SW2.5 CP:冒険をしよう〜砂の砦からの脱出〜

escape幕間03『招きの砂海の遺産』



GM:ANIGR


PC:「グレン・ネルス」(キャラシート)PL:jyona
PC:「藍花(ランファ)」(キャラシート)PL:せにすち
PC:「モーグ・メタラージ」(キャラシート)PL:ジェンガ
PC:「イディー」(キャラシート)PL:Wolfram
PC:「シアストリス」(キャラシート)PL:seveer

メイン 見学

本作は、「著:北沢慶/グループSNE、KADOKAWA」が権利を有する『ソード・ワールド2.0/2.5』の二次創作作品です。
(C)Group SNE 「ソード・ワールド2.0/2.5」



『目次一覧』



Index

  • 西大通りの一幕
  • エリア:廃城−かつての栄華の跡
  • 廃墟のギャルドレイク!
  • エリア:招きの砂海
  • カルナクの番兵戦
  • リコポリスの巫医
  • 感想戦+リザルト



  • GM:お時間になりました
    GM:点呼!
    グレン・ネルス:ヴォー
    シアストリス:サンド
    イディー:ウサー
    藍花:カニ
    モーグ・メタラージ:ミー
    GM:今日もお集まりいただきありがとうございます。
    それでは始めていきましょう。

    GM:◆◆◆
    GM:オート王国ゼンセより北に位置する”砂の砦”
    蛮族が支配し神と竜の謎が眠るこの街で、君達の命を賭けた冒険が始まる。

    GM:SW2.5キャンペーン 冒死よ! 幕間3『招きの砂海』
    GM:◆◆◆




    西大通りの一幕


    GM:【DAY35・朝 西大通り】
    GM:さて、施療院での宴会の翌日、廃城を目指し歩いていく君達。
    GM:通りで相変わらず多くの蛮族や奴隷達が行き交っています。
    蛮族:昔なら絡まれていたところですが、シェフィード最上位蛮族の首輪をつけている貴方達に絡むバカはいません。
    蛮族:「ヒソヒソ……シェフィードの新しい奴隷か……?」
    シアストリス:便利な世の中になったもんだ
    イディー:絡んで来ても殺すが
    蛮族:「ヒソヒソ……いや、あれ例のボウケンシャじゃ……?」
    モーグ・メタラージ:(あいつ、そもそもまともな奴隷持ってんのか……?)
    藍花:「……。」なんとも複雑そうな顔でフードを被り直す
    GM:と、蛮族達は君達を怪しみながらも遠巻きにするばかり。移動は快適そのものです。
    GM:さて、廃城のウルカナに会いに行くに当たり、簡単に目的を整理しておいた方がいいでしょう。
    ウォーミングアップをかねて道すがらの会話ロールをどうぞ。

    グレン・ネルス:快適にフックを地面や壁に突き刺して移動している
    シアストリス:目立つ奴隷だなあ
    イディー:「で、何しに行くんだっけ?」
    モーグ・メタラージ:「……アレはほっとけ、死んでも知らん」
    蛮族:「ママー、変な人が胸からチェーン出してるよー」
    「しっ、見ちゃいけません!」

    イディー:「あそこに遺産はなかったと思うが…」
    モーグ・メタラージ:「あのな……後ろ盾だ後ろ盾」
    シアストリス:「おくちがけがれるリザードマンと話す」
    藍花:「……死んだら困る」グレンを横目に見つつ
    モーグ・メタラージ:「困るのは同意するがよ……アレはそうなっても自業自得だろ……」
    藍花:「確かにもう少し目立たないようにしてはほしい、けど……」
    グレン・ネルス:「普段から慣れとかないと、いざって時に困るからな」
    GM:そう、後ろ盾。シェフィードを倒すための条件のひとつ。
    戦いを蛮族同士の勢力争いに見せかける隠れ蓑となってくれる上位蛮族が君達には必要だ。

    グレン・ネルス:「普通の人族はこんな動きしねえから余計だ」
    GM:落ちぶれたりとはいえど、元四天王ウルカヌスの娘にして後継者ならば条件は満たすはず
    モーグ・メタラージ:「戦力のアテはついたんだ、後は隠れ蓑を……寄るな、寄るな」
    モーグ・メタラージ:近寄らないでくれます?と言わんばかりに距離を取った
    イディー:「たしかに、没落令嬢にとってはおいしい話かもしれないが…受け入れてくれるかなぁ」
    グレン・ネルス:離れた分だけ器用にスライド移動した
    モーグ・メタラージ:「キメェ」
    シアストリス:「おしゃべりでなんとかする」
    シアストリス:「軍のおじさまが言ってた。そう」
    モーグ・メタラージ:「んんっ、まーそこはあっちのモチベーション次第だろ」
    シアストリス:「ねごしえいしよん」
    モーグ・メタラージ:「シアストリスの言う通り、まず話してみねぇことにはわからねぇよ」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:『ネゴシエイション!』ホルドは最近はシアにつきっきりで家庭教師をしている。
    藍花:「上手くいくと良い、けど……」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:シアの心情を慮ってか、立場故に教育しようとしているのか、ただの趣味かはわからない。
    藍花:そのために本来あまり来たくもない炎の街まで足をのばしたのだ。何かしらの成果は欲しい「……グレン、妙な動きで不評を買ったりしないで、ね」
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:『シェフィード対策の後ろ盾を得るついでに、対ダーテの内乱分子も手に入れば最高なんだがな』
    "虎将軍"ホルド・マッリョ:とはその将軍の弁
    藍花:ほう?
    モーグ・メタラージ:「まぁ、前に話した感じ門前払いはされねぇだろ」
    モーグ・メタラージ:「積極的に敵対してこない、拠点を持った奴、ってだけでありがてぇさ」
    イディー:「そうだねぇ」
    シアストリス:「ん。フックショットで相手より高い位置に立たないように気を付けるべき」
    グレン・ネルス:「さすがに場はわきまえるさ」
    モーグ・メタラージ:「……」
    モーグ・メタラージ:ここではわきまえないのか……
    モーグ・メタラージ:と呆れかえっていた
    藍花:「……うん」彼女の、否、その血筋のかつての影響力の強さはよく知っている
    藍花:今はどうかは分からないが、それでも素性も知らぬ輩とは格が違う
    GM:ともあれモーグの言う通り、会ってみないことにはわからない。
    GM:……と、君達が歩いていくと、突如大声が聞こえてきた。
    ゴブリンシャーマン:「お前たち、そうだ! 休まずに進め!」
    ゴブリン:「「「ハイ!!!」」」
    GM:大声がする方を見ると、そこではゴブリンシャーマンがゴブリン達が担ぐ神輿に乗っていた。
    コボルト:その後方では荷物持ちと思われるコボルトが重そうな荷物をゼェゼェと息を切らしながら運んでいる。
    モーグ・メタラージ:「? 何やってんだありゃ」
    グレン・ネルス:「ん、なんだアレ」
    モーグ・メタラージ:(オダーの真似事か……?)
    ゴブリンシャーマン:「どうだお前ら! オレに仕えられて幸せだろう!」
    ゴブリン:「キキーッ! シアワセです!」
    藍花:「可哀想に……」コボルトを見ながら呟く
    ゴブリンシャーマン:「後ろから声が聞こえんなあ!!」
    シアストリス:「後ろから刺されそう」
    コボルト:「キューン……、シアワセ、ですぅ……」
    ゴブリンシャーマン:「ムッハッハッハ! 声の大きさは忠誠の大きさだ、ワカッタカ!」
    GM:割とありがちな、妖魔のパワハラマウンティングのようだ
    GM:だが次の瞬間……
    藍花:妖魔はさぁ
    ゴブリン:「……ス、スキアリ!!」
    ゴブリン:ゴブリンが勢いよく神輿を投げ落とそうとする!
    GM:が
    リザードマンマリーナ:「道をふさぎやがって、カスが!」
    ゴブリンシャーマン:「「「アバーッ!!」」」
    リザードマンマリーナ:前方から現れたリザードマンの戦士が神輿ごとゴブリンたちを薙ぎ払った!
    藍花:小さく嘆息。あまりに見慣れた光景だ。
    リザードマンマリーナ:「ザッケンナコラー! ゴブリン風情がなんの権利があって大通りではしゃいでんだァ……エェッ!?」
    イディー:「今日も平常運転だねぇ…」
    ゴブリン:「ひ、ひひいっ!!?」
    リザードマンマリーナ:「人族ゴミと変わらねえザコ共が、ダーテ様とセトナクト様の温情で蛮族扱いしてもらってるってことを忘れるなよ、エエッ!?」
    ゴブリンシャーマン:「ハイ、スミマセン!」
    リザードマンマリーナ:「聞こえねえぞ! 声の大きさは忠誠の大きさだ、ワカッタカ!」
    モーグ・メタラージ:「前にも見たな……やっぱこの通りだけ荒れ過ぎだろ」
    ゴブリン:「ハイ、スミマセン!!」
    藍花:"ゴミ"の言葉に拳を握る力が強くなる
    リザードマンマリーナ:「そこのコボルトもだ! なに他人ヅラしてやがる!!」
    コボルト:「ヒィイッ!! スミマセン!!」
    シアストリス:「……」
    GM:どうやらダーテ対オダーの戦いを経てダーテの勢いはさらに強まり、
    炎の街はますます弱肉強食の掟が支配する地域になりつつあるようだ。

    グレン・ネルス:「支配基盤が不安定だからかねえ」
    リザードマン:「ヘヘッ、あいつら尻尾を巻いて逃げていきましたぜ!」
    リザードマンマリーナ:「おう、あんなん前座だ。今日の本番はこれからなんだ、行くぞ」
    リザードマンマリーナ:そんなリザードマン達は、そのまま君たちの目的地である廃城の方へと向かって歩いていく
    シアストリス:「本番って言ってた」
    イディー:「おや…」
    モーグ・メタラージ:「ついでに言ゃ、ダーテの方針が暴力だからなぁ……あん?」
    藍花:「何をするつもりなんだろう?」
    イディー:「ここはカッコよく助けて好感度を上げるべきかもしれないね」
    グレン・ネルス:「んん? なんか同じ方向じゃないか?」
    モーグ・メタラージ:「クソ、嫌な予感しかしねぇなぁ……行くか」
    イディー:「そりゃ、嫌がらせか城の破壊か…とにかくろくなことじゃないだろう」
    シアストリス:「ねごしえいしよん」無表情のまま腕を振り上げた。



    エリア:廃城−かつての栄華の跡


    GM:【廃城】
    GM:君たちがリザードマンの後を追っていくと、ボロボロの城が見えてきた。
    城は相変わらず荒れ果て、かつての栄華を語るのみ。

    ローヘン:そして半開きの城門の前では、先ほどのリザードマンたちが門番をしているローヘンを取り囲んでいる。
    ローヘン:「くそっ、お前達! いい加減にしないと斬るぞ!」

    リザードマンマリーナ:「やれるもんならやってみろよオジイチャーン!」
    藍花:「ぁ……」今回も大変そうだな、と思った
    リザードマン:「ウルカナいるんだろ? 早く出せよボコって持って帰るからよぉ」
    モーグ・メタラージ:「やっぱりだよ……」
    ローヘン:「な、なんと無礼な!! 元部下とて許せん!」
    シアストリス:「絡まれてる」
    リザードマンマリーナ:「ハイハイ、もうそういうの流行んねんだわ」
    グレン・ネルス:「……交渉、するか?」
    モーグ・メタラージ:「あーあー、しかも元同僚か」
    ローヘン:「ええい、そこに直れ!」ローヘンが槍を構え……「グワーッ!腰痛グワーッ!!」
    リザードマンマリーナ:「「ギャハハハ!無茶すんなよオジイチャン!!」」
    モーグ・メタラージ:「……まぁ、あれは舐められても仕方ねぇとは思う」
    ローヘン:「ぐ、ぐううう……」
    イディー:「絶好のチャンスだ。グレン君、やってしまいなさい」
    藍花:「うん、このまま滅茶苦茶されてウルカナに会えなくなるのも困る」
    ローヘン:地面に手をついたローヘンが周囲を見回し、君達を見つけた
    モーグ・メタラージ:「そうだな」
    ローヘン:「……」ぷいっ
    ローヘン:助けを求めるのは誇りが許さないらしい
    シアストリス:「あっち向いてる」
    藍花:「そうだね」
    モーグ・メタラージ:「恩の押し売りと行くか」
    グレン・ネルス:ではチェーンフッカーをマリーナに巻き付けて引き寄せます
    シアストリス:アンブッシュだ
    イディー:「そうだね、ボクたちはボクたちの目的のために」
    藍花:「本当は目立ちたくないけど、仕方ない、よね」
    シアストリス:「ここなら、視線も少ない」
    GM:お、奇襲しますか?
    モーグ・メタラージ:「安心しろ、ここじゃ暴力は日常だし」
    シアストリス:でも何の用件で来たのか聞けないかもな
    モーグ・メタラージ:「この区画は往来がすくねぇ」
    グレン・ネルス:一応殴る前に脅しをかけるつもり
    イディー:まぁ…大した用事じゃないだろ…
    シアストリス:どこの誰に命じられたかくらいは聞き出したいところだ
    シアストリス:口調的にただの趣味かもしれないけど
    藍花:少なくともダーテ派閥なのはそうだろう
    GM:OK、奇襲の場合は先制判定は全員が自動成功としましょう。
    脅しをかけるならそれはそれで戦闘を避けられる可能性がある

    シアストリス:おお
    グレン・ネルス:よければフックショットします
    藍花:ほう
    シアストリス:ネゴシエーションしようぜ
    シアストリス:それで無理だったらショータイムだ
    イディー:ロジャー仕草
    グレン・ネルス:よし、ビッグ・Gショータイム!
    モーグ・メタラージ:ふむふむ、ネゴシエイト!
    藍花:ビッグオー!ショータイム!
    GM:OK、ではネゴシエイションの時間だ! グレンはフックショットをどうぞ!
    グレン・ネルス:判定要ります?
    GM:いや、不要です。ロールをどうぞ
    グレン・ネルス:OK
    リザードマンマリーナ:「ギャハハハハハ!」
    ローヘン:「クソーッ! 腰痛がなければーっ!!」
    グレン・ネルス:では発射されたフックショットがマリーナの首に巻きつき、すごい力で引き寄せられます
    リザードマンマリーナ:「ギャハハハハハ、いい加減殴……」
    リザードマンマリーナ:「エ」
    リザードマンマリーナ:「グワーーッ!!?」
    リザードマンマリーナ:リザードマンマリーナは鎖に巻きつけられ、グレンのところに引き寄せられた!
    リザードマン:「あ、兄貴!?」
    ローヘン:「な……」
    リザードマンマリーナ:「ド、ドコノテッポダマッコラー!?」
    藍花:「ドレイク語?わからないな」
    グレン・ネルス:「どうも。シェフィード様の新しい奴隷です」
    リザードマンマリーナ:いきりたったリザードマンマリーナが君達を睨む
    リザードマンマリーナ:「ああ、人族の奴隷が……ああん、シェフィード!?」
    シアストリス:「妖魔語は最近べんきょうしたよ」
    藍花:(奴隷じゃないんだけど)と不満顔である「シアちゃんは賢いね」
    リザードマンマリーナ:「あんな引きこもり、ダーテ様の部下の俺様には脅しにも……」
    リザードマンマリーナ:リザードマンマリーナは君達をひとりひとり睨みつける
    モーグ・メタラージ:「ぁ?なんだよ」
    イディー:「ふむ…脅しにならないか」
    リザードマンマリーナ:「……脅し、にも」リザードマンマリーナの目が、一点で止まる
    (グレンのところでちょっと(うわぁ)という顔にはなったが)

    グレン・ネルス:「そこの城の主に用がある。ちなみにだが、そこの娘は今回のシェフィード様の"お気に入り"だ」シアを顎で指す
    藍花:「はぁ……」
    グレン・ネルス:「妨害したり、傷つけた場合、どうなるか。知らないわけじゃないよな?」
    シアストリス:フードをパサッと指で弾き、流し目しつつ髪を靡かせた。
    リザードマンマリーナ:「…………ああ、ああ、それで、か」
    イディー:シャランラ
    リザードマンマリーナ:「それで、ソイツが護衛についてるわけだ」
    リザードマンマリーナ:リザードマンマリーナが見ているのは……藍花だ
    イディー:「?」
    藍花:「……私?」
    リザードマンマリーナ:その目はマントからわずかに覗いている藍花の角や腕に注がれている。
    グレン・ネルス:「そういうことだ」(よくわからんがそういうことにしておこう)
    藍花:「……。」む、とした表情で腕と角を隠した。視線が気に食わない。
    リザードマンマリーナ:「ヘ、ヘヘ……人が悪いじゃねえですか。竜憑き様がお迎えに行ってたなら、言ってくれればすぐにでもどいたのに」
    藍花:「え……?」
    リザードマンマリーナ:リザードマンマリーナは藍花ニヘコヘコとすると、グレンを見た。
    「失礼しやした、この鎖、外していただいても……?」

