ミーナとの別れ
ティダン神官『ミーナ』:「……呼んだか?」
ヴァルドー:「そうそ、んじゃアイツもつれてとっとと……おわっ」
ポッケ:「ミルタバルの連中からもらう報奨金よりよっぽど稼げ…」
リク:「ぁ、どうも……」ス……と目を逸らす
ティダン神官『ミーナ』:ミルタバル信者たちが帰ったのを察したのか、ミーナがやってきた
ポッケ:「やぁ、君の覚えが良くなるよう取り計らっておいたよ」
デルタ:「…別件でミルタバル神殿に追われているんとかそういうのじゃないならいいですけど」ぱかっ
ティダン神官『ミーナ』:「え?」
デルタ:「あ、ミーナちゃん」
ポッケ:「いやいや、こっちの話。何かいいことがあるといいね。」
ヴァルドー:「まぁ……なんとかなるだろ、強く生きろよ」
ヴァルドー:ぽんぽん、と肩を叩く
リク:「がんばってくださいね……」
ティダン神官『ミーナ』:「よ、よくわからんが何か言える立場ではないしな……とりあえず、ありがとう?」
ヴァルドー:「おうよ、んじゃとっとと離れようぜ」
デルタ:「ええ、また何かに追われたらイヤですしね…」
リク:帰ってから骨確認するか
ポッケ:「ボクたちは南だから」
ヴァルドー:「何か来るかもなんだろ?長居はできねぇよ」
リク:「ええ、これ以上の長居は危険です」
ティダン神官『ミーナ』:「む、何か差し迫っているのか……わかった」
ティダン神官『ミーナ』:「……今日は本当に助かったよ。いつになるかわからんが、正式に礼をさせて欲しい」
ヴァルドー:「……ならアタシも」複雑そうな顔で
リク:「ヴァルドー……」
ヴァルドー:「悪かったな、部屋入った時は普通に殺しゃいいって考えてたよ、あんたのこと」軽く頭を下げる
ティダン神官『ミーナ』:「いいんだ、ヴァルドー」
ヴァルドー:「だから、まぁなんだ……ぐむ」
ティダン神官『ミーナ』:「死骸区では普通のことだろう、それは」
ヴァルドー:「……けーっ、知ったこっちゃないね」
ポッケ:「まったく、素直じゃないなぁ」
ヴァルドー:「ハン、使い捨てられてんのなんざ"ムカつく"だろうが」
ヴァルドー:「それだけで十分すぎらぁ」
ティダン神官『ミーナ』:「ふふ……」
リク:「……そうですね」ヴァルドーの背中を宥めるようにそっと撫でる。
デルタ:「ですねぇ」ニコニコ「何はともあれ、生きているものは皆無事に帰れて何よりです」
リク:「油断は禁物、宿に帰るまでが冒険ですよ」
ヴァルドー:「だな、じゃあ今度こそ」
ポッケ:「そうだねぇ。脱出だー!」
ティダン神官『ミーナ』:「……ああ。達者でな」
ヴァルドー:「あばよ、またな」
ポッケ:「じゃあね~」
リク:「ええ、また」
デルタ:「あ、そうだ」
ティダン神官『ミーナ』:「……いつかまた、どこかで」
デルタ:デルタはミーナに一枚の羊皮紙を渡す
ティダン神官『ミーナ』:「ん?」
デルタ:「……ティダン神殿の方で、もしこの人に会ったら…いや、情報があったらでもいいんです」
デルタ:「また会った時、教えてください」
ティダン神官『ミーナ』:「……すまないが、私はもうティダン神殿を離れるつもりでな」
デルタ:「あら」
ヴァルドー:「ま、そりゃそうなるか」
リク:「それが良いと思います」
ティダン神官『ミーナ』:「2度も遺跡封鎖に失敗したのだ、次こそ危険な遺跡に送られるだろうさ」
ヴァルドー:からりと受け入れる
ティダン神官『ミーナ』:「だが、個人的なツテをあたってみるよ」
ヴァルドー:「ははは、災難だったな!」片方は私たちである
リク:「死骸区からは離れるのですか?」
ティダン神官『ミーナ』:「いや、これで良かったのかもしれない」>ヴァルドー
ティダン神官『ミーナ』:「まだ離れない。"下からの改革"は無理だと悟ったからな」
リク:「?」
ヴァルドー:「おーおー、何が起こるかビビっちまうぜ」
ティダン神官『ミーナ』:「下っ端は永遠に使い捨てにされる。ならば」
ティダン神官『ミーナ』:「……直接頭を狩るしかないだろう?」
デルタ:「わあ」
リク:「それって……?」
ヴァルドー:ククッ、と喉を鳴らす
ヴァルドー:「なら派手な祭りを期待しとくとするさ、じゃあな」
ポッケ:「ボクは聞かなかったことにするよ~」耳を伏せる
ティダン神官『ミーナ』:「まあ、しばらくは雌伏するがね」
ティダン神官『ミーナ』:「……話しすぎたな。まあいい、じゃあな」
ティダン神官『ミーナ』:ミーナは東の扉へと去っていった
リク:「お元気で」
デルタ:「……あんまり無茶は、しないでくださいね?」最後に彼女の頭を撫でた。
ティダン神官『ミーナ』:デルタに微笑み、背を向けて歩き出した
リク:「僕たちも帰りましょうか。正直もうクタクタです」
ヴァルドー:「まったくだ」
デルタ:「ですねぇ」
ポッケ:「長い一日だったねぇ」
ヴァルドー:「しっかし、他の扉に行きゃどっか繋がってんのかねぇここ……」
ヴァルドー:とぼやきながら帰路につく
デルタ:「また来てみます?」
ポッケ:「それはまた次回のお楽しみかな」
リク:「どうでしょう、"目をつけられてしまった"わけですから……」
ヴァルドー:「ありっちゃありだが、ティダンにもミルタバルにも抑えられてっからなーここ」
リク:「次回のことはまた次回考えることにして……」
ヴァルドー:「ま、もっかい覗いてダメならそん時はそん時だ」
GM:――そんな事を話しながら、きみたちは帰路についた
おたのしみ
GM:【赤錆亭】
GM:きみたちは無事に赤錆亭に帰りついた
赤錆亭の店主『ザカーリバ』:「……ン、戻ったか」
ヴァルドー:「よーぅ!無事に帰ったぜー」
リク:「た、只今戻りました……」ヴァルドーの後ろからおずおずと会釈
娼婦の『レベッカ』:「おかえりー」
ポッケ:「たっだいま~」
娼婦の『レベッカ』:「……って、皆結構ボロボロじゃん?」
デルタ:「…ん」最後尾から入ってくる
娼婦の『レベッカ』:「っていうか緑の匂いがすごい!」
ヴァルドー:「クソ見てぇな魔動機が毒ガス投げてきたんだよ」
ポッケ:「いやぁ、大変だったんだよ~。あ、お土産のリンゴ食べる?」
デルタ:「なかなか難敵だった」
リク:「ぃ、色々とありまして……」きゅぅ、とヴァルドーの陰に隠れる。レベッカが目に毒だ……
娼婦の『レベッカ』:「リンゴ!? 食べるー!」
赤錆亭の店主『ザカーリバ』:「ガハハ、厄介なのに当たったなァ」
リク:じゃあその間に素材振るか
ポッケ:「ラズベリーもあるよ~」ごそごそと戦利品を広げていく
ヴァルドー:「へっ、その分実入りはばっちりだっての」
リク:3体分かな
ヴァルドー:「あ、そうだアレも仕分けとけよリク」
GM:・デスソード
自動:さびた剣(50G/黒白B)、剣の欠片×2
2~10:なし
11~:美しい装飾の柄(600G/白A)
ポッケ:欠片じゃん、ありがて~
デルタ:欠片持ちだったんだ
GM:・スケルトン
2~8:頑丈な骨(30G/赤B)
9:魔力を帯びた骨(250G/金赤A)
GM:デスソード×2、スケルトン1でございます
リク:3 2d6+1
<BCDice:リク>:DiceBot : #1 (2D6+1) → 6[2,4]+1 → 7
#2 (2D6+1) → 10[5,5]+1 → 11
#3 (2D6+1) → 9[4,5]+1 → 10
ヴァルドー:なかなか
赤錆亭の店主『ザカーリバ』:「ほぉ?」 ザックは面白そうにきみたちを見ている
デルタ:惜しいね
デルタ:けど魔力骨2は強い
ヴァルドー:「どうだ、売れそうな骨あっか?」
リク:あ、順番書いてなかったけど
リク:上から想定だった
GM:OK!
GM:美しい装飾の柄(600G/白A)、魔力を帯びた骨(250G/金赤A) かな
リク:ワオ
デルタ:「まさか遺跡の中に果樹園があるとはな…」
ポッケ:すげー!
デルタ:お、柄まで届いた
ヴァルドー:いいね!
リク:「あ、これは高く売れそう……」ほくほく
ヴァルドー:「邪魔なのは外に捨てとこうぜ」
赤錆亭の店主『ザカーリバ』:「なンだ、アンデッドまで出たのか」 骨を見つつ
リク:「こっちの骨も状態が良いな……もう一つは粉々だけど……」眼鏡をかけながらぶつぶつと呟いている
リク:「ひゃあ!?アッハイ」突然のザックに驚き飛び上がる
ヴァルドー:「そうだよ、間抜けにも遺跡で閉じ込められてやがった」
赤錆亭の店主『ザカーリバ』:「ほぉ……んで、お前らは脱出出来たと」
リク:「ソ……ソウデス」
赤錆亭の店主『ザカーリバ』:「ガハハ、そいつらの仲間入りしなくて良かったな!」
ヴァルドー:「ははっ、全くだぜ!」
デルタ:「…」深く頷く
ポッケ:「まぁ、僕のアンロックがあればどんな扉もちょちょいのチョイってね」
リク:「こ、怖いこと言わないでください……」
娼婦の『レベッカ』:「ポッケすごーい♡」 ポッケを抱きとめ、その首筋を撫でた
ポッケ:「あぁ~!1時間コースおねがいしまぁぁぁす!」
リク:「ポッケさんはすごかったでs……うひゃぁ……」両手で目を覆った
ポッケ:「分配は任せたよぉ~!」
娼婦の『レベッカ』:「まいど~♡」
ヴァルドー:「あいよ、ちゃんと山分けだから安心しとけー」
デルタ:「…」呆れながら見送る。
ポッケ:フンフンと鼻息を荒くしつつ2階へ消えていく
娼婦の『レベッカ』:レベッカはポッケの頚動脈を圧迫しては離しを繰り返しながら、2階へと向かった
デルタ:「……お前たちは今日は大丈夫なのか?」リクとヴァルドーを見る
リク:「えっ!?だだだだ大丈夫って何がですか」
ポッケ:ポッケから連想するのやめてあげてよぉ
リク:ぶんぶんと両手を振る
GM:草
ヴァルドー:「あぁ、リクの飯のことだろ?」
デルタ:「……飯?」
リク:「そ、そう、そうです。誤解のないように言っておきますが」
ヴァルドー:「あん?そうだよ、こいつアルヴだからな」
リク:「僕たちアルヴは他者のマナを糧にしないと生きられなくてですね」
リク:「だから、あの行為も決して疚しいものではなく……」
デルタ:「……噂には聞いたことはあったが……」
ヴァルドー:「そうそう、だからアタシの汗舐めてんだよ」
リク:「ちょ……!?」
デルタ:「……」(それはやましいのでは?)
赤錆亭の店主『ザカーリバ』:(それはやましいのでは?)
ヴァルドー:「そういや今日もからっきしだろ?行っとくか」ひょい、と抱え上げる
ポッケ:(それはやましいのでは?)
デルタ:念が送られてきてる
リク:「そ、そういう特殊な趣味とかではなく……マナを吸う際に相手を傷つけなくて済むようにと考案した結果で……ヴァルドー!?」
ポッケ:やましさに敏感なポッケ
ヴァルドー:そのまま2階へ……「あー、そうだデルタ」
デルタ:(私は別にやましくても、いいと思うけど!)心の中でサムズアップ
娼婦の『レベッカ』:< あら、お腹をかじられようって時によそ見? (2階からの声)
デルタ:「……なんだ」
ヴァルドー:「助けてくれてあんがとよ、色々すっきりしたわ」ミーナのことだ
娼婦の『レベッカ』:< いい度胸してるわねウサギちゃん……(かぷかぷ)
リク:「(ァ……もうダメだって……言ったのにィ……ンぅぅ……)」可能な限り二人の会話を邪魔しないよう、無言で悶えている
ポッケ:「アァーッ!!」2階から響く絶叫
デルタ:「……自分にとっては、当たり前のことをしたまでだ……だが」
「それが、お前にとって良かったのなら…礼は受け取っておこう」
ヴァルドー:「おうよ、じゃあまたあとでなー」
ヴァルドー:ずんずんと2階に上がっていく、振動でリクが肌に押し付けられたでしょう
デルタ:「仕分けと管理はしておこう」
リク:「もぅ……僕ぅ……!」遠くからか細くくぐもった悲鳴が聞こえた
ポッケ:いつも苦労を掛けるな…
ヴァルドー:助かるぞ……デルタ……
デルタ:状況としては前回と同じなのだが、どこか楽し気にデルタは戦利品の仕分けを始めたのであった。
赤錆亭の店主『ザカーリバ』:「……」
デルタ:「…あ、そうだ。エールをくれ」
赤錆亭の店主『ザカーリバ』:「……あいよ」 どん、とエールを置いた
デルタ:「どうも」銀貨を置く「…どうした、ザック」
赤錆亭の店主『ザカーリバ』:ザックは兜の奥で、思い思いに余韻を楽しむ君たちを眩しそうに眺めているようだった
赤錆亭の店主『ザカーリバ』:「なんでもねェよ。……いや」
赤錆亭の店主『ザカーリバ』:「珍しいモン持ってるじゃねェか」
赤錆亭の店主『ザカーリバ』:ザックはディストーターを指差す
赤錆亭の店主『ザカーリバ』:「それ、俺に売れ」
ポッケ:なんたる横暴!
ヴァルドー:1万だぞ!
リク:2万ガメルです!!!(迫真)
ポッケ:やめろリク!死ぬぞ!
赤錆亭の店主『ザカーリバ』:「10000Gありゃ足りるか?」 大きなタルを蹴り壊し、中から金貨袋を取り出した
デルタ:「……」首をかしげる「かまわないが…ダンジョンでも作る気なのか?」
デルタ:(確か10000Gぐらいって言ってたなぁ)
赤錆亭の店主『ザカーリバ』:「ツケを払わんバカをいちいち殺してたら床掃除が大変だからな」
赤錆亭の店主『ザカーリバ』:「バカを閉じ込める部屋を作るのさ」
赤錆亭の店主『ザカーリバ』:「中で奴隷労働させる」
リク:草
デルタ:「…………なる、ほど」
デルタ:とりあえず契約は成立したのであった。
赤錆亭の店主『ザカーリバ』:「あんがとよ! ガハハ、これでバカを捕まえりゃ無限にカネが生み出される!」
赤錆亭の店主『ザカーリバ』:「10000Gなんて安いもんだぜ! ガーッハッハッハッハ!」
GM:――ザックの高笑いが、赤錆亭に響く。
GM:2階からはポッケの嬌声が響く。
GM:最悪の協奏曲をBGMに、今回のトレジャーハントは幕を閉じたのであった――
GM:SW2.5ミニキャンペーン トレハン(仮)
第二話『箱庭の中で』
GM:以上で終了となります。
GM:オツカレサマドスエ!
ヴァルドー:オツカレサマドスエ!
ポッケ:オツカレサマドスエ!
デルタ:オツカレサマドスエ!
リク:オツカレサマドスエ!
GM:【カネ勘定】
強靭なつる(300G/緑A)、魔動部品(300G/黒白A)×2
美しい装飾の柄(600G/白A)、魔力を帯びた骨(250G/金赤A)
さびた剣(50G/黒白B)×2、エロ水(100G)×4、熱狂の酒(490G)
現金500G
魔剣『ディストーター』(10000G)
合計 13,240G
4等分で3,310G(端数切り上げ)
GM:【経験点】
討伐・やり過ごし: デスソードLv4×2、スケルトンアーチャーLv4×1、バルバLv4×2、メリアミスルトゥLv6×1
GM:小計 260点
基本経験点 2500
合計 2760点
GM:※カネ勘定修正しました。ひとり3310Gです