようかと
    藍花:腕輪だなあと思いました
    GM:ではモーグ、シア、イディーはこれが偉大なる遺産と同じ技術系統で作られたものだと分かりました
    イディー:「参加証?もらえるのかなこれは?」
    GM:さらにモーグは、中に彫り込まれた魔導機文明文字……に気づいたがモーグは魔導機文明文字が読めない!
    モーグ・メタラージ:「……」腕輪を観察してから、ちらりとイディー、そしてシアの腕輪を見やる
    コボルト:「あっ、あっ、おわったらかえしてくださいね!」
    イディー:「ちぇ〜」
    モーグ・メタラージ:「イディー」耳打ち
    シアストリス:「高そうなのに」
    コボルト:「おねがいします〜、きちょうひんなんです〜」
    イディー:「ふむ?」
    モーグ・メタラージ:「内部に文字が彫り込まれてる、が、読めん」
    イディー:「…ほう!よく気づいたね」
    イディー:読む読む
    GM:『デンデラの駿馬・子機』と彫られている。
    藍花:ほほー
    イディー:「デンデラの駿馬・子機…と書いてある。」
    藍花:「でんでら?誰?」腕輪に向けていた視線をイディー達へ向ける
    モーグ・メタラージ:「駿馬……さっき転送っつってたよな」
    シアストリス:「子。じゃあ親もいる」
    モーグ・メタラージ:「……まさか、テレポーターなのかこりゃ」
    イディー:「どうかな、もっとすごい機能もあるかも。」
    GM:君達の思考は歓声で遮られた
    実況のコメンタ:「さあ、ではこの命知らずの冒険者たち、それを迎え撃つ戦士の登場だ!」
    モーグ・メタラージ:「っと、長々と分析はしてられねぇな」
    イディー:「おそらく親機はこの闘技場の全部を制御するようなものなのかもしれないね」
    藍花:「……。」緊張の面持ち
    イディー:「うるさいなぁ!今考えごとしてるのに!」
    実況のコメンタ:「魔神召喚を務めますのはご存知この男!」
    実況のコメンタ:「奴隷農場で魔神を大量に放逐し多数の浮民を殺した農場営業妨害罪で闘技場で10年の労働奉仕刑を言い渡された悲劇のデーモンマスター! ウィブーペローン!」
    闘技場の魔神使い:「ヒィーハハハァー! どうもどうも!!」

    蛮族:「代われーっ! 死ねーっ!!」
    グレン・ネルス:「あれをやりゃあいいのか?」
    藍花:「一人?」
    モーグ・メタラージ:「いや、今の紹介からして」
    闘技場の魔神使い:君達の正面に、派手な格好をした魔神使いが出てくる。
    闘技場の魔神使い:おそらくマノガリュ系列の蛮族だろうが、分析に意味はないだろう
    実況のコメンタ:「冒険者の方々、ムカつく顔をしていますがあれを殴ってはいけませんよ!」
    イディー:「ダメだって」
    グレン・ネルス:「あ、ダメなんだ」
    シアストリス:「チカチカした衣装。」
    実況のコメンタ:「あなた達の相手は彼の召喚する魔神たちです!」
    闘技場の魔神使い:「ムカつく顔とはご挨拶ですねェーッ!」
    蛮族:「ムカつく顔だろうが!」「死ねーっ!!」
    闘技場の魔神使い:「さて、では……」
    闘技場の魔神使い:魔神使いが念をこめると……
    アガル:「グオオオオオオオオオオオオオオッ!!!」
    アガル:中型魔神が三体、アリーナに現れた!

    藍花:「!」素早く周囲を状況確認
    イディー:「うわっ!?」
    モーグ・メタラージ:「……!」
    アガル:「シィイイイ……ハァアアアア……」
    アガル:「肉、食わせろォ……」
    シアストリス:「……魔神。」
    アガル:魔神が舌なめずりをしながら君達を見やる。
    グレン・ネルス:「いきなり戦列無視してきやがったぞ」
    GM:魔物知識判定12/15
    藍花:2d6
    <BCDice:藍花>:SwordWorld2.5 : (2D6) → 8[4,4] → 8
    グレン・ネルス:2d6
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : (2D6) → 8[2,6] → 8
    シアストリス:2d+3+3 セージ知識
    <BCDice:シアストリス>:SwordWorld2.5 : (2D6+3+3) → 3[2,1]+3+3 → 9
    イディー:2d+3+3 セージ知識
    <BCDice:イディー>:SwordWorld2.5 : (2D6+3+3) → 2[1,1]+3+3 → 8
    モーグ・メタラージ:2d6
    <BCDice:モーグ・メタラージ>:SwordWorld2.5 : (2D6) → 10[4,6] → 10
    イディー:ねりねり
    藍花:ファッ
    GM:なにもわからなかった
    シアストリス:良く見えませーん
    モーグ・メタラージ:二人とも!?
    GM:推定魔神です
    シアストリス:まあギリゴブリンではない
    シアストリス:それでいいじゃないか
    GM:あいつらが魔神って言ってるからには魔神なんだろ、たぶん
    シアストリス:いつでもなんでもうまくいくんじゃつまらないだろ?
    イディー:「魔神使いが出してくるんだから魔神だろう」
    藍花:「とりあえず殴れば倒せる、それだけわかれば問題ない」
    蛮族:「ウオオオオオオオオオッ! コロセーコロセー!!」
    モーグ・メタラージ:「……おい待て何だ今の発言!?しっかり見ろ……ああくそ!」
    蛮族:魔神の登場に蛮族達が興奮の声をあげる
    モーグ・メタラージ:弓を構える
    シアストリス:「一回殴って出血したら倒せる。」
    実況のコメンタ:「そしてぇ! この闘技場、魔導機文明時代にはスポーツ施設として作られたものらしいですが、我々はそんな退屈なことには使いません!」
    実況のコメンタ:「マヌケな人族の作った仕組みを200%活かして、最高のエンターテインメントをお見せしましょう! スイッチ、オン!」
    コボルト:「は、はい〜」
    GM:全員、1D3を振ってください
    藍花:1d3
    <BCDice:藍花>:SwordWorld2.5 : (1D3) → 3
    グレン・ネルス:1d3
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : (1D3) → 2
    イディー:1d3
    <BCDice:イディー>:SwordWorld2.5 : (1D3) → 3
    モーグ・メタラージ:あっ戦列シャッフルされそう
    モーグ・メタラージ:1d3
    <BCDice:モーグ・メタラージ>:SwordWorld2.5 : (1D3) → 2
    シアストリス:1d3
    <BCDice:シアストリス>:SwordWorld2.5 : (1D3) → 2
    藍花:3と2がたくさんや
    GM:1なら敵軍後方、2なら両軍前陣、3なら自軍後方スタートです。
    モーグ・メタラージ:やっぱりなぁ!
    シアストリス:ぎゃー!
    GM:君達の身体が光につつまれ……突如ワープする!
    藍花:「えっ」シュン
    モーグ・メタラージ:「う、ぉっ!?」
    イディー:「ウワーッ!?」
    シアストリス:「あ」
    イディー:「って、移動してないじゃないか!」
    実況のコメンタ:「今回の戦闘ギミックは〜……ランダムポジションバトル!!」
    モーグ・メタラージ:「っ」ばっ!周囲を確認
    グレン・ネルス:「ちょっと横にずれたな……」
    実況のコメンタ:「さあ、日頃のチームワークを打ち崩された冒険者たちは果たして生き残ることができるのか!」
    藍花:「あ、れ、シアちゃんの背中が見える……?」
    闘技場の魔神使い:「ウーム、あまりいい配置ではありませんねえ、まあいいでしょう!」
    モーグ・メタラージ:「クソがよ!とにかく近場の奴やれ!」
    シアストリス:「魔神使いが大きくなった」
    イディー:「藍花君、シア君を助けに行くために目の前の敵を殴り殺すんだ!」
    GM:さあ、先制判定13!
    モーグ・メタラージ:2d+5+2 スカウト運動
    <BCDice:モーグ・メタラージ>:SwordWorld2.5 : (2D6+5+2) → 7[4,3]+5+2 → 14
    シアストリス:2d+3+3+1 ウォーリーダー先制(知)
    <BCDice:シアストリス>:SwordWorld2.5 : (2D6+3+3+1) → 4[1,3]+3+3+1 → 11
    藍花:2d6
    <BCDice:藍花>:SwordWorld2.5 : (2D6) → 7[4,3] → 7
    イディー:2d6
    <BCDice:イディー>:SwordWorld2.5 : (2D6) → 8[4,4] → 8
    グレン・ネルス:2d+4+2 スカウト運動
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : (2D6+4+2) → 4[3,1]+4+2 → 10
    GM:モーグが先制ダッシュ!
    イディー:ナイスゥ!

    敵後衛:アガルA

    ------------------------------

    敵前衛:アガルB
    味方前衛:モーグ、シアストリス、グレン

    ------------------------------

    敵最前衛:アガルC
    味方後衛:藍花、イディー

    藍花:「わかった、イディー」拳を構える
    蛮族:「こーろーせ! こーろーせ! こーろーせ! こーろーせ!」
    実況のコメンタ:「さあ、始めましょう。それでは……試合開始!」
    闘技場の魔神使い:「ヒャハハハァーーッ! やってしまいなさい、アガルたち!!」
    アガル:「シィイイイ……!!」魔神たちはワープさせられ狼狽する君達に構わず攻撃をしかけようとする
    GM:【戦闘開始】
    藍花:魔神だということを考えるとシアが真っ先に後衛引っ込んでもいいっちゃいい……?
    シアストリス:どうせセイポンできないなら初動のシアは大したことで着ないもんな
    GM:あ、全部乱戦形成状態でスタートでお願いします
    シアストリス:ぎゃー!
    藍花:ぎゃー
    GM:といっても前線は帰れるか
    GM:両軍前線は1部位にたいして3人だからひとりまでは帰れるね
    藍花:ああ、3倍以上いるから
    モーグ・メタラージ:移動したターンは魔法使えないのには注意やね
    シアストリス:こんな前線に居られるか!私はもう帰るぞ!
    シアストリス:鼓砲だけ撃っとくか
    シアストリス:捨て台詞のように
    藍花:草
    シアストリス:怒涛の攻陣!覚えとけー!
    ホルス:『乱戦状況、警戒して、ミンナ』
    藍花:「シアちゃん、こっち!」
    シアストリス:「ん。」ぱたぱた後方に戻りだす。
    シアストリス:走り行くシアのすぐ後ろから砂が巻き上がり、戦場を支配下に置こうと躍り出した。
    イディー:「とはいえ、こっちも危ないんだよねぇ」
    藍花:「なら何とかする」
    実況のコメンタ:「おーっと、軍師らしき少女が後方へ下がる! やはり非戦闘員なのか!」
    蛮族:「卑怯だぞー! 前に出ろー! 戦えーっ!!」
    蛮族:観客たちが無責任なヤジを飛ばす
    セルトス:「フム、あの砂……」
    シアストリス:「もっといいものが見れる。」一番声を張り上げた蛮族を、正確に見据えた。
    蛮族:「っ!?」
    蛮族:「い、いまアイツこっちを見た……?」「いや俺を見たんだ」「俺だ!」
    シアストリス:「ちょっと静かになった。」満足げだ。
    実況のコメンタ:「さあ、だが引くばかりだとジリ貧になるぞ! どうする冒険者たち!」
    藍花:アイドルかな
    藍花:ってことで殴りにいきたい
    グレン・ネルス:完璧で究極の神官だ
    藍花:では殴ります
    GM:カモン!
    藍花:猫目筋熊→後衛のアガルに3連撃
    藍花:3 2d+12+1 命中力/甲殻鋭爪/竜の鋭爪1H拳
    <BCDice:藍花>:SwordWorld2.5 : #1 (2D6+12+1) → 8[4,4]+12+1 → 21
    #2 (2D6+12+1) → 5[4,1]+12+1 → 18
    #3 (2D6+12+1) → 6[3,3]+12+1 → 19

    藍花:さて回避いくつだ?
    闘技場の魔神使い:◯全エリアの味方魔神の命中・回避を+2する。
    ◯毎ターン、召異魔法(Lv6)を使い仲間を援護する。
     ただし、魔神を強化する魔法のみ。
    ◯彼に攻撃した場合失格となる

    アガル:回避14+2=16,全弾命中!
    藍花:3 k15[(10+0)]+10+3$+0#0 ダメージ/甲殻鋭爪/竜の鋭爪1H拳
    <BCDice:藍花>:SwordWorld2.5 : #1 KeyNo.15c[10]+13 → 2D:[2,1]=3 → 1+13 → 14
    #2 KeyNo.15c[10]+13 → 2D:[4,1]=5 → 3+13 → 16
    #3 KeyNo.15c[10]+13 → 2D:[6,5 2,4]=11,6 → 7,4+13 → 1回転 → 24

    シアストリス:バニッシュは攻撃じゃなくてただの魔法でぇ…
    イディー:まわしていくぅ!
    モーグ・メタラージ:その数値ならモーグも当たるな、ヨシ
    アガル:c(14+16+24-15)
    <BCDice:アガル>:DiceBot : c(14+16+24-15) → 39
    アガル:39ダメージ!
    シアストリス:安全地帯までもう一歩だぜーっ
    藍花:バサリとマントを広げれば、その両腕は鮮烈な赤と青!
    セルトス:「!!!」
    蛮族:「あ、ありゃあ……!?」
    藍花:「そこを……ど、けぇっ!」爪を構え、そのまま目の前の魔神へと斬りかかる!
    蛮族:「タンノズのウィークリングだ!」「そっちじゃねえ!」「赤竜適合者だ!?」
    アガル:「グギャギャギャギャ!? アギャッ!?」
    アガル:鋭い爪の乱撃、魔神の紫の血液が空中に散る
    藍花:「……思ったよりしぶといな」爪を払えばさらなる紫が戦場を彩る
    実況のコメンタ:「おおーーっと! 藍花選手の痛烈な乱撃が魔神を切り裂く!」
    イディー:「なぁに、そこまで弱らせてくれればあとは何とでもなるさ」
    実況のコメンタ:「これは今までの戦歴もあながちフカシではないようだ!」
    蛮族:「こーろーせ! こーろーせ!」
    モーグ・メタラージ:「チッ、後ろのはトドメ任すぞ」
    藍花:「……。」ゾクリと走るこの感覚は恐怖か、高揚か……
    ホルス:『レディ』
    イディー:というわけで後衛を安全にするぞ
    GM:カモン!
    シアストリス:ゼロ距離射撃!
    イディー:キャッツ、タゲサ、ロックオン!クリバレ!
    イディー:2d+8+3 命中力/デリンジャー1H
    <BCDice:イディー>:SwordWorld2.5 : (2D6+8+3) → 10[6,4]+8+3 → 21
    GM:命中!
    イディー:k20[9]+9+0 ダメージ
    <BCDice:イディー>:SwordWorld2.5 : KeyNo.20c[9]+9 → 2D:[3,3]=6 → 4+9 → 13
    GM:撃破!
    シアストリス:ありがたーい!
    藍花:39+13なので40以上52以下ではありそう、ということがわかった
    グレン・ネルス:「後ろはなんとかなったか、行くぞモーグ」
    モーグ・メタラージ:「おう」
    イディー:「あとは前だけだ!がんばれー!」
    アガル:「ギャ……ガァッ……!!」銃弾がアガルの急所を貫き、その体を灰に変えていく
    藍花:「前にモーグがいるのちょっと新鮮な気分」
    実況のコメンタ:「クリーンヒットォ! あっという間に魔神一体を仕留めてみせたァ!」
    実況のコメンタ:「あのウサギ、イケメンなだけじゃないぞォ!」
    蛮族:「えっ」「イケメン……?」
    イディー:「どうもどうも」観客席に手を振ってアピール
    モーグ・メタラージ:「クソがよ、とっとと前出てこいよな!」
    藍花:「イディーってイケメンなんだ、どちらかといえばカワイイなのかと思ってた」
    蛮族:「死ねー!」「ウサギ野郎ガーッ!」「パイにしてやろうか!!」
    イディー:「ひえっ」
    モーグ・メタラージ:では撃ちます
    GM:カモン!
    モーグ・メタラージ:前線アガルに徹甲矢露払い、命中17
    GM:命中!
    シアストリス:「あまり運動しないからきっと柔らかいおにく。」
    モーグ・メタラージ:黒炎5!
    モーグ・メタラージ:k28[(9+0)]+10+7$+0#1 ダメージ/ブラッドスクイーズ+徹甲矢2H
    <BCDice:モーグ・メタラージ>:SwordWorld2.5 : KeyNo.28c[9]a[+1]+17 → 2D:[3,2]=6 → 6+17 → 23
    アガル:18ダメージ!
    モーグ・メタラージ:ぐぬー回らん!
    モーグ・メタラージ:「チッ、とっとと倒れろや!」ひゅぱんっ!
    モーグ・メタラージ:トッ   ひゅごぅっ!
    アガル:「ギャウッ!?」
    アガル:アガルに突き刺さった矢から炎が吹き出す!
    実況のコメンタ:「おお、あれはあの豚たちは使えない黒炎だ! この街にいて初めて見たぞォーッ!」
    モーグ・メタラージ:「あぁっクソ、勝手が違う!」
    闘技場の魔神使い:「チィッ、こいつら戦い慣れてやがる! どうして射手が前衛戦闘に対応できるんだ!」
    モーグ・メタラージ:「うるせぇ!ムカつく面しやがって!」
    闘技場の魔神使い:「なんだとぉ!?」
    グレン・ネルス:では前線のアガルを殴る!
    シアストリス:いけー!
    グレン・ネルス:キャッツマッスル
    GM:カモン!
    シアストリス:唯一といっても良い剣闘士ー!
    グレン・ネルス:まずは斧
    グレン・ネルス:2d+9+2 命中力/ハンドアックス1H投
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : (2D6+9+2) → 9[4,5]+9+2 → 20
    GM:命中!
    グレン・ネルス:k12[(11+0)]+10+3$+0#0 ダメージ/ハンドアックス1H投
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : KeyNo.12c[11]+13 → 2D:[3,3]=6 → 3+13 → 16
    アガル:11ダメージ!
    グレン・ネルス:続いて剣
    グレン・ネルス:2d+9+2 命中力/バスタードソード2H
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : (2D6+9+2) → 9[3,6]+9+2 → 20
    アガル:命中!
    グレン・ネルス:k27[(10+0)]+10+3$+0#0 ダメージ/バスタードソード2H
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : KeyNo.27c[10]+13 → 2D:[1,2]=3 → 2+13 → 15
    アガル:10ダメージ!
    グレン・ネルス:合計で今何点だ……?
    GM:39点だね
    藍花:じゃああと残り1〜13だな
    グレン・ネルス:変転切れば倒せそうだが
    イディー:次もあるからのう
    モーグ・メタラージ:流石にね
    グレン・ネルス:とっとくか、モーグは頑張って生きてくれ!
    シアストリス:切り傷くらいならシアが絆創膏貼るから
    グレン・ネルス:「陸の型、叢雲斬りッ!」アガルの身体を深々と裂く!
    アガル:「ギャウッ!?」矢がアガルに突き刺さり、さらに斬撃が切り裂く!
    実況のコメンタ:「おっとォーーーッ!? 今のはなんだ!? 胸から斧が飛び出たように見えたが!」
    グレン・ネルス:「ちっ! 倒れねえか! 来るぞモーグ!」
    シアストリス:「話題性、じゅうぶん。」
    蛮族:「見えたぞ! あいつアルボルだ!」「いやメリアだろ!」「バケモノだ!」
    藍花:(人間なんだけどな……)
    モーグ・メタラージ:「あぁっクソ!面倒な仕掛けだなぁオイ!」
    闘技場の魔神使い:「ヒヒィ、驚きはしましたが二体残ったなら十分です! いきなさいアガル!」
    闘技場の魔神使い:◯毎ターン、召異魔法(Lv6)を使い仲間を援護する。
     ただし、魔神を強化する魔法のみ。

    闘技場の魔神使い:マイティデーモンを使用
    闘技場の魔神使い:アガルの与ダメージ+3
    アガル:?多足突き&双撃
    異なる脚で2回まで攻撃を行います。
    2回目の攻撃を行った場合、リスクとして回避力・精神抵抗力判定にー2のペナルティを受けます。

    モーグ・メタラージ:ウワーッ
    アガル:グレンとモーグに攻撃!
    藍花:ひえー
    アガル:命中16、回避どうぞ!
    モーグ・メタラージ:2d6
    <BCDice:モーグ・メタラージ>:SwordWorld2.5 : (2D6) → 8[2,6] → 8
    グレン・ネルス:2d+10+0 回避力
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : (2D6+10+0) → 9[3,6]+10+0 → 19
    モーグ・メタラージ:グワーッ
    アガル:2d6+7+3
    <BCDice:アガル>:DiceBot : (2D6+7+3) → 9[5,4]+7+3 → 19
    アガル:2d6+7+3
    <BCDice:アガル>:DiceBot : (2D6+7+3) → 8[6,2]+7+3 → 18
    アガル:間違えた!前者だけ! モーグに!
    モーグ・メタラージ:防護4で15点、いてぇ!残り14!
    闘技場の魔神使い:「殺しなさい!」
    アガル:「シャアアーーーーッ!」
    グレン・ネルス:「捌の型、黄昏の帳……!」自分への攻撃はいなす、だが……!
    アガル:アガルが鞭のような腕をモーグとグレンに振るう!
    モーグ・メタラージ:「チィッ……!」
    藍花:「ッ、モーグ!」
    モーグ・メタラージ:咄嗟に腕をクロスさせガードするも……「が、はっ……!」
    闘技場の魔神使い:「もう一体いますよォ!」
    モーグ・メタラージ:盛大に吹き飛ばされる!
    アガル:?多足突き&双撃
    異なる脚で2回まで攻撃を行います。
    2回目の攻撃を行った場合、リスクとして回避力・精神抵抗力判定にー2のペナルティを受けます。

    シアストリス:かわせ、モーグ!
    アガル:再びグレンとモーグに攻撃!
    モーグ・メタラージ:ウワーッマジで死ぬ!
    アガル:命中16!回避どうぞ!
    グレン・ネルス:2d+10+0 回避力
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : (2D6+10+0) → 4[3,1]+10+0 → 14
    モーグ・メタラージ:2d6
    <BCDice:モーグ・メタラージ>:SwordWorld2.5 : (2D6) → 9[6,3] → 9
    アガル:2 2d6+7+3
    <BCDice:アガル>:DiceBot : #1 (2D6+7+3) → 10[6,4]+7+3 → 20
    #2 (2D6+7+3) → 7[3,4]+7+3 → 17

    グレン・ネルス:いってえ!
    イディー:グレンモーグ!
    アガル:グレンに20!モーグに17!
    モーグ・メタラージ:13点!残り1!
    グレン・ネルス:17ダメージ!
    イディー:どっこい生きてる
    シアストリス:シャツの〜中〜
    藍花:生きてるのすげぇ
    アガル:「「シャアアーーーーッ!!」」
    アガル:二体のアガルが鞭めいた腕で暴れまわる!
    蛮族:「ウオオオオオオオオオオオオッ!!」
    モーグ・メタラージ:「ぐ……」よろよろと立ち上がり……「ぐぁぁっ!!!」
    実況のコメンタ:「これは苛烈ーッ! 冒険者たちもここまでか!?」
    モーグ・メタラージ:「クソ、が……奥に居たら、死んでたな……」
    実況のコメンタ:「……いや、倒れない! 倒れていない! 冒険者たちしぶといーっ!」
    グレン・ネルス:「くっ……モーグ平気か!?」
    イディー:「まずいぞ…」
    シアストリス:翡翠の瞳が幾度か瞬き、生と死の境を見抜く。「生きてはいる。」
    藍花:「シアちゃん、回復いける?」
    蛮族:「死ねーっ! はやく死ねーっ!」「戦えーっ! お前らにいくら賭けてると思ってんだーっ!!」
    シアストリス:「ん。」
    イディー:「なんとまぁ、しぶといことだ。生きてるということはシア君が助けられるな」
    モーグ・メタラージ:(とは、いえ……残りは死にかけ1に、万全1)
    闘技場の魔神使い:「あの射手、思ったよりもしぶとい……だがそれ以上にあの剣士厄介ですねえ、効いた気配がない」
    モーグ・メタラージ:「べっ……いいから、とっとと潰すぞ」
    グレン・ネルス:「おう」
    藍花:「すぐそっちに合流する」
    闘技場の魔神使い:「ええい、トドメを刺せ! アガル!!」
    GM:【冒険者たちの手番】
    シアストリス:グレンもガッツリ瀕死じゃねーか
    グレン・ネルス:ん? 34あるぜまだ
    GM:グレン1発目かわしてるはず
    GM:3になっとる!
    モーグ・メタラージ:3に見えてるな、数値反映の問題で
    シアストリス:何かの間違いだろうとは思ってたけども
    モーグ・メタラージ:今直った
    藍花:たぶん自分以外が3に見える奴だな 前に自分もあった
    グレン・ネルス:たまにあるよね
    シアストリス:よかったまだ軽傷で 一応キュアハ撃つけど
    イディー:34に見える
    シアストリス:あんたたちまた服汚してきてー!
    シアストリス:そればっかじゃないの毎日毎日!
    GM:蛮族達の怒号と歓声が地響きのようだ!
    イディー:ごめんよかーちゃん!
    シアストリス:グレンとモーグにキュアハートだ
    藍花:プリティでキュアキュア!
    シアストリス:怒涛の攻陣?:旋風いる?
    シアストリス:物理ダメージ押しの方がいい?
    グレン・ネルス:ちょっと待ってね……今相手の回避-2だから……
    イディー:物理でいいんじゃないか?
    モーグ・メタラージ:換えなくてよさげ
    シアストリス:じゃあ?のままキュアハートだ
    グレン・ネルス:出目3じゃなきゃ当たるな
    シアストリス:2d+8+0+0 神聖魔法行使
    <BCDice:シアストリス>:SwordWorld2.5 : (2D6+8+0+0) → 5[2,3]+8+0+0 → 13
    シアストリス:k30[13]+8+0+0 回復量/神聖魔法
    <BCDice:シアストリス>:SwordWorld2.5 : KeyNo.30+8 → 2D:[4,3]=7 → 7+8 → 15
    シアストリス:粗回復ですが…
    モーグ・メタラージ:1>16
    グレン・ネルス:助かる〜
    グレン・ネルス:49まで回復
    グレン・ネルス:シア>グレンで死にかけ倒してランファに上がって来てもらって、ダメージ次第ではモーグは後ろに下げよう
    藍花:良いと思う シアじゃなくてイディーな気はするけど
    シアストリス:サンドパンチ!
    モーグ・メタラージ:下がったターンは打てないから頑張ってね
    砂の神:空から赤い砂が流れ込み、グレンとモーグを包む。
    イディー:さすがに死にかけは殺せるはず
    グレン・ネルス:イディーだった、練り上げていけ
    シアストリス:「”栄えよ”」
    実況のコメンタ:「おおっと、理屈はわからないが前衛二人の傷が癒えていくぞ!」
    シアストリス:「操霊魔術です」
    蛮族:「なんだありゃ、神聖魔法か?」「人族ってことは第一の神の神聖魔法か、生意気な!」
    モーグ・メタラージ:「か、はぁぁ……言ってろ、さっさとやるぞ」
    蛮族:「操霊魔法だって」「ならいいか」
    イディー:では死にかけに銃撃だ!タゲサ、ロックオン、クリバレ
    セルトス:「やはり……砂の神の」
    ホルス:『レディ』
    イディー:2d+8+3 命中力/デリンジャー1H
    <BCDice:イディー>:SwordWorld2.5 : (2D6+8+3) → 9[6,3]+8+3 → 20
    イディー:k20[9]+9+0 ダメージ
    <BCDice:イディー>:SwordWorld2.5 : KeyNo.20c[9]+9 → 2D:[3,1]=4 → 2+9 → 11
    藍花:さてどうだ?
    アガル:撃破!
    イディー:っしゃぁ!
    シアストリス:さすがイディー!
    藍花:ってことは体力は50くらいか
    イディー:「下がっていたまえ、死にかけはボクが仕留める!」BLAM!
    アガル:「ギャウッ!!?」アガルが倒れ、紫の血に沈んで溶ける
    闘技場の魔神使い:「なっ!? クソッ!」
    グレン・ネルス:「ナイスだ、残るは一体!」
    イディー:「よし、あとは藍花君とグレン君でなんとかなるだろう」
    実況のコメンタ:「二体目撃破ァーッ! 冒険者たち、優位をとった!」
    藍花:はしっていってぶん殴る!
    蛮族:「ふざけんな死ねーっ!」「いいぞー!そのままやれー!!」
    セルトス:「おい、ヴァゼルに声をかけておけ。3戦目があるようなら出すように」
    藍花:3 2d+12+1 命中力/甲殻鋭爪/竜の鋭爪1H拳
    <BCDice:藍花>:SwordWorld2.5 : #1 (2D6+12+1) → 10[6,4]+12+1 → 23
    #2 (2D6+12+1) → 9[6,3]+12+1 → 22
    #3 (2D6+12+1) → 9[3,6]+12+1 → 22

    GM:全弾命中!
    藍花:3 k15[(10+0)]+10+3$+0#0 ダメージ/甲殻鋭爪/竜の鋭爪1H拳
    <BCDice:藍花>:SwordWorld2.5 : #1 KeyNo.15c[10]+13 → 2D:[6,3]=9 → 5+13 → 18
    #2 KeyNo.15c[10]+13 → 2D:[5,5 2,2]=10,4 → 6,2+13 → 1回転 → 21
    #3 KeyNo.15c[10]+13 → 2D:[2,1]=3 → 1+13 → 14

    イディー:すごいパワを感じる
    アガル:c(18+21+14-15)
    <BCDice:アガル>:DiceBot : c(18+21+14-15) → 38
    アガル:38ダメージ!
    シアストリス:どうですか帰りたくなってきませんか
    アガル:まだいけますね
    モーグ・メタラージ:これはグレンでやれるやろ
    シアストリス:カス魔神が…!
    グレン・ネルス:では殴ります
    実況のコメンタ:「痛烈ーっ!! 万全状態のアガルがあっという間に血だるまだ!」
    藍花:会場の熱にあてられたか、藍花の瞳が僅かに金を帯びる「……GRRRRAAA!」乱戦に跳び込み、無傷な魔神へと猛烈なラッシュ!
    アガル:「ギャッ、グワッ、グギャーッ!?」
    グレン・ネルス:剣を喰らえ
    グレン・ネルス:2d+9+2 命中力/バスタードソード2H
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : (2D6+9+2) → 12[6,6]+9+2 → 23
    グレン・ネルス:k27[(10+0)]+10+3$+0#0 ダメージ/バスタードソード2H
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : KeyNo.27c[10]+13 → 2D:[4,2]=6 → 6+13 → 19
    イディー:すごい
    アガル:14ダメージ、撃破!
    アガル:フィニッシュロールをどうぞ!
    GM:モーグは1行動OKです
    モーグ・メタラージ:後衛に下がります
    GM:OK
    GM:メタですが、次の試合までさらに1ラウンドの行動が可能です
    セルトス:「タンノズのウィークリングか……忌々しい、ポリゴナムを思い出すな」
    藍花:「……モーグ、今の内に!」
    モーグ・メタラージ:「あーあーわぁったよ……次もあることだし、な」
    モーグ・メタラージ:前衛2人が敵を片すのを尻目に、後衛へと戻っていく
    蛮族:「こーろーせ! こーろーせ! こーろーせ! こーろーせ!」
    グレン・ネルス:「捉えた! 参の型、疾風閃ッ!」高速の突きがアガルの芯を貫く!
    蛮族:よろけたアガルに蛮族たちが叫びだす。人族が死ねば喜ばしい、だが魔神であっても弱者が死ぬのは喜ばしい。
    蛮族:それが彼らだ
    アガル:「アッ、ギッ、ァアーーーーッ!!?」
    アガル:コアを貫かれたアガルが爆散! 紫の血を撒き散らしながら塵になる!」
    シアストリス:「モーグ、まだ治療が必要。」下がってきたモーグに緑色に光る宝珠を押し当てる。
    シアストリス:「血が流れ過ぎ。」
    実況のコメンタ:「勝負あり!!」
    藍花:「ん、これで元通り」未だ燻る戦意を表すように尾が揺れる
    モーグ・メタラージ:「あぁ、頼む……初っ端からキツイ仕掛けしやがったな」
    イディー:リロードリロード
    藍花:練技の効果はどうなります?
    GM:1ラウンドだけ時間経過します。>練技
    藍花:じゃあ次回からかけなおしか
    グレン・ネルス:合計3ラウンド経過するからそうね
    GM:【戦闘終了────冒険者達の勝利】



    闘技場−幕間

    実況のコメンタ:「勝者、冒険者!!」
    蛮族:「BOOOOOOOOOOOOOO!」
    「死ねええええええええええええええ!」
    「いいぞ! 儲けさせてもらったぜぇ!!」

    実況のコメンタ:「流石の冒険者! 強いっ!」
    実況のコメンタ:「では顔のムカつく魔神使いは退場っ!!」
    闘技場の魔神使い:「くそ、覚えておけよ……!」
    蛮族:「BOOOOOOOOOOOOOO!」
    シアストリス:「クビにならないのかな」
    モーグ・メタラージ:「死ね、クソめ」
    イディー:「ふぅ…初っ端からなかなかハードだったね…。」
    GM:蛮族たちのブーイングと歓声が大地を揺らす
    GM:1ラウンドだけ行動が可能です。
    GM:【インターバル】
    モーグ・メタラージ:回復おくれ!
    シアストリス:回復おくる!
    藍花:精神統一しておこう
    シアストリス:2d+8+0+0 神聖魔法行使
    <BCDice:シアストリス>:SwordWorld2.5 : (2D6+8+0+0) → 4[1,3]+8+0+0 → 12
    シアストリス:k30[13]+8+0+0 回復量/神聖魔法
    <BCDice:シアストリス>:SwordWorld2.5 : KeyNo.30+8 → 2D:[3,5]=8 → 8+8 → 16
    GM:あ、あと全員一瞬一息いれることでMPが1D6回復します。
    イディー:リロードしつつその様子を眺める
    モーグ・メタラージ:助かる、16>32
    イディー:1d6
    <BCDice:イディー>:SwordWorld2.5 : (1D6) → 2
    イディー:ふぅ…
    グレン・ネルス:1d6
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : (1D6) → 3
    藍花:1d6
    <BCDice:藍花>:SwordWorld2.5 : (1D6) → 4
    シアストリス:1d6
    <BCDice:シアストリス>:SwordWorld2.5 : (1D6) → 1
    藍花:14>18
    モーグ・メタラージ:MPはマックスなので不要
    シアストリス:ひーん
    実況のコメンタ:「さあ、一試合終わりましたが、これで冒険者たちの出番は終了……?」
    実況が耳に手を当てて観客に促す。

    蛮族:「BOOOOOOOOOOOOOO!!」
    「やれー! そいつが死ぬところを見せろおおおおおおおおお!!」

    モーグ・メタラージ:「……ま、どうせ来るよな」
    実況のコメンタ:「ですよね! そう思って最高のマッチングを用意させていただきました!」
    藍花:「誰が相手だろうと……」
    イディー:「最高のマッチングね」
    実況のコメンタ:「では、戦士たちを再配置します! ゴー!」
    グレン・ネルス:「まあ連戦だろうとは言われていたしな」
    藍花:うお!?
    GM:【???】

    イディー:!?
    GM:君達がワープした場所は、薄暗い地下室だった
    GM:暗い部屋でいくつもの鍋が煮立って、赤い煙を吐き出している。
    藍花:「何、ここ」
    グレン・ネルス:「なんだここ……?」
    イディー:「ふむ…?」
    モーグ・メタラージ:「ここぁ……つーかコレは、赤薬か?」
    藍花:「赤い煙……ってことは」
    コボルト:鍋の間をせわしなく走り回っているのは、コボルトたち。
    シアストリス:「……」すんすん、と鼻を鳴らす。
    GM:YES、この臭いには皆覚えがあります
    GM:赤日の夢薬です
    コボルト:「わ、なんですかあなたたち!?」
    藍花:「コボルトが次の相手?」
    イディー:「…嗅いだことあるような匂い」
    モーグ・メタラージ:「……話にゃ聞いてたが生成の……あぁ?」
    コボルト:「ここは関係者以外たちいり禁止ですよ!」
    シアストリス:「モーグがべしょべしょになった薬だ。」
    モーグ・メタラージ:「……闘技場で転送喰らった」
    グレン・ネルス:「いや、勝手に飛ばされてきたんだが」
    イディー:「そう言われてもな」
    コボルト:「えっ」
    コボルト:「キューンキューン」
    藍花:「文句があるなら闘技場の開催者に言ってほしい」
    モーグ・メタラージ:周囲を確認し探る
    コボルト:「しまった、間違えたばしょに転送してしまいました!」そのとき、天井の上から声が聞こえてくる。
    実況のコメンタ:「えー、少々事故があったようです、少しお待ち下さい」
    実況のコメンタ:音響からいって天井のすぐ上はアリーナになっているようだ
    モーグ・メタラージ:(偶然だが―――間違いない、ここは、薬を生成してるのは闘技場地下だ)
    藍花:この間に探索したりはできるのかな
    セルトス:「ええい、再転送だ! すぐにしろ!」
    シアストリス:荒らせ荒らせ
    藍花:無理そうか 赤日の夢薬かっぱらいたかった()
    シアストリス:全部こぼしちゃえ
    セルトス:君達が探索をしようとしたその時、怒号が上から聞こえてくる。
    セルトス:そして────
    イディー:「下でこれ焚いてて上の人に影響でないのかな」
    イディー:「…はっ」
    藍花:「ぅ」
    GM:君達はいつのまにかアリーナにいた
    藍花:「影響を与えるのが目的なのかも」
    蛮族:「おせえぞおおおお!!」
    シアストリス:「戻ってきた。」
    蛮族:観客たちの怒号が君達を出迎える
    藍花:「剣闘士とか観客を煽って、あわよくば適合者を探す、とか」
    モーグ・メタラージ:ハイサンゲーム当日に観客全員に吸わせるダンドラ映画再現きそう
    グレン・ネルス:じゃあボスソフィーナじゃん
    藍花:草
    イディー:なるほど〜
    モーグ・メタラージ:「流石に都合のいい場所がここだった、とかだと思うが……」
    GM:バレたか〜?
    モーグ・メタラージ:だって……ハイサンゲームで怪しい煙じゃん……?



    闘技場−2戦目

    モーグ・メタラージ:あっ、こいつらは!
    藍花:ああなるほどね
    実況のコメンタ:「さあ、少しトラブルはありましたが、両方の戦士が揃いました!」
    元兵隊長の剣闘士:そして砂煙が晴れて、君達の眼の前の相手が見えてくる。
    元兵隊長の剣闘士:「お、お前たちが相手かよ……!」

    藍花:「……。」
    モーグ・メタラージ:「……あぁ、クソ」
    シアストリス:「ナナシ。」
    イディー:「5対5か」
    元兵隊長の剣闘士:そこにいたのは、先程控室で話したばかりの剣闘士たちだった。「お前は、シアだろ?」
    シアストリス:「ん。」
    藍花:「ナナシ、運が悪かったね」
    実況のコメンタ:「おーっとこれは期待のマッチだ!! 冒険者と、元ゼンセ軍兵士!
    人族同士の過激な殺し合いにご期待ください!!」

    蛮族:「こーろーせ! こーろーせ! こーろーせ! こーろーせ!」
    モーグ・メタラージ:「……」ふぅぅ、と重い息を吐く
    モーグ・メタラージ:「まったくだ」
    元兵隊長の剣闘士:「……っ」ナナシはギリ、と歯噛みする。「お前たちこそ、悪く思うなよ」
    グレン・ネルス:「嫌になるねホント」
    藍花:「……勝つ、相手が誰であろうとも」
    元偵察兵の剣闘士:「ナナシ、覚悟決めろ。いつかこうなるってのは分かってたことだろ」
    元兵隊長の剣闘士:「ああ、クソッ」
    モーグ・メタラージ:(……次への余力は、残せるかねぇ)
    モーグ・メタラージ:彼らの様子を見て、気が重くなった
    正規魔術兵:「相手がイケメンと女の子ともふもふとか……せめて初めて殺す人族はむさいオッサンが良かったなあ……」
    実況のコメンタ:「さあ、そして期待のマップギミックはァーッ!」
    GM:次の瞬間、雷が何条もアリーナに落ちた。
    藍花:「ッ!」
    シアストリス:「……」身をすくませる。
    シアストリス:爆発?
    実況のコメンタ:「雷撃降る戦場! ジオマンス・バトル!」
    グレン・ネルス:「雷だと!?」
    モーグ・メタラージ:「あぁっ?何だこれぁ……!」
    シアストリス:「ぅ……」
    藍花:「シアちゃん……!」
    GM:敵味方全員ラウンド開始時に1d2を振り、1が出た場合2d3の軽減不可ダメージを受ける。
    藍花本家ジオマンサーよりつよくね?
    モーグ・メタラージ:痛い痛い痛い
    蛮族:「ヒャハハハハ! すでにビビってる奴もいやがるぜ!」
    元兵隊長の剣闘士:「シア……くそ、どうしてもやらねえといけねえのか」
    実況のコメンタ:「さあ、あらゆる意味でこの過酷な戦い、いったいどうなってしまうのか!」
    シアストリス:「……!」杖に追従する砂が不自然に乱れ、戦場を渦巻く砂嵐そのものがどこかぎこちない。
    藍花:今すぐ後衛に、シアの隣に行って守りたい……だが戦場がそれを許さない
    藍花:ならば……「さっさと終わらせる」
    GM:魔物知識判定5!
    藍花:2d6
    <BCDice:藍花>:SwordWorld2.5 : (2D6) → 8[2,6] → 8
    グレン・ネルス:2d6
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : (2D6) → 7[6,1] → 7
    モーグ・メタラージ:2d6
    <BCDice:モーグ・メタラージ>:SwordWorld2.5 : (2D6) → 5[4,1] → 5
    シアストリス:2d+3+3 セージ知識
    <BCDice:シアストリス>:SwordWorld2.5 : (2D6+3+3) → 2[1,1]+3+3 → 8
    シアストリス:ファンブル
    藍花:動揺やば
    シアストリス:見えてないな……
    GM:知識判定成功!弱点はなし!
    モーグ・メタラージ:動揺している
    イディー:2d+3+3 セージ知識
    <BCDice:イディー>:SwordWorld2.5 : (2D6+3+3) → 8[2,6]+3+3 → 14
    砂の神:砂が舞い、シアの周りを旋回する。
    ホルス:『シア、落ち着ケ。ダイジョブ、ダイジョブ』
    ホルス:その砂に乗るように、ホルスが羽ばたき、シアの肩に乗った。
    シアストリス:「……」深く俯きながら、小さく何度か頷いたように見える。
    モーグ・メタラージ:「……けっ、いいさ」
    モーグ・メタラージ:「3戦目の覚悟はしといてやるよ、ボケが」
    ホルス:『……』ホルスはそれを見届けると、イディーの方へと戻った。「姫ヲ、守るヨ、イディー』
    モーグ・メタラージ:シアの様子を見て、吐き捨てるようにぼやいた
    イディー:「そうなのかい?ボクとしては2戦で終わらせたいけどね」
    シアストリス:砂の幕に輝く聖印は揺らめき不安定だが、魔力の維持だけはかろうじて絶えていなかった。
    イディー:「姫?あぁ、そうだね。姫を守ろう。」
    モーグ・メタラージ:「この遺産バカが、気張れ」
    イディー:「もちろんだとも。」
    モーグ・メタラージ:「ふざけたもんなんざ蹴飛ばす程度でちょうどいいんだよ……!」
    蛮族:「こーろーせ! こーろーせ! こーろーせ! こーろーせ!」
    GM:無慈悲な観客の大合唱が君達の鼓膜を震わせる。
    グレン・ネルス:「おしゃべりの時間は終わりみたいだぜ」
    実況のコメンタ:「さあ、ではどちらが勝っても恨みっこなし。人族の殺し合いを堪能しましょう」
    実況のコメンタ:「戦闘────開始!」
    GM:先制判定16
    藍花:2d6
    <BCDice:藍花>:SwordWorld2.5 : (2D6) → 5[4,1] → 5
    イディー:2d6
    <BCDice:イディー>:SwordWorld2.5 : (2D6) → 10[6,4] → 10
    グレン・ネルス:2d+4+2 スカウト運動
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : (2D6+4+2) → 4[1,3]+4+2 → 10
    モーグ・メタラージ:2d+5+2 スカウト運動
    <BCDice:モーグ・メタラージ>:SwordWorld2.5 : (2D6+5+2) → 7[4,3]+5+2 → 14
    シアストリス:2d+3+3+1 ウォーリーダー先制(知)
    <BCDice:シアストリス>:SwordWorld2.5 : (2D6+3+3+1) → 8[2,6]+3+3+1 → 15
    GM:アアーッ
    モーグ・メタラージ:アアーッ足りない!
    シアストリス:トレナイヨー
    藍花:指輪とかそういうのシア持ってないんだっけ
    グレン・ネルス:しゃあない運命変転!
    モーグ・メタラージ:助かる!
    GM:成功!
    グレン・ネルス:+7で17
    藍花:おっと助かる
    シアストリス:指輪類なし!助かる!
    イディー:ありがてぇ〜

    敵後衛:正規魔術兵、長弓兵、従軍神官

    ------------------------------

    敵前衛:元兵隊長の剣闘士、元偵察兵の剣闘士
    味方前衛:グレン、藍花

    ------------------------------

    味方後衛:モーグ、イディー、シアストリス

    GM:【戦闘開始】
    元兵隊長の剣闘士:「全員散開しろ! マギテックが来るぞ!」
    元偵察兵の剣闘士:「クソッ、こっちよりも早いなんて!」
    イディー:「ほう、蛮族連中よりはマギテックに理解がある」
    元兵隊長の剣闘士:「当たり前だ、街の外じゃさんざん頼りにしてたからな!」
    GM:さあカモン!
    GM:シアからかな?
    シアストリス:がんばりまーす……
    シアストリス:攻陣?〜……
    GM:テンション低ッ
    藍花:これがファンブルテンション……
    シアストリス:なんでこいつら人間なんだ
    シアストリス:5回くらい死んでからこいや!
    藍花:こわ
    GM:もうそれアンデッドじゃん!
    シアストリス:フィープロしてやるぜ
    藍花:全員後衛スタートやね
    シアストリス:みんな下がれ〜
    イディー:ありがて〜
    シアストリス:フィープロ〜
    シアストリス:2d+8+0+0 神聖魔法行使
    <BCDice:シアストリス>:SwordWorld2.5 : (2D6+8+0+0) → 4[1,3]+8+0+0 → 12
    グレン・ネルス:出目もどことなくやる気がない
    シアストリス:ちょろちょろ……
    シアストリス:「……”栄えよ”!」
    砂の神:『栄えよ』
    実況のコメンタ:「再び砂が渦巻くーッ!? もしや、もしやこの少女……砂の神官かァーッ!?」
    シアストリス:何かを振り払うように杖を振るう。
    蛮族:「馬鹿な!」「ありえねえ!?」「セトナクト様の神だぞ!?」
    シアストリス:それはもはやなんの偽証もない神威。
    元兵隊長の剣闘士:「ありゃライフォスか? ルロウドか?」
    従軍神官:「どちらでもありませんね。この地の神かと、ただ……強い力を感じます」
    元兵隊長の剣闘士:「チッ……やるじゃねえか、シア……」
    モーグ・メタラージ:では手番もらいます、神官に徹甲露払い!
    GM:OK!
    モーグ・メタラージ:命中17!
    従軍神官:命中!
    モーグ・メタラージ:k28[(9+0)]+10+6$+0#1 ダメージ/ブラッドスクイーズ+徹甲矢2H
    <BCDice:モーグ・メタラージ>:SwordWorld2.5 : KeyNo.28c[9]a[+1]+16 → 2D:[3,3]=7 → 6+16 → 22
    従軍神官:18ダメージ!
    従軍神官:「砂の神ならばヴァゼルと動揺、脅威です。少し分析してみます」
    モーグ・メタラージ:「悪いがよ」
    モーグ・メタラージ:「寝とけ」ひゅぱんっ
    従軍神官:「!?」
    モーグ・メタラージ:前衛の間を抜け、矢が神官に突き立ち
    モーグ・メタラージ:どごぉぉんっ!! 痛烈に爆発!
    元兵隊長の剣闘士:「なっ」
    従軍神官:「くああああっ!?」
    従軍神官:神官が後方に吹き飛び、転がる「ぐ、う……!?」
    モーグ・メタラージ:「ち、ぃ……先に回復を断つぞ!」
    モーグ・メタラージ:振り払うように声を上げる
    実況のコメンタ:「クリーンヒットォ! 的確に要たる神官を狙う! なんたる矢の腕か、まさに鷹の目といったところか!」
    イディー:「グレン君、あの神官いけるかい?」
    元兵隊長の剣闘士:「ちぃっ、やっぱやるしかねえかァ!!」
    モーグ・メタラージ:心なしか、いつもより痛む腕を無視する
    元偵察兵の剣闘士:「だから最初からそう言っただろ!」
    モーグ・メタラージ:「……ハ、そうさ、やる気見せねぇと死ぬぜ」
    グレン・ネルス:「回避力はない、斧が当たれば次で落とせる」
    イディー:「よし。ホルス、ショットガンだ。敵前衛にマルチロック」
    ホルス:『OK、イディー』
    イディー:キャッツ、タゲサ、ロックオン、ショットガンバレット
    イディー:2d+7+3 命中力/トラドール2H
    <BCDice:イディー>:SwordWorld2.5 : (2D6+7+3) → 6[1,5]+7+3 → 16
    イディー:低いぃ
    元兵隊長の剣闘士:剣闘士に命中、フェンサーは回避!
    イディー:k20[10]+9+0 ダメージ
    <BCDice:イディー>:SwordWorld2.5 : KeyNo.20c[10]+9 → 2D:[6,4 6,1]=10,7 → 8,5+9 → 1回転 → 22
    シアストリス:ワオ
    藍花:ひゅう!
    元偵察兵の剣闘士:「っぶない!!」グラランのフェンサーは転がって回避するが────
    イディー:硬い方に当たったからヨシ!
    元兵隊長の剣闘士:剣士は避けきれず、散弾をもろに受ける!
    元兵隊長の剣闘士:「っがぁ!?」
    イディー:「重い鎧が仇となったね」
    元兵隊長の剣闘士:「クソッ、これだからマギテックは……!」
    シアストリス:「すー……ふっ……」闘争の気配が高まるのを感じる。
    シアストリス:せめて、目を逸らしてはならない
    元偵察兵の剣闘士:「ナナシ、庇ってられないからね! 倒れないでよ」
    元兵隊長の剣闘士:「……当たり前だ!!」
    元兵隊長の剣闘士:ナナシが大剣を構える。
    イディー:「出鼻はくじいた!いけいけーっ!」
    GM:カモン!
    グレン・ネルス:ランファ先に隊長いけるか?
    藍花:たぶん倒せないよ?
    グレン・ネルス:ダメージ次第で斧を魔術師に投げるか剣で隊長殴るか決める
    藍花:おっけ
    GM:作戦どおり神官倒さなくて大丈夫?
    モーグ・メタラージ:斧2本目を後衛にやるか、ってことかな
    グレン・ネルス:斧一射目で神官>状況に応じて打ち分け
    GM:なるなる
    GM:ではカモン!
    藍花:一発で即死させるという強い意志を感じる
    藍花:猫目筋熊羚脚から移動して隊長に3連撃
    藍花:3 2d+12+1 命中力/甲殻鋭爪/竜の鋭爪1H拳
    <BCDice:藍花>:SwordWorld2.5 : #1 (2D6+12+1) → 10[4,6]+12+1 → 23
    #2 (2D6+12+1) → 4[2,2]+12+1 → 17
    #3 (2D6+12+1) → 11[6,5]+12+1 → 24

    元兵隊長の剣闘士:全弾命中!
    藍花:3 k15[(10+0)]+10+3$+0#0 ダメージ/甲殻鋭爪/竜の鋭爪1H拳
    <BCDice:藍花>:SwordWorld2.5 : #1 KeyNo.15c[10]+13 → 2D:[5,1]=6 → 4+13 → 17
    #2 KeyNo.15c[10]+13 → 2D:[5,2]=7 → 4+13 → 17
    #3 KeyNo.15c[10]+13 → 2D:[1,4]=5 → 3+13 → 16

    元兵隊長の剣闘士:c(17+17+16-24)
    <BCDice:元兵隊長の剣闘士>:SwordWorld2.5 : c(17+17+16-24) → 26
    藍花:んー!びみょ!
    元兵隊長の剣闘士:24ダメージ!
    グレン・ネルス:ん?26ダメージでは?
    GM:間違えた!
    元兵隊長の剣闘士:残り8!
    藍花:殺せ、殺せ、殺せ、会場の合唱と身の内の衝動が響き合う感覚に震える
    赤竜の血:『そうだ、お前は強い! 強い! 殺せ!』
    蛮族:「殺せ!殺せ!殺せ!」
    藍花:「誰であろうと、邪魔をするなら……!」素早く懐へ潜り込み、爪で鎧の銃弾で傷ついた脆い部分を切り裂く!
    元兵隊長の剣闘士:「ぐおおおおおっ!!?」
    元兵隊長の剣闘士:タンノズと竜の爪は脆くなった鎧をバターのように切り裂く!
    グレン・ネルス:残り8なら出目腐らなければ剣で倒せるか
    従軍神官:「ナナシ隊長ッ!」
    藍花:「さっきは見送ってくれて、嬉しかった。でもここで負けるわけにはいかない。負けられない!」
    グレン・ネルス:前出てキャッツマッスル、神官に斧!
    元兵隊長の剣闘士:「くっ、やるなあ藍花……この街の外だったら隊に勧誘したいくらいだ」
    藍花:「……。」
    元兵隊長の剣闘士:「だが、俺もここで死ぬわけにはいかねえっ!! 故郷が待ってるんだよ!」
    グレン・ネルス:2d+9+2 命中力/ハンドアックス1H投
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : (2D6+9+2) → 4[2,2]+9+2 → 15
    従軍神官:命中!
    グレン・ネルス:k12[(11+0)]+10+3$+0#0 ダメージ/ハンドアックス1H投
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : KeyNo.12c[11]+13 → 2D:[5,1]=6 → 3+13 → 16
    藍花:足りた!
    従軍神官:12ダメージ! 撃破!
    グレン・ネルス:続いて隊長に剣!
    グレン・ネルス:2d+9+2 命中力/バスタードソード2H
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : (2D6+9+2) → 6[2,4]+9+2 → 17
    元兵隊長の剣闘士:命中!
    グレン・ネルス:k27[(10+0)]+10+3$+0#0 ダメージ/バスタードソード2H
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : KeyNo.27c[10]+13 → 2D:[1,6]=7 → 6+13 → 19
    グレン・ネルス:ヨシ
    元兵隊長の剣闘士:撃破!
    イディー:つよい!
    元兵隊長の剣闘士:ツーキル! フィニッシャーの面目躍如だ!
    イディー:グレン無双!
    従軍神官:「隊長、待ってください! いま回復を……!」
    グレン・ネルス:「悪いな、まずは奥のアンタと!」斧を発射! 神官に直撃!
    元兵隊長の剣闘士:「あ、ああ……!」気がそれたその瞬間────
    グレン・ネルス:「前のアンタだ! 陸の型、叢雲斬りッ!」
    従軍神官:「────ッ!!?」
    元兵隊長の剣闘士:「ガッ!!? く、くそ……!」
    蛮族:「ウオオオオオオオオオオオオッ!!!??」
    GM:歓声が爆発する!
    モーグ・メタラージ:「……死んじゃ、居ねぇな」
    実況のコメンタ:「一瞬で二人を撃破ァーーーッ!?」
    シアストリス:「……!」
    元兵隊長の剣闘士:(シークレットダイス)
    <Secret-BCDice:元兵隊長の剣闘士>:(シークレットダイス)
    従軍神官:(シークレットダイス)
    <Secret-BCDice:従軍神官>:(シークレットダイス)
    藍花:生死判定か……?
    GM:両者生死判定成功
    モーグ・メタラージ:ほっ
    シアストリス:殺したけど死んでほしくはないんだよ
    元偵察兵の剣闘士:「なっ、くそっ」
    正規魔術兵:「まずいまずいまずい、どうすんだよフェンス!」
    グレン・ネルス:「(生きてはいるか……加減できる相手じゃなかったから助かるぜ)」
    元偵察兵の剣闘士:「どうするって、どうにかすんだよ! 魔術師の仕事だろ!!」
    元偵察兵の剣闘士:俺が隙を作るからなんとかしろ!」
    正規魔術兵:「ああもうっ!」
    実況のコメンタ:「さあこれは形勢が決まったかァーッ!?
    モーグ・メタラージ:「……!」気を引き締める
    正規魔術兵:「じゃあいつものやつ行くからね! なんとかしなさいよっ!?」
    正規魔術兵:?真語・操霊・真智魔法(5レベル/魔力7(14)
    正規魔術兵:"・スリープクラウド
    消費MP12/対象1エリア5体/射程2/起点指定/一瞬,30秒(3ラウンド)/抵抗消滅:対象は転倒し眠りに落ちる、効果時間を過ぎると目覚める。複数部位の場合、全ての部位を対象に取る必要あり、精神効果(弱)"

    正規魔術兵:対象:両軍前衛
    正規魔術兵:対象はグレンと藍花とフェンサー!
    シアストリス:スヤ…
    元偵察兵の剣闘士:精神抵抗成功(固定値)
    藍花:2d+8+0 精神抵抗力
    <BCDice:藍花>:SwordWorld2.5 : (2D6+8+0) → 7[2,5]+8+0 → 15
    グレン・ネルス:2d+8+0 精神抵抗力
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : (2D6+8+0) → 5[1,4]+8+0 → 13
    グレン・ネルス:おやすみ……
    GM:グレンおやすみ!
    モーグ・メタラージ:アアーッ
    イディー:スヤァ…
    藍花:アッやはりロリ相手は……
    シアストリス:寝転んどる場合かーっ
    正規魔術兵:「強化ディッグ低唱ウィスプ誘引デルプ誘眠レルストリール……夢に落ちろスリープクラウド
    正規魔術兵:魔術師が杖を振るうと、眠気を誘う霧が立ち込める
    元偵察兵の剣闘士:「よし眠った!」
    実況のコメンタ:「先程活躍のキーマンが眠ってしまったァーッ!?」
    グレン・ネルス:「クッ……ソ……意識が……」剣を地面について崩れ落ちる
    藍花:「この程度で止まると思うな!」ぶわりとボルテージが上がっていく。視界が焦げんばかりの熱で揺れ、眠気すらも吹き飛ばす
    シアストリス:「……グレン!」
    モーグ・メタラージ:「ちっ、あのバカ……!」
    元偵察兵の剣闘士:「寝てるところ悪いけど……悪く思うなよっ!」
    元偵察兵の剣闘士:◯2回攻撃&双撃
    元偵察兵の剣闘士:対象グレン:必中
    元偵察兵の剣闘士:2 2d6+6
    <BCDice:元偵察兵の剣闘士>:DiceBot : #1 (2D6+6) → 11[6,5]+6 → 17
    #2 (2D6+6) → 8[3,5]+6 → 14

    元偵察兵の剣闘士:17・14ダメージ!こっから防護点引いて!
    グレン・ネルス:フィルプロで計4点軽減できるので
    藍花:Fプロも引いてね
    グレン・ネルス:23ダメージ、痛い!
    シアストリス:タフ〜
    イディー:いってぇ…
    GM:でも眠りはさめた
    藍花:タフという言葉はグレンのために
    イディー:「グレン君、起きろ!」
    元偵察兵の剣闘士:「遅いっ!」
    元偵察兵の剣闘士:崩れ落ちたグレンに刃の嵐が襲いかかる!
    グレン・ネルス:「がっ……! やってくれたな……!」
    実況のコメンタ:「クリーンヒット! だがグレン選手は倒れない!」
    元偵察兵の剣闘士:「くそっ、今ので死なないのかよ!? タフすぎるだろ!」
    グレン・ネルス:「だが目は覚めたぜ、ありがとな」
    長弓兵:「よくもシンカを……やってくれたな」
    モーグ・メタラージ:「一応聞くが、ここで下がるつもりは?」
    長弓兵:「同じことをやり返してやろう」
    元偵察兵の剣闘士:「俺達の首輪を見れば答えは分かるだろっ!」
    モーグ・メタラージ:「そうかい」
    元偵察兵の剣闘士:「最後まで戦い続けなきゃ殺されるんだよ!」
    シアストリス:「!」
    藍花:「……。」
    モーグ・メタラージ:「あぁ、分かったよ」
    シアストリス:「また……首輪」
    モーグ・メタラージ:「最後までやってやらぁ!」
    正規魔術兵:「まあ奴隷もタダじゃない。最後まで戦って運良く生き残れば、まだ目があるけどね」
    正規魔術兵:「お互い、そんな余裕はないよねェっ!」
    モーグ・メタラージ:「けっ、なら死なねぇこったな」
    長弓兵:?弓
    射程2、ターゲッティング、鷹の目

    長弓兵:対象:シア
    シアストリス:ひ!
    藍花:なんと姑息な!神官を狙うとは!
    長弓兵:命中15!回避どうぞ!
    イディー:ゆるせねぇよ…
    シアストリス:うおお緊急回避ーっ!
    グレン・ネルス:神官を狙うとは許せねえ
    シアストリス:2d+0+0 回避力
    <BCDice:シアストリス>:SwordWorld2.5 : (2D6+0+0) → 4[2,2]+0+0 → 4
    モーグ・メタラージ:卑劣なり
    長弓兵:2d6+10
    <BCDice:長弓兵>:DiceBot : (2D6+10) → 5[2,3]+10 → 15
    シアストリス:8引いて7ダメージ!
    GM:かった
    グレン・ネルス:だがうちの神官はなぜかパーティいち硬いんだ!
    グレン・ネルス:ナンデ?
    長弓兵:「そっちが神官を狙うなら……こっちだって!」
    シアストリス:べちゃ
    藍花:「しまっ、シアちゃん!」
    長弓兵:長弓を引き絞り……放つ!
    イディー:「シア君!」
    シアストリス:「!」硬直した瞬間、飛来する矢!
    グレン・ネルス:「そっちもかよ! シアッ!」
    長弓兵:「当たっ……」
    砂の神:砂嵐が矢をそらし、シアの腕を裂くにとどめる
    長弓兵:「いや、逸らされた……!?」
    シアストリス:「……!」ふらふらと揺れ、辛うじて立ち続ける。
    モーグ・メタラージ:「死にゃしねぇな、シア、そうだろ」
    蛮族:「なんだ今の!?」「なにかわからないがすげえぞ!」
    藍花:「よくもシアちゃんを……」
    モーグ・メタラージ:「俺らも、そんで」視線を相手に
    ホルス:『…………』
    シアストリス:痛みが、生きているからこそ感じ取れるそれが、トラウマにさいなまれるシアの正気を呼ぶ。
    元偵察兵の剣闘士:「…………あぁ、そうだな」モーグの言葉にニィ、と笑う。
    シアストリス:「……わかった。」
    モーグ・メタラージ:「こんなところでよ、死ねるか」
    セルトス:「……人族の砂の神の神官と聞き驚いたが、あの程度か」
    セルトス:セルトスがガラスの部屋の中で呟いた。
    実況のコメンタ:「さあ、戦闘は最終局面! 最後まで立っているのはどちらか!」
    藍花:うるせー!サイフにすんぞ!
    GM:冒険者たちの手番!
    グレン・ネルス:魔術師をボコるぞ
    藍花:頼むぜ
    モーグ・メタラージ:魔術師のワンチャンがコワイからね
    シアストリス:腕がヒリヒリするよ〜
    シアストリス:命中に切り替えるか
    シアストリス:怒涛の攻陣?:旋風
    シアストリス:シア以外命中+1
    藍花:先に
    シアストリス:グレン、モーグ、シアにウーンズ
    藍花:グレンに攻撃させたらいいんじゃないかな
    シアストリス:じゃあ任せた!
    藍花:物理ダメージあがってた方がダメージでそう
    グレン・ネルス:斧2連から入る? おk
    グレン・ネルス:では魔術師に斧!
    GM:カモン!
    グレン・ネルス:2d+9+3 命中力/ハンドアックス1H投
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : (2D6+9+3) → 6[1,5]+9+3 → 18
    イディー:Foo!
    正規魔術兵:命中!
    グレン・ネルス:k12[(11+0)]+10+3$+0#0 ダメージ/ハンドアックス1H投
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : KeyNo.12c[11]+13 → 2D:[1,2]=3 → 1+13 → 14
    正規魔術兵:11ダメージ!
    グレン・ネルス:さらにもう一発
    グレン・ネルス:2d+9+3 命中力/ハンドアックス1H投
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : (2D6+9+3) → 10[4,6]+9+3 → 22
    グレン・ネルス:k12[(11+0)]+10+3$+0#0 ダメージ/ハンドアックス1H投
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : KeyNo.12c[11]+13 → 2D:[1,6]=7 → 4+13 → 17
    GM:14ダメージ、あわせて25ダメージ!
    グレン・ネルス:「ダブルトマホォォォォクッ!!」左右から飛来する斧が魔術師に突き刺さる!
    正規魔術兵:「ンアーッ!? くそっ……!」」
    グレン・ネルス:「ちょっとやりかえさせてもらったぜ!」
    正規魔術兵:2つの斧が魔術師を縫い留める!
    正規魔術兵:「アンタとアタシじゃタフさが全然違うのよ!」
    グレン・ネルス:「そうかい! じゃあ次のも耐えてみせな!」
    グレン・ネルス:「イディー!」
    正規魔術兵:「っ!?」
    GM:さあ次来い!
    イディー:タゲサ、ロックオン、クリバレ!
    イディー:2d+7+3 命中力/トラドール2H
    <BCDice:イディー>:SwordWorld2.5 : (2D6+7+3) → 4[1,3]+7+3 → 14
    藍花:ひやっとするのやめて
    正規魔術兵:命中!
    イディー:k20[9]+9+0 ダメージ
    <BCDice:イディー>:SwordWorld2.5 : KeyNo.20c[9]+9 → 2D:[6,2]=8 → 6+9 → 15
    正規魔術兵:撃破!
    藍花:ヨシ!
    グレン・ネルス:ヨシ、あとはシアに回復撒いてもろて
    正規魔術兵:(シークレットダイス)
    <Secret-BCDice:正規魔術兵>:(シークレットダイス)
    正規魔術兵:生死判定成功
    藍花:ホッ
    モーグ・メタラージ:ホッ
    イディー:ヨシ!
    イディー:「…」BLAM!狙いすました一撃が魔術兵を穿つ
    正規魔術兵:「っ……!」
    正規魔術兵:「……!」魔術師は声もなくぐらり、と膝から崩れ落ちた。
    元偵察兵の剣闘士:「っ!!」
    蛮族:「ウオオオオオオオオオオオオッ!!」
    シアストリス:「……あと、一人」
    実況のコメンタ:「魔術師が倒れた! これは態勢決まったかァ!」
    蛮族:「こーろーせ! こーろーせ! こーろーせ! こーろーせ!」
    イディー:「小さいがまだ前に一人いる。」
    モーグ・メタラージ:「……ハ、ふざけろ」
    元偵察兵の剣闘士:「まだ……まだだっ! 俺はまだ生きてやりてえことがあるんだよっ!」
    藍花:「そう」
    藍花:「私もだよ」
    藍花:回復の時間だ!
    シアストリス:じゃあウーンズ3人前ね
    シアストリス:2d+8+0+0 神聖魔法行使
    <BCDice:シアストリス>:SwordWorld2.5 : (2D6+8+0+0) → 9[3,6]+8+0+0 → 17
    シアストリス:k10[13]+8+0+0 回復量/神聖魔法
    <BCDice:シアストリス>:SwordWorld2.5 : KeyNo.10+8 → 2D:[6,1]=7 → 3+8 → 11
    GM:!?
    モーグ・メタラージ:回復!
    藍花:いいなぁ
    砂の神:お客さん凝ってますねー
    藍花:あと命中鼓咆プリーズ
    シアストリス:おっとっと
    シアストリス:旋風に切り替え!
    元偵察兵の剣闘士:「そうかい! だったら互いに……負けられねえなあ!」
    元偵察兵の剣闘士:「美味いもんも食ってなけりゃ、嫁さんも見つけてねえっ!ガキの頃の夢も叶えてねえ! だからっ!」
    シアストリス:グレンとモーグから肩こりが消える!
    グレン・ネルス:「ヨシ肩が軽くなった……って傷が開いたままじゃねーか!」
    藍花:助かるー
    GM:あっ
    GM:ジオマンス雷撃忘れてた
    藍花:草
    イディー:忘れてどうぞ
    藍花:これがジオマンサーです
    グレン・ネルス:あっ……
    GM:故障してたってことで
    シアストリス:こんなところでさえ──────
    藍花:大草原
    モーグ・メタラージ:ジオマンサーだからね
    イディー:さすがジオマンサー
    モーグ・メタラージ:こちらも続いて弓兵に徹甲矢露払いします
    実況のコメンタ:「……雷降ってこないですね?」
    セルトス:「これだからジオマンサーは」
    シアストリス:「砂が詰まってる」
    シアストリス:「私が嫌だったから。」
    藍花:「そういうこともできるんだ……」
    実況のコメンタ:「え……?」
    シアストリス:そうしてシアが振り終わった後に、モーグとグレンの傷は塞がっていた。
    コボルト:「だめですー! 雷降らす装置が砂でとまってますー!」
    モーグ・メタラージ:「はぁ、よし」
    セルトス:「これも、あの娘の仕業か?」セルトスが眉間に皺を寄せた。
    GM:カモン!
    モーグ・メタラージ:弓兵に徹甲矢露払い、命中18!
    長弓兵:命中!
    モーグ・メタラージ:k28[(9+0)]+10+5$+0#1 ダメージ/ブラッドスクイーズ+徹甲矢2H
    <BCDice:モーグ・メタラージ>:SwordWorld2.5 : KeyNo.28c[9]a[+1]+15 → 2D:[5,6 5,4 6,2 5,4 5,2]=12,10,9,10,8 → 10,9,9,9,8+15 → 4回転 → 60
    モーグ・メタラージ:あっ
    藍花:アッ
    グレン・ネルス:オワーッ!?
    モーグ・メタラージ:シナナイデ
    藍花:これは……
    GM:アアアーーッ
    シアストリス:モーグさん?
    モーグ・メタラージ:ちゃうんすよ
    イディー:誰が殺したくないって?
    藍花:へー
    モーグ・メタラージ:クソぉ!
    長弓兵:(シークレットダイス)
    <Secret-BCDice:長弓兵>:(シークレットダイス)
    シアストリス:驚いたぜ
    GM:……
    シアストリス:一番暴力なのは藍花だと思ってたんだがな
    GM:業を背負う?
    モーグ・メタラージ:ダメージで生死判定振ってたらこうなるのは仕方ないだろ!
    モーグ・メタラージ:なんとかする方法あります?
    イディー:イディーが背負う?
    グレン・ネルス:6ゾロだったことになれば一応生き返るが
    GM:手加減撃ちがあるのでそれを宣言してたってことにするかァ
    藍花:斬新>イディーが背負う
    シアストリス:イディーが背負えば2回戦で終わるしな
    モーグ・メタラージ:流石に目覚めが悪いから……
    藍花:トドメ刺して回るタビットの絵面よ
    GM:おk! じゃあ6ゾロが出たということにするかァ!
    モーグ・メタラージ:もし許されるなら手加減撃ちしてたことにしたい
    モーグ・メタラージ:ありがとうございます
    GM:おk!
    GM:業をせっていい場面と悪い場面があるからね!
    GM:ただ腕は飛ばしてもらう
    モーグ・メタラージ:「……!」ぎり、ぎり、ぎり……
    モーグ・メタラージ:「クソ、がよ……!」どひゅっ!!!
    長弓兵:「!」
    グレン・ネルス:「! バカ、その軌道は……!」
    モーグ・メタラージ:シアストリスを狙える相手を放置はできない
    モーグ・メタラージ:「……っ」
    長弓兵:その矢は、第二射を放とうとしていた長弓兵の肩口に突き刺さり────
    モーグ・メタラージ:きゅぼっ
    長弓兵:その腕を抵抗なくもぎ取った
    モーグ・メタラージ:「あぁ、っクソが!」
    シアストリス:「っ……」一瞬横を通過しただけでも凄まじい熱気。
    藍花:「ぁ……」
    長弓兵:「ぐ、あああああああああああーーっ!!?」
    モーグ・メタラージ:「っとに、やってられっかよ!こんなもんよぉ!」
    長弓兵:利き腕を失った長弓兵がのたうち回る
    蛮族:「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!」
    グレン・ネルス:「心臓からは逸れたか……」
    蛮族:瞬間、観客から歓喜の声が爆発した
    イディー:「まだ終わってない、後悔は終わってからにしたまえ。」
    モーグ・メタラージ:「わぁってんだよ!生きてるからなぁアイツも!クソ!」
    実況のコメンタ:「素晴らしい一撃が炸裂ッ! 今の一撃、鋼ですらも貫いたでしょう!」
    実況のコメンタ:「まさに無慈悲! ダークドワーフに相応しい一撃で!」
    モーグ・メタラージ:「ランファぁ!」
    モーグ・メタラージ:「殺すなよ!目覚めが悪いんだよこんなもん!!!」
    元偵察兵の剣闘士:「……!」
    藍花:ちびっこ殴る!
    藍花:3 2d+12+2 命中力/甲殻鋭爪/竜の鋭爪1H拳
    <BCDice:藍花>:SwordWorld2.5 : #1 (2D6+12+2) → 6[2,4]+12+2 → 20
    #2 (2D6+12+2) → 11[6,5]+12+2 → 25
    #3 (2D6+12+2) → 3[2,1]+12+2 → 17

    シアストリス:ワオ
    藍花:あら2発かな
    元偵察兵の剣闘士:3発目は回避!
    藍花:2 k15[(10+0)]+10+2$+0#0 ダメージ/甲殻鋭爪/竜の鋭爪1H拳
    <BCDice:藍花>:SwordWorld2.5 : #1 KeyNo.15c[10]+12 → 2D:[2,6]=8 → 5+12 → 17
    #2 KeyNo.15c[10]+12 → 2D:[3,2]=5 → 3+12 → 15

    GM:……時短だ、3発目もダメージ出せっ!
    藍花:k15[(10+0)]+10+2$+0#0 ダメージ/甲殻鋭爪/竜の鋭爪1H拳
    <BCDice:藍花>:SwordWorld2.5 : KeyNo.15c[10]+12 → 2D:[4,6 3,1]=10,4 → 6,2+12 → 1回転 → 20
    藍花:hai……
    グレン・ネルス:オワーッ
    イディー:業〜
    元偵察兵の剣闘士:(シークレットダイス)
    <Secret-BCDice:元偵察兵の剣闘士>:(シークレットダイス)
    藍花:ま、まだ死んだと決まったわけでは
    元偵察兵の剣闘士:あ、成功
    イディー:おぉ!?
    藍花:えらいぞグララン
    藍花:生命力も高いもんな
    藍花:悲鳴と歓声と罵声が飛び交う中でふと思う。何故殺し合っているのだ。相手が人族なら仲良く・・・するべきではないのか?
    元偵察兵の剣闘士:そして撃破! フィニッシュロールどうぞ!
    蛮族:「こーろーせ! こーろーせ! こーろーせ! こーろーせ!」
    藍花:「GRRRRRR!」その瞳が恍惚に染まる。身体が軽い。心が軽い。思うままに。赤と青の軌跡を描いて爪が目の前の獲物へ殺到する!
    シアストリス:「藍ちゃんっ!」
    元偵察兵の剣闘士:「っ……!!」
    藍花:「ぁ……!」その爪が心臓へと届く瞬間
    モーグ・メタラージ:「ランファぁ!」
    藍花:シアの声でトドメの爪がブレ、僅かに逸れる
    シアストリス:それは、爆発と負傷により不安定化した偶然の産物か。シアの喉から、絹の裂くような声が漏れた。
    元偵察兵の剣闘士:「──────」
    藍花:「何、私、いま何をしようと……」
    元偵察兵の剣闘士:小柄なグラランだったことが功を奏したか
    元偵察兵の剣闘士:そのグラスランナーは、後ろにゆっくりと倒れた。
    元偵察兵の剣闘士:「がっ、ふっ……」
    元偵察兵の剣闘士:小さく、息をしている。
    イディー:「生きてるな…」
    モーグ・メタラージ:「は、ぁ……クソが」苛立たし気に弓腕をつかむ
    実況のコメンタ:「…………」
    シアストリス:「…………」頭を振って持ち直す。「私……」
    藍花:「はっ、ぁ、ぁ、ぁぁ……!」青かったはずの右爪は返り血で真っ赤に染まる。まるで両方が竜の腕だ。
    グレン・ネルス:「……一応全員生きてはいる、か」
    モーグ・メタラージ:「……チッ」当然だが、回収は来ないのだろう
    モーグ・メタラージ:「……」
    GM:僅かな静寂。
    GM:そして……



    その称号は、成し遂げた者にこそ

    蛮族:「……せ」
    蛮族:「殺せ」
    蛮族:「殺せ!殺せ!殺せ!」
    蛮族:言葉は、すぐに爆発する津波になった
    蛮族:「殺せ!殺せ!殺せ!」「殺せ!殺せ!殺せ!」
    蛮族:「こーろーせ! こーろーせ!」「こーろーせ! こーろーせ!」
    元兵隊長の剣闘士:「が……ふっ……」
    実況のコメンタ:「さあ、人族同士の対決、その醍醐味の時間となりました!」
    実況のコメンタ:「冒険者たちは果たしてどのような選択をとるのか!」
    蛮族:「こーろーせ! こーろーせ! こーろーせ! こーろーせ!」
    藍花:「う、ぅぅうぅ……!」
    藍花:両手で頭を抱える。ベタリと青い髪に返り血の赤が増えていく。
    シアストリス:「藍ちゃん、藍ちゃん」
    シアストリス:いつものように、縋るように、受け容れるように藍花に寄りそう。
    藍花:「しあちゃん、わたし、わたし」
    シアストリス:「私、何も言うつもりはなかった。」血まみれの腕を、シアの小さな手が包み込もうとする。
    藍花:跪き、シアを見上げるその瞳は迷い子のソレだ
    シアストリス:藍花の腕に真新しい血液が伝う。「でも、気付いたら叫んでた。」


    イディー:「さ、帰るよ。」ショットガンバレットを装填
    モーグ・メタラージ:「イディー」
    イディー:「なんだい」
    モーグ・メタラージ:「それは、取るべきじゃねぇ選択だ」
    蛮族:「こーろーせ! こーろーせ! こーろーせ! こーろーせ!」
    イディー:「大丈夫かい?もう一戦、しかも殺さない選択を取れば強敵を当てられる可能性は高い」
    モーグ・メタラージ:「そうだな」
    元兵隊長の剣闘士:「…………がふっ、ああ、そのタビットの方が正しい……」
    元兵隊長の剣闘士:「…………おそらく、俺たちを殺さなきゃ、ぐっ、次に出てくるのは……ヴァゼルだ」
    元兵隊長の剣闘士:「"嬲り殺し"の名前で知られる、砂の神の、神官……。やめて、おけ……」
    蛮族:「こーろーせ! こーろーせ! こーろーせ! こーろーせ!」
    モーグ・メタラージ:「……ハ」覚えのある名だ、暗殺リストにあった
    モーグ・メタラージ:「そうだな、正しいんだろうよ」
    モーグ・メタラージ:「"この街"じゃ、それが、正しいんだろうよ」
    元兵隊長の剣闘士:「ああ、そうだ……」
    元兵隊長の剣闘士:震える口元で、かろうじて笑う
    モーグ・メタラージ:「知ったことか、ボケが」
    元兵隊長の剣闘士:「な……?」
    グレン・ネルス:「……悪いね、俺たちこれでも"冒険者"なんで」
    モーグ・メタラージ:「うるせぇってんだよ、テメェも、テメェらも」
    モーグ・メタラージ:苛立たし気に頭を掻きむしる


    シアストリス:「私は、こう考えているみたい。」揺れる翡翠の瞳が青い瞳を見据える。「藍ちゃんに、一緒にいてほしい。そのためなら、楽しんでる藍ちゃんでも止めたいって」
    藍花:「……シア、ちゃん……」
    シアストリス:「藍ちゃんのこと、否定したくないのに。」
    シアストリス:「友達でいてほしいためだけに、藍ちゃんを止めてしまう。」


    モーグ・メタラージ:観客席に向け中指を突き立てる
    モーグ・メタラージ:「誰が殺すか、ボケども」
    蛮族:「なっ……」
    蛮族:「テメー! 何様のつもりだァ!!」
    蛮族:それぞれ向き合う戦士たちに向かい、観客席が爆発する。


    藍花:「私、本当は殺したくなんてない」
    蛮族:「こーろーせ! こーろーせ! こーろーせ! こーろーせ!」
    藍花:「傷つけるのだって嫌だよ」
    蛮族:「こーろーせ! こーろーせ! こーろーせ! こーろーせ!」
    藍花:その掠れた声は歓声に搔き消えて……


    モーグ・メタラージ:「はぁ……あーぁ、悪ぃな」
    モーグ・メタラージ:「お前らが正しいよ、イディー、ナナシ」
    元兵隊長の剣闘士:「モーグ……だったか、やめておけ、後悔するぞ……」
    モーグ・メタラージ:「もう今既にしてるよ、だがな」
    モーグ・メタラージ:「言ったろ、俺らぁ人助けにここに来てんだ」
    元兵隊長の剣闘士:「……!」
    モーグ・メタラージ:「なんでそれを、アイツ見捨てなかったのにここで捨てねぇと行けねぇんだよ」


    シアストリス:それはかつて、藍花に微笑んだ時のように。「じゃあ、」
    シアストリス:「これ以上殺させない。藍ちゃんが赤くなるのを止める。」
    シアストリス:「そんな無茶に、付き合ってもらえるかな」
    藍花:「置いていかない?」親友の小さな手を握りしめる
    藍花:「一緒にいてくれる?」
    シアストリス:「いかないよ」シアの手も血まみれだ。


    蛮族:「こーろーせ! こーろーせ! こーろーせ! こーろーせ!」
    元兵隊長の剣闘士:「そうか……なるほど、お前は冒険者の中でも、とびきりのバカなんだな」
    元兵隊長の剣闘士:剣闘士が血に濡れた唇で笑う
    イディー:「そういう奴なんです。」銃をおろす
    モーグ・メタラージ:「うるせぇ……おらイディー、ここで勝てば手紙だって届けるアテが出来るだろうよ」
    モーグ・メタラージ:「どの口が言ってんだか、テメェも相当だよ遺産バカ」
    イディー:「そうだね。もう一つ名をあげるとしよう。」
    グレン・ネルス:「そういうわけで、アンタらは殺さない」


    シアストリス:「一緒にいる。」だけど、
    シアストリス:「一緒に行こう。」だけど、これがいい。
    藍花:「うん、一緒に」立ち上がる。一緒に。
    蛮族:「こーろーせ! こーろーせ! こーろーせ! こーろーせ!」
    藍花:「殺さない。思い通りになんてなってやるもんか」
    蛮族:歓声が渦巻く。だがそれにかき消されない、君達の声。
    シアストリス:いつからか、前に出る藍花の背を見るばかりだった。その行いを傍観するばかりだった。だが違うのだ。
    友とは並び立つものだ。



    モーグ・メタラージ:既に殺意の矛先はこちらにある
    元兵隊長の剣闘士:「……知ってるか? そういうやつをな、街の外じゃ……」
    実況のコメンタ:「これは……どうしましょう、セルトス様」
    元兵隊長の剣闘士:「冒険者の中でもな、"勇者"っていうんだよ」
    セルトス:「決まっている。ヴァゼルを出せ」
    グレン・ネルス:「おい肩書が一気にランクアップしたぜモーグ」
    イディー:「さぁ、さっさと敗者を下がらせたまえ。」
    シアストリス:「これが、私の思う”ともだち”。」
    藍花:「ともだち」トゥムの赤が一瞬現れ、シアの緑が塗りつぶす
    モーグ・メタラージ:迫りくる圧力を感じる
    モーグ・メタラージ:「……バカが、そういうのはな」
    モーグ・メタラージ:「―――成し遂げた奴のことを、呼ぶのさ」



    ”嬲り殺し”ヴァゼル戦

    ”嬲り殺し”ヴァゼル:「フフ……ハハ……ハハハハハハハハッハアアアアアアアアアアアア!!」

    ”嬲り殺し”ヴァゼル:その瞬間、闘技場の中央に召喚されたのは一人の巨大なミノタウロス
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:「ハラノヴ様が麾下! 大剣士がひとり、嬲り殺しのヴァゼル見参!!」
    藍花:「!」
    藍花:シアを庇うように立つ
    シアストリス:庇われることを受け入れる。だけどこれは、今までのようにただ受け入れるだけではない。
    シアストリス:「藍ちゃん、お願いね。」
    藍花:「うん、シアちゃんの力も借りるね」
    シアストリス:「ん!」
    元兵隊長の剣闘士:「…………」
    元兵隊長の剣闘士:コボルトに運ばれながら、剣闘士が剣で地面を叩いた。
    元兵隊長の剣闘士:それは、君達を送り出したときのように。
    モーグ・メタラージ:「……"嬲り殺し"ヴァゼル、砂の神の信徒、闘技場の常連」
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:「ほう、良く調べているな」
    モーグ・メタラージ:「あぁ、だがもう要らなくなる情報だな」
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:「なに……?」
    モーグ・メタラージ:「ここで死ね、クソが」
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:「クク……フハハハ……ハァーーーーハッハッハッハ!!」
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:「我に! 砂の神の加護を得し我に、それを言うか!!」
    蛮族:「ヴァゼルーっ! そいつを殺せーっ!!」
    実況のコメンタ:「来たァ〜〜〜ッ、物知らずの剣闘士の処刑人! ”嬲り殺し”のヴァゼル! 今日の数合わせは先程機械操作を謝ったコボルト4人です!」
    GM:魔物知識、10/14!
    藍花:2d6
    <BCDice:藍花>:SwordWorld2.5 : (2D6) → 9[6,3] → 9
    シアストリス:よく見たらいたわ
    グレン・ネルス:2d6
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : (2D6) → 6[3,3] → 6
    モーグ・メタラージ:2d6
    <BCDice:モーグ・メタラージ>:SwordWorld2.5 : (2D6) → 9[3,6] → 9
    イディー:2d+3+3 セージ知識
    <BCDice:イディー>:SwordWorld2.5 : (2D6+3+3) → 9[3,6]+3+3 → 15
    シアストリス:2d+3+3 セージ知識
    <BCDice:シアストリス>:SwordWorld2.5 : (2D6+3+3) → 3[2,1]+3+3 → 9
    イディー:抜いたぜ
    シアストリス:イディーセンセイ!
    藍花:弱点ヨシ
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:弱点、魔法ダメージ+2
    藍花:魔法か、イディーの力が頼りだ
    シアストリス:でっ
    シアストリス:いやでかすぎ…

    ”嬲り殺し”ヴァゼル:【砂の加護】
    ?”奪う砂” /8(15)/精神抵抗/消滅/MP消費8
    射程:自身、範囲:全エリアで抵抗失敗した相手に3ラウンドの間2ダメージを与えます。(2ラウンド目以降は自身の手番開始時)
    効果時間中、与えたダメージの合計だけ自身の打撃点を増加します(打撃点上昇効果は1回のみで重複しません)
    この魔法は精神効果属性(強)として扱います。


    シアストリス:すべての両断シリーズが束になってやっとってところかよ
    モーグ・メタラージ:HP多い!
    藍花:デジャヴュ
    イディー:なんか怖いこと言ってる
    藍花:防護点8点キッツ
    蛮族:「こーろーせ! こーろーせ! こーろーせ! こーろーせ!」
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:「我に加護を与えし神、それは砂の神」
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:「奪う神、鍛錬の神、そして強者の神」
    グレン・ネルス:「だからどうした」
    グレン・ネルス:「加護とやらを担保にしなきゃ偉ぶることもできねえのか」
    藍花:「砂の神の加護が何?」
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:「愚かな人族だ、哀れにすらなる」
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:「この街において、砂の神の加護を受けるということの意味を知ら────」
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:そのとき、ヴァゼルの目がシアに止まった。
    シアストリス:「しーっ」
    シアストリス:「我が名と汝の秘密を守れ。砂塵は全てを覆い隠す。」
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:「貴様…………」
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:「まさか、お前は……!」
    シアストリス:「すべてを曝け出す不信者。怒られても、知らない。」
    シアストリス:人差し指を立てて、忠告してあげた。
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:「そうか、お前か……ハラノヴ様がいっていた!!」
    藍花:「シアちゃんにだって、ううん、シアちゃんの加護が本物」
    藍花:「偽物は引っ込んでて」
    シアストリス:「シアストリス。砂の神の言葉に従い、町を守る。」
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:「砂の神の完全性に仇なす者!! 紛い物の信徒!」
    砂の神:『──────』
    モーグ・メタラージ:「ハ、ハ」
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:「我は砂の神の信徒! 神の言葉に従い、お前から全てを奪う!」
    イディー:「ほう、ここにきて砂の神の信徒対決か。」
    モーグ・メタラージ:「そういややり合うのは初かァ?」
    イディー:「ボクに神の声は聞こえないが、どちらに加護が降り注ぐのか楽しみだね」
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:ヴァゼルの表情から余裕が消え、その大剣を構えた。
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:先制12!
    藍花:2d6
    <BCDice:藍花>:SwordWorld2.5 : (2D6) → 6[4,2] → 6
    シアストリス:2d+3+3+1 ウォーリーダー先制(知)
    <BCDice:シアストリス>:SwordWorld2.5 : (2D6+3+3+1) → 12[6,6]+3+3+1 → 19
    イディー:2d6
    <BCDice:イディー>:SwordWorld2.5 : (2D6) → 6[1,5] → 6
    グレン・ネルス:2d+4+2 スカウト運動
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : (2D6+4+2) → 6[1,5]+4+2 → 12
    藍花:わぁ
    モーグ・メタラージ:2d+5+2 スカウト運動
    <BCDice:モーグ・メタラージ>:SwordWorld2.5 : (2D6+5+2) → 6[1,5]+5+2 → 13
    シアストリス:クリティカル
    GM:!
    シアストリス:気合入ってますよー
    イディー:加護来てるよ
    藍花:来てる来てる
    モーグ・メタラージ:冒険者対決とかいう曇らせを乗り越えたからな
    砂の神:『そうだ』
    砂の神:『こんなところで負けちゃいけないよ。シア』
    シアストリス:「”控えよ”、ヴァゼル。」立てた人差し指を、ヴァゼルに向ける。
    砂の神:『この街を守るのを手伝ってくれるなら、きみのともだちを守るのを手伝ってあげる』
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:「────っ!」
    GM:砂が渦巻く。
    シアストリス:「砂は常に流れゆくもの。」
    シアストリス:「浮かぶものがあれば、沈むものもある。」
    セルトス:「…………」
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:「ぬかせ……」
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:「砂の神の教えは唯一つ、奪い、強くなる。それのみっ!」
    実況のコメンタ:「し、試合……開始っ!」

    敵後衛:数合わせのコボルトx4

    ------------------------------

    敵前衛:”嬲り殺し”ヴァゼル
    味方前衛:グレン、藍花

    ------------------------------

    味方後衛:モーグ、イディー、シアストリス

    GM:【戦闘開始】
    シアストリス:蛮族めこのシアの前によくぞ姿を現した
    シアストリス:褒美をくれてやろう!怒涛の攻陣+セイポン!
    シアストリス:2d+8+0+0 神聖魔法行使
    <BCDice:シアストリス>:SwordWorld2.5 : (2D6+8+0+0) → 3[2,1]+8+0+0 → 11
    シアストリス:あぶねっ発動!
    藍花:アブナ
    モーグ・メタラージ:あっぶね、あ、ちなみに旋風の方かな?
    GM:あ、ずっと鼓咆は継続してるから隙なの使ってね
    シアストリス:じゃあ旋風で!
    モーグ・メタラージ:助かる
    藍花:せんきゅ
    シアストリス:命中と物理が各+2でターンエンド!
    GM:ぐおおおおお
    藍花:頼むぜデバフ屋!
    シアストリス:「”栄えよ”!」
    砂の神:『栄えよ』
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:「砂の神……! 紛い物を使う痴れ者め!」
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:「その紛い物の力、どこで手に入れた!」
    シアストリス:「一度死んでみればわかる。」
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:「ぬかせ!」
    モーグ・メタラージ:行きます、キャッツアイメディテーションして銀矢露払い、命中20をヴァゼルに
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:2d6+9
    <BCDice:”嬲り殺し”ヴァゼル>:DiceBot : (2D6+9) → 8[2,6]+9 → 17
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:命中!
    藍花:ヨシ!
    モーグ・メタラージ:k33[(10+0)]+10+7$+0#1 ダメージ/ブラッドスクイーズ2H
    <BCDice:モーグ・メタラージ>:SwordWorld2.5 : KeyNo.33c[10]a[+1]+17 → 2D:[5,3]=9 → 10+17 → 27
    シアストリス:アッヒョ!
    モーグ・メタラージ:呪い起動!精神抵抗20も!
    モーグ・メタラージ:◆ブラッドスクイーズ
    銀の矢使用時に発動、命中時に呪い属性物理ダメージとなり、対象は命中達成値を目標に精神抵抗を行う。抵抗に失敗した場合3分の間あらゆる行為判定に-2のペナルティ。判定後にHPを5消費することでその判定におけるペナルティを無視できる。

    ”嬲り殺し”ヴァゼル:2d6+8
    <BCDice:”嬲り殺し”ヴァゼル>:DiceBot : (2D6+8) → 8[6,2]+8 → 16
    モーグ・メタラージ:しゃあ!
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:ぐおおおおお
    藍花:やったぜ
    シアストリス:ウヒョー!
    イディー:ナイスゥ!
    グレン・ネルス:まずはヨシ
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:19ダメージ+呪い!
    モーグ・メタラージ:極小の砂粒が、砂の神の触媒が、その腕に絡みつく
    モーグ・メタラージ:それは極小の魔動機、そしてそれは―――赤竜鉱
    モーグ・メタラージ:「―――とおす」ぎり、ぎり、ぎり
    モーグ・メタラージ:銀の矢に熱が籠る
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:「人族風情が、蹴散らしてくれるッ!」
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:ミノタウロスが迫る
    モーグ・メタラージ:ぎ、り        ひゅ    ばっ!!!
    シアストリス:「”流れよ”」攪乱せよ、撹拌せよ。
    砂の神:『────』
    モーグ・メタラージ:恐ろしい勢いで銀矢が射出される、それは一瞬で枝分かれし、真正面から叩きつける雨と化す
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:「があっ!!?」
    モーグ・メタラージ:そして、鎧の隙間を縫ってその関節を射抜いた!!!
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:雨と化した矢がヴァゼルに降り注ぐ。
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:「ぐおおおおおおおっ!?」
    モーグ・メタラージ:「燃えて、死ね!!!」ば  じゅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:「この程度ォッ!」
    モーグ・メタラージ:「クソが!バカみてぇにタフだな!だが……徹したぞ!やれ!」
    蛮族:「…………!」いつの間にか、先程まで野次をあげていた蛮族たちも静まり返っていた。
    蛮族:これが、そのような戦いではないことに気づき始めていたのだ
    藍花:よーし試しに殴るか
    藍花:3連撃だ
    イディー:まわせまわせ〜!
    藍花:3 2d+12+3 命中力/甲殻鋭爪/竜の鋭爪1H拳
    <BCDice:藍花>:SwordWorld2.5 : #1 (2D6+12+3) → 7[3,4]+12+3 → 22
    #2 (2D6+12+3) → 6[2,4]+12+3 → 21
    #3 (2D6+12+3) → 5[4,1]+12+3 → 20

    ”嬲り殺し”ヴァゼル:3 2d6+9-2
    <BCDice:”嬲り殺し”ヴァゼル>:DiceBot : #1 (2D6+9-2) → 10[6,4]+9-2 → 17
    #2 (2D6+9-2) → 6[3,3]+9-2 → 13
    #3 (2D6+9-2) → 3[2,1]+9-2 → 10

    ”嬲り殺し”ヴァゼル:全弾命中!
    藍花:3 k15[(10+0)]+10+4$+0#0 ダメージ/甲殻鋭爪/竜の鋭爪1H拳
    <BCDice:藍花>:SwordWorld2.5 : #1 KeyNo.15c[10]+14 → 2D:[5,2]=7 → 4+14 → 18
    #2 KeyNo.15c[10]+14 → 2D:[1,6]=7 → 4+14 → 18
    #3 KeyNo.15c[10]+14 → 2D:[4,1]=5 → 3+14 → 17

    ”嬲り殺し”ヴァゼル:c(18+18+17-24)
    <BCDice:”嬲り殺し”ヴァゼル>:DiceBot : c(18+18+17-24) → 29
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:29ダメージ!
    シアストリス:ンヒョー!
    イディー:相変わらずすごい火力だ
    実況のコメンタ:「あっ、ぎ、銀の矢がヴァゼルの動きを止めて、そこに藍花選手がラッシュを……」
    藍花:「無礼者が。誰の前と心得る。」青が、赤が、交じり合ってヴァゼルの巨体に裂傷を刻む
    セルトス:「コメンタ、よい」
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:「ぐ、おおおおおおおおっ!?」
    藍花:「嬲られる側の気持ちを味わえばいい」
    藍花:「今まで苦しめてきた人の分まで」
    セルトス:「この戦いは、黙って見届けよ。一音も妨げるな」
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:「舐めるな、出来損ないウィークリング風情がッ!」
    モーグ・メタラージ:(クソ!俺のもそうだが……バカみてぇに硬い!ランファのであれかよ!?)
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:鎧を抜いても、ヴァゼルの分厚い皮膚が攻撃を通さない。
    イディー:「ずいぶん硬そうだ。」
    藍花:「うるさい、生まれは関係ない!」
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:その皮膚は良く見れば、蠢く砂の塊だ
    モーグ・メタラージ:「ちっ、頼むぜマギテックゥ!」
    シアストリス:「物理的な作用の通りが悪い」踊るように杖を振るう。
    セルトス:「あの娘、赤竜化はどこまで進んでいる……? 本当にただの在野のものか?」
    イディー:「まかせたまえ!」
    シアストリス:「だけど、あの身体なら魔力の伝導率は高い。高すぎる。」
    ホルス:『レディ』
    藍花:「なら、活路を開く。どれだけ硬くたって無敵じゃないんだ」
    グレン・ネルス:「そういうこった。死ぬまで殴れば死ぬ」
    イディー:砂肌〜!
    イディー:タゲサ、クリバレ!
    イディー:2d+8+5 命中力/デリンジャー1H
    <BCDice:イディー>:SwordWorld2.5 : (2D6+8+5) → 5[2,3]+8+5 → 18
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:2d6+9-2
    <BCDice:”嬲り殺し”ヴァゼル>:DiceBot : (2D6+9-2) → 7[1,6]+9-2 → 14
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:命中!
    イディー:k20[9]+9+0 ダメージ
    <BCDice:イディー>:SwordWorld2.5 : KeyNo.20c[9]+9 → 2D:[4,3]=7 → 5+9 → 14
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:14+2で16ダメージ!
    シアストリス:その砂まみれの身体をそぎ落としてやるぜ〜
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:「──ッ!」
    イディー:「どんな防護も、ガンの前では無力だ」
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:弾丸がヴァゼルの身体を貫く。
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:だが────「効かぬッ!」その巨体は止まらない!
    イディー:「タフだなぁ…!グレン君!止めてくれ!」
    ホルス:『イディー、大丈夫。効イテル』
    グレン・ネルス:「ああ!」
    ホルス:『アイツを倒ソウ』ホルスの目が薄緑に光っている。『それが第一ポ』
    シアストリス:「わかった。」
    イディー:「もちろんだとも。倒さないと生きて帰れないからね。」(第一ポ…?)
    グレン・ネルス:ではまず斧発射
    グレン・ネルス:2d+9+4 命中力/ハンドアックス1H投
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : (2D6+9+4) → 7[5,2]+9+4 → 20
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:2d6+7
    <BCDice:”嬲り殺し”ヴァゼル>:DiceBot : (2D6+7) → 8[4,4]+7 → 15
    グレン・ネルス:k12[(11+0)]+10+4$+0#0 ダメージ/ハンドアックス1H投
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : KeyNo.12c[11]+14 → 2D:[3,5]=8 → 4+14 → 18
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:10
    グレン・ネルス:続いて剣
    グレン・ネルス:2d+9+4 命中力/バスタードソード2H
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : (2D6+9+4) → 7[2,5]+9+4 → 20
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:2d6+7
    <BCDice:”嬲り殺し”ヴァゼル>:DiceBot : (2D6+7) → 7[6,1]+7 → 14
    グレン・ネルス:k27[(10+0)]+10+4$+0#0 ダメージ/バスタードソード2H
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : KeyNo.27c[10]+14 → 2D:[3,1]=4 → 3+14 → 17
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:9ダメ!
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:残り115!
    グレン・ネルス:「(デカい、硬い、なら小細工はナシだ)」
    グレン・ネルス:「壱の型ァ! 頭蓋割りッ!!」跳躍し、その顔面に剣を叩きつける!
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:「効かぬ! 効かぬ効かぬ!」ヴァゼルの周囲に砂嵐が舞う! それがグレンの斧を減衰させ、剣を鈍らせる!
    だが、それでも頭部からは出血!

    ”嬲り殺し”ヴァゼル:「グゥッ……!」
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:【敵の手番】
    シアストリス:反撃が来るぞー!
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:2回行動
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:【砂の加護】
    ?”奪う砂” /8(15)/精神抵抗/消滅/MP消費8
    射程:自身、範囲:全エリアで抵抗失敗した相手に3ラウンドの間2ダメージを与えます。(2ラウンド目以降は自身の手番開始時)
    効果時間中、与えたダメージの合計だけ自身の打撃点を増加します(打撃点上昇効果は1回のみで重複しません)
    この魔法は精神効果属性(強)として扱います。

    ”嬲り殺し”ヴァゼル:呪い解除でHP5点支払い!
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:2d6+8
    <BCDice:”嬲り殺し”ヴァゼル>:DiceBot : (2D6+8) → 6[4,2]+8 → 14
    藍花:2d+8+0 精神抵抗力
    <BCDice:藍花>:SwordWorld2.5 : (2D6+8+0) → 10[6,4]+8+0 → 18
    イディー:2d+8+0 精神抵抗力
    <BCDice:イディー>:SwordWorld2.5 : (2D6+8+0) → 2[1,1]+8+0 → 10
    シアストリス:2d+8+0 精神抵抗力
    <BCDice:シアストリス>:SwordWorld2.5 : (2D6+8+0) → 8[5,3]+8+0 → 16
    グレン・ネルス:2d+8+0 精神抵抗力
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : (2D6+8+0) → 4[1,3]+8+0 → 12
    モーグ・メタラージ:精神効果なのでメディテーション適用!
    藍花:イディー?
    イディー:イディー!!
    シアストリス:きかーん!
    モーグ・メタラージ:2d+9+4+0 精神抵抗力
    <BCDice:モーグ・メタラージ>:SwordWorld2.5 : (2D6+9+4+0) → 8[4,4]+9+4+0 → 21
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:グレンとイディーに2ダメージ!
    シアストリス:イディーさんこれ受けると相手の火力上がって前衛が死んじゃうんですよ
    シアストリス:駄目だスコープ覗いてる!
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:さらにコボルトは全員抵抗失敗!
    藍花:アッ
    モーグ・メタラージ:altu
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:物理ダメージ+12
    イディー:コボルはこのためか!
    モーグ・メタラージ:そういう役かよ!
    シアストリス:ヤバすぎる!!!!
    シアストリス:謝ろっか。
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:現在打撃点2D+28
    藍花:ひぇ
    シアストリス:ちゃうんすよちゃうんすよ
    藍花:「……。」拳を構える。さて何をしてくる……
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:「砂の神よ! 全てを奪い尽くし、我が力となせ!」
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:「奪え、奪え、奪え!!」
    イディー:「ぐあっ」
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:砂嵐が渦巻き、君達の身体を傷つける。
    モーグ・メタラージ:「う、ぉぉ、ぉぉ……!」
    シアストリス:「……!」砂の目が開く。
    藍花:「奪わせない……何も!」甲殻と鱗が砂を弾く
    モーグ・メタラージ:「誰、が……っ」
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:傷から魔力が、いや、生命力そのものが奪われていく
    コボルト:「うわああああああああああ」
    グレン・ネルス:「無茶苦茶をしやがる……!」
    モーグ・メタラージ:「誰が、奪われるかぁ!!!」
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:そして、それら全てはヴァゼルの身体に力として集結していく
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:「奪うのだ! それが我々の特権!」
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:◯薙ぎ払い?:5体攻撃
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:2d6+11 命中・5点消費
    <BCDice:”嬲り殺し”ヴァゼル>:DiceBot : (2D6+11) → 7[5,2]+11 → 18
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:前衛ふたりは命中12、回避どうぞ!
    藍花:2d+11+1 回避力
    <BCDice:藍花>:SwordWorld2.5 : (2D6+11+1) → 9[6,3]+11+1 → 21
    グレン・ネルス:2d+10+0 回避力
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : (2D6+10+0) → 5[1,4]+10+0 → 15
    イディー:ナイスゥ!
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:2d6+28
    <BCDice:”嬲り殺し”ヴァゼル>:DiceBot : (2D6+28) → 6[2,4]+28 → 34
    藍花:命中18だもんね
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:グレンに34ダメージ!
    藍花:デッカ
    イディー:グレン君ー!!
    グレン・ネルス:31ダメージ!
    シアストリス:ヤバいわよ!
    シアストリス:回復量足りないわよ!
    藍花:Fプロはまだ残ってるっけ
    GM:残ってますね>Fプロ
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:「うおおおおおおおおおおおおおっ!」
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:ヴァゼルが砂嵐を纏う巨大な嵐を振るう!
    藍花:「!」寸でのところでその嵐の範囲から逃れる
    シアストリス:継続してるはず
    藍花:マントの切れ端が巻き込まれ糸くずとなった
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:破壊の嵐が闘技場の地面を根こそぎにしていく。
    グレン・ネルス:「捌の型────」避け、流し、否、無理
    藍花:「グレン!!」
    実況のコメンタ:「これはグレン選手、絶ぼ────」
    グレン・ネルス:「ぐああああああっ!?」派手に吹き飛ばされ闘技場の地面を転がる!
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:「当たってなお残ったか。大したものだ」
    イディー:「グレン君!」
    モーグ・メタラージ:「ちぃ、一撃がデケェ……!」
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:「だが、次で終わりだ」ヴァゼルが大剣を構える。
    グレン・ネルス:「ゲホッ……鍛えておいて助かったぜ……」
    コボルト:奉仕・器用な手先:ポーション使用
    藍花:あっこいつぅ
    モーグ・メタラージ:あっコラーッ!
    コボルト:4 K0+5
    コボルト:4 K0+5
    <BCDice:コボルト>:SwordWorld2.5 : #1 KeyNo.0c[10]+5 → 2D:[6,5 3,4]=11,7 → 4,2+5 → 1回転 → 11
    #2 KeyNo.0c[10]+5 → 2D:[1,4]=5 → 0+5 → 5
    #3 KeyNo.0c[10]+5 → 2D:[3,2]=5 → 0+5 → 5
    #4 KeyNo.0c[10]+5 → 2D:[5,6 5,2]=11,7 → 4,2+5 → 1回転 → 11

    藍花:回転してんじゃねー!
    イディー:回すな回すな
    コボルト:ポーションなので回転はなし
    モーグ・メタラージ:ポーションは回らないはず!
    コボルト:28回復
    藍花:おいおいおい
    モーグ・メタラージ:それでもデカイ、おのれ
    シアストリス:「……回復を」
    コボルト:「ヴァ、ヴァゼル、さまっ」
    コボルト:「手当しますっ、だから、ぼくたちは……」
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:「よくぞこの戦場に踏み込んだ。褒めてやろう」
    コボルト:「えっ、えへへっ」
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:「誇りに思って死ね」
    コボルト:「えっ……」
    藍花:「……ダ、メ!」
    藍花:右手を伸ばす
    シアストリス:「──────」
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:「オオオオオオオオオオオオオオオッ!!」ヴァゼルが更に砂嵐の力を強める
    モーグ・メタラージ:「こ、の……!」
    コボルト:「あ────」
    砂の神:『──────』
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:砂嵐がやんだとき、そこにはもはや何も残っていなかった
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:「さあ、続きをしようか」
    イディー:「な…」
    藍花:「そ、んな……」
    シアストリス:「……」砂の目が魔力を感じ取ろうとする。
    藍花:右手は伸ばされたまま、静止している
    砂の神:『なにもいない』
    グレン・ネルス:「……上等だこの野郎」ペッ、と血の塊を吐き捨てる
    モーグ・メタラージ:「ぶっ殺してやるよ」
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:「そうだ、それだ!」
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:「その言葉こそ! 意志こそ! この街に相応しい!!」
    シアストリス:「…………そう。」
    シアストリス:「だったら、自分のすべてを奪われる時がいずれ来る。」
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:「それは奪われるもののセリフよ!」
    モーグ・メタラージ:「ふざけろ、街がどうとか関係ねぇんだよ」
    モーグ・メタラージ:「テメェを殺す!これは!!俺自身の意志だ!!!」
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:「いいだろう、来い!」
    GM:【冒険者たちの手番】
    モーグ・メタラージ:バフ十分なので先動きます
    GM:イベント発生
    藍花:お
    モーグ・メタラージ:むむ
    GM:お、もし動くなら先どうぞ
    GM:シアの手番に発生するので
    グレン・ネルス:雷だったら笑う
    藍花:草
    モーグ・メタラージ:なら行きます
    GM:カモン!
    モーグ・メタラージ:露払いで命中20、そして
    ◯赤竜鋼の矢
     敵の防護点を半分(切上げ)無視、クリティカル時には防護点無視。クリティカル無効無視。

    シアストリス:いけー!
    モーグ・メタラージ:殺す
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:げえっ!?
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:こ、来い!
    藍花:使いどころさん
    モーグ・メタラージ:k33[(10+0)]+10+7$+0#1 ダメージ/ブラッドスクイーズ2H
    <BCDice:モーグ・メタラージ>:SwordWorld2.5 : KeyNo.33c[10]a[+1]+17 → 2D:[5,1]=7 → 8+17 → 25
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:2d6+7
    <BCDice:”嬲り殺し”ヴァゼル>:DiceBot : (2D6+7) → 10[6,4]+7 → 17
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:くそ、命中!
    モーグ・メタラージ:くっ、回転せず!あ、命中は20なのでこれはダメージ!
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:あ、OK!
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:21ダメージ!
    モーグ・メタラージ:防護4点無視、十分デカイ!
    イディー:つよい!
    モーグ・メタラージ:「―――燃えろ、イグニス」
    モーグ・メタラージ:取り出したのは赤い鉄鋼の矢
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:「それは……!」
    モーグ・メタラージ:「貫き、徹し……焼き尽くせぇ!!!」
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:斧を暴風めいて振るいながら、ヴァゼルはモーグの手元を見た。
    モーグ・メタラージ:ひゅ     ずだんっ!!!!!
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:「────ッ!」
    モーグ・メタラージ:ポーションで塞がった傷をえぐり抜く
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:火炎をまとった矢がヴァゼルの砂の身体を貫通!
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:「ぐ、おおおおっ……!?」体内を焼く一撃に苦悶の叫びが漏れる
    モーグ・メタラージ:「ふぅぅぅ……っ! 奪いもしねぇ、テメェはここで、ただ!死ね!!!」
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:「イグニスの炎を持つに相応しい猛りよ、その甘ささえ無ければな!」
    モーグ・メタラージ:「甘さ?寝惚けろ」
    モーグ・メタラージ:「継いだ、誇りだ」
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:「ハッ! 笑止!!」
    藍花:続きます
    モーグ・メタラージ:やれー!ころせー!
    藍花:ねるねる延長してMP0
    藍花:3 2d+12+3 命中力/甲殻鋭爪/竜の鋭爪1H拳
    <BCDice:藍花>:SwordWorld2.5 : #1 (2D6+12+3) → 9[6,3]+12+3 → 24
    #2 (2D6+12+3) → 11[5,6]+12+3 → 26
    #3 (2D6+12+3) → 5[1,4]+12+3 → 20

    ”嬲り殺し”ヴァゼル:3 2d6+7
    <BCDice:”嬲り殺し”ヴァゼル>:DiceBot : #1 (2D6+7) → 10[5,5]+7 → 17
    #2 (2D6+7) → 4[1,3]+7 → 11
    #3 (2D6+7) → 6[3,3]+7 → 13

    藍花:3 k15[(10+0)]+10+4$+0#0 ダメージ/甲殻鋭爪/竜の鋭爪1H拳
    <BCDice:藍花>:SwordWorld2.5 : #1 KeyNo.15c[10]+14 → 2D:[6,5 5,3]=11,8 → 7,5+14 → 1回転 → 26
    #2 KeyNo.15c[10]+14 → 2D:[1,2]=3 → 1+14 → 15
    #3 KeyNo.15c[10]+14 → 2D:[6,4 6,2]=10,8 → 6,5+14 → 1回転 → 25

    ”嬲り殺し”ヴァゼル:全弾ヒット!
    シアストリス:!?
    イディー:Foo!
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:うおお!?
    モーグ・メタラージ:ひゅー!
    藍花:なかなか
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:c(26+15+25-24)
    <BCDice:”嬲り殺し”ヴァゼル>:DiceBot : c(26+15+25-24) → 42
    藍花:「強いものが奪う、それは正しいのかもしれない。」抉れた地面を踏みしめる
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:「そうだ、バルバロスの出来損ないでも理解は出来ているようだな!」
    藍花:「でもだからこそ、もう何も奪わせたりなんてしない!」ゴウ!と音を立て懐へと飛び込む
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:「来い、踏み潰してやる!」
    藍花:巨体に対して真正面から殴りかかる
    藍花:力を爪に全て込めて
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:「ぐ、おおおおっ……!?」正面からの一撃にヴァゼルの後ろ足がわずかに下がった
    藍花:それは世界への……そして何より自分自身への反逆の証!「ァアアアアアアアアッ!」
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:「グ、オオオオオオオオオッ!!?」
    セルトス:「あれは……!」
    蛮族:「ヴァ、ヴァゼルが押されてる……?」「嘘だろ……?」
    藍花:「人族も蛮族もウィークリングも関係ない!私は藍花、シアちゃんのともだちだ!」
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:「友情? なんたる価値の無い、それだけの力を持ちながら────」
    グレン・ネルス:続きます
    藍花:いけー!
    GM:カモン!
    イディー:いけいけーっ!
    グレン・ネルス:練技かけ直し
    グレン・ネルス:まずは斧
    グレン・ネルス:2d+9+4 命中力/ハンドアックス1H投
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : (2D6+9+4) → 4[1,3]+9+4 → 17
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:2d6+7
    <BCDice:”嬲り殺し”ヴァゼル>:DiceBot : (2D6+7) → 3[2,1]+7 → 10
    グレン・ネルス:k12[(11+0)]+10+4$+0#0 ダメージ/ハンドアックス1H投
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : KeyNo.12c[11]+14 → 2D:[5,1]=6 → 3+14 → 17
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:9ダメ!
    グレン・ネルス:続いて剣
    グレン・ネルス:2d+9+4 命中力/バスタードソード2H
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : (2D6+9+4) → 8[6,2]+9+4 → 21
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:2d6+7
    <BCDice:”嬲り殺し”ヴァゼル>:DiceBot : (2D6+7) → 7[4,3]+7 → 14
    グレン・ネルス:k27[(10+0)]+10+4$+0#0 ダメージ/バスタードソード2H
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : KeyNo.27c[10]+14 → 2D:[3,2]=5 → 4+14 → 18
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:10ダメ!あわせて19ダメ!残り56!
    グレン・ネルス:「もう一度だ、食らいやがれデカブツ」
    グレン・ネルス:「壱の型、頭蓋割りィ!!」同じ個所に再度剣を叩きつける!
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:「そのような小枝でどれほど叩いたところで────」
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:次の瞬間、角がひび割れる!
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:「ぐ、おおオオっ、俺の角が……!?」
    藍花:「加護とやらも大したことないんだね」
    イディー:「よくもまぁ、動けるものだ…!グレン君、援護する!離れて態勢を!」
    ホルス:『イディー、レ、ピ、ピガ、ディ、ガ、ガ────』
    グレン・ネルス:「おう」一度飛び下がる
    モーグ・メタラージ:「ぶっとばしてやれ」
    ホルス:『ディー、ディー、ロッ、ディー、オン』
    イディー:「大丈夫か、ホルス…もうひと頑張り頼むぞ」
    ホルス:『オー、ケー、オン』
    藍花:「ホルス……?」拳を構えながらも眉を顰める。何だか様子が……?
    イディー:キャッツ、タゲサ、クリバレ、ロックオン
    イディー:2d+8+5 命中力/デリンジャー1H
    <BCDice:イディー>:SwordWorld2.5 : (2D6+8+5) → 5[1,4]+8+5 → 18
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:2d6+7
    <BCDice:”嬲り殺し”ヴァゼル>:DiceBot : (2D6+7) → 3[1,2]+7 → 10
    イディー:k20[9]+9+0 ダメージ
    <BCDice:イディー>:SwordWorld2.5 : KeyNo.20c[9]+9 → 2D:[1,3]=4 → 2+9 → 11
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:13ダメージ!
    イディー:「よし、当たった…。ホルス、よくやった!」
    ホルス:『ピ、ガー、ガー、ガ、ガ、OK』
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:「グッ…………!」ヴァゼルの身体を銃弾が撃ち抜く。だがヴァゼルは目を見開く。
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:その大剣に砂嵐が集まる。
    モーグ・メタラージ:「もう一息、だが……倒しきる前に来る!耐えるぞ!」
    イディー:「あぁOKだとも。しかし…砂の影響か…?」
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:現在の攻撃力、2D6+28
    藍花:ひー!
    藍花:あ
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:そして2回行動だ。
    藍花:シアちゃんの手番は?
    シアストリス:ウッ!
    モーグ・メタラージ:回復なしでは実際死ぬ
    イディー:グレンが死ぬ!
    ホルス:『シ、シ、ア、ア』
    砂の神:『…………』
    シアストリス:「……ホルス」
    砂の神:ザリ
    砂の神:砂の動きがわずかに鈍る。
    砂の神:否、鈍ったのではない。意図と違ったように動く。
    シアストリス:「……」左目に触れるように、顔に手を当てる。
    ホルス:『シ、アー、アー、アーーーー』
    砂の神:『………………』
    シアストリス:「ホルス?……神様?」
    砂の神:『娘』
    砂の神:『いま、お前はヤツに言ったな。いつか全てを奪われるときがくると』
    シアストリス:「…………」
    砂の神:『その通りだ、あのような矮小な力で図に乗って、力の何たるかも知らぬ』
    ホルス:『ガ、シ、アー、シ、シ、アー』
    砂の神:『だが、それでもヤツは、このままだとあのウィークリングを殺すだろう。その程度の力はある』
    シアストリス:「……それ、は」
    砂の神:『お前がヤツから奪え。望むなら』”右目”が痛みだす。『力を与えてやる』
    シアストリス:「づ、う……!」
    GM:シアの視界が極度に鈍化する。
    シアストリス:「ぁ……!」
    藍花:「シアちゃん!?」
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:眼の前のヴァゼルが大剣を振り上げている。その大剣の周囲の砂が、力そのものが振るわれようとしている。
    藍花:今藍花の意識はシアに向いている
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:だが、もしいまシアが望めば……あの程度の砂、全て奪い去ることができるのではなかろうか?
    シアストリス:「──────」
    GM:これは重要な選択だ。
    GM:"砂の神"の声に耳を傾けるか否か。
    砂の神:『選べ娘。私の力を貸してやろう』
    ホルス:『シ、アー、ア、アアー、シ、アー』
    藍花:「シアちゃん!ねえ!返事をして!」自分の身など顧みず、藍花はシアを呼び続ける。だって、シアがそうしてくれたから。
    シアストリス:「……ね、ぇ」
    シアストリス:「──────じゃあ、お願いする。一つだけ。」
    シアストリス:「ウィークリングじゃなくて、私の”ともだち”って呼んで。」
    砂の神:『理解しかねるが……あのウィークリングをともだちと? それで私を受け入れるのか?』
    シアストリス:「さっきはそう呼んでくれた。」
    シアストリス:「忘れちゃった?」
    シアストリス:「それとも、私の知らない神様?」
    ホルス:『シ、ア、ア、ア』
    砂の神:『…………』
    砂の神:『そうだったな、きみのともだちをいっしょにたすけようじゃないか。すべてを奪いわれわれのものにするために」
    シアストリス:「──────ふ、ぅ」
    シアストリス:「ありがとう、神様。」
    シアストリス:「いつも守ってくれて。見ていてくれて。」
    シアストリス:「私は、貴方がいなければ何もできないから……」
    シアストリス:「以前のように、おじいさまの時のように、なりふり構わず救いの手を受け入れるべきなのかもしれない。」
    砂の神:『ああ、そうだ──』
    シアストリス:「でもそれじゃ、ダメだから。」
    シアストリス:「私が正しいと思うともだちは」
    シアストリス:「相手を信じること。そして支え合うこと。」
    ホルス:『シ、ア、ア────ア────』
    シアストリス:「待たせてごめんなさい。」
    シアストリス:「私はともだちを信じる。」
    砂の神:『そうか、つまり私を────』
    シアストリス:「この正しいと思う気持ちを神様に委ねたら、私はシアストリスではないから。」
    シアストリス:「この気持ちだけは、奪わせるわけにはいかない。」
    GM:OK、ならば最後の選択を聞きましょう。
    GM:この"砂の神"を受け入れる?受け入れない?
    シアストリス:受け容れない。
    砂の神:『────────』
    ホルス:『シ、ア、ア────ア────』
    ホルス:『────ありがとう、シア』
    シアストリス:「──────ホルス」
    ホルス:瞬間、砂の全てがシアの意図に戻った。
    ホルス:『守ロウ、ともだち。ランファ、を』
    ホルス:シアは【加護破壊】を取得
    【加護破壊】
    相手が”砂の神の加護”に類する能力を持つ・使用する相手に、自分の手番時に補助動作で使用可能。1戦闘1回まで。
    対象1体と神聖魔法行使判定の比べ合いを行う。勝利した場合、相手は加護を使用不可能になる。
    ホルス:『ボクが』
    砂の神:『シアを、手伝うカラ』
    シアストリス:「ありがとう。ホルス。」
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:「なに、を────」
    藍花:「シアちゃ、ん……ホルス……?」
    モーグ・メタラージ:「くっちゃべってねぇでさっさと回復しろぉ!?グレンが死ぬぞボケェ!!!」
    シアストリス:「貴方もともだちだから、貴方だけに全てを押し付ける気持ちはない。だから」
    シアストリス:「ちょっと手伝ってよ、ホルス」
    ホルス:『モチロン』
    ホルス:『それがボクのシゴト……ウウン、やりたいコト!』
    シアストリス:「やりたいことをやろう。そうしているともだちと一緒に歩くことが、きっと。」杖を握りしめる。
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:「砂の動きが……? いや、今更! すぐに全員を蹴散らせば済むこと!」
    藍花:「ッ!」ヴァゼルに向き直る
    藍花:ひゅー!
    GM:ではシアは手番をどうぞ!
    シアストリス:やるぞ!
    シアストリス:比べ合い勝てるのかしら……
    グレン・ネルス:キミは人間だろ!
    GM:運命変転があるからな!
    モーグ・メタラージ:呪いもかけてある
    藍花:しかも相手は呪いだ
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:ヴァゼルの神聖魔法魔力、目標は14!
    シアストリス:うおおおおお
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:2引いて12!
    藍花:目にものみせてやれ!
    シアストリス:2d+8+0+0 神聖魔法行使
    <BCDice:シアストリス>:SwordWorld2.5 : (2D6+8+0+0) → 4[1,3]+8+0+0 → 12
    藍花:ギリギリィ!?
    イディー:同値ィ!
    藍花:変転しないと負け……?
    シアストリス:そう来ると思っていたぜ女神!
    シアストリス:いつも人間にばっかりこういうことするよな!
    GM:加護破壊は……先制と同じく能動有利です
    GM:ということで成功!
    藍花:ヨシ!
    モーグ・メタラージ:あっぶね、呪い無しだと負けてるじゃねーか!ヨシ!
    シアストリス:ワ…!
    イディー:ナイスゥ!
    シアストリス:モーグ愛してる!
    砂の神:『────』
    砂の神:『いこう、シア。欠片にすぎないボクだけど。キミと一緒なら』
    シアストリス:「うん。残骸に過ぎない私だけど、ともだちと一緒なら。」
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:「なに、を」ヴァゼルの大剣を覆う砂が巻き取られ、剥がれ落ちていく
    シアストリス:「奪わせはしない。奪うこともない。」
    シアストリス:「ただ、この耐えがたい砂の嵐を晴らす。」
    実況のコメンタ:「う、そ……」
    モーグ・メタラージ:「なんだ……アレは、砂が……」
    GM:最初は、雨が降ってきたのだと思った
    GM:空から降るなにかが、君達の頭に、頬に、肩に触れた
    イディー:「これは…」
    グレン・ネルス:「何が起こって……?」
    GM:それが、やむことのないはずの砂嵐の"残骸"だと気づくのには、そう時間はかからなかった。
    藍花:「え?」掌を上に向ける
    実況のコメンタ:「空が……」
    蛮族:「嘘だろ、青い……?」
    モーグ・メタラージ:「……は、は、ハッ!やべーなぁ、大ごとだなぁ」
    シアストリス:「……」空を見上げる。
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:ヴァゼルの攻撃力が12減少(砂の加護無効化)
    イディー:「いつぶりだい…こんな空を見るのは」
    グレン・ネルス:「……シア、回復を頼む」
    シアストリス:「死なないでね。」
    モーグ・メタラージ:「この大舞台でだ、狙われるなこりゃ……は、だとよグレン」
    シアストリス:グレンにキュアハート
    シアストリス:2d+8+0+0 神聖魔法行使
    <BCDice:シアストリス>:SwordWorld2.5 : (2D6+8+0+0) → 9[4,5]+8+0+0 → 17
    シアストリス:k30[13]+8+0+0 回復量/神聖魔法
    <BCDice:シアストリス>:SwordWorld2.5 : KeyNo.30+8 → 2D:[4,1]=5 → 4+8 → 12
    シアストリス:……
    シアストリス:頑張って!!!!!!
    グレン・ネルス:ここでちょっとカッコつけていいですかGM
    GM:いいぜ!
    藍花:おお?
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:「砂の神が……加護を……?」
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:「ハラノヴ様、こいつらは……!」
    グレン・ネルス:「……ヴァゼル」
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:「……!」
    グレン・ネルス:「"全力攻撃"で来い」ハンドサインで手招きをした
    藍花:「グレン……何を……」
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:「じ、人族風情が……!」
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:ブチリ
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:ヴァゼルの精神はそこで限界を越えた。
    グレン・ネルス:「そのザマじゃ、俺を殺すことなんかできねえだろ」
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:砂の神の加護を剥がされ、人族に舐められる。
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:これほどの屈辱を、生まれながらの強者である彼は受けたことがなかった。
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:「ウォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!」
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:「死ね! 人族ウウウウウウウウウウウウッ!」
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:2回行動
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:◯全力攻撃?:打撃点+12
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:HP5消費
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:2d6+11
    <BCDice:”嬲り殺し”ヴァゼル>:DiceBot : (2D6+11) → 9[6,3]+11 → 20
    藍花:ちょちょちょ
    グレン・ネルス:2d+10+0 回避力
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : (2D6+10+0) → 6[1,5]+10+0 → 16
    藍花:グレーン!?
    グレン・ネルス:命中
    イディー:グレン!!
    モーグ・メタラージ:バ、バカ!
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:2d6+16+12 死ねいっ!
    <BCDice:”嬲り殺し”ヴァゼル>:DiceBot : (2D6+16+12) → 6[2,4]+16+12 → 34
    シアストリス:何してんねーーーーーーん!!!!
    藍花:グレーン!?
    グレン・ネルス:c(19-34-4)
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : c(19-34-4) → -19
    モーグ・メタラージ:防護分まで減らしてるで
    GM:減ってる減ってる
    GM:11だね
    シアストリス:ひ、ひい
    グレン・ネルス:-11、生死判定
    藍花:ドキドキ
    グレン・ネルス:2d+9+0 生命抵抗力
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : (2D6+9+0) → 4[2,2]+9+0 → 13
    モーグ・メタラージ:あっぶね
    藍花:あーーーーーぶない!
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:「オオオオオオオオオオオオオオッ!!」
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:砂の加護を失った大剣が、それでも生まれながらの強者の膂力を持って振り下ろされる
    グレン・ネルス:「がぁっ……!」岩をも砕く一撃、それが直撃した
    グレン・ネルス:だが
    グレン・ネルス:「マヌケ、が……」
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:そのまま2回目、ランファに攻撃
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:2d6+11
    <BCDice:”嬲り殺し”ヴァゼル>:DiceBot : (2D6+11) → 8[3,5]+11 → 19
    藍花:2d+11+1 回避力
    <BCDice:藍花>:SwordWorld2.5 : (2D6+11+1) → 8[3,5]+11+1 → 20
    藍花:ひらり
    シアストリス:ひょいっ
    モーグ・メタラージ:こっちでもHP消費してるな!
    シアストリス:あの、
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:「ォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!」
    藍花:「……!」衝撃に目を閉じる。来るべき痛みに備えて……
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:藍花に振り下ろされるはずだった渾身の一撃は、グレンの身体を押しつぶした。
    藍花:「グレン!?」思わず見開いた目が隣でグレンが押しつぶされるのを見る
    シアストリス:「……」
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:その分、勢いを失った一撃は藍花を捉えそこねる。
    モーグ・メタラージ:「……あのバカ!そこは捌けや!」
    シアストリス:「大丈夫。」
    シアストリス:「死なないでって、言ったから。」
    モーグ・メタラージ:「あぁそうだな死んじゃいねぇな!速攻で殺して助けるぞ!!!」
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:そしてさらに
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:「グ、オオオオッ……!?」全身に根を張った銀が、身体を引き裂いていた
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:「ば、馬鹿な、馬鹿なあああああああっ……!?」
    グレン・ネルス:「後は……任せた……!」グレンの意識が途切れる
    イディー:「生きてるのか…!?」
    藍花:「グレンはシアちゃんと"死なない"って約束した、だから死なせない」
    シアストリス:シアは揺るがない。どちらかというと、見栄っ張りなんだからという小さな可笑しさがある。
    シアストリス:「後で起こして、たっぷり説教。」
    シアストリス:「勝と。」
    藍花:「うん」
    モーグ・メタラージ:「まったくだボケが!」
    イディー:「まったく…」
    ホルス:『クスクス』
    ホルス:ホルスがイディーの肩に戻る。
    ホルス:『行こう、アイツ、倒ソウ』
    イディー:「あぁ、もちろんだとも。」
    イディー:せっかく帰ってきてくれたから撃つぜ
    GM:来い!
    イディー:キャッツ、タゲサ、ロックオン、クリバレ、クイックローダー
    イディー:2d+8+5 命中力/デリンジャー1H
    <BCDice:イディー>:SwordWorld2.5 : (2D6+8+5) → 8[3,5]+8+5 → 21
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:2d6+7
    <BCDice:”嬲り殺し”ヴァゼル>:DiceBot : (2D6+7) → 10[6,4]+7 → 17
    イディー:k20[9]+9+0 ダメージ
    <BCDice:イディー>:SwordWorld2.5 : KeyNo.20c[9]+9 → 2D:[1,6]=7 → 5+9 → 14
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:頑張ったが命中!
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:残り17!
    ホルス:『ロックオン』
    イディー:「よく見える。」BLAM!
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:「がっ……!?」
    シアストリス:砂はもはや、この戦いを終わらせるためにあるから。
    シアストリス:誰の視線を遮ることもない。
    モーグ・メタラージ:追撃、徹甲矢露払いで命中20、本日分ラスト黒炎
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:2d6+7
    <BCDice:”嬲り殺し”ヴァゼル>:DiceBot : (2D6+7) → 5[1,4]+7 → 12
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:命中
    モーグ・メタラージ:k28[(9+0)]+10+7$+0#1 ダメージ/ブラッドスクイーズ+徹甲矢2H
    <BCDice:モーグ・メタラージ>:SwordWorld2.5 : KeyNo.28c[9]a[+1]+17 → 2D:[1,6]=8 → 8+17 → 25
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:17、ピッタ死!
    イディー:ナイスゥ!
    モーグ・メタラージ:「どいつも、こいつも……総取り狙えってんだボケが……!」
    モーグ・メタラージ:ぎり   ぎり    ぎり
    モーグ・メタラージ:「見ろ、俺たちを、見ろ!」運ばれていった冒険者の言葉を思い出す
    モーグ・メタラージ:ひゅ       だ ん  っ
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:「──────!」
    モーグ・メタラージ:「俺たちは、こんなところじゃ死なねぇよ、死ねねぇよ」
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:放たれた矢は、ヴァゼルの胸を貫き、爆ぜた。
    モーグ・メタラージ:「だから、お前はここで」
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:「────」
    モーグ・メタラージ:「奪われることすらなく、ただ終われ」
    モーグ・メタラージ:反動の黒炎が上半身を焼く
    シアストリス:「…………」
    藍花:「勝っ……た?」



    砂の神:『────』
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:ヴァゼルは、完全に死んでいた。身体は焼かれ、息をしていない。
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:だが、その身体に微細な砂があつまり、ゆっくりと右腕を掲げた大剣を持った右腕を。
    モーグ・メタラージ:「は、ぁ……あぁ、けどコイツも砂の加護とやらで……!」
    砂の神:『────』
    モーグ・メタラージ:「グレン!!!」咄嗟に飛び出す
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:振りかぶり、大剣を投げつけようとする。
    イディー:「まずい…!」
    藍花:「ッ!シアちゃん!」
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:狙いは────シア
    シアストリス:「……うん。」
    モーグ・メタラージ:「っ、そっちかよ!?」
    モーグ・メタラージ:判断を誤った、間に合わない
    藍花:庇いにいきます
    GM:OK
    GM:2d6+16
    <BCDice:GM>:SwordWorld2.5 : (2D6+16) → 11[6,5]+16 → 27
    GM:27ダメージ
    イディー:デカい出目ー!
    シアストリス:殺意こもってるよお
    藍花:防護込みで22、残り15
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:大剣は、シアの身体を貫くはずだった。
    藍花:「させないっ!」その身を躍らせシアの前で大剣を身体で受け止める
    砂の神:『…………れ』
    シアストリス:敵から守ってくれるから。
    受けた傷を必ず癒すから。




    ???:『おのれ』



    藍花:「かはっ……」ぼたぼたと口から血を流す
    ”嬲り殺し”ヴァゼル:ヴァゼルは、ゆっくりと倒れ、崩れ落ちた。
    シアストリス:互いに信じるが故に。揺らがない。
    シアストリス:藍花の肩を抱いて、ヴァゼルの最期を見届ける。
    シアストリス:「ありがと」
    藍花:「渡、さない!シアちゃんは、渡さない!」
    藍花:「……ん。シアちゃんが無事でよかった」
    モーグ・メタラージ:「クソ、おい大丈夫か!?」
    藍花:「平気」
    藍花:「今度こそ勝ち」
    シアストリス:「ん。大丈夫じゃなくても、必ず私が治すから。」
    イディー:「あぁ、勝ちだ。」
    モーグ・メタラージ:「はぁ……助かったぞ、お前の傷もそうだがとっととグレンを…………」
    実況のコメンタ:「…………」
    セルトス:「…………」
    ムコスタ:「…………」
    ドミナ:「…………」
    蛮族:「…………」
    藍花:「私たちの勝ち、それで良いよね?」問うのは観衆へ、そして開催者たちへ
    モーグ・メタラージ:そこで、静寂に周囲を見渡し……
    GM:次の瞬間
    実況のコメンタ:「……冒険者たちの勝利!」
    蛮族:「ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!」
    観客席から怒声と歓声が入り混じった叫びが上がる。

    モーグ・メタラージ:「う、ぉっ」
    蛮族:力こそが正義。なればこそ……
    蛮族:その過程も、意図も問わない。勝ったものが正義、それが彼らのルールなのだ。
    シアストリス:藍花の傷口の止血を終えると、グレンの上半身をなんとか助け起こそうとする。
    藍花:「げほっ……」同じくグレンの元へ向かう。
    シアストリス:「ふっ……」ぷるぷる。
    モーグ・メタラージ:「アホ、いいからそのままアウェイクンかけてやれ……」
    藍花:「それとも私が手当しようか?」シアを見つめる視線には信頼の中に心配が見て取れる
    グレン・ネルス:グレンはぐったりとしている。
    シアストリス:「ううん。」
    シアストリス:「まかせて。」
    藍花:「わかった」
    藍花:「おねがい」
    シアストリス:2d+8+0+0 神聖魔法行使
    <BCDice:シアストリス>:SwordWorld2.5 : (2D6+8+0+0) → 8[2,6]+8+0+0 → 16
    シアストリス:アウェイクン。沈んだ意識を繋ぎとめる神聖魔法。
    シアストリス:「”手伝って”。」
    砂の神:『…………』
    砂の神:『起きテ、グレン』
    砂の神:力がグレンの中に注がれる。
    グレン・ネルス:「─────」
    グレン・ネルス:「─────お」
    グレン・ネルス:「生きてる、つーことは」
    イディー:「××の顔が見えなくて安心したかい」
    シアストリス:「もし瀕死じゃなかったら、手が出てた。」シアはそう呟いて助け起こす。
    モーグ・メタラージ:「ようクソボケ」
    藍花:「グレンはアホ」
    グレン・ネルス:「はは、勝ったんだな」くしゃりと笑う
    モーグ・メタラージ:「改造場所が増えなくてよかったな、あぁん?」
    ホルス:『ウム、アホ』
    ホルス:コツコツと頭をくちばしで叩いている
    モーグ・メタラージ:「お前なぁ……あのリスクは要らなかっただろ!ボケ!」
    藍花:「すっっっごいアホ」
    イディー:「お陰様でね。起きられるならさっさと退場しよう。」
    シアストリス:「でも、藍ちゃんのことを考えてくれて、ありがとう。」
    藍花:「うん、助けてくれてありがと」
    グレン・ネルス:「なんだよ、みんなして……」
    藍花:「お陰でシアちゃんを守ることができた」
    シアストリス:「後で沢山おこるから、それまでは褒める。」恐るべき飴と鞭…
    実況のコメンタ:「剣闘士の連戦は3戦までというルールのため、これで冒険者たちの試合は終了となります! ご了承ください!」
    グレン・ネルス:「はい……覚悟しておきます……」
    実況のコメンタ:怒声と歓声を押し留めながら、コメンタが君達に手でしっしとしている。
    モーグ・メタラージ:「けっ、おらとっとと戻るか」
    シアストリス:「よろしい。」グレンを支えながら歩き出す。
    モーグ・メタラージ:「このまま居たら暴動になりそうだ」
    イディー:「あぁ」
    イディー:そそくさと退場
    藍花:去り際に歓声を受けて振り返る。彼らはいるのだろうか。だが、今は……関係ない。大切な"ともだち"と仲間たちに比べれば。



    戦いのあと

    GM:◆
    ムコスタ:「うおおおお、皆さん!」
    シアストリス:「ムコスタだ。」
    モーグ・メタラージ:「おう、生きてるぞ」
    藍花:「ん、ムコスタ」
    GM:格子扉をくぐってすぐ、迎えに来たのはムコスタとドミナだった
    藍花:「どう?強いでしょ」
    ドミナ:「いや、正直驚いたなんてもんじゃないよ」
    イディー:「ボクもそう思う」
    ムコスタ:「すごい! すごくすごいです! なんというか……すごいのがすごいんです!!」
    イディー:「ボクもそう思う」
    グレン・ネルス:「そうだろうそうだろう」頷いている
    シアストリス:「なんとかなった。」
    藍花:「うんうん」ご満悦
    ドミナ:「いや、本当にね……あのヴァゼル、人族の剣闘士が頭角を現すと殺すのが役割みたいなもんだったんだ」
    ドミナ:「あいつに殺された剣闘士は数しれず。感謝するよ」
    シアストリス:「やっぱり気合が大事。」要するにテンション。とシアは拳を握って結論付けた。
    藍花:「カタキは取った」鼻を鳴らす
    モーグ・メタラージ:「はん、イディーだのアイツらだのが言ってたことのが賢いだろうよ」
    ドミナ:「ありがとう。感謝といえば、アイツラもだね」
    藍花:「まだ生きてる?」
    元兵隊長の剣闘士:「…………おう」
    藍花:「生きてた」
    モーグ・メタラージ:「……あの弓兵は」
    元兵隊長の剣闘士:ドミナが振り返ると、そこにはひとりの剣闘士。
    モーグ・メタラージ:姿を確認する
    元兵隊長の剣闘士:「ああ、大丈夫だ。腕はなくなったが、まあ魔改造でもさせるさ」
    藍花:「そんな気軽に……」
    モーグ・メタラージ:「そうか……悪いな、あのクソマッドの世話にさせちまって」
    モーグ・メタラージ:右腕を掲げた
    元兵隊長の剣闘士:「お前みたいに腕でもつけさせるか?」とカッカと笑っている。
    元兵隊長の剣闘士:「……冗談だよ、大した連中だお前は」
    モーグ・メタラージ:「やめとけ、碌でもねぇ……そうかい」
    藍花:「負けないって言った」
    藍花:「宣言通り」
    シアストリス:「これだけいれば、やれることはある。」
    元兵隊長の剣闘士:「ああ、ほんとにな」
    元兵隊長の剣闘士:「……まさに、お前たちみたいのを勇者っていうのかもな」
    モーグ・メタラージ:「アホ言え」
    藍花:「さっきからそのユーシャって何?」
    元兵隊長の剣闘士:剣闘士は改めて言った。
    グレン・ネルス:「勇者かあ、いい響きじゃねえか」
    元兵隊長の剣闘士:「あ? ユーシャを知らねえのか!?」
    シアストリス:「スーパー冒険者?」
    藍花:「つよつよ冒険者?」
    モーグ・メタラージ:「あーあー、こいつら現地民だからな」
    ドミナ:「ハハハ、まあそんなとこだね」
    ムコスタ:「ユウシャ、良い響きですねえ。なんかすごいかんじです!」
    藍花:「なんかすごいらしい」
    モーグ・メタラージ:「山だの川だのすら知らねぇ連中だ、こうもなるだろ」
    シアストリス:「目指すはスーパーつよつよ勇者・改」
    藍花:「おお」
    グレン・ネルス:「なんで改造した?」
    モーグ・メタラージ:「どこでそんな語彙覚えてきてんだよ……」
    ホルス:「オオ?」
    元兵隊長の剣闘士:「ぶほっ」
    イディー:「改造されてるのいるしね」
    ドミナ:「ほらほら、調子に乗らない。本番はまだ終わってないんだから」
    藍花:「そうだった」
    モーグ・メタラージ:「まったくだ碌でもねぇ……そうだな」
    シアストリス:「ん。依頼もやり遂げる。」
    ドミナ:「でもまあ、アンタ達なら意外とするっと……」
    藍花:「サンハイゲームだっけ」
    ドミナ:そこで、ドミナの表情が固まった
    藍花:「……?」
    モーグ・メタラージ:「いやぁ、絶対そうは……ぁん?」
    シアストリス:「ハイハイゲームみたいな」
    藍花:「ドミナ?」
    セルトス:「ハイサンゲームというのだ」

    シアストリス:振り返る。
    グレン・ネルス:「!」振り向く
    モーグ・メタラージ:「っ!」
    イディー:「おや…支配人」
    セルトス:現れたのは、蛇の頭を持つ上位蛮族。
    藍花:「!?」シアの横にたつ
    ドミナ:「セルトス……様……」
    セルトス:「話は聞いていましたとも、まさかハイサンゲームに出ていただけるとは」
    シアストリス:「……」シア自身はバレてないと思っているが、口が(おお)という形になった後うしろに下がった。
    モーグ・メタラージ:「……」ちらり、とドミナを見やる
    ドミナ:「……ええ、一応私のとこの剣闘士としてね。いいだろう?」
    セルトス:「ええもちろん! 正直、こちらから頼もうと口説き文句を考えていたところだったのでね」
    藍花:「……。」こういった手合いはたいへん苦手なタイプだ
    モーグ・メタラージ:(あんな形で目立った俺らを、最高の場で殺したい、か)
    セルトス:「ハイサンゲームではダーテ様が来られる! あなた達のような戦士が盛り上げてくれるのであればこれほど嬉しいことはない!」
    グレン・ネルス:「そうかい」
    セルトス:「ええ、ええ、それになによりも……ハイサンゲームを考案した魔法王タウセルトは我が先祖にあたるのです。彼が竜に捧げた儀式、貴方がたは最適の主役になるでしょう」
    セルトス:セルトスは満足げに目を細めた。
    藍花:「タウセルト?」燃える人影を想起させる
    モーグ・メタラージ:「……竜に捧げた儀式」
    シアストリス:「魔法王の。」当然、覚えがある。
    イディー:「(あの燃えてる奴、頭蛇だったっけ?)」
    モーグ・メタラージ:ふと、何故か、闘技場地下の光景が脳裏をよぎった
    セルトス:「記録はあまり残っていませんが、かつてこの地に赤竜を呼ぼうとした魔法王だそうです。フフ、クフフ、クフフフフ」
    藍花:「本人もそう言ってた」
    モーグ・メタラージ:「いや何言ってんだ、ボケるなっての……」
    モーグ・メタラージ:(マジで何を言ってんだバカ!!!)
    セルトス:「おや、詳しいのですねえ! ではなおさら楽しんでいただけるでしょう」
    セルトス:セルトスは君達の言葉には大して興味がないようだった
    セルトス:彼の興味はそれよりも────
    シアストリス:そんなんで頭張ってんのかよお
    藍花:「(ほら、どうせ"こう")」
    モーグ・メタラージ:(お前の口の軽さは怖いんだよ……)
    セルトス:「これが成功の暁には、ダーテ様最大の腹心にはポリゴナムを引きずり降ろし、私が……」
    セルトス:「クフフ、楽しみですねえ!」
    藍花:「……。」
    シアストリス:「……」
    イディー:「(こいつの口の軽さもたいがいだぞ)」
    セルトス:セルトスは君達に背を向けると、スキップするように去っていった。
    モーグ・メタラージ:「……そうかい、精々盛り上げるさ」
    ドミナ:「やれやれ、蛇頭が」
    藍花:「やっぱり、来るんだ……。」背が見えなくなってから呟く
    グレン・ネルス:「そりゃ来るだろ、ビビんなよ」
    藍花:「ビビってない」半分くらいは
    グレン・ネルス:「ならよし」
    モーグ・メタラージ:「そりゃいい、シアストリスも増々あぶねぇしな」
    シアストリス:「ん。」しゅしゅしゅっと藍花の横でグラップラー技能を披露する
    ドミナ:「そんなに怯える必要はない、魔法王の子孫ってのも真っ赤な嘘って噂だ。それより……」
    ドミナ:ドミナの視線は、まだ君達とは別の方向に向いていた。
    藍花:「何?」
    ドミナ:その先には……。
    トラキア:「……」

    イディー:「あ、チャンピオンだ」
    トラキア:無言で、トラキアが立っていた。
    グレン・ネルス:「おや、これはどうも」
    藍花:「私は藍花、よろしく、トラキア」
    シアストリス:「シアストリス。」
    イディー:「丁度良かった。届け物があるんだ。」
    トラキア:「勝利、おめでとうと言っておこう。……なに?」
    モーグ・メタラージ:「トラキア、だったか……なぁ、それ本当に渡して大丈夫な奴か?いい噂聞かねぇんだけどアイツ」
    イディー:「中身が何であれボクのせいじゃないよ」
    イディー:ヒマワルの手紙を渡そう
    モーグ・メタラージ:「まぁそりゃそうだが……」
    トラキア:「手紙のメッセンジャーをどうこうするほど暇ではない」
    手紙を受け取りながら答える。

    イディー:「竜の巣商館のヒマワルから預かってきた。」
    イディー:「開ける開けないはお任せするよ。」
    トラキア:「ああ、なるほどな。なら返事はいいえ、だ。ヤツに伝えておいてくれ」
    シアストリス:「はやい」
    モーグ・メタラージ:「はぁ、まぁそのくらいなら……それで、わざわざ俺らなんぞに祝いの言葉を?」
    イディー:「承ったよ」
    グレン・ネルス:「見なくてもいいのか……まあいいならいいが」
    GM:『システムメッセージ』ヒマワルの依頼を達成しました。買い物の幅が広がります
    藍花:「そんなに頻繁に手紙送ってるのかな?」
    トラキア:「いや、ひとつ聞きに来た」
    トラキア:トラキアは手紙を破りながら君達を見た。
    藍花:「あっ」
    藍花:手紙だったものを目で追っている
    シアストリス:貴重な紙が……という目線で追っている。
    GM:(手紙から小さなインプが飛び出し、君達を視ると『意外と手紙の中身見なかったな』とつぶやきどこかに去っていった)
    イディー:あぶね
    藍花:「え、何?誰?」
    シアストリス:なんか入ってる!
    モーグ・メタラージ:「うわ、なんだ今の仕込み」
    グレン・ネルス:なんだそのトラップ!?
    モーグ・メタラージ:「い、いや、とにかく話?ってのぁ」
    トラキア:「答えがわかりきってるからといって人を信用度を図るための手段に使わないでほしいものだ」トラキアは興味なさげに呟くと、改めて君達を見た。
    トラキア:「2回戦の後、何故トドメを刺さなかった?」
    シアストリス:「ヒマワルは、そのためにこの依頼を……」
    グレン・ネルス:「何故って……」仲間を見る
    モーグ・メタラージ:「……それぁ」
    藍花:「……。」トラキアの言葉に目を背ける。だいぶトドメを刺しそうな側だった。
    イディー:答える資格がない
    藍花:そうだね
    シアストリス:「殺さなくてもいいから。」
    モーグ・メタラージ:「まぁ……刺したくなかったから、だな」
    トラキア:「…………」
    トラキア:トラキアは君達の言葉に少し考え込むと、うなずいた。「そうか」
    トラキア:「お前たちはハイサンゲームに出るのか?」
    グレン・ネルス:「まあそういうワケ……ああ、出るとも」
    モーグ・メタラージ:「隠す意味もねぇな、そうなる」
    藍花:「出る」
    藍花:「出て、勝つ」
    藍花:ハイサンゲームはよくわからないが……
    シアストリス:「優勝していく」
    トラキア:「分かった。なら、答えの意味は闘技場で聞くとしよう」
    トラキア:トラキアはそういうと、踵を返した。
    モーグ・メタラージ:「……」
    モーグ・メタラージ:立ち去るのを見とどけて「なぁドミナ」
    青い指輪:そのとき、トラキアの左手の薬指になにか指輪が輝いたように見えた。
    シアストリス:T!!!!!!
    藍花Tおまえか(第六話剣の街)
    藍花:「すごく強いって聞いてる。秘訣が是非知りたい」だいぶ真剣な表情をしている「今度教えてほしい」去り行く背に声をかけた
    グレン・ネルス:「(今あいつ言外に自分も出場するって言った?)」小声
    モーグ・メタラージ:「アイツはハイサンゲームに出るのか?」
    ドミナ:「……トラキアが出たらゲームにならない。セルトスがそれを許すとは思えない」
    ドミナ:ドミナは首を横にふる。「でも、ハイサンゲームが興行じゃないなら……あるいは」
    シアストリス:「じゃあ、答えは一つ」
    モーグ・メタラージ:「……万が一に出てきたら、そんときゃ裏が見えてるってことか」
    シアストリス:「変装して出てくる」
    藍花:「えぇ?」
    モーグ・メタラージ:「クソボケ」
    シアストリス:「おとうさまから聞いた話にもあった。」
    ムコスタ:「それは困りますね!」
    グレン・ネルス:「なるほど」納得していた
    シアストリス:「仮面つけてる人に気をつけよう。」
    藍花:「確かにグレンも松になるね」
    藍花:「だいぶ松じゃないけど」
    モーグ・メタラージ:「はぁぁ……気を付けてどうにかなるもんじゃなったろアレぁ」
    ムコスタ:「でも、大丈夫ですよ! トラキアさん、試合で当たらない限りは凄く優しいんです!」
    藍花:「でもハイサン?ゲームは試合なんじゃないの?」
    シアストリス:「珍しい」
    モーグ・メタラージ:「……アレでか?」無愛想の塊のようだったが
    ムコスタ:「はい! ボクのことも凄い指導してくれて、もうすぐ結婚するんだって言ったら特につきっきりで……」
    モーグ・メタラージ:「ふぅん……」
    ドミナ:「はいはい、そこまでだ」
    グレン・ネルス:「へえ」
    藍花:「そうなんだ」
    ドミナ:「どちらにせよ、ハイサンゲームまでまだ数日ある」
    モーグ・メタラージ:「おう」
    ドミナ:「私の方でも裏を調べてみる。アンタ達の方でも頼むよ」
    モーグ・メタラージ:「あぁ、そりゃ助かる……っと、そうだ」
    ドミナ:「ん?」
    モーグ・メタラージ:「もう一つ聞きたいことがあってな、さっきの試合で転送されたときなんだが……」
    グレン・ネルス:「ああ、あれか……」
    ドミナ:「? どうしたんだい?」
    シアストリス:「みんなでべしょべしょになるところだった」
    モーグ・メタラージ:耳打ち「……地下で、赤日の夢薬を大量に焚いてた、心当たりは?」
    ドミナ:「…………」ドミナは腕組みをすると、深く考え込んだ。
    ドミナ:「心当たりはない。でも……」
    藍花:「……。」言葉を待つ
    ドミナ:「この砦で赤日の夢薬をばら撒いているのは、セルトスの主人であるダーテだ」
    シアストリス:「ダーテ、回りくどいことばっかり」
    モーグ・メタラージ:「見物に来るってのも、意図があってのことか……」
    ドミナ:「……ヤツが何を考えているのか、調べてみる必要がありそうだね」
    シアストリス:「無理はしないで」
    イディー:「どうも赤竜化にご執心のようだが…」
    藍花:「そうみたい」小さく頷く
    モーグ・メタラージ:「流石にここでアレコレ探るわけにもいかねぇからなぁ俺らじゃ、助かる」
    GM:かくして、今回も生き残った君達。
    GM:だが、これは序章に過ぎない。本番はこれからだ。
    GM:◆8話後半『ハイサンゲーム』に続く



    感想戦+リザルト

    GM:お疲れ様でした! こんな時間までありがとうございました!
    モーグ・メタラージ:お疲れ様でした!7時間ですね
    イディー:おつかれさまでした!
    藍花:お疲れ様でしたー
    シアストリス:お疲れ様でした、
    シアストリス:でもまだ日が出てないからなあ……早めに終わったってことだろ?
    藍花:大体28時コース
    グレン・ネルス:お疲れさまでした! 段々時間が伸びている気がするのですが!
    モーグ・メタラージ:明日というか今日の卓11時からやぞ!!!
    GM:10話で一区切り(の予定)なので大丈夫です!
    モーグ・メタラージ:イヤーッ!!!
    GM:多分大丈夫!!
    GM:アバーッ!!
    GM:でもめちゃくちゃ楽しかったね……
    藍花:たのしかった!
    シアストリス:たのしかった……!!!!!!
    GM:シアは悪堕ちルートいくかなと思ってたからびっくりした
    イディー:今回もめちゃくちゃ熱かった〜
    GM:悪堕ちというか、共存というか
    シアストリス:スーパーつよつよ楽しかった・改
    モーグ・メタラージ:キャンペーン初期のノリなら行ってた気がするよね
    藍花:それな
    シアストリス:直前にかけあいしてなかったら普通に堕ちてた
    イディー:成長が掛け合いが人を作る
    GM:あの2つのやり取りが並行するシーン美しかったよね
    藍花:シアが堕ちたらそりゃもう連鎖堕ちですよ
    シアストリス:ていうか簒奪のフレーバー超良い〜〜〜
    藍花:わかるー
    シアストリス:ちょうだーい
    藍花:全身刻印シアのイラストマダー?
    ???:いいよ〜装備解除不可ね〜
    グレン・ネルス:光と闇の力が合わさり最強に見える
    GM:モーグが矜持と誇りを語り、シアと藍花が支え合って立ち上がる
    シアストリス:効果ないなら全部ラル=ヴェイネ加工しよっと
    藍花:ラルシリーズで草
    グレン・ネルス:その横でグレンは全力攻撃を喰らって気絶していた
    藍花:グレンw
    GM:いや、刻印は全部強能力持ちです
    藍花:流石第二
    シアストリス:超良い〜〜〜〜
    GM:魔力+1とかMP+10とかそういうのが勢ぞろい
    シアストリス:時、戻すか
    藍花:草
    モーグ・メタラージ:草、二周目でやってもろて
    シアストリス:ともだち?よくわかんないす
    イディー:堕ちないで〜
    藍花:トゥム握手してくれ
    グレン・ネルス:RTA始めないで
    藍花:割と二週目というかifルートやりたさあるよ
    シアストリス:体に増える刻印設定良すぎてな……
    GM:今のところマジですごいギリギリをついてる感じあるからな……
    藍花:スチル全開放したい
    GM:崖っぷちで一番シビアなハッピーエンドルートを目指してる感じ
    モーグ・メタラージ:なんか上手いことイベントを回ってる感
    GM:一周目でハッピーエンドは難しいんだぞ!
    シアストリス:ねーホルスーうちって破壊するだけなのー?隠し要素あるんでしょー?
    イディー:わかる
    藍花:今回の戦闘だとそもそもモーグの体力が1残ったのがまずすごかった
    藍花:だいぶ気合のハチマキ持ってる
    モーグ・メタラージ:モーグ、砦内に因縁が皆無なのに何で勇者やり始めてんだろうなコイツ
    ホルス:そこに無いなら無いデスネ
    シアストリス:じゃあ砂嵐晴らすか……
    GM:無縁だからこその気がする
    藍花:それ
    グレン・ネルス:性根が光ってる
    GM:覚醒時の砂嵐晴れるシーン、ここで意味がわかるんですね
    モーグ・メタラージ:なるほどね
    シアストリス:美しかった
    シアストリス:本当に悩んだんですけどね
    モーグ・メタラージ:ちなみに今回成長ないってマ?まだ前半???
    シアストリス:藍ちゃんとグレン危なかったし
    GM:あ、リザルト忘れてた
    藍花:やりきった感あるわぁ
    モーグ・メタラージ:かなり大ボスだった気が、あ、ちゃんとあった
    モーグ・メタラージ:なら前後編で2コマに分割しなさいイヤーッ!!!
    シアストリス:藍ちゃんとホルスが呼びかけてくれなかったら流されて頷いてたくらいには、決断がギリでした
    藍花:双方の依存が人間性を繋ぎとめる!
    モーグ・メタラージ:なんだかんだ、やりたいようにやれ、って言葉が生きててうれしいっすわね
    シアストリス:一緒に互いの手が血まみれになっていくシーン好き
    GM:アバーッ!
    藍花:ともだちのシアに救いを求めてるズルイ女ですよ
    GM:砂の砦、誰かが言ってたように尊厳と自由と友情の3つがキーワードなんですよね
    シアストリス:しかたないなーともだちだから一緒に行くね
    藍花:約束だからね
    GM:人族だろうが蛮族だろうがこの3つを全部折られるのがこの街
    シアストリス:キー全部壊すな
    モーグ・メタラージ:うーんこの
    GM:でもこのボウケンシャー、根性で突っ張ってくる!
    シアストリス:そりゃ出口も見つからないよ
    藍花:気合気合気合気合気合気合!
    シアストリス:要するにテンション。(ぐっ)
    GM:草
    GM:今回もかなり危なかったからな!
    藍花:シアがぐっとガッツポーズすると砂嵐が晴れた
    藍花:いやほんとグレンのこわかったって
    モーグ・メタラージ:それはそう、偉いぞ肉盾ども
    モーグ・メタラージ:なおランダム転送で死にかける
    GM:ランダムポジションバトル楽しかったねー
    藍花:1がいなかったのがよかったね
    シアストリス:シアは酷評したけど私はグレン〜〜〜〜〜!!!!ってなってましたからね
    グレン・ネルス:今回で改めてわかったがグレンは自分の命の優先順位がだいぶ低いな?
    GM:あそこ、グレンがいかなかったらかなり確率は低かったけど前衛全滅の可能性あったからね
    藍花:グレンにとってはハラノヴの部下って復讐対象の範囲内だと思うから何か思うところはあったのかなーと(特にそういうのはないのかもしれないけど)
    シアストリス:さらっと命投げ打つな
    モーグ・メタラージ:実際油断ならぬ強敵
    GM:ハラノヴの部下だから、多分グレンの仲間も殺してますねえ
    シアストリス:シアママ怒るよ!
    藍花:今回もつよかったぁ
    藍花:コボルトが死んでなければ負けていたのはこっちだったかもしれない
    グレン・ネルス:でも以前モーグに怒られてちょっと成長しました
    モーグ・メタラージ:アレでぇ?
    シアストリス:ポーション奴隷コボルト、うちでも飼わないか?
    藍花:ちゃんと面倒見るから!
    グレン・ネルス:自分の手で復讐することへのこだわりが少し緩和された
    モーグ・メタラージ:うーーーん分かりにくい奴!
    モーグ・メタラージ:さて、流石に今日も卓だから寝ます!
    グレン・ネルス:出力結果はグレコダインだったが
    藍花:グレコダイーン!
    藍花:おやすみー
    藍花:私もディスコてっしゅします
    モーグ・メタラージ:おやすみ〜
    GM:おやすみー!
    GM:じゃあディスコに撤収!
    シアストリス:うす
    リザルト
    経験点:1000点
    成長:1回
    名誉点:40点
    報酬:7000ガメル
    内訳:2000ガメル(ヒマワル依頼)+5000ガメル(テンノロ先払い)
    ほか:砂の同盟トレジャーポイント3ポイント