    イディー:ダーテ派の中では赤竜病適合者がかなり高い位置にいるのだな…
    グレン・ネルス:「いいだろう」鎖を緩めた
    モーグ・メタラージ:「あー……なるほど、赤竜化の適応度が力に直結するからか……」小声で
    シアストリス:堂々としていよう
    リザードマンマリーナ:「ヘヘッ、ありがとうございやす!」
    リザードマンマリーナ:「いやあ、貴方ほど赤竜化が進んだ方はなかなか見やせん。失礼ですがお名前を伺っても?」
    藍花:「……藍花」
    リザードマンマリーナ:「藍花様! ありがとうございやす! 焦熱の楽園で会ったら是非その時はお引き立てを!!」
    藍花:「……。」
    藍花:視線で出口を示す
    リザードマンマリーナ:「おい帰るぞお前ら!!」
    リザードマン:「あ、兄貴ィ、いいんですか? ウルカナ攫えばダーテ様に褒めてもらえるって言ってたじゃないですかあ」
    リザードマンマリーナ:「うるせえ、恥かかせるんじゃねえ!」
    リザードマン:「グワーッ!」
    リザードマンマリーナ:リザードマン達は連れ立って去っていった
    イディー:「殺しといたほうが良くないか?」
    藍花:「騒ぎになるのも困る」
    モーグ・メタラージ:「必要ねぇだろ、木っ端だ」
    モーグ・メタラージ:「それに……まぁうん、思考が暴力に寄り過ぎるのはよくないと自覚してきたからよ……」
    藍花:ふぅ、と息を吐きマントの奥から左手を出して見つめた。赤い竜の爪。
    イディー:「対ダーテの内乱分子にもするかもなのに、藍花君が接触していることがバレてしまうよ」
    藍花:「確かにそれも困る……?」
    藍花:左手がぴくりと動いた
    イディー:「君も偽名を名乗ることを覚えたほうがいいかもしれないね」
    リザードマン:ヒッ
    モーグ・メタラージ:「アホ、アイツらがわざわざダーテにそれを報告"できる"と?」
    藍花:「イディー、嘘をつくのはよくないこと」
    モーグ・メタラージ:「そんな立場なら、とっくに放置されてるウルカナを攫いに来たりしねぇだろ」
    イディー:「ダーテには言わなくてもキャリゴナムの耳に入るかもしれないだろう。」
    "簒奪者"ダーテ:モーグの見込み通りだ。もしそれでもダーテが報告を許すとすれば、「攫ってきた」くらいだろう
    シアストリス:「結果だけ見ればお散歩だから、報告するようなことでもないってこと?」
    モーグ・メタラージ:「それこそだ」
    イディー:「まぁ、藍花君のことを覚えているかどうかはわからないが」
    藍花:「うぐっ……」長兄の名が出て来たので左手は引っ込んだ
    モーグ・メタラージ:「お前な……アイツらが謁見できるように見えたかよ」
    シアストリス:こうしてリザードマンは延命した
    ローヘン:「お前達……」
    藍花:「……。」
    ローヘン:話す君達に、声が聞こえる。
    モーグ・メタラージ:「思い付きでフラッとやってくる木っ端……あー」
    シアストリス:「リザードマンのおじさま。」
    グレン・ネルス:「ああ、こっちのことを忘れてた。どうも」
    ローヘン:見ると、槍を杖代わりにローヘンが立ち上がり、君達を睨みつけていた
    ローヘン:「また来たか人族共! 何のようだ、ここは炎の街の支配者、ウルカナ様の居城なるぞ!」
    藍花:「ひ、ひさし、ぶり……」イディーの言葉で既にだいぶ傷ついた表情をしている
    モーグ・メタラージ:「はぁ、イディーの思考も助かるが、議論は後だな」
    ローヘン:ドン、と杖を地面に叩きつけ……「グワーッ! 腰痛グワーっ!!」
    モーグ・メタラージ:「腰痛持ちが無理すんなよ」
    藍花:「えっと、腰、大丈夫?」
    グレン・ネルス:「そのウルカナ様に会いにきたんだが」
    ローヘン:「うぐぐ……心配されるほどではないわ!」
    シアストリス:腰痛はHPダメージじゃないから回復できないよぉ
    ローヘン:「ウルカナ様にィ? まさか、暗殺狙いか!」
    グレン・ネルス:「こんな堂々とした暗殺者がいるかよ!?」
    シアストリス:「正面突破アサシン」
    藍花:「まぁやりかけたことはあったよね」
    ローヘン:「なにをう! 胸に花を咲かせてそこから鎖を発射するやつ、暗殺者か変質者くらいだろうが!」
    藍花:「変質者」
    藍花:「だから大丈夫」
    グレン・ネルス:「変質……」
    ローヘン:「なるほど」
    藍花:「ね」
    イディー:「あぁ、彼は後者の方だ」
    モーグ・メタラージ:「まぁそれはそうだが」
    GM:全会一致であった
    グレン・ネルス:「そこまで言わなくてもいいじゃん……」体育座りになった
    シアストリス:「おお」ネゴシエートの成功例を見れたシアは感嘆した。
    ローヘン:「ぐ、だがまあ……礼は言っておこう。助かった」ローヘンはグレンに頭を下げる
    ローヘン:「お前が助けてくれなくば、ワシもすこーーーーーーしばかりは怪我をしたかもしれん」
    グレン・ネルス:「お気になさらず……」いじけている
    藍花:「怪我はよくないよ」
    モーグ・メタラージ:「見栄を張るのはいいがな、で、通してもらえるのか?」
    シアストリス:「お話しにきた」
    藍花:「うん」
    イディー:「心配ならついて来てもいいよ」
    ローヘン:「いかん! ウルカナ様のおくちが汚れる!」
    シアストリス:「汚れない」
    ローヘン:「けーがーれーるー!」
    シアストリス:「けーがーれーなーいー。」
    藍花:「また始まった……」
    イディー:「ふむ…」催眠スプレーをシャカシャカ振る
    グレン・ネルス:「うわでた」
    シアストリス:hypnosis…
    缶『HYPNOSIS』:「HYPNOSIS」
    藍花:「イディー……?」
    シアストリス:飾り気のない名前が怖いよ
    モーグ・メタラージ:「おい馬鹿待て、まだ早い、まだ」
    イディー:「えいっ」プシュー
    モーグ・メタラージ:「あっ」
    藍花:「あっ」
    イディー:2d+10+0+0 魔動機術行使
    <BCDice:イディー>:SwordWorld2.5 : (2D6+10+0+0) → 12[6,6]+10+0+0 → 22
    藍花:?!!?
    モーグ・メタラージ:www
    イディー:この威力w
    グレン・ネルス:草
    モーグ・メタラージ:こんなところで出すな!戦闘で出せ!
    藍花:イディーはさぁ
    ローヘン:「ウワーーーーッ!!?」
    ローヘン:「………………」
    缶『HYPNOSIS』:「HYPNOSIS」
    シアストリス:「えっ」
    ローヘン:「………………」
    シアストリス:「ショータイム?」
    ローヘン:「やぁ、ワシはきれいなローヘン」
    モーグ・メタラージ:「おい馬鹿なにしやがった」
    藍花:「……ひぇ」
    イディー:「ボクはきれいなイディー」
    ローヘン:「さっきは助けてくれてありがとう! 心から感謝するぞ、心の友よ!!!」
    イディー:「いいってことさ。」
    シアストリス:サニティ使っていい……?
    藍花:「……ひぇぇ……」3歩下がった
    ローヘン:「ウルカナ様に会いたいんだったな、さあ、ついてくるがいい!」
    イディー:「さ、友よ通してくれるね?」
    ローヘン:「もちろんだ、心の友よ!!」
    モーグ・メタラージ:でも解除には達成値の比べ合いが必要なんだよな
    シアストリス:「おお」ネゴシエートの成功例を見たシアは感嘆した。
    グレン・ネルス:「こわ……」
    GM:じゃあ一応、えいっ、ってやれば解除できるようにしましょうか
    モーグ・メタラージ:「……」天を仰いだ
    GM:精神効果(弱)だし
    藍花:「ね、ねぇ、これ、大丈夫……?」
    モーグ・メタラージ:「途中で起こすぞ」
    藍花:「怒られたり、しない……?」
    シアストリス:明らかに精神的な干渉受けてる腹心の案内でウルカナのとこいって歓迎されるわけないだろ!
    GM:正論!!
    モーグ・メタラージ:道中で解除します
    シアストリス:途中で杖でスネ殴ればいいか
    ローヘン:「さあ、なにをしておる、入ってくれ!」
    ローヘン:では君達はきれいなローヘンの案内で城内に入り……
    モーグ・メタラージ:「……じゃ、行くか」と肩を叩きながら続く
    藍花:「う、うん……」申し訳なさそうな顔で続いた
    モーグ・メタラージ:「てわけで起きてくれ、困る」
    シアストリス:おらぁ!
    シアストリス:ごっ
    ローヘン:「……はっ? ワシはなにを?」だいぶ中まで入り込んだところで、ローヘンは正気に戻った
    藍花:「なんか、ごめんね……」
    グレン・ネルス:「なんだ、その、すまん」
    ローヘン:「うおおお!? ここは城内!? 何故おまえたちがここに!!?」
    イディー:「君の案内で来た」
    ローヘン:「……な、なるほど。最近睡眠不足だったが故、記憶が曖昧だ。すまん」
    モーグ・メタラージ:「不眠番だから疲れてるんじゃねぇか?」
    藍花:「……。」
    ローヘン:「そうかもしれん、気をつけねばな」
    シアストリス:「……。」
    藍花:(大変だな……。)と思った
    イディー:「眠れないときは言ってくれ。」
    缶『HYPNOSIS』:「HYPNOSIS」
    モーグ・メタラージ:耳を掴んだ
    イディー:「イタァィ!」
    藍花:「イディーは反省した方がいい」
    GM:さて、ローヘンに連れられボロボロの城門を通ると、城内は予想以上に広かった。

    GM:しかし石壁は焼き焦げひび割れ、かつてあったであろう豪華な調度の類は持ち去られたのか殆ど残っておらず、木箱などを机や椅子の代わりにしている有り様。
    汚れた肖像画:唯一、廊下の壁にかかった赤い髪のドレイクの肖像画がかつての栄華を物語る。
    だがその肖像画もあちこちに血飛沫がこびりついており、美術的な価値は失われていた。

    GM:藍花はわかりますが、これは炎の街の前支配者、ドレイクのウルカヌスの肖像画だ。


    モーグ・メタラージ:「……(かつての栄華、か)」
    藍花:見上げる「……ウルカヌス……」
    藍花:「……様」一応ローヘンの前なので敬称は付け足しておいた
    シアストリス:「この人が?」
    グレン・ネルス:「これがウルカヌス……」
    ローヘン:「そうだ。おいたわしやウルカヌス様……。少し残酷なところもあったが、間違いなく王の資質であられた」
    ローヘン:「それが駆け出し冒険者、それもピンク髪の少女に殺されたなどと貶めるような噂も立つ始末……! くぅうっ!」
    藍花:「?」
    ローヘン:「ウルカヌス様は街の外に遊行中に人族によって討ち取られたのだ」
    モーグ・メタラージ:(与太話くらいなら聞いたが……)
    イディー:「ふぅむ、それでこの荒れようか」
    藍花:「ダーテが出て来たのは死んでからすぐだったの?」
    ローヘン:「いや、それからしばらくは家督を巡り争いが続いた……」
    シアストリス:「かとく」
    グレン・ネルス:「まあそうなるわな……」
    ローヘン:「家のトップのことじゃよ」
    ローヘン:「ダーテは、その混乱のさなかにポリゴナムを連れて現れた」
    藍花:「……。」
    モーグ・メタラージ:「元ブロークンと聞いたがな」
    ローヘン:「ああ、誰一人あんな男のことは知らなかった」
    ローヘン:「兵士のリザードマンが昔いじめて遊んだことがあると言っておったくらいだ」
    シアストリス:「友達いなかったんだ」
    藍花:ローヘンの言葉に表情が翳る。
    ローヘン:「ブロークンはそのような扱いを受ける。残酷な話ではあるがな」
    藍花:「そう、だね」この街の弱者の扱いは蛮族も人族も変わらない。
    藍花:「もしかしてそのカトク争いには、カンヌもいた?」
    ローヘン:「いや、カンヌ様、いやカンヌは……」
    ドレイク・ジュニア:「おい、なんだおまえたち!」
    ドレイク・ジュニア:そのとき、子供の声が響いた。
    藍花:「わ」
    モーグ・メタラージ:「ぁん?」
    ドレイク・ジュニア:「じん族がなんでこの城をじゆうにあるいてるんだ!」
    声のした方を見ると、小さな翼を持ったドレイクの子供が君達を睨みつけている。


    ドレイク・ジュニア:「えーっと、ぶれい、だぞ! ひれふせえ!!」
    シアストリス:「こどもだ」
    イディー:「ははーっ」
    ドレイク・ジュニア:「こどもじゃない! お前のほうがこどもだろ!」
    ウィークリングのシェフ:「おいやめとけ!あの人族結構強そうだぞ!」
    ウィークリングのシェフ:その背後にはコックのような姿をしたガルーダのウィークリングらしき青年が立っている

    シアストリス:「ぜんぜんとっても大人だけど」胸を張った。
    グレン・ネルス:「心配しなくても暴れたりしねえよ」
    モーグ・メタラージ:「張り合うなアホ」ぽこっ
    藍花:「えっと……」困ったように視線が彷徨う
    ドレイク・ジュニア:「うむ、よいうさぎだ。褒めてつかわす。そこのこどもはみならえ」
    シアストリス:「権力へのはんこうが生きがい」
    グレン・ネルス:「性根がアナーキスト……」
    ドレイク・ジュニア:「なんてやつだ」よくみるとドレイクの服装は貧しい子供そのものだ。とても貴族階級には見えない
    シアストリス:シアは親指、人差し指、小指を立てて両手を交差させている。
    ローヘン:「すまん、気にしないでやってくれ」
    藍花:「何の呪文?」シアに問う
    シアストリス:「型にハマらない呪文」シアはいろいろ勉強しているのだ。
    ローヘン:「やつらはこの城の例外じゃ、本当はもっと強いリザードマンの兵がおるのじゃ。1000人はおる!!」
    藍花:「そ、そっか……」シアちゃんは深いことを言うな、と思った
    シアストリス:「おお」
    シアストリス:「ご飯大変」
    ローヘン:「そうじゃ、大変なのじゃ」
    モーグ・メタラージ:「……」
    グレン・ネルス:「大軍団だな」
    GM:ローヘンの言葉とは裏腹に、周囲を見ると城を行き来しているのはリザードマンの老人やドレイクの子供、ウィークリングなど、蛮族社会では爪弾きに合うような連中ばかりだ。
    藍花:「あ、あの、私は藍花。貴方、たちは?」ドレイクの子供の前にしゃがみ込み目を合わせる
    ドレイク・ジュニア:「ぼくはウレニア! この街の貴族なんだぞ!」
    ウィークリングのシェフ:「あーすまん、コイツの言うことは気にしないでやってくれ」
    藍花:「ウレニア、うん、よろしく」
    モーグ・メタラージ:(血縁あたりか)「あぁ、わりぃな押しかけて」
    ウィークリングのシェフ:「いや、良いってことよ。押し入り強盗じゃないだけマシさ」
    シアストリス:「……。」
    グレン・ネルス:「強盗が出るのか?」
    モーグ・メタラージ:「荒れようは見ただろ」
    ローヘン:「ふん! ウルカヌス様の財宝を狙って1日3回は来るわ! 全てワシが追い払っておるがな!!」
    藍花:「すごいね」
    グレン・ネルス:「それはすごい」
    シアストリス:「3回も」
    ウレニア:「そうだぞ、爺はすごいんだ!」
    ウィークリングのシェフ:「まあ、それでもしょっちゅうゴブリンやコボルトに忍び込まれて盗まれてるんだけどな……」
    藍花:「大変だね……」
    シアストリス:☆コボルトにすら───
    藍花:「そういえば私たちウルカナに会いに来たんだけど」
    藍花:「……ウルカナ、様に」言い直した
    ウレニア:「あ、ウルカナさまに? 今なら上にいるはずだぜ!」
    ウレニア:「暇してたからお喋り相手になってやってよ!」
    シアストリス:「上」
    ローヘン:「こら、ウレニア様!」
    モーグ・メタラージ:「そうかい、ならそうするさ」
    ローヘン:「ええい、案内するから来い!」
    藍花:「ありがとう」
    ローヘン:ローヘンがウレニアから君達を引き剥がすようにして進む
    シアストリス:「ねごしえいしよん」片腕を振り上げた。
    ローヘン:「勘違いするなよ。ダーテ支配下になってから炎の街は完全な弱肉強食の世界となった。ウルカナ様はそこで戦う気力のない者たちや力のない者を保護しておるのだ」
    ローヘン:「決してそういう連中しか残らなかったわけではないぞ! ウルカナ様のお優しさゆえじゃ!!」
    モーグ・メタラージ:「ま、だろうな、見れば分からぁ」
    グレン・ネルス:「立派なことじゃないか」
    藍花:「そう思う」
    モーグ・メタラージ:隙間産業ともいう
    ローヘン:「ぐすっ」君達を先導しながらローヘンは鼻をすすった
    ローヘン:言いながら歩いていると大きな扉まで行き着いた。
    扉は蝶番が外れかけて傾いているが、辛うじて玉座の間の扉としての体裁を保っている。

    ローヘン:「ウルカナ様はこの先におられる。準備はいいか?」
    藍花:ごくり、と唾を飲みこんだ
    シアストリス:「わかった」
    モーグ・メタラージ:「おう」
    イディー:「いこう」
    ローヘン:「うむ、いいか、くれぐれも失礼のないようにな」ローヘンが扉を押し開いていく。
    グレン・ネルス:「(戦いに来たわけじゃないのに準備がいるのか……?)」
    GM:◆



    廃墟のギャルドレイク!


    GM:【玉座の間】
    GM:君達が玉座の間に足を踏み入れると、朽ちかけてなお威厳に満ちた玉座の間になっていた。
    部屋は広く、天井は高く、かつての栄華を偲ばせる壮大な装飾が随所に見られる。

    "廃城の姫"ウルカナ:そして部屋の中央の玉座には座るはウルカナ。
    赤竜化に依らない竜の角と翼、そして君達を見つめる炎のような瞳は、彼女が生まれながらの貴族階級であることを示していた。


    ローヘン:「ウルカナ様! 客人をお連れしました!」
    ローヘン:「北東の牧場主、シェフィードの奴隷でございます! ウルカナ様に謁見したいと!」
    "廃城の姫"ウルカナ:「……」
    藍花:「……。」どこかぴりぴりとした空気から身を守るようにマントの中で両指を組む
    モーグ・メタラージ:「……」
    シアストリス:「シアストリス。」
    "廃城の姫"ウルカナ:「シェフィードの奴隷……?」ウルカナは君達を見た。「よくぞ参った」
    "廃城の姫"ウルカナ:「お前達に会うのは二度目だな。私がこの炎の街の主、ウルカナだ」
    藍花:「……藍花」
    藍花:「……です」
    モーグ・メタラージ:「モーグだ、前は通りがかりだったがな」
    イディー:「ははーっ」
    "廃城の姫"ウルカナ:「シアストリスに、藍花に、モーグ」
    グレン・ネルス:「グレンだ。さて、どこから話したもんか」
    "廃城の姫"ウルカナ:「なるほど、噂に聞く冒険者か。シェフィードの奴隷になったというのは初耳だったが……」
    "廃城の姫"ウルカナ:ウルカナは君達を値踏みするように目を細める。
    藍花:「……。」視線を逸らす
    グレン・ネルス:「そこから話すか」
    シアストリス:ぱちぱちと瞬いた。
    "廃城の姫"ウルカナ:「そうだな、その眼差しを見る限り奴隷になったというのも真実ではなさそうだ」
    "廃城の姫"ウルカナ:「まずは立場と要件を聞こうか」
    GM:……と、その時
    モーグ・メタラージ:「ハ、流石に分かるわけか……」
    GM:ヒュウ、とボロボロの壁から隙間風が吹いた。
    グレン・ネルス:「なるほど、聡明な方のようだ。まず俺たちは……」
    GM:それに乗って子ども達の声と、なにか料理をするような生活音が漏れ聞こえてくる。
    グレン・ネルス:「……?」
    モーグ・メタラージ:「…………」
    ウレニア:「えー、また豆と麦と棘の樹のスープかよぉ! 肉とかないの!?」
    ウィークリングのシェフ:「ワガママ言うんじゃない! 豆と麦があるだけマシなんだからな!」
    シアストリス:すんすん鼻を鳴らした。
    ウレニア:「ウルカナ様だって言ってたよ! 『たまには肉が食べたい……ぴえん、つらたにえん』って!」
    "廃城の姫"ウルカナ:「……それで、用件だが……」
    GM:そして追い打ちをかけるような、スープの美味しそうな臭い。
    グレン・ネルス:「…………えーと」
    イディー:「…」
    ウィークリングのシェフ:「確かにあの人よく食うからなあ」
    ウレニア:「でしょ、この前キッチンで盗み食いしてたの見たよ!」
    藍花:ぐぅ……と腹が鳴いた
    モーグ・メタラージ:「あー……メシ時だったら出直すか……?」
    ウレニア:「そしたらちょっと分けてくれて、秘密だよって」
    シアストリス:「ぴえんってなに?」
    "廃城の姫"ウルカナ:「…………」
    ローヘン:「…………」
    シアストリス:「あ、失敗」
    シアストリス:「お言葉ですが、ぴえんってなに?」
    ローヘン:「…………」
    藍花:「し、シアちゃん……」
    "廃城の姫"ウルカナ:「…………」
    "廃城の姫"ウルカナ:「……くく」
    "廃城の姫"ウルカナ:「…………あははははっ!」
    モーグ・メタラージ:「ちょっと口閉じてろ、せっかく取り繕ってんだから……あぁ?」
    ローヘン:「う、ウルカナ様!?」
    "廃城の姫"ウルカナ:「もーむり! ごめん! 流石のあーしもこれはムリンゴ!」
    イディー:「ムリンゴ…」
    モーグ・メタラージ:「……前も思ったがよ、そっちが素か?」
    グレン・ネルス:「……ンゴってなんだ……?」
    藍花:「ドレイク語……?」
    "廃城の姫"ウルカナ:「そうそう、こっちがあーし」
    シアストリス:「アーシ」
    藍花:「あーし……?」
    "廃城の姫"ウルカナ:「わざわざこんなとこまであざまし!」
    ウルカナは急に態度も口調も崩し、椅子の上にあぐらをかいた。

    ローヘン:「う、ウルカナ様! 行儀が……!」
    モーグ・メタラージ:GM、ギャル語の会話を持ってなくても大丈夫ですか?
    GM:あとで判定があります
    藍花:「え、え、えぇ……?」さっきまでの空気はなんだったのだろう
    シアストリス:ノーブル1でなんとかなりますか?
    "廃城の姫"ウルカナ:「うるさいなー、今どきあんなオッサンっぽい態度とってられないっての」
    モーグ・メタラージ:了解したぜ
    "廃城の姫"ウルカナ:「いやー、クソオヤジの後を無理矢理継がされたはいいけど、なんというキャラじゃないというかキャパいっていうか……」
    "廃城の姫"ウルカナ:そう言うと、ウルカナはなにかスイッチが入ったのか高速で言葉をまくし立て始めた。
    "廃城の姫"ウルカナ:「というかありえんあのクソオヤジ! 仕事ほったらかしで自分は外で魔剣狩りで挙句死ぬとかさあ!」
    シアストリス:「むりやり」
    "廃城の姫"ウルカナ:「自分の魔剣が最強なことを証明するとかいうならまずセトナクト様倒してから外でろよ! ハラノヴとかポーウェルとかでもいいよ! マなつよ相手には逆らわんくせになんなん!?」
    モーグ・メタラージ:「魔剣狩りて」
    藍花:「?、???」目を瞬かせている
    "廃城の姫"ウルカナ:「そんであーしには後始末降ってきて、そこになにあれ!? ダーテ!? なにあの炎の剣エグちじゃん!? 城はこんなだし、みんなはあっち行っちゃったし、ポリゴナムに至っては最初からダーテの腹心でしたよみたいな顔しててほんとメンケア募集っていうか、あ、それよりペコじゃない? 話すならご飯食べながらにせん?」
    グレン・ネルス:「なんかところどころ知らん単語が混じるな、イディーわかるか?」
    イディー:「する」
    GM:ギャル語判定12をどうぞ
    藍花:!?
    イディー:2d+4+3 セージ知識
    <BCDice:イディー>:SwordWorld2.5 : (2D6+4+3) → 9[4,5]+4+3 → 16
    グレン・ネルス:基準値はなんでしょうか……?
    シアストリス:くっセージで取っておけばよかった
    GM:セージ知識以外はヒラメです
    モーグ・メタラージ:オラトール(雄弁家)がありますが使えますか?
    GM:お、じゃあ許可しましょう
    藍花:雄弁なギャル……?
    シアストリス:ノーブルは役に立ちますか?
    モーグ・メタラージ:やったぜ
    藍花:2d6
    <BCDice:藍花>:SwordWorld2.5 : (2D6) → 6[2,4] → 6
    モーグ・メタラージ:2d6+1+3
    <BCDice:モーグ・メタラージ>:SwordWorld2.5 : (2D6+1+3) → 8[2,6]+1+3 → 12
    GM:ノーブルは残念ながら……
    グレン・ネルス:2d6
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : (2D6) → 8[3,5] → 8
    モーグ・メタラージ:理解できたぜ
    シアストリス:かわいそ…
    シアストリス:2d+3+4 セージ知識
    <BCDice:シアストリス>:SwordWorld2.5 : (2D6+3+4) → 11[6,5]+3+4 → 18
    GM:成功すると意味は辛うじてわかります
    シアストリス:だいぶわかった
    藍花:理解度が高い
    シアストリス:ギャルだからね。
    グレン・ネルス:(多分ドレイクの方言なのかな)と思っていた
    モーグ・メタラージ:「とりあえず不本意な後継ぎからの没落でストレスが溜まってるのは分かった、まぁメシ食いながらでも話せるんなら……」
    藍花:「え、わかるの?」
    藍花:びっくりしたようにモーグを見た
    "廃城の姫"ウルカナ:「え、マ? 通じてない?」
    イディー:「マ」
    "廃城の姫"ウルカナ:ウルカナは目をパチクリさせて藍花とグレンを見た
    モーグ・メタラージ:「単語とニュアンスと表情でギリ」
    ローヘン:「…………」死にそうな顔をしている
    イディー:「うちが通訳するからおけまる」
    シアストリス:「後始末押し付けられて、でもダーテが出てくるしポリゴナムはダーテに味方するしでつらかったんだって」
    グレン・ネルス:「すまん、だいたいはわかるんだが」
    "廃城の姫"ウルカナ:「……これ、もうちょっとかしこまったほうがイイ系?」
    シアストリス:「ご飯食べながら話したいって」
    グレン・ネルス:「ところどころちょっと聞いたことない単語混じっててな、不勉強ですまない」
    モーグ・メタラージ:「まぁ……俺らは分かるから大丈夫じゃねぇかな……」
    藍花:「わ、わかった……」
    GM:◆◆◆

    GM:というわけで、君達は少しかしこまった態度に戻ったウルカナに城の食堂へと案内されました。
    ウィークリングのシェフ:先程会ったガルーダのウィークリングが料理を運んできます。
    「すまん、いつもの感じな料理なんだが……」

    ウィークリングのシェフ:黒パンに豆と麦と棘の樹のスープ。スープには唐辛子が入っていて食欲を誘います。
    食材は乏しそうではあるものの煤の街ほどではなく、料理人の腕がいいのか料理はどれも美味しそうです。

    "廃城の姫"ウルカナ:「いやーごめん、さっきはちょっとストレスが……」
    藍花:「美味しそう」すんすんと匂いを嗅いでいる
    "廃城の姫"ウルカナ:「あ、遠慮しないで食べて! 毒殺とかないから!」
    イディー:「毒を買うお金もなさそうだしね」
    "廃城の姫"ウルカナ:「ぴえん」
    グレン・ネルス:「テーブルパンと暗黒料理ダークマターに比べたらご馳走だよ」
    ローヘン:「ウルカナ様はウルカヌス様からはあまり教育を受けておらんでな」
    藍花:「そう、なんだ」
    モーグ・メタラージ:「いっきに遠慮なくなったなお前……ぁん?そうなのか?」
    ローヘン:「メイド達に混じって育つうちにあのような言葉遣いに……おいたわしや……」
    シアストリス:んもっんもっんもっ
    シアストリス:ごくごくごく
    "廃城の姫"ウルカナ:「まあねー、あーし……私の魔剣、正直しょぼいし」
    イディー:「ふぅむ…そうなのかい」
    藍花:「そうは見えなかったけど……」前回の火球を思い出している
    シアストリス:ぐぁつぐぁつぐぁつ
    "廃城の姫"ウルカナ:「いやー、実際クソオヤジの剣見たらビビるよ、マジで」
    ウィークリングのシェフ:「嬢ちゃんよく食べるなあ!」
    ウィークリングのシェフ:おかわりもあるぞ!
    シアストリス:「おかわり」器を差し出した。
    モーグ・メタラージ:「遠慮を知らねぇなコイツ」
    ウィークリングのシェフ:「早いな!? まかせろ!」
    シアストリス:もがーっ
    グレン・ネルス:「もうちょい落ち着いて食えシア」
    "廃城の姫"ウルカナ:「あはは、食べて食べて。まああんまりいい料理じゃないけどさ」
    藍花:「ん、美味しい、ね」控えめに食べている。両手が不器用だ。「でも早食いはよくないよ、シアちゃん」
    グレン・ネルス:「しかしそんな強い親父が負けたってことは相手も相当だったんだろうな」
    ローヘン:「ああ、相手は魔剣狩りオルロフだったと聞いておる」
    シアストリス:「私が早めに満腹になれば、藍ちゃんのお手伝いがたくさんできる」
    シアストリス:シアはエア・眼鏡をクイした。
    ローヘン:「熾烈な戦いの果て、相討ちだったとか……」
    藍花:「でも無理はしちゃダメだよ」
    グレン・ネルス:「ん、聞いたことあるぞオルロフ」
    モーグ・メタラージ:「ふぅん、なるほどねぇ」
    ローヘン:「ほう! ウルカヌス様と刺し違えるほどだ、余程の豪傑だったのだろうな」
    グレン・ネルス:「雷を自在に撃ち出す魔剣を携えた凄腕だとか……」
    イディー:「へぇ〜」
    "廃城の姫"ウルカナ:「雷、まさに天罰だよ天罰」もぐもぐ
    藍花:「悲しくは、ない?」もぐもぐ
    "廃城の姫"ウルカナ:「んーどうだろうね」ウルカナは一瞬遠い目になった。
    イディー:もぐもぐ…
    "廃城の姫"ウルカナ:「正直オヤジが死んだあと、親戚まとめて死んじゃったから感覚麻痺っちゃった」
    藍花:「……ごめんなさい」
    藍花:目を伏せた
    "廃城の姫"ウルカナ:「あ、気にしないで! この街じゃ割とよくあることだし!」
    シアストリス:「……。」
    "廃城の姫"ウルカナ:「負けたほうが悪い……ってのにはちょっと賛成はしかねるけど、仕方ないかな」
    モーグ・メタラージ:「通りを見りゃマジでそうらしいな、昔からか」
    モーグ・メタラージ:それこそ、ダーテの支配の前から
    ローヘン:「ウルカヌス様がいたころはもう少しマシだったが、概ねな」
    シアストリス:「マシだったんだ」
    グレン・ネルス:「じゃあダーテの奴は配下が暴れるに任せてるのか」
    藍花:「……。」昔のことを思い出そうとしたが、嫌な気持ちになったのでやめた
    "廃城の姫"ウルカナ:「そ。クソオヤジの時はクソみたいに厳しいピラミッドだったけど」
    "廃城の姫"ウルカナ:「ダーテは真逆だね。とにかく強いやつが偉いって感じ」
    グレン・ネルス:「なるほどな……どっちがマシかはなんともいえんが」
    "廃城の姫"ウルカナ:「アイツ自身ムチャクチャな炎の剣で敵対するやつを片っ端から殺してあっという間にこの街のボスだったからね」
    "廃城の姫"ウルカナ:「で、この城を奪うのかと思ったら街中央のマグマ溜まりに居を構えて、そこにポリゴナムやならず者たちが集まって今に至るって感じ」
    藍花:「昔、は何もなかったよね」
    イディー:「ふむふむ」
    モーグ・メタラージ:「マグマ溜まり、ねぇ」
    シアストリス:「さっきのリザードマンみたいなちょっかいしか来ない?」
    ローヘン:「ウム。恐ろしいマグマがある危険地帯だったからな」
    藍花:「マグマは何とかしたってこと……?」
    ローヘン:「触ったら最後、焼け死ぬまで消えぬ炎がつくとか……」
    グレン・ネルス:「こっわ」
    ローヘン:「わからん。あんな奴らのやること、想像したくもない!」
    イディー:「普通のマグマじゃないのか…」
    藍花:「焼け死ぬまで消えないって……」
    藍花:浮かぶのはかつての魔法王と名乗る者の姿だ
    "廃城の姫"ウルカナ:「なんでも大昔にすごい隕石だかレーザーだかが降り注いで出来た穴から湧いてるらしいよ」
    モーグ・メタラージ:(……赤竜神殿にあったマグマか?)
    イディー:(まさか黒炎のような性質を持つあのマグマ…)
    シアストリス:「レーザー」
    モーグ・メタラージ:「そりゃまた、何があったんだかな(あの時、か)」
    イディー:「なるほどね」
    モーグ・メタラージ:300年前の、ケペラとセトナクトの衝突の光景を思い返す
    ローヘン:「連中は赤竜の血と呼んでおる。あまりにもだいそれた名前だが」
    藍花:「……。」
    シアストリス:「ち。」
    ローヘン:「うむ。そもそもそんな血があってたまるかという話だがな!」
    ローヘン:「マグマの血が流れる生き物などいたら、近くにいるだけで焼け死んでしまうわ!」
    シアストリス:「どこにいっても体が熱くて大変」
    グレン・ネルス:「(心当たりがありすぎる……)」
    藍花:「そう、だね」曖昧な表情で頷く
    藍花:「それで、ウルカナはここで何をしているの?」
    "廃城の姫"ウルカナ:「ん、何って言われても……生きてる?」
    ローヘン:「ウルカナ様!」
    シアストリス:「深い」
    "廃城の姫"ウルカナ:「だしょ?」
    藍花:「生きてる」
    "廃城の姫"ウルカナ:「割と冗談じゃなくてさ。私じゃダーテに勝つのは無理だし、勝とうとも思わない」
    モーグ・メタラージ:「……ま、さっきの話ぶりからして、何かしてるでもないだろ」
    "廃城の姫"ウルカナ:「とはいえ、私がこっからいなくなったら皆生きてけないっしょ?」
    "廃城の姫"ウルカナ:「だからまあ……生きてる的な?」
    藍花:「城の皆のこと守ってるって」
    イディー:「でも、もうちょっといい暮らししたくない?」
    モーグ・メタラージ:「……そこは保護してるって言っていいと思うがな」
    "廃城の姫"ウルカナ:「いやーないね! この街で偉くなる=狙われるだもん!」イディーに言った。
    「それに保護してるといっても、あーしが生きてるのはダーテに相手にされてないからだかんね」

    ローヘン:「ウルカナ様!」
    モーグ・メタラージ:「……ま、だよな」そこは真実だろう
    "廃城の姫"ウルカナ:「でしょ、アイツがその気になればこんな城いつでも落とせるもん」首をすくめる。
    シアストリス:「……」
    グレン・ネルス:「そうか。なら取り引きではなくお願いになるな」
    藍花:「……うん」気乗りはしないが
    "廃城の姫"ウルカナ:「あ、それ。来た理由まだ聞いてなかったもんね」
    グレン・ネルス:「さっき話しそびれたからそこから話そうか」
    "廃城の姫"ウルカナ:「うん、多分シェフィードの奴隷ってのはウソなんだろうなーってのは分かるんだけど。あーしに何の用なのかなって」
    シアストリス:「ねごしえいしよん」
    グレン・ネルス:「まず俺たちは奴隷じゃない。この首輪もニセモノだ」
    "廃城の姫"ウルカナ:「negotiation」
    シアストリス:「おお」
    ローヘン:「なんと! 奴隷の首輪にニセモノだと!?」
    シアストリス:パカパカ付け外ししてみせるか
    "廃城の姫"ウルカナ:「あー、最近奴隷市場が襲われたって聞いたけど、あれグレっち達だったんだ」
    シアストリス:パカパカパカ
    モーグ・メタラージ:(さてさて、ケルダとはワケが違うが……)
    グレン・ネルス:「そうそう。で、俺たちの目的なんだが」
    グレン・ネルス:「結論から言おうか。シェフィードを始末する」
    ローヘン:「なっ……!!?」
    "廃城の姫"ウルカナ:「……マ?」
    グレン・ネルス:「マ」
    藍花:「……。」"マ"ってなんだろう?と思った
    "廃城の姫"ウルカナ:ウルカナも流石に驚いた顔で君達を見る。「マにござるか〜」
    シアストリス:「本気。」
    ローヘン:「こ、こやつら狂人ですぞ! シェフィード様といえばハラノヴ様に並ぶ古参!」
    "廃城の姫"ウルカナ:「いいからじい、黙って聞こ?」
    モーグ・メタラージ:「そうだな、300年来の大物だ」
    藍花:「人間牧場から助けたい子がいるの」
    グレン・ネルス:「ただ、単純に殺しただけだと俺たちがバチクソに警戒される。そこで」
    "廃城の姫"ウルカナ:「……」
    グレン・ネルス:「縄張り争いに見せかけるための後ろ盾を探している」
    "廃城の姫"ウルカナ:「なるほど……」
    "廃城の姫"ウルカナ:ウルカナは納得したように頷いた。
    グレン・ネルス:「動機は……人助けってところか」
    "廃城の姫"ウルカナ:「さっき人間牧場ってランランも言ってたもんね」
    モーグ・メタラージ:「そうだな」
    藍花:「ら、らんらん?」
    "廃城の姫"ウルカナ:「ひとりかふたりを連れ出すのは多少ガメルかお酒持っていけばいけるって聞くけど、それじゃダメなの?」
    シアストリス:「"藍ちゃん"に並ぶセンス」深く頷いた。
    藍花:「全員を助けたいの」
    グレン・ネルス:「それじゃ別の子が餌食にされる。俺たちは欲張りなんだ」
    "廃城の姫"ウルカナ:「大物〜」
    藍花:「あんな場所はあっちゃダメなんだ」
    ローヘン:「狂人もいいところだ! 人族にシェフィード様が殺せるわけがない!」
    モーグ・メタラージ:「……勝算は、まぁ、用意してる最中だな」
    グレン・ネルス:「今の段階じゃ確かに無理だ、正直な」
    "廃城の姫"ウルカナ:「なるほど、本気みたいだね」
    ウルカナは腕を組んだ。

    シアストリス:「でも、私たちは勝ってきたから。」
    イディー:怖ろしいことにこのパーティ、負けなしである
    藍花:コレトーくんはさぁ
    シアストリス:勝ち馬ですよ勝ち馬
    "廃城の姫"ウルカナ:「やるな〜、負け犬には響くね」
    "廃城の姫"ウルカナ:ウルカナはケラケラと笑った。
    藍花:「そんなことない」
    藍花:「ウルカナはそんなんじゃない」
    藍花:「だって生きてる・・・・
    "廃城の姫"ウルカナ:「たしかに。……ありがとね」目を細める。
    モーグ・メタラージ:「……さて、用件は伝えた通りだ、理由もな」
    グレン・ネルス:「要件をまとめると、あんたに後ろ盾になってほしい、それだけだ」
    "廃城の姫"ウルカナ:「…………」
    グレン・ネルス:「直接何かしたりはしなくていい、ただシェフィードを倒したのは自分だとアピールしてくれるだけでいい」
    "廃城の姫"ウルカナ:ウルカナは赤い瞳で君達を順繰りに見つめる。
    ローヘン:「ウルカナ様、今からでも追い払いましょう! こんな狂人たちを城に上げたことが知れれば……」
    シアストリス:「かつぎあげて、ほったらかしにはしない。」
    モーグ・メタラージ:「別に、邪魔なら素直に帰るさ」
    "廃城の姫"ウルカナ:「……結論から言えば、私にとっては願ってもない話だね」
    モーグ・メタラージ:「決めるのは、そっちだ」ウルカナを見やる
    モーグ・メタラージ:「へぇ」
    "廃城の姫"ウルカナ:ウルカナは頷いた。
    藍花:「じゃあ……」
    モーグ・メタラージ:少し驚いた風に目を見張る
    グレン・ネルス:「おっと、予想外の返答だ」
    "廃城の姫"ウルカナ:「あーしらに必要なのは箔。シェフィードを倒したってことにすれば、あーしにちょっかいを出す奴らは減る」
    モーグ・メタラージ:「ま、日に2度も3度も押し入り強盗が入るんじゃな」
    "廃城の姫"ウルカナ:「あーs……私にその力が実際には無くても、それだけの味方がいるってことになるからね」
    ローヘン:「くぅ、ワシが力不足なせいで……」
    シアストリス:「ん。ちょっと目立つより、ガッと目立つ方がみんな驚く」
    藍花:「ローヘンは腰を治した方が良い」
    ローヘン:「ぐう……」
    グレン・ネルス:「マッサージしてやろうか? リザードマンの骨格はよくわからねえが……」
    藍花:「イディーならわかるんじゃないかな」
    ローヘン:「お前の筋肉でされたら大変なことになりそうだ……」
    藍花:「なんかそういう帽子もらってた」
    "廃城の姫"ウルカナ:「あはは。……でも、受けるなら条件が3つある」
    モーグ・メタラージ:「イディーはイディーで筋力が足りなさそうだがな」
    モーグ・メタラージ:「おう、聞こう」
    藍花:「うん」
    "廃城の姫"ウルカナ:「1つは、私を戦力として当てにしないこと。私じゃシェフィード相手には時間稼ぎにすらならないからね」
    "廃城の姫"ウルカナ:「私が死んだら、もうこの城はおしまいだからさ。これは譲れない」
    藍花:「わかった」
    "廃城の姫"ウルカナ:「あはは、ぶっちゃけこの城維持するだけでキャパくてさ……。なんならあんたら5人であーしをやれるっしょ?」
    藍花:「それは、やってみないと分からない」
    グレン・ネルス:「どうかな……いい勝負だと思うが」
    モーグ・メタラージ:「さぁな、まぁ……」
    藍花:「あと、やり合いたくはない、よ」
    モーグ・メタラージ:「"やりてぇとは思わない"、それはデケェだろ」
    シアストリス:「ん。」
    "廃城の姫"ウルカナ:「うん、この街ではそれが一番大きな要素だ」
    "廃城の姫"ウルカナ:「じゃあ2つ目。私にモグモグたちを信用させて欲しい」
    "廃城の姫"ウルカナ:「そのためにひとり、蛮族を倒してほしいんだ」
    藍花:「もぐもぐ?」もぐもぐ
    モーグ・メタラージ:「待て、そのあだ名はやめろ……!」
    "廃城の姫"ウルカナ:「えっ、だめ? じゃあ……もぐもん?」
    藍花:「かわいい」
    シアストリス:「おお」
    モーグ・メタラージ:「食事中なのも相まってなんか違う意味になってるだろ……あーくそっ、そっちでいい、クソがっ!」
    グレン・ネルス:「ふっ……モグモグ……ふふっ……」笑いをこらえてる
    藍花:「私もこれから呼ぼうかな」
    モーグ・メタラージ:「で、誰だその相手ってなぁ……笑うな不審者!」
    藍花:「もぐもん、落ち着いて」
    "廃城の姫"ウルカナ:「そう怒らないのもぐもん」
    グレン・ネルス:「すまんなもぐもん」
    ローヘン:「落ち着くのだもぐもん」
    モーグ・メタラージ:「変態アルボルに茹でガニがよぉ……!」
    シアストリス:「もぐもん、これは交渉の席」
    藍花:「私はランランだから」ふふん、と笑う
    モーグ・メタラージ:「なら話を進めろぉっ!」
    "廃城の姫"ウルカナ:「それでそいつの名前はカンヌ。私の従兄弟」
    藍花:「!」
    モーグ・メタラージ:「……!」
    イディー:「さっきも名前が出てたね」
    モーグ・メタラージ:「……ダーテの料理人、を名乗ってる奴だよな」
    "廃城の姫"ウルカナ:「うん。ダーテが現れて真っ先にダーテについたの。本来なら父の後継者になってもおかしくない実力なのに」
    グレン・ネルス:「ほう」
    藍花:「さっきローヘンが言ってた、カトク争いに参加しなかったって」
    "廃城の姫"ウルカナ:「そう。むしろカンヌが家督を継ぐって言えば皆従ったと思う。私も含めて」
    モーグ・メタラージ:「聞いた話じゃ、先日の小競り合いでも活躍してたらしいな……赤竜化もしてると」
    藍花:「うん、赤竜の炎を吐く」あの熱を思い出す
    グレン・ネルス:「そいつを始末するのは構わないが……一応聞くが、仮にも血縁だ。殺していいのか?」
    "廃城の姫"ウルカナ:「うん。アイツ一族の恥さらしがいる限り私に従う蛮族なんて誰もいない。シェフィードを倒したなんて言っても誰も信じないと思う」
    藍花:「うっ……」痛みを堪えるように胸を抑えた
    "廃城の姫"ウルカナ:ウルカナは躊躇いなく言った。
    柔らかく見えても蛮族の貴族の血が流れているのだ。

    モーグ・メタラージ:「そりゃそうだな、『ダーテの下についたウルカヌスの血縁』っつー旗印はデカイ」
    "廃城の姫"ウルカナ:「しかも今では焦熱の楽園で人族の鉄板焼ショーとか趣味の悪いことやってるらしいよ」
    シアストリス:「……」
    モーグ・メタラージ:「それで料理人名乗りかよ……」
    藍花:「その噂は聞いてる」
    藍花:「私たちもそれを止めたいと思ってる」
    グレン・ネルス:「わかった。受けよう」
    "廃城の姫"ウルカナ:「ありがとう。もちろん、報酬は別に出すから」
    藍花:「それで3つ目は?」
    "廃城の姫"ウルカナ:「あれ、報酬聞かなくていいの?」
    グレン・ネルス:「くれるんなら貰うが、後ろ盾になってくれるだけで十分っちゃあ十分」
    "廃城の姫"ウルカナ:「無欲だな〜まあといってもオヤジが集めた財宝のうちどれか……ってくらいだけどさ」
    モーグ・メタラージ:「なるほどな、まぁ貰えるならありがたく貰うぞ、俺ぁ」
    "廃城の姫"ウルカナ:「あ、あとこの城の地下に妙な魔導機があるから、それを見せるくらいかな?」
    イディー:「!?」
    モーグ・メタラージ:「……」
    藍花:「報酬の話はモーグとイディーに……あっ」
    イディー:「絶対殺します」
    モーグ・メタラージ:一瞬で察して遠い目をした
    "廃城の姫"ウルカナ:「アッハイ」
    モーグ・メタラージ:「そりゃ……そうか、位置的にここになるよな……」
    藍花:「うーん、この……」
    グレン・ネルス:「イディーの眼が据わってる……」
    "廃城の姫"ウルカナ:「といってもプレゼントはできないよ? なんかすごい大きい据付型の機械だったから」
    シアストリス:「……」
    シアストリス:「ん。見せてもらえれば。」
    藍花:ちらり、とイディーを見た
    イディー:「まさかここの地下にも魔動機があったとはねぇ。」メモメモ
    モーグ・メタラージ:(研究所があった関係か、炎の街は多いみてぇだな)
    モーグ・メタラージ:闘技場にもあったし、ゲブヌトの森のこともある
    イディー:「あぁ、もらわなくて結構。見せていじらせてもらえば」
    イディー:「きっと君の役にも立つよ」
    "廃城の姫"ウルカナ:「おけまる! オヤジの話ではまったく同じものが神殿地下やオペラハウスにもあるらしいから、興味があったらハラノヴやモリィ様にも頼んでみて」
    モーグ・メタラージ:「地下かぁ……いや、その情報だけでありがてぇわ」
    藍花:「同じものが……?」
    "廃城の姫"ウルカナ:「あはは、ごめん無茶言った」からからと笑った。
    グレン・ネルス:「同じもの……?」
    モーグ・メタラージ:(透明薬は対策済みなんだよな、モリィ相手に交渉が通るかねぇ……)
    シアストリス:「神殿地下、オペラハウス……」
    グレン・ネルス:「まあいい、三つ目の条件を言ってくれ」
    モーグ・メタラージ:「……ま、そこはイディーの調査次第だな」
    "廃城の姫"ウルカナ:「最後は……」
    藍花:「……最後は」ごくり
    "廃城の姫"ウルカナ:「最後の条件は、私が後ろ盾になれるのは、シェフィードを倒すまで、ってこと」
    藍花:「つまり?」
    "廃城の姫"ウルカナ:「シェフィードを倒したって名声だけもらえればいい、それ以上は付き合えない」
    "廃城の姫"ウルカナ:「もし億が一ダーテが倒せたとしても、私はその後釜に座るつもりはない。維持できないからね」
    モーグ・メタラージ:「ま、そうなるな、それ以上はダーテとの争いも呼び込む」
    ローヘン:「ウ、ウルカナ様……」
    グレン・ネルス:「なるほどな」
    シアストリス:「わかった。」
    モーグ・メタラージ:「それに……さっきアンタが言った通りだ」
    藍花:「そっか」
    モーグ・メタラージ:「それ以上は、"俺らが主体になっちまう"だろうかなら」
    "廃城の姫"ウルカナ:「うん、ありがとね」
    "廃城の姫"ウルカナ:「そうでなくとも炎の街は砂の砦のどこよりも弱肉強食だからさ」
    モーグ・メタラージ:戦力、行動、すべてが実質的に冒険者たちに乗っ取られるに等しい
    "廃城の姫"ウルカナ:「炎の街を統べる実力もない、赤竜化もしてない、この街の連中は誰も従わないと思う」
    "廃城の姫"ウルカナ:「あーしは、たまたま父親がウルカヌスだっただけの女だからね」
    モーグ・メタラージ:「万が一にダーテが倒れたところで、力はとっくにばら撒かれてる、ってわけだ」
    藍花:「……。」先ほどのリザードマンマリーナの態度を思い返す。
    "廃城の姫"ウルカナ:「うん。シェフィードを倒すって言うくらいだから」
    "廃城の姫"ウルカナ:「しーちゃん達、多分とんでもないこと考えてるんだろうなーと思ってさ」
    藍花:「しーちゃん」
    藍花:「かわいいね」
    シアストリス:「おお」
    "廃城の姫"ウルカナ:「ちなみにイディーはウサチャンね!」
    モーグ・メタラージ:「……そうだな、色々と考える羽目になってるよ」
    グレン・ネルス:「見たまんまだな」
    シアストリス:「ぴったり」
    藍花:「たくさんいそう」
    モーグ・メタラージ:「種族単位かぁ」
    "廃城の姫"ウルカナ:「この街にタビットって全然いないんだもん」ウルカナはケタケタと笑う
    イディー:「レアものだね」
    藍花:「確かに2人しか知らないな」イディーとヒマワルだ
    "廃城の姫"ウルカナ:「ま、殆ど夢の話だけど……もし君達がダーテを倒せたとしたら、代わりの候補はひとりかな」
    モーグ・メタラージ:「へぇ?」
    藍花:「誰かいるの?」
    グレン・ネルス:「いるのか」
    "廃城の姫"ウルカナ:「え? 自覚ない?」
    藍花:「?」
    モーグ・メタラージ:「あー」
    "廃城の姫"ウルカナ:「キミだよ、ランラン」
    藍花:「わ、たし……?」
    シアストリス:「藍ちゃん」
    モーグ・メタラージ:「……言われてみりゃ、力で奪えばそりゃそうなるな」
    藍花:「私が、この街の……?」
    "廃城の姫"ウルカナ:「そう、それに赤竜化がそれだけ進んだ、ポリゴナムの娘」
    モーグ・メタラージ:「しかも赤竜化もしてて、出自もまぁ……似通ってるだろ、ある意味」
    藍花:「……!」
    グレン・ネルス:「ふむ……」
    モーグ・メタラージ:"ブロークン"と"ウィークリング"
    シアストリス:「藍ちゃんがえらくなる?」
    "廃城の姫"ウルカナ:「久しぶり。覚えてるよ、ポリゴナムの娘さん。今日はじめて名前が聞けたね」
    藍花:「……私も、また会えるとは、思わなかった……です」
    藍花:敬語になったのは幼い頃からの教育・・の賜物だ
    藍花:諦めたようにフードを外す。黒い角に青と赤の腕。
    "廃城の姫"ウルカナ:「もぐもんの言う通り、ランランとダーテは皮肉なくらい生まれが似てる」
    モーグ・メタラージ:「ってかそうか、知ってたのかよ」
    "廃城の姫"ウルカナ:「……そして、その赤竜化も」
    藍花:「……。」
    "廃城の姫"ウルカナ:「実は幼馴染系?」藍花を見て笑う。
    シアストリス:「そうなの?」
    藍花:「ダーテのことは知らない、と思う」首を横に振る
    "廃城の姫"ウルカナ:「むかーしに何回かすれ違ったくらいかな」
    "廃城の姫"ウルカナ:「同い年くらいの女の子って少なかったから、良く覚えてたんだ」
    藍花:「そうだね……」
    藍花:「ウルカナはいつも自信にあふれてて」
    藍花:「ちょっと憧れてた……かもしれない」
    イディー:同い年…栄養の差か…
    藍花:そうだよ……
    "廃城の姫"ウルカナ:「ありがと」ニィと赤い瞳を輝かせて笑う。
    "廃城の姫"ウルカナ:「ま、話を戻すとさ。もし君達が万が一ダーテを倒すようなことがあれば」
    "廃城の姫"ウルカナ:「きっと、炎の街の蛮族達はランランをダーテの後継者とみなすと思う」
    藍花:「うん」左の拳を握る。
    "廃城の姫"ウルカナ:「"弱肉強食の炎の街の女王の座"応えるかどうかよく考えておくといいよ」
    藍花:「わかった」キュルリと瞳が赤く煌めき、消えた。
    モーグ・メタラージ:「……(危ういよなぁ、こいつ)」
    ローヘン:「…………」
    ローヘン:「…………あ」
    ローヘン:「あ」
    ローヘン:「ありえーん!!」
    シアストリス:「わ」
    藍花:「な、何?」
    モーグ・メタラージ:「なんだよ」
    グレン・ネルス:「うぉっ、どうした爺さん」
    ローヘン:「ウルカナ様をさしおいて、この娘が炎の街の王になるだとー!!」
    ローヘン:「ワシは認めん! 認めんぞーーー!!」
    藍花:「……。」困ったように眉を下げる
    イディー:「でもさぁ…弱いんでしょ…」
    モーグ・メタラージ:「この前も似たようなやり取り見た気がするな……」
    ローヘン:「ぐぅ……」
    シアストリス:「ようつうだし」
    ローヘン:「うぐぅっ!」
    モーグ・メタラージ:「やりたがって無い奴を推しても不幸だと思うぞ、押し付けは」
    ローヘン:「うぐぅぅっ!!」
    "廃城の姫"ウルカナ:「あっはっはっは、まあどっちにしろ万が一の話だよ」
    "廃城の姫"ウルカナ:「ダーテ、めっっっっちゃくちゃ強いから」
    イディー:「そりゃそうだ」
    グレン・ネルス:「よーく知ってるよ」
    モーグ・メタラージ:「そーだな、よく知ってる」
    シアストリス:「……」
    藍花:.
    グレン・ネルス:「ダーテについてはまた後だ。当面はカンヌ討伐を目標としよう」
    藍花:「……。」
    "廃城の姫"ウルカナ:「うん、お願い。そうしたら君達条件も飲むよ」
    イディー:「あぁ、料理人を殺す算段とシェフィードを殺す算段を立てないと…。」
    "廃城の姫"ウルカナ:「あと地下の魔導機もね」
    モーグ・メタラージ:「つっても幹部級だろ、逸れてるところを狙うってのも無理がありそうだが……はぁ、そこは下調べだな」
    シアストリス:「ん。今まで通り。」
    ウィークリングのシェフ:「あー、それなんだが」
    藍花:「?」
    ウィークリングのシェフ:「焦熱の楽園、割と正面から入れるかもしれないぜ」
    藍花:「へ?」
    モーグ・メタラージ:「むしろ今までが行き当たりばったりで……ぁあ?」
    イディー:「鉄板焼きの材料として入るのは嫌だよ?」
    モーグ・メタラージ:「あそこぁダーテの根城なんじゃないのか?」
    ウィークリングのシェフ:「俺一度あそこに身を寄せてたことがあるんだが……あそこ、全てが弱肉強食なんだよ」
    モーグ・メタラージ:「あー」
    藍花:丸焼きにされるイディーが脳内に浮かんだ
    ウィークリングのシェフ:「組織もルールもねえんだ。その夜泊まる場所も力づくでよ」
    藍花:「なるほど」
    イディー:「無法地帯すぎる」
    ウィークリングのシェフ:「そう、だからお前らが門番ぶちのめして入っても誰も咎めやしないと思う」
    ウィークリングのシェフ:「お陰で俺は焼き鳥になりかけたけどな……」
    モーグ・メタラージ:「……正面から殴りこんで奪っていくのが正義と、終わってるなオイ」
    グレン・ネルス:「聞けば聞くほどダーテは支配者って感じじゃねえな」
    藍花:「闘技場で見た時も結構自由そうだった」
    モーグ・メタラージ:「旗頭、ってとこか、弱肉強食ってルールのよ」
    "廃城の姫"ウルカナ:「もしかしたら自分の過去への復讐がしたいだけなのかもね、アイツ」
    "廃城の姫"ウルカナ:ウルカナは少し遠い目で言った。
    藍花:「そう、かもね」その気持ちに心当たりがないわけではないのだ
    シアストリス:「じゃあ、正面からいく?」
    モーグ・メタラージ:「悪くはねぇが、先の話だな」
    グレン・ネルス:「その辺も含めて将軍に相談した方がいいだろう」
    藍花:「うん、相談してからが良いと思う」
    モーグ・メタラージ:「今はまだ、そこまで派手に動くべきじゃねぇ」
    藍花:「そうだそうだ」家族に会いたくないのだ。とにかく会いたくないのだ。
    ローヘン:「ええい、このような人族たちにカンヌさ……カンヌが倒されることなど想像もできんが……」
    "廃城の姫"ウルカナ:「あはは、朗報を期待してるよ〜」
    GM:◆◆◆




    エリア:招きの砂海


    GM:【剣の街東・招きの砂海】
    GM:さて、ウルカナ達と別れた君達は剣の街の東部、招きの砂海と呼ばれる場所に来ていた
    GM:何故こんなところに来ることになったのか……?
    GM:意気揚々のイディーとともに、その目的を整理しておいてもいいだろう
    グレン・ネルス:「ここか、リリーララが砂の神官に目覚めたって場所は」
    シアストリス:「ん。」
    ホルス:『ピ』
    イディー:「あぁ、機械の体を得たという」
    モーグ・メタラージ:「……砂の神、遺産に関わりがありそうな場所ってことだな」
    イディー:「さらに言えばもっともセトナクトの謎に近い場所と言えるだろう」
    モーグ・メタラージ:「トートの声を聴いたともいっていたが……」
    藍花:「みたいだね」日差しから身を守るように左手で庇を作っている
    グレン・ネルス:「しかし砂しかねえな……どうしたもんか」
    GM:街の一角とはいうが、砂漠地帯は無限とも思えるほど広く砂はどこまでも続いている
    藍花:「トト……どんな人なんだろう」
    藍花:「人かどうかもわからないけど」
    GM:あてもなく歩いていればあっという間に体力を消耗してしまうだろう。というわけで探索判定15をどうぞ
    モーグ・メタラージ:うぉ〜
    シアストリス:砂の目を展開しておくか
    モーグ・メタラージ:2d+7+3 スカウト観察
    <BCDice:モーグ・メタラージ>:SwordWorld2.5 : (2D6+7+3) → 9[5,4]+7+3 → 19
    シアストリス:なお平目
    イディー:2d6
    <BCDice:イディー>:SwordWorld2.5 : (2D6) → 2[1,1] → 2
    グレン・ネルス:2d+7+2 スカウト観察
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : (2D6+7+2) → 11[6,5]+7+2 → 20
    イディー:っしゃ
    モーグ・メタラージ:草
    シアストリス:2d6
    <BCDice:シアストリス>:SwordWorld2.5 : (2D6) → 9[3,6] → 9
    藍花:2d+3+1 レンジャー観察
    <BCDice:藍花>:SwordWorld2.5 : (2D6+3+1) → 6[4,2]+3+1 → 10
    モーグ・メタラージ:経験点稼ぐのが上手いねぇ、その皮をはぐ
    GM:草
    イディー:ヤメロー
    藍花:催眠にクリティカルし、探索にファンブルする兎
    イディー:「あつい…疲れた…」ルンルンだったがしばらく歩くと音を上げた
    GM:ではまず砂の目を展開したシアは、足元のさらに下、地下の方になにか魔力の気配を感じます
    シアストリス:おお
    ホルス:『ピィ』
    シアストリス:「ん。」ホルスに向かって頷く。
    藍花:「イディーはふさふさしてるからなおさら大変そうだね」
    GM:ただ、その地下にどうやって行けばいいかはシアには分からない
    シアストリス:「モーグ、グレン。この近く。」
    モーグ・メタラージ:「あ?……地下か?」
    シアストリス:「魔力の反応がある」
    藍花:「そうなの?」足元の砂に触れてみる
    シアストリス:直下に魔力反応がある場所をテクテク歩き回っている。
    モーグ・メタラージ:「魔力ね……となるとアタリなのは確定として」
    GM:モーグとグレンはそれぞれ、足元の砂が微妙に流れているのを感じる。
    モーグ・メタラージ:「……砂が動いてるな、あんま離れるなよ」
    GM:砂はどこかの中心にむかって目で見てもわからないくらいゆっくりと流れているようだ
    モーグ・メタラージ:「"流されるぞ"」
    グレン・ネルス:「流砂か、下に空洞があるなこりゃ」
    イディー:「そこに落ちれば、調査できそうだが…上がる手段も必要だね」
    グレン・ネルス:「砂だから俺のフックショットは使えねえ。どうしたもんかな」
    藍花:「ここに全然蛮族がいないのも危ないからだよね、きっと」周囲を見渡している
    モーグ・メタラージ:「チ、沈まねぇだけならやり方を覚えたが……」
    GM:さて、では望遠鏡で周囲を見回してみると、
    GM:砂が流れていく方向に不自然なほど大きく渦巻いた流砂があるのが見える

    モーグ・メタラージ:「ん、ん……あっちだな」
    藍花:「何かあった?」
    モーグ・メタラージ:「あぁ、遠景で見ると分かりやすい」
    モーグ・メタラージ:「あの方角……砂が流れてる方に、デケェ流砂がある」
    藍花:「リリーララの言ってた場所かな」
    モーグ・メタラージ:「恐らくな、だが下手に近づけば砂の下に埋もれるぞありゃ」
    シアストリス:「じゃあ、向かう前に。」シアは杖を取り出した。
    ホルス:『ピ』
    藍花:「ん」
    ホルス:いつのまにかへばったイディーからシアの肩に居場所が移っている
    シアストリス:敵たぶん蛮族じゃないよなー
    藍花:魔動機っぽい、かな
    GM:蛮族の気配は感じないですね
    モーグ・メタラージ:アンデッドの可能性はあるが、まぁファナティの方が安定しそう
    シアストリス:後ろ二人にファナるとして
    シアストリス:前衛なんかいる?
    藍花:前はFプロかなにがしかのウェポンか
    グレン・ネルス:それこそキュアハートでもいい
    シアストリス:では回復を仕込んでおこう
    藍花:とてもアリだ
    モーグ・メタラージ:遅発キュアハート、実質追加体力
    イディー:なるほどねぇ
    GM:いいね、カモン!
    シアストリス:じゃあ前衛二人にキュアハートでMP6、後衛二人にファナティでMP4支払い
    シアストリス:2d+11+1+1+0 神聖魔法行使
    <BCDice:シアストリス>:SwordWorld2.5 : (2D6+11+1+1+0) → 12[6,6]+11+1+1+0 → 25
    シアストリス:2d+6+1+0 操霊魔法行使
    <BCDice:シアストリス>:SwordWorld2.5 : (2D6+6+1+0) → 5[1,4]+6+1+0 → 12
    藍花:ワァ
    GM:!?
    モーグ・メタラージ:クリってるぅ
    シアストリス:ここで跳ねとる場合か〜〜〜
    GM:では回復量はその時に判定かな
    藍花:なるほど魔法を使うところまでね
    シアストリス:「"再び立ち上がって"、”ファナティシズム”」それぞれの装備に刻んだ刻印を触媒に、魔法を予約しておく。
    GM:赤い砂が渦巻く。
    モーグ・メタラージ:「さてさて、何が居るやら」
    砂の神:奇妙なことに、ここでは回復を祈る魔法の効きが異常に良い
    ホルス:『ピ……』
    シアストリス:「ん……」
    シアストリス:小首を傾げた。
    藍花:「どうしたの?」
    シアストリス:「調子がいい。」
    藍花:「悪いよりは良い、ね」
    ホルス:『ピ』
    モーグ・メタラージ:「ふぅ、ん……気にはかけておくか」
    シアストリス:「リリーララが生還したのと関係ある、かも」
    GM:君達は砂漠を流砂の方向へと歩いていく。
    グレン・ネルス:ザッザッザッ(歩行SE)
    GM:ざわり
    GM:足元で何かが揺れた気がした。
    ホルス:『…………』
    イディー:「…?」
    モーグ・メタラージ:「……?」ザッザッ、と足元を確認
    ホルス:『ピ……ピ……』
    ホルス:『ヤバイ』
    藍花:「え?」
    シアストリス:「ホルス?」
    ホルス:ホルスが唐突に言った。
    ホルス:『ヤバイ。ヤバイ』
    ホルス:『カルナクが来ル』
    藍花:「かるなく?」
    モーグ・メタラージ:「……チ、警戒しろ、戦闘準備!」
    グレン・ネルス:「なんだそりゃ」
    ホルス:『カルナクが来ル! カルナクが来ル!』
    藍花:「ど、どこから……?」
    ホルス:ホルスがこれまで見たことがないほどけたたましく叫び始める
    藍花:シアの側で警戒を強める
    ホルス:『逃ゲテ! シア! イディー! 逃ゲ』
    シアストリス:「……!」
    イディー:「ホルスがここまで慌てるとは」
    GM:次の瞬間
    モーグ・メタラージ:「下だ!突き上げて―――!」
    サンドワーム:ゴ……
    サンドワーム:ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!
    サンドワーム:『ォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!』
    サンドワーム:突如、爆音とともに竜巻のように砂を巻き上げながら、天を衝くような巨大な魔導機が現れた!

    藍花:「ッ!」
    シアストリス:「これは……」
    サンドワーム:複数の節から構成された蛇のような機体は、さながらサンドワームと呼ぶべきか
    モーグ・メタラージ:「んな……!? デケェ!?」
    グレン・ネルス:「オイオイオイ」
    イディー:「うおっ…デッカ…」
    ホルス:『カルナクの番兵! カルナクの番兵! ヤバイ、ヤバイ!』
    サンドワーム:サンドワームは先端についた目で君達を視認する。
    サンドワーム:『絶対守護エリアへ接近スル存在を確認』
    イディー:「これは…死骸区のとはいかないまでもかなり大きな魔動機だな…!」
    サンドワーム:『セメタリー1を撃破したグループと認定。排除』
    同時に、胴体の節目からガーディアンを射出した。

    シアストリス:無駄だとは思うけど腕輪を掲げておくか
    藍花:「ガーディアンまで……!」
    モーグ・メタラージ:「っ、マズいな……数も出してくるか」
    シアストリス:「これで……!」
    サンドワーム:『排除対象IDを確認。警戒レベルを上昇』
    シアストリス:「だめだった」
    イディー:「やっぱり〜〜〜?」
    サンドワーム:サンドワームの目が腕輪を見て赤く染まる
    モーグ・メタラージ:「セトナクトの手に落ちてる側かクソぁ!」
    藍花:「ならやることは一つ」
    藍花:両手を構える
    イディー:「まぁ、シア君が権限を握っていないものは全部そうだと考えるべきだね。」
    サンドワーム:では魔物知識判定、12/16!
    藍花:2d6
    <BCDice:藍花>:SwordWorld2.5 : (2D6) → 3[2,1] → 3
    モーグ・メタラージ:2d6
    <BCDice:モーグ・メタラージ>:SwordWorld2.5 : (2D6) → 7[6,1] → 7
    グレン・ネルス:2d6
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : (2D6) → 4[3,1] → 4
    イディー:2d+4+3+2 魔物知識
    <BCDice:イディー>:SwordWorld2.5 : (2D6+4+3+2) → 12[6,6]+4+3+2 → 21
    シアストリス:2d+3+4 セージ知識
    <BCDice:シアストリス>:SwordWorld2.5 : (2D6+3+4) → 7[3,4]+3+4 → 14
    GM:!?
    イディー:魔動機に詳しいイディー
    シアストリス:イディー教授!
    藍花:やる気の乱高下が
    グレン・ネルス:クリティカルとファンブルしか出さない男
    サンドワーム:能力はコマ参照
    サンドワーム:特記事項
    サンドワーム:◯巨大すぎる体
    HPは相手が一時的に体勢を崩すまでの数字であり、0にしても倒すことは出来ません。

    サンドワーム:◯地中高速移動
    あらゆる近接攻撃を無効化します。

    藍花:うぎゃー
    サンドワーム:〈カルナクの番兵〉
    偉大なる遺産のひとつ、カルナクの番兵により制御されている特殊な魔導兵器です。

    サンドワーム:?掘削/13(20)/回避/消滅
    味方ラウンド開始時に攻撃エリアを予告し、
    手番時に予告エリアに攻撃
    エリア内の全キャラクターに2D6+20の物理ダメージを与える。
    ガーディアンに対しては防護点を無視する。

    イディー:ウワーッ!にっげろーい!
    モーグ・メタラージ:んひぃ
    藍花:ガーディアンを巻き込ませろ……ってことか?
    サンドワーム:簡単に言えばサンドワームの攻撃を避けながら遠距離攻撃でHPを0にしろということです
    GM:そしてこの戦闘では、移動後の魔法使用不可ルールを不適用とします。
    藍花:おお
    モーグ・メタラージ:ヤッター!……ちなみに弓も許されますよね!?
    GM:勿論!
    藍花:乱戦による離脱可否はそのまま据え置きかな?
    モーグ・メタラージ:ヨシ!
    GM:YES
    シアストリス:うおお走り散らかすぞ
    GM:なのでガーディアンを大急ぎでぶち殺したりしないといけない
    藍花:がんばるぞー
    藍花:そして最終手段は石投げだ!
    GM:クリティカルを出したイディーは分かる。
    サンドワーム:◯朽ちた身体
    長年の経年劣化で魔導回路や装甲に隙があります。弱点属性の攻撃を受けるとショートを起こし、その攻撃も含め、1ラウンドの間防護点が半減します。

    シアストリス:みんなボロボロなんだなあ
    藍花:おっ、この身体は……w(思い出される10話の記憶)
    GM:ただしこいつの防護点は半減です
    サンドワーム:サンドワームは君たちを逃すまいとするかのように、背後にその長い体を露出させる
    逃げ道は正面の流砂の渦しかなさそうだ

    モーグ・メタラージ:「チッ……邪魔なガーディアンを潰して、前に逃げるぞ」
    イディー:「グレン君、藍花君、残念だがデカブツは近づけば地中に潜る。君達は出てきたガーディアンを頼む。」
    藍花:「わかった」
    モーグ・メタラージ:「見るからに硬ぇな……あぁクソ、探索でコイツ抜くことになるかよ!」赤竜鋼の矢を備える
    イディー:「防護フィールドは回路ショートで無効化できるが装甲はそうはいかない。」
    イディー:「頑張って抜いてくれたまえよ」
    ホルス:『通称サンドワーム』
    シアストリス:「サンドワーム」
    ホルス:『一定ダメージを頭部に与えれバ、一時的に動作が鈍ル』
    藍花:「頭部……って」見上げる
    ホルス:『詳しクハ、イディーに聞イテ』
    サンドワーム:『オオオオ……ォオオオオオオオオオオオン!!』
    イディー:「御覧の通り手が届く距離じゃない」
    モーグ・メタラージ:「……ランファはガーディアンの方をやれ」
    グレン・ネルス:ニードルランチャーでプライマルアーマーを剥がしてくれイディー
    藍花:「うん、大きいのは皆に任せた」
    モーグ・メタラージ:これがあるからマジでランファに活躍してもらわないと死ぬ
    ◯子機射出
    手番終了時にラスティガーディアンかラスティガーディアン(飛行型)を1〜3体召喚します。召喚されたガーディアンは次のラウンドから動き始めます。

    ラスティ・ガーディアン:「ギギギギ……」
    ラスティ・ガーディアン(飛行型):「ピ……ガガッガ……!」
    藍花:双撃はないので助けてグレン
    GM:さあ、戦闘です! 先制判定15!
    藍花:2d6
    <BCDice:藍花>:SwordWorld2.5 : (2D6) → 7[6,1] → 7
    シアストリス:2d+5+4+1 ウォーリーダー先制(知)
    <BCDice:シアストリス>:SwordWorld2.5 : (2D6+5+4+1) → 5[4,1]+5+4+1 → 15
    イディー:2d6
    <BCDice:イディー>:SwordWorld2.5 : (2D6) → 8[2,6] → 8
    グレン・ネルス:2d+7+2 スカウト観察
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : (2D6+7+2) → 6[4,2]+7+2 → 15
    モーグ・メタラージ:2d+7+3 スカウト運動
    <BCDice:モーグ・メタラージ>:SwordWorld2.5 : (2D6+7+3) → 6[5,1]+7+3 → 16
    藍花:あっファスアク……
    イディー:ナイスゥ
    モーグ・メタラージ:成功!ファスアク!
    GM:成功!FA組は両者成功!
    グレン・ネルス:ファストアクション発動!
    シアストリス:勝ったな…
    藍花:Foo!
    GM:OK、では初期配置をどうぞ!
    藍花:頭吹き飛ばせ!
    GM:これでOK?
    藍花:OK
    グレン・ネルス:ところで提案というか確認なんですが
    GM:はい
    藍花:あ、全員後衛もありか
    グレン・ネルス:フックショットでサンドワームに乗って近接攻撃できたりしませんか
    モーグ・メタラージ:あ、ちなみにショットガンした場合ってサンドワーム巻き込む?これ
    GM:ショットガンは巻き込まないですね、エリアにいないので
    GM:フックショットでサンドワームに乗るのは……うーん、その次の敵ラウンドエリアにいないことになってもいいなら
    GM:トドメ以外でやると後衛が破滅するので注意
    イディー:後衛に押し寄せるガーディアン
    藍花:死ぞ
    グレン・ネルス:なるほど、回答ありがとうございます
    グレン・ネルス:最後のダメ押しで殴れるかどうかを聞いておきたかった
    GM:OK!
    イディー:デリンジャー届きますか?
    藍花:ああ射程……
    GM:届きます!
    GM:射撃ならばなんでも問答無用で届きます
    藍花:ありがてぇ
    イディー:やったぜ
    藍花:藍花もパンチ伸ばせ
    GM:ズームパンチ!
    グレン・ネルス:ズームパンチ!
    イディー:無限パンチ
    GM:では準備はOK?
    モーグ・メタラージ:オッケー
    グレン・ネルス:OK
    イディー:ウス
    藍花:OK!
    シアストリス:やるぜ
    GM:では……



    カルナクの番兵戦


    サンドワーム:『オオ……ォオオオオオオオオオオオオオオン!!』
    サンドワームが君達へと襲いかかる!

    GM:【戦闘開始】

    エリア外:サンドワーム
    ------------------------------

    敵後衛:ラスティガーディアンA,B

    ------------------------------

    敵前衛:ラスティガーディアンC、飛行型ラスティガーディアン
    味方前衛:グレン、藍花

    ------------------------------

    味方後衛:モーグ、イディー、シアストリス

      
    Warning!Warning!味方後衛エリアに掘削予告!
      
    イディー:やっべ
    モーグ・メタラージ:そりゃそうだよねぇ!
    シアストリス:ウワー!
    ホルス:『ピ!!』
    ホルス:『後衛、キケン! キケン!!』
    イディー:「ウワーッ!」
    ホルス:ホルスがシアの周りを飛び回る
    シアストリス:「……こっち!来る!」
    イディー:「急いで前へ!」
    サンドワーム:ズン!! 地中のサンドワームの気配が濃厚になる
    藍花:「ならこのあたりの安全は早めに確保しないと」目の前のガーディアンたちを見据えた
    モーグ・メタラージ:「ち……前衛片せ!俺らも前に出るしかねぇ!」
    GM:冒険者の手番
    シアストリス:バラバラになる前にFプロかけておくぞ
    モーグ・メタラージ:むしろ今ばらけてるから
    イディー:全員前出た後のがいいまである
    モーグ・メタラージ:前に出た後に掛けるのもあり
    シアストリス:たしかに
    藍花:うむ
    イディー:まずは前の奴片付けてもらう?
    藍花:そうか、バフがないなら先殴るのもありか
    モーグ・メタラージ:先に動くならコンジャラーでプロテクション拡大もあるぞ
    藍花:先バフだと単純に鼓咆のダメージ+1が美味しいのよね
    藍花:ということでプロテクションに賛成しておこう
    GM:ではカモン!
    シアストリス:どうしてMPは1から減らないんだろう……
    シアストリス:怒涛の攻陣?
    グレン・ネルス:いわばケツだな
    GM:100%オフになられてたまるか!
    シアストリス:5人全員にプロテクション、MP消費5
    モーグ・メタラージ:助かる〜
    シアストリス:2d+6+1+0 操霊魔法行使
    <BCDice:シアストリス>:SwordWorld2.5 : (2D6+6+1+0) → 4[1,3]+6+1+0 → 11
    藍花:せんきゅ!
    GM:発動!
    シアストリス:避難もしよう
    ラスティ・ガーディアン:『ハイジョ、ハイジョ』
    ラスティ・ガーディアン:ガーディアン達はガチャガチャと金属製の脚を擦り合わせる
    ラスティ・ガーディアン:その目はシアの言うことをまるで聞きそうにない、指示に従う機械の目だ
    シアストリス:「……”みんなを守って”」
    シアストリス:己と共にある砂を手繰る。
    砂の神:砂が君達の周囲を舞う。
    GM:さあどんどん来い!
    藍花:ふむ、なら殴ろうか
    モーグ・メタラージ:やれ〜!
    藍花:体力高めな通常ガーディアンにしてみようかな
    GM:OK! カモン!
    藍花:猫目筋熊羚脚
    藍花:あ、鼓咆はもらえてるよね
    GM:入ってるね
    GM:物理D+1
    藍花:thx
    藍花:3 2d+13+1 命中力/甲殻烈爪/竜の烈爪1H拳
    <BCDice:藍花>:SwordWorld2.5 : #1 (2D6+13+1) → 8[6,2]+13+1 → 22
    #2 (2D6+13+1) → 8[5,3]+13+1 → 22
    #3 (2D6+13+1) → 7[3,4]+13+1 → 21

    GM:全弾命中!
    藍花:3 k20[(10+0)]+13+4$+0#0 ダメージ/甲殻烈爪/竜の烈爪1H拳
    <BCDice:藍花>:SwordWorld2.5 : #1 KeyNo.20c[10]+17 → 2D:[3,6]=9 → 7+17 → 24
    #2 KeyNo.20c[10]+17 → 2D:[5,5 3,6]=10,9 → 8,7+17 → 1回転 → 32
    #3 KeyNo.20c[10]+17 → 2D:[4,6 2,1]=10,3 → 8,1+17 → 1回転 → 26

    イディー:うおっ
    シアストリス:好調だ
    モーグ・メタラージ:こわ
    ラスティ・ガーディアン:c(24+32+26-18)
    <BCDice:ラスティ・ガーディアン>:DiceBot : c(24+32+26-18) → 64
    ラスティ・ガーディアン:撃破!?
    藍花:よっしゃタリタ
    グレン・ネルス:スクラップ……
    モーグ・メタラージ:こわ〜〜〜
    イディー:ひえぇ
    シアストリス:これが次期炎の町支配者ですか
    藍花:「まずは……!」砂を踏みしめ、爆発的な勢いで地を這うガーディアンに肉薄!
    ラスティ・ガーディアン:『敵蛮族接近、キケン、キケン……』
    藍花:「もう遅い!」そのまま勢いでラスティ・ガーディアンの胴体に爪を突き刺し、内部をえぐり取る!
    ラスティ・ガーディアン:『ピガガガガガガガ!!?』
    強烈な爪の一撃を受けてガーディアンが鉄くずになり……爆発!

    ホルス:『ヒューッ!』
    藍花:爆風に乗って宙返りし、砂に着地。「まず一つ」
    シアストリス:「おお」
    ラスティ・ガーディアン:『敵蛮族、脅威度認定を1ランク上昇』
    モーグ・メタラージ:「増々火力が上がってねぇか、ありゃ」
    藍花:「もうお前たちにシアちゃんを傷つけさせはしない……!」
    グレン・ネルス:では飛行型殴るか
    モーグ・メタラージ:やれー!
    グレン・ネルス:キャッツマッスル
    藍花:たのむぜー
    グレン・ネルス:剣を喰らえ
    グレン・ネルス:2d+10+3 命中力/フランベルジュ2H
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : (2D6+10+3) → 6[5,1]+10+3 → 19
    ラスティ・ガーディアン(飛行型):命中!
    グレン・ネルス:k38[(10+0)]+12+3$+0#0 ダメージ/フランベルジュ2H
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : KeyNo.38c[10]+15 → 2D:[2,5]=7 → 8+15 → 23
    ラスティ・ガーディアン(飛行型):19ダメージ!
    藍花:良いダメージだ
    グレン・ネルス:続いてファストアクション手番
    グレン・ネルス:同じく剣
    グレン・ネルス:2d+10+3 命中力/フランベルジュ2H
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : (2D6+10+3) → 7[4,3]+10+3 → 20
    グレン・ネルス:k38[(10+0)]+12+3$+0#0 ダメージ/フランベルジュ2H
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : KeyNo.38c[10]+15 → 2D:[6,5 3,2]=11,5 → 12,6+15 → 1回転 → 33
    藍花:お!
    ラスティ・ガーディアン(飛行型):29ダメ!撃破!
    イディー:まわすぅ!
    藍花:スゲー!
    モーグ・メタラージ:ひゅ〜!
    ラスティ・ガーディアン(飛行型):ワンキルだとぉ!?
    シアストリス:頼りになりすぎる
    藍花:すごいな、1人1殺か
    グレン・ネルス:「ちょっと練習の成果見せてやるぜ!」砂を蹴ってガーディアンに飛び立つ!
    ラスティ・ガーディアン(飛行型):『迎撃開始』ガーディアンがグレンにレーザーを放とうとするが……
    グレン・ネルス:「肆の型改!」空中で大きく剣を振りかぶり
    グレン・ネルス:「重ね大車輪ッ!!!」空中で二回転! その勢いでガーディアンを断ち切る!
    ラスティ・ガーディアン(飛行型):『ピガッ……!!?』グレンの勢いをつけた斬撃がガーディアンを断ち切った! 空中で爆発が起こる
    藍花:「新技だ」感心したように宙を見る
    モーグ・メタラージ:「ハ、本当に前を開けるとはな、ならこっちも仕事をするぞイディー」
    イディー:「そうだね!」
    ホルス:『ピ!』
    GM:補助動作はどうする?
    グレン・ネルス:斧はサンドワームに通らんので補助動作でチェーンフッカー
    ラスティ・ガーディアン:OK!
    グレン・ネルス:ガーディアンの列まですっ飛んでいきます
    ラスティ・ガーディアン:おのれ、前衛に出て殴る予定が!
    グレン・ネルス:2を対象としてフック
    グレン・ネルス:2d+11+3 命中力/チェーンフッカー1H投
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : (2D6+11+3) → 6[2,4]+11+3 → 20
    ラスティ・ガーディアン:命中!
    イディー:頼りになるぜ
    グレン・ネルス:k0[(13+0)]+11+3$+0#0 ダメージ/チェーンフッカー1H投
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : KeyNo.0+14 → 2D:[4,4]=8 → 2+14 → 16
    藍花:縦横無尽だ
    ラスティ・ガーディアン:10ダメ!
    モーグ・メタラージ:後列に飛んだーっ
    グレン・ネルス:手番終了!
    グレン・ネルス:「今から仲間が集合するんでな、後ろには通さねえよ!」
    ラスティ・ガーディアン:『ギチギチギチ……』
    ラスティ・ガーディアン:ガーディアンが悔しげに金属の前足を擦り合わせる
    イディー:キャッツタゲサファナティロックオン、エフェクトバレット水、雷!デリンジャー2丁シュート!
    GM:では射撃組だ! 来い!
    GM:ヒューッ、カモン!
    サンドワーム:目標は17だ!
    シアストリス:二郎系イディー
    イディー:2 2d+8+5 命中力/テンペスト2H
    <BCDice:イディー>:SwordWorld2.5 : #1 (2D6+8+5) → 6[5,1]+8+5 → 19
    #2 (2D6+8+5) → 8[2,6]+8+5 → 21

    シアストリス:おお
    サンドワーム:両方命中!
    藍花:よ、よし……
    モーグ・メタラージ:やったか!?
    イディー:2 k20[10]+11+0 ダメージ
    <BCDice:イディー>:SwordWorld2.5 : #1 KeyNo.20c[10]+11 → 2D:[4,6 2,1]=10,3 → 8,1+11 → 1回転 → 20
    #2 KeyNo.20c[10]+11 → 2D:[2,3]=5 → 3+11 → 14

    藍花:やった!
    GM:!?
    モーグ・メタラージ:ヤッタ!
    シアストリス:最高だぜウサギチャン!
    サンドワーム:『ォオオオオオオン!!』
    イディー:「ホルス、水と雷で攻める、効きそうなポイントをピックアップして!」
    ホルス:『オーケー!』
    サンドワーム:サンドワームが地中から姿を表し、君達の方向へと降ってくる!
    ホルス:『頭部! カメラ周辺!!』
    イディー:2丁拳銃を構えて前方へ飛ぶ!同時に頭部めがけて発射!
    イディー:BLAM!BLAM!
    サンドワーム:『!? ピガガガガガガガ!!?』
    イディー:水にぬれた頭部に電撃が走る
    サンドワーム:サンドワームに着弾した瞬間、激しい雷撃がそのカメラに放射される!
    サンドワーム:『ガガガガガガガ!?』
    シアストリス:「効いてる……」
    モーグ・メタラージ:「なら後は徹すだけ、と……」ギリリ、リ……!
    イディー:「当然だとも、弱点は把握済みだ」ズザザーッ!藍花の横に着地!
    サンドワーム:『防護フィールド一時解除、カメラアイ修復開始』
    サンドワーム:サンドワームを覆う防護フィールドが一時かき消える
    イディー:TE!いっけぇー!
    モーグ・メタラージ:では行きます!キャッツアイで命中+1して
    サンドワーム:このラウンドの間のみ防護点10
    モーグ・メタラージ:赤竜矢を露払い!命中は14+3+5=22!
    サンドワーム:命中!
    モーグ・メタラージ:対象はサンドワームだ、殺す!
    サンドワーム:こええ!! 来い!
    モーグ・メタラージ:黒炎5、くらえ!
    モーグ・メタラージ:k33[(9+0)]+11+6$+0#1 ダメージ/ブラッドスクイーズ2H
    <BCDice:モーグ・メタラージ>:SwordWorld2.5 : KeyNo.33c[9]a[+1]+17 → 2D:[1,4]=6 → 6+17 → 23
    サンドワーム:防護点二分の一で18ダメージ!
    モーグ・メタラージ:◯赤竜鋼の矢
     敵の防護点を半分(切上げ)無視、クリティカル時には防護点無視。クリティカル無効無視。

    サンドワーム:『ォオオオオオオオオオオオオオオン!!』
    モーグ・メタラージ:「し、ぃぃぃっ!」ど  ひゅんっっっ!!!
    サンドワーム:サンドワームがモーグに向けて空中から頭部を振り下ろす!
    モーグ・メタラージ:黒炎が軌道を描き、着弾っ!
    サンドワーム:『ピ、ガッガガガッ!?』
    モーグ・メタラージ:「クソ、流石に硬いな……なら、こっちだ!」ひゅ  ぱっ
    モーグ・メタラージ:即座に二の矢を番える―――徹甲矢!
    サンドワーム:赤竜鋼の矢がサンドワームの装甲を穿ち、その頭部を黒炎に包む!
    サンドワーム:『ダメージ、ダメージ……!』
    モーグ・メタラージ:ファストアクション!徹甲矢通常射撃!
    モーグ・メタラージ:2d+14+3 命中力/ブラッドスクイーズ+徹甲矢2H
    <BCDice:モーグ・メタラージ>:SwordWorld2.5 : (2D6+14+3) → 4[2,2]+14+3 → 21
    サンドワーム:命中!
    モーグ・メタラージ:k28[(8+0)]+11+1$+0#0 ダメージ/ブラッドスクイーズ+徹甲矢2H
    <BCDice:モーグ・メタラージ>:SwordWorld2.5 : KeyNo.28c[8]+12 → 2D:[1,1]=2 → ** → 自動的失敗
    GM:ああーっ
    モーグ・メタラージ:グワーッここでぇ!HP38>33、MP22>19!
    藍花:練っている……。
    イディー:逆だったかもしれねぇ…
    シアストリス:練り神が追い付てきたな……
    藍花:こないで……
    サンドワーム:『ォオオオオオオオオオオオオオオン』
    モーグ・メタラージ:「しぃ、ぃ……っ!」だが、わずかに遅い
    モーグ・メタラージ:突進が来る前に、前方へと離脱する!
    モーグ・メタラージ:「クソがっ、無駄にデケェ図体しやがる!」
    サンドワーム:サンドワームはその巨体を揺らし、君達へと落下する!
    モーグ・メタラージ:「く、ぉ、ぉぉぉっ!?」
    サンドワーム:自軍後衛に攻撃
    サンドワーム:2d6+20 ダメージ
    <BCDice:サンドワーム>:SwordWorld2.5 : (2D6+20) → 11[6,5]+20 → 31
    サンドワーム:君達の後方に激しい爆発が巻き起こった
    サンドワーム:それはサンドワームが地面に衝突して巻き起こした砂煙だ
    イディー:「うわぁ…あんなの喰らったらひとたまりもないぞ」
    藍花:「……ッ!」翻るマントを腕で抑える
    モーグ・メタラージ:「クッソ……続けるしかねぇな……!」
    ラスティ・ガーディアン:ガーディアン2体の攻撃
    ラスティ・ガーディアン:両方ともグレンに近接攻撃
    ラスティ・ガーディアン:命中17で回避2回どうぞ!
    グレン・ネルス:2 2d+10+0 回避力
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : #1 (2D6+10+0) → 9[5,4]+10+0 → 19
    #2 (2D6+10+0) → 6[5,1]+10+0 → 16

    グレン・ネルス:あいてっ
    藍花:惜しい
    ラスティ・ガーディアン:2d6+10 ダメージ
    <BCDice:ラスティ・ガーディアン>:DiceBot : (2D6+10) → 7[5,2]+10 → 17
    グレン・ネルス:11ダメージ
    ラスティ・ガーディアン:良いダメージ……じゃねえ! なんだコイツ!!
    グレン・ネルス:「来るか!」剣を構える
    ラスティ・ガーディアン:『攻撃開始』
    ラスティ・ガーディアン:鋭い前足を鎌のようにしてグレンに振るう!
    シアストリス:「グレン!」
    グレン・ネルス:「一発は喰らうか……! 仕方ねえ! 玖の型、煌めく波涛ッ!」
    ラスティ・ガーディアン:『ピガッ!?』
    グレン・ネルス:爪を剣で弾き返す!
    ラスティ・ガーディアン:『ガガガ……!』
    ラスティ・ガーディアン:ガーディアンが大きくのけぞる、だがもう一体がグレンを強襲!
    グレン・ネルス:同時に襲ってきたもう片方は身体を捻り最小限のダメージでやり過ごす!
    サンドワーム:◯子機射出
    手番終了時にラスティガーディアンかラスティガーディアン(飛行型)を1〜3体召喚します。召喚されたガーディアンは次のラウンドから動き始めます。

    サンドワーム:飛行型ガーディアン2体を召喚
    藍花:むむむ
    藍花:後衛に1体きたか
    サンドワーム:ターンエンド!
    サンドワーム:攻撃予告
    イディー:ワームに潰してもらうか…?
    サンドワーム:『ガーディアンを射出』
    ラスティ・ガーディアン(飛行型):サンドワームから飛行型ガーディアンが射出される。
    モーグ・メタラージ:「あぁっクソ、まだ増えるのかよ!」
    ラスティ・ガーディアン(飛行型):『ピピピピピピ……』
    藍花:「少しずつ減らすしかない」尾が砂を叩く
    シアストリス:「きりがない……」
    ラスティ・ガーディアン(飛行型):ターゲットレーザーが君達を舐め回す
    イディー:「あの巨体に何体入ってるかなんて考えたくないね」
    サンドワーム:サンドワームが再び地面からその巨体を表し、鎌首を空中にもたげる
      
    Warning!Warning!前線エリアに掘削予告!
      
    モーグ・メタラージ:「ち、ぃぃ……っ また来るぞ!」
    ホルス:『ピガッガガ……戦場中央! キケン!』
    GM:冒険者たちの手番!
    藍花:離脱扱いじゃなくてそのまま移動できるんだっけ?
    GM:あ、登場した時点で乱戦と考えてください
    イディー:ぐえーっ
    イディー:殺してちょうだい!
    GM:でも中央には1体しかいないので
    シアストリス:離せ〜〜!!
    GM:2人までは抵抗なく離脱できます
    藍花:となると先に射撃組に何とかしてもらうのがよさげ
    グレン・ネルス:安全な領域がないのはツッコミどころですかね
    GM:抵抗なく離脱はできるが安全とは言わない
    モーグ・メタラージ:まぁ味方後衛に下がるのが吉
    藍花:味方後衛はこっちで何とかしようと思ってるよ
    イディー:射撃で前線殺す、後衛を藍花が殺すか
    藍花:うむ
    グレン・ネルス:飛行型こっちで引っ張ってもいいよ
    モーグ・メタラージ:あぁそれがあったか
    藍花:それもありだけど……
    イディー:すげ〜
    シアストリス:器用さが違う
    藍花:まぁ体力はまだあるし遅発キュアハもあるしいけるか?
    イディー:グレンなら掘削耐えられるしな
    モーグ・メタラージ:あとまぁワームガンガン殴りたいしね
    GM:守護神すぎる
    GM:OK、ではカモン!
    グレン・ネルス:ワームを速攻で落とさんことには始まらない
    藍花:頼れるグレン兄
    GM:あ、戦闘終了条件はサンドワームのHPを0にする、です
    GM:もしくは一定ターンの経過
    イディー:グレンにいやん、引っ張ってくれい
    グレン・ネルス:ワームに斧投げたいから防護点減らしてくれるとありがたい
    イディー:OK!
    モーグ・メタラージ:ならイディーからやんな、やれー!
    藍花:GOGO
    イディー:タゲサ、エフェバレ×2!
    サンドワーム:カモン!
    イディー:2 2d+9+5 命中力/デリンジャー×21H
    <BCDice:イディー>:SwordWorld2.5 : #1 (2D6+9+5) → 2[1,1]+9+5 → 16
    #2 (2D6+9+5) → 9[5,4]+9+5 → 23

    サンドワーム:あっ
    イディー:ファンブル…!?
    シアストリス:え・・・
    モーグ・メタラージ:片方当たった!
    イディー:k20[10]+11+0 ダメージ
    <BCDice:イディー>:SwordWorld2.5 : KeyNo.20c[10]+11 → 2D:[6,2]=8 → 6+11 → 17
    サンドワーム:そしてさっきの攻撃の弱点忘れてたから引いとくね……
    イディー:2丁拳銃で良かった〜!
    サンドワーム:1ターン目の弱点6+17+弱点3、26ダメージ!
    イディー:TE!
    イディー:ワームに射撃しつつ、後衛に下がる!BLAM!BLAM!
    サンドワーム:『ピガッ……!?』
    イディー:移動しながらの射撃は狙いが付けづらいが1発は当たる
    サンドワーム:銃弾はニ発突き刺さるが一発は不発!
    サンドワーム:だが一発でも十分なダメージを与えている。、サンドワームの防護フィールド解除!
    ホルス:『OKイディー、ソノ調子』
    イディー:「よし、何とか効いてるみたいだ」
    モーグ・メタラージ:「なら下がっとけ、ここは危険地帯らしい」
    ラスティ・ガーディアン(飛行型):『ギシギシギシ……』
    ラスティ・ガーディアン(飛行型):飛行型ガーディアンがイディーを出迎える
    イディー:「後ろもそこそこ危なそうだ!藍花君!はやくきてくれー!」
    サンドワーム:『ォオオオオオオオオオオオオオオン!!』
    藍花:「ん、わかった」
    グレン・ネルス:では中央の飛行型にチェーンフッカー
    ラスティ・ガーディアン(飛行型):回避18,どうぞ!
    グレン・ネルス:2d+11+3 命中力/チェーンフッカー1H投
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : (2D6+11+3) → 7[5,2]+11+3 → 21
    ラスティ・ガーディアン(飛行型):命中!
    グレン・ネルス:k0[(13+0)]+11+3$+0#0 ダメージ/チェーンフッカー1H投
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : KeyNo.0+14 → 2D:[5,6]=11 → 4+14 → 18
    シアストリス:ヨシ
    ラスティ・ガーディアン(飛行型):14ダメージ!
    イディー:すばらC
    藍花:ありがてぇ
    グレン・ネルス:んでワームに斧投擲
    サンドワーム:回避17,どうぞ
    グレン・ネルス:2d+10+3 命中力/ハンドアックス1H投
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : (2D6+10+3) → 4[2,2]+10+3 → 17
    サンドワーム:回避!
    グレン・ネルス:「お前はこっちだ!」フックを突き刺し、引き寄せる!
    ラスティ・ガーディアン(飛行型):『ピガッ!?』空中のガーディアンが鎖に絡め取られ、引き寄せられる!
    サンドワーム:ギィン!
    サンドワーム:ハンドアックスはサンドワームの分厚い装甲に弾かれる!
    グレン・ネルス:「デカすぎて逆に狙いが定まらねえ!」
    サンドワーム:『ォオオオオオオオオオオオオオオン!!』
    サンドワーム:サンドワームはその巨体をくねらせ、グレンに狙いを絞らせない
    グレン・ネルス:手番終了!
    モーグ・メタラージ:では続くぜ
    GM:カモン!
    モーグ・メタラージ:ワームに徹甲露払い!命中22!
    サンドワーム:命中!
    モーグ・メタラージ:黒炎5、今度こそ回れ!
    モーグ・メタラージ:k28[(8+0)]+11+6$+0#1 ダメージ/ブラッドスクイーズ+徹甲矢2H
    <BCDice:モーグ・メタラージ>:SwordWorld2.5 : KeyNo.28c[8]a[+1]+17 → 2D:[6,6 3,1]=12,5 → 10,4+17 → 1回転 → 31
    イディー:まわったぁぁ!
    サンドワーム:回った!21ダメージ!
    シアストリス:刺さっていく
    藍花:66で回るのかっこいい
    モーグ・メタラージ:後列に下がってターンエンド!HP28!
    モーグ・メタラージ:「グネグネと……うざったいんだよ!」ど  ひゅぁん!!!
    サンドワーム:『ピガッ!!?』
    モーグ・メタラージ:黒炎をブースターにした狙撃が頭部を射抜く!
    サンドワーム:サンドワームの装甲を矢が貫いた! 残り51!
    サンドワーム:『脅威対象、脅威対象。リコポリスへの到達を阻止』
    モーグ・メタラージ:「あぁくそ、俺も下がる!頼むぞランファ!」
    イディー:「リコポリス…それが空洞の名前か」
    シアストリス:二人きりだね…
    藍花:このまま時が止まればいいのに……
    GM:イチャイチャしとる場合かーっ!
    藍花:ではなく
    イディー:死ぬぞー!
    藍花:後衛に下がり飛行型を殴りにいきますわ
    シアストリス:避難場所を提供してくれー
    藍花:3 2d+13+1 命中力/甲殻烈爪/竜の烈爪1H拳
    <BCDice:藍花>:SwordWorld2.5 : #1 (2D6+13+1) → 10[5,5]+13+1 → 24
    #2 (2D6+13+1) → 4[3,1]+13+1 → 18
    #3 (2D6+13+1) → 7[1,6]+13+1 → 21

    ラスティ・ガーディアン(飛行型):2発命中!
    藍花:2 k20[(10+0)]+13+4$+0#0 ダメージ/甲殻烈爪/竜の烈爪1H拳
    <BCDice:藍花>:SwordWorld2.5 : #1 KeyNo.20c[10]+17 → 2D:[3,6]=9 → 7+17 → 24
    #2 KeyNo.20c[10]+17 → 2D:[3,6]=9 → 7+17 → 24

    ラスティ・ガーディアン(飛行型):40ダメージ! 8残り!
    藍花:ごめんぬ残っちゃった……
    モーグ・メタラージ:キャーッ!
    藍花:「せやぁッ!」身を翻し、後方の飛行型ガーディアンへと爪を浴びせるが……浅い!
    ラスティ・ガーディアン(飛行型):『重点脅威対象』ガーディアンは突如空中に急上昇、藍花の追撃を逃れる
    藍花:「倒しきれなかった……!?シアちゃん!」砂に足を取られる感覚に顔を顰める。
    ラスティ・ガーディアン(飛行型):『ピピピ……』空中から射撃対象を探す
    イディー:殴れシア〜!
    藍花:フォースパンチとかしてくれ
    イディー:サンドパンチだ!
    GM:まさかのフォースパンチ……!?
    シアストリス:見せてやりますよ
    シアストリス:このためにシャドーボクシングをしてきたんだぜ
    ラスティ・ガーディアン(飛行型):そう簡単にやられるかよぉ〜ッ!
    イディー:ついに…シアのパンチが解禁…!?
    シアストリス:くらえフォース!
    シアストリス:あ、鼓砲書き換えなきゃ
    シアストリス:怒涛の攻陣?:旋風
    シアストリス:ラスティガーディアンに怒りのフォースだ
    シアストリス:2d+11+1+1+0 神聖魔法行使
    <BCDice:シアストリス>:SwordWorld2.5 : (2D6+11+1+1+0) → 5[4,1]+11+1+1+0 → 18
    ラスティ・ガーディアン(飛行型):貫通!
    シアストリス:k10[10]+11+1+1+0 ダメージ/神聖魔法
    <BCDice:シアストリス>:SwordWorld2.5 : KeyNo.10c[10]+13 → 2D:[1,1]=2 → ** → 自動的失敗
    藍花:!?
    シアストリス:え・・・
    ラスティ・ガーディアン(飛行型):!?
    モーグ・メタラージ:イディストリス!?
    イディー:練り…練り…
    藍花:これは反転させてもいいか……?
    砂の神:いや〜攻撃とかやってないんだよね
    モーグ・メタラージ:運命、回すか
    シアストリス:反転するか…
    藍花:できれば落としきってほしい
    シアストリス:すごいもったいない気がするよ〜〜
    砂の神:運命を……回すというのか!?
    モーグ・メタラージ:まぁ飛行型が1体残ったところで、ってのはある
    藍花:それもそうか
    モーグ・メタラージ:温存もアリアリ
    藍花:飛行型がこっちを狙ってくれればなぁ……
    シアストリス:まあ、一発で死ぬわけでもないし
    シアストリス:温存しておこう
    GM:OK!
    GM:ではこちらのターン
    サンドワーム:『ォオオオオオオオオオオオオオオン!!』
    サンドワーム:サンドワームが戦場の中央に落着する!
    シアストリス:「……危ない」ざっざっざっと後方に下がった。
    サンドワーム:砂が竜巻のように巻き上がる!
    藍花:「間一髪だったね……」
    モーグ・メタラージ:「クソっが……!厄介だなぁオイ!」
    サンドワーム:2d6+20 ダメージ
    <BCDice:サンドワーム>:SwordWorld2.5 : (2D6+20) → 5[4,1]+20 → 25
    ラスティ・ガーディアン(飛行型):後方のガーディアン
    ラスティ・ガーディアン(飛行型):対象:シア
    藍花:でしょうね……
    ラスティ・ガーディアン(飛行型):命中19、回避どうぞ!
    シアストリス:一発だけなら受けたらーっ!
    シアストリス:2d+0+0 回避力
    <BCDice:シアストリス>:SwordWorld2.5 : (2D6+0+0) → 12[6,6]+0+0 → 12
    ラスティ・ガーディアン(飛行型):!?
    シアストリス:嘘です
    藍花:ひぇ
    グレン・ネルス:!?!?!?
    シアストリス:受けません
    藍花:出すと思ったよ
    藍花:ここは神の加護が強いもんね……
    モーグ・メタラージ:草
    イディー:すご
    ラスティ・ガーディアン(飛行型):『重点排除対象を攻撃』
    ラスティ・ガーディアン(飛行型):ガーディアンが空中からシアに向かってレーザーを放つ、が……!
    シアストリス:「……」ガーディアンを見上げる。
    シアストリス:「違う、でしょ?」
    ラスティ・ガーディアン(飛行型):『ピ、ガ……!?』
    ラスティ・ガーディアン(飛行型):ガーディアンのレーザーはギリギリのところでズレ、シアのすぐそばの地面を焼いた
    藍花:「シア、ちゃん……?」
    藍花:思わず飛び込もうとしていた体勢で固まっている
    シアストリス:「……ん。私、姫だから。」藍花に振り返る。
    シアストリス:「撃たれるのは、私じゃない。」
    ラスティ・ガーディアン(飛行型):『ピ、ガ。ガ、ガ……?』
    藍花:「ん、そうだね」
    サンドワーム:『子機に通達。攻撃を継続』
    ラスティ・ガーディアン(飛行型):『ピ、攻撃を継続』
    ラスティ・ガーディアン(飛行型):そう、撃たれるのは……
    ラスティ・ガーディアン(飛行型):『集中攻撃を提案』
    モーグ・メタラージ:「……油断すんな!とっとと壊すぞ!」
    ラスティ・ガーディアン(飛行型):グレンを囲んだガーディアン達が一様にグレンの周囲を周回しだす
    グレン・ネルス:「もしかしてやばい?」
    藍花:「グレンなら大丈夫だって信じてるから」
    ラスティ・ガーディアン(飛行型):?収束レーザー射撃
    ・攻撃を射程2の射撃、魔法ダメージとして扱います。
    ・「ターゲッティング」及び「鷹の目」を持っているものとして扱います。

    グレン・ネルス:「…………」
    ラスティ・ガーディアン:?レーザー掃射/10(17)/回避/消滅
    「射程:自身、対象:1エリア」にレーザー掃射を行い、2D+8の魔法ダメージを与えます。連続した手番には使用できません。

    ラスティ・ガーディアン:?レーザー掃射/10(17)/回避/消滅
    「射程:自身、対象:1エリア」にレーザー掃射を行い、2D+8の魔法ダメージを与えます。連続した手番には使用できません。

    ラスティ・ガーディアン(飛行型):19、17,17、回避どうぞ!
    イディー:よけまくれー!
    グレン・ネルス:では上から順に
    グレン・ネルス:3 2d+10+0 回避力
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : #1 (2D6+10+0) → 5[3,2]+10+0 → 15
    #2 (2D6+10+0) → 5[4,1]+10+0 → 15
    #3 (2D6+10+0) → 5[1,4]+10+0 → 15

    藍花:あれぇ
    シアストリス:グレンさん!?
    グレン・ネルス:アッフゥン↑
    モーグ・メタラージ:2d6の期待値は5(確信)
    ラスティ・ガーディアン(飛行型):6d6+10+8+8
    <BCDice:ラスティ・ガーディアン(飛行型)>:DiceBot : (6D6+10+8+8) → 23[3,3,5,6,2,4]+10+8+8 → 49
    藍花:うぎぇー!
    ラスティ・ガーディアン(飛行型):49の魔法ダメージ!
    モーグ・メタラージ:ヤバいですよ!!!
    グレン・ネルス:c(76-49+3)
    <BCDice:グレン・ネルス>:SwordWorld2.5 : c(76-49+3) → 30
    藍花:>まだ30<
    GM:なんで死なないの……?
    藍花:グレン以外なら即気絶(何なら死亡)なんだが?
    ラスティ・ガーディアン(飛行型):『レーザー、集中砲火。ファイア』
    ラスティ・ガーディアン:『ファイア』
    ラスティ・ガーディアン:『ファイア』
    ラスティ・ガーディアン(飛行型):360度のオールレンジレーザー攻撃がグレンに襲いかかる!
    ホルス:『ピ……!?』
    イディー:まじめにやってきたからよ
    グレン・ネルス:「クソがこれは避けらんねえええええ!」剣と盾でなんとか致命傷だけは避ける!
    シアストリス:「グレン……!」小さく息を吐く
    ラスティ・ガーディアン(飛行型):『対象、生存を確認』
    ラスティ・ガーディアン:『理解不能』
    モーグ・メタラージ:「仕込みはあんだろ、まだ死なねぇよ」
    ラスティ・ガーディアン:『攻撃を続行』
    藍花:「グレンなら、大丈夫……!」
    GM:ターン終了
    GM:攻撃予告
    グレン・ネルス:なんか同時攻撃予告がーッ
    イディー:ワッザ!?
    シアストリス:発狂モード!?
    モーグ・メタラージ:ここでワームを殺す!!!
    サンドワーム:『攻撃パターン変更、積極攻勢』サンドワームがその動きを変える
    サンドワーム:空中から襲いかかる形ではなく、ヘビのように地上を低く這って移動!
    サンドワーム:そのまま円を描くように君達の周囲を回転し始める!
      
    Warning!Warning!エリア全域に掘削予告!
      
    ホルス:『ピ! ピ! ヤバイ!』
    モーグ・メタラージ:「……!? マズいな、ぶっ壊すぞ」
    藍花:「何か、してくる……!」
    グレン・ネルス:ガーディアンは出てこないか
    サンドワーム:ガーディアンの射出はなし
    グレン・ネルス:逆に困るな!
    サンドワーム:あ、間違えた
    サンドワーム:一体射出だ
    ラスティ・ガーディアン_4:やぁ
    グレン・ネルス:こんにちは
    イディー:俺が真ん中に移動した後に俺に刺しなよ
    イディー:犠牲になるイディーはいなかった
    サンドワーム:1〜3体だから最低1体は出るからね
    サンドワーム:サンドワームはガーディアンを射出!
    GM:【冒険の手番】
    グレン・ネルス:まずはイディー先生からだな
    モーグ・メタラージ:殺せっ!
    GM:いけーっ!
    藍花:たのむー!
    イディー:クイックリロード×2、タゲサ、エフェバレ×2!
    GM:カモン!
    イディー:2 2d+9+5 命中力/デリンジャー×21H
    <BCDice:イディー>:SwordWorld2.5 : #1 (2D6+9+5) → 8[4,4]+9+5 → 22
    #2 (2D6+9+5) → 7[2,5]+9+5 → 21

    サンドワーム:両者命中!
    イディー:2 k20[10]+11+0 ダメージ
    <BCDice:イディー>:SwordWorld2.5 : #1 KeyNo.20c[10]+11 → 2D:[1,4]=5 → 3+11 → 14
    #2 KeyNo.20c[10]+11 → 2D:[2,5]=7 → 5+11 → 16

    モーグ・メタラージ:良い火力だぁ
    サンドワーム:弱点入って36ダメージ!
    藍花:よきよき
    イディー:「いっけぇー!」BLAM!BLAM!
    サンドワーム:『ピッ、ガガガガガ!!?』
    イディー:「刺さった!畳みかけろー!」
    サンドワーム:サンドワームの頭部装甲を銃弾が貫通! 内部コンピューターの中で電撃が暴れ狂う!
    サンドワーム:最後だ、決めちまえモーグ!
    モーグ・メタラージ:やるぞー!赤竜矢露払い!命中22!
    サンドワーム:必中!
    モーグ・メタラージ:k33[(9+0)]+11+6$+0#1 ダメージ/ブラッドスクイーズ2H
    <BCDice:モーグ・メタラージ>:SwordWorld2.5 : KeyNo.33c[9]a[+1]+17 → 2D:[1,5]=7 → 8+17 → 25
    サンドワーム:ピッタ死!
    藍花:ヨシ!
    藍花:効率的!
    サンドワーム:じゃない、20ダメージ!5ダメージ超過で撃破!
    サンドワーム:フィニッシュロールどうぞ!
    モーグ・メタラージ:「今度こそ……中てる!」
    サンドワーム:『ォオオオオオオオオオオオオオオン!!!』
    サンドワーム:サンドワームは君達の周囲を周回、徐々にその半径を狭める!
    モーグ・メタラージ:ぴたり、と鏃の先が頭部から離れない
    モーグ・メタラージ:流砂の上だろうと問題は無い、その手管は闘技場で教わった
    ホルス:『ピ、ピ、ピ……』
    モーグ・メタラージ:「―――徹す」ど   ひゅんっっっ!!!
    モーグ・メタラージ:黒い軌跡を残して赤い矢が加速し―――ズ    ガンッッ!!!
    サンドワーム:『ォオオオオオオオオオオオオオ……ッ!?』
    サンドワーム:矢がサンドワームの頭部を貫く!
    モーグ・メタラージ:「……ッ、ふ、ぅぅぅぅ……」
    サンドワーム:『ォ、ォオオオオ……』
    モーグ・メタラージ:「中々、扱いが難しいもんだな」
    サンドワーム:サンドワームが激しいダメージを受け、その身体を震わせる。
    サンドワーム:『システム、障害、一時ダウン』
    モーグ・メタラージ:「だが、今はこれで十分だ、寝とけクソが」
    サンドワーム:ズン、とサンドワームがその身体を砂漠に落下させる
    藍花:「よし、これで……!」
    サンドワーム:『30秒後に復帰。29……28……27……』
    シアストリス:「……」
    グレン・ネルス:「復帰まで早いなオイ!」
    イディー:「時間がない…!流砂の中に!」
    GM:このまま元の道を戻ろうとしても追いつかれるだろう
    GM:もはや逃げ道は流砂しかない。
    ホルス:『ピ!』
    モーグ・メタラージ:「ああっクソ!やっぱ前しかねぇか!飛び込むぞ!」
    シアストリス:「……ん。わかった」
    シアストリス:うおおせめて砂を操って被害軽減しなきゃ
    藍花:「ッ!」両腕で身を庇いながら飛び込んだ
    GM:君達は流砂の渦に飛び込む――――!
    GM:◆◆◆



    リコポリスの巫医


    GM:【砂海地下空洞】
    GM:流砂に飛び込んだ君達はしばらく熱い砂に揉まれたあと、突如として広大な地下空間に投げ出された。
    GM:柔らかい砂の地面が君達を受け止める。
    周囲には不思議な静寂が広がり、砂が光を柔らかく反射しながら降り注ぐ音だけが聞こえている。

    イディー:ズシャァ…
    シアストリス:ぼふっ
    モーグ・メタラージ:「く、ぉぉ……」
    グレン・ネルス:ドチャッ
    モーグ・メタラージ:スッ……
    藍花:「ったた……」背中を摩る
    モーグ・メタラージ:軽い音もたてずに着地する
    イディー:「ペッペッ…」
    グレン・ネルス:「うおぉ……全身がいてえ……」
    藍花:「グレン、よかった無事で」
    ホルス:『ピ』
    シアストリス:「仕込んだ魔法、使える」
    モーグ・メタラージ:「お前のぁ光線受けたからだろ……」
    ホルス:なんでアレで生きてるんだコイツ、という目である
    GM:さて、横を見れば壮大な柱が天を支えるように立ち並ぶ。
    ここはどうやらリリーララの言っていた魔導機時代の遺跡のようだ

    イディー:「リコポリス…だったか、サンドワームが言っていた名前は」
    イディー:早速調査だ
    GM:OK、ではイディーが周囲を見回すと、遠くにおそらくこの遺跡の中枢であろう建造物が建っている。
    シアストリス:うきうきしてる
    シアストリス:隣でグレン重傷やねんで!
    藍花:「こんなところが地下にあったなんて……」
    イディー:しらんしらん!君が治しておきたまえよ!
    モーグ・メタラージ:「すげぇ地下空間だな……あの砂をどうやって支えてんだ?」
    GM:だが……

    サンドワーム:『ォオオオオン……』
    モーグ・メタラージ:「っ!?」
    イディー:「ウワーッ!」
    藍花:「シアちゃん、魔力を感じるのは、こ、こ……」言葉が消えていく
    サンドワーム:同時に、サンドワームが守護者であることを主張するかのように建物の周囲をしきりに徘徊していた。
    シアストリス:「……」
    サンドワーム:外敵の排除よりも建物の守護が最優先なのか、君達に襲いかかってくる様子はない。
    藍花:「さっきのとは違う個体……?」
    サンドワーム:いえ、頭部から煙が上がっています。同じ個体のようですね
    モーグ・メタラージ:「……いや、同じ奴だろう、近づくのは無理だな」
    グレン・ネルス:「傷の具合的に同じじゃねえか?」
    藍花:「本当に復帰早いんだ……」
    イディー:「ここまで来て近づけないなんて…」
    モーグ・メタラージ:「さっきのアレですぐに起きてくるんだ、2,30秒じゃ調査にゃ足らんだろ」
    藍花:「まずはアレがいないところを確認してみたいな」
    シアストリス:「ん。」
    イディー:「どのデバイスだ?シア君に権限を移してからじゃないと調査できないとかか…?」
    GM:では落胆したイディーが周囲を見回すと……
    従者型魔導機:一体の人型魔導機が君達と建物の間あたりに立っていた
    イディー:「おや」
    従者型魔導機:「ハッホッハッホッハッホッハッホッ」
    魔導機は君達に気づかない様子で几帳面なリズムで遺跡中枢に向けて走っていき……。


    モーグ・メタラージ:「ん?なんだありゃ」
    サンドワーム:「グオオオオオオオオオオオ!!」
    藍花:「あ、危ない」
    従者型魔導機:「ウワァァァァーー!」
    サンドワームに体当たりされ、粉々になりながら君達のところに戻ってきた。

    イディー:「…」
    モーグ・メタラージ:「派手にぶっ壊れたぞ」
    藍花:「えぇ……?」
    グレン・ネルス:「……なんだこりゃ」
    イディー:バラバラになった魔動機を見る
    従者型魔導機:だが、周囲から赤い砂が集まり、すぐに修復される。
    モーグ・メタラージ:「!?」
    シアストリス:「……どういうこと?」
    ホルス:『ピ……』
    イディー:「ほほう…」
    従者型魔導機:「ホォウ……2628万5963回目の試行も失敗に終わりました」
    藍花:「わからない、けど、リリーララと同じ原理かな?」
    イディー:「そんなに」
    藍花:「えっと、こんにちは」
    従者型魔導機:『……オヤ? オヤオヤ?』
    従者型魔導機:魔導機はそこでようやく気づいたのか、立ち上がると君達を見回した
    従者型魔導機:『これはこれはイシス様!』
    シアストリス:「!」
    藍花:「……。」
    モーグ・メタラージ:「300年やってんのかコイツ……」
    従者型魔導機:『ようこそおいでくださいました。300年ぶりになりますでしょうか』
    グレン・ネルス:「あー、そういう?」
    従者型魔導機:『300年で少し背格好が変わりましたでしょうか、しかしいつまでもお若い。まるで別人だ』
    シアストリス:「……あなたの名前は」
    従者型魔導機:『私ですか、私はトト様の命でここの管理をしております。名前は、そうですね……』
    従者型魔導機:『AIホルスをトト様がワタシ専用にカスタマイズしたもの。正式名称はホルストトカスタム、略してホルストといったところでしょうか』
    シアストリス:「そう、ホルスト。」
    イディー:「管理できてなさそうだが…」
    シアストリス:「聞いて、私はイシスじゃない。」
    ホルスト:『ホ?』
    シアストリス:腕輪を掲げる。「だけど、その遺志を継いでいる」
    ホルスト:『…………言われてみれば、確かに』
    ホルスト:『少々失礼いたします』ホルストは腕輪になにか光を当てる
    ホルスト:『これはこれはシアストリス様、大変失礼いたしました。そしてはじめまして』
    藍花:「おお……」
    シアストリス:「ん。……ここ、私は詳しく知らない。」
    シアストリス:「貴方が知っていることを、知りたい。」
    ホルスト:『なんと、さようでございますか。では”リコポリスの巫医”へようこそ』
    ホルスト:『ワタシはここの管理人をしておりました魔導機でございます』イディーを見る。
    『そちらのタビット様の仰るとおり、今は管理は出来ておりませんが……』

    シアストリス:「リコポリスの巫医……」
    藍花:「さっきまで何をしてたの?」
    ホルスト:『ええ、リコポリスの巫医はあらゆる病を治し、失われた肉体を補う完璧なる医師
    悪用すれば不死すらも与えることが出来るため、厳重に管理されておりました』

    ホルスト:『ハイ、トト様のご命令にしたがって施設の機能停止を試みております』
    藍花:「そのトト様っていうのは……」
    グレン・ネルス:「不死……なるほどそれで……」
    シアストリス:「トトはここを止めたがっている……」
    モーグ・メタラージ:「失われた肉体を……? 白い塔の中にいたアイツは、そういうことか?」
    ホルスト:『ハイ、トト様は私と、このリコポリスの巫医を開発された技師でございます』
    モーグ・メタラージ:「……知ってたらでいいんだが、ここの機能、アサルって奴は使ったことあるか?」
    トト:ホルストはそういうと、砂の上にトトの画像を映写した。

    イディー:「ふむ…これが…」
    藍花:「シアちゃん、白塔で見たのはこの人だった?」
    シアストリス:「ん。あの時見た姿
    モーグ・メタラージ:「なるほど、名前も一致するな」
    ホルスト:『はい、何度か。アサル様が実験中の事故で腕を失った時や、内蔵に悪性腫瘍が見つかった時など』
    ホルスト:ホルストはモーグの言葉に頷く。
    藍花:「それはすごい……」
    ホルスト:『ですが、それ以上の対応は行っておりません。アサル様は人間ですので、流石にもうお亡くなりになっているでしょうね』
    イディー:「ふぅむ、やはり絶望的か」
    ホルスト:ホルストはカメラを望遠にしながらつぶやいた
    ホルス:『ピ』
    モーグ・メタラージ:「んん……そうか」
    モーグ・メタラージ:(ここで処置をして生き延びてたのかと思ったが……別口か?)
    藍花:「それで、あのワームは何?」
    ホルスト:『ハイ、あれはカルナクの番兵が管理するガーディアン……その最強の2体のうちの一つ。コード名はワームでございます』
    シアストリス:「そのまんま」
    藍花:「最強の、2体」
    ホルスト:『300年前、ワタシは管理人としての機能を剥奪されてよりこの方、私が中枢に行くことを阻んでおります』
    モーグ・メタラージ:「最強の2体、つまりアレと同格がもう一体と」
    ホルスト:ホルストは悔しげに言った。
    ホルスト:『エエ、どこに配置されているかは分かりませんが……』
    イディー:「カルナクの番兵は誰が作ったんだい?」
    ホルスト:『少々お待ちください、データを照合いたします』
    ホルスト:『ガーディアンシステムは概ねゲブヌト様が開発されておりますね』
    藍花:「やっぱり……」
    ホルスト:『オシリス・システム提唱者であるアサル様の師匠にあたる方でございます』
    イディー:「ふむふむ…」
    シアストリス:「ホルスト、事情通」
    モーグ・メタラージ:「んー……遺産の守護、行ってない場所、稼働はしてると見て……宮殿か砲台かねぇいるとすりゃ」
    ホルスト:『エヘン』
    ホルス:『ピピピ』
    ホルス:ホルスが嫉妬するように鳴いた
    イディー:「狂人の家にいればいいんだが…いや、あそこもガーディアンまみれだったな」
    ホルスト:『ム、これは……アレェ?』
    藍花:「ホルスもすごいよ」
    シアストリス:「ホルスにはいつも助けられてる。大事なともだち。」
    ホルス:『ピ!!』
    ホルスト:ホルストがホルスをしげしげと眺める。
    ホルスト:『……どうしてオシリスがこんなところに、いや違う、オシリスではない? ?????』
    ホルスト:『エラー、理解不能。思考プロセスを再起動』
    ホルス:『ピ……』
    シアストリス:「大丈夫?」
    ホルスト:『…………ハッ!?』
    ホルスト:『大変失礼いたしましたイシス様』
    ホルスト:『……いや、違う、イシス様ではない、シアストリス様でしたね』
    シアストリス:「ん。」
    シアストリス:「以降、ホルスのことは置いておいていい。」
    ホルス:『ピ』
    ホルスト:『承知いたしました』
    ホルスト:『それで、私はどこまで話しておりましたでしょうか』
    藍花:「どこまでだっけ」
    グレン・ネルス:「ガーディアンの開発者までかな」
    シアストリス:「オシリスシステムの提唱者がアサルだったこと」
    イディー:「番兵ね」
    ホルスト:『なるほど! しかしワタシは外の事情にはトンと疎くあまり知識もございません、それ以上の知識は……オヤ』
    ホルスト:ホルストはグレンを見た。
    ホルスト:『大変失礼いたしました、私としたことが怪我人を置いておくなど……少しお待ちくださいませ』
    イディー:「ふむ…?」
    藍花:「グレンも実は王子だったとか……あ、違った」
    シアストリス:「……」様子を観察する。
    ホルスト:『リコポリスの巫医起動。権限:制限モード。続行。治療開始』
    モーグ・メタラージ:「治癒機能って奴か?だがそりゃ停止するもんだと……」
    ホルスト:突如、グレンのまわりに赤い砂が殺到する!
    グレン・ネルス:「おおぅ!?」
    ホルスト:そしてその砂が引くと、グレンにはもう傷一つなかった
    ホルスト:(HPが全回復します)
    シアストリス:「!」
    グレン・ネルス:「……すげえ、痛みがねえ、全然ねえ」
    イディー:「制限モードでもこの性能か…」
    ホルスト:『リコポリスに依らずとも日頃ナノマシンで傷を治しておりましょう? それの究極版のようなものでございます』
    イディー:グレンの体が機械になってないか見る
    シアストリス:「ん。確かに使ってた」
    イディー:さわさわ
    モーグ・メタラージ:「うわ、こわ」
    GM:残念ながら(?)生体ですね
    ホルスト:『おや、タビット様はなにを確認しておいでで?』
    イディー:「ふぅむ…グレン君、腕の一本でも落としてみるかい?」
    藍花:「い、イディー……?」
    モーグ・メタラージ:「やめろや」耳を掴む
    イディー:「いや、ここに落ちた女性が機械の体を手に入れたと聞いてね」ぶらぶら
    グレン・ネルス:「自分の身体で試せ!!!」
    ホルスト:『おや、それは……なるほど、そういうことでございますね』
    イディー:「グレン君ほどの怪我ならどこか機械になってないかと期待したんだが」
    モーグ・メタラージ:「この耳を千切って試すか?おぉ?」
    藍花:「知ってるの?」
    藍花:「リリーララって名前なんだけど」
    ホルスト:『ええ、あれは100年ほど前でしょうか。こちらに瀕死で落ちてきたリカントの少女がそのような名を名乗っておりました』
    シアストリス:「そっか。」
    ホルスト:『あまりにも怪我が酷く、通常の治療ではどうにもならず身体の大半を魔導機に置換いたしました』
    イディー:「ふむふむ」
    藍花:「そんなこともできるんだね」
    ホルスト:『はい。ただあれはやむをえない救命措置とはいえ、トト様も後悔していらっしゃいました……』
    藍花:「後悔?」
    シアストリス:「後悔」
    モーグ・メタラージ:「それが砂の神官として目覚めた理由か」
    イディー:「そのころは番兵に占拠されていなかったのかい?」
    ホルスト:『ええ。体の大部分を魔導機化すると、その方はこのリコポリスが起動している限り死ななくなるのです』
    ホルスト:『いえ、中枢はもうあのように』
    ホルスト:『ただ中枢に行かなければできないことなど、この施設そのものの停止くらいですので』
    モーグ・メタラージ:「なるほど、つまり制限じゃないモードがあるわけだ、今も」
    グレン・ネルス:「瀕死の重傷者に不死を与えるくらいは今でもできる、と」
    ホルスト:『仰るとおりでございます。この施設の機能ほぼ全てを利用できると考えていただいて結構です』
    イディー:「ふむふむ」
    シアストリス:「すごい」
    イディー:「ちなみに機能停止した場合…」
    イディー:「機械の体を得たものはどうなるのかな」
    ホルスト:『魔導機の身体が耐用限界を迎え次第死を迎えることになります』
    ホルスト:『ちょうどルーンフォークと同じ程度の寿命になりますでしょうか』
    イディー:「なるほど、セトナクトのメンテナンスのためにここを止めるわけにはいかない…か」
    GM:だいたい50年というところだ
    モーグ・メタラージ:「なるほど、アイツセトナクトも相当入れ替わってたわな」
    モーグ・メタラージ:「……聞いた話じゃ、トトってのもだったか?」
    イディー:「止めれば50年後には死んでるかもしれないね。」
    ホルスト:『はい、トト様も同様のお身体を持っておられます』
    藍花:「50年なんてそんなに待てない」
    ホルスト:『…………』
    モーグ・メタラージ:「そういうこったな、だがここを止めねぇと不死性も消えねぇ可能性もある」
    ホルスト:『もしかしてトト様は死のうとしておられる!?』
    藍花:「えっ」
    イディー:「えっ」
    モーグ・メタラージ:「知るか、そっから50年生きれば大往生だろ」
    ホルスト:『確かにそれもそうですございますね』ホルストは納得したようだった。
    イディー:「知らずにやってたのかい」
    モーグ・メタラージ:「ってか今更か、お前……」
    シアストリス:「真面目一筋」
    ホルスト:『はい、トト様の命令は絶対でございますので』
    ホルスト:『40日ほど前まではトト様のお声も聞けたのですが、ここ最近はお声も聞けなくなりました。なにかあったのでなければ良いのですが……』
    藍花:「トトは最後の方何か言ってた?」
    モーグ・メタラージ:「40日ぃ?確かその頃ってーと……」
    ホルスト:『私にはただ命令を続行するように、と。ただそれとは別に独り言のように……』
    トト:『空が晴れた』
    グレン・ネルス:「俺たちがここに来たのとほぼ同時期だな」
    ホルスト:『と』
    シアストリス:「……空が」
    モーグ・メタラージ:「空が晴れた、ねぇ……」
    藍花:「晴れた……」
    GM:シアには心当たりがあるだろう。
    藍花:あの日かぁ
    ホルス:『ピ……』
    シアストリス:「……うん。」
    藍花:「……。」慮るようにシアを見た
    シアストリス:「初めて空を見た日。それがきっと。」
    ホルスト:『さようでございましたか。私は地上の事情にはトンと疎く……』
    ホルスト:『まさか地上でそのような曇り空がずっと続いているとは思いもしませんでした』
    藍花:「曇り……というか」
    藍花:「砂嵐?」
    ホルスト:『砂嵐! それはタップ・マグナで止めると良いでしょう!』
    シアストリス:「いずれ、そうする。」
    イディー:「管理者は誰だったかな?モリィ?」
    ホルスト:『仰るとおりでございます』
    モーグ・メタラージ:「あー、そういや地下に来てたな」
    ホルスト:『きっと快諾してくださることでしょう』
    イディー:「当たりだ。」メモメモ
    藍花:「ホルストは他のところの管理人は知ってる?」
    ホルスト:『他のところと申されましても……』
    藍花:「えっと、フィラエの水瓶とか」
    ホルスト:『ええ、たしか、そちらはケペラ様が開発の責任者をしておられました』
    モーグ・メタラージ:「なるほどな、確かにそんな映像があったか?」
    藍花:「見たね」
    藍花:「アサルとイシスと、ケペラがいた」
    ホルスト:『ケペラ様はほかにはデンデラの駿馬の開発責任者もなされておりました』
    藍花:「聞いた名前」
    シアストリス:「ん。」
    ホルスト:『はい、街全体を覆うテレポートシステムでございます』
    藍花:「なるほど」アレか、と思い出した。
    ホルスト:『あれさえあれば街のどこからどこへもいつでも移動可能! 素晴らしい発明でございます!』
    藍花:「そこまで酔わないし、画期的」
    ホルスト:『と、このままではトト様のご命令の中断時間が30分を超過してしまいます』
    シアストリス:「……また突進する?」
    ホルスト:『はい!』ホルストは誇らしげに頷いた。
    イディー:「あぁ、最後に。ここから出るにはどこから出ればいいかな」
    モーグ・メタラージ:「はぁ……ここはまた手を考えてからだな」
    藍花:「突進するんだ……。」
    ホルスト:『もしよろしければ他になにか御用はございませんか? 治療をした方が良い方や、四肢や臓器を取り替える必要のある方など』
    ホルスト:『ああ、ここからは私がデンデラの駿馬を起動させていただきます』
    モーグ・メタラージ:「……ピンポイントで解決策が出たな?」
    藍花:「あ、ケルダの」
    モーグ・メタラージ:「おう、ケルダ連れてくるぞ」
    モーグ・メタラージ:「確認だ、心臓の取り換えは可能か?」
    グレン・ネルス:「聞きたいんだが、心臓を丸ごと魔動機に置換ってできるか?」
    シアストリス:「ん。送り返しも可能で文句なし」
    ホルスト:『心臓、でございますか……』
    ホルスト:ホルストが少し曇った声になる。
    藍花:「流石に難しい……?」
    モーグ・メタラージ:「流石に問題が出るか?」
    ホルスト:『参考までに、その方のご種族は?』
    藍花:「ドワーフ、だよね」
    イディー:「ドワーフだよ」
    モーグ・メタラージ:「ドワーフ……なんだが、心臓だけ夜の眷属になってるらしい」
    ホルスト:『なんと……少しお待ちいただけますでしょうか』
    シアストリス:「……」
    ホルスト:ホルストは両手を掲げると、なにやら魔導機呪文を唱え始める。
    砂の人工心臓:すると砂がよりあつまり、心臓のような形をした魔導機になった。
    ホルスト:『お待たせいたしました』
    シアストリス:「おお」
    モーグ・メタラージ:「うわ」
    イディー:「かっこいい〜〜」
    ホルスト:『こちらは人工心臓。実際の心臓と置換すれば、半永久的に動くはずです』
    ホルスト:『ですが……』
    藍花:「ですが……?」
    グレン・ネルス:「ですが?」
    ホルスト:『心臓ともなると、置換するためにそれだけの技術を持った方が必要になります』
    ホルスト:『私には許可なく生者の心臓を摘出するだけの権限が認められていないのです』
    モーグ・メタラージ:「なるほどな……」
    藍花:「権限はどうにもならないんだよね、きっと」
    イディー:「トト様か」
    ホルスト:『はい、トト様なら出来るかと思います。もしくは心臓を入れ替えることのできるだけの技術を持った方か』
    グレン・ネルス:「まあそれは確かにそうだな……勝手に心臓取り替えられちゃたまらねえ」
    イディー:「これを作ったほどの人だ。医術にも造詣が深いだろう」
    シアストリス:「わかりやすくなった」
    モーグ・メタラージ:「参考までに、ゲブヌトにそれだけの腕はあったか?」
    ホルスト:『ゲブヌト様は工学側のお方です。残念ながら』
    藍花:「医学側の専門家に心当たりはある?」
    ホルスト:『私のデータですとトト様以外には……』
    モーグ・メタラージ:「なるほどな……クソマッドなら腕だけは行けるだろうが、腕以外がなぁ……」
    ホルスト:『逆に貴方様がたの方で特別に器用、という方はおりませんか?』
    藍花:ちらりとモーグを見て、弓の腕を見て、視線を戻した
    グレン・ネルス:「人並みよりは器用だが……」
    モーグ・メタラージ:「流石に心臓弄るような器用さはな……あぁクソ見るな、分かってるっての」
    ホルスト:ホルストの説明では片手ペナルティを受けた上での命中30が必要になりそうだ。
    シアストリス:ひぇ〜
    ホルスト専門家医者じゃないからね
    モーグ・メタラージ:クリティカル必須〜〜
    イディー:ムリィ
    シアストリス:モーグ、医大に入ろう
    シアストリス:今なら間に合う
    モーグ・メタラージ:ギュッ
    藍花:草
    イディー:トト様連れてきたらええんや!
    グレン・ネルス:心臓移植は片手が弓の状態ではできなかった……
    グレン・ネルス:だが今は違う!
    GM:もしクリティカルが難しいならばトトかXXに頼む必要があるだろう
    モーグ・メタラージ:デスヨネー
    藍花:「他にすごく器用な人……うーん」知り合いにそんな人はいただろうか
    モーグ・メタラージ:「はぁ……トトの説得、あるいはクソマッドとの取引だな」
    モーグ・メタラージ:「ぶっちゃけアイツに一瞬でもこの心臓触らせたくねぇが」
    藍花:「うん」
    藍花:「それは気が乗らないな」
    砂の人工心臓:心臓はなんならイディーが持って帰りたくなる程度には精密な魔導機械だ
    砂の人工心臓:XXならばこれを研究することを条件に移植を引き受ける可能性もあるだろう。
    砂の人工心臓:ただしその技術がどう使われるかは、君達は制御できない。
    モーグ・メタラージ:デスヨネー
    グレン・ネルス:「パールのツテならどうだ? あっちはあっちであまり情報渡したくはないんだが……」
    イディー:ダメダメ!
    イディー:「腕のいい医者が都合よくいるとも思えないが」
    シアストリス:XX大勝利エンドになってしまう
    モーグ・メタラージ:「反対だな、正直アイツにデカい借りは作りたくねぇ」
    グレン・ネルス:「まあだよな」
    GM:メタな話をすると、パールに頼めば命の専門家医者の格好したノスフェラトゥを連れてきてなんとかしてくれます。
    モーグ・メタラージ:「……一応言っておくか、アイツ……多分だがオートの関係者だ」
    藍花:草
    シアストリス:「やっぱり、直談判」
    シアストリス:「ねごしえいしよん」
    藍花:「オートってこの間言ってた街、だよね」
    ホルス:『ネゴシエイション』
    グレン・ネルス:「この地方の首都だ」
    イディー:「ルクソールの日傘の権限もあるんだ。ついでにトト様にも会いに行こうじゃないか」
    グレン・ネルス:「しかし……そうかあ……オートかあ……」
    モーグ・メタラージ:「あぁ、そいつが100年単位で潜ってんだぜ?真っ黒に決まってら」
    藍花:「うーん、流石にルースティッヒが医学にとても詳しいとかはないよね」
    モーグ・メタラージ:ケーッ、と権威に対する不信をあらわにしていた
    GM:相手はノスフェラトゥ命の専門家だ。可能性はなくはないが……
    モーグ・メタラージ:「まだ人となりもしらねぇしなぁそっちは」
    藍花:「うん、まだちらっと見ただけだし」
    ホルスト:『ともあれこの心臓、お渡ししておきましょう。役に立つことをお祈りしております』
    モーグ・メタラージ:「お、おう……」
    砂の人工心臓:砂の人工心臓を預かった。
    藍花:「ありがとう」
    モーグ・メタラージ:「……イディー、下手に解析とかしようとして壊すなよ?」
    シアストリス:「とても助かる。」
    イディー:「触るのをためらうくらいの芸術品だよこれは」
    イディー:「それに、どれだけ解析しても材料は砂だろうしね」
    モーグ・メタラージ:「ならよかった、またここに潜るのにアレの相手は面倒だ」
    ホルスト:『そうご評価いただけると私としても幸いでございます』
    グレン・ネルス:「そっちの技術はよくわかんねえ。任せた」
    ホルスト:『では、私は再び使命に戻らせていただきます』
    イディー:「砂の制御方法はオシリスを見つければ明らかになる。逆にこの心臓から明らかになるとも思えないしね」
    イディー:「あぁ、がんばって」
    ホルスト:ホルストはペコリと頭を下げると、踵をかえして中枢部へと走り出した。
    藍花:「……気をつけて」
    ホルスト:『ハッホッハッホッハッホッハッホッ』
    シアストリス:「ホルスト、あ……」
    サンドワーム:『グオオオオオオオオオオオ!!』
    シアストリス:「行っちゃった」
    モーグ・メタラージ:「……アレはまぁ、ほっとけ」
    ホルスト:『ウワァァァァーー!』
    ホルスト:『ホォウ……2628万5964回目の試行も失敗に終わりました』
    藍花:「……。」肩を竦めた。
    グレン・ネルス:「人族だったらとっくに精神がイカれてるだろうな……」
    イディー:「次行く前にデンデラの起動頼むよ」
    ホルスト:『ああ、ご安心ください。もう既に起動済みでございます』
    GM:君達の足元が薄っすらと光り始める。
    イディー:「さすが仕事が早い」
    シアストリス:「……」目を細めて下を見る
    シアストリス:「ホルスト、ホルスト」
    ホルスト:『ハッホッ、おや、なんでしょうかシアストリス様』
    藍花:「?」シアを見守る
    ホルス:『?』
    シアストリス:「私たちの目的はある程度一致している。」
    シアストリス:「直接中枢まで行こうとし続けるより、今は私たちに協力したほうが目標達成まで効率的だと思う」
    ホルスト:『……』
    シアストリス:「だから、これからは待機していて。」
    ホルスト:『…………』ホルストのカメラが一瞬すぼんだ。
    ホルスト:『ありがとうございます、シアストリス様』
    シアストリス:「じゃあ」
    ホルスト:『しかし、そのご命令は聞けません』
    シアストリス:「……どうして?」
    ホルスト:『トト様は300年前、私に命令を託しました』
    ホルス:『……』
    ホルスト:『私にとってはその命令を実行することこそが使命であり、誇りであり……喜びなのです』
    シアストリス:「……わかった。」
    シアストリス:「考えてくれてありがとう。」
    ホルスト:『お誘いいただきありがとうございます』ホルストは深々と頭を下げた。『それでは、また!』
    ホルスト:「ハッホッハッホッハッホッハッホッ」
    ホルス:『……ピ』
    ホルス:ホルスが励ますようにシアの肩の上でタシタシと足踏みする。
    藍花:「早くホルストを解放してあげられると良い、ね」シアに僅かに体重を寄せる
    シアストリス:「私のわがままで時間を取らせた。ごめん。行こう」藍花に身を寄せながら、ホルスを撫でる。
    モーグ・メタラージ:「なに、300年やってんだ……あとは誤差だろ」
    GM:君達の足元の光が強まる。
    グレン・ネルス:「話は終わったか? そろそろ転送が始ま」

    GM:300年前の体験と同じ感覚。どうやら、デンデラの駿馬が起動したようだ。
    グレン・ネルス:「るぞ……終わってた」
    GM:気づくと、君達は招きの砂海の端にいた。
    藍花:「けほっ」砂が喉に入った
    ホルス:『ピ』
    シアストリス:「ん。」
    シアストリス:「来てよかった。」解決策と、その筋道がおおまかながら判明した。
    イディー:「あぁ、収穫があったね。」
    GM:《今回の冒険で廃城と招きの砂海のマップ星を獲得した》
    藍花:星ヤッター!
    イディー:「いやはや、やる事ばかり増えていく…将軍とも話して整理していかないとね」
    モーグ・メタラージ:「はぁ……そうだな、ケルダの件に、トトのこと、色々と情報が得られた」
    藍花:「ん」だいぶ情報過多だ。少し頭がくらくらする
    藍花:「ウルカナたちのこともあるし」
    GM:そう、やるべきことは山積み。
    GM:だがそれは裏返すと、それだけこの街に影響を与えられる可能性があるということでもある。
    GM:今回掴み取った2つの手がかりは、これからどこへつながっていくのか。
    GM:それは駒をさらに進めた時に分かることだろう。
    サンドワーム:『ォオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!』
    サンドワーム:砂漠の遠くでサンドワームが顔を出し、吼える。
    サンドワーム:不死の守護者が。
    GM:その下で戦い続ける、忠実な従者を隠して。
    GM:冒死よ! 幕間3 『招きの砂海』
    GM:終わり



    感想戦+リザルト

    GM:お疲れ様でした!
    イディー:お疲れさまでした!
    グレン・ネルス:お疲れ様でした!
    シアストリス:お疲れさまでした!
    藍花:お疲れ様でした!
    シアストリス:幕間……?
    藍花:今回も重要な情報が盛りだくさんや
    シアストリス:◇この本編は……?
    モーグ・メタラージ:お疲れ様でした〜
    GM:新しいところ行くとこうなるよね!!
    モーグ・メタラージ:そりゃそう!
    GM:焦熱行った日には連戦に次ぐ連戦だった可能性
    GM:そして藍花女王ルートの可能性がちらっと見えた回でした
    モーグ・メタラージ:本編まで待とう()
    モーグ・メタラージ:暴君への道!
    藍花:女王と姫
    藍花:女王というより女帝なんだろうな……
    GM:そうだね……
    グレン・ネルス:交わることのない道─────
    GM:もし炎の街ルート行ってた場合、常に暴君の誘惑に駆られながらやさしい王様になるには……って葛藤し続けるルートになったかなあ
    シアストリス:王道だ
    藍花:それはそれで……良いね!
    シアストリス:覇道にもなる
    イディー:赤色のランシュベル
    グレン・ネルス:優しい王様になるのだ!
    モーグ・メタラージ:むしろそっちルートの方が闇が少なかった可能性
    藍花:草
    GM:藍花はシアと寄り添う道を選んだことで闇を掘り下げる余裕的なものが出来たからな……!
    藍花:>闇を掘り下げる余裕<
    GM:そして任務というかやることがどんどん増えていくな!
    でも一部で出た伏線が任務として実を結んでる形なので、出来ることが増えた的に捉えてもらえると……

    シアストリス:爽快だぜ
    藍花:伏線が回収された側からふえていっててすごく楽しみ
    藍花:あ、報酬とかはどんな感じかしら
    GM:おっと
    GM:【幕間2リザルト】
    経験点:1000
    成長:1回
    名誉点:20
    報酬:5000G(ガーディアンのスクラップ売却)
    次回ダルクレム神殿挑戦可能日:DAY38〜

    モーグ・メタラージ:うぉ〜
    藍花:よしよし
    シアストリス:ガーディアン高い〜
    藍花:ではそろそろ撤退します
    GM:パーティ財産:13,805ガメル+5000=18805ガメル
    イディー:うひょひょ
    GM:はーい、ではディスコードで!
    イディー:撤収!
    モーグ・メタラージ:はーい!お疲れ様でした